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新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 関連文献

看護に関する文献

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(SARSコロナウイルス-2/TH or COVID-19/TH or COVID-19/AL or (コロナ/TA and DT=2020:2024)) and (SB=看護 or 看護/TI or 看護/JN)

2024年3月16日更新

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【Y215360014<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス感染症流行下における教員を模擬患者とした老年看護学実習に対する看護学生の捉え
抄録
新型コロナウィルス感染症流行下において臨地実習の代替実習として行った教員を模擬患者とした学内老年看護学実習の実習方法に対する看護学生の捉えを明らかにすることを目的とした.令和3年6~7月に学内実習を経験した看護学生14人にグループインタビューを実施し,質的帰納的方法で分析し,カテゴリー化し,3つのテーマに分類した.結果,学生はすべて女子学生であり,学生の捉えは教員を模擬患者としたロールプレイの実施方法に関して【臨場感のあるロールプレイ】【実践を反復・改善できるロールプレイ】など5カテゴリー,カンファレンス・デブリーフィングの実施方法に関して【多様な実践の共有】【有益なカンファレンス】など3カテゴリー,学習環境に関して【ゆとりのある実習計画】など4カテゴリーの全12カテゴリーであった.学生は,臨地実習に近い環境のなかで高齢者の特徴を熟知した教員を模擬患者とした学内実習の方法を肯定的に捉えていた.またカンファレンス・デブリーフィングの実施方法および学習環境をおおむね肯定的に捉えており,学内実習だからこその利点が明らかになった.一方で,多職種や家族と関わる機会をつくることや臨地実習指導者と連携することなどの改善すべき課題があることが示唆された.(著者抄録)
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著者竹内 千夏(香川県立保健医療大学 保健医療学部)ほか収載誌/巻号頁老年看護学 (1346-9665)/28巻2号 p.79-87発行年月2024.01
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【Y207190008<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大状況における大阪医科薬科大学の授業対応に関する看護学部の視点からの検討(第2報)
抄録
2021年度から2022年度までの大阪府におけるCOVID-19の新規陽性者数および割合の1週間の移動平均値の推移を調査し,政府と大阪府により実施された感染コントロール対策に準じた同期間における大阪医科薬科大学の対応事項を再評価した。さらに2019年度から2022年度までの看護学部における授業評価を比較した。2022年の第6および第7波,2023年の第8波はおもにデルタ株とオミクロン株に置き換わり,2021年の第4波および第5波に比し,明らかにピークが高く,期間も長かった。陽性者数のピークは7波が最も高かったが,陽性者割合のピークは8波が最も高かった。本学は各学部の教育内容ならびに学内の感染状況および新病院建設などを踏まえ,政府および大阪府からの大学への要請に従い,教育活動を適宜適正に継続した。その結果,第7波と第8波における市中の感染者急増にも関わらず,看護学部において,全学年が通常の面接授業に移行できた。さらに実習科目は,当院の実習の際に,ワクチン3回接種済あるいは直前の抗原検査が徹底されることを条件に,コロナ禍一貫して面接授業で実施できた。講義科目の高評価を維持でき,さらに実習科目における高評価が増加傾向を示し,低評価が減少した。これより制限された学習環境を乗り切るための授業の質の向上が示唆された。(著者抄録)
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著者土手 友太郎(大阪医科薬科大学 看護学部)収載誌/巻号頁大阪医科薬科大学医学会雑誌 (2436-5939)/82巻2号 p.124-131発行年月2023.12
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【Y206180006<Pre 医中誌>】(解説)
感染症看護専門看護師によるA特別養護老人ホームでのCOVID-19の感染拡大防止のための支援
抄録
高齢者施設における感染拡大防止は,認知症高齢者の感染予防行動の難しさ,生活の場であることから居室の配置を変えることが容易ではないこと等の難しさがある。報告者は,感染症看護専門看護師として,第6波の時期にCOVID-19の感染拡大が起こったA特別養護老人ホームの感染管理担当看護師とコミュニケーションを緊密にとりながら感染対策を策定した。A特別養護老人ホームの職員が実践可能な感染対策を継続することにより,想定範囲内の感染拡大に抑えることができた経験をした。感染症看護専門看護師や感染管理認定看護師による高齢者施設での感染対策支援においては,施設内の職員,特に感染管理担当者とのコミュニケーションを通して施設職員の感染対策についての知識や実効性の確認,入居者の状態,居室の配置・動線を把握し,速やかにアセスメントしていくことが必要であり,高齢者施設それぞれの特徴をふまえた実践可能な感染対策を,施設職員とともに策定していくことが重要であると考える。加えて,高齢者施設におけるさらなる感染対策の向上を目指し,日ごろからの高齢者施設と感染の専門家との連携システムを構築することが重要な課題であると考える。(著者抄録)
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著者長崎 由紀子(愛知医科大学 看護学部)収載誌/巻号頁愛知医科大学看護学部紀要 (1347-9873)/22号 p.41-48発行年月2023.12
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【Y202220005<Pre 医中誌>】(解説)
受験生から選ばれる看護学校になるためのアイディア募集 学生確保への取り組み 個をとらえてつなぐこと,つながること
抄録
18歳人口の減少や大学志向の影響により,岡山医療センター附属岡山看護助産学校(本校)においては,量的・質的,両面からの学生確保が年々困難となっている.加えて,2020年からの新型コロナウイルス感染症の感染拡大により教育現場にも混乱が生じ,学校運営において重要である学生確保のための学生募集活動も大きな影響を受けた.このような状況の中で,2022年度の高校教諭を対象とした学校説明会(以下,学校説明会)をweb開催した.その中で,高校の教諭と卒業生である本校の学生とをつなぐこと,個を重視した学生募集活動を実施することの重要性に気づいた.学生募集活動は,本校の受験を志望する方々や高校教諭との出会いであり,本校を知ってもらうチャンスである.本校を知り本校のことが記憶に残り続けるよう,つながるかかわりを実施し,受験へつなぐ.つまり,出願という意思決定に至る取り組みが必要だと考え,できることから始めてみた.進学ガイダンスやオープンスクールに参加してくれた高校生,オープンスクールに応募したが当日欠席した高校生1人ひとりにはがきを送付した.その後,期間を少しあけて,学校の取り組みや,本校の在学生であり参加した高校生の先輩からのメッセージを送付し,本校とつながりが持てるよう取り組んでみた.高校訪問では,本校の教育や入試の概要をお伝えするのみではなく,高校側の状況把握や学生募集活動に対する希望を伺うことに重点を置いた.その結果,学校説明会については高校個別の対応の必要性,進路相談については,対象者1人ひとりの疑問が解決して本校への受験につながるような取り組みの必要性に気づくことができた.さらに,在校生との対話により,改めて日々の教育を懸命に実施することが重要になると感じた.「個をとらえてつなぐこと,つながること」を視点とした学生確保への取り組みの課題を明確にすることができた.(著者抄録)
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著者加藤 かすみ(国立病院機構岡山医療センター附属岡山看護助産学校)ほか収載誌/巻号頁医療 (0021-1699)/77巻6号 p.400-404発行年月2023.12
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【Y202220002<Pre 医中誌>】(解説)
受験生から選ばれる看護学校になるためのアイディア募集 ICTを活用した学生募集への広報活動
抄録
国立病院機構北海道医療センター附属札幌看護学校(当校)は国立病院療養所時代の札幌市内3校を2003年に統合,総定員数240名,独法化を経て母体病院が発足した2010年より現在の体制となっている.大学全入時代,競合の多様化で専門学校は厳しい状況におかれている.学生確保においては各校で取り組みをしているが,従前の学校説明会やオープンキャンパス,高校への訪問活動はコロナ禍で一時困難となり,ホームページ(HP)等のWebツールを利用した学生募集活動に大きくシフトした.昨今の学生は進学先の検索やオープンキャンパスに参加する際にWeb経由が常識となっている.学校の資料請求や訪問に結びつき,確実性のある学生が継続的に訪問し出願率を高めるHP制作が重要となる.競合する学校の中で,いかに魅力的な学校に見えるかが鍵となる.2022年度自校に通う学生を対象に,当校への入学を選んだ理由やよいと感じている点,HPへの意見等をアンケート調査した.本稿では,学生を確保するためのHPの作成や運営についての取り組み,ブランディングを意識した広報活動についての実践を報告し,課題を抽出した.選ばれる学校になるためには,大学とは違った臨床の現場がそこにあることを実感させ,他校では得られないより実践的な教育が実施されていることを積極的にPRすることが大切である.また,そのことをHP等の情報通信技術(Information and Communication Technology:ICT)を通じて発信していくことが求められる.(著者抄録)
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著者坂本 美和子(国立病院機構北海道医療センター附属札幌看護学校)収載誌/巻号頁医療 (0021-1699)/77巻6号 p.385-388発行年月2023.12
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【Y131270153<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍の小児医療におけるボランティア活動の実態と課題(その1) ボランティア・コーディネーターからみた活動の変化
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著者米山 雅子(湘南鎌倉医療大学)ほか収載誌/巻号頁日本小児看護学会学術集会講演集/33回 p.182発行年月2023.06
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【Y131270126<Pre 医中誌>】(会議録)
地域で集団生活を送る乳幼児の日常生活習慣獲得の理解を深めるための看護DX教育教材の作成と評価 コロナ禍で看護系大学1年生を対象とした教材活用
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著者東 優里子(宮城大学 看護学群看護学類)ほか収載誌/巻号頁日本小児看護学会学術集会講演集/33回 p.169発行年月2023.06
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【Y131270121<Pre 医中誌>】(会議録)
子どもが接種するCOVID-19ワクチンに関する看護学生の認識 自己意識との関連
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著者中野 幸子(大阪信愛学院短期大学 看護学科)収載誌/巻号頁日本小児看護学会学術集会講演集/33回 p.166発行年月2023.06
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【Y131270105<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍で入院する子どもとその親に対する看護師の実践 子どもの権利擁護と付き添いや面会に関する親の負担軽減への工夫
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医中誌Web
著者藤田 優一(武庫川女子大学 看護学部)ほか収載誌/巻号頁日本小児看護学会学術集会講演集/33回 p.158発行年月2023.06
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【Y131270096<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍における入院患児への看護の実態
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医中誌Web
著者李 剣(神奈川県立保健福祉大学)ほか収載誌/巻号頁日本小児看護学会学術集会講演集/33回 p.154発行年月2023.06
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【Y131270087<Pre 医中誌>】(会議録)
こどもたちをCOVID-19パンデミックから守り、こどもの権利を守る小児病棟の取り組み
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医中誌Web
著者河原 志保(済生会横浜市東部病院)ほか収載誌/巻号頁日本小児看護学会学術集会講演集/33回 p.147発行年月2023.06
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【Y131270084<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染症に伴う小児発熱外来の立ち上げ,運営に対する患者アンケート調査
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医中誌Web
著者野田 千恵(宇治徳洲会病院)ほか収載誌/巻号頁日本小児看護学会学術集会講演集/33回 p.145発行年月2023.06
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【Y131270052<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19流行後に新たな子どもをもった親の子育てのとらえ方と心理的特徴についての検討
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医中誌Web
著者野村 智実(国立看護大学校)ほか収載誌/巻号頁日本小児看護学会学術集会講演集/33回 p.129発行年月2023.06
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【Y131270011<Pre 医中誌>】(会議録)
ICTの利活用と小児看護~未来を担う人の育みを考える~ 小児看護のコンピテンシーとその育み Covid-19感染拡大下における小児看護学実習を振り返って
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医中誌Web
著者監物 佳子(聖路加国際大学 大学院看護学研究科)収載誌/巻号頁日本小児看護学会学術集会講演集/33回 p.66発行年月2023.06
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【Y129430079<Pre 医中誌>】(会議録)
地域における指定難病患者のコロナ禍でのニーズと生活支援
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医中誌Web
MedicalOnline
著者羽原 美奈子(旭川市立大学 保健福祉学部保健看護学科)収載誌/巻号頁日本難病看護学会誌 (1343-1692)/28巻2号 p.114発行年月2023.09
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【Y129430064<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナ感染症が若年性パーキンソン病(PD)患者の不確かさに与えた影響
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医中誌Web
MedicalOnline
著者平岡 正史(広島文化学園大学 看護学部)ほか収載誌/巻号頁日本難病看護学会誌 (1343-1692)/28巻2号 p.99発行年月2023.09
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【Y129430041<Pre 医中誌>】(会議録)
筋ジストロフィー患者の長期入院からの在宅移行 コロナ禍でのオンライン支援
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医中誌Web
MedicalOnline
著者土明 千恵(彩訪問看護ステーション響)ほか収載誌/巻号頁日本難病看護学会誌 (1343-1692)/28巻2号 p.76発行年月2023.09
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【Y125340010<Pre 医中誌>】(解説)
太田熱海病院新型コロナウイルス感染症病棟開設における看護部の取組み
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医中誌Web
著者渡部 裕子(太田綜合病院附属太田熱海病院 看護部)ほか収載誌/巻号頁太田綜合病院学術年報 (1341-7088)/58号 p.97-100発行年月2023.12
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【Y125340007<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス感染症拡大による看護師の子どもや家族への関わりに関する実態調査
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医中誌Web
著者飯村 亜以(太田綜合病院附属太田西ノ内病院 4B病棟)ほか収載誌/巻号頁太田綜合病院学術年報 (1341-7088)/58号 p.86-88発行年月2023.12
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【Y123380002<Pre 医中誌>】(原著論文)
医療的ケアを必要とする児の両親のCOVID-19蔓延下におけるNICU退院後の思いと生活の質に関する調査
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医中誌Web
機関リポジトリ(無料)
著者森澤 未来(京都府立医科大学附属病院)ほか収載誌/巻号頁京都府立医科大学看護学科紀要 (1348-5962)/33巻 p.9-18発行年月2023.12
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【Y123280099<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍の訪問看護ステーションにおける自治体等からの支援要請と対応状況
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医中誌Web
著者池崎 澄江(千葉大学 大学院看護学研究院)収載誌/巻号頁日本医療・病院管理学会誌 (1882-594X)/60巻Suppl. p.204発行年月2023.11
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【Y123280058<Pre 医中誌>】(会議録)
看護職が医療を支え続けるために必要な組織・個人特性の解明(第二報) COVID-19患者受け入れ病院の職場環境特性と看護師の心理的安全性との関連
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医中誌Web
著者伊藤 絢乃(東京医科歯科大学 大学院保健衛生学研究科)ほか収載誌/巻号頁日本医療・病院管理学会誌 (1882-594X)/60巻Suppl. p.184発行年月2023.11
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【Y123280057<Pre 医中誌>】(会議録)
看護職が医療を支え続けるために必要な組織・個人特性の解明(第一報) COVID-19患者を受け入れた3病院の看護師及び看護管理者の特性
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医中誌Web
著者緒方 泰子(東京医科歯科大学 大学院)ほか収載誌/巻号頁日本医療・病院管理学会誌 (1882-594X)/60巻Suppl. p.183発行年月2023.11
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【Y119310002<Pre 医中誌>】(原著論文)
COVID-19パンデミック下における看護師の職場ストレッサーと心理的ストレス反応、ワーク・エンゲイジメントとの関連性
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医中誌Web
MedicalOnline
著者菅原 留美(国立病院機構仙台医療センター チーム医療推進室)ほか収載誌/巻号頁仙台医療センター医学雑誌 (2186-0920)/13巻2号 p.28-35発行年月2023.06
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【Y118460007<Pre 医中誌>】(解説)
COVID-19連載企画『守っていくべき公衆衛生看護・保健師活動の本質 公衆衛生の現場で,専門職はどのようなマネジメント力を発揮したのか』(その6) NECにおける新型コロナウイルス感染拡大下のマネジメント活動
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者岩崎 美枝(日本電気 人事総務統括部ウェルネスプロモーションセンター)収載誌/巻号頁日本公衆衛生看護学会誌 (2187-7122)/12巻3号 p.209-211発行年月2023.12
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【Y118460006<Pre 医中誌>】(解説)
COVID-19連載企画『守っていくべき公衆衛生看護・保健師活動の本質 公衆衛生の現場で,専門職はどのようなマネジメント力を発揮したのか』(その5) 学校におけるCOVID-19下でのマネジメント活動 養護教諭が中心となって行った学校保健活動における感染症対策
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者山城 綾子(東京都多摩市立和田中学校)収載誌/巻号頁日本公衆衛生看護学会誌 (2187-7122)/12巻3号 p.205-208発行年月2023.12
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【Y118460005<Pre 医中誌>】(解説)
COVID-19連載企画『守っていくべき公衆衛生看護・保健師活動の本質 公衆衛生の現場で,専門職はどのようなマネジメント力を発揮したのか』(その4) 東日本大震災後の1万人の町は,どのようにCOVID-19対策に取組んだのか
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者佐藤 奈央子(宮城県南三陸町保健福祉課)収載誌/巻号頁日本公衆衛生看護学会誌 (2187-7122)/12巻3号 p.201-204発行年月2023.12
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【Y117220010<Pre 医中誌>】(解説)
【COVID-19とHPVワクチン接種を広げていくために-vaccine hesitancyについて-】子どものワクチン接種をためらう保護者に看護師がクリニックでできること
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医中誌Web
著者野村 さちい(竜美ヶ丘小児科)収載誌/巻号頁外来小児科 (1345-8043)/26巻3号 p.254-256発行年月2023.11
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【Y116450012<Pre 医中誌>】(解説)
【COVID-19対応の暫定評価と今後の課題】コロナ禍での在宅医療 実践報告とこれからの課題
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医中誌Web
著者川西 友栄(葵会上賀茂診療所)収載誌/巻号頁日本看護評価学会誌 (2186-4500)/13巻1号 p.57-59発行年月2023.12
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【Y116450011<Pre 医中誌>】(解説)
【COVID-19対応の暫定評価と今後の課題】地域で守ろう高齢者施設 感染管理認定看護師と保健所を軸とした高齢者施設支援
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医中誌Web
著者大田 良美(大阪府済生会吹田病院)収載誌/巻号頁日本看護評価学会誌 (2186-4500)/13巻1号 p.52-56発行年月2023.12
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【Y116450010<Pre 医中誌>】(解説)
【COVID-19対応の暫定評価と今後の課題】感染隔離環境下での看護実践と今後の課題 大学病院における事例
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医中誌Web
著者宮田 七重(東京慈恵会医科大学附属病院)収載誌/巻号頁日本看護評価学会誌 (2186-4500)/13巻1号 p.47-51発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
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【Y116450001<Pre 医中誌>】(原著論文)
COVID-19により修学に影響を受けた新人看護師に対する教育的支援の実態
抄録
本研究は,COVID-19によって修学に影響を受けた新人看護師に対する病院での教育的支援を明らかにすること目的とした.300床以上の病院に所属する教育担当者9名に半構造化面接を実施し,結果について質的帰納的分析を行った.対象者の教育担当者としての平均経験年数±標準偏差は3.6±1.5年であり,すべての対象者の所属施設でCOVID-19患者を受け入れていた.COVID-19により修学に影響を受けた新人看護師に対する教育的支援の実態として,【COVID-19による修学への影響を考慮した研修内容】【COVID-19感染拡大下における新人教育環境】【COVID-19により修学に影響を受けた新人看護師に対する教育担当者のとらえ方】の3つの概念カテゴリーが抽出された.COVID-19による影響は現在も続いており,修学に影響を受けた新人看護師に対する教育的支援は長期的な視点で継続していくことが求められる.(著者抄録)
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医中誌Web
著者松本 晃子(藍野大学)ほか収載誌/巻号頁日本看護評価学会誌 (2186-4500)/13巻1号 p.1-8発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【Y112470003<Pre 医中誌>】(原著論文)
「想定外の状況に対応が必要な場面」を設定したシミュレーション教育の取り組み コロナ禍の基礎看護学実習
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者相吉 はるな(聖路加国際大学 院看護学研究科基礎看護・看護技術学)ほか収載誌/巻号頁日本看護技術学会誌 (1349-5429)/22巻 p.71-76発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【Y112400003<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス感染症対応に必要な看護マネジメント体制 一般社団法人日本看護管理学会新型コロナウイルス感染症対応整備事業部会活動を通して
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医中誌Web
J-STAGE
著者叶谷 由佳(日本看護管理学会 新型コロナウイルス感染症対応看護マネジメント体制整備事業部会)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会誌 (1347-0140)/27巻1号 p.247-258発行年月2023.
医中誌Web文献番号/論文種類
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【Y111410002<Pre 医中誌>】(原著論文)
患者支援センターのつなぐ看護への取り組み コロナ禍の業務改善と意識改革
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医中誌Web
著者井上 祐子(赤穂市民病院 地域医療室副室)収載誌/巻号頁赤穂市民病院誌 (1345-6261)/25号 p.20-21発行年月2023.12
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【Y110460004<Pre 医中誌>】(会議録)(英語)
Evaluation of Acute Respiratory Infection(ARI) Clinics for COVID-19 treatment and infection control in Ramathibodi Hospital(タイトル和訳中)
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医中誌Web
著者Sumdaengrit Bualuang(Ramathibodi School of Nursing, Faculty of Medicine Ramathibodi Hospital, Mahidol University)ほか収載誌/巻号頁看護経済・政策研究学会誌 (2435-0990)/6巻1号 p.4-5発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【Y110020007<Pre 医中誌>】(解説)
【人口減少社会・アフターコロナにおける医療提供体制の課題(その2)】看護職員処遇改善評価料の評価 介護職員処遇改善加算との比較
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医中誌Web
著者新田 秀樹(中央大学 法学部)収載誌/巻号頁社会保障法研究 (2188-7055)/18号 p.227-281発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【Y109040007<Pre 医中誌>】(解説)
アフターコロナの手術室感染対策
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医中誌Web
著者小川 健治(福岡徳洲会病院)収載誌/巻号頁手術看護エキスパート/17巻5号 p.38-42発行年月2024.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC28150015<Pre 医中誌>】(解説)
これからの臨床現場を支えるために COVID-19を経験した米国の看護現場から(第25回) 安全な職場環境づくりに向けて,職場における暴力の要因を知る
抄録
<文献概要>健康的な職場環境(healthy work environment)には,安全な職場環境づくりが必要です。今回は前回に引き続き,職場における暴力として問題視されているワークプレイス・バイオレンス(workplace violence:WPV)について掘り下げていきます。暴力と聞くと,殴る,蹴るなどの身体的な暴力を想像されるかもしれませんが,WPVにはさまざまな形の暴力が関係しています。WHO(世界保健機関)の定義によると「身体的,性的,言語的,心理的な虐待や職場での嫌がらせなど,医療従事者が受ける仕事に関連した虐待,脅迫,暴行を伴う事件」とされています。統計によると,約62%の医療従事者がWPVを経験していると言われていますが,その中でも,看護師が最も多く被害を受けています。
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者岩間 恵子(ペース大学)収載誌/巻号頁看護管理 (0917-1355)/34巻1号 p.68-71発行年月2024.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC28150010<Pre 医中誌>】(解説)
嵐を乗り越えて看護職を安定させる 倫理的実践(Steadying the Nursing Profession Through the Storms: An Ethical Practice)
抄録
<文献概要>2023年8月25日に開催された,第27回日本看護管理学会学術集会におけるキャサリン・ブラウン-ザルツマン氏の海外招聘講演「Steadying the Nursing Profession Through the Storms: An Ethical Practice(嵐を乗り越えて看護職を安定させる:倫理的実践)」では,新型コロナウイルス感染症のパンデミックが明確化した看護における苦悩が共有された。これらに立ち向かうためには,目前のニーズだけでなく将来を見通し,現状の評価を行い対応することが必要だ。医療機関内で直面する無数の問題に対処する全ての看護管理者にとって指針となる看護倫理と,自己への許しの必要性が語られた。本稿では,その講演録をダイジェストで紹介する。
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医中誌Web
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著者キャサリン・ブラウン-ザルツマン (Ethics of Caring, UCLA School of Nursing DNP Program, Ethics)収載誌/巻号頁看護管理 (0917-1355)/34巻1号 p.38-44発行年月2024.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC28150005<Pre 医中誌>】(座談会)
【コロナ禍での看護管理者の倫理的苦悩 振り返りを通じた「癒し」と「許し」】コロナ禍での看護管理者の倫理的苦悩を振り返る
抄録
<文献概要>本座談会では,米国で早くから看護における倫理の重要性について研究してきたキャサリン・ブラウン-ザルツマン氏を囲み,コロナ禍を経験した看護管理者たちが自らの経験を共有し,対話することで,コロナ禍での看護管理者の倫理的苦悩を振り返ります。
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医中誌Web
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著者吉部 恵理子(北里大学病院 看護部)ほか収載誌/巻号頁看護管理 (0917-1355)/34巻1号 p.16-27発行年月2024.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC28110025<Pre 医中誌>】(解説)
がん看護実践者としての私を誇りに思う ゆうがや会のこぼれ話(第3回) 後進育成につなげるメモリアルカンファレンスの取り組み このかかわりでよかったよ
抄録
<文献概要>はじめに 大規模な病院では,がん終末期ケアの経験が浅い看護師が多く勤務しています.経験が浅くても,一人の専門職の看護師として,ケアを担当します.コロナ禍の影響により,現在も面会者の制限がされているなか,がん終末期ケアについて「これでよかったのか?」と,自分のケアに対して疑問を抱いている経験の浅い看護師や若手の看護師は,多くいます.その自分自身への問いかけは,中堅やベテランのスタッフでも,同じように抱いていると思います.そのような気持ちをメモリアル(デス)カンファレンスで紐解きながら,世代や経験の垣根を越えて,共に学び合い,次のケアに活かし,看護師として成長してほしいと,私たち(ゆうがや会)は願っています.
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医中誌Web
PierOnline
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著者中村 正子(京都看護大学)ほか収載誌/巻号頁がん看護 (1342-0569)/29巻1号 p.104-109発行年月2024.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC27130002<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ対策多職種パネルディスカッション 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の現状と類型変更後の対応 看護師の立場から
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医中誌Web
MedicalOnline
著者池下 聖子(国立病院機構医王病院)ほか収載誌/巻号頁筋ジストロフィー医療研究 (2433-1708)/10巻 p.160発行年月2023.08
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC26440001<Pre 医中誌>】(原著論文)
社会福祉士養成課程における臨床参加型実習経験に対する学生の認識 A大学における2014-2022年度相談援助実習後学生調査から
抄録
本研究では、相談援助実習終了後の学生調査をもとに、社会福祉士養成課程における臨床参加型実習経験に対する学生の認識を明らかにし、社会福祉士養成課程における実習教育における検討課題を得ることを目的とした。クライエントや関係者と直接・間接的に関わる臨床参加型実習体験は、日本社会福祉養成校協会北海道ブロック/北海道ブロック社会福祉実習研究協議会(以下、北海道ブロック)「相談援助実習評価表」の技術・技能に関する評価項目に対応する体験とし、2014-2022年度に相談援助実習を終えた、A大学の学生459名を対象に学生調査を実施した。本研究における調査結果によると、社会福祉士課程における実習では、ほとんどの学生が臨床参加型実習体験を経験し、最も多い項目は、他職種連携だった。直接関わる実施と試行的なロールプレイ経験をあわせた能動的体験(実施・試行)は、体験項目は限定的だが76.3%の学生が経験しており、最も多い項目は、面接63.4%であり、コロナ禍期間(2020-2022年度)の経験は、それ以前を上回っていた。さらに、能動的体験(実施・試行)を、ほとんどの学生が必要な実習体験と認識し、経験者のほとんどが、自らの実習成果との関係で肯定的に捉えていた。実施経験を得た学生の自由記述からは、【OSCE経験を踏まえた実施】体験が、【実習指導者に守られた環境】と【実習生の役割発揮】の上で、【同行・同席を経た実施】として行われ、【思考の深まり】や【スキル向上を意識】する経験となっていた。以上を踏まえ、今後の社会福祉士養成課程における実習教育に向けた検討課題として、実習関係者での実習教育目標の共有、社会福祉士養成校による事前評価方法の標準化、能動的体験の実習プログラム化と共有、実習評価の引継ぎシステムと実習スーパービジョンのあり方を指摘した。(著者抄録)
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医中誌Web
機関リポジトリ(無料)
著者巻 康弘(北海道医療大学 看護福祉学部福祉マネジメント学科)収載誌/巻号頁北海道医療大学看護福祉学部紀要 (1340-4709)/30号 p.1-11発行年月2023.12
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論文タイトル
【XC26410059<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19ローテーション看護体制においてスタッフの主体性を大切にし、やりがいを引き出す支援
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医中誌Web
著者水谷 真沙子(福知山市民病院 感染症病棟)ほか収載誌/巻号頁日本医療マネジメント学会京滋支部学術集会プログラム・抄録集 (2758-3414)/20回 p.52発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC26410041<Pre 医中誌>】(会議録)
先を見据えた新型コロナウイルス感染症対策の看護職員教育 COVID病棟応援派遣時教育と出前講座の活用
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医中誌Web
著者中村 寛子(長浜市立長浜病院 看護局)ほか収載誌/巻号頁日本医療マネジメント学会京滋支部学術集会プログラム・抄録集 (2758-3414)/20回 p.42発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC22200011<Pre 医中誌>】(解説)
【看護の力をリスキリングしよう 今、こうしているがわかる看護の最新トレンド2024】(Topic5)COVID-19のいま 今のスタンダードを知ろう! 新型コロナウイルス感染症の治療・ケア
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医中誌Web
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著者齊藤 耕平(北里大学病院 集中治療センター)収載誌/巻号頁Expert Nurse (0911-0194)/40巻1号 p.52-59発行年月2023.12
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論文タイトル
【XC22200008<Pre 医中誌>】(解説)
【看護の力をリスキリングしよう 今、こうしているがわかる看護の最新トレンド2024】(Topic2)感染対策のいま 常に流行状況をふまえた対策を! COVID-19流行を経てアップデートしておきたい感染対策
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医中誌Web
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著者坂本 史衣(明芳会板橋中央総合病院)収載誌/巻号頁Expert Nurse (0911-0194)/40巻1号 p.32-36発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470365<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウィルス感染拡大下における一般病棟看護師長の看護管理行動
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医中誌Web
著者菅井 亜由美(地域医療機能推進機構 本部医療部)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.336発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470364<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19罹患患者の苦痛に寄り添う看護 看護師がコミュニケーション力を発揮した看護ケアの実践報告
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医中誌Web
著者安心院 啓子(北里大学病院)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.335発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470363<Pre 医中誌>】(会議録)
母児分離下にある新型コロナウイルス感染妊婦の愛着形成を促進する組織的看護サービスの提供
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著者大塚 ゆかり(公立丹南病院)収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.335発行年月2023.07
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【XC21470348<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染症患者の受け入れを経験した看護師長の情報発信と思考過程
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医中誌Web
著者池ヶ谷 佐織(東京医療保健大学 大学院医療保健学研究科)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.325発行年月2023.07
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論文タイトル
【XC21470312<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍における看護師のWLB支援で看護師長が感じる困難
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医中誌Web
著者鈴木 小百合(順天堂大学 医療看護学部)収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.305発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470311<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染症患者受け入れ病院の看護スタッフが感じた職務上の困難に関する質的研究
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医中誌Web
著者湯本 淑江(東京医科歯科大学 大学院)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.304発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470310<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染症病棟に勤務する看護師の職務満足を高める看護師長の実践
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医中誌Web
著者岡庭 瑞江(愛知県精神医療センター)収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.304発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470309<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19を受け入れた大学病院で働き続ける看護師の意識と行動の変化(第2報) アンケート自由記載欄の内容の質的分析
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医中誌Web
著者中村 ゆきえ(金沢大学附属病院)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.303発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470308<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19を受け入れた大学病院で働き続ける看護師の意識と行動の変化(第1報) 感染拡大から2年後まで
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医中誌Web
著者谷田 明美(金沢大学附属病院)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.303発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470302<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19の影響で臨床実習が制限された新人看護師の経験
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医中誌Web
著者河合 麻衣子(東京女子医科大学病院)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.299発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470301<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19の影響で臨床実習が制限された新人看護師に対する先輩看護師の認識と新人看護師への支援
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医中誌Web
著者河合 麻衣子(東京女子医科大学病院)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.299発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470178<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナ感染拡大に伴う応援体制の現状と改善策の検討
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医中誌Web
著者浦山 美輪(東北大学病院)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.232発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470163<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍における新人教育の質の担保と離職防止への取り組み 集合研修の再構築と継続的リフレッシュ・メンタルヘルス企画の効果
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医中誌Web
著者新町 咲子(公立学校共済組合九州中央病院)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.224発行年月2023.07
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論文タイトル
【XC21470162<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍における新人看護職員研修責任者の新人看護職員への思いと研修の工夫
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著者中川 加奈子(済生会滋賀県病院)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.223発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470161<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染症流行期の新人看護師の離職および休職・休暇・休業制度利用と教育に関する実態 記述研究
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著者佐藤 隆平(神戸市看護大学)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.223発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470160<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍に入職した新人看護師のストレス対処力とリアリティショックとの関連
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医中誌Web
著者野田 恵(福井大学医学部附属病院)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.222発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470159<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍に新人看護職員研修を部署で実践する上での教育担当者の取り組み 教育担当者の語りから
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医中誌Web
著者渡邊 由美恵(昭和大学江東豊洲病院)収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.222発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470133<Pre 医中誌>】(会議録)
DWHを活用した業務改善 COVID-19検査結果のタイムリーな一覧表作成
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医中誌Web
著者相馬 泰子(NTT東日本関東病院)収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.208発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470125<Pre 医中誌>】(会議録)
職場のソーシャルキャピタルの変化とCOVID-19患者への対応が精神健康に与える影響
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医中誌Web
著者原 ゆかり(東北大学 大学院医学系研究科)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.204発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470118<Pre 医中誌>】(会議録)
流行初期にCOVID-19患者の看護に従事した看護師が職業上の成長を認識するプロセス 複線径路・等至性モデルを用いた質的研究
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医中誌Web
著者井上 真帆(東京大学 大学院医学系研究科看護管理学分野・看護体系・機能学分野)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.201発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470113<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染症に関わる医療へのアクセスを妨げる要因の実態調査
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医中誌Web
著者山田 薫子(東北大学 大学院医学系研究科)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.198発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470112<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19パンデミック禍における病棟管理のあり方の変化 理論の視点を持つ管理者とスタッフの相互作用の過程
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医中誌Web
著者高野 美子(神奈川県厚生農業協同組合連合会相模原協同病院)収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.197発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470111<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナ感染症対応を活用した災害対策
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医中誌Web
著者浦山 美輪(東北大学病院)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.197発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470110<Pre 医中誌>】(会議録)
非常時の病棟管理を担う看護師長のワーク・エンゲイジメントに影響する要因 COVID-19専用病棟に焦点を当てて
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医中誌Web
著者山崎 かおり(国立病院機構四国がんセンター 看護部)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.196発行年月2023.07
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論文タイトル
【XC21470109<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19専用病床における看護実践上の困難に関する経験
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医中誌Web
著者保科 ゆい子(東京ベイ・浦安市川医療センター 経営企画室)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.196発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470100<Pre 医中誌>】(会議録)
「意図的な対話の場」を活用した新人看護師支援 コロナ禍での経験を踏まえて
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医中誌Web
著者河合 麻衣子(東京女子医科大学病院)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.190発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470096<Pre 医中誌>】(会議録)
医療従事者へのメンタルヘルス支援と看護管理者の役割 新型コロナウイルス感染症がもたらしたものを乗り越えるために
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医中誌Web
著者中薗 明子(慈愛会笹貫訪問看護ステーション愛の街)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.188発行年月2023.07
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論文タイトル
【XC21470075<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍を超えて我々は成長できるか Post traumatic growthの可能性と混沌からの脱出
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医中誌Web
著者緒方 泰子(東京医科歯科大学 大学院保健衛生学研究科)ほか収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.177発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21470015<Pre 医中誌>】(会議録)
-日本集中治療学会50周年記念 日本看護管理学会合同企画-「レジリエンスの高いクリティカルケア看護提供体制に向けて」 聖マリアンナ医科大学病院救命センターにおける新型コロナウイルス感染症対応の経験
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医中誌Web
著者山下 将志(聖マリアンナ医科大学附属病院)収載誌/巻号頁日本看護管理学会学術集会抄録集/27回 p.107発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21200014<Pre 医中誌>】(解説)
【期待高まるクリティカルケア認定看護師】(報告3)長崎県島原病院 新型コロナウイルス感染症拡大時の外来における認定看護師としての取り組み
抄録
<文献概要>コロナ禍において、外来所属のクリティカルケア認定看護師(副看護師長)として取り組んだ、患者・家族だけでなく、そこに働くスタッフも守る環境をつくることを目的とした、玄関トリアージ、発熱外来、保健所との連携、ドライブスルー診療、WEB問診・電話問診などのさまざまな活動を報告します。
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著者木村 美智留(長崎県島原病院 外来)ほか収載誌/巻号頁看護 (0022-8362)/76巻1号 p.040-045発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21200013<Pre 医中誌>】(解説)
【期待高まるクリティカルケア認定看護師】(報告2)上山病院 新型コロナウイルス感染拡大時の地域密着型の二次救急病院における認定看護師としての取り組み
抄録
<文献概要>上山病院では、通常は呼吸器を装着している患者がいない地域包括ケア病棟でクラスターが発生し入院患者が重症化しました。感染や濃厚接触のため看護職員が不足する中、クリティカルケア認定看護師として行った、環境整備、ルール・マニュアルづくり、指導、相談などについて報告します。
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者中川 真美(山弘会上山病院)ほか収載誌/巻号頁看護 (0022-8362)/76巻1号 p.035-039発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21200012<Pre 医中誌>】(解説)
【期待高まるクリティカルケア認定看護師】(報告1)自治医科大学附属さいたま医療センター 重症コロナ専用病棟における看護実践の経験を踏まえた健康危機管理体制の構築
抄録
<文献概要>本稿では、COVID-19重症患者の専用病棟において、クリティカルケア認定看護師として取り組んだ、業務マニュアルづくり、看護実践、患者家族への支援、スタッフの教育、チーム連携の強化などについて説明します。最後にコロナ禍の経験を踏まえた、健康危機管理体制の構築についても報告します。
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者中川 温美(自治医科大学附属さいたま医療センター)ほか収載誌/巻号頁看護 (0022-8362)/76巻1号 p.029-034発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC20470005<Pre 医中誌>】(原著論文)
入院中の子どもを持つ父親に対するCOVID-19流行前・流行時の看護実践の比較
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医中誌Web
MedicalOnline
J-STAGE(無料)
著者鎌田 綾音(埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センター 看護部)ほか収載誌/巻号頁山口医学 (0513-1731)/72巻4号 p.183-193発行年月2023.11
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論文タイトル
【XC20350002<Pre 医中誌>】(解説)
時を超えて甦る<赤十字の記憶> コロナ禍のいま,日赤の感染症対策の歴史を振り返る
抄録
日本赤十字社(以下,日赤)本社は,約150年前の博愛社時代に作成された記録や収集史料を保管している.赤十字情報プラザはポストコロナを視野に日赤本社を訪問せずとも「誰でも,いつでも,どこからでも」赤十字史料を見る機会を増やすことを目指し,令和2(2021)年10月に「赤十字WEBミュージアム」を公開した.このWEBサイトで紹介している史料から,日赤は創設以来,常に感染症と対峙してきたことがわかった.その時に何を考え,どのように行動したのか,先人の歩みを知るには史料を探る以外に術はない.新型コロナウイルスが蔓延する中,赤十字の仲間への応援の気持ちを込めて,日赤の約150年にわたる史料を紐解き,赤十字WEBミュージアムの特別企画「感染症と赤十字」を活用し,関連所蔵品の一部内容を解説することによって感染症と対峙してきた先人の体験を共有し,時を超えた赤十字の記憶の継承について考える.(著者抄録)
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医中誌Web
著者大西 智子(日本赤十字社 広報室赤十字情報プラザ)ほか収載誌/巻号頁日本赤十字看護学会誌 (1346-1346)/24巻1号 p.83-88発行年月2023.11
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論文タイトル
【XC20350001<Pre 医中誌>】(原著論文)
ブレンド型授業におけるアクティブラーニングの効果 看護過程演習にオンラインポスターツアーを取り入れて
抄録
はじめに:学修者本位の教育の実現を目指すためには,これまでのコロナ禍で積み上げてきたオンライン授業による学びの検証が重要な基礎資料になると考える.目的:看護過程演習にオンラインポスターツアーを取り入れたブレンド型授業におけるアクティブラーニングの効果を明らかにする.方法:2年次生108名を対象に,「オンラインポスターツアーを用いたアクティブラーニングの特徴」に関する質問紙調査を実施した.結果:有効回答率は39名(36.1%)であった.質問紙のすべての項目で肯定的な回答割合が84.6~94.9%と高値を示していた.自由記述は,「ジグソー法ポスターツアーを行っての効果と課題」「miroを使用しての効果と課題」が抽出された.考察:深い学びを得るためには,内化-外化-内化の往還を重視することが重要である.ポスターツアーでは,各自が責任や緊張感をもち,積極的な学習プロセスを踏んでプレゼンテーションに臨むことが示唆され,ブレンド型授業におけるアクティブラーニングの効果が明らかとなった.(著者抄録)
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医中誌Web
著者小野 麻由子(日本赤十字秋田看護大学)ほか収載誌/巻号頁日本赤十字看護学会誌 (1346-1346)/24巻1号 p.76-82発行年月2023.11
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【XC19450068<Pre 医中誌>】(会議録)
非挿管下腹臥位療法を実施した、COVID-19中等度患者への呼吸援助の考察 酸素飽和度とボルグスケールを活用して
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医中誌Web
著者和田 美恵(労働者健康安全機構九州労災病院門司メディカルセンター)ほか収載誌/巻号頁日本看護技術学会学術集会講演抄録集/21回 p.107発行年月2023.09
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【XC19450058<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19の影響により生活援助技術の自己練習ができなかった学生の主観的技術習得度
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医中誌Web
著者横山 友子(四條畷学園大学 看護学部)ほか収載誌/巻号頁日本看護技術学会学術集会講演抄録集/21回 p.97発行年月2023.09
医中誌Web文献番号/論文種類
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【XC19450057<Pre 医中誌>】(会議録)
看護技術教育の実習・演習のCOVID-19蔓延後の変化 医中誌Web版における2010年代と2020年代の論文題目のテキストマイニング比較
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医中誌Web
著者前田 千佳(関東学院大学 看護学部)ほか収載誌/巻号頁日本看護技術学会学術集会講演抄録集/21回 p.96発行年月2023.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC19450021<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍における看護専門学校3年次の学生の看護技術到達度の実態
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医中誌Web
著者尾崎 順子(東京都保健医療局 医療政策部医療人材課)ほか収載誌/巻号頁日本看護技術学会学術集会講演抄録集/21回 p.58発行年月2023.09
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論文タイトル
【XC19450020<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍における看護学生が抱く基礎看護技術習得への不安
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医中誌Web
著者佐々木 重徳(仙台青葉学院短期大学 看護学科基礎看護学領域)ほか収載誌/巻号頁日本看護技術学会学術集会講演抄録集/21回 p.57発行年月2023.09
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論文タイトル
【XC19450014<Pre 医中誌>】(会議録)
平時のワクチン生産・開発と次なる有事に向けた「産」としてのコミットメント COVID-19パンデミックを踏まえて
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医中誌Web
著者園田 憲悟(KMバイオロジクス 研究開発本部)収載誌/巻号頁日本看護技術学会学術集会講演抄録集/21回 p.49発行年月2023.09
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論文タイトル
【XC19450010<Pre 医中誌>】(会議録)
看護技術の可能性 COVID-19パンデミック下での創造的実践から
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医中誌Web
著者川嶋 みどり(日本赤十字看護大学)収載誌/巻号頁日本看護技術学会学術集会講演抄録集/21回 p.43発行年月2023.09
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論文タイトル
【XC18430002<Pre 医中誌>】(原著論文)
コロナ禍に実施する遠隔グループワークで看護学生が感じる困難感の要因に関する研究
抄録
2020年から新型コロナウイルス感染症の流行(コロナ禍)に伴い、教育機関では感染対策および教育を継続するために遠隔授業が急速に普及した。コロナ禍による授業形態の変化は、技術の習得を目的とする演習科目や意見交換を必要とするグループワークの実施が難しくなるなどの影響が大きいと推測される。そこで、グループワークの授業が多い看護学生に対して、遠隔で行う学生同士のグループワークに関しての困難感についての実態を調査し、その要因を明らかにすることを目的とした。研究対象者は、コロナ禍での遠隔およびそれ以前の対面でのグループワーク双方を経験している看護学科4年生30名であった。遠隔グループワークにおいて画面越しに視線が合わない、相手の顔が全て映っていないなどの非言語的情報は気にしていないものが多かった。その一方で、相手の反応がわかりづらく不安である、身振り手振りやカメラONなどの非言語的情報がある方がグループワークをやりやすいと感じている一面もあった。また、話し始めるタイミングが困難という部分から意見を出しにくい状況もあった。この調査から、遠隔グループワークにおいて、相手の画面、反応、話すタイミングや非言語的な情報が阻害されていることなどに困難感を感じていたことが明らかになった。(著者抄録)
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医中誌Web
著者片山 想(神奈川県立がんセンター)ほか収載誌/巻号頁医学と生物学 (0019-1604)/163巻4号 p.1-8発行年月2023.12
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論文タイトル
【XC15290006<Pre 医中誌>】(原著論文)
入院患者の患者満足に影響がある看護師の対応について 患者が看護師に求めているもの
抄録
新型コロナウイルス感染拡大に伴い,A病院ではタブレット面会を行っている.高齢者は,難聴や視力低下などによりタブレット上ではコミュニケーションが難しい.家族との関わりが減り,患者にとって身近な存在は看護師だが,患者とゆっくり関わる場面は少なく,患者満足度調査では看護師の接遇や知識技術の評価が低下している傾向もある.そこで,入院患者が看護師に求めるものを把握するためにインタビュー調査を行った.その結果,《安心感》《プライバシーの保護》《知識と技術》《個別性》の4つのカテゴリーが得られた.患者は,傾聴や声掛け,親しみやすさ,話しやすさなど接遇の要素を重視しており,これらは患者満足度調査で低下している項目と一致していた.看護師には,個別性を意識した関わりと接遇面の改善が必要であり,個々が自己を振り返り,患者の期待に沿った看護が提供できるよう取り組む必要がある.(著者抄録)
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医中誌Web
著者田浦 沙織(国家公務員共済組合連合会水府病院)ほか収載誌/巻号頁共済医報 (0454-7586)/72巻4号 p.347-350発行年月2023.11
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論文タイトル
【XC14320220<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍での大阪府入院待機ステーションにおける看護師のレッドゾーン滞在時間に影響する因子の検討
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医中誌Web
著者入江 敬(淀川キリスト教病院 看護部救急外来看護科)ほか収載誌/巻号頁日本救急医学会雑誌 (0915-924X)/34巻12号 p.708発行年月2023.12
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論文タイトル
【XC12450001<Pre 医中誌>】(解説)
【地域でのストーマ・排泄ケア教育】東北ストーマリハビリテーション講習会における看護師講師の人材育成
抄録
【背景】ストーマリハビリテーションの基礎教育は、講師の人材育成も含めて地域講習会に一任されている。今回、東北ストーマリハビリテーション講習会(当講習会)で実践してきた看護師講師の人材育成方法について報告する。【方法】当講習会の歴史、看護師講師の選定・育成方法を後方視的に検討した。【結果】東北地区より募集した皮膚・排泄ケア認定看護師が運営委員となり、講習会の運営を行いながら講義を聴講し、実習アシスタントとして実習講師と相談しながら実習の流れや実習指導方法を学んでいた。そして、実習講師を経験した後に講義の講師を担当するが、同じ講義の担当は原則2~3年として担当者を交代していた。この講師育成方法は、COVID-19感染拡大に伴う講習会形式の変更があっても柔軟に対応できていた。【考察・結論】当講習会での人材育成方法は、看護の臨床現場で行われている人材育成法であるプリセプター制度とOJT(On the Job Training)教育やクリニカルラダーに近い方法であり、講習会の運営にも有用と思われる。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
J-STAGE(無料)
著者高橋 真紀(東北大学病院 外来I)ほか収載誌/巻号頁日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会誌 (1882-0115)/39巻3号 p.121-124発行年月2023.12
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論文タイトル
【XC12210019<Pre 医中誌>】(会議録)(英語)
COVID-19患者を担当した看護師の特徴 横断研究(Characteristics of nurses who worked with COVID-19 patients: A Cross-sectional Study)
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医中誌Web
著者Ganchuluun Sambuu(International Nursing Development, Graduate School of Health Care Sciences, Tokyo Medical and Dental University)ほか収載誌/巻号頁日本看護医療学会学術集会抄録集/25回 p.37-38発行年月2023.09
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論文タイトル
【XC12210013<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍の養育期家族の育児ストレス・親性発達の縦断調査 性差による検討
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医中誌Web
著者浅野 みどり(名古屋大学)ほか収載誌/巻号頁日本看護医療学会学術集会抄録集/25回 p.29発行年月2023.09
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論文タイトル
【XC12210008<Pre 医中誌>】(会議録)
「看護・医療における多職種連携-コロナ流行下での各職種の困難と打開策から見えてきたもの-」 地域連携の大切さ 訪問看護の現場から見えたもの
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医中誌Web
著者武笠 亜企子(訪問看護ステーションコスモス)収載誌/巻号頁日本看護医療学会学術集会抄録集/25回 p.22発行年月2023.09
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【XC12210007<Pre 医中誌>】(会議録)
「看護・医療における多職種連携-コロナ流行下での各職種の困難と打開策から見えてきたもの-」 コロナ禍における当院のリハビリテーションの取り組みと打開策
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医中誌Web
著者内堀 謙吾(昭和大学藤が丘リハビリテーション病院 リハビリテーションセンター)収載誌/巻号頁日本看護医療学会学術集会抄録集/25回 p.21発行年月2023.09
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論文タイトル
【XC12210006<Pre 医中誌>】(会議録)
「看護・医療における多職種連携-コロナ流行下での各職種の困難と打開策から見えてきたもの-」 コロナ禍での妊産婦の不安の軽減への取り組み
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医中誌Web
著者佐々木 佑(昭和大学病院 産科病棟)収載誌/巻号頁日本看護医療学会学術集会抄録集/25回 p.20発行年月2023.09
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【XC12210005<Pre 医中誌>】(会議録)
「看護・医療における多職種連携-コロナ流行下での各職種の困難と打開策から見えてきたもの-」 私たちが経験したコロナ流行下での困難感や多職種連携により学んだこと
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医中誌Web
著者桑畑 宗久(東京医科歯科大学医学部附属病院 ICU)収載誌/巻号頁日本看護医療学会学術集会抄録集/25回 p.19発行年月2023.09
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論文タイトル
【XC07340001<Pre 医中誌>】(原著論文)
COVID-19の制限を受けた看護学生のインターネット依存状況と学業成績及び睡眠との関係
抄録
COVID-19の影響下でオンライン学習をしている看護学生42名にアンケートを行い、「インターネット使用時間」「インターネット依存度」と「睡眠」「学業成績」との関連について検討した。インターネット依存度の評価には『日本語版IAT』を用い、睡眠の評価には『PSQI-J』、学業成績の評価には『GPA』を用いた。検討の結果、「インターネット依存度」と「学業成績」「睡眠」との間に有意な関連は認められなかった。インターネットの利用目的別に「コミュニケーション」と「情報収集」に分け、それぞれのインターネット使用時間と学業成績との相関性について検討した結果、コミュニケーション目的のインターネット使用時間は学業成績と有意な負の相関を示し、情報収集目的のインターネット使用時間は学業成績と正の相関を示した。
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医中誌Web
著者高橋 建司(大阪青山大学 健康科学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁大阪青山大学看護学ジャーナル (2433-2704)/6巻 p.1-9発行年月2023.03
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論文タイトル
【XC06090008<Pre 医中誌>】(解説)
【実践にいきるフィジカルアセスメント】看護教員、看護学生に伝えたい! 身体診察、手あての奥深さ
抄録
<文献概要>私は「手あての医療で溢れるセカイを目指して」という理念で、11年前(2012年)から身体診察をテーマに全国の研修病院や大学で実技指導を中心とした講演活動を、4年前からはインターネット(YouTube)でも発信活動を行ってきました。そして私は、鹿児島県奄美大島という離島で、全国から地域研修として研修医を受け入れる総合病院で現場教育をしながら医療活動を行う総合診療医でもあります。講演活動は主に医学生や若手医師向けが多いのですが、年に数回は看護師や救命救急士を対象にしたワークショップを行うことがあり、その参加者は医師に増して積極的に質問され、身体診察教育のニーズの高さを感じます。とはいえ、コロナ禍においては集まって勉強をする機会が激減しました。社会の変化とともに教育のあり方も目まぐるしく変化するなかで、教育者である看護教員、そして看護学生に向けて、身体診察教育で残すべきもの、変化すべきものという視点でお伝えできればと思います。
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者平島 修(徳洲会奄美ブロック総合診療研修センター)収載誌/巻号頁看護教育 (0047-1895)/64巻6号 p.698-700発行年月2023.12
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論文タイトル
【XC05180005<Pre 医中誌>】(解説)
看護部新人初期研修 研修報告 新人初期研修内におけるシャドウィング研修導入の試み コロナ禍における新人育成について
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医中誌Web
著者江田 真理(長野県立こども病院 看護部)ほか収載誌/巻号頁長野県立こども病院医学雑誌 (2433-9032)/5巻 p.29-34発行年月2022.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC04360060<Pre 医中誌>】(会議録)
看護の根底にあるケアの倫理 報道で見たCOVID-19患者の死後のケアからの考察
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医中誌Web
著者高橋 梢子(島根県立大学)収載誌/巻号頁日本看護倫理学会年次大会抄録集/14回 p.120発行年月2021.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC04360058<Pre 医中誌>】(会議録)
もしバナゲームでコロナ禍のアドバンス・ケア・プランニングを考える
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医中誌Web
著者高岸 弘美(山梨県立大学 看護学部)収載誌/巻号頁日本看護倫理学会年次大会抄録集/14回 p.118発行年月2021.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC04360046<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍におけるA病棟の終末期ケアの取り組み
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医中誌Web
著者永友 舞(医誠会病院)収載誌/巻号頁日本看護倫理学会年次大会抄録集/14回 p.106発行年月2021.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC04360040<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルスにより突然病院閉鎖された入院患者の心理状態
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医中誌Web
著者林 亜矢子(日本鋼管福山病院)ほか収載誌/巻号頁日本看護倫理学会年次大会抄録集/14回 p.100発行年月2021.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC04360028<Pre 医中誌>】(会議録)
A病院における看護倫理研修会の取り組み コロナ禍における研修形態の変化
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医中誌Web
著者森下 幸子(西能病院)ほか収載誌/巻号頁日本看護倫理学会年次大会抄録集/14回 p.88発行年月2021.05
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論文タイトル
【XC04360024<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19影響下での看護学実習における教員のジレンマと調整の実際
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医中誌Web
著者大崎 千恵子(昭和大学 保健医療学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁日本看護倫理学会年次大会抄録集/14回 p.84発行年月2021.05
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論文タイトル
【XC04360018<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19特設セッション 新型コロナウイルス患者対応病棟におけるスタッフの心理的支援 GRACEを実践して
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医中誌Web
著者中野 裕美(福井赤十字病院 看護部)ほか収載誌/巻号頁日本看護倫理学会年次大会抄録集/14回 p.61発行年月2021.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC04360017<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19特設セッション 心理的安全な場でのセルフケア支援 GRACEプログラムを実践に活かす
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医中誌Web
著者山下 公子(太成学院大学 看護学部基礎看護学領域)収載誌/巻号頁日本看護倫理学会年次大会抄録集/14回 p.60発行年月2021.05
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論文タイトル
【XC04360016<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19特設セッション COVID-19患者からみた看護とケアの倫理
リンク情報
医中誌Web
著者大出 順(帝京科学大学 医療科学部)ほか収載誌/巻号頁日本看護倫理学会年次大会抄録集/14回 p.59発行年月2021.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC04360015<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19特設セッション 発熱外来担当となった看護師のジレンマとその後の経過
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医中誌Web
著者福宮 智子(昭和大学病院 看護部)ほか収載誌/巻号頁日本看護倫理学会年次大会抄録集/14回 p.58発行年月2021.05
医中誌Web文献番号/論文種類
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【XC04360014<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19特設セッション コロナ病棟における認知症を持つ患者への看護倫理
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医中誌Web
著者篠原 綾子(佐久市立国保浅間総合病院)収載誌/巻号頁日本看護倫理学会年次大会抄録集/14回 p.57発行年月2021.05
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論文タイトル
【XC01380010<Pre 医中誌>】(原著論文)
COVID-19病棟における終末期患者の対応をした看護師のグリーフケア
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病棟で終末期患者の看取りを経験した看護師へのグリーフケアの検討に資することを目的に、当該病棟の看護師17名へアンケート調査を行った(令和3年1月~令和4年10月)。その結果、17名全員が「COVID-19に罹患した人の看取りに立ち会った」と回答したが、グリーフケアについては「知らなかった」と回答した者が19%あった。自身の状態については、「立たない見通しにストレスを感じ疲労が蓄積されていく」が50%、「亡くなった患者を思うとつらくなる時がある」が44%で、「胃痛、頭痛、めまいなどを引き起こしたことがある」が63%と、精神面だけでなく身体的にも苦痛を感じている看護師が多く、81%が「異動または転職を考えた」と回答した。気分転換の方法については、「休息する」(75%)に次いで、「上司や同僚に話す」と回答した看護師が多く(50%)、状況を理解している同僚らとの支え合いはグリーフケアにつながる可能性があり、それをグリーフケアのカンファレンスなどへ展開していくことが有効ではないかと考えられた。
リンク情報
医中誌Web
MedicalOnline
著者関 有希(博慈会記念総合病院 東5階病棟)収載誌/巻号頁未病と抗老化 (1347-667X)/32巻 p.115-118発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC01140098<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍における新人看護職員教育プログラムの評価 キーワード eラーニング、かるがもトレーニング
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医中誌Web
著者笹木 みゆき(労働者健康安全機構北海道せき損センター 看護部)ほか収載誌/巻号頁日本職業・災害医学会会誌 (1345-2592)/71巻71 p.別110発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB29360272<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19感染症患者受け入れ病棟の看護師が認識する腹臥位療法を阻害する要因
リンク情報
医中誌Web
著者佐々木 映子(千葉市立青葉病院)収載誌/巻号頁日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 (1881-7319)/33巻Suppl. p.170s発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB29350004<Pre 医中誌>】(原著論文)
コロナ禍の病院における看護師のワークエンゲイジメントとうつ症状に関連する要因 職場環境と看護管理者の支援行動に着目して
抄録
目的:コロナ禍の病院における看護師のワークエンゲイジメント(WE)とうつ症状に関連する要因について,職場環境と看護管理者の支援行動に着目して明らかにする.方法:東京都,大阪府,神奈川県の感染症指定医療機関と新型コロナウイルス感染症専門病院の経験年数2年目以上の看護師に質問紙調査を実施した.質問項目は,基本属性,WE尺度,うつ症状尺度,職業性ストレス簡易調査票の一部,看護師長の承認行動尺度,およびコロナ禍に特有の職場環境等に関する独自項目とした.記述統計と単相関分析の後に,WEの高低およびうつ症状の有無を従属変数とした多重ロジスティック分析を実施した.結果:457名から有効回答が得られた.WE平均得点は2.39点であり,163名(35.7%)の看護師にうつ症状が認められた.WE高値に有意な関連が認められた独立変数は,年齢が高い,仕事のコントロール度と適性度が高い,看護管理者との親密な交流があることだった.うつ症状有に有意な関連が認められた独立変数は,役職無し,個人防護具着脱に関する研修受講無し,仕事の量的負担が高い,仕事のコントロール度と適性度および技術活用度が低いことだった.考察:コロナ禍においても,看護師の精神的不調を防ぎ,高いWEを保つには,仕事の適性度やコントロール度が高い職場環境をつくることが重要である可能性が示唆された.また,看護管理者が厳しい状況で働く看護師に日常的に配慮や関心を示す事で,コロナ禍の看護師のWEを支えることができる可能性が示された.コロナ禍以前に実施された先行研究との比較から,コロナ禍の影響を受けて看護師のWEが低下した可能性が示唆された.(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者梅澤 久美(東海大学医学部付属病院)ほか収載誌/巻号頁日本職業・災害医学会会誌 (1345-2592)/71巻6号 p.204-211発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB28470062<Pre 医中誌>】(会議録)
身体合併症・COVID-19 コロナ禍における看護師養成校からの実習受け入れの変遷について
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医中誌Web
著者小松 孝道(静岡県立こころの医療センター)収載誌/巻号頁日本精神科救急学会学術総会プログラム・抄録集/31回 p.126発行年月2023.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB27360007<Pre 医中誌>】(原著論文)
COVID-19禍中に病院と大学で共同開催した卒業前看護技術学習会の有効性の評価
抄録
COVID-19禍に基礎教育課程を修了直前の看護学生を対象に,A病院とB大学共同で卒業前学習会を実施し,学習会前・直後,就職時(4月)および就職3ヵ月後の継続評価を行い学習会の効果を考察した。学習会直後は漠然とした不安が整理されより具体性を持ち,自分で抱え込まずにサポートを得ることによって不安の軽減に繋がることに気づくことができ,加えて,自己肯定感が少しでも高まる経験により,漠然とした不安が軽減される機会になる有効性がわかった。さらに,就職時(4月)から就職3ヵ月後においては,卒業前の早期に看護技術や就職に向き合う機会を持ち,柔軟にサポートを得て自分をコントロールする力はチームで働くうえでも重要な視点であり,学習会直後の有効性の経験が継続して活かされ,就職後の緊張感を緩和し,課題発見力や自己コントロール力の社会人基礎力の育成の機会としての有効性も考えられた。技術学習会の有効性は,シームレスな卒後教育の連動の導入強化剤ともいえると考える。(著者抄録)
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医中誌Web
機関リポジトリ(無料)
著者脇 幸子(大分大学 医学部実践看護学講座)ほか収載誌/巻号頁教育マネジメント機構年報 (2758-433X)/2号 p.163-180発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB27360004<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス感染症に関する実態調査 コロナ禍を経験した看護学生を対象としたWeb調査
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する実態を明らかにする目的で看護系大学生へのWeb調査を実施した。基本的感染予防行動のリスク認知・基本的感染予防行動・感染リスクが高まる5つの場面での感染予防行動のリスク認知・感染リスクが高まる5つの場面での感染予防行動・新型コロナウイルスワクチン接種状況・知識・身近な人の罹患について記述統計量で分析した。結果,(1)感染予防行動と感染リスク認知の程度は必ずしも一致しておらず,基本的感染予防行動を今後とも継続していくためには,いかに各自が認識を高く持ち,実際の行動に移していけるかが重要である,(2)COVID-19に関する知識は十分とは言えず,このことがワクチン未接種やCOVID-19罹患後のワクチン接種をためらう要因となっている可能性もあると同時に,今後の感染予防行動の継続が難しくなる可能性が潜む,(3)今後,感染対策を継続していくためには,正確な知識の普及,感染予防行動を集団全体で行う仕組みの構築,の2点が考えられた。(著者抄録)
リンク情報
医中誌Web
機関リポジトリ(無料)
著者河野 愛子(大分大学医学部附属病院)ほか収載誌/巻号頁教育マネジメント機構年報 (2758-433X)/2号 p.103-114発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB20480403<Pre 医中誌>】(会議録)
A病院発熱外来の新型コロナウイルス感染症陽性者への電話対応による看護実践
リンク情報
医中誌Web
著者舛井 佐奈枝(坂井市立三国病院 看護部)ほか収載誌/巻号頁医療の質・安全学会誌 (1881-3658)/18巻Suppl. p.355発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB20480287<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染症対応病棟の人材管理を振り返る 病棟看護師の振り返り調査から
リンク情報
医中誌Web
著者吉永 貴世美(東京逓信病院)収載誌/巻号頁医療の質・安全学会誌 (1881-3658)/18巻Suppl. p.325発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB14230015<Pre 医中誌>】(原著論文)
自傷行為の増加で看護計画の変更を余儀なくされた重症心身障がい患者の一例
抄録
コロナ禍による行動制限などでストレスが増え、自傷行為が多くなった重症心身障がい患者(20代男性、裂脳症、ファロー四徴症、アトピー性皮膚炎)のストレス軽減に取り組んだが、当初、床おりして自由に遊ばせることにした。その結果、自傷行為がむしろ増えたことから看護計画を変更し、遊びを自分で選ばせてから看護師が一緒に遊ぶようにした。その結果、自傷行為がなくなり、笑顔も増えた。
リンク情報
医中誌Web
著者山内 樹良(国立病院機構山形病院 3病棟)収載誌/巻号頁山形病院医学雑誌 (2432-8901)/7巻1号 p.95-99発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB13110015<Pre 医中誌>】(原著論文)
COVID-19に罹患した患者の看護 成人期の療養者が受ける苦痛
抄録
COVID-19中等症Iの40代男性入院患者の看護ケアを振返り、患者が受ける苦痛について検討した。看護問題および患者目標は以下である。(1)不安や不明な点を言葉で表出できる、(2)ストレス、出来事、病期に対する感情を言葉で表出できる。その結果、対象はCOVID-19特有の症状による身体的苦痛、社会的地位による苦痛、特殊環境での療養という問題を抱えていることが判明した。苦痛は体調回復の過程で変化したため、看護ケアにより行動変容を促し患者の療養を支援した。
リンク情報
医中誌Web
著者太田 悠介(大原綜合病院 7階東病棟)ほか収載誌/巻号頁大原記念財団年報 (2435-3132)/59巻 p.81-83発行年月2023.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB10050019<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス感染症患者の看護ケアを担当する看護係長のレジリエンス
抄録
新型コロナウイルス感染症(以下COVID-19)患者の看護ケアを担当した看護係長のレジリエンスに注目し,A病院の看護係長がCOVID-19患者の看護ケア実践の体験から得られたレジリエンスを明らかにすることを目的とした.A病院のCOVID-19患者の看護ケアを実践した看護係長6名に対し,半構成面接を実施し,逐語録を概念化し,カテゴリーに分類した.COVID-19患者の看護ケアを担当する看護係長のレジリエンスは,<主体的な対処方法><前向きさ><看護師としてのやりがい><自分を支援してくれるすべてへの感謝><看護師としての使命感・責任感><看護観・看護管理観の再考>の6つのカテゴリーが抽出された.看護係長はジレンマを感じながら周囲の支援に感謝しセルフマネジメントを行い,COVID-19専用病棟で調整役として職場環境構築と看護の質を保つ努力を行っていた.そして,自身の看護観や看護管理観を再考することにより,レジリエンスを発揮し,成長に繋げていた.(著者抄録)
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医中誌Web
著者佐竹 孝文(徳島赤十字病院)ほか収載誌/巻号頁徳島赤十字病院医学雑誌 (1346-9878)/28巻1号 p.121-129発行年月2023.03
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論文タイトル
【XB09470023<Pre 医中誌>】(原著論文)
高度肥満(BMI69)・COVID-19感染患者のECMO挿入術における手術室看護師の取り組み
抄録
BMI69と高度肥満の新型コロナウイルス感染患者への緊急体外式膜型人工肺挿入術を経験した。当院は陰圧手術室がないため,空調が独立しているハイブリッド手術室で感染症患者の手術を実施している。ハイブリッド手術室は陽圧換気のため,手術室前にカーテンで前室を作り,イエローゾーンとした。手術室内のベッドでは幅が狭く,転落の危険が非常に高いと判断し,イメージングテーブルを2台横に並べて設置することになった。高度肥満患者の対応と,新型コロナウイルスへの感染対策を並行して行わなければならず,手術室看護師として多職種によるカンファレンスが必要であると考えた。ベッドの変更に伴う透視装置や部屋のレイアウトの変更,患者状態,手術進行と使用デバイス,感染防止対策について各職種で意見交換し,共有した。情報を共有することで,スムーズな手術準備に繋がった。術前に問題点を明確にし,多職種と対応を検討したことで,安全で円滑に手術を進めることができた。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者肥田野 裕美(新潟大学医歯学総合病院 手術部)ほか収載誌/巻号頁日本手術医学会誌 (1340-8593)/44巻3号 p.370-374発行年月2023.10
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論文タイトル
【XB09120213<Pre 医中誌>】(会議録)
長期化したCOVID-19対応病棟における看護師のメンタルヘルスケアの検討
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医中誌Web
著者小嶋 恵津子(東京都立病院機構東京都立駒込病院)ほか収載誌/巻号頁総合病院精神医学 (0915-5872)/35巻Suppl. p.S-206発行年月2023.11
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論文タイトル
【XB07320003<Pre 医中誌>】(総説)
基礎看護学実習における「不易流行」 インストラクショナルデザインを用いてニューノーマル時代のトランスレーショナル教育を展望する
抄録
「不易流行」とは、薫風俳諧の本質をとらえるための理念として提起されたものであり、いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものを取り入れていくことで変革の時代を迎えるという意味を持つ。つまり、環境に適応して変化を続けることこそが永遠に変わらない存在であり続けられるという意味にも解釈できる。また、松尾芭蕉の「奥の細道」においては、「変わらないものを理解しないで基礎は成立しないが、変わるものを理解しないときには進展がない」と解釈されている。今回、新型コロナの影響等により激動する社会の中で、基礎看護学実習は何を守り何を変えていくべきか、本学において2022年度に旧カリキュラムの最終科目の一つとなった「看護実践の基礎」実習の教授を資料とし、インストラクショナルデザインを用いて検討した結果を報告した。
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医中誌Web
著者尾立 篤子(東邦大学 健康科学部)ほか収載誌/巻号頁東邦大学健康科学ジャーナル (2434-3838)/6巻 p.23-34発行年月2023.03
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論文タイトル
【XA30480013<Pre 医中誌>】(解説)
緩和ケア病棟からCOVID-19専用病床への転用に関する看護の考察
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医中誌Web
著者部川 玲子(北見赤十字病院 緩和ケア内科)収載誌/巻号頁北見赤十字病院誌 (2188-0220)/11巻1号 p.193-196発行年月2023.10
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論文タイトル
【XA25470003<Pre 医中誌>】(原著論文)
A大学看護学生の災害看護に関する主体的学習を促進する課外活動における教育的支援の検討
抄録
災害看護に関わる学生ボランティア団体に所属するA大学看護学生7名(1年生3名、2年生4名、全員女性)を対象に、災害看護に関連する課外活動における学生の体験と教員との関わりについて2021年3月に、1グループ2~3名のグループインタビューを実施した。録音した面接内容から逐語録を作成し、テキストマイニングソフトであるKH Coder3を使用して分析した。分析の結果、各クラスターを形成する語の文脈として学生の課外活動における体験の分類として、(1)コロナ禍で住民と積極的に関わる活動ができない中での地域に役立てる活動の模索、(2)多様な学生の意見を取り入れた防災に必要な情報の検討、(3)いつ起こるか分からない地震への備え、などが抽出された。また「教員」の関連語の共起ネットワークとして、(1)教員からのフィードフォワードを活かした主体的な学び、(2)教員が行った調査や教員の知識の活用、などが抽出された。
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医中誌Web
機関リポジトリ(無料)
著者菅原 亜希(宮城大学 看護学群)ほか収載誌/巻号頁宮城大学研究ジャーナル (2436-374X)/3巻1号 p.054-065発行年月2023.09
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論文タイトル
【XA24280008<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19対応の暫定評価と今後の課題 コロナ禍での在宅医療 実践報告とこれからの課題
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医中誌Web
著者川西 友栄(葵会上賀茂診療所)収載誌/巻号頁日本看護評価学会学術集会講演抄録集/13回 p.32発行年月2023.08
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論文タイトル
【XA24280007<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19対応の暫定評価と今後の課題 地域で守ろう高齢者施設 感染管理認定看護師と保健所を軸とした高齢者施設支援
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医中誌Web
著者大田 良美(大阪府済生会吹田病院)収載誌/巻号頁日本看護評価学会学術集会講演抄録集/13回 p.30発行年月2023.08
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論文タイトル
【XA24280006<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19対応の暫定評価と今後の課題 感染隔離環境下での看護実践と今後の課題 大学病院における事例
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医中誌Web
著者宮田 七重(東京慈恵会医科大学附属病院)収載誌/巻号頁日本看護評価学会学術集会講演抄録集/13回 p.28発行年月2023.08
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論文タイトル
【XA23450003<Pre 医中誌>】(原著論文)
オンラインシステムを用いたがん体験者参加型演習の実践 COVID-19流行下における成人看護学実習の新たな取り組み
抄録
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い,看護教育における臨地実習の実施形態は大きく様変わりし,多くの保健医療系大学はオンラインや学内の演習に切り替えて取り組んでいる.A大学においても成人看護学臨地実習の補完として,オンラインシステムを利用してがん体験者に問診を行い,看護過程を学修するプログラム(がん体験者参加型演習:以下,本演習)を実施した.本稿では,本演習における学生の学びの特徴を明らかにすることを目的とする.本演習を履修した54名の学生のうち49名から回答のあったリアクションペーパーの内容について,テキストマイニングを用いて分析した.その結果,がん体験者と関わる貴重な機会が得られたこと,コミュニケーションの方法を考えることができたこと,がん体験者と関わる大切さを再認識したことなど,今後の実習に活用できることが明らかとなった.以上より,本演習は病棟実習で行う看護過程の学びを補完する学修となっており,実習形態の幅を拡げる一助になることが示唆された.(著者抄録)
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医中誌Web
機関リポジトリ(無料)
著者平山 憲吾(札幌市立大学 看護学部)ほか収載誌/巻号頁SCU Journal of Design & Nursing (1881-9427)/17巻1号 p.23-32発行年月2023.09
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論文タイトル
【XA16380025<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍に看護基礎教育を受け、コロナ禍で新人として看護業務をスタートした大学病院に勤務する若手看護師の特徴
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医中誌Web
著者唐澤 教子(慈恵柏看護専門学校)ほか収載誌/巻号頁日本健康医学会雑誌 (1343-0025)/32巻3号 p.292-293発行年月2023.10
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論文タイトル
【XA03310078<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍の面会制限とあいまいな喪失 緩和ケア病棟での家族看護に関するアンケート調査の二次解析
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医中誌Web
著者藤本 洋子(協和会千里中央病院)ほか収載誌/巻号頁Palliative Care Research (1880-5302)/18巻Suppl._Kansai p.S763発行年月2023.09
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論文タイトル
【X928190009<Pre 医中誌>】(原著論文)
終末期に在宅療療を望む,外来維持透析患者の家族看護
抄録
終末期に在宅療養生活の継続を望む外来維持透析患者(80代男性)と、その介護を一人で担う妻(70代)への、介護する家族が危機に陥らないための看護師の支援を、「在宅療養環境の再構築」「苦痛緩和と介護サービスの継続」「患者の体調悪化に伴う入院調整」の3場面に分け、振り返った。患者は14年前に下肢ASOによる切断術を受け、左下肢義足で車椅子生活を送っており、主介護者である妻と二人で暮らしていた。患者は6年前に透析を導入し、介護タクシーにて週3回透析通院中で、病態の悪化に加え呼吸不全を併発し、医師から入院を勧められていたが、コロナ禍で自由に面会できなくなることから入院を拒否しており、妻もその意思を尊重し、在宅療養生活の継続を選択していた。当事例では、上記のそれぞれの場面で看護師が介入し、家族危機に陥ることなく、在宅療養を継続することができた。
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医中誌Web
著者柴田 千恵(岩見沢市立総合病院 血液浄化センター)ほか収載誌/巻号頁岩見沢市立総合病院医誌 (0289-1484)/49巻1号 p.41-43発行年月2023.07
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論文タイトル
【X925020010<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染産褥婦に対する看護 母子分離中からの母乳育児支援を中心に
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医中誌Web
MedicalOnline
著者小林 万由子(新潟県地域医療推進機構魚沼基幹病院)ほか収載誌/巻号頁新潟医学会雑誌 (0029-0440)/136巻10号 p.347発行年月2022.10
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論文タイトル
【X920140003<Pre 医中誌>】(原著論文)
COVID-19が早期看護体験学習に与えた影響 コロナ禍前とコロナ禍中のストレスの比較
抄録
岐阜協立大学2019年度入学生(コロナ流行前)72名と2020年度入学生(コロナ禍中)68名の看護学生の早期看護体験学習と生活のストレスについて調査し、COVID-19が早期看護体験学習や大学生活に与えた影響について検討した。調査は2019年8月と2020年8月の早期看護体験学習前と終了後の2回実施した。2019年度の学生70名、2020年度の学生62名より回答が得られた。コロナ禍中の学生は授業形態を対面形式を望み、大学生としての実感のなさや学修方法の不安を訴えていた。コロナ禍前後ともに学生は早期体験前の実習ストレスは有意に上昇した。実習ストレスの内容として、コロナ禍中の学生は「実習指導者や担当看護師との関係」「実習担当教員との関係」「グループメンバーとの関係」がより有意に強く、コロナ禍での影響が示唆された。患者の理解や気持ちに寄り添うことが重要な看護学生には、より人間関係を構築する能力の育成が必要となると考えられた。
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医中誌Web
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著者我部山 キヨ子ほか収載誌/巻号頁岐阜協立大学論集 (2435-0311)/57巻1号 p.107-118発行年月2023.08
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論文タイトル
【X919230012<Pre 医中誌>】(原著論文)
精神看護学実習における同時双方向型オンライン実習で地域生活をする精神障がい者と交流した学生の体験
抄録
COVID-19の影響により,患者からフィードバックをもらいながら看護実践を学ぶという臨地実習での学習の機会が制限されている.本学の精神看護学実習では,地域で生活する精神障がい者の理解と看護を学ぶことを目的に,学内実習の一環として多機能型事業所の利用者と学生との同時双方向型オンライン実習により交流の場を設けた.本研究では,本学におけるオンライン実習で,学生の利用者に向けたインタビュー,そのインタビューをもとにして学生が作成した資料(模造紙)に基づいた発表,利用者からのフィードバックなどの体験を通して,何を見聞きし,それをどう感じ,どう理解したのかを実習ファイルの記載内容の分析から明らかにした.ここで学生の体験を明らかにすることは,精神看護学実習代替としての同時双方向型オンライン実習の有用性について検討し,ポストコロナ時代にむけてICTを活用した学生の有意義な学びにつながる授業や実習の在り方を検討する際の基礎資料となると考える.(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者服部 かおる(日本医療大学 保健医療学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁日本医療大学紀要 (2189-2830)/9巻 p.125-132発行年月2023.03
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論文タイトル
【X919230010<Pre 医中誌>】(原著論文)
看護系大学の1年次学生の社会的スキルと職業的アイデンティティからの分析
抄録
目的:COVID-19感染拡大下で看護系大学に入学してきた1年次学生の社会的スキルと職業的アイデンティティの関連を明らかにする。方法:2022年7~8月に看護学系のA大学1年次学生を対象に無記名Webアンケート調査を2回実施した。有効回答は1回目調査64人、1回目・2回目の調査共に参加したのは38人であった。分析は社会的スキルと職業的アイデンティティ、主観的実習満足感についてX2検定、Fisherのexact testを行った。結果:KiSS-18と医療職の選択と成長への自信(p=.024)と医療現場で必要とされることへの自負(p<0.01)で有意な関連があった。KiSS-18と主観的実習満足感の全ての項目で有意な関連はみられなかった。結論:本研究の対象者のKiSS-18、職業的アイデンティティは高い傾向があり、KiSS-18はコロナ禍以前の研究と同様の傾向があることが示唆された。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者松村 寛子(日本医療大学 保健医療学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁日本医療大学紀要 (2189-2830)/9巻 p.103-111発行年月2023.03
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【X919230008<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス感染症患者の看護における看護師の感情労働
抄録
本研究の目的はCOVID-19患者の看護における看護師の感情労働と,病院,上司,同僚に期待する支援を明らかにすることである.A市内の病院に研究依頼し承諾を得た8病院の看護師にWebアンケートを実施した.その結果,看護師の感情は【患者の看取り・死への複雑な思い】【自己中心的な患者を看護するジレンマ】【自分や周囲の感染への危惧感】【医療スタッフからの迫害・差別感】【看護師としての誇り】など8カテゴリー,感情コントロールは【表出抑制・隠蔽】【表層適応】【状況への適応】【医療者との共有】など7カテゴリー,期待する支援は【患者・家族への十分な配慮】【診療・看護体制の整備】【処遇の改善】【部下への共感・承認】【チームの一員としての自覚ある行動】など11カテゴリーが抽出された.組織的な支援体制の構築において,診療・看護体制の整備,待遇改善のみならず,病院管理者および看護管理者による共感と承認が重要である.(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者相馬 幸恵(日本医療大学 保健医療学部看護学科)収載誌/巻号頁日本医療大学紀要 (2189-2830)/9巻 p.75-90発行年月2023.03
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論文タイトル
【X915450004<Pre 医中誌>】(原著論文)
地域共創看護教育センターの活動実績と今後の課題
抄録
【目的】獨協医科大学地域共創看護教育センターの活動実績を評価し,今後の事業展開の方向性への示唆を得る.【方法】2015年度~2021年度までの地域共創看護教育センター報告書を精読し,活動者,活動の対象者,活動内容を抽出し分類した.【結果】活動者は看護学部生,大学院看護学研究科生,看護師などの医療者,看護学部・看護学研究科教員,看護学部事務職員,行政職員であった.すべての企画者は看護学部・看護学研究科教員であった.地域貢献事業の活動内容は<リレー・フォー・ライフ><世代間交流><育児支援><グリーフケア><自立支援><初期救命処置><災害対策><感染対策>であり,活動の対象者は<がんサバイバー><高齢者><育児期家族><在日外国人><子供を亡くした家族><精神障害者><児童・学生><自治会員>であり,活動周期は月単位および年単位と幅があった.リカレント教育の活動者は,看護学部・看護学研究科教員,認定看護師,大学院修了生であった.活動内容は<看護研究会><新生児蘇生><認定看護師セミナー><慢性期看護><看護管理><CNSサポート><小児看護><母性看護・助産学>であった.活動の対象者は<臨床看護師><大学院修了生・大学院生><看護学部生><助産学専攻科修了生・助産学専攻科生><認定看護師><救命救急士>であり,活動周期は1年に1回の企画から1ヵ月に1回の企画まであった.2021年度はCOVID-19により中止した活動もあったが,オンラインを活用して継続した事業もあった.【結論】支援の対象はライフサイクル全般及びIllnessおよびWellnessな状況にある地域住民であり,多岐にわたっていた.本事業には地域貢献と学生ボランティアの涵養,教員の教育・研究活動の場が活用されていた.一方,企画の主体が看護学部教員に留まっていることから,学生・地域住民が主体の事業展開および更なる地域ニーズに応えるための事業展開の必要性が示唆された.(著者抄録)
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医中誌Web
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著者礒山 あけみ(獨協医科大学 看護学部)ほか収載誌/巻号頁獨協医科大学看護学部紀要 (1883-0005)/16巻 p.35-42発行年月2023.03
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論文タイトル
【X912480008<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス感染症禍で小児看護学実習を経験した学生の学び
抄録
本研究は、新型コロナ感染症禍で小児看護学実習を行った学生の学びを明らかにすることを研究目的とした。2021年度に小児看護学実習を実施した学生のうち本研究への協力を同意した49名の実習終了時に提出する「小児看護学実習評価表」の自由記載欄に記載された内容を研究対象とし分析を行った結果、5カテゴリー、10サブカテゴリーが抽出された。学生は臨地実習を通して、新生児期から思春期までの様々な発達段階の子ども達と接することによって【発達段階に応じた関わり方】を学んでいた。また、子どもという対象の特性を理解し、【観察することの重要性】やケア時には『家族の協力が必要不可欠』であり【小児看護における家族】という大切な視点を学び取っていた。そして、実際に小児へのケアを通して『正確に安全で素早いケアの実施』や『恐怖や不安を軽減させる関わり』という【処置/ケア時の援助】に必要な関わり方や『測定技術の難しさ』を学んでいた。また、自宅に帰ってからも家族がしっかり子どもの看護が出来るように看護師には【継続看護への支援】の役割があることを学んでいた。今回の結果から、新型コロナ感染症禍で制限がある小児看護学実習でも臨地実習で習得すべき要素は学べていることが分かった。(著者抄録)
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医中誌Web
著者空田 朋子(山口県立大学 看護栄養学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁山口県立大学学術情報 (1882-6393)/16号 p.41-46発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X912290007<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス感染症流行期における急性期病院看護師の就業継続に影響する要因
抄録
新興感染症流行期の急性期病院看護師の就業継続支援につなげるため,新型コロナウイルス感染症(以下:COVID-19)流行期の就業継続に影響する要因を明らかにすることを目的に看護師を対象に半構成的面接でインタビューガイドを用いインタビューを行った.結果,就業継続に影響する要因として「感染対策」「家族からの支援」「看護師としての使命感」「他者からの支援」「良好な人間関係」「仕事と両立できる生活環境」「COVID-19病棟以外の配属」「上司からの支援」「経済的理由」の9つのカテゴリーが抽出できた.カテゴリー別に内容を分析し,COVID-19流行期において看護管理者は,看護師が感染症に対し安心して仕事ができるように,感染対策や行動規範を伝え守ってもらうこと,COVID-19の正しい情報をタイムリーに伝えること,COVID-19罹患患者の看護に価値や意義を見いだせるように支援することが必要であることが示唆された.(著者抄録)
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医中誌Web
著者清田 純子(加古川市民病院機構加古川中央市民病院 看護部)ほか収載誌/巻号頁加古川市民病院機構学術誌 (2189-1567)/12巻 p.30-33発行年月2023.08
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【X907050001<Pre 医中誌>】(原著論文)
COVID-19クラスターを発生した病棟を有する精神科病院の精神療養病棟の看護師における危機的状況と対処プロセス
抄録
【目的】精神療養病棟の看護師が院内でCOVID-19クラスターが発生したことに伴う危機的状況に対して,どのようなプロセスを経て対処しているのかを明らかにする。【対象と方法】COVID-19クラスターが発生した病棟を有するA精神科病院の精神療養病棟に勤務する看護師7名を対象に半構造化面接を行った。逐語録から研究参加者に生じた心理状態と対処行動についてカテゴリー化を行い,カテゴリー間の関係性を分析した。【結果】看護師は【どこまで感染対策業務をすべきかわからず看護業務が圧迫される】,【職員の感染対策に関する意識が低いことへの危機感】から【得体の知れないウイルスへの対応に先が見えない恐怖や不安】を強めた。看護師は【がむしゃらに業務へ臨むしかない】と感じ【COVID-19クラスター発生に対して,病棟全体で前向きな姿勢で感染対策への意識の統一を図る】ようになり,【今日できることを見つけて対処していく】プロセスが生じていた。【結論】看護師は,情報の錯綜,看護師間の感染対策の認識の差,患者の感染予防行動の理解の乏しさ等が影響し,感染予防が徹底できない困難感を抱いていた。この危機的状況で看護師は,感染を拡大させないという共通の目標を持ち,看護師間で感染予防対策の意識の統一を図っていた。その一方で,看護師は余裕のなさからメンタルヘルスに注意や関心を払わなくなるリスクがあるため,組織的にストレスマネジメントを行う体制を整える必要性が示唆された。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者肩 遼平(岡部病院)ほか収載誌/巻号頁日本社会精神医学会雑誌 (0919-1372)/32巻3号 p.193-202発行年月2023.08
医中誌Web文献番号/論文種類
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【X906350001<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス感染症流行下に非対面面会による看取りを行った家族の体験
抄録
【目的】COVID-19感染拡大予防のために非対面形式で看取りを行った家族の体験を明らかにすることである。【方法】対象は2021年に非対面形式で看取った経験がある家族4名とし、インタビューは非対面形式で看取り体験を語ってもらった。インタビュー内容は質的帰納的に分析した。【結果】家族の体験は163のコードが抽出され、31のサブカテゴリ、5つのカテゴリに分類された。家族の体験として《限られた関わりの中でも叶えられた最善の看取り》《限られた関わりの中でも感じられた患者とのつながり》《制限のために阻まれた患者との希望する最期》《患者の死を受容するために必要であったこと》《オンライン機器を活用した看取りの有用性と限界》が示された。【結語】家族はCOVID-19流行下での患者と十分に面会できないことによる看取りの限界を感じつつも面会制限を肯定的に捉え、制限はあったが最善の看取りができたと感じていた。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
J-STAGE(無料)
著者上坂 真弓(中原学院大学 看護学部看護学科成人看護学(急性期)領域)ほか収載誌/巻号頁看護科学研究 (2424-0052)/21巻 p.82-90発行年月2023.
医中誌Web文献番号/論文種類
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【X901420003<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
看護ディスカッション、レジリエンス、職場のソーシャルサポート、バーンアウトの関連性 日本における定量的研究(Association Between Nursing Discussions, Resilience, Workplace Social Support and Burnout: A Quantitative Study in Japan)
抄録
COVID-19パンデミック時の日本の看護師を対象に、レジリエンス向上を目的としたオンライン介入と職場のソーシャルサポート(SS)およびバーンアウト(BO)との関連を調べた。鹿児島県の県本土と離島のそれぞれ一病院に勤務する臨床経験が1~10年の看護師98名(女性81.4%)を対象に、Zoomを使ってレジリエンス向上を目的とした介入を行い、介入前後に二次元レジリエンス要因尺度、PineのBO尺度、職場SSスコアを質問票調査で調べた。2020年4月にベースライン調査を行い、このうち76名が2020年9月の二次調査に参加し、69名が介入プログラムと2021年2月の三次調査に参加した。BOの変化は、職場のSSの変化と有意な負の関連を示し、獲得したレジリエンスの変化と介入の交互作用も同様であった。レジリエンス向上を目的とした介入を促進し、職場のSSをより利用しやすくすることは、看護師のBOの軽減に寄与する可能性があることが示唆された。
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医中誌Web
PubMed
MedicalOnline
J-STAGE(無料)
著者Nishimoto Daisaku(Department of Nursing, School of Health Sciences, Faculty of Medicine, Kagoshima University)ほか収載誌/巻号頁Yonago Acta Medica (0513-5710)/66巻3号 p.355-364発行年月2023.08
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【X901420001<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
COVID-19パンデミック時に終末期ケアを提供する急性期病棟看護師の困難感と学習ニーズ 臨床経験年数による比較(Perceived Difficulties and Learning Needs Among Acute Care Ward Nurses Providing End-of-Life Care During the COVID-19 Pandemic: Comparison by Years of Clinical Experience)
抄録
COVID-19パンデミック時に終末期ケアを提供した急性期病棟看護師の困難感と学習ニーズを臨床経験年数別に調べた。2020年4月~2020年12月に、関西圏にある病院の急性期病棟に勤務し、終末期患者のケアを行った経験のある看護師31名を対象に、インタビューガイドに基づく半構造化面接を行った。調査内容は、基本的な属性、「臨床現場で終末期ケアを行う際に困難と感じること」、「終末期ケアに関する学習ニーズや関心」に焦点を当てた。31名のうち、初心者/新人は18名(全員女性、平均23.7歳、平均臨床経験2.0年)、中堅/達人は13名(全員女性、平均35.2歳、平均臨床経験12.7年)であった。困難感は、初心者/新人群でが「説明」「コロナウイルス」「家族」「医師」、中堅/達人群では「看護師」、「ケア」、「思考」、「家族」のそれぞれ四つに大きく分類された。学習ニーズは、初心者/新人群では「患者」、「家族」、「経験」、中堅/達人群では「病院」、「エンゼルケア」、「痛み」に分類された。経験年数の長い看護師の多くは、患者のケアだけでなく、患者の部屋の環境や家族との過ごし方についても考えていた。
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PubMed
MedicalOnline
J-STAGE(無料)
機関リポジトリ(無料)
著者Sakurai Yusuke(Graduate School of Medical Science, Tottori University)ほか収載誌/巻号頁Yonago Acta Medica (0513-5710)/66巻3号 p.334-344発行年月2023.08
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X901360112<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19患者受け入れ前後での集中治療室看護師の看護業務の変化
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医中誌Web
著者河邉 亮太(秋田大学 大学院医学系研究科保健学専攻博士前期課程)ほか収載誌/巻号頁日本NP学会誌 (2432-0218)/6巻Suppl. p.163発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X901360111<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19の重症急性呼吸窮迫症候群患者へ診療看護師(NP)が行った呼吸ケア介入の一例
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医中誌Web
著者鷲頭 栞(鉄蕉会亀田総合病院 集中治療科)ほか収載誌/巻号頁日本NP学会誌 (2432-0218)/6巻Suppl. p.162発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X901360071<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍を振り返る コロナ禍における離島の診療看護師(NP)の活動
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医中誌Web
著者庄山 由美(長崎県壱岐病院)ほか収載誌/巻号頁日本NP学会誌 (2432-0218)/6巻Suppl. p.122発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X828220012<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナ感染症流行下における精神看護学実習の学び
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医中誌Web
著者小宮 浩美(千葉県立保健医療大学 健康科学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁千葉県立保健医療大学紀要 (1884-9326)/14巻1号 p.82発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X828220008<Pre 医中誌>】(原著論文)
コロナ禍に本学卒業生が新人看護職者となって職場で感じた困難
抄録
本研究では,2020年度に本学を卒業した新人看護職者が職場で感じた困難を明らかにした.卒業生9名がアンケートに回答し,そのうち3名にアンケートで困難と回答した項目について具体的な内容をインタビュー調査した.アンケート調査を単純集計した結果,104項目中,「患者・家族にわかりやすい説明を行い,同意を得る」「複数の患者の看護ケアの優先度を考えて行動する」「決められた業務を時間内に実施できるように調整する」の3項目が9名中7名と困難と感じた割合が高かった.次いで,「患者のニーズを身体・心理・社会的側面から把握する」「看護記録の目的を理解し,看護記録を正確に作成する」など4項目が9名中6名であった.インタビューをまとめた内容には[患者の病状をコロナ禍で面会できない家族に説明できない]とコロナ禍での面会制限に関連した内容が含まれた.結果から,コロナ禍による影響により患者・家族とのコミュニケーションに困難をより感じている可能性があることが考察された.また,コロナ禍に関わらず複数の患者の看護ケアや時間内での業務実施などの業務管理に困難を感じている傾向が明らかであった.コロナ禍のような情勢を加味して教育内容を検討することや複数患者受け持ちなど総合的な看護実践能力の向上を目指す科目「総合実習」の充実などが重要であると考える.(著者抄録)
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医中誌Web
著者田口 智恵美(千葉県立保健医療大学 看護学科)ほか収載誌/巻号頁千葉県立保健医療大学紀要 (1884-9326)/14巻1号 p.61-67発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X825130061<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍における成人2型糖尿病患者の自己管理の現状と看護支援の考察
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医中誌Web
MedicalOnline
著者島廻 花帆(群馬大学医学部附属病院 看護部)ほか収載誌/巻号頁The Kitakanto Medical Journal (1343-2826)/73巻3号 p.258発行年月2023.08
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X825130039<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス流行下における男性看護師のストレス反応の関連要因
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医中誌Web
MedicalOnline
著者殿村 茉莉香(協友会八潮中央総合病院 看護部)ほか収載誌/巻号頁The Kitakanto Medical Journal (1343-2826)/73巻3号 p.248発行年月2023.08
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X822410003<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
マンガ・絵本を精神障害患者の理解に役立てる COVID-19パンデミック時の学内精神看護学実習(Using manga/picture books to understanding of patients with mental disorder: In-school psychiatric and mental health nursing clinical practicum during the Covid-19 pandemic)
抄録
COVID-19パンデミック時に学内精神看護学実習を行うにあたり、マンガや絵本の使用が症例(精神障害者)の理解にどのような影響を与えたかを調べた。2020年にX大学看護学科で精神看護学実習を受けた3年生90名のうち、84名から「精神看護学実習における学習の感想」と題したレポートを返却してもらい、その内容を解析対象とした。実習では、症例の看護過程に入る前に、精神疾患や精神障害をテーマとしたマンガや絵本を読む機会を設けた。レポート内容の解析の結果、マンガ・絵本を活用した学習効果としてプラスに働く側面として、「マンガを活用することで精神疾患のイメージを持ち、病期の違いによる症状の違いを知る」、「精神疾患のある人やその家族への共感的な理解」、「精神疾患のある人やその症状の個性に応じた看護観の獲得」の四つが挙げられた。マンガ・絵本を活用した学習効果としてマイナスに働く側面として「マンガの内容による影響」が挙げられた。
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医中誌Web
MedicalOnline
機関リポジトリ(無料)
著者Fujimoto Tomomi(Aino University)ほか収載誌/巻号頁AINO JOURNAL (1348-480X)/20巻 p.17-25発行年月2023.08
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X817450009<Pre 医中誌>】(会議録)
A病院におけるCOVID-19感染症病棟看護師のメンタルヘルスの現状と心理的特徴 2021年と2022年のストレス要因からの一考察
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医中誌Web
著者工藤 浩子(大分市医師会立アルメイダ病院 7病棟)収載誌/巻号頁アルメイダ医報 (0913-7343)/48巻1号 p.47-48発行年月2023.08
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X817450008<Pre 医中誌>】(会議録)
シャドウィングによる新人看護師の学びと気づき コロナ禍における新人看護師の部署教育
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医中誌Web
著者阿南 宏(大分市医師会立アルメイダ病院)ほか収載誌/巻号頁アルメイダ医報 (0913-7343)/48巻1号 p.46-47発行年月2023.08
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X815430004<Pre 医中誌>】(原著論文)
急性期病院におけるCOVID-19患者の低ナトリウム血症の早期治療に介入した診療看護師(NP)の看護実践
抄録
今回,救急搬送されてきた低ナトリウム血症を併発したCOVID-19患者を,診療看護師(以下NP)が早期に臨床推論を行い多職種と連携,協働したことで,重症化を防ぎ治療に至った1症例を報告する。患者は60歳代後半の女性で,COVID-19で自宅療養中に倦怠感や意識消失が出現し,救急搬送された。NPと医師が連携して患者を管理し,迅速な介入を行った。その結果,低ナウム血症の原因は,脱水による体液量減少によりADH分泌が相対的に増加したことによる影響と考えられた。NPと医師との連携は,患者が重症化する前に迅速な対応が可能となり,病棟看護師と意思決定を共有することで質の高いケアの提供に繋がることが期待される。NPは,臨床推論,疾病管理,ケアの両側面からアプローチすることで医師と多職種との架け橋となるとともに,より迅速に対応することで,患者にとって最善の医療を提供するための役割を担っていると考える。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
J-STAGE(無料)
著者服部 貴夫(総合大雄会病院 看護部内分泌内科)収載誌/巻号頁日本病院総合診療医学会雑誌 (2185-8136)/19巻4号 p.258-263発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X815300002<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
Implementation of a web-based postpartum care program for mothers raising infants in the COVID-19 pandemic: A quasi-experimental study(タイトル和訳中)
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医中誌Web
MedicalOnline
J-STAGE(無料)
著者Asazawa Kyoko(Tokyo Healthcare University)ほか収載誌/巻号頁看護科学研究 (2424-0052)/21巻 p.68-81発行年月2023.
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X815300001<Pre 医中誌>】(原著論文)
精神科看護師はどのような時に仕事のやりがいを感じているか 新型コロナウイルス感染症流行期の質問紙調査から
抄録
本研究は、精神科看護師の研究成果活用に対する意識の影響要因を明らかにすることを目的とした。日本全国の精神科医療機関に勤務する看護師を対象に、無記名自記式質問紙調査を行い、協力が得られた82施設の精神科看護師4,774名に質問紙を配布し、2,999名の分析対象者を確保した。重回帰分析(Stepwise法)の結果、職位や教育背景に関わらず、看護師が高頻度で文献を閲読し、精神科看護実践力が高く、論文投稿経験を有する場合に正の影響を与え、精神科経験年数が長い場合に負の影響を与える可能性が示唆された。また、組織風土として強制的な風潮がなく、看護師の自律性に基づく合理的な組織管理が整備されていることが、研究成果活用への意識を高める環境的条件であることが示唆された。組織として文献や研究に親しめる支援整備や自由闊達な雰囲気を醸成することで、看護師の実践力向上の意欲が引き出され、研究成果活用の意識が触発されると考える。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
J-STAGE(無料)
著者加藤 優一(兵庫県立ひょうごこころの医療センター)ほか収載誌/巻号頁看護科学研究 (2424-0052)/21巻 p.58-67発行年月2023.
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X815060014<Pre 医中誌>】(解説)
健生病院・健生クリニックにおけるCOVID-19対応 コロナ禍における看護管理のまとめ
抄録
2020年10月より3階東病棟でCOVID-19専用病床での運用が開始し,内部環境の変化に応じて限られた人員の中,COVID-19対策と一般診療の両立に応えられるよう院内外の支援を受けながら月単位のリリーフを組んで人員を配置した。また看護部全体の意思統一を図るため方針や対策を発信し続け,職員の理解と協力により看護体制が維持できた。職員のメンタルヘルスへのサポート,人材育成などの調整も行った。この2年3ヵ月に及ぶコロナ禍での看護管理についてまとめた。(著者抄録)
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医中誌Web
著者坂田 清香(健生病院 看護長室)収載誌/巻号頁健生病院医報 (0289-3304)/46巻 p.98-101発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X815060010<Pre 医中誌>】(解説)
健生病院・健生クリニックにおけるCOVID-19対応 COVID-19病棟における看護の質改善の取り組み
抄録
2020年10月からCOVID-19(以下コロナとする)病床の運用が3階東病棟で開始となり,5階西病棟,5階南病棟と病棟編成しながら多くのコロナ患者の受け入れを行ってきた。受け入れた患者は年齢層が小児から高齢者,重症度は軽症から重症まで,合併疾患も多岐に渡り,看護に求められる知識・技術も多かった。入退院患者も多い中,新しい治療法の導入や行政対応の変化,患者層の変化など短期間で様々な対応が必要となりスタッフの不安も大きかった。その中でもスタッフの不安を軽減し,患者に対し安全に看護提供ができるよう様々な取り組みを行ったため内容をまとめる。(著者抄録)
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医中誌Web
著者渡辺 恵(健生病院 5階南病棟)収載誌/巻号頁健生病院医報 (0289-3304)/46巻 p.79-82発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X814350005<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス対応病棟の業務委譲 看護補助者への業務委譲とモチベーションの変化
抄録
新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19)に対応する看護師を含む医療者の負担感に着目した報告は,論文やメディアを通し多く報告されたが,看護師が抱える負担感の分析から,看護補助者への業務委譲について報告されるものはなかった.感染症病床を有する一般病棟で勤務する看護師・看護補助者への面接から聞き取った内容を分析し,看護師の負担軽減を目的とした業務委譲に取り組んだ.その結果,看護師の負担軽減とメンタル不調の回避,看護補助者のモチベーションの向上を認めた.業務委譲を成功させるには,職種間の気遣いや配慮,働きやすい環境を整えることが重要である.(著者抄録)
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医中誌Web
著者向山 和加乃(福知山市民病院 看護部)ほか収載誌/巻号頁市立福知山市民病院医学雑誌 (2432-051X)/8巻 p.28-34発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X808130011<Pre 医中誌>】(解説)
成人看護学 急性期領域におけるオンライン演習の取り組み 新型コロナウィルス感染症流行下における自宅でも可能な急性期看護演習の工夫
抄録
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い,看護学教育の現場では様々な演習をオンラインで実施しなければならず,本学の成人看護学:急性期領域の演習もオンラインで実施せざるを得なかった。シミュレータを用いた経験学習が困難であるなど,制限された条件のもとで実施したオンライン演習の取り組みについて報告する。演習内容は「術前呼吸訓練(深呼吸,排痰方法)と呼吸音聴取」,「深部静脈血栓症の予防の看護」,「手術当日の手術室入室までの声かけ」,「疼痛スケールを用いた評価と看護ケア」,「心電図モニターの装着」,「気管挿管」,「手術前看護のイメージ化」,「BLS技術の習得」の8課題である。以上のオンライン演習は,臨床の看護実践場面を設定し,学生が看護師役・患者役を担い実施したこと,デブリーフィングの時間を設けたこと,本演習の事前課題により得た知識(興味対象関連の知識)と演習中課題の完成および事後課題への取り組み(特殊的好奇心)により,演習内容が定着し実習での活用が可能であったことで,シミュレーション教育とほぼ同様の効果が得られ,臨地実習で活用できたと考える。(著者抄録)
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医中誌Web
J-STAGE
著者西村 美帆(中京学院大学 看護学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁日本健康医学会雑誌 (1343-0025)/32巻2号 p.200-205発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X801320009<Pre 医中誌>】(原著論文)
コロナ禍における重症心身障がい患者の看護ケア 家族の思いに寄り添って看護計画を立案した一症例
抄録
23歳男性。脳性麻痺で自宅療養期間が長く、その間は母が介護の中心を担っていた。10年前に当病棟に入院してからは毎月2回の面会が続いていたが、新型コロナの流行により面会の機会が失われ、触れ合うことや語り合うことができない状況にあった。そこで次のような看護計画を立案・実施し、母・患者とも良好な変化がみられた。1)母の思い・希望を聞く時間をつくる。2)面会時にはその都度、患者について気がかりなことを話してもらい、面会時に都合がつかなかった場合には電話で話を聞く。3)落ち着いた態度で接し、タイミングよく声をかけ安心感を与える。4)母の希望があればケア方法を説明し、ケアに参加してもらう。5)ケアに対する患者の反応を伝え、安心感が得られるようにする。6)面会時や電話での母の反応・言葉・思いを看護記録に残し、スタッフで共有する。7)近況を知らせる手紙を毎月1回書く。
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医中誌Web
著者高野 純子(国立病院機構あきた病院 南1病棟)ほか収載誌/巻号頁あきた病院医学雑誌 (2187-5421)/11巻1号 p.63-67発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X801320003<Pre 医中誌>】(原著論文)
当院への看護師の就職活動に対するコロナ感染拡大の影響
抄録
当院における看護職員の採用活動は、コロナ禍以前は就職希望者を対象とした対面での説明会や病院見学会などを実施していたが、コロナ禍の現在はオンラインでの採用活動が中心となっており、当院副看護師長会ではSNSによる求人活動を行っている。今回、過去6年間に当院に就職した看護師95名にアンケートを行い、「当院を知ったきっかけ」について選択式で回答を求め、コロナ禍前に採用された群(48名)とコロナ禍中に採用された群(47名)とで比較検討した。結果、コロナ禍前群に比べてコロナ禍中群で選択率が大きく上昇した項目として「ホームページ」(+19.2%)や「インターネット就職情報」(+16.1%)があり、「SNSを通して」は2.3%の上昇であった。
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医中誌Web
著者土田 健治(国立病院機構あきた病院)ほか収載誌/巻号頁あきた病院医学雑誌 (2187-5421)/11巻1号 p.27-32発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X731360004<Pre 医中誌>】(解説)
教育用電子カルテ教材を用いた小児看護学領域代替実習の実践報告 臨地と遠隔で協働した状況設定シミュレーション
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、従来の臨地実習を行うことが困難となった。今回、本学の小児看護学領域の代替実習において、教育用電子カルテ教材を用いた看護過程の展開と、臨地と遠隔で協働した状況設定シミュレーションを実施した。実習経過に合わせて教育用電子カルテの内容を更新した工夫は、学生が、急性期から回復期にある対象に必要な看護計画を立案し、実践・評価・修正する過程を支援することに繋がった。臨地実習経験の少ない学生に対して、学内の安心できる環境で状況設定シミュレーションを実施した工夫は、学生が、失敗や戸惑いの経験から学びを得ることを可能とした。臨地と遠隔でシミュレーション場面を共有した工夫は、学生が、臨地実習の緊張感をもって看護実践を行うことや、指導者を交えたカンファレンスの実施を支援した。本実習で学生は、臨地実習に近い状況で看護過程の展開、実践・評価・修正を行うことができ、小児看護学領域における新たな実習方法の1つとなったと考える。(著者抄録)
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医中誌Web
著者橋本 侑美(研伸学園一宮研伸大学 看護学部)ほか収載誌/巻号頁一宮研伸大学紀要/1巻 p.27-32発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X727460003<Pre 医中誌>】(原著論文)
マスク着用時の表情認知とパーソナル・スペースの関連
抄録
COVID-19の流行によりマスク着用が推奨され、相手の表情が認知しにくくなってきている。人間の距離感覚にはパーソナル・スペースがあり、対人支援を行う看護師は患者のパーソナル・スペースへの十分な配慮が必要となる。本研究の目的は、喜び・悲しみ・怒りの顔写真とそれらにマスクを装着した6表情を認知することを通じたパーソナル・スペースの違いを明らかにすることである。大学生と大学院生30名に各表情の仮面を装着した接近者が近づいた際のパーソナル・スペースを測定した。各表情はFriedman検定のBonferroniの調整による多重比較、マスクの有無はWilcoxonの符号付き順位検定を行った結果、喜び<悲しみ<怒りの表情順にパーソナル・スペースは有意に拡大したが、マスクの有無による有意差は認められなかった。このことから、怒りや悲しみよりも喜びの表情の方が相手のパーソナル・スペースを侵害するリスクが低くなることが示唆された。(著者抄録)
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医中誌Web
著者小倉 円香(筑波大学 大学院人間総合科学学術院)ほか収載誌/巻号頁看護教育研究学会誌 (1883-2822)/15巻1号 p.25-33発行年月2023.06
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X726290010<Pre 医中誌>】(レター)(英語)
COVID-19流行を契機とした看護継続教育の転換 対面式からオンライン式の教育へ(The COVID-19 pandemic triggered a change in continuing education in nursing: From face-to-face to online education)
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医中誌Web
PubMed
J-STAGE(無料)
著者Kenmotsu Yuuko(Training Center for Nursing Development, National College of Nursing)ほか収載誌/巻号頁Global Health & Medicine (2434-9186)/5巻3号 p.191-193発行年月2023.06
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X726290006<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
日本のCOVID-19流行初期に重症患者を担当した看護師の体験(Experiences of nurses in charge of COVID-19 critical care patients during the initial stages of the pandemic in Japan)
抄録
2020年2~4月に新興感染症病棟においてCOVID-19重症患者の治療に従事した看護師の体験を、質的研究の手法により検討した。某医療施設の当該病棟に勤務した看護師19名(女性17名)を対象に、2020年4~6月に全8回(各回2~3名)のグループインタビューをオンラインで実施した。インタビューの逐語録から、対象者の体験内容は12のサブカテゴリーから成る以下の5つのカテゴリーに集約された:「自身や周囲の人々の生命が危険に曝されることへの恐れ」、「自身が感染症流行の只中にいることへの衝撃」、「未知の困難な課題に対する不安」、「目的意識からくるモチベーション」、「看護師としての成長」。看護師が過酷な環境下で自身の安全を脅かされながら勤務することは、提供する看護の質のみならず、看護師自身の精神的健康にも影響を与える可能性があり、こうした看護師に対する短期的および長期的な支援が必要であると考えられた。
リンク情報
医中誌Web
PubMed
J-STAGE(無料)
著者Umeda Aya(Department of Adult Nursing, National College of Nursing)ほか収載誌/巻号頁Global Health & Medicine (2434-9186)/5巻3号 p.169-177発行年月2023.06
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X725400007<Pre 医中誌>】(解説)
コロナ禍でも学びを止めないハイブリッド型臨地看護学実習の構築の取り組み 成人看護学(外来機能・慢性期)
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医中誌Web
著者荒 ひとみ(旭川医科大学 看護学科成人看護学領域)ほか収載誌/巻号頁旭川医科大学研究フォーラム (1346-0102)/20巻 p.71-79発行年月2023.06
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X725400001<Pre 医中誌>】(原著論文)
コロナ禍での臨地看護学実習の実際と課題の質的分析 看護学科・看護部合同ファカルティ・ディベロップメント研修会より
抄録
本研究の目的は、2020年~2021年にかけてA医科大学病院で行われた臨地看護学実習を振り返り、コロナ禍で行った臨地看護学実習の実際とその課題を教育側と臨床側の双方の視点を通して明らかにし、コロナ禍に求められる臨地看護学実習の構築への示唆を得ることである。A医科大学の看護学教育FDのワークショップに参加した看護教員及び看護師を対象に、臨地看護学実習の実際と課題についてディスカッションし、その内容を質的記述的に分析した。実習形態と病棟実習の実際は【実習時間短縮により実習内容の把握が困難】【工夫すれば実施できる看護ケアと見学のみの看護ケアの増加】【患者と関わる時間は15分以内】などがあった。実習上での配慮は【限られた実習時間を有益なものにする指導者の努力】が必要であった。課題として【コミュニケーション能力低下への懸念】【変化する学生の特性と実習形態を考慮した指導の必要性】など13カテゴリーが抽出された。実習時間の短縮や実習内容の制限により、学生のコミュニケーション能力や看護技術、アセスメント能力の低下への懸念があり、今後は、臨床と教育側の連携の強化と学生の思考を育てる必要性が示唆された。(著者抄録)
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医中誌Web
著者荒 ひとみ(旭川医科大学 医学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁旭川医科大学研究フォーラム (1346-0102)/20巻 p.2-11発行年月2023.06
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X725310003<Pre 医中誌>】(原著論文)
インタビューから分かった精神障害を有する人へのCOVID-19に対する予防教育の不足感
抄録
精神科病棟は,閉鎖的環境などを背景に集団感染が生じやすい.このため,精神科病棟の感染予防策は多く存在するが,医療従事者や介護職員などを対象としたものにとどまっている.今回当事者主体とした感染予防策を構築したいと考え,当事者へのインタビューを行った.その結果,「障がい者に対する偏見」「知識不足による不安」「教育機会を希望」「対策の継続」という4つのカテゴリが得られた.この結果をもとに,当事者主体の感染予防教育プログラムの構築を行っていきたい.(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者中川 康江(鳥取看護大学 看護学部看護学科)収載誌/巻号頁鳥取看護大学・鳥取短期大学研究紀要 (2189-8332)/87号 p.27-32発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X713220005<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
深層学習を用いて構築した日本の看護研究者の研究活動に対するCOVID-19流行の影響の予測モデル(Prediction models for the impact of the COVID-19 pandemic on research activities of Japanese nursing researchers using deep learning)
抄録
COVID-19流行時の属性や生活様式などが看護研究者の研究活動に与えた影響について検討するため、深層学習を用いて予測モデルを構築した。2020年のCOVID-19流行初期に日本看護科学学会が会員を対象に実施したオンライン横断調査のデータを用いて二次解析を行った。訓練データセットと検証データセットに分け、人工知能(AI)予測分析ツールを用いて訓練データセットから二つの予測モデルを構築した。意欲と時間を研究活動の負の予測因子とした。モデルの精度、内的妥当性を評価し、順序ロジスティック回帰分析で適合度を求めた。検証データセットで外的妥当性を評価した。参加者1089名のデータを用いた(訓練データ889名、検証データ200名)。モデルの精度と適合度は良好であった。予測寄与度の解析で、研究意欲の増加なしと研究時間の増加なしが相互に強く影響することが示された。この他に研究意欲に負の影響を及ぼした因子は、特別警戒区域外に居住および講師の職位、研究時間に負の影響を及ぼした因子は、パートナー/配偶者との居住および准教授の職位であった。以上より、COVID-19流行時のような不測の事態で研究活動を継続していくためには、研究時間の確保や意欲向上などの研究環境の改善が必要と考えられた。
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医中誌Web
著者Lee Kumsun(Faculty of Nursing, Kansai Medical University)ほか収載誌/巻号頁Japan Journal of Nursing Science (1742-7932)/20巻3号 p.1 of 14-14 of 14発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X621150008<Pre 医中誌>】(原著論文)
オンラインにおける患者参加型精神看護学実習の学習効果と課題
抄録
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により病院での精神看護学実習は中止となり実習方法の変更を余儀なくされた。本研究は,患者参加型オンライン実習を行った学生の学習効果と課題を明らかにし、今後の実習や教育方法への示唆を得ることを目的とした。対象は,A大学看護学科3年生49名のうちオンライン実習となった33名であった。オンラインによる精神看護学実習での学びについて無記名による自由記載の質問紙調査を行い,質的帰納的に分析した。オンライン実習における学びの特徴として【患者とのコミュニケーション】から【同じ疾患でも精神症状や生活上への影響は違う】ことに気づき,そこから【ロールプレイによる患者の具体的な理解】へつながっていた。また,臨地実習指導者からの助言や指導が学びへの一助となっていた。一方,グループワークの運営方法や実習記録ファイル形式の扱いにくさが課題として挙げられ,実習運営について今後の検討が必要となった。(著者抄録)
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医中誌Web
著者阿部 準子(茨城県立医療大学 保健医療学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁茨城県立医療大学紀要 (1342-0038)/28巻 p.87-98発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X621150004<Pre 医中誌>】(原著論文)
看護系大学の2020年度卒業年次生が修得したと認識する専門的能力 2017年度卒業年次生との比較
抄録
【目的】看護系大学の2020年度の卒業年次生(以下,2020年度生)と2017年度の卒業年次生(以下,2017年度生)が修得したと認識する「社会人としての基礎力」および「看護師としての専門的知識・技術」の比較から,2020年度生に対する,新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19)禍の教育方法の影響の有無および特徴を考察する。【方法】日本看護系大学協議会の会員校から抽出した82大学のうち,同意が得られた7大学527名の卒業年次生にWebによる無記名自記式質問調査を実施した。調査内容はオリジナルの「社会人としての基礎力」,「看護師としての知識・技術」とした。【倫理的配慮】本研究は茨城県立医療大学倫理委員会の承認を得て行った(No.972)。【結果・考察】回答数は143,回収率27.1%,有効回答率は100%であった。カテゴリー別比較では【情報リテラシー】,【問題解決力】は2020年度生が有意に上昇し,【社会人としてのマナー】,【チームワーク】等では有意に低下した。2020年度生の認識には,臨地実習の機会の減少による影響が推測された。(著者抄録)
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著者高村 祐子(茨城県立医療大学 保健医療学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁茨城県立医療大学紀要 (1342-0038)/28巻 p.39-48発行年月2023.03
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論文タイトル
【X619230004<Pre 医中誌>】(解説)
A病院におけるコロナ禍での看護師の精神的負担軽減への取り組み
抄録
新型コロナウイルス感染症(以下COVID-19)は、ウイルスによって引き起こされる疾病だけでなく、目に見えないことや治療法が確立していないことにより、医療従事者に大きな不安や恐怖を与えた。この不安や恐怖は、嫌悪・差別・偏見を生み出し、医療現場の最前線を支える対応者の負担となり、A病院においても当該部署から複数のメンタルヘルス問題が発生した。自分の身を守るために不可欠となる個人用防護服(以下PPE)着脱の研修、看護師の経験や知識が異なることを前提とした重症患者を管理するために必要な研修、一部のスタッフに負担が集中しない人員配置の調整、メンタルヘルスについてのセルフケア研修とピアサポートについて取り組んだ結果、これらの取り組みが組織において必要とされる「困難な状況で働く職員がこころの健康を維持するために必要な4要素」を満たす活動であったことが明らかとなった。未知のウイルスに対峙する看護師の精神的負担を軽減するためには、対応する看護師を孤立させることなく、組織で支え問題解決に取り組む体制が不可欠である。そして、組織の長期的な安定のためにも、新興感染症という危機を機会に変え、レジリエンスの高い看護部をつくることが、今後も継続する課題であると考える。(著者抄録)
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MedicalOnline
著者前田 絵理子(京都中部総合医療センター 看護部)ほか収載誌/巻号頁日本医療マネジメント学会雑誌 (1881-2503)/24巻1号 p.20-25発行年月2023.06
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【X615410021<Pre 医中誌>】(解説)
COVID-19ケアの経験がスタッフに与えた影響 教育計画と看護師のモチベーション
抄録
当院では新型コロナウイルス感染症患者の受け入れを2020年1月から開始し,看護師は未知のウイルスに不安を抱きながらも感染症病棟を預かる看護師として奮闘してきた.また,院内クラスターを乗り越え,COVID-19流行の波に連動した受け入れ患者数の増減と業務内容の変動を余儀なくされた中で,病棟管理者は様々なストレスを抱える看護師のモチベーションを維持するために部署看護師を巻き込んで教育計画を立案して取り組んだ.このことにより,看護師の意識の変化等,評価できる成果が得られた.(著者抄録)
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医中誌Web
機関リポジトリ(無料)
著者坂口 かおり(京都市立病院 看護部6B病棟)ほか収載誌/巻号頁京都市立病院紀要 (0286-1356)/42巻 p.93-100発行年月2022.
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【X602350004<Pre 医中誌>】(原著論文)
COVID-19感染拡大によって代替実習を経験した学生の思い 看護基礎教育における学内実習の可能性を検討する
抄録
本研究の目的は、COVID-19感染拡大によって臨地実習ができず代替実習を経験した看護学生の思いを明らかにすることである。看護系大学に在籍し2020年度に領域別実習を履修した看護学生を対象に、無記名自記式質問紙調査を実施した。実習への満足度と知識・技術・態度の達成度は5段階評価で回答を求め、記述統計を行った。卒業にあたっての思いへの問いは自由記述で回答を求め、質的帰納的に分析を行った。結果、実習の達成度の平均値は、知識4.0(±0.78)、技術2.5(±0.98)、態度3.7(±0.96)で、実習の満足度の平均値は3.1(±0.79)であった。代替実習を経験した看護学生は、実習形態の変更を余儀なくされたことで、学びの機会を【失った感】があり、経験不足による【不安】や【不確かさ】を感じる一方、学内実習での【手ごたえ】を得て、卒業後の活躍への【期待感】を抱いていた。学生は、実際に患者へ看護を提供できなかったことにより技術面への不安を感じながらも、臨地実習で困難感を抱きやすい看護過程の展開の課題に対し、グループ学習により時間をかけて取り組めたことで知識面の理解を助け、達成度を高めることにつながったと考えられる。学内実習は臨地実習の代替ではなく、学習教授方法の一つの選択肢とすることが可能ではないかと考える。そのためには、ICT環境やシミュレーション教育の充実といった教育環境の整備や教育の質を高めていくことが求められる。(著者抄録)
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著者山本 純子(千里金蘭大学 看護学部)ほか収載誌/巻号頁千里金蘭大学紀要 (1349-6859)/19号 p.41-49発行年月2023.02
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【X602180003<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
新型コロナウイルスパンデミックの最前線で働く看護師の精神衛生と職業的燃え尽き症候群に対するmindfulness decompression療法の効果 後向き研究(Effects of mindfulness decompression therapy on mental health and job burnout among nurses working in the frontline of the novel coronavirus pandemic: A retrospective study)
抄録
新型コロナウイルス感染症2019(COVID-19)パンデミック中に核酸検査用の検体採取に従事していた看護師を対象に、精神衛生と職業的燃え尽き症候群に対するmindfulness decompression療法の効果を後向きに検討した。Symptom Checklist-90(SCL-90)とMaslach Burnout Inventory-General Scale(MBI-GS)の評価がともに陽性であった看護師のうち、2020年6月~2021年4月に心理学的看護介入をルーチンで受けた看護師(対照群)と、2021年5月~2021年12月に心理学的看護介入とmindfulness decompression療法を両方受けた看護師(介入群)を比較した。介入群において、mindfulness decompression療法施行後のSCL-90スコアとMBI-GSスコアは有意に良好であり、精神的苦痛や職業的燃え尽き症候群の緩和がみられた。
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医中誌Web
著者Luo Ling Xia(Teaching and Research Section of Clinical Nursing, Xiangya Hospital of Central South University)ほか収載誌/巻号頁Journal of Occupational Health (1341-9145)/65巻1号 p.1 of 10-10 of 10発行年月2023.04
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【X525470010<Pre 医中誌>】(原著論文)
オンライン育児教室の実際と学修効果 コロナ禍における母性看護学実習の取り組み
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著者富崎 祥子(純真学園大学 保健医療学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁純真学園大学雑誌 (2186-6481)/13巻 p.101-111発行年月2023.03
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【X525470005<Pre 医中誌>】(解説)
COVID-19感染症対策と教育 COVID-19感染拡大における純真学園大学看護学科の教育への取り組みと課題
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医中誌Web
著者濱田 維子(純真学園大学 保健医療学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁純真学園大学雑誌 (2186-6481)/13巻 p.49-65発行年月2023.03
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【X524360012<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス感染症による病棟看護師のストレスの実態調査
抄録
A病院で働く病棟看護師がコロナ禍でどのようなストレスを感じているかを明らかにし、看護師のストレス対策に繋げることを目的に調査を行った。対象はA病院に勤務している入職2年目以降の配属されている全病棟の看護師182名である。アンケートを因子分析した結果「看護ケアを行う上での不安」「新型コロナウイルス感染症対策により生じた業務負担」「勤務時間外でのストレス」「看護師として働く不安」「患者に対する不安」の5因子が抽出された。新型コロナウイルスにより看護ケアを行うなか、またプライベートで緊張感をもって感染対策を続けなくてはいけないことがストレスとなり、それが不安や疲れなどの精神的症状にあらわれていると考える。新型コロナウイルスによるストレスがコロナ禍以前と現在の心身の症状の変化と関連していることが明らかになった。(著者抄録)
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医中誌Web
著者鴻池 美希(国立病院機構徳島病院 看護部)ほか収載誌/巻号頁Journal of Tokushima National Hospital (2185-3169)/14巻 p.42-46発行年月2023.03
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【X508420006<Pre 医中誌>】(解説)
シミュレーション演習を用いた急性期看護学代替実習の取り組み インストラクショナル・デザインに基づいた学習評価と改善
抄録
本論文の目的は、COVID-19の流行下の臨地実習制限時に、3年生を対象に実施した急性期看護学代替実習におけるシミュレーション演習について、ADDIEモデルを用いて記述し考察することである。本学の代替実習は教育用電子カルテなどのICT教材を用いて行い、急性期看護学実習の目標に添って知識・技術・態度を身に着けることを目的に演習を計画した。実習1~2日目に教育用電子カルテを用いた看護過程演習、3~4日目にシミュレーション演習を行った。結果、学生は既習のバイタルサインの測定はスムーズに行えたが、呼吸・循環評価やドレーンの状況を観察できた学生は少数であった。また術後の看護では「退室時の環境整備」の実施率が低かったが、演習後のデブリーフィングでは、疼痛軽減のための工夫や改善点などにも気づくことができた。今後は学内シミュレーション演習を組み込んだ臨地実習モデルを構築し、実習の質の向上を試みたい。(著者抄録)
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MedicalOnline
著者納谷 和誠(東京医療保健大学 和歌山看護学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁東京医療保健大学紀要 (1882-4455)/17巻1号 p.54-58発行年月2022.
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【X425320011<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス感染症により基盤看護学実習Iが学内実習となった経緯と学内実習に対する学生の思い
抄録
【目的】本研究は新型コロナウイルス感染症の影響により基盤看護学実習Iが病院実習から学内実習となった経過を報告するとともに学内実習に対する学生の思いを明らかにすることである。【方法】学内実習となった経過は議事録をもとに作成した。学内実習を履修した看護学部1年生97人を対象とした調査は、無記名自記式質問紙による集合調査とし、量的、質的に分析した。【結果】A大学では感染対策や実習準備の困難、実習施設での受け入れ可否の不確かさから、病院実習を学内実習に変更した。学内実習ではあったが、おおむね実習目標を達成することができた。学内実習に対する学生の思いは『よかった気持ち』(21人)、『よかった気持ちと残念な気持ち』(26人)、『残念な気持ち』(7人)、『学内実習になったことを受け入れた気持ち』(6人)の4項目に分類された。【考察】今回の学内実習は新型コロナウイルス感染症の流行の中、学生の学習体勢に応じたプログラムであったことが、学生の『よかった』という気持ちをもたらしたと考えらる。一方で臨地に赴かなければ得られない学びもあり、学生の『残念』という思いにつながったと推察された。(著者抄録)
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医中誌Web
機関リポジトリ(無料)
著者高橋 方子(千葉科学大学 看護学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁千葉科学大学紀要 (1882-3505)/16号 p.112-120発行年月2023.03
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【X419570007<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
初期COVID-19パンデミックが看護研究に及ぼす負の影響を検証したフリーテキスト応答の潜在的ディリクレ配分法トピックモデリング(Latent Dirichlet allocation topic modeling of free-text responses exploring the negative impact of the early COVID-19 pandemic on research in nursing)
抄録
COVID-19パンデミックが研究活動に及ぼす負の影響に関するフリーテキスト応答をもとに潜在的トピックを抽出し、学際ベース、臨床ベースの研究者間で差が生じるかどうか検討した。2020年前期に日本看護科学学会の会員を対象に実施したオンラインサーベイでのフリーテキスト応答をもとに二次解析を実施し、学際ベースの研究者と臨床ベースの研究者に分類した。潜在的トピックの統計学的抽出には潜在的ディリクレ配分法(DLA)トピックモデリングを用いて、重要度が高いと判断されるキーワード/テキストをリストアップし、主成分解析(PCA)による類似トピックを構造化した後に学際ベース・臨床ベース研究者にみられる類似性と差異を評価した。学際ベース研究者から163件、臨床ベース研究者から38件のフリーテキスト応答が抽出され、DLAにてそれぞれ八つの潜在的トピック(研究関連管理区域での変化、負の感情をもたらすような負荷の増加、職場での行動制限、今後の展望の不確実さ、生活の変化、研究活動に悪影響を及ぼすパンデミック対策、パンデミックによる研究活動の妨害、感染予防策の実行)と三つの潜在的トピック(研究活動の妨害、臨床職務の増加、教育・学習困難)が同定された。さらにPCAによって学際ベース研究者の潜在的トピックを四つのテーマ、臨床ベース研究者の潜在的トピックを三つのテーマに再分類した。その結果、両者において「研究実践の障壁」のみ一致していた。
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医中誌Web
著者Inoue Madoka(University of Miyazaki)ほか収載誌/巻号頁Japan Journal of Nursing Science (1742-7932)/20巻2号 p.1 of 13-13 of 13発行年月2023.04
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【X419570002<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
COVID-19パンデミック期間中の臨床看護師における専門職アイデンティティ、職務満足度、職務継続の意向 媒介分析(Professional identity, job satisfaction, and intention to stay among clinical nurses during the prolonged COVID-19 pandemic: A mediation analysis)
抄録
COVID-19パンデミック期間中における臨床看護師の専門職アイデンティティ(professional identity;PI)と職務満足度との関係、職務継続の意向に及ぼす影響について検討した。2021年4月30日~5月25日の間に中国人の臨床看護師1425名を対象に横断サーベイ調査を実施した。単媒介分析によってPI、職務満足度、職務継続の意向の相互関係を評価し、さらにSTROBEチェックリストを援用した。ミレニアル世代の看護師が87.6%と大半を占めており、経験年数5~10年が1/3以上、上級看護師が57.7%、学士号取得者が94.9%であった。各スコアの平均値はPIが3.85、職務満足度が3.25、職務継続の意向が3.47であり、年齢、勤続年数、職位により各スコアに有意差が認められた。相関解析ではPI、職務満足度、職務継続の意向は勤続年数と職位との間に正の相関、年齢との間に負の相関を示し、PIは職務満足度、職務継続の意向と有意に関連しており、職務満足度と職務継続の意向との間にも有意な関連が認められた。媒介分析においてもPIは職務満足度を介して職務継続の意向に影響を及ぼしていることが示された。
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医中誌Web
著者Hanum Ardani Latifah(Department of Nursing, The First Affiliated Hospital of Kunming Medical University)ほか収載誌/巻号頁Japan Journal of Nursing Science (1742-7932)/20巻2号 p.1 of 12-12 of 12発行年月2023.04
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【X419560004<Pre 医中誌>】(原著論文)
三重県北勢地区の訪問看護ステーションにおける新型コロナウイルス感染症による影響に関する実態調査
抄録
目的:本研究は,三重県北勢地区に所在する訪問看護ステーション(以下STとする)を対象に新型コロナウイルス感染症(以下COVID-19とする)以前の感染対策の状況と,流行初期の対応を明らかにすることである.方法:70施設の管理者を対象にCOVID-19流行前の感染対策の実施状況とCOVID-19流行後の対応について無記名自記式質問紙調査を行った.回答率,有効回答率は45.7%であった.選択項目は小規模事業所が多いSTの特性をふまえ,常勤数で2群に分け統計学的に比較を行い,自由記述部分は質的に分析を行った.結果・考察:COVID-19流行前の対策状況では,《感染対策の担当者・組織の設置》が,常勤看護職員数が<3名以上>の施設で有意に<設置していた>施設の割合が高かった.このことから,小規模ステーションの危機管理上の課題として,組織的な感染対策の実施の難しさがあることが推測された.また,地域での情報共有における課題として,多職種・多サービス間での情報共有の難しさがあることがわかった.今後,地域のST間での連携強化と地域全体での情報共有システムの構築を行う必要があると考えられた.(著者抄録)
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医中誌Web
機関リポジトリ(無料)
著者北井 真紀子(四日市看護医療大学)ほか収載誌/巻号頁四日市看護医療大学紀要 (1882-6911)/16巻1号 p.31-40発行年月2023.03
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【X419560002<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス流行下における在宅看護学実習に対する学生の学習経験と主観的評価に関する研究 2021年度の履修者に焦点をあてて
抄録
2021年度の在宅看護学実習を履修した学生の実習経験と主観的評価を把握する目的で無記名自記式アンケート調査を実施した.対象となる108名中43名(39.8%)から有効回答を得た.《臨地実習日数》別の比較では<5日以上>群が<4日以下>群よりも療養者や家族との《コミュニケーション》の満足度が有意に高かった(p<.01).また,《同行訪問件数》別の比較では<3件以下>群で《看護計画の実施》の満足度が<4件以上>群よりも有意に高かった((p<02).自由記述では,実習で工夫した点として「話し合い学びを深めた」「イメージし考える」「相談して解決」等15記述、困難に感じた点として「自分で経験して学びたかった」等の9記述がみられた.この結果から,臨地での経験が制約される状況下でのコミュニケーションの熟成には一定日数以上,複数回の臨地実習が実習に対する満足度を高め、一方,看護計画の実施においては日数および件数を絞りつつも一事例に丁寧に取り組むことが学生の満足度を上げ,学生の能動的な学習の促進に寄与する可能性が示唆された.(著者抄録)
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医中誌Web
機関リポジトリ(無料)
著者春名 誠美(四日市看護医療大学)ほか収載誌/巻号頁四日市看護医療大学紀要 (1882-6911)/16巻1号 p.11-17発行年月2023.03
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【X403040002<Pre 医中誌>】(解説)
母性看護学演習・実習における自己作成学習教材の活用
抄録
本報告では、母性看護学演習における自己作成学習教材を活用した学習の取り組みの実践についてその内容を説明する。新型コロナウイルス感染症流行により、2021年4月から10月まで感染予防対策として、オンラインによる演習、実習を実施することとなった。学内演習でモデル等を活用した演習や実習と類似した学習体験が自宅できるように、自宅にある材料を用いて学習教材を学生自身が作成し活用した。その後2022年4月より対面講義、演習が可能になり、2021年に考案した自己作成学習教材での自習と対面の講義・演習を並行して進めた。本報告では、自己作成学習教材の講義・自習への活用、対面演習、シミュレーション学習について述べる。(著者抄録)
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医中誌Web
著者青木 利江子(城西国際大学)ほか収載誌/巻号頁城西国際大学紀要(看護学部) (0919-4967)/31巻7号 p.13-21発行年月2023.03
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【X310470014<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
COVID-19パンデミック中に行われた看護実習クラスについての学生による評価(Student Evaluation of a Nursing Practice Class during the covid-19 Pandemic)
抄録
COVID-19のパンデミックにより様々な制約に直面することとなった看護実習クラスの学生がどのように感じたか、質問紙調査による量的研究にて検討した。2019年度と2021年度の「成人看護方法論II」のクラスを受講した学生、総計206名に対し、12の項目について当てはまる度合いを5段階評価してもらう質問紙調査を行った。2021年度における本クラスでの看護実習では、COVID-19パンデミックのため実習時間が半分未満に短縮され、学生同士の接触も最小限とするよう制約を受けた。両年度の調査回答結果を比較したが、その学生評価内容に有意な差はみられなかった。以上から、制約下にある看護実習でも満足度と学習効果の水準は高いと学生たちは評価したことが明らかになった。
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医中誌Web
著者Fujisawa Hiroko(School of Health Sciences, Department of Nursing Sciences, Japan University of Health Sciences)ほか収載誌/巻号頁International Medical Journal (1341-2051)/29巻6号 p.369-371発行年月2022.12
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【X309380062<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19感染対策下の臨地実習による看護学生への影響の検討
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医中誌Web
MedicalOnline
著者岡田 なぎさ(産業医科大学 産業保健学部基礎看護学)ほか収載誌/巻号頁産業医科大学雑誌 (0387-821X)/45巻1号 p.86発行年月2023.03
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論文タイトル
【2024074796】(会議録)
コロナ禍に入職する新人看護師の受け入れ体制について
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医中誌Web
著者高木 睦子(赤穂市民病院)収載誌/巻号頁ヒューマンケア研究学会誌 (2187-2813)/14巻1号 p.51-52発行年月2023.12
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論文タイトル
【2024074795】(会議録)
コロナ禍にみる子どもたちへの影響について
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医中誌Web
著者松浦 久美子(姫路訪問看護リハビリステーションもものは)収載誌/巻号頁ヒューマンケア研究学会誌 (2187-2813)/14巻1号 p.50発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024074794】(会議録)
コロナ禍でも学生が臨地をイメージできる老年看護学実習IIの工夫
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医中誌Web
著者永田 文子(淑徳大学 看護栄養学部看護学科)収載誌/巻号頁ヒューマンケア研究学会誌 (2187-2813)/14巻1号 p.48-49発行年月2023.12
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【2024074793】(会議録)
コロナ禍における学内実習の取り組み
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医中誌Web
著者濱西 誠司(関西福祉大学 看護学部看護学科)収載誌/巻号頁ヒューマンケア研究学会誌 (2187-2813)/14巻1号 p.46-47発行年月2023.12
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【2024074538】(会議録)
看護師のメンタルヘルス不調の予防について コロナ禍のメンタルヘルス相談を通して
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医中誌Web
著者大西 勝(岡山大学保健管理センター)ほか収載誌/巻号頁全国大学保健管理研究集会プログラム・抄録集/61回 p.60発行年月2023.10
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