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新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 関連文献

当ページでは、「医中誌Web 」に収録された新型コロナウイルス関連の文献情報から、下記の項目ごとに、医中誌Webへの収録における最新10件を公開しております。医中誌Webの更新に合わせて、当ページの内容も月2回更新されます。

2022年6月16日更新

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診療ガイドライン情報データベース

症例報告

医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
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著者収載誌/巻号頁発行年月
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W513400005<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
Remdesivir administration for Japanese COVID-19 patients undergoing maintenance hemodialysis: a retrospective observation with six case reports(和訳中)
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医中誌Web
著者Ito Jun(Kidney Center, Division of Nephrology and Diabetes, Tokai University Oiso Hospital)ほか収載誌/巻号頁Renal Replacement Therapy (2059-1381)/8巻 p.1 of 9-9 of 9発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W513370001<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
Compassion fatigue in a health care worker treating COVID-19 patients: a case report(和訳中)
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医中誌Web
著者Nishihara Tomoe(Department of Psychosomatic Medicine, National Hospital Organization Fukuoka Higashi Medical Center)ほか収載誌/巻号頁Biopsychosocial Medicine (1751-0759)/16巻 p.1 of 6-6 of 6発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W513220010<Pre 医中誌>】(原著論文)
帝王切開後に子宮内感染を認めた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)肺炎妊婦の1例
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の産後合併症への影響は報告が少なく、不明な点が多い。今回帝王切開後に子宮内感染を認めたCOVID-19肺炎妊婦の1例を経験した。患者は24歳1妊0産、妊娠37週4日、骨盤位のため選択的帝王切開目的に入院し、発熱と咽頭痛を認め、SARS-CoV-2 PCR検査は陽性であった。呼吸状態が増悪し、同日緊急帝王切開術を施行した。術後1日よりコルチコステロイド投与を開始した。術後5日にレムデシビル投与を追加し、術後15日で回復に至り退院した。退院翌日より発熱し、術後17日に救急外来を受診した。造影CT上、子宮内および縫合部に膿貯留を認め、帝王切開後子宮内感染の診断で入院管理とした。広域抗菌薬投与を開始し、術後18日に開腹および経腟的ドレナージを施行した。ドレナージ後も発熱が持続し治療に苦慮したが、臨床症状の改善が見られ、ドレナージ後11日に退院した。本症例のように、帝王切開直後よりCOVID-19肺炎に対し治療を行っている場合は、子宮内感染が顕在化しにくい可能性を考慮し、経時的評価を行うことが望ましい。(著者抄録)
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医中誌Web
著者継松 方良(東京都立大塚病院 産婦人科)ほか収載誌/巻号頁東京産科婦人科学会会誌 (2186-0599)/71巻2号 p.217-221発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W510420005<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナ感染症(COVID-19)による急性心筋炎の一例
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医中誌Web
著者大塚 健太(苫小牧市立総合病院)ほか収載誌/巻号頁苫小牧市立病院医誌 (0913-9168)/25巻1号 p.24-27発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W502570006<Pre 医中誌>】(原著論文)
COVID-19回復後、遅発性に呼吸不全、ARDSを認めた1症例
抄録
Coronavirus disease 2019(COVID-19)回復後の、遅発性の呼吸不全の報告は少ない。われわれは、COVID-19中等症回復後にARDSを呈し呼吸不全に至った症例を経験したので報告する。症例は、60歳、男性。COVID-19と診断され酸素、デキサメタゾン投与を受け回復し、発症後21日目に一旦退院したが、退院9日後(発症後30日目)に呼吸不全のため再入院し、ICU入室、人工呼吸を要した。COVID-19発症から1ヵ月を経て肺炎、ARDSの像を呈し、遅発性に呼吸不全を来す症例が存在し、注意を要する。(著者抄録)
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医中誌Web
著者濱田 暁(高知県・高知市病院企業団立高知医療センター 麻酔・集中治療科)ほか収載誌/巻号頁ICUとCCU (0389-1194)/46巻3号 p.169-173発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W502490357<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナワクチン接種後に成人発症スティル病症状を呈した一例
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医中誌Web
著者三嶋 耕司(松山赤十字病院)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.160発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W502490330<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス慢性持続感染に対して抗体療法が奏功した免疫不全患者の一症例
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医中誌Web
著者吉川 理子(国家公務員共済組合連合会三宿病院 呼吸器科)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.153発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W502490292<Pre 医中誌>】(会議録)
Novel coronavirus disease 2019(COVID-19)に侵襲性肺アスペルギルス症を合併し病理解剖を行った一例
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医中誌Web
著者宮田 順之(横浜市立市民病院 感染症内科)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.143発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W502490288<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルスワクチン接種後に間質性肺炎で死亡した一例
リンク情報
医中誌Web
著者吉村 幸浩(横浜市立市民病院 感染症内科)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.142発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W502490284<Pre 医中誌>】(会議録)
重症COVID-19の挿管管理後、退院後に気道狭窄と周囲膿瘍をきたした一例
リンク情報
医中誌Web
著者福島 絢奈(東京医科大学病院 感染制御部・感染症科)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.141発行年月2022.03

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ワクチンに関する文献

医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
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著者収載誌/巻号頁発行年月
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W517110001<Pre 医中誌>】(原著論文)
当院における新型コロナウイルス感染症ワクチン(コミナティ)3回目接種後の副反応のまとめ 1、2回目と比較して
抄録
当院における新型コロナウイルス感染症ワクチン(BNT162b2:コミナティ、ファイザー社-BioNTech SE社)の3回目接種の副反応を報告する。250人の接種者が解析対象となった。体温と全身性反応(倦怠感、頭痛、鼻水)、接種部位の局所反応(疼痛、熱感、腫脹、発赤、硬結、かゆみ)を評価した。男性53人(21.2%)で、年齢中央値は43歳であった。接種後アナフィラキシーを発症したものはいなかった。副反応発現率は、発熱40.4%、倦怠感70.4%、頭痛58.8%、接種部位の疼痛94.0%であった。女性に、頭痛と接種部位の発赤、かゆみが多かった。50歳未満の接種者に倦怠感、頭痛が多かった。1、2回目接種との比較では、全身性反応の発現頻度では差はなかったが、局所反応である熱感、腫脹、発赤、かゆみは有意に3回目で多かった。症状に対して鎮痛薬の内服を要したものは112人(44.8%)であり、また、症状のために病休したものは14人(5.6%)であった。本ワクチンの3回目接種の副反応は2回目接種とほぼ同等で鎮痛薬の投与で対処可能でありCOVID-19感染症対策には有効と考えられた。(著者抄録)
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医中誌Web
著者岡田 晋一(国立病院機構米子医療センター)ほか収載誌/巻号頁新薬と臨牀 (0559-8672)/71巻5号 p.499-508発行年月2022.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W517060001<Pre 医中誌>】(原著論文)
BNT162b2-mRNAワクチン接種者における抗体価に影響を与える因子の検討(第一報)
抄録
目的:スパイクタンパク質(SP)抗体の推移を観察し影響を与える因子を明らかにすること。3回目ワクチン接種の必要性を明らかにすること。対象・方法:ワクチンを2回接種した115名の血清を用いSP抗体を測定し、時間経過による変動を観察すると共に基本属性、生活習慣、副反応との関連性を検討した。通常ワクチン接種者とヌクレオカプシドタンパク質(NP)抗体陽性者、接種間隔延長者のSP抗体数値を比較検討した。結果・考察:SP抗体は接種1回目11日迄全て陰性、12〜17日迄の陽性率は85%、18日以降100%であった。SP-IgGは経時的に有意に減少した。SP抗体は年齢、喫煙、全身症状を伴う副反応で有意差を認め免疫応答に関与すると考えられた。接種間隔延長者ではSP抗体は上昇し、接種間隔が延長すると強い二次免疫応答が得られると考えられた。結語:年齢、喫煙、全身症状を伴う副反応、接種間隔、個人差の免疫応答力によってSP抗体価が影響を受け、SP-IgGの低下から3回目接種の検討が必要となると思われた。(著者抄録)
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医中誌Web
著者松本 晋(北光会朝里中央病院 検査課)ほか収載誌/巻号頁北臨技会誌/20巻1号 p.2-8発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W516200003<Pre 医中誌>】(解説)
【新型コロナウイルス感染症:対策の課題と今後の展望】PMDAでの緊急時の診断・治療手段・ワクチン規制の対応
抄録
PMDAでは、COVID-19関連の診断・治療・予防を目的とした様々な製品の審査を行っていたほか、開発早期からの企業・アカデミアからの相談に対応するなど、製品開発にも積極的に対応してきた。緊急事態下においても、様々な制約の中でリモート化などの工夫をしながら業務に遅れが出ないよう対応し、米国で2020年5月1日に緊急許可制度(EUA)で流通開始された治療薬「レムデシビル」が日本でも5月7日に特例承認された。また、医療現場での不足やニーズに対応した人工呼吸器の審査や、PCRの検査態勢の充実に対応するべく、PCR検査キット等の審査が進んでいった。また、PMDAは海外規制当局とも連携し、ワクチン評価の考え方を2020年9月2日に公表し、外国開発のワクチンの国内治験を含む国内申請準備が進んだ。米国で緊急許可されたファイザー社のワクチンの申請が2020年12月になされ、2021年2月14日に特例承認され、供給され、その後も5月に2つのワクチンが承認された。ワクチン発売後からの膨大な副反応疑い報告の受付も対応している。また、アビガン錠200mgの適応拡大の審査は、「単盲検試験」結果の臨床的意義が論点となり、2020年12月に継続審議となった。(著者抄録)
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者佐藤 大作(厚生労働省 医薬・生活衛生局 監視指導・麻薬対策課)収載誌/巻号頁医療と社会 (0916-9202)/32巻1号 p.37-49発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W516100005<Pre 医中誌>】(原著論文)
武田モデルナ社製ワクチン(COVID-19 Vaccine Moderna)の接種による抗体産生と接種時・接種後の生体反応について
抄録
当院にて実施した計2回の武田モデルナ社製ワクチン(COVID-19ワクチン モデルナ)の職域接種者の中から、本研究の趣旨に賛同した30名の被接種者に対し、接種前後にアンケートと抗体定性検査(イムノクロマト法)を実施し、出現した抗体と接種時と接種後に生じた生体反応について調査した。その結果、モデルナ社ワクチンの1回目接種後15名(50%)に全身症状を認めたが、2回目の接種後には28名(93%)に全身症状が出現した。発熱症状(37℃以上)では1回目接種後の6名(20%)に対し2回目接種後は26名(87%)と4倍以上に増加し、38℃以上の発熱を訴えた被接種者は1回目接種後の3名(10%)に対し2回目接種後では20名(67%)と著増した。抗体定性検査の結果でも2回目接種前にはすでにIgG抗体が28名(93%)に検出されており、2回目接種後の3回目採血では30名(100%)にIgG抗体が検出された。(著者抄録)
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医中誌Web
著者戸根 千枝(明和病院 臨床検査部)ほか収載誌/巻号頁医療と検査機器・試薬 (1347-0434)/45巻2号 p.83-92発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W513560008<Pre 医中誌>】(原著論文)
高齢血液透析患者に対するBNT162b2ブースター接種の中和抗体産生効果
抄録
当院付設の老健施設入居中の高齢血液透析患者20名(平均年齢84.0歳)と、健常人スタッフ160名へのBNT162b2(Pfizer/BioNTech)の2回接種を2021年4月から開始し、12月にはこれらへ3回目のブースター接種を終え、経時的に血清中和抗体レベルを追った。1回目接種後3週の陽転化つまり中和抗体1.0U/mL以上の率は、高齢血液透析患者では3例(15%)のみであり、健常人の98.7%を大きく下回った。2回接種後の平均抗体価は、高齢血液透析患者において3週・16週まで健常人スタッフより有意に低かったが、3回目のBNT162b2ブースター接種により健常人レベルまで上昇した。高齢血液透析患者数が少なく、結論づけることは難しいが、ブースター接種のメカニズムは初回(2回)接種と異なるのかも知れない。今後もオミクロン株など新たな変異株の出現は確実であり、高齢者や透析患者のように重症化リスクの高い群においては、ブースター接種の持つ意義は大きいと考える。(著者抄録)
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医中誌Web
著者中村 麻美(長崎腎病院)ほか収載誌/巻号頁日本透析医会雑誌 (0914-7136)/37巻1号 p.64-68発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W512400008<Pre 医中誌>】(解説)
【TVF】新型コロナmRNA、ウイルスベクターワクチン 今更、他人に聞けないけど
抄録
2020年12月にファイザー社のmRNAワクチンの緊急時使用が米国で承認され、次いでモデルナ社のmRNAワクチン、mRNA以外にもアストラゼネカ社のチンパンジーアデノウイルスベクターワクチンも承認された。従来型の全粒子不活化ワクチンや精製蛋白とは異なり、細胞を使ってウイルスを増殖させたり蛋白を発現させ精製する工程がないことから短時間に開発できる利点がある。一方、今までヒトにひろく使われた経験もないためワクチンに対する誤解もうまれてくる。mRNA、ウイルスベクターワクチンが誕生するまでの歴史、性状、免疫応答のメカニズムについて理解の手助けとなるべく概説する。(著者抄録)
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医中誌Web
著者中山 哲夫(北里大学 大村智記念研究所)収載誌/巻号頁バムサジャーナル (2185-9361)/34巻2号 p.111-117発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W511570001<Pre 医中誌>】(解説)
医療ルネッサンス ワクチンの追加接種を終えた人は、過度にコロナを恐れず感染対策を講じつつ日常生活を続けるべきだ
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医中誌Web
著者上 昌広(医療ガバナンス研究所)収載誌/巻号頁ライフライン21がんの先進医療/45巻 p.12-13発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W511420014<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナワクチン接種による腋窩リンパ節、三角筋のFDG集積 多変量解析でわかったこと
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医中誌Web
著者窪田 和雄(総合南東北病院 放射線科)ほか収載誌/巻号頁核医学 (0022-7854)/59巻1号 p.21発行年月2022.
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W510510021<Pre 医中誌>】(会議録)
当院における新型コロナワクチン接種後のPET-CT検査の経験
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医中誌Web
著者加藤 誠也(岐阜市民病院 中央放射線部)収載誌/巻号頁Gifu Journal of Radiological Technologists (1345-9767)/97巻 p.16発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W510220005<Pre 医中誌>】(解説)
【信頼確保と法令順守】(第3章)COVID-19ワクチンの現況とバイオ医薬品の連続生産 バイオ医薬品連続生産の実践とその課題
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医中誌Web
著者伊藤 隆夫(メルク・ジャパン)ほか収載誌/巻号頁PHARM TECH JAPAN (0910-4739)/38巻7号 p.1025-1030発行年月2022.04

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診断・検査に関する文献

医中誌Web文献番号/論文種類
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著者収載誌/巻号頁発行年月
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W516240014<Pre 医中誌>】(解説)
【US Today 2022超音波検査・診断最前線 POCUSの最新動向を中心に】POCUSの技術と臨床の最新動向 遠隔超音波教育の可能性
抄録
超音波機器の発達により、臨床の現場においてその利用が広く普及してきた。特に、臨床医が超音波を利用して診断と治療を迅速に行うpoint-of-care ultrasound(以下、POCUS)が、救急医や集中治療医にとって習得すべきものとなり、その知識や技術に関する教育方法として、これまでは対面による講習会などが行われてきた。しかし、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)流行により、感染予防の観点からこれまでのようにある程度の人数の受講者が1ヶ所に集まり、ある程度の長い時間の講義と実技を行い知識と技術を学ぶという形式での講習会の開催が難しい状況となった。一方で、"Zoom"などのオンライン会議システムが普及し、学会や会議などがオンライン上で開催されることが多くなった。オンライン上で開催されることで、感染予防のためのいわゆるソーシャルディスタンスが確保でき、また、地域から地域への移動を行わずとも参加することができるようになった。さまざまな領域におけるハンズオントレーニングに関しても、感染流行により開催が控えられてきたが、こうしたオンラインツールを利用した開催が徐々になされるようになってきた。超音波教育におけるハンズオントレーニングに関しては、講義についてはオンラインでのリアルタイムの開催やe-learningを利用した事前学習により、ある程度これまでと同様に行うことができるが、実技に関してはその開催方法や評価方法について試行錯誤しながら行われている。このたび、Zoomを利用したPOCUSの遠隔ハンズオントレーニングを開催したので、その準備、開催方法、問題点、受講者からの評価を共有する。(著者抄録)
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医中誌Web
著者方波見 謙一(北海道大学病院 救急科)収載誌/巻号頁INNERVISION (0913-8919)/37巻5号 p.50-53発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W516200003<Pre 医中誌>】(解説)
【新型コロナウイルス感染症:対策の課題と今後の展望】PMDAでの緊急時の診断・治療手段・ワクチン規制の対応
抄録
PMDAでは、COVID-19関連の診断・治療・予防を目的とした様々な製品の審査を行っていたほか、開発早期からの企業・アカデミアからの相談に対応するなど、製品開発にも積極的に対応してきた。緊急事態下においても、様々な制約の中でリモート化などの工夫をしながら業務に遅れが出ないよう対応し、米国で2020年5月1日に緊急許可制度(EUA)で流通開始された治療薬「レムデシビル」が日本でも5月7日に特例承認された。また、医療現場での不足やニーズに対応した人工呼吸器の審査や、PCRの検査態勢の充実に対応するべく、PCR検査キット等の審査が進んでいった。また、PMDAは海外規制当局とも連携し、ワクチン評価の考え方を2020年9月2日に公表し、外国開発のワクチンの国内治験を含む国内申請準備が進んだ。米国で緊急許可されたファイザー社のワクチンの申請が2020年12月になされ、2021年2月14日に特例承認され、供給され、その後も5月に2つのワクチンが承認された。ワクチン発売後からの膨大な副反応疑い報告の受付も対応している。また、アビガン錠200mgの適応拡大の審査は、「単盲検試験」結果の臨床的意義が論点となり、2020年12月に継続審議となった。(著者抄録)
リンク情報
医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者佐藤 大作(厚生労働省 医薬・生活衛生局 監視指導・麻薬対策課)収載誌/巻号頁医療と社会 (0916-9202)/32巻1号 p.37-49発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W516100010<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルス感染症の診断 地域の中核病院での対応例
リンク情報
医中誌Web
著者田邊 翔太(松江赤十字病院 救急総合診療科)ほか収載誌/巻号頁医療と検査機器・試薬 (1347-0434)/45巻2号 p.114-116発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W516010004<Pre 医中誌>】(解説)
臨床各科 難渋症例から学ぶ診療のエッセンス(File 138) 新型コロナウイルスIgM抗体陽性で診断に苦慮した粟粒結核
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医中誌Web
著者染川 弘平(横浜市立大学 大学院医学研究科呼吸器病学)ほか収載誌/巻号頁日本医事新報 (0385-9215)/5116号 p.10-11発行年月2022.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W513530005<Pre 医中誌>】(原著論文)
藤沢市医師会PCRセンターでの新型コロナウイルス感染症動向報告
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により藤沢市医師会では、PCRセンターを設立し、2020年4月28日より運用が開始された。今回、これまで約1年半のPCRセンターでの感染動向等について検討した。計80医療機関より予約があった670件の患者に対してPCR検査を実施した。月別陽性率は、流行の波と共に変動し、藤沢市の陽性率の統計とおおむね同様の推移を示した。この間の総陽性数は51件であり、全体の陽性率は7.6%であった。陽性患者の自覚症状は、これまでの報告と同様の症状が認められた。特に一般の感冒では見られない味覚障害・嗅覚障害や下痢などの消化器症状を患者の一部に認めており、注意すべき症状と考えられた。また医師会休日夜間診療所発熱外来において、抗原定性検査が陰性であったが、COVID-19が疑われPCR検査を実施した115人のうち、陽性を8人、7.0%に認めた。PCRセンターは、市内医療機関から紹介された多くのCOVID-19疑い患者に対しPCR検査を実施し診断に繋げており、地域医療を支える一助となった。(著者抄録)
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医中誌Web
著者後藤 秀人ほか収載誌/巻号頁藤沢市内科医学会雑誌 (2185-2812)/33号 p.36-40発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W513530003<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)における臨床検査の役割
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医中誌Web
著者清水 博之(藤沢市民病院 臨床検査科)収載誌/巻号頁藤沢市内科医学会雑誌 (2185-2812)/33号 p.28-31発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W512130010<Pre 医中誌>】(解説)
【ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)の病態・診断・治療】COVID-19とHIT様病態
抄録
COVID-19における凝固異常はほかの凝固線溶異常との類似点もあれば相違点もみられる独特な病態だが、HIT様病態ともいえる臨床像を呈する場合もある。COVID-19における血栓形成とHITはともにさまざまな機序が関与する病態である。酸素投与を要するCOVID-19症例には抗凝固薬の予防的投与が推奨されるが、それでも血栓を発症する症例があるなど課題もあり、エビデンスの集積が求められる。一方でヘパリン投与中に血栓症を発症した場合にはHITの合併も考慮される。COVID-19症例でHIT抗体の検出報告はあるが、血小板活性化能を有する抗体の検出はごくまれであり病的意義は定かでない。今後の症例集積とともに、HIT様病態を理解することがCOVID-19の凝固異常の病態理解の一助になるかもしれない。(著者抄録)
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医中誌Web
著者川田 大介(東京医科歯科大学 膠原病・リウマチ内科)ほか収載誌/巻号頁炎症と免疫 (0918-8371)/30巻3号 p.248-253発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W510510021<Pre 医中誌>】(会議録)
当院における新型コロナワクチン接種後のPET-CT検査の経験
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医中誌Web
著者加藤 誠也(岐阜市民病院 中央放射線部)収載誌/巻号頁Gifu Journal of Radiological Technologists (1345-9767)/97巻 p.16発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W502490289<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウィルス(COVID-19)のリアルタイムPCRによるウィルス定量比較
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医中誌Web
著者井上 唯史(洛和会音羽病院 形成外科)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.143発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W502490268<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病棟担当職員のスパイク抗体定量検査による感染対策
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医中誌Web
著者金尾 浩一郎(住友別子病院)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.137発行年月2022.03

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PCR検査に関する文献

医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
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著者収載誌/巻号頁発行年月
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022155833】(会議録)
整形外科待機手術を安全に行うための自己隔離と術前PCRを組み合わせた術前COVID-19スクリーニング
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医中誌Web
著者西谷 江平(京都大学 整形外科)ほか収載誌/巻号頁中部日本整形外科災害外科学会雑誌 (0008-9443)/65巻65 p.100発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022154964】(解説)
【新型コロナウイルス対策-2020年からの振り返りと今後】研究部における新型コロナウイルス対策 PCR検査の構築
抄録
2020年1月16日に日本で初めて新型コロナウイルス感染者が確認されてから1年半が経過した。近代化された社会にも関わらずみるみる感染が拡大し、世界中がパニックに陥った。当院も例外ではなく、手指消毒、三密回避や飲食を伴う会合の自粛、移動の制限などを徹底してきた。感染対策が確実に行われたことにより院内でクラスターの発生もなく現在に至っている。遺伝子検査室では第1波がピークアウトする頃、既存のPCR装置を用いて新型コロナウイルスの検出(検査)を可能とし、2020年5月より術前患者を対象に検査を開始した。また、全自動遺伝子解析装置の導入により、2020年10月から疑似症患者を対象にPCR検査の24時間受付を開始した。院内外の新型コロナウイルス感染症の状況にこれまで何とか対応することができていると思われる。今回ほどPCR検査の必要性を言われたことはなく、不足する遺伝子検査の要員の育成が急務であると痛感した。(著者抄録)
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医中誌Web
著者川崎 隆(新潟県立がんセンター新潟病院 研究部)ほか収載誌/巻号頁県立がんセンター新潟病院医誌 (0549-4788)/60巻2号 p.80-89発行年月2022.02
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022154885】(解説)(英語)
長岡中央病院病理部遺伝子検査室における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)PCR検査のコンタミネーションの経験
抄録
2021年8月に遺伝子検査室における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)PCR検査のコンタミネーションを経験した。試薬調整作業台と陽性対照・検体混入作業台の区分が不完全でクロスコンタミネーションを来したこと、手技の不手際、施設・装置・備品の3S不良等が原因と考えられた。ISO15189;2012是正措置要求に基づく対処により、3ヵ月後に現状に復帰できた。この是正措置作業を通して、日常業務に有効なチュックリストを作成した。関連施設の指導に感謝し、品質マネジメントシステムに基づく対処の有効性が確認された。(著者抄録)
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医中誌Web
著者五十嵐 俊彦(長岡中央病院 病理部)ほか収載誌/巻号頁新潟県厚生連医誌/31巻1号 p.40-41発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022154884】(原著論文)(英語)
2021年4月26日より8月31日までの当施設検査室依頼PCR検査に関して、新型コロナ感染症のウイルス亜型の変異に関する検討
抄録
2021/4/26より8/31までにJA新潟県厚生連長岡中央綜合病院遺伝子検査室に提出された鼻咽頭擦過検体によるCOVID-19のSARS-CoV-2(coronavirus)by Reverse Transcription Polymerase Chain Reaction(RT-PCR)遺伝子診断陽性例23症例に関して、遺伝子変異型について検討した。変異の優位亜型は武漢型→α型→β/γ型→δ型と変遷し、国内での流行に一致した。追記:2021年11月24日に、南アフリカ共和国において確認されたコロナウイルスのオミクロン変異株が、2021年12月以降に日本に波及し、第6波の流行となった。2021年12月1日より2022年2月10までに、当院検査室でコロナ感染陽性と診断された11症例の鼻咽頭擦過検体PCR検査により、オミクロン変異株を検討した。オミクロン変異株罹患の同定は、タカラ社のオミクロン変異primer/probe G339DとE484Aの試薬を使用した。オミクロン陽性例は10例(91%)で、8例がG339DとE484A両方に陽性で、1例はG339Dのみ陽性、1例はE484Aのみ陽性であった。オミクロン陰性の1例はデルタ変異株(同社L452R変異試薬陽性)であった。前編第5波でデルタ株が優位に変遷したことを説明したが、直近第6波においてオミクロン株が優位であることが確認された。(著者抄録)
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医中誌Web
著者五十嵐 俊彦(新潟県厚生農業協同組合連合会長岡中央綜合病院 病理部)収載誌/巻号頁新潟県厚生連医誌/31巻1号 p.38-39発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022154882】(原著論文)(英語)
コロナウイルス病2019(COVID-19)の重症急性呼吸症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)診断のための鼻咽頭擦過標本を使用したリアルタイム・ワンステップ逆転写酵素-ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)において、偽陰性を減少する為の40<Cq≦45症例の対応(Interpretation of borderline results with 4O<Cq±45 in real-time one-step reverse transcriptase-polymerase chain reaction (RT-PCR) for severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 (SARS-CoV-2) of coronavirus disease 2019 (COVID-19) used nasopharyngeal scraped specimens to decrease its false negativity)
抄録
コロナウイルス病2019(COVID-19)の重篤急性呼吸症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)診断のための鼻咽頭擦過標本を使用したリアルタイム・ワンステップ逆転写酵素-ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)において、保険収載の判定基準Cq≦40(注意:Cq=Ct、増殖曲線と閾値の交点でのPCRサイクル数)を満たせない40<Cq≦45の陰性症例を単純に陰性として放置すべきではない。検量線より、40<Cqにおいてウイルスが少数ながら認められることより、初回検査2日以降の再検査が望ましく、診断医への警告として増殖曲線図を追加添付することが有用である。(著者抄録)
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医中誌Web
著者五十嵐 俊彦(新潟県厚生農業協同組合連合会長岡中央綜合病院 病理部)収載誌/巻号頁新潟県厚生連医誌/31巻1号 p.34-35発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2022153316】(会議録)
施設における感染対策への医療的な取り組み 唾液PCR検査等の実施から
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医中誌Web
著者武内 昭子(東京聖新会)ほか収載誌/巻号頁東京都福祉保健医療学会抄録/17回 p.134-135発行年月2021.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022149090】(原著論文)
PCR検査用コンテナにおけるエアロゾル飛散シミュレーション
抄録
医療用コンテナ内のPCR検査室におけるCOVID-19の感染リスクの評価を目的とし、検査室内の気流と被検者の鼻から放出されるエアロゾル飛散のComputational Fluid Dynamics解析を行った。本研究では、東千葉メディカルセンターに設置されたコンテナ内のPCR検査室を、実際の設計図面をもとにモデル化した。コンテナ全体はシートシャッターにより、医師室、検査室(2.19×2.2×2.2m)、および待合室(1.45×2.2×2.2m)に仕切られている。PCR検査室の中央に配置した被検者、施検者の向きをA〜Dの4通りに変化させた。条件A、B、C、Dは、被検者から見て側壁に設置された排気口がそれぞれ右側、背面、左側、正面に位置する向きとなっている。条件A、B、C、Dでの解析時間180秒時の流線を上面から可視化した。その結果、検査室では被検者の鼻孔から流出する気流の影響により、医師室、待合室よりも高い気流速度の分布がみられた。また、A-Dいずれの条件においても、検査室から床部の隙間を通して医師室、待合室へ流出する流れは確認されず、医師室、待合室から検査室内に流入する流れのみが確認された。小さい粒子(1μm、10μm)の場合、条件Cにおいて他の条件より浮遊・付着する粒子の割合を低減させることができた。大きい粒子(80μm)の場合、浮遊・付着する粒子の割合に条件A-Dによる大きな変化はみられなかった。
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者小澤 祥(千葉大学 大学院工学研究院機械工学コース)ほか収載誌/巻号頁生体医工学 (1347-443X)/59巻6号 p.154-160発行年月2021.12
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【2022147678】(原著論文)
新型コロナウィルスPCR検査を受けた妊婦のPCRスクリーニング検査を受けたことで抱いた思いや気持ち
抄録
目的 本研究は,新型コロナウィルスPCRスクリーニング検査を受けた妊婦がこの検査を受けたことで抱いた思いや気持ちを明らかにすることを目的とした。対象と方法 研究対象者は,PCRスクリーニング検査を受けた妊婦のうち,結果が陰性だった120名とした。データはWEBフォームまたは質問紙への直接記入により回収した。調査内容は,PCRスクリーニング検査を受けると知った時の気持ち,検査の説明を聞いた時の思い,検査説明を聞く前後での検査に対する気持ちの変化,検査を受けるまでの気持ち,検査を受けてから結果が出るまでの気持ち,結果が出た後の気持ち,検査結果が陽性だった場合に分娩方法が変更になることに対する気持ち,PCRスクリーニング検査の実施が分娩施設選択の要因になるか否かについてである。選択肢での回答は集計し,自由記載内容は,記載されたそれぞれの文章の中から,類似した言葉を抽出し,言葉毎の記載人数をカウントした。結果 質問紙の配布数は120,有効回答数は92であった。対象者92名の年齢は,10代が1名,20代が21名,30代が63名,40代以上が7名であった。初産婦49名,経産婦43名であった。妊婦は,PCRスクリーニング検査を受けるまでの期間,「不安」「緊張」といったネガティブな感情を持っていた。そして,PCRの検査結果がでるまでの間,妊婦は陽性でないことを願う気持ちを抱えていた。結果が出た後は,「安心した」「ほっとした」というように安堵していた。加えて,更なる感染予防へ注意を払うことを感じていた。結論 多くの妊婦はPCR検査を希望し,説明に対しても納得しており,PCR検査を肯定的に受け止めていることがわかった。その一方で,検査結果が判明するまでの期間は心理的に落ち着かない状況にあり,結果が判明することによって安堵感を得ていた。(著者抄録)
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医中誌Web
Crossref
著者風間 仁美(東京北医療センター)ほか収載誌/巻号頁日本助産学会誌 (0917-6357)/35巻2号 p.187-195発行年月2021.12
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2022142032】(会議録)
新型コロナ(SARS-CoV-2PCR陽性)にて嗅覚障害が生じ後遺障害として当院来院7名の副鼻腔コーンビームCT
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医中誌Web
著者毛利 博久(吉誠会新宿耳鼻科)ほか収載誌/巻号頁日本鼻科学会会誌 (0910-9153)/60巻3号 p.396発行年月2021.09
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【2022141648】(原著論文)(英語)
小児におけるコロナウイルス感染症2019の臨床的特徴およびPCR陽性の予測因子(Clinical characteristics of pediatric coronavirus disease 2019 and predictors of polymerase chain reaction positivity)
抄録
2020年3月20日〜5月31日のCOVID-19確定患者176例(男児98例、中央値79ヵ月)、疑い患者228例(男児135例、中央値30.5ヵ月)のデータを後向きに検討した。また、確定患者を無症状・軽症群153例(男児86例、中央値72ヵ月)、重症・重篤群23例(男児12例、中央値147ヵ月)に分けて検討した。その結果、確定患者群では疑い患者群と比較して、入院時に症状を有する患者が少なかった(67.6対95.6%)。確定患者群の主な症状は咳嗽(44.9%)、発熱(38.1%)、咽頭痛(18.5%)、嗅覚・味覚喪失(12.7%)であった。確定患者の92.6%でCOVID-19患者との濃厚接触歴が確認された。ロジスティック回帰分析の結果、COVID-19陽性家族との濃厚接触および咽頭痛によりRT-PCRの陽性率は23.8倍、5.0倍に上昇した。38℃以上の発熱があれば陽性率は0.4倍に低下した。また、重症・重篤群では無症状・軽症群と比較してCRP、プロカルシトニン高値で、リンパ球減少症が多く認められた。23例中19例に胸部X線異常が認められた。そのうち15例に胸部CTを施行し、全例に異常が認められた。呼吸補助を要した症例は26.0%にとどまり、侵襲的換気を要した症例はなかった。以上から、COVID-19患者との接触歴および咽頭痛がRT-PCR陽性の最も重要な予測因子であることが示された。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Arslan Gazi(Division of Pediatric Intensive Care, Department of Pediatrics, Dokuz Eylul University School of Medicine)ほか収載誌/巻号頁Pediatrics International (1328-8067)/63巻9号 p.1055-1061発行年月2021.09

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治療に関する文献

医中誌Web文献番号/論文種類
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著者収載誌/巻号頁発行年月
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【2022156425】(解説)
【1型糖尿病-診療と研究の最前線】診療上の課題 COVID-19と1型糖尿病
抄録
糖尿病は特有の感染症の基礎疾患であり、肺炎などの重症化の危険因子である。大流行をきたしている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)では、糖尿病は感染リスクを上昇させる明確な証拠はないものの、COVID-19の重症化や死亡などの危険因子である。さらに入院前・入院時の高血糖がそれら重篤な転帰と相関することがわかっている。COVID-19発症後に糖尿病の発症が増加する疫学的報告があるが、メカニズムも含め、今後、慎重に検討されるべき課題である。(著者抄録)
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医中誌Web
著者大杉 満(国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター)収載誌/巻号頁医学のあゆみ (0039-2359)/281巻6号 p.653-657発行年月2022.05
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【2022155543】(解説)
【COVID-19ワクチンと血栓症】TTSの診断と治療
抄録
アストラゼネカ社のChAdOx1 nCoV-19ワクチン接種後に血小板減少を伴う血栓症を引き起こすリスクが高まることが、2021年4月以降に相次いで報告されるようになった。頻度は10万人あたり1人程度で比較的稀な副反応ではあるが、脳静脈洞など通常の静脈血栓症好発部位とは異なる部位に血栓症を引き起こし、死亡リスクが高い。わが国でも2021年8月3日以降、原則40歳以上の方を対象にChAdOx1 nCoV-19ワクチンを接種することが可能となったが、血小板減少症を伴う血栓症に対処すべく、日本脳卒中学会と日本血栓止血学会の2学会合同の診断と治療の手引きが公開されている。本稿では、手引きの重要なポイントをピックアップして解説する。(著者抄録)
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医中誌Web
著者伊藤 隆史(熊本大学 大学院生命科学研究部生体情報解析学講座)収載誌/巻号頁Cardio-Coagulation (2188-1332)/9巻1号 p.35-40発行年月2022.03
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【2022155346】(解説)
【関節リウマチの治療の現状と問題点】COVID-19治療中の関節リウマチ治療
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著者小宮 陽仁(東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科膠原病・リウマチ内科学分野)ほか収載誌/巻号頁リウマチ科 (0915-227X)/67巻4号 p.432-439発行年月2022.04
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論文タイトル
【2022155291】(原著論文)
COVID-19流行下での理学療法学生の就職活動状況
抄録
2020年度の一般企業による新規卒業者採用は、COVID-19感染拡大の影響を受け、採用時期が例年よりも遅かった。しかし、理学療法学生の就職活動状況に変化があったのかは不明である。そこで、学生の就職活動状況と養成校に届いた求人件数を2019年度と比較した。2019年度と2020年度に東北文化学園大学理学療法学専攻に4年次生として在籍し、アンケートに回答した95名のデータを分析した。2019年度、2020年度ともに95%以上の学生が医療機関から内定を得ていた。2020年度の内定月の最頻値は2019年度よりも1ヵ月遅く、第一希望施設から内定を得た学生割合も2020年度の方が少なかった。求人件数についても2020年度は、2019年度よりも約80件少なかった。内定時期が1ヵ月遅かったことと第一希望施設から内定を得られなかった学生が多かったことは、緊急事態宣言などの影響により早期に募集定員が満たされたことも原因と推察され、2020年度の就職活動状況は少なからずCOVID-19による影響を受けたと考えられる。(著者抄録)
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医中誌Web
機関リポジトリ(無料)
著者長井 真弓(東北文化学園大学 医療福祉学部リハビリテーション学科理学療法学専攻)ほか収載誌/巻号頁東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科紀要 (1349-7197)/18巻1号 p.33-39発行年月2022.03
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【2022155103】(解説)
自分自身が望む場所で生ききる 伊豆大島・岩手県・秋田県での経済産業省・総務省実証事業よりSMBGによる糖尿病インスリン治療患者の遠隔見守り、COVID-19対策など
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医中誌Web
著者高野 秀雄(高野クリニック)収載誌/巻号頁日本糖尿病情報学会誌 (2432-4043)/19巻 p.60-69発行年月2022.03
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【2022155072】(原著論文)
岡山県における作業療法士の認知症支援の現状と地域活動への参加状況に関する実態調査
抄録
本調査は岡山県の認知症支援に関する作業療法士の実態を把握することを目的とした。その結果、332名の作業療法士より回答を得た(回答率28.2%)。認知症支援に関する現状として、認知症支援に関する資格を取得している者は117名であり、取得理由は「自己研鑽」が最も多かった。また、認知症支援に関する地域活動へ参加している、もしくは参加したことがある者の合計は86名であり、その内容は認知症カフェが最も多かった。COVID-19による認知症支援に関して、状況の変化があったと答えた者は48名であり、変化の内容としては中止や開催頻度の減少と答えた者が最も多かった。本調査の結果を踏まえて、今後さらなる認知症支援に関する啓発、広報が必要であると考えられた。(著者抄録)
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医中誌Web
著者小池 康弘(川崎医療福祉大学 医療技術学部リハビリテーション学科)ほか収載誌/巻号頁作業療法おかやま (1340-2498)/31巻 p.48-55発行年月2022.03
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【2022155006】(解説)
ヨシコクリニック治験 コロナ感染者の治験
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医中誌Web
著者高木 嘉子(ヨシコクリニック)収載誌/巻号頁漢方療法/26巻1号 p.62-65発行年月2022.04
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【2022154991】(会議録)
コロナ禍における急性呼吸不全治療への関わり
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医中誌Web
著者星 力央(新潟県立がんセンター新潟病院 診療部医療機器中央管理室)ほか収載誌/巻号頁県立がんセンター新潟病院医誌 (0549-4788)/60巻2号 p.175-176発行年月2022.02
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【2022154959】(解説)
【新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療計画-当院ではこうしている-】COVID-19重症患者治療におけるパス作成と運用の工夫
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医中誌Web
著者管田 塁(済生会熊本病院 臨床工学部)ほか収載誌/巻号頁日本クリニカルパス学会誌 (2187-6592)/24巻1号 p.47-50発行年月2022.03
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【2022154958】(解説)
【新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療計画-当院ではこうしている-】COVID-19軽症患者の診療と看護の標準化報告
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医中誌Web
著者須永 直人(国立国際医療研究センター病院 看護部)ほか収載誌/巻号頁日本クリニカルパス学会誌 (2187-6592)/24巻1号 p.42-46発行年月2022.03

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予後・後遺症に関する文献

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著者収載誌/巻号頁発行年月
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【W509530001<Pre 医中誌>】(解説)
【ME/CFS患者をどう支えるのか?】[第1部]新型コロナ後遺症患者も含めたME/CFS診療についての提言
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医中誌Web
著者伴 信太郎(日本疲労学会)収載誌/巻号頁難病と在宅ケア (1880-9200)/28巻2号 p.5-7発行年月2022.05
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【W427300030<Pre 医中誌>】(会議録)
マイコプラズマ感染性筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群と新型コロナ後遺症の類似点および診断治療法の提案
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医中誌Web
著者松田 和洋(エムバイオテックマイコプラズマ感染症研究センター)収載誌/巻号頁日本マイコプラズマ学会雑誌 (1340-2382)/47-48号 p.76発行年月2022.03
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【W420350001<Pre 医中誌>】(原著論文)
CT severity scoreが予後予測に有効であった新型コロナウイルス(COVID-19)肺炎の1例
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医中誌Web
MedicalOnline
著者青江 佳歩(姫路赤十字病院 内科)ほか収載誌/巻号頁日本病院総合診療医学会雑誌 (2185-8136)/18巻2号 p.88-92発行年月2022.03
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【W311260038<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス後遺症への対応 コロナ・アフターケア外来の開設と実践
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医中誌Web
著者大塚 文男(岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科総合内科学)収載誌/巻号頁広島医学 (0367-5904)/75巻2号 p.118発行年月2022.02
医中誌Web文献番号/論文種類
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【W311110001<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルス感染症後遺症とその診療の実際
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医中誌Web
著者丸毛 聡(田附興風会医学研究所北野病院)収載誌/巻号頁J-IDEO (2432-7077)/6巻2号 p.188-198発行年月2022.03
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【VA15320102<Pre 医中誌>】(会議録)(英語)
運動介入とコロナ後遺症の発症 モンゴルにおける入院患者を対象とした調査(Exercise intervention and the development of long COVID: A survey of patients admitted to the hospital in Mongolia)
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著者Byambasukh Oyuntugs(Mongolian National University of Medical Sciences, Endocrinology)ほか収載誌/巻号頁Journal of Diabetes Investigation (2040-1116)/12巻Suppl.1 p.33発行年月2021.10
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【V827330004<Pre 医中誌>】(コメント)(英語)
「入院時の心電図検査は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の予後不良と関連する システマティックレビューとメタアナリシス」に対してエディターより(Editorial to "Electrocardiography on admission is associated with poor outcomes in coronavirus disease 2019(COVID-19) patients: A systematic review and meta-analysis")
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Cheng Wen-Han(Heart Rhythm Center, Division of Cardiology, Department of Internal Medicine, Taipei Veterans General Hospital)ほか収載誌/巻号頁Journal of Arrhythmia (1880-4276)/37巻4号 p.886-887発行年月2021.08
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【V827330003<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
入院時の心電図検査は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の予後不良と関連する システマティックレビューとメタアナリシス(Electrocardiography on admission is associated with poor outcomes in coronavirus disease 2019(COVID-19) patients: A systematic review and meta-analysis)
抄録
COVID-19患者の入院時の心電図異常とICU入室、重症化、死亡などの複合的転帰不良との関連を検討するため、システマティックレビューとメタアナリシスを実施した。PubMed、Cochrane Library Database、Europe PMCを用いて、2020年1月1日から11月1日までの期間で文献検索を行い、最終的に7件の研究(患者合計2539名)を選択した。統合解析の結果、補正QT(QTc)間隔の延長とQTc間隔の延長の頻度は、複合的転帰不良と関連していた(それぞれ加重平均の差[WMD]6.04と相対危険度[RR]1.89)。予後不良患者は予後良好患者と比較してQRS時間が長く、心拍数が速かった(それぞれWMD 2.03とWMD 5.96)。また、左脚ブロック(LBBB)、心房期外収縮(PAC)、心室期外収縮(PVC)の発生率は、予後不良患者で高かった(それぞれRR 2.55、RR 1.94、RR 1.84)。さらに、T波逆転とST低下は予後不良患者で頻繁に認められた(RR 1.68とRR 1.61)。以上より、COVID-19患者では入院時の心電図異常の殆どが複合転帰不良の増加と有意に関連していた。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Alsagaff Mochamad Yusuf(Department of Cardiology and Vascular Medicine, Faculty of Medicine, Soetomo General Hospital, Universitas Airlangga)ほか収載誌/巻号頁Journal of Arrhythmia (1880-4276)/37巻4号 p.877-885発行年月2021.08
医中誌Web文献番号/論文種類
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【V804390008<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
重症コロナウイルス疾患2019患者におけるシンプルな予後因子および炎症マーカーの変化 単一施設における観察研究(Simple prognostic factors and change of inflammatory markers in patients with severe coronavirus disease 2019: a single-center observational study)
抄録
2020年4月1日から2021年2月18日までに重症COVID-19肺炎で人工呼吸を要した成人患者97名(男性67名、女性30名)について、後向きに検討した。死亡または気管切開の予後不良群22名と人工呼吸後に退院の予後良好群75名を比較した。その結果、予後不良群と良好群との間で有意差がみられたのは、年齢、症状初発から人工呼吸のため入院するまでの日数、挿管後のPaO2/FiO2比であった。予後良好群では入院時の血清SARS-CoV-2抗体価が上昇していた。多重ロジスティック回帰分析で、年齢および初発症状の出現から人工呼吸のため入院するまでの日数がCOVID-19患者の独立した予後不良因子であった。
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医中誌Web
著者Domi Hisaya(Osaka Prefectural Nakakawachi Emergency and Critical Care Center)ほか収載誌/巻号頁Acute Medicine & Surgery (2052-8817)/8巻1号 p.1 of 7-7 of 7発行年月2021.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022156425】(解説)
【1型糖尿病-診療と研究の最前線】診療上の課題 COVID-19と1型糖尿病
抄録
糖尿病は特有の感染症の基礎疾患であり、肺炎などの重症化の危険因子である。大流行をきたしている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)では、糖尿病は感染リスクを上昇させる明確な証拠はないものの、COVID-19の重症化や死亡などの危険因子である。さらに入院前・入院時の高血糖がそれら重篤な転帰と相関することがわかっている。COVID-19発症後に糖尿病の発症が増加する疫学的報告があるが、メカニズムも含め、今後、慎重に検討されるべき課題である。(著者抄録)
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医中誌Web
著者大杉 満(国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター)収載誌/巻号頁医学のあゆみ (0039-2359)/281巻6号 p.653-657発行年月2022.05

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疫学的研究に関する文献

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【W427300034<Pre 医中誌>】(原著論文)
COVID-19感染症 SARS-CoV-2の分子疫学・分子進化
抄録
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、出現後一定の速度で進化を続けている。当該ウイルスは2021年6月現在、系統解析により18クレードに分類されている。これらのクレードの中には、B.1.1.7株(α)、B.1.351株(β)、P.1株(γ)ならびにB.1.617.1株(κ)などの変異株(variant)が存在し、世界各国の流行に大きな影響を与えている。また、当該ウイルスの主要抗原であり、ワクチンの標的分子でもあるスパイク蛋白(S蛋白)のアミノ酸置換(変異)もこれらの変異株には一定数見られている。しかし、最新の知見によれば、これらの変異は、mRNAタイプのワクチンの効果には有意な影響を与えないという可能性が高い。(著者抄録)
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医中誌Web
著者木村 博一(群馬パース大学 大学院保健科学研究科)ほか収載誌/巻号頁日本マイコプラズマ学会雑誌 (1340-2382)/47-48号 p.86-88発行年月2022.03
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【W427300021<Pre 医中誌>】(解説)
マイコプラズマ肺炎の分子疫学 P1タンパク質にfocusして
抄録
M.pneumoniaeは遺伝学的に1型と2型の系統に大別できる。2010年代後半からは2型系統の分離率が増加しており、その多くは2c型と2g2型である。これらは古典的な2型と比べるとP1とP40/P90タンパク質に少し変化が見られる。最近、P1とP40/P90の3次元構造が解明され、そのアミノ酸配列の変化が立体構造上で議論できるようになった。2c型と2g2型の変化部位は非常に小さいが、P1とP40/P90分子の表面に位置しており、宿主の免疫系に区別されることが推測される。この変化が2c型と2g2型が流行株になる上で有利に働いた可能性も考えられる。COVID-19パンデミックによって、M.pneumoniae感染症の分子疫学的状況も以前とは異なるものになると思われる。今後も分離株の詳しい調査が必要である。(著者抄録)
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医中誌Web
著者見理 剛(国立感染症研究所 細菌第二部)収載誌/巻号頁日本マイコプラズマ学会雑誌 (1340-2382)/47-48号 p.39-41発行年月2022.03
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【W415600004<Pre 医中誌>】(解説)
【ウイルス感染症の克服に向けた新展開】ウイルス感染症に対する疫学研究の重要性
抄録
ウイルス感染症の制御にはその疫学的特徴を理解することが必要である。そのためにさまざまな方法論を用いた疫学研究がなされてきた。感染症疫学研究の基本はその感染症の発生に関して「時」「場所」「人」の特徴を解析する記述疫学である。これに加えて仮説を検証する分析疫学が行われることが多いが、さらに新たに数理モデルを使った疫学研究なども盛んにおこなわれるようになってきている。2019年に発生したと考えられている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対しても非常に多くの疫学的知見が蓄積されてきた。しかし、日本では感染症疫学の専門家が絶対的に不足していること、疫学解析に必要な疫学情報が十分に公開されていないことなどから、COVID-19に関しても十分な疫学研究は実施されていない。COVID-19のような人類の脅威となる感染症に対応するためにも感染症疫学研究の基盤を早急に整備する必要がある。(著者抄録)
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医中誌Web
著者押谷 仁(東北大学 大学院医学系研究科微生物学分野)収載誌/巻号頁細胞 (1346-7557)/54巻5号 p.241-244発行年月2022.05
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【W407490001<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルス感染症 感染症疫学の基礎と前向きゲノムコホート研究の応用
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医中誌Web
機関リポジトリ(無料)
著者成松 宏人(神奈川県立保健福祉大学 ヘルスイノベーション研究科)収載誌/巻号頁神奈川県立保健福祉大学誌 (1349-4775)/19巻1号 p.5-10発行年月2022.03
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【W331470037<Pre 医中誌>】(原著論文)
COVID-19のための積極的疫学調査に基づく症例対照研究と地域の感染対策
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医中誌Web
著者井上 まり子(帝京大学 大学院公衆衛生学研究科)ほか収載誌/巻号頁大和証券ヘルス財団研究業績集/45号 p.181-184発行年月2022.03
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【W329250003<Pre 医中誌>】(解説)
国内外の小児COVID-19総ざらい 積極的疫学調査の経験から
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医中誌Web
MedicalOnline
著者神谷 元(国立感染症研究所感染症疫学センター)収載誌/巻号頁JICHAジャーナル (2185-8462)/7巻1号 p.13-14,np4発行年月2020.11
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【W325350005<Pre 医中誌>】(総説)
私たちはCOVID-19パンデミックをどのように乗り越えてきたのか? COVID-19の日本と世界の疫学的特徴と対応
抄録
従来、日本ではOECD加盟国の中で人口当たりの自殺者数が多いとされてきたが、様々な取り組みにより自殺者数が減少傾向にあった。しかしながら新型コロナウイルスが本格的に流行した2020年、自殺者数が再び増加傾向に転じた。社会経済活動の抑制、他者との接触機会の低減など、新型コロナウイルスの影響を緩和するために様々な政策が取られているが、その結果、経済的ストレスの高まりや人との接触の減少などが自殺増加の原因として指摘されている。とりわけ、どのような年齢層・集団で自殺が深刻化しているかを調べるために、厚生労働省が所管する2011年から2020年の間、毎年1月から11月までの自殺で死亡した人の月別全国データ(自殺の統計:地域における自殺の基礎資料)の分析を行った(最新のデータは2020年11月)。その結果、2020年の自殺率は2016〜2019年と比べ、男性では10月と11月、女性では7月から11月にかけて増加していたことが分かった。また増加は、男性では30歳以下で顕著で、特にこの年齢層では7月から11月にかけて著しく、また女性では30歳未満と30〜49歳で増加幅が最大であることが明らかになった。特に女性での自殺の増加が著しい要因としては、新型コロナウイルスの流行以前から指摘された男女共同参画の遅れが根底にある。例えば、女性では男性と比較して非正規雇用者が圧倒的に多く、特に今回影響が大きかった飲食・観光業かいはこのような女性の非正規雇用で支えられている。また、家事・育児・介護といった家庭内労働が新型コロナの流行によって増加したが、このような増加も女性が不平等に引き受けていることも指摘されており、こうした様々な要因が絡み合い、女性の自殺者数が大幅に増加したと指摘されている。感染症はいつの時代も社会で最も弱い立場の人を狙うが、基本的な感染症対策に加えて、このような社会に残る構造的な不平等に対しても介入していくことが必要である。(著者抄録)
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J-STAGE(無料)
機関リポジトリ(無料)
著者押谷 仁(東北大学 大学院医学系研究科微生物学分野)収載誌/巻号頁東京女子医科大学雑誌 (0040-9022)/92巻1号 p.26-33発行年月2022.02
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【W322380001<Pre 医中誌>】(原著論文)
京都府における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のリアルタイムPCR検査状況とSARS-CoV-2陽性例の疫学的特徴(第2報)
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医中誌Web
著者河原 佳幸(京都府保健環境研究所)ほか収載誌/巻号頁京都府保健環境研究所年報 (1341-4232)/66号 p.1-7発行年月2022.03
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【W318280001<Pre 医中誌>】(原著論文)
三重県における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のゲノム分子疫学調査(2020年1月〜2021年10月)
抄録
国内のSARS-CoV-2の流行は,複数回の感染者数のピーク(2020年春先の第1波から2021年夏季の第5波)があり,国内の各自治体はSARS-CoV-2によるクラスターの発生源の特定と濃厚接触者の追跡によって感染拡大を封じ込める対策を実施してきた.第1波は,中国(武漢)で発生したSARS-CoV-2を起点に,本県においては2020年1月以降,武漢由来のA系統に近縁であるB.1系統が検出されたが,2020年3〜4月には欧州由来ウイルスのB.1.1系統が主に流行していた.2020年の夏季(7〜9月)の第2波は,B.1.1系統から派生したB.1.1.284系統によるものであった.第3波は2020年12月以降の冬季に,もう1つの欧州由来ウイルスであるB.1.1.214系統と第2波で主流となったB.1.1.284系統が混在して流行していた.また,2020年11月を中心とした南アジアからの流入ウイルス(B.1.36系統)による地域コミュニティでの感染拡大がみられたが,保健所等のクラスター対策により,封じ込められ,その後の拡散は確認されていない.第1から第3波の流行の主流となった,欧州由来のD614G変異を有するウイルスは,その後も,現在まで続いているが,第4波はB.1.1.7系統(N501Y変異)とR.1系統,第5波はB.1.617.2系統(L452R変異)による流行であった.(著者抄録)
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著者矢野 拓弥(三重県保健環境研究所)ほか収載誌/巻号頁三重県保健環境研究所年報 (1882-9139)/23号 p.48-52発行年月2022.03
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【W311110031<Pre 医中誌>】(解説)
感染症疫学入門 ズームアウト![Epi 31] 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染症疫学 新たな闘い オミクロン
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著者石金 正裕(国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター)収載誌/巻号頁J-IDEO (2432-7077)/6巻2号 p.316-321発行年月2022.03

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予防・感染防御に関する文献

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著者収載誌/巻号頁発行年月
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【W516310002<Pre 医中誌>】(解説)
ウィズ・コロナにおける新しい在宅歯科医療のあり方 「歯科訪問診療における感染予防策の指針 2021年版」の解説
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著者河野 雅臣(東京医療保健大学 大学院医療保健学研究科感染制御学分野)収載誌/巻号頁老年歯科医学 (0914-3866)/36巻4号 p.284-287発行年月2022.03
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【W516200007<Pre 医中誌>】(解説)
【新型コロナウイルス感染症:対策の課題と今後の展望】COVID-19に関する差別的言動の防止に関する取組を振り返って
抄録
本稿の目的は、筆者が加わっていた政府の助言組織での経験を基に、COVID-19に関連する差別的言動を抑止するための政府の取組の全体像を振り返り、今後の課題を述べることである。2020年2月に設置された新型コロナウイルス感染症対策専門家会議による差別防止の呼びかけ後、政府対策本部が制定した「新型コロナウイルス感染症に関する基本的対処方針」では啓発の必要性が盛り込まれた。その後、2020年9月から11月まで、新型コロナウイルス感染症対策分科会の下に「偏見・差別とプライバシーに関するワーキンググループ」が活動し、議論のとりまとめを公表した。WGで認定した差別的言動の態様は、(1)医療機関・介護施設やその従事者、家族等への差別的な言動、(2)学校や学校関係者等への差別的な言動、(3)勤務先に関連する差別的な言動、(4)インターネットやSNS上での差別的な言動、(5)職業・国籍を理由にした誹謗中傷、県外居住者や県外ナンバー所有者への差別的な言動等、(6)個人に関連する情報を含む詳細な報道の6つに分けられた。更に、WGからは、施策の法的位置付けを要請した。その後、2021年2月、新型インフル特措法が改正され、差別的取扱い等の防止に関する国及び地方公共団体の責務が追記された。ただし、本格的な人権擁護法制の改善に至らなかった点、WGの再開催がなされていない点、感染者に関する情報の公表とその報道を巡る論点解決の見通しが立っていない点などが課題である。(著者抄録)
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J-STAGE(無料)
著者武藤 香織(東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター 公共政策研究分野)収載誌/巻号頁医療と社会 (0916-9202)/32巻1号 p.83-93発行年月2022.04
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【W516200006<Pre 医中誌>】(解説)
【新型コロナウイルス感染症:対策の課題と今後の展望】COVID-19をめぐるメディア・コミュニケーションとその課題
抄録
新興感染症であるCOVID-19に対処する中では、日々更新されるリスク知識を社会で共有し、また政策から個々人のレベルに至るまでリスクを判断していく必要があった。このリスク情報の流通と議論の場となってきたのは、もちろんメディアである。本稿では、我々の研究結果を基に、まず情報の送り手である新聞報道の傾向を振り返り、また情報の受け手である日本のメディア聴衆の相対的リスク観を把握する。そのうえで、ソーシャルメディアを含むオンラインメディア上でのコミュニケーションの成功例、失敗例を確認し、そこから教訓を得る。更にマス/オンラインメディアが複雑に絡み合う中で、COVID-19禍を通じて明らかになった感染者差別、ナショナリズム、懐疑論や隠謀論といった問題を確認したうえで、コミュニケーション研究の知見を踏まえて、リスクのより良い社会共有に向けた方針を提示することを目指す。COVID-19という災害は、新興感染症として私達の医療・社会制度の刷新を求めているのみならず、コミュニケーションを通じたリスク対応のあり方についても大きな変革を求めているのである。(著者抄録)
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J-STAGE(無料)
著者田中 幹人(Life Sciences Communication, University of Wisconsin-Madison)ほか収載誌/巻号頁医療と社会 (0916-9202)/32巻1号 p.71-82発行年月2022.04
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【W516200005<Pre 医中誌>】(解説)
【新型コロナウイルス感染症:対策の課題と今後の展望】新型コロナウイルス感染症の予測に関する数理モデル 感染症数理モデルの実際と活用と課題について、数式を一切使わない論考
抄録
新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、その理解や流行制御のために数理モデルがリアルタイムで幅広く用いられた初めての機会であったと言える。数理モデルによる予測には、感染者数の推移パターンを記述する統計モデルと、感染が拡大するメカニズムを内包したSIRモデルがある。これらのモデルを用いて、本感染症の基本的な性質の解明、過去の状況や対策の評価、実社会と流行動態の関係の理解、未来の予測を行うことができる。予測に関しては、プロジェクション・シナリオ分析・予報など様々な目的に対して数理モデルが利用された。一方で、その理解や活用において、政治行政・専門家・市民それぞれに課題があり、その最たるものはコミュニケーションであった。今後、感染症に限らず多彩な場面で数理モデルが使われるようになると思われる。これからは、専門家だけでなく皆が数理モデルの性質や限界を正しく理解していくことが重要であり、その上で互いの立場や価値観の相違も踏まえた建設的な議論が求められる。(著者抄録)
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J-STAGE(無料)
著者古瀬 祐気(京都大学ウイルス・再生医科学研究所)収載誌/巻号頁医療と社会 (0916-9202)/32巻1号 p.59-70発行年月2022.04
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【W516200004<Pre 医中誌>】(解説)
【新型コロナウイルス感染症:対策の課題と今後の展望】臨床情報の収集・分析と課題
抄録
感染症発生時には疫学的・臨床的対応の観点から臨床情報の収集が必要である。2009年の新型インフルエンザ発生時の英国のthe first few hundred(FF100)研究や、COVID-19発生時の武漢からの99例報告は世界中の多くの論文で引用された。これらの事実は、新興感染症発生早期の臨床情報が極めて貴重であり、世界中で速やかに共有されるべきことを示している。COVID-19の流行初期には、日本においてはこのような臨床情報の迅速な収集と共有が上手く行かず、患者からの検体を研究機関や企業への提供が遅れた。これらは本邦でのCOVID-19対応における公衆衛生対策、臨床上の対応、そして研究開発の観点で大きな足枷となった。今後は感染症指定医療機関の研究能力の強化、研究環境の改善、特に電子カルテ等の病院内情報システムの情報の積極的疫学調査、戦略的な知見の共有体制の構築、日本発の医学誌を介した情報発信、行政検査だけではなく医療機関・研究機関・民間での微生物の検出体制およびゲノム解析の体制を充実させるなどの対策が必要である。(著者抄録)
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J-STAGE(無料)
著者大曲 貴夫(国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター)収載誌/巻号頁医療と社会 (0916-9202)/32巻1号 p.51-58発行年月2022.04
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【W516200003<Pre 医中誌>】(解説)
【新型コロナウイルス感染症:対策の課題と今後の展望】PMDAでの緊急時の診断・治療手段・ワクチン規制の対応
抄録
PMDAでは、COVID-19関連の診断・治療・予防を目的とした様々な製品の審査を行っていたほか、開発早期からの企業・アカデミアからの相談に対応するなど、製品開発にも積極的に対応してきた。緊急事態下においても、様々な制約の中でリモート化などの工夫をしながら業務に遅れが出ないよう対応し、米国で2020年5月1日に緊急許可制度(EUA)で流通開始された治療薬「レムデシビル」が日本でも5月7日に特例承認された。また、医療現場での不足やニーズに対応した人工呼吸器の審査や、PCRの検査態勢の充実に対応するべく、PCR検査キット等の審査が進んでいった。また、PMDAは海外規制当局とも連携し、ワクチン評価の考え方を2020年9月2日に公表し、外国開発のワクチンの国内治験を含む国内申請準備が進んだ。米国で緊急許可されたファイザー社のワクチンの申請が2020年12月になされ、2021年2月14日に特例承認され、供給され、その後も5月に2つのワクチンが承認された。ワクチン発売後からの膨大な副反応疑い報告の受付も対応している。また、アビガン錠200mgの適応拡大の審査は、「単盲検試験」結果の臨床的意義が論点となり、2020年12月に継続審議となった。(著者抄録)
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J-STAGE(無料)
著者佐藤 大作(厚生労働省 医薬・生活衛生局 監視指導・麻薬対策課)収載誌/巻号頁医療と社会 (0916-9202)/32巻1号 p.37-49発行年月2022.04
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【W516200002<Pre 医中誌>】(解説)
【新型コロナウイルス感染症:対策の課題と今後の展望】新宿区からみたCOVID-19対策 基礎自治体の果たす役割
抄録
感染症流行時における自治体の初期の役割は感染予防の呼びかけとなる。但し、感染症の種類が危険なものである、又は非常に感染力が強いと分かった場合には、自治体は感染拡大防止のために住民等に行動抑制を要請することになる。住民に効果的な協力をしてもらうためには、自治体と住民の関係が良好である必要がある。良好な関係を作るためには、情報の共有と相互理解が前提となり、行政は明確な目標を持った方針の説明をしなくてはならない。また、感染拡大している時に、住民の暮らしを守ることが必要である。新型コロナウイルス感染症を収束させる取り組みは、感染拡大防止が目的であり、感染者や感染者が所属する店舗の摘発が目的ではないことを理解することが大切である。新型コロナウイルス感染症の収束に向けた有効な対策の一つとして期待された新型コロナワクチンは、人類が初めて接種するタイプのワクチンで不安に思う人も多かったが、効果が理解されると接種希望者が増えた。自治体は、ワクチン接種を希望する人にできるだけ早く接種をする努力をした。また、自治体は、希望しない人にワクチン接種の有用性を伝えることにも努力をした。感染防止に協力的な人とそうではない人の対立を防ぐこと、感染者の人権を守る代わりに感染拡大防止に協力してもらうことは、未知のウイルスと人類の戦いをするうえで重要ことであると考えている。(著者抄録)
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J-STAGE(無料)
著者吉住 健一(新宿区)収載誌/巻号頁医療と社会 (0916-9202)/32巻1号 p.21-35発行年月2022.04
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【W516200001<Pre 医中誌>】(解説)
【新型コロナウイルス感染症:対策の課題と今後の展望】埼玉県から見たCOVID-19対策
抄録
ワクチンがない、知見がない中、医療資源の乏しい埼玉県のCOVID-19対策は、狭義の意味での医療行為・体制にとどまらず、政府や市町村との関係、県民並びに事業者の社会・経済活動、広報と県民の理解、法や規則との整合性や矛盾といった幅広い課題に対する戦略的・戦術的対処を必要とした。中でも、知見が集積される中で、陽性者の多寡に関わらず、戦略目標を高齢者福祉施設での感染防止等、脆弱な層への対処に転換させ、県庁ワンチームでこの戦略目標実現の戦術構築に資源を集中させた。その際には、県専門家会合の助言により医療機関への負担を優先的な基準とした。また、経済・社会活動と感染防止対策のバランスが常に課題となったが、早い時期に産官学金労の会議体を設け、幾度かに亘り実践的な提言を取りまとめ実行した。ワクチン接種の拡大や抗体カクテル療法の効果は明白で、積極的に支援・対応に努めてきたが、新たな変異株や感染拡大に準備するための対応を継続的に進める必要がある。またその際には、首都圏知事間で連携を図ってきた。政府や市町村との意思疎通には反省点はあるものの、ワクチン接種では市町村に一定の支援を行った。政府の資源配分には課題が残る一方で、公的病院における優先入院や療養施設への入所勧告など法律改正が待たれる。(著者抄録)
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者大野 元裕(埼玉県)収載誌/巻号頁医療と社会 (0916-9202)/32巻1号 p.9-20発行年月2022.04
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【W516190001<Pre 医中誌>】(解説)
阿蘇温泉病院におけるコロナ対策
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医中誌Web
著者荒尾 慎治(坂梨会阿蘇温泉病院)ほか収載誌/巻号頁熊本県母性衛生学会雑誌 (1343-9340)/25巻 p.5-10発行年月2022.03
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【W511570001<Pre 医中誌>】(解説)
医療ルネッサンス ワクチンの追加接種を終えた人は、過度にコロナを恐れず感染対策を講じつつ日常生活を続けるべきだ
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医中誌Web
著者上 昌広(医療ガバナンス研究所)収載誌/巻号頁ライフライン21がんの先進医療/45巻 p.12-13発行年月2022.04

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看護に関する文献

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著者収載誌/巻号頁発行年月
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【W509480026<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19陽性妊婦の看護と分娩2事例についての報告
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医中誌Web
著者松本 愛(藤沢市民病院)収載誌/巻号頁神奈川母性衛生学会誌 (1343-831X)/25巻1号 p.67発行年月2022.02
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【W509470010<Pre 医中誌>】(原著論文)
文献レビュー コロナ禍における大学生のレジリエンス研究およびメンタルヘルスのための介入研究
抄録
コロナ禍におけるメンタルヘルス問題が増大している現状を踏まえ、先行研究からコロナ禍における大学生のメンタルヘルス問題に関するレジリエンスの役割を明らかにするとともに、メンタルヘルス維持・向上の示唆を得ることを本研究の目的とした。2021年5月までに公表されたOnline Open Journalで閲覧できる英語論文の中からコロナ禍におけるレジリエンス研究論文15編、RCT介入研究論文7編をそれぞれ概観した。その結果、レジリエンスはメンタルヘルスの維持・向上の仲介(Mediator)的役割を果たしていた。メンタルヘルス維持・向上のための介入は、オンラインを使用した心理教育、デジタル認知行動療法、心理教育的マインドフルネス介入などがあった。コロナ禍においてもレジリエンスは直接的・間接的にメンタルヘルスの維持・向上に役立つことが示唆された。また、コロナ禍でメンタルヘルス維持・向上のための介入研究は大学生のメンタルヘルス向上に役立つと考えられた。(著者抄録)
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著者久木原 博子(福岡大学 医学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁看護・保健科学研究誌 (1345-983X)/22巻1号 p.94-106発行年月2022.04
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【W506350025<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19パンデミック下における看護学生のメンタルヘルスと感染予防行動
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著者杉本 敬子(筑波大学 医学医療系)ほか収載誌/巻号頁日本国際看護学会誌 (2434-1444)/5巻1号 p.77発行年月2021.09
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【W506350024<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19患者と関わる看護師のメンタルヘルス 諸外国との比較による考察
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著者大植 崇(兵庫大学 看護学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁日本国際看護学会誌 (2434-1444)/5巻1号 p.76発行年月2021.09
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【W506350022<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19蔓延下における4か国の看護学生が参加する短期留学オンラインプログラムの実施
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著者藤屋 リカ(慶応義塾大学 看護医療学部)ほか収載誌/巻号頁日本国際看護学会誌 (2434-1444)/5巻1号 p.73発行年月2021.09
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【W506350021<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19禍における国際看護教育オンライン研修の取り組みと課題
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著者横山 詞果(滋賀県立大学)ほか収載誌/巻号頁日本国際看護学会誌 (2434-1444)/5巻1号 p.72発行年月2021.09
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【W506350018<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19流行下における外国にルーツをもつ在住者の国内現状 新聞記事のレビュー
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医中誌Web
著者椎葉 奈子(筑波大学 大学院人間総合科学学術院人間総合科学研究群看護科学学位プログラム)ほか収載誌/巻号頁日本国際看護学会誌 (2434-1444)/5巻1号 p.68発行年月2021.09
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【W506350006<Pre 医中誌>】(会議録)
SDGsコロナと共に生きる新しい生活
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医中誌Web
著者松永 早苗(神奈川県立保健福祉大学実践教育センター)収載誌/巻号頁日本国際看護学会誌 (2434-1444)/5巻1号 p.48発行年月2021.09
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【W506350005<Pre 医中誌>】(解説)
マレーシア・タイ・アメリカにおけるCOVID-19の現状と看護教育への影響 米国におけるCOVID-19の現状 看護教育への影響
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著者Eckhardt Ann L.(College of Nursing and Health Innovation, University of Texas at Arlington)収載誌/巻号頁日本国際看護学会誌 (2434-1444)/5巻1号 p.40-46,15発行年月2021.09
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【W506350004<Pre 医中誌>】(解説)
マレーシア・タイ・アメリカにおけるCOVID-19の現状と看護教育への影響 タイ王国におけるCOVID-19の現状と看護教育への影響
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医中誌Web
著者Kownaklai Jaruwan(Faculty of Nursing, Mahasarakham University)収載誌/巻号頁日本国際看護学会誌 (2434-1444)/5巻1号 p.31-39,15発行年月2021.09

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心理的影響に関する文献

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著者収載誌/巻号頁発行年月
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【W509470010<Pre 医中誌>】(原著論文)
文献レビュー コロナ禍における大学生のレジリエンス研究およびメンタルヘルスのための介入研究
抄録
コロナ禍におけるメンタルヘルス問題が増大している現状を踏まえ、先行研究からコロナ禍における大学生のメンタルヘルス問題に関するレジリエンスの役割を明らかにするとともに、メンタルヘルス維持・向上の示唆を得ることを本研究の目的とした。2021年5月までに公表されたOnline Open Journalで閲覧できる英語論文の中からコロナ禍におけるレジリエンス研究論文15編、RCT介入研究論文7編をそれぞれ概観した。その結果、レジリエンスはメンタルヘルスの維持・向上の仲介(Mediator)的役割を果たしていた。メンタルヘルス維持・向上のための介入は、オンラインを使用した心理教育、デジタル認知行動療法、心理教育的マインドフルネス介入などがあった。コロナ禍においてもレジリエンスは直接的・間接的にメンタルヘルスの維持・向上に役立つことが示唆された。また、コロナ禍でメンタルヘルス維持・向上のための介入研究は大学生のメンタルヘルス向上に役立つと考えられた。(著者抄録)
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著者久木原 博子(福岡大学 医学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁看護・保健科学研究誌 (1345-983X)/22巻1号 p.94-106発行年月2022.04
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【W506350025<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19パンデミック下における看護学生のメンタルヘルスと感染予防行動
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著者杉本 敬子(筑波大学 医学医療系)ほか収載誌/巻号頁日本国際看護学会誌 (2434-1444)/5巻1号 p.77発行年月2021.09
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【W506350024<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19患者と関わる看護師のメンタルヘルス 諸外国との比較による考察
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著者大植 崇(兵庫大学 看護学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁日本国際看護学会誌 (2434-1444)/5巻1号 p.76発行年月2021.09
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【W428400075<Pre 医中誌>】(原著論文)
「メンタルヘルス」 2020年のCOVID-19流行による産後うつについての影響
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医中誌Web
著者鈴木 美奈子(地域医療機能推進機構船橋中央病院)ほか収載誌/巻号頁日本周産期・新生児医学会雑誌 (1348-964X)/57巻4号 p.855-857発行年月2022.04
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【W428400074<Pre 医中誌>】(解説)
「メンタルヘルス」 新型コロナウィルス流行における妊産婦の精神的ストレスの現状
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医中誌Web
著者小畑 聡一朗(横浜市立大学附属市民総合医療センター 総合周産期母子医療センター)収載誌/巻号頁日本周産期・新生児医学会雑誌 (1348-964X)/57巻4号 p.852-854発行年月2022.04
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【W428400073<Pre 医中誌>】(原著論文)
「メンタルヘルス」 新型コロナウイルス感染症拡大が褥婦に及ぼす心理的影響に対する検討
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医中誌Web
著者松澤 由記子(東北医科薬科大学 産科婦人科学教室)ほか収載誌/巻号頁日本周産期・新生児医学会雑誌 (1348-964X)/57巻4号 p.849-851発行年月2022.04
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【W428250008<Pre 医中誌>】(解説)
福祉・医療の現場から「オンライン交流の場」による高齢者の地域交流
抄録
新型コロナウイルス感染拡大予防による人との交流制限が長期化し、高齢者においてもフレイルの発生やメンタルヘルスの低下が示唆されている。身体活動量の低下、他者との交流機会の減少は、高齢者の認知症や要介護状態にも影響する可能性がある。本稿では、介護予防活動の一つとして、「オンライン交流の場」を行い、高齢者の人のつながりを保ち、自宅にいながら地域交流を図る活動を紹介する。(著者抄録)
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著者高梨 信之(岩手医科大学 衛生学公衆衛生学講座)収載誌/巻号頁地域ケアリング (1345-0123)/24巻5号 p.52-55発行年月2022.05
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【W427310001<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルス感染症とメンタルヘルス あれから2年を過ごして今必要な事
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著者高橋 晶(筑波大学 医学医療系災害・地域精神医学)収載誌/巻号頁東京の精神保健福祉 (1343-3830)/41巻2号 p.1-3発行年月2022.03
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【W421440004<Pre 医中誌>】(解説)
遺伝性腫瘍領域における劇的な変化への対応 シンポジウム「遺伝性腫瘍領域における劇的な変化への対応」の背景
抄録
医療や情報伝達技術の進歩、遺伝的検査やリスク低減手術の保険収載、遺伝性腫瘍に対する社会的関心の高まりなどによって、遺伝性腫瘍領域の診療は最近の数年で大きく様変わりした。また、長引く新型コロナウイルス感染症で、新しい生活様式に適応することも求められている。そこで、本シンポジウムでは喫緊の4課題として、(1)遺伝性腫瘍に関わるコンパニオン診断、(2)がんゲノムプロファイリング検査におけるGermline findings、(3)オンライン遺伝カウンセリング、(4)遺伝性腫瘍に関するわが国の保険制度、を取り上げた。本稿では、これらの課題の背景について概説する。(著者抄録)
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医中誌Web
著者田中屋 宏爾(国立病院機構岩国医療センター 外科)収載誌/巻号頁日本遺伝カウンセリング学会誌 (1347-9628)/42巻4号 p.381-383発行年月2022.03
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【W419020008<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19対応病棟における現状把握と今後の課題 スタッフのメンタルヘルスとストレス改善への取組
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著者金森 大輝(十全会心臓病センター榊原病院 7階東病棟)ほか収載誌/巻号頁心臓病センター榊原病院雑誌 (1342-8187)/25巻 p.35-37発行年月2021.09

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社会的影響に関する文献

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著者収載誌/巻号頁発行年月
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【W511220043<Pre 医中誌>】(会議録)
歯科受診率に対する新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の影響
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医中誌Web
著者竹田 飛鳥(国立保健医療科学院 健康危機管理研究部)ほか収載誌/巻号頁口腔衛生学会雑誌 (0023-2831)/72巻72 p.78発行年月2022.04
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【W510210034<Pre 医中誌>】(解説)
【片頭痛診療のパラダイムシフト】地域医療・医療連携・遠隔医療における新たな頭痛診療と今後の展望 COVID-19と頭痛診療
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医中誌Web
著者下畑 享良(岐阜大学 大学院医学系研究科脳神経内科学分野)収載誌/巻号頁Clinical Neuroscience (0289-0585)/40巻5号 p.673-676発行年月2022.05
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【W510080001<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルス感染症COVID-19の緊急事態宣言下における温泉入浴設備のレジオネラ対策について
抄録
2020年(令和2年)4月7日、新型コロナウイルス感染症(以下COVID-19)に伴う緊急事態宣言が発出され、この期間中は温泉入浴施設も長い間営業休止になった。そこでは運転休停止中の設備にバイオフィルムの生成や浴槽水等の消毒に不具合が生じる恐れがある。このような場所ではレジオネラ属菌によるレジオネラ症Legionnaires'disease(在郷軍人病、以下LD)に曝されるリスクがあり、営業再開後の利用者と従業員スタッフの健康や施設運営・経済性への悪影響が危惧される。更にこの期間の設備保全と宣言解除後の運転復旧に向けた安全衛生への対策も求められている。著者らはこれらの期間のレジオネラ対策をまとめて、温泉入浴設備のLDによる事故防止への警鐘と注意喚起を行っている。(著者抄録)
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医中誌Web
著者小彈正 公彰(入浴施設衛生管理推進協議会)ほか収載誌/巻号頁温泉科学 (0030-2821)/71巻4号 p.246-258発行年月2022.03
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【W509460004<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス感染症流行による緊急事態宣言の学校給食への影響 全国の給食の実施状況調査結果
抄録
【目的】新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言による学校休業を含む学校給食の実施有無と簡易給食の実施状況および簡易給食の提供内容の実態を把握する。【方法】全国の公立小学校および中学校から無作為抽出した479校を対象とした。2020年4〜10月の学校給食実施状況を日ごとに回答、簡易給食期間の献立の提出を依頼した。【結果】解析対象校は205校であった(適格率42.8%)。簡易給食を1日以上実施していた学校は55校であった(実施率26.8%)。給食実施なし日数、簡易給食実施日数の中央値(25.75パーセンタイル値)は各々50(43、56)日、10(5、16)日であった。緊急事態宣言の期間が長い地域で、給食実施なし日数が多かったが、簡易給食実施日数に差はみられなかった。解析対象献立は、延べ871日分であった。簡易給食実施初期の献立では調理された料理数が少なく、デザートなどの調理や配膳の不要な単品数が多く、主菜、副菜の出現頻度が低かった。【結論】新型コロナ感染拡大による学校給食の実施中断や簡易給食の実施により、子どもの食事状況に影響があった可能性が示唆された。簡易給食実施初期の献立では単品の提供が多く、簡易給食実施後期の献立では、主食・主菜・副菜を組み合わせた献立が提供されていた。(著者抄録)
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者小島 唯(新潟県立大学 人間生活学部健康栄養学科)ほか収載誌/巻号頁栄養学雑誌 (0021-5147)/80巻2号 p.116-125発行年月2022.04
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【W428490004<Pre 医中誌>】(解説)
医療経営士への緊急提言 機能強化と連携に取り組み地域医療構想を前進させる これまでの取り組みが実を結びコロナ禍で機能を発揮する病院に
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医中誌Web
著者泉 並木(武蔵野赤十字病院)収載誌/巻号頁医療経営士/94号 p.32-33発行年月2022.04
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【W428160015<Pre 医中誌>】(解説)
9種類のロボットの医療現場における有用性 ポストコロナを見据えた"非接触"医療目的のロボット活用の概要と導入実証の成果
抄録
湘南鎌倉総合病院では、神奈川県と共同で「新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業」を展開している。施設において新型コロナウイルス感染症対策に資するロボット等の実装及び実装に向けた実証を行うもので、本稿ではその概要及び導入実証により得られた成果等について述べる。(著者抄録)
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医中誌Web
著者篠崎 伸明(徳洲会湘南鎌倉総合病院)ほか収載誌/巻号頁新医療 (0910-7991)/49巻5号 p.94-97発行年月2022.05
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【W427400012<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)濃厚接触者の健康観察期間中に選択的帝王切開術を施行した1例 緊急事態宣言下における新型コロナウイルス感染症重点病院での経験
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者及川 洸輔(荏原病院 小児科)ほか収載誌/巻号頁昭和学士会雑誌 (2187-719X)/81巻6号 p.605-612発行年月2022.
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【W426470007<Pre 医中誌>】(原著論文)
COVID-19全国緊急事態宣言が重症児・者の生活に与えた影響
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著者岩本 彰太郎(三重大学医学部附属病院 小児科)ほか収載誌/巻号頁日本小児科学会雑誌 (0001-6543)/126巻4号 p.659-666発行年月2022.04
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【W422140016<Pre 医中誌>】(会議録)
占領期におけるパンデミックのスティグマ再考 米軍の性病対策を手がかりにウィズコロナ時代の「生存戦略」を考える
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著者茶園 敏美(京都大学)収載誌/巻号頁保健医療社会学論集 (1343-0203)/33巻33 p.43発行年月2022.04
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【W422140005<Pre 医中誌>】(会議録)
ウィズコロナをどう生きるか-感染症のスティグマを乗り越える- 自殺のスティグマを超えて 新型コロナ禍と社会的連帯
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医中誌Web
著者山田 陽子(追手門学院大学)収載誌/巻号頁保健医療社会学論集 (1343-0203)/33巻33 p.31発行年月2022.04

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病院管理に関する文献

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著者収載誌/巻号頁発行年月
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【W516190004<Pre 医中誌>】(原著論文)
熊本市民病院におけるCOVID-19妊婦と感染疑いの児への支援と課題
抄録
当院はこれまでCOVID-19妊婦2名の帝王切開を経験しており、母子分離期間における育児支援の実際と課題について報告し考察する。症例は、家庭内感染によりCOVID-19を発症し、妊娠40週0日の時点で当院感染症病棟に入院となった20代の初産婦である。母子感染、医療者感染予防のため入院当日に選択的帝王切開術を行い、児はただちに保育器収容され産科病棟の個室に入院となった。その後、2回のPCR検査で児のCOVID-19陰性を確認し、保育器からコットへ収容した。母子分離となったため、タブレットを介して母子面会や育児指導を実施し愛着形成を図った。また、助産師が感染症病棟へ訪室しFull PPEでの乳房のケアなど直接的ケアも行った。退院後に初めて児と接することに加え、家族のサポートが育児経験のない夫のみであったため、訪問看護ステーションや保健師と連携し継続的な支援体制を整えたが、訪問看護ステーションにとってもCOVID-19隔離解除後の対応は今回が初めての経験であり一部混乱がみられた。そのため、再度情報提供と調整を図った結果、継続的な支援が可能となり、母子ともに順調に1ヵ月健診を迎えることができた。通常の育児・授乳に関する支援だけではなく、今回タブレットを介して児との関わりを持たせたことは、母子の愛着形成や育児支援に有効であった。また、退院後に継続的なサポートができるよう他職種と連携し、地域へ繋ぐ支援が重要であると考えられた。(著者抄録)
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著者佐々 麻耶(熊本市立熊本市民病院)ほか収載誌/巻号頁熊本県母性衛生学会雑誌 (1343-9340)/25巻 p.21-25発行年月2022.03
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【W516190001<Pre 医中誌>】(解説)
阿蘇温泉病院におけるコロナ対策
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医中誌Web
著者荒尾 慎治(坂梨会阿蘇温泉病院)ほか収載誌/巻号頁熊本県母性衛生学会雑誌 (1343-9340)/25巻 p.5-10発行年月2022.03
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【W516100010<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルス感染症の診断 地域の中核病院での対応例
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著者田邊 翔太(松江赤十字病院 救急総合診療科)ほか収載誌/巻号頁医療と検査機器・試薬 (1347-0434)/45巻2号 p.114-116発行年月2022.04
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【W509450014<Pre 医中誌>】(会議録)
大阪府における給食経営管理業務に関する実態調査(第1報) COVID-19禍における病院栄養部門運営の課題
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医中誌Web
著者出口 美輪子(大阪市立大学 大学院生活科学研究科)ほか収載誌/巻号頁日本給食経営管理学会学術総会プログラム・講演要旨集/16回 p.36発行年月2021.11
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【W509180017<Pre 医中誌>】(解説)
COVID-19についての川崎医科大学附属病院での取り組み これまでを振りかえって
抄録
2020年1月より、「新型肺炎」と呼ばれ、急激にニュース等でも注目されるようになったCOVID-19。川崎医科大学附属病院ではこの稀有な感染症に対峙すべく、2020年2月より、附属病院新型コロナ感染対策委員会を設立いたしました。3月、岡山県内でも新型コロナ感染者が確認されるようになり、入院患者の面会制限を開始し、救急外来特設診察室を使用した「帰国者・接触者外来」(現在の「新型コロナ外来」)を立ち上げました。4月になると、日本全国に「緊急事態宣言」が発令されました。それに伴い院内でのPCR法(real-time PCR)やLAMP法検査の開始、新型コロナ専用病棟を設置しました。この時期、医科大学をはじめとした当院における臨床実習も中止になりましたが、5月の宣言解除に伴い、感染対策を徹底させながら、現在まで継続しています。7月に入り流行の「第2波」が押し寄せ、再度の感染者の急激な増加が岡山県でも見られるようになり、当院にも新型コロナウイルス感染症の入院患者が収容されました。9月からは、軽症・中等症の新型コロナウイルス感染症患者のための専用病棟の運用も開始され、この運用開始に伴い、軽症・中等症患者を内科診療チーム、重症例を救急科チームが診療する体制が確立しました。やがて2020年の12月には、さらに大きな「第3波」が押し寄せ、附属病院新型コロナ感染対策委員会のほぼ毎週の開催、院内にLAMP法に代わる新たなPCR法の機器の導入も行いました。このような中、とうとう翌2021年2月には新型コロナワクチンが日本国内でも承認されました。3月よりまずは新型コロナ患者と直接接触する機会の多い当院病院職員から接種が開始されました。本稿ではその他、2020年1月から現在までに、川崎医科大学附属病院でCOVID-19に対しどのように取り組んできたのかを振り返ります。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
機関リポジトリ(無料)
著者大石 智洋(川崎医科大学 小児科学)収載誌/巻号頁川崎医学会誌 (0386-5924)/47巻 p.133-138発行年月2021.
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【W502490253<Pre 医中誌>】(会議録)
専門医不在の地方基幹病院における新型コロナウイルス感染症診療の現状と問題点
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医中誌Web
著者村中 徹人(稚内市立稚内病院 内科)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.133発行年月2022.03
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【W502490250<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19クラスター発生病院における、麻黄湯による職員の暴露後予防
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医中誌Web
著者鍋島 茂樹(福岡大学病院 総合診療部)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.132発行年月2022.03
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【W502490243<Pre 医中誌>】(会議録)
地域中核病院における新型コロナワクチン接種後の副反応発症に関する1000例の検討
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医中誌Web
著者相澤 魁人(静岡市立清水病院 小児科)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.130発行年月2022.03
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【W502490177<Pre 医中誌>】(会議録)
横浜市立市民病院における重症新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するトシリズマブの投与実績
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医中誌Web
著者佐々木 裕明(横浜市立市民病院 感染症内科)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.114発行年月2022.03
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【W502490162<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19重症化予測因子としてのインターフェロンλ3およびTARC/CCL17の市中病院環境における検討
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医中誌Web
著者八木 昭彦(桑名市総合医療センター 呼吸器内科)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.110発行年月2022.03

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