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新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 関連文献

予後・後遺症に関する文献

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((COVID-19/TH) and (SH=予後)) or ((コロナ/TA and DT=2020:2022) and (予後/TH or 予後/TI or 後遺症/TH or 後遺症/TI or prognosis/TI or "Secondary Disease"/TI or Sequela/TI)) or (COVID-19/TH and (予後/TH or 予後/TI or 後遺症/TH or 後遺症/TI or prognosis/TI or "Secondary Disease"/TI or Sequela/TI))

2022年9月16日更新

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著者収載誌/巻号頁発行年月
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【W810160018<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス感染症後遺症の脱毛に人参養栄湯が有効であった2例
抄録
新型コロナウイルス感染症後遺症(Long COVID)の脱毛に人参養栄湯が有効であった2例を経験した。症例1は45歳女性で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)中等症IIで入院加療し、退院2ヵ月後から脱毛を認めた。症例2は50歳女性で、COVID-19軽症で自宅療養の約2ヵ月後から脱毛を認めた。いずれの症例も内服開始後1ヵ月で脱毛の進行が止まり、2ヵ月目には短い毛も生え始めた。また脱毛による気分の落ち込みも症状改善とともに軽快した。脱毛は血虚と考えられるが、Long COVIDに悩まされる患者は気虚でもある。気血両虚に対する補剤である人参養栄湯を、毛髪脱落の口訣を参考に用いたところ、症状改善が得られたものと思われた。(著者抄録)
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医中誌Web
著者原田 佳尚(順天堂大学 大学院医学研究科漢方先端臨床医学)ほか収載誌/巻号頁日本東洋医学雑誌 (0287-4857)/73巻3号 p.342-346発行年月2022.07
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【W805030008<Pre 医中誌>】(解説)
ヨシコクリニック治験 新型コロナウイルス感染後遺症・ワクチン接種後の症例
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医中誌Web
著者高木 嘉子(ヨシコクリニック)収載誌/巻号頁漢方療法/26巻5号 p.348-350発行年月2022.08
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【W804250017<Pre 医中誌>】(座談会)
【コロナ感染症の後遺症】COVID-19免疫の展望
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医中誌Web
著者北村 義浩(日本医科大学医学教育センター)ほか収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/40巻8号 p.808-814発行年月2022.08
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【W804250016<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ感染症の後遺症】Key words COVID-19関連血栓症
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医中誌Web
著者大庭 聖也(東京医科歯科大学 医歯学総合研究科膠原病・リウマチ内科学分野)ほか収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/40巻8号 p.807発行年月2022.08
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【W804250015<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ感染症の後遺症】Key words 腸換気法(EVA法)の可能性
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医中誌Web
著者武部 貴則(東京医科歯科大学統合研究機構 先端医歯工学創成研究部門)収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/40巻8号 p.806発行年月2022.08
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【W804250014<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ感染症の後遺症】Key words 変異株
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医中誌Web
著者増田 道明(獨協医科大学 医学部微生物学講座)収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/40巻8号 p.805発行年月2022.08
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【W804250013<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ感染症の後遺症】SARS-CoV-2ワクチンにより誘導される液性免疫記憶の変異適応力
抄録
ワクチン予防効果で重要な液性免疫記憶は、感染ウイルスを速やかに排除する中和抗体に加え、ウイルス曝露後に中和抗体を迅速に供給する記憶B細胞から構成される。SARS-CoV-2ウイルスは抗体の目印となるスパイクタンパクを変異させることで中和抗体から逃避するが、中和抗体と記憶B細胞では、変異株に対する適応力が異なることが明らかになりつつある。最新の研究により、従来株のスパイクタンパクを含むワクチンにより3回接種を受ける、あるいは2回目接種後にブレイクスルー感染が起こると、2回目接種後に比べてオミクロン株に対する交差中和抗体が顕著に増強されることが確認されている。これはワクチン2回目接種によって交差中和抗体を有する記憶B細胞が準備され、その後の3回目接種やブレイクスルー感染によってこれら記憶B細胞が応答してオミクロン株に対する血中の中和抗体が誘導されることが一因と考えられる。このように、SARS-CoV-2ウイルスに対する液性免疫記憶には、変異株に対する一定の適応力があり、今後のワクチン戦略を考えるうえでもこの交差中和性を理解し制御していくことが重要となる。(著者抄録)
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医中誌Web
著者上滝 隆太郎(国立感染症研究所 治療薬・ワクチン開発研究センター)ほか収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/40巻8号 p.800-804発行年月2022.08
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【W804250012<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ感染症の後遺症】SARS-CoV-2に対する細胞性免疫
抄録
獲得免疫応答は、B細胞の抗体産生誘導と細胞傷害性T細胞による感染細胞排除を行うことでウイルス感染症に対する生体防御の要となっている。COVID-19では、感染急性期において、T細胞応答との間に関連が見られており、T細胞応答が重症化阻止に貢献することが示唆されている。一方、現在主流となっている新型コロナウイルスに対するmRNAワクチンには中和抗体誘導を主目的としてS抗原のみが搭載されており、感染防御効果における中和抗体の役割は明らかとなっている。ワクチンで誘導される特異的T細胞応答の直接的な効果は現時点で不明であるが、動物モデルでは抗体非誘導T細胞誘導ワクチンにおいても感染防御効果が確認されている。次々と出現する変異株の多くは中和抗体からの逃避変異を有する。今後のCOVID-19ワクチン開発において、抗体誘導に加えて多様な抗原を標的とし得るT細胞応答の有用性についても検討を進めることが重要である。(著者抄録)
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医中誌Web
著者立川 愛[川名](国立感染症研究所エイズ研究センター)収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/40巻8号 p.795-799発行年月2022.08
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【W804250011<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ感染症の後遺症】重症COVID-19の炎症反応と血管障害 劇症好中球の関与
抄録
SARS-CoV-2ウイルス感染による呼吸器の炎症像について、類似している高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1感染との比較から炎症の側面から考察する。感染に伴い、(1)サイトカインストーム、(2)好中球の活性化でneutrophil extracellular traps(Nets)放出の「劇症好中球」とミエロペルオキシダーゼ(myeloperoxidase:MPO)が関与して重症肺炎を誘発する。「劇症好中球」は、炎症性因子・細胞と連動して全身の血管に影響を与え、血管炎・血管炎症を重症化する。その根拠として、ニューヨーク市のマウントサイナイ病院での剖検例での血管炎症・血管障害を紹介し、併せてワクチンによる副反応では、血小板を介した血管炎症や血栓など炎症について述べる。また、劇症好中球をPKC阻害で鎮静化する治療やマクロライド・抗ヒスタミン薬の抗炎症治療の観点からも考察したい。(著者抄録)
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医中誌Web
著者鈴木 和男(千葉大学 災害治療学研究所)収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/40巻8号 p.787-794発行年月2022.08
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【W804250010<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ感染症の後遺症】T細胞誘導COVID-19ワクチン
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行においては、無症候感染者からの感染伝播が生じることが大きな特徴であり、このような「みえない感染拡大」の抑制には、ワクチンが重要な役割を担っている。現行のCOVID-19ワクチンは、誘導されるS抗原特異的中和抗体による強いウイルス増殖制御効果を有するが、中和抗体抵抗性変異株の出現により効果が半減することが問題となっている。この課題克服に向けた戦略のひとつとして、T細胞誘導ワクチンの開発が考えられるが、これまでワクチン誘導T細胞反応の新型コロナウイルス感染増殖抑制への寄与は不明であった。最近、著者らは、S抗原以外のウイルス抗原を発現するワクチンの有効性を示し、ワクチンによるCD8陽性T細胞誘導が、中和抗体によらない新型コロナウイルス感染制御に結びつくことを初めて明らかにした。本研究成果は、T細胞誘導ワクチン開発が、新型コロナ変異株感染制御に向けた有望な一戦略であることを示している。(著者抄録)
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医中誌Web
著者俣野 哲朗(国立感染症研究所)収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/40巻8号 p.782-786発行年月2022.08
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【W804250009<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ感染症の後遺症】新型コロナウイルス感染症抗ウイルス薬
抄録
新型コロナの経過は、発症から1週間程度は風邪様症状や嗅覚・味覚異常などの症状が続く。この時期はウイルス増殖期と考えられるため、抗ウイルス薬によって増殖を抑えることが理にかなっていると考えられる。また、感染者の2割は肺炎が増悪し、炎症反応が過剰に起こることによって重症化する。高齢者は特に重症化リスクが高い。この時期は過剰に起こった炎症を抑えるためにステロイドなどの抗炎症作用を持つ薬剤を使用するのが合理的と考えられる。つまり、現時点では新型コロナウイルス感染症の病期に合わせて「抗ウイルス薬」と「抗炎症薬」を組み合わせて行うという考え方になってきている。発症早期では抗ウイルス薬の効果が期待されるが、重症化してからは効果が期待されない。一方、抗炎症薬も発症早期では効果は期待できず、重症化してからの使用が推奨される。(著者抄録)
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医中誌Web
著者忽那 賢志(大阪大学 大学院医学系研究科感染制御学講座)収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/40巻8号 p.776-781発行年月2022.08
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【W804250008<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ感染症の後遺症】COVID-19診断法の進歩
抄録
2019年12月に中国で最初に確認された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、2022年に入っても世界的流行が続いている。発生当初、COVID-19の診断は、国立感染症研究所が発布した病原体検出マニュアルに基づき、全国の地方衛生研究所で核酸増幅検査が行われた。COVID-19の流行が継続し、検査需要の高まりを受け、核酸増幅試薬が市販されたのを皮切りに、抗原検査試薬、抗体検査試薬が開発され、COVID-19の診断や調査に用いられている。また、アルファ株をはじめとした変異株の登場により、変異株検査が行われるようになり、研究的には、全ゲノム解析やウイルス分離試験が行われている。(著者抄録)
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医中誌Web
著者長島 真美(東京都健康安全研究センター 微生物部ウイルス研究科)ほか収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/40巻8号 p.771-775発行年月2022.08
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【W804250007<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ感染症の後遺症】小児のコロナ感染症の後遺症
抄録
小児は成人と比べると後遺症(long COVID)を起こす確率は低いが、その実態はまだよくわかっていない。嗅覚障害を除くと特異性に乏しく、少なからぬ症例において心理社会的ストレスが関与していることが示唆されている。どんな症状であれ日常生活に支障をきたす(例えば不登校に繋がる)場合は、直ちにかかりつけ医を受診し、重大な器質性疾患の紛れ込みを鑑別するとともに、機能性症状であった場合でも対応の遅れから長期に及ぶ不登校状態や引きこもりをきたしてその後の復帰に大きな支障となることを防ぐ必要がある。特に困難な症例では多診療科・多職種による連携体制が欠かせないため、専門医療機関に紹介する。(著者抄録)
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著者森内 浩幸(長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科小児科学)収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/40巻8号 p.766-770発行年月2022.08
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【W804250006<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ感染症の後遺症】痛み
抄録
COVID-19罹患後にさまざまな部位に痛みが生じたり持続したりすることが知られている。痛みの部位は頭部、咽喉頭部、頸部、胸背部、腹部、腰部、関節・筋肉など、極めて多岐にわたる。これらが引き起こされる要因には、SARS-CoV-2による直接的及び間接的ダメージの他、集中治療後症候群、床上安静などを含めた治療プロセスによる影響などが考えられている。これらは多くの場合、時間の経過とともに改善する傾向がみられるものの、それぞれの状況によって症状の持続時間もさまざまである。特に痛みが持続すると、廃用への影響や心身に不調をきたして慢性化する可能性もあるため、適切な対応が必要と考えられる。診療にあたっては、まずは器質的疾患の診断・加療を行う。1ヵ月程度の一般的な疼痛治療や生活指導を行っても症状が改善しない場合、症状増悪がみられる場合には、プライマリ医の立場として患者との治療関係を維持しつつ、専門医療機関と連携しながら診療を行うことが望まれる。(著者抄録)
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医中誌Web
著者馬場 研二(愛知医科大学メディカルセンター 総合診療科)ほか収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/40巻8号 p.760-765発行年月2022.08
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【W804250005<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ感染症の後遺症】循環器症状
抄録
COVID-19について感染対策や診断・治療法が確立されつつある現在、後遺症(罹患後症状)は世界中で数百万人の生活を大きく変えると予想されており、新たな課題となっている。罹患後症状において、胸痛、息切れ、疲労、および体位性頻脈症候群などの自律神経症状を含む心肺症状は一般的であり、疾患としても心筋炎や虚血性心疾患、不整脈など多岐にわたる循環器領域での異常が報告されている。遅発性合併症の病態生理学的メカニズムはまだ十分に解明されておらず、罹患後症状を訴える患者に対する診療とケアの手順は標準化されていないが、多くの場合かかりつけ医と各領域の専門医、そして医療福祉系の多職種が連携して対応できるものと考えられる。またCOVID-19患者診療においては、後遺症である可能性を念頭に置きつつ、他の疾患による症状を見逃さないよう、罹患後症状はあくまで除外診断であることに留意することも肝要である。罹患後症状についてはまだ不明な点も多く、随時新たな情報を取り入れることが望まれる。(著者抄録)
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医中誌Web
著者福田 芽森(慶応義塾大学 医学部循環器内科学)ほか収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/40巻8号 p.753-759発行年月2022.08
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【W804250004<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ感染症の後遺症】呼吸器症状
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)では、急性期が過ぎた後、罹患後症状を残すことが多い。われわれの検討では、筋力の低下の自覚が最も多く約半数に認められ、呼吸困難(約30%)が次いで多い症状であった。胸部CT画像でも半数以上で異常所見を認め、多くはすりガラス影(ground-grass opacity:GGO)など急性期肺炎の残存陰影であった。肺機能障害は重症度に依存して認められ、拘束性障害が約10%、拡散障害(DLco<80%)はより頻度が高いが、換気面積の低下が主因と考えられた。これらの症状・所見は時間とともに軽快してゆくが、1年後でも一定程度は残存する。肺障害の機序について詳細は明らかになっておらず、罹患後の呼吸器症状は、器質的な障害に基づく低酸素血症を伴う場合ことがある一方、全く異常が認められない場合もある。したがって、呼吸器症状への対処は個別的にならざるを得ない。いずれにしても、医療者が患者さんを支援し、継続的なケアを提供することが重要である。(著者抄録)
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医中誌Web
著者横山 彰仁(高知大学 医学部呼吸器・アレルギー内科学)収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/40巻8号 p.747-752発行年月2022.08
医中誌Web文献番号/論文種類
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【W804250003<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ感染症の後遺症】精神神経症状
抄録
コロナ感染症の後遺症はさまざまな定義、名称があるが、本邦では罹患後症状とも呼ばれる。さまざまな症状があるが、精神神経症状は急性期に比べ罹患後に目立つ、倦怠感、味覚・嗅覚障害、頭痛、不眠などが多いが、それ以外も多種多様な症状を認める。コロナウイルス感染が不明な場合には、保険適用外ではあるものの、抗体検査により既感染の確認を行うことも検討してもよい。ただし、機能性神経障害の症状と罹患後症状の一部が極めて類似しているなど、コロナ感染症後に遷延する症状をすべて罹患後症状とすることは危険であり、common diseaseの併存があり得る。通常の検査では客観的な異常が確認されないことが多い。罹患後症状の長期予後は不明であるが、感染1年後のフォローアップで59%に症状が残っていたとする報告もある。今後も罹患後症状の患者に可能な限り多くの医療従事者が向き合うこと自体が重要である。(著者抄録)
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医中誌Web
著者大平 雅之(国立精神・神経医療研究センター病院 総合内科)ほか収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/40巻8号 p.741-746発行年月2022.08
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【W804250002<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ感染症の後遺症】嗅覚障害・味覚障害
抄録
新型コロナウイルス(COVID-19)では、嗅覚・味覚障害が発生することが知られているが、その発生頻度ならびに病態はウイルス株の変異により変化した。2020年のパンデミックでは咽頭炎などの上気道炎症状を伴うことなく高率に嗅覚・味覚障害が発生していたが、オミクロン変異株の流行期には症状が軽症化するとともに、嗅覚・味覚障害は減少し、咽頭痛が主症状となった。嗅覚障害の発生機序として、嗅上皮の支持細胞にACE2とTMPRSS2が豊富に存在することが原因とされており、細胞障害が支持細胞にとどまれば嗅覚障害も早期に回復するが、嗅神経細胞にまで障害が及ぶと長期化するものと推測されている。COVID-19による嗅覚・味覚障害の多くは早期に改善するが、一部の症例では数ヵ月にわたり症状が持続し、遷延例では異嗅症が高頻度に発生し、患者を悩ませている。遷延する嗅覚障害に対して嗅覚刺激療法が有効とされているが、引き続き有効な治療法の発見が望まれるところである。(著者抄録)
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医中誌Web
著者三輪 高喜(金沢医科大学 耳鼻咽喉科学)収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/40巻8号 p.735-740発行年月2022.08
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【W804250001<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ感染症の後遺症】疫学、実態
抄録
2019年12月に武漢で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の報告がされ、当初は急性期の症状、死亡率の高さに注目が集まりながらも、2020年5月頃からCOVID-19罹患者のなかに、長期にわたり症状が持続する症例が含まれることが認識され話題となった。現在までに海外からはCOVID-19罹患後症状に関する多数の疫学研究の報告がされ、疲労、呼吸器症状、思考力/集中力の低下、筋力低下といったものを中心に多数の臓器にわたって出現することが知られるようになった。また、罹患後症状に関しては、重症の入院患者だけでなく、軽症の外来患者まで幅広く認められる症状であることが明らかになってきた。一方で、わが国においては、大規模なCOVID-19罹患後症状に対する研究が進行中であり、中間報告ではあるが海外からの報告と症状の分布や頻度は同様であることがわかってきている。今後の、詳細なわが国からの疫学調査の報告が待たれる。(著者抄録)
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医中誌Web
著者寺井 秀樹(慶応義塾大学 医学部呼吸器内科)ほか収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/40巻8号 p.728-734発行年月2022.08
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【W804130016<Pre 医中誌>】(解説)
【サイコロジカル・ファーストエイド 新型コロナウイルス禍のメンタルヘルス】コロナ後遺症に「こころのケア」は必要か?
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医中誌Web
著者井原 裕(獨協医科大学埼玉医療センター こころの診療科)収載誌/巻号頁精神療法 (0916-8710)/48巻4号 p.517-518発行年月2022.08
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【W720320012<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)後遺症モデルマウスの作製および病態の解析
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医中誌Web
著者岡 直美(東京慈恵会医科大学 ウイルス学講座)ほか収載誌/巻号頁日本疲労学会誌/18巻1号 p.29発行年月2022.06
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【W719400017<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染症後遺症とその診療の実際 その症状をどこまで緩和できるのか
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医中誌Web
著者丸毛 聡(田附興風会医学研究所北野病院)収載誌/巻号頁Palliative Care Research (1880-5302)/17巻Suppl. p.S.18発行年月2022.07
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論文タイトル
【W713390251<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染症入院患者の後遺症アンケート調査
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医中誌Web
著者川上 美砂(東京都立駒込病院 看護部)ほか収載誌/巻号頁日本環境感染学会総会プログラム・抄録集/37回 p.O13-2発行年月2022.06
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W627370001<Pre 医中誌>】(解説)
医療経営士のための臨床講座 臨床入門[第96回]新型コロナウイルス感染症の症状と後遺症
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医中誌Web
著者山田 幸宏(昭和伊南総合病院 健診センター)収載誌/巻号頁医療経営士/96号 p.36-37発行年月2022.06
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W519600361<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ・アフターケア(CAC)外来における後遺症の特徴と抗体価との関連
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医中誌Web
著者櫻田 泰江(岡山大学病院 総合内科・総合診療科)ほか収載誌/巻号頁日本内分泌学会雑誌 (0029-0661)/98巻1号 p.301発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
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【W428141220<Pre 医中誌>】(会議録)(英語)
新型コロナウイルス感染症の予後に対し内臓脂肪が及ぼす影響(Impact of Visceral Fat on The Prognosis of Coronavirus Disease 2019)
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医中誌Web
著者Ogata Hiroaki(Dept. of Respiratory Medicine, NHO Fukuoka National Hospital)ほか収載誌/巻号頁日本呼吸器学会誌 (2186-5876)/11巻11 p.319発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
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【W428140691<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス関連肺炎患者の呼吸リハビリテーションにおける栄養指標と予後との関連
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医中誌Web
著者松浦 有紀子(千葉市立青葉病院 呼吸器内科)ほか収載誌/巻号頁日本呼吸器学会誌 (2186-5876)/11巻11 p.214発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
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【W428140108<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19のいわゆる後遺症に関するシンポジウム わが国における新型コロナウィルス感染症の遷延症状について
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医中誌Web
著者寺井 秀樹(慶応義塾大学 呼吸器内科)ほか収載誌/巻号頁日本呼吸器学会誌 (2186-5876)/11巻11 p.49発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
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【W427300030<Pre 医中誌>】(会議録)
マイコプラズマ感染性筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群と新型コロナ後遺症の類似点および診断治療法の提案
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医中誌Web
著者松田 和洋(エムバイオテックマイコプラズマ感染症研究センター)収載誌/巻号頁日本マイコプラズマ学会雑誌 (1340-2382)/47-48号 p.76発行年月2022.03
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【W420260405<Pre 医中誌>】(会議録)(英語)
新型コロナウイルス感染症における深層学習を用いた予後予測の検討(Prognosis Prediction using Deep Learning in COVID-19)
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医中誌Web
著者Kawata Naoko(Department of Respirology, Graduate School of Medicine, Chiba University)ほか収載誌/巻号頁日本医学放射線学会学術集会抄録集 (0048-0428)/81回 p.S220発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
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【W307081423<Pre 医中誌>】(会議録)
埼玉県におけるコロナ陽性妊婦の分娩予後調査結果について
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医中誌Web
著者高村 将司(埼玉県産婦人科医会)ほか収載誌/巻号頁日本産科婦人科学会雑誌 (0300-9165)/74巻74 p.S-559発行年月2022.02
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W307081415<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍における妊産婦の生活の変化による周産期予後の検討
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医中誌Web
著者増田 ゆうき(大阪医科薬科大学病院)ほか収載誌/巻号頁日本産科婦人科学会雑誌 (0300-9165)/74巻74 p.S-556発行年月2022.02
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【VB29190005<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
COVID-19後遺症 北インドにおける前向き観察研究(Post COVID-19 sequelae: A prospective observational study from Northern India)
抄録
北インド三次医療センターで2020年10月から2021年2月までに確認した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者を対象として、その後遺症の臨床的特徴と危険因子を前向き観察研究で調査した。被験者1234人(18歳超)を診断後2週間以内に募り、追跡期間中央値91日(45〜181日)で観察を行った。その結果、被験者495人が退院後/回復後に持続的な症状を示したが、223人で4週間以内に症状が消失した。150人が12週間後時点まで症状があり、122人が診断/症状発症の12週以降でも症状を認めた。一般的な症状は、筋肉痛、倦怠感、息切れ、咳、不眠症、気分障害、不安で、入院患者では長期COVID-19の特徴として倦怠感がみられる例が多かった。長期COVID-19の有意な危険因子は、甲状腺機能低下症と低酸素症であった。
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医中誌Web
PubMed
J-STAGE(無料)
著者Naik Shivdas(Department of Medicine, All India Institute of Medical Sciences)ほか収載誌/巻号頁Drug Discoveries & Therapeutics (1881-7831)/15巻5号 p.254-260発行年月2021.10
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論文タイトル
【2022237855】(解説)
【小児医療の最先端】臨床編 小児肝移植の進歩
抄録
わが国における小児肝移植は、脳死移植が進まない状況下で近親者をドナーにした生体肝移植を主体に発展してきた。生体肝移植には脳死肝移植と違い、大きく2つの利点がある。第1に健常成人からの臓器提供のため、冷保存時間の長い脳死臓器よりも相対的にviabilityの良好な臓器を移植できること、第2はレシピエントの状態に応じて、至適時期に待機手術が可能なことである。昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)蔓延に伴い、世界中で脳死臓器提供は減少傾向にあり、欧米でもドナープール拡大策として小児生体肝移植が注目されている。少ない脳死臓器提供に鑑み、分割肝移植による脳死臓器数の増加、machine perfusionによるmarginal graftの使用などが試みられている。また安全に新生児・乳児肝不全患者を救命するため、減量外側区域グラフトを使用した肝移植、ES細胞(胚性幹細胞)を用いた肝細胞移植医療が実施されている。また、移植後長期経過で移植肝臓の潜在的線維化の発症が報告されており、その病態解明が待たれる。(著者抄録)
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医中誌Web
PierOnline
著者笠原 群生(国立成育医療研究センター 臓器移植センター)収載誌/巻号頁医学のあゆみ (0039-2359)/282巻5号 p.485-491発行年月2022.07
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論文タイトル
【2022237784】(解説)
臨床に向けた最近の研究動向から 疫学研究からわかりつつある口腔の健康状態とCOVID-19発症・重症化との関係 口腔とSARS-CoV-2/COVID-19との関連(2)
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医中誌Web
著者神尾 宜昌(日本大学 歯学部感染症免疫学講座)ほか収載誌/巻号頁日本歯科評論 (0289-0909)/82巻8号 p.144-146発行年月2022.08
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【2022237295】(原著論文)
沖縄県の感染指定医療機関における新型コロナウイルス感染症に対する理学療法介入 単一施設における後ろ向き観察研究
抄録
【目的】本研究は、理学療法介入を行なった新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)患者の背景や転帰、リハビリテーション経過を明らかにすることを目的とした。【方法】対象症例は2020年4月1日から2021年3月31日の期間にCOVID-19診断で入院後、理学療法が処方された全53症例とした。厚生労働省作成によるCOVID-19診療の手引きをもとに軽症・中等症群と重症群に群間分けし、患者背景と転帰、リハビリテーション経過を比較した。【結果】転帰は重症度に関わらず自宅退院が最も多く、在院日数は重症群の方が有意に長かった。転院や入院前の日常生活動作(以下、ADL)に何らかの補助具や介助が必要な症例は軽症・中等症群で有意に多かった。入院中の総理学療法単位数と介入日数は重症群で多く、患者1日あたりの平均単位は軽症・中等症群に多い傾向にあったが有意な差は認めなかった。【結論】在院日数や転帰、リハビリテーション経過には重症度分類の判定基準となる人工呼吸器管理の有無と入院前ADLが影響する可能性が示唆された。(著者抄録)
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医中誌Web
著者湧川 盛邦(沖縄県立中部病院 リハビリテーション室)ほか収載誌/巻号頁理学療法沖縄 (2187-7718)/23巻 p.41-46発行年月2022.03
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【2022236769】(会議録)
コロナ診療の最前線-神経救急・集中治療から神経後遺症まで COVID-19予防接種の神経障害
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著者下畑 享良(岐阜大学 大学院医学系研究科脳神経内科学分野)収載誌/巻号頁Journal of Japan Society of Neurological Emergencies & Critical Care (2433-0485)/35巻1号 p.21発行年月2022.06
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論文タイトル
【2022236768】(会議録)
コロナ診療の最前線-神経救急・集中治療から神経後遺症まで ブレインフォグ
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医中誌Web
著者佐藤 和貴郎(国立精神・神経医療研究センター 神経研究所免疫研究部)収載誌/巻号頁Journal of Japan Society of Neurological Emergencies & Critical Care (2433-0485)/35巻1号 p.20発行年月2022.06
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【2022236767】(会議録)
コロナ診療の最前線-神経救急・集中治療から神経後遺症まで COVID-19の精神科救急
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医中誌Web
著者久村 正樹(埼玉医科大学総合医療センター 救急科)収載誌/巻号頁Journal of Japan Society of Neurological Emergencies & Critical Care (2433-0485)/35巻1号 p.19発行年月2022.06
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【2022236766】(会議録)
コロナ診療の最前線-神経救急・集中治療から神経後遺症まで COVID-19陽性患者に対する緊急開頭手術
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医中誌Web
著者小畑 仁司(大阪府三島救命救急センター)ほか収載誌/巻号頁Journal of Japan Society of Neurological Emergencies & Critical Care (2433-0485)/35巻1号 p.18発行年月2022.06
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【2022236765】(会議録)
コロナ診療の最前線-神経救急・集中治療から神経後遺症まで 広範囲診療圏を有する当センターのCOVID-19陽性脳卒中患者への治療実態
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医中誌Web
著者鈴木 海馬(埼玉医科大学国際医療センター 脳卒中センター)ほか収載誌/巻号頁Journal of Japan Society of Neurological Emergencies & Critical Care (2433-0485)/35巻1号 p.17発行年月2022.06
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【2022236764】(会議録)
コロナ診療の最前線-神経救急・集中治療から神経後遺症まで COVID-19急性期の神経障害
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医中誌Web
著者星山 栄成(獨協医科大学 脳神経内科救命救急センター)収載誌/巻号頁Journal of Japan Society of Neurological Emergencies & Critical Care (2433-0485)/35巻1号 p.16発行年月2022.06
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【2022236172】(原著論文)
コロナ禍での病院皮膚科 Long COVID(新型コロナ後遺症)に見られる脱毛症
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者36名(男性10名、女性26名、平均年齢36.2±10.9歳)の後遺症に関するアンケート結果から、脱毛を中心に検討した。脱毛症発症例は16名(44%)で、年齢は50歳以上が2/3を占め、男女比は3:13と女性が多かった。発症時期はCOVID-19感染後2ヵ月以内が13名(81.3%)であった。脱毛症が継続した7例中5例が皮膚科を受診し、治療としてミノキシジル外用を全例に行い、フィナステリドの内服を男性1名、加味逍遙散の内服を女性3名、エクオール内服を女性1名に併用したところ、脱毛は診断後7〜8ヵ月で停止し、毛髪量も改善傾向にあった。
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医中誌Web
著者村上 富美子(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 皮膚科)収載誌/巻号頁日本臨床皮膚科医会雑誌 (1349-7758)/39巻3号 p.386-391発行年月2022.04
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【2022235217】(会議録)
新型コロナウイルス感染症の後遺症患者に対する上咽頭擦過療法の検討
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医中誌Web
著者齋藤 善光(聖マリアンナ医科大学 耳鼻咽喉科)ほか収載誌/巻号頁耳鼻咽喉科臨床 補冊 (0912-1870)/ p.137発行年月2022.06
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論文タイトル
【2022235212】(会議録)
COVID-19患者に対する気管切開術の検討
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医中誌Web
著者浅井 康徳(藤田医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科)ほか収載誌/巻号頁耳鼻咽喉科臨床 補冊 (0912-1870)/ p.135発行年月2022.06
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【2022235129】(会議録)
新型コロナウイルスによる喉頭炎の2例
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医中誌Web
著者西山 友理(国立病院機構東京医療センター 耳鼻咽喉科)ほか収載誌/巻号頁耳鼻咽喉科臨床 補冊 (0912-1870)/ p.108発行年月2022.06
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【2022233460】(原著論文)
新型コロナウイルス感染症に対するステロイド投与後に塗抹陽性肺結核と診断された事例
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するステロイド投与後に塗抹陽性肺結核と診断された3事例を経験した。症例は58歳男性。既往歴:糖尿病。X-1年3月の胸部画像上肺野に陰影を認め,3日連続で喀痰抗酸菌検査を実施し塗抹,培養ともに陰性。X-1年4月インターフェロンγ遊離試験陽性より陳旧性結核と診断。X年4月に発熱,呼吸困難感が出現したのちX年5月にCOVID-19と診断され,人工呼吸管理の上メチルプレドニゾロンが投与された。その1ヵ月後喀痰塗抹陽性肺結核と診断された。上記以外にも糖尿病を有しCOVID-19罹患後にステロイドを投与され,その後塗抹陽性肺結核と診断された事例を2例経験し,うち1例は結核診断から1ヵ月後に死亡した。COVID-19に対するステロイド投与後は活動性結核の早期発見が重要であり,潜在性結核感染症に対しては治療の必要性を検討すべきである。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者小向 潤(大阪市保健所)ほか収載誌/巻号頁結核 (0022-9776)/97巻3号 p.211-212発行年月2022.05
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論文タイトル
【2022233195】(原著論文)
COVID-19後に成人多系統炎症性症候群および特徴的な眼症状を呈した1例
抄録
成人多系統炎症性症候群(multisystem inflammatory syndrome in adult:MIS-A)は,COVID-19罹患後に発症する稀な症候群であるが,日本人のMIS-A症例はほとんど報告されていない。ここではCOVID-19から回復した3週間後に,多臓器不全(心血管や消化器)と顕著な炎症マーカーの上昇を呈した54歳日本人女性のMIS-A症例を報告する。経過中にぶどう膜炎を示唆する羞明,流涙を認めたことが特徴的であった。免疫グロブリン静注投与とステロイド投与により症状は改善した。入院19日目には退院し,その後再発はなかった。COVID-19罹患後の多臓器不全や眼症状を呈した患者を治療する際に,この症候群を認識することは重要である。(著者抄録)
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医中誌Web
Crossref
著者柴田 裕介(洛和会丸太町病院 救急・総合診療科)ほか収載誌/巻号頁日本救急医学会雑誌 (0915-924X)/33巻5号 p.192-196発行年月2022.05
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論文タイトル
【2022232826】(原著論文)
当院で入院加療を行った新型コロナウイルス感染症278例の検討
抄録
2020年1月31日から2021年3月9日までに入院した新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)患者につき,後方視的に検討した.軽症が84例,中等症Iが113例,中等症IIが67例,重症が14例,人工呼吸器使用が13例,死亡が17例あった.経過中に,14例の院内発症症例を加療している.入院時及び入院後の重症化や死亡率は,血液での予測マーカー及び年齢とよく相関していた.(著者抄録)
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医中誌Web
著者後藤 健一(京都市立病院 新型コロナ対策専門調整部会)ほか収載誌/巻号頁京都市立病院紀要 (0286-1356)/41巻 p.5-12発行年月2021.
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論文タイトル
【2022232508】(会議録)
COVID-19感染症に伴う頭痛は予後に関係するか?
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医中誌Web
著者川口 千佳子(東京頭痛クリニック)ほか収載誌/巻号頁日本頭痛学会誌 (1345-6547)/48巻2号 p.454発行年月2021.11
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論文タイトル
【2022232365】(会議録)
COVID-19と頭痛 COVID-19後遺症としての頭痛
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医中誌Web
著者鈴木 圭輔(獨協医科大学 脳神経内科)収載誌/巻号頁日本頭痛学会誌 (1345-6547)/48巻2号 p.332発行年月2021.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022231469】(原著論文)
COVID-19重症患者における年代別の理学療法経過
抄録
【目的】COVID-19重症患者を年代別に分類し,基本属性および理学療法の経過を明らかにすることである。【方法】対象は,当センターに入院したCOVID-19患者のうち理学療法を実施した者とした。患者の基本情報,COVID-19の重症度,人工呼吸器・ECMO使用の有無,入院期間,転帰,理学療法経過を調査した。50〜60歳代,70歳代,80歳代の3群に群分けし比較を行った。【結果】COVID-19重症患者の123名が対象となり,入院30日経過時の5m歩行能力の達成率は,50〜60歳代で43%,70歳代で49%,80歳代で44%であった。【結論】COVID-19重症患者は,入院より約1ヵ月の経過において全年代で半数以上が5m歩行の達成が困難であった。COVID-19重症患者におけるADLの回復は,50〜80歳代まで年代別にかかわらず,短期的には難しいことが示唆された。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
J-STAGE(無料)
著者海老 耕大(大阪府立病院機構大阪急性期・総合医療センター)ほか収載誌/巻号頁理学療法学 (0289-3770)/49巻1号 p.49-54発行年月2022.02
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【2022228499】(原著論文)(英語)
SARS-CoV-2感染後の亜急性甲状腺炎の管理成功(Successful Management of Subacute Thyroiditis Following SARS-CoV-2 Infection)
抄録
症例は31歳女性で、3日前からの微熱と咽頭痛を認め、新型コロナウイルス感染症と診断された。自宅療養とし、ステロイド療法を含む特異的治療を行わずに管理した。2週後も微熱が持続し、前頸部痛が出現した。さらに2週後に来院した。甲状腺左側に痛みがあり、硬く、軽度拡大していた。頸部痛は顎に放散していた。全身倦怠感を認めていたが、上気道症状はなかった。血清サイロトロピンは検出不能で、遊離サイロキシンと遊離トリヨードサイロニン、白血球数、赤沈、C反応性タンパクが高値であり、サイログロブリン抗体が陽性であった。胸部X線所見は正常で、甲状腺超音波検査では疼痛に一致するびまん性低エコー領域を認めた。SARS-CoV-2抗体のIgM指数とIgG指数が高値であった。亜急性甲状腺炎(SAT)と診断し、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)を3日投与した。NSAIDは無効であったため、経口プレドニゾロン(PSL)に変更すると、翌日には頸部痛と微熱が消失した。PSLを漸減し、SAT診断後7週目に中止した。
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医中誌Web
PubMed
J-STAGE(無料)
著者Sato Daisuke(Department of Internal Medicine, Hayama Heart Center)ほか収載誌/巻号頁Internal Medicine (0918-2918)/60巻22号 p.3573-3576発行年月2021.11
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論文タイトル
【2022228497】(原著論文)(英語)
COVID-19による入院患者の神経症状と長期後遺症(Neurological Manifestations and Long-term Sequelae in Hospitalized Patients with COVID-19)
抄録
2020年3月1日〜5月13日に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により1施設に入院した患者連続95例(女性40%、平均53±21歳)を対象に、神経症状と長期後遺症を後ろ向きに評価した。非重度患者60例と高流量酸素量法を要した重度患者35例で、COVID-19発症後2週以内の急性神経症状を比較した。60例(63%)で急性神経症状を認め、重度患者は非重度患者に比し、神経症状の有病率が有意に高く(83 vs.52%)、意識障害と四肢筋力低下の頻度が有意に高かった(それぞれ49 vs.0%、54 vs.0%)。呼吸器管理を行った最重度患者12例(女性42%、平均72±11歳)においては、83%で入院中に神経合併症を認め(脳血管疾患17%、脳症82%、ニューロパチー55%)、92%で発症後期間中央値51日に亜急性神経症状を認め(意識障害17%、高次脳機能障害82%、四肢筋力低下75%、振戦58%)、83%で発症後期間中央値137日に神経学的後遺症を認めた(高次脳機能障害73%、四肢筋力低下50%、振戦58%)。
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医中誌Web
PubMed
J-STAGE(無料)
著者Ishiyama Hiroyuki(Department of Neurology, Kobe City Medical Center General Hospital)ほか収載誌/巻号頁Internal Medicine (0918-2918)/60巻22号 p.3559-3567発行年月2021.11
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論文タイトル
【2022228438】(原著論文)(英語)
軽症/中等症COVID-19に対するイベルメクチン単回経口投与(RIVET-COV) 単施設無作為化プラセボ対照試験(Single-dose oral ivermectin in mild and moderate COVID-19(RIVET-COV): A single-centre randomized, placebo-controlled trial)
抄録
軽症/中等症COVID-19患者に対するイベルメクチン投与(24mgと12mg)の有効性と安全性を二重盲検無作為化プラセボ対照試験で調べた。選択基準を満たす軽症/中等症COVID-19患者152例を、イベルメクチン24mg投与群(51例)、イベルメクチン12mg投与群(49例)、プラセボ投与群(52例)に無作為に割り付けた。イベルメクチンは、アルコールベースのエリキシル剤に溶解して朝食後に経口投与した。口腔咽頭と鼻咽頭スワブ検体からRNAを抽出し、リアルタイムRT-PCRを実施した。主要評価項目は、イベルメクチン投与後5日目のプラセボと比較したウイルス量減少(Ct値から推定)とRT-PCR陰性転換率とした。症状消失期間、臨床的悪化頻度、14日目の臨床状態を副次評価項目とした。イベルメクチン投与群(24mg、12mg)とプラセボ投与群間で投与後5日目のウイルス量の減少に有意な差は認められなかった。イベルメクチン24mg投与群の5日目のRT-PCR陰性転換率はプラセボ投与群と比べて高かったが、統計的には有意ではなかった。3群間で症状消失期間、臨床的悪化頻度は類似しており、14日までには殆どの患者は退院した。調査期間中、重篤な有害事象は観察されなかった。最も頻繁な有害事象は心窩部灼熱感(11.2%)であった。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Mohan Anant(Department of Pulmonary, Critical Care and Sleep Medicine, All India Institute of Medical Sciences)ほか収載誌/巻号頁Journal of Infection and Chemotherapy (1341-321X)/27巻12号 p.1743-1749発行年月2021.12
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論文タイトル
【2022228432】(原著論文)(英語)
新型コロナウイルス感染症患者における酸素投与を予測する予後因子としての年齢、BMI、血中尿素窒素の組み合わせの有用性(The usefulness of a combination of age, body mass index, and blood urea nitrogen as prognostic factors in predicting oxygen requirements in patients with coronavirus disease 2019)
抄録
COVID-19患者の初回診断で酸素療法が必要かどうかを判定する簡易なリスク評価ツールの開発を試みた。2020年2月16日〜2021年3月21日に10医療機関でCOVID-19と診断された患者の診療録を後ろ向きに調査した。Modified Early Warning Score(MEWS)、quick COVID-19 Severity Index(qCSI)、quick Sequential Organ Failure Assessment(qSOFA)などのスコアを用いて初回診断時のCOVID-19の重症度を評価した。調査期間中、COVID-19の診断基準に合致する患者は104例で、BMIデータのない20例を除く84例(男性51例、平均54.4±18.4歳)を対象とした。全ての生存者の意識は清明で、1例の非生存者は言語刺激に対して意識変容状態であった。84例中、重症群は35例(平均65.2±12.2歳)、非重症群は49例(平均46.6±18.3歳)であった。重症群の年齢、BMI、ブリンクマン指数、高血圧・糖尿病有病率は非重症群より有意に高かった。単変量解析では年齢、BMI、リンパ球数、乳酸デヒドロゲナーゼ、血中尿素窒素(BUN)、C反応性蛋白値に両群間で有意差がみられた。重回帰分析により、高齢、高BUN値、高BMI値がCOVID-19発症後の酸素投与の独立因子であることが判明した。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Goto Norihiko(First Department of Internal Medicine, Shinshu University School of Medicine)ほか収載誌/巻号頁Journal of Infection and Chemotherapy (1341-321X)/27巻12号 p.1706-1712発行年月2021.12
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2022228070】(原著論文)(英語)
日本における高齢の新型コロナウイルス感染症患者の特徴と転帰(Characteristics and outcomes of older patients with coronavirus disease 2019 in Japan)
抄録
高齢の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の疫学的特徴、院内での治療法、転帰を調べた。2020年1月〜11月に大阪府でCOVID-19と診断された60歳以上の患者を対象とする後ろ向き観察研究を行った。主要評価項目は、感染症法に基づく観察期間中の死亡率とした。Cox回帰分析を用いて、COVID-19高齢患者における疫学的因子と死亡率との関連を評価した。その結果、COVID-19登録患者のうち高齢者は21.5%(3192/14846)を占めた。高齢患者3192名のうち、男性は1654名、女性は1538名であった。年齢別にみると、60〜69歳は1140名(35.7%)、70〜79歳は1058名(33.1%)、80〜89歳は749名(23.5%)、90歳以上は245名(7.7%)であった。観察期間中に死亡した割合は8.5%(271/3192)であった。死亡の割合は、年齢区分が上がるにつれて増加した(1.9%から20.4%、p for trend<0.001)。多変量Cox回帰分析では、70〜79歳、80〜89歳、90歳以上の患者は、60〜69歳の患者に比べて、死亡のハザード比と95%信頼区間が高かった(それぞれ2.62[1.63〜4.23]、5.99[3.77〜9.50]、10.24[6.03〜17.40])。また、男性であること、併存疾患があること、医療機関でのクラスター症例であること、診断時の症状が中等度・重度であることなどの因子も死亡率と関連していた。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Tanaka Kenta(Department of Social Medicine, Osaka University Graduate School of Medicine)ほか収載誌/巻号頁Geriatrics & Gerontology International (1444-1586)/21巻8号 p.629-635発行年月2021.08
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論文タイトル
【2022228006】(解説)
【肥満・糖尿病とCOVID-19】糖尿病とCOVID-19の重症化
抄録
糖尿病は、高齢や肥満とともに新型コロナウイルス感染症(COVD-19)の重症化リスク因子のひとつである。一般住民とCOVID-19患者における糖尿病有病率に差がないことから、糖尿病患者で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染リスクか高くなることはないと考えられるが、重症の患者ほど糖尿病有病率は高くなる。また1型、2型を問わず糖尿病患者でCOVID-19関連死の頻度か高く、肥満を含む種々の因子で調整しても、糖尿病かCOVID-19関連死の独立したリスク因子となることか報告されている。発症前の血糖コントロールか直接COVID-19の重症化と関連するかは不明であるが、入院時の高血糖や入院後の血糖コントロールは死亡リスクと関連しており、発症後早期からの血糖コントロールか重症化予防のために重要であると考えられる。糖尿病を含む耐糖能障害の有無は、酸素吸入か必要となるかどうかを予測する独立した因子のひとつであり、入院の要否を決定するうえで重要な点である。また、COVID-19入院患者において未診断の糖尿病患者が一定数の頻度で存在することから、COVID-19診断時には糖尿病のスクリーニング検査をもれなく実施することか必要であると考える。(著者抄録)
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医中誌Web
PierOnline
著者岡内 幸義(豊中市立豊中病院 内科(内分泌代謝内科))ほか収載誌/巻号頁医学のあゆみ (0039-2359)/282巻4号 p.265-271発行年月2022.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022227699】(会議録)
ECMO管理を行ったCOVID-19患者の口腔内状態に関する検討
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医中誌Web
著者吉野 綾(福岡大学 医学部歯科口腔外科学講座)ほか収載誌/巻号頁日本口腔科学会雑誌 (0029-0297)/71巻1号 p.16発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2022227164】(解説)
随筆・新型コロナウイルス感染症?自験例 COVID-19ものがたり、その後抗体が無くても後遺症に悩む
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医中誌Web
著者小池 加能(神楽坂漢方有恒薬局)収載誌/巻号頁漢方の臨床 (0451-307X)/69巻6号 p.661-669発行年月2022.06
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022224466】(解説)
【臨床血液学2022-血液疾患診療の注目すべき進歩と将来像(血小板・凝固・線溶疾患)-】COVID-19関連血栓症の治療成績向上のために 線溶評価の重要性
抄録
COVID-19はSARS-CoV-2によって引き起こされ,血栓症の合併が多い。様々なサイズの血栓症が動静脈に生じるが,肺組織における血栓症が最多である。血栓症の予防・治療は生命予後に直結する重要な課題である。また,一部の重症COVID-19でみられる線溶の急激な活性化と致死的な出血も克服すべき重要な課題である。COVID-19に対する,抗血小板薬の有効性は評価が定まっておらず,warfarinやtranexamic acid単剤による治療は避けるべきである。Heparinは,中等症までのCOVID-19に対して有効であるが,重症例に対しては効果が不十分かつ大出血を増加させる懸念がある。重症例において急激な線溶活性化を認めた際にはheparinとnafamostatの併用療法を行うことで致死的な出血を回避できる可能性がある。COVID-19診療においては凝固活性化のみならず,線溶活性化の評価も治療戦略を考える上で重要である。(著者抄録)
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医中誌Web
PubMed
J-STAGE
著者山田 真也(金沢大学附属病院 血液内科)ほか収載誌/巻号頁臨床血液 (0485-1439)/63巻5号 p.471-480発行年月2022.05
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論文タイトル
【2022224409】(会議録)
中規模市中病院における新型コロナウイルス性肺炎院内クラスター発生時の死亡率
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医中誌Web
著者山口 統彦(公立学校共済組合近畿中央病院 呼吸器内科)ほか収載誌/巻号頁兵庫県医師会医学雑誌 (0910-8238)/64巻2号 p.27-28発行年月2022.03
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論文タイトル
【2022224407】(会議録)
COVID-19に対する丹波篠山市医師会の取り組み 予測致死率と致死率の比較による検討
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医中誌Web
著者片山 覚(丹波篠山市医師会)ほか収載誌/巻号頁兵庫県医師会医学雑誌 (0910-8238)/64巻2号 p.26発行年月2022.03
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論文タイトル
【2022223332】(解説)
医療経営士のための臨床講座 臨床入門[第95回] 新型コロナ感染症の臨床経過
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医中誌Web
著者山田 幸宏(昭和伊南総合病院 健診センター)収載誌/巻号頁医療経営士/95号 p.34-35発行年月2022.05
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論文タイトル
【2022222504】(会議録)
COVID-19におけるファビピラビルの血中濃度と臨床的効果における検討
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医中誌Web
著者猪口 陽子(済生会二日市病院 薬剤部)ほか収載誌/巻号頁日本化学療法学会雑誌 (1340-7007)/70巻Suppl.A p.304発行年月2022.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022222488】(会議録)
当院におけるカシリビマブ・イムデビマブの使用経験について 入院患者と宿泊療養施設の比較
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医中誌Web
著者保科 斉生(東京慈恵会医科大学)ほか収載誌/巻号頁日本化学療法学会雑誌 (1340-7007)/70巻Suppl.A p.300発行年月2022.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022222486】(会議録)
当院におけるCOVID-19重症例における予後因子の検討 重症例においてバリシチニブは有効か?
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医中誌Web
著者山田 康一(大阪公立大学 大学院医学研究科臨床感染制御学講座)ほか収載誌/巻号頁日本化学療法学会雑誌 (1340-7007)/70巻Suppl.A p.299発行年月2022.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022222484】(会議録)
COVID-19におけるCasirivimab/imdevimabによる治療効果の検討
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医中誌Web
著者兼田 磨煕杜(富山大学附属病院 感染症科)ほか収載誌/巻号頁日本化学療法学会雑誌 (1340-7007)/70巻Suppl.A p.299発行年月2022.05
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論文タイトル
【2022222316】(会議録)
ニルマトレルビル/リトナビル(パキロビッドパック) 臨床成績と適正使用に向けた対策
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医中誌Web
著者倭 正也(りんくう総合医療センター 感染症センター)収載誌/巻号頁日本化学療法学会雑誌 (1340-7007)/70巻Suppl.A p.231発行年月2022.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022222047】(原著論文)
COVID-19中等症IIに対するレムデシビル、デキサメタゾン、バリシチニブの可能性
抄録
Coronavirus disease 2019が全世界で広がっている。わが国においてはレムデシビル(remdesivir)、デキサメタゾン(dexamethasone)、バリシチニブ(baricitinib)、中和抗体製剤が承認されているが、実臨床で中等症IIへの3剤併用の効果についての報告は少ない。当院に入院し、3剤併用で治療された中等症IIの38例について後ろ向き検討を行った。高流量鼻カニュラ(high flow nasal cannula:HFNC)酸素療法が必要になった症例は13例あった。HFNC使用期間の中央値は6日間、酸素投与期間の中央値は8日間であった。有害事象も対応可能なものであり、31例が退院可能となった。中等症IIに対する3剤併用の効果が示唆される結果であった。(著者抄録)
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医中誌Web
著者野口 進(滋賀県立総合病院 呼吸器内科)ほか収載誌/巻号頁日本呼吸器学会誌 (2186-5876)/11巻3号 p.129-133発行年月2022.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022220421】(会議録)
中等症II〜重症新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の重症化因子及び治療成績の検討
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医中誌Web
著者岡部 はるか(公立福生病院)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.152発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022220420】(会議録)
COVID-19肺炎の入院時CT所見は予後因子となるか?
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医中誌Web
著者森 祐太(名古屋市立大学 大学院医学研究科呼吸器・免疫アレルギー内科学)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.152発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022220412】(会議録)
COVIREGI-JP第1〜4波データを用いたCOVID-19呼吸不全患者における細菌合併感染の実態調査と予後の検討
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医中誌Web
著者山本 和子(長崎大学病院 呼吸器内科)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.150発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022220275】(会議録)
当院でのCOVID-19中等症IIに対するステロイドパルスの有効性と安全性の検討
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医中誌Web
著者渡邊 裕介(東京医科大学病院 感染制御部)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.114発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022220274】(会議録)
COVID-19肺炎に対する副腎皮質ステロイドパルス療法の投与時期及び有効性の検討
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医中誌Web
著者戸叶 美枝子(埼玉医科大学附属病院 感染症科・感染制御科)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.114発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022220271】(会議録)
新型コロナウイルス感染症におけるトシリズマブとバリシチニブの治療成績の検討
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医中誌Web
著者児島 裕一(北海道大学 大学院医学研究院呼吸器内科学教室)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.113発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022220267】(会議録)
市中肺炎全体における新型コロナウイルス肺炎の位置付け 細菌性肺炎との比較による検討
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医中誌Web
著者西岡 憲亮(京都大学 大学院医学研究科呼吸器内科学)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.112発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022220191】(会議録)
COVID-19肺炎におけるプロカルシトニン測定は予後予測に有用か
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医中誌Web
著者林 康之(京都大学 大学院医学研究科呼吸器内科学)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/96巻96 p.93発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022219912】(会議録)
当院発熱外来におけるCOVID-19例の臨床的検討
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医中誌Web
MedicalOnline
著者山西 敏朗(耳鼻いんこう科山西クリニック)収載誌/巻号頁日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 (2436-5793)/125巻4号 p.766発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022219911】(会議録)
当院で気管切開を施行したSARS-CoV-2挿管症例
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医中誌Web
MedicalOnline
著者川崎 泰士(静岡赤十字病院)ほか収載誌/巻号頁日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 (2436-5793)/125巻4号 p.766発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022219747】(会議録)
新型コロナ後遺症に対する上咽頭擦過療法(EAT)施行症例について
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医中誌Web
MedicalOnline
著者大野 芳裕(大野耳鼻咽喉科)収載誌/巻号頁日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 (2436-5793)/125巻4号 p.724発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022219578】(会議録)
COVID-19後遺症の嗅覚味覚障害例について
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医中誌Web
MedicalOnline
著者愛場 庸雅(大阪市立十三市民病院)ほか収載誌/巻号頁日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 (2436-5793)/125巻4号 p.681発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022219372】(原著論文)
当院におけるCOVID-19妊婦への対応
抄録
《背景》日本における新型コロナウイルス感染症(以下COVID-19)罹患者の増加に伴い、三重県内でもCOVID-19妊婦が急激に増加した。当院で入院管理を行ったCOVID-19妊婦の傾向、さらに第5波における県内のCOVID-19妊婦の入院受け入れ態勢について報告する。《対象・方法》2020年3月1日から2021年9月30日までに三重県内で発生したCOVID-19妊婦89例のうち、当院で入院管理を行った53例を対象とし、診療録から得られた情報をもとに後方視的に検討した。《結果》妊娠29週までの発症例(26例)では重症度が中等症Iまでであったのに対し、妊娠30週以降の発症例(27例)では中等症IIが3例、重症が1例みられた。COVID-19管理入院中に分娩となった11例のうち、9例は帝王切開での分娩、2例は経腟分娩であった。《結論》COVID-19妊婦は、特に妊娠後期で重症化リスクが高かった。また、多くの症例で分娩方法は帝王切開術であった。(著者抄録)
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医中誌Web
著者柏原 優花(国立病院機構三重中央医療センター 産婦人科)ほか収載誌/巻号頁三重県産婦人科医報/40号 p.147-153発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022219158】(Q&A)
【素朴な疑問から最新情報まで 説明できる?ワクチンのQ&A】新型コロナウイルス感染症ワクチンの最新情報
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医中誌Web
MedicalOnline
PierOnline
著者堀越 裕歩(東京都立小児総合医療センター 感染症科・免疫科)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/31巻5号 p.527-530発行年月2022.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022219156】(解説)
今アツい!感染界隈My Topic コロナ禍に出てきた消毒薬たち
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医中誌Web
MedicalOnline
PierOnline
著者枦 秀樹(東京ベイ・浦安市川医療センター 薬剤室)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/31巻5号 p.518-519発行年月2022.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022218077】(会議録)
コロナ禍における乳癌肥満患者を対象とした対面栄養指導に対する電話による栄養指導の体重減少効果における非劣性を検証するランダム化比較試験
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医中誌Web
著者片岡 明美(がん研究会有明病院 乳腺センター乳腺外科)ほか収載誌/巻号頁日本外科学会定期学術集会抄録集/122回 p.DP-169-8発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022216345】(会議録)(英語)
米国におけるCOVID-19パンデミック時の固形臓器移植の治療成績(The outcomes of solid organ transplant during COVID-19 pandemic in the United States)
リンク情報
医中誌Web
著者Okumura Kenji(Dept of Surgery, New York Medical College)ほか収載誌/巻号頁日本外科学会定期学術集会抄録集/122回 p.SF-098-3発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022215979】(会議録)
COVID-19患者に対する気管切開術後の単施設予後解析と予後予測因子
リンク情報
医中誌Web
著者住谷 隆輔(国立国際医療研究センター 呼吸器外科)ほか収載誌/巻号頁日本外科学会定期学術集会抄録集/122回 p.SF-052-2発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022211139】(会議録)
コロナ禍における骨粗鬆症患者の骨密度の推移
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医中誌Web
MedicalOnline
著者西本 華子(神戸大学 大学院整形)ほか収載誌/巻号頁日本整形外科学会雑誌 (0021-5325)/96巻2号 p.S64発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022208907】(解説)
未病と抗老化(Vol.30:59-63) COVID-19パンデミック下での救急医療;シンデミックと未病の視座の重要性
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医中誌Web
MedicalOnline
著者長嶺 敬彦(三光舎)収載誌/巻号頁未病と抗老化 (1347-667X)/30巻 p.59-63発行年月2021.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022208722】(原著論文)(英語)
COVID-19から回復した患者における劇症型心筋炎に合併した収縮機能不全と完全心ブロック(Sytolic dysfunction and complete heart block as complications of fulminant myocarditis in a recovered COVID-19 patient)
抄録
症例は38歳女性で、胸痛、全身疲労感、悪心、嘔吐を主訴とした。患者は約2ヵ月前にCOVID-19に罹患していた。受診時の血圧は90/60mmHg、心拍数は120bpmであった。頸動脈怒張を認め、Levine II/VI度の収縮期雑音とS3音が聴取された。心電図で持続性心室頻拍を認め、アミオダロン(150mg)を投与したところ、完全心ブロックが出現した。経胸壁心エコー検査で両心室肥大とびまん性の左室壁運動低下を認め、左室駆出率は20%であった。心筋梗塞が疑われたため冠動脈造影を施行したが、狭窄病変はみられなかった。一時的ペースメーカーを留置した。臨床検査でC反応性蛋白は23mg/L、トロポニンIは10.32μg/L、クレアチニンは1.1mg/dL、尿素窒素は35mg/dL、CK-MBは83IU/Lであった。COVID-19に起因する劇症型心筋炎と診断し、大量デキサメタゾン静注療法を開始した。症状は改善し、4日後に完全心ブロックは第1度房室ブロックと左脚ブロックに移行した。7日後に無事退院した。左室駆出率は52%に改善した。2ヵ月後の再診で症状の再発はなかった。
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医中誌Web
PubMed
著者Nikoo Mohammad Hosein(Associate Professor of Cardiology, Shiraz University of medical science, Non-communicable disease research center)ほか収載誌/巻号頁Journal of Cardiology Cases (1878-5409)/24巻4号 p.177-181発行年月2021.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022208548】(レター)(英語)
COVID-19急性呼吸窮迫症候群における免疫機能障害および人工呼吸器関連肺炎に対するデキサメタゾンの効果 観察研究(Effects of dexamethasone on immune dysfunction and ventilator-associated pneumonia in COVID-19 acute respiratory distress syndrome: an observational study)
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医中誌Web
PubMed
Crossref(無料)
著者Cour Martin(Hospices Civils de Lyon, Intensive Care Medicine, Service de Medecine Intensive-Reanimation, Hopital Edouard Herriot)ほか収載誌/巻号頁Journal of Intensive Care (2052-0492)/9巻 p.1 of 4-4 of 4発行年月2021.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022208353】(図説)(英語)
遅発性COVID-19誘発性血球貪食症候群(Late-onset COVID-19-induced Hemophagocytic Syndrome)
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Kanematsu Eisuke(Department of Internal Medicine, Tama Nambu Chiiki Hospital)ほか収載誌/巻号頁Internal Medicine (0918-2918)/60巻21号 p.3511発行年月2021.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022208345】(原著論文)(英語)
COVID-19後ギラン・バレー症候群における脳神経障害と自律神経障害(Cranial Nerve Involvement and Dysautonomia in Post-COVID-19 Guillain-Barre Syndrome)
抄録
症例は22歳男性で、進行性の四肢筋力低下と排尿および排便困難を認めて入院した。22日前に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と診断されていた。COVID-19発症後16日目(1日目)に排便が停止し、3日目に四肢の筋力低下と感覚鈍麻が出現し、6日目に排尿不能となった。Erasmusギラン・バレー症候群呼吸不全スコアは4であった。7日目の脳脊髄液検査で、著明なタンパク細胞解離が判明した。神経伝導検査で脱髄性ニューロパチーが認められ、急性炎症性脱髄性多発根ニューロパチーと診断した。入院日から静注免疫グロブリン投与を行い、挿管して呼吸器管理とした。1週後に回復が認められ、18日目に抜管した。頭部MRIでは、両側顔面神経に造影が認められた。22日目、右眼に局所0.125%ピロカルピン投与を行うと縮瞳をきたしたことから、副交感神経節後障害が示唆された。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Kakumoto Toshiyuki(Department of Neurology, Graduate School of Medicine, The University of Tokyo)ほか収載誌/巻号頁Internal Medicine (0918-2918)/60巻21号 p.3477-3480発行年月2021.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022208157】(レター)(英語)
糖尿病合併COVID-19患者の有害な転帰に対する遠隔持続血糖測定の有効性(Effectiveness of remote continuous glucose monitoring on adverse outcomes among patients with diabetes complicated with COVID-19)
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Shen Yun(Department of Endocrinology and Metabolism, Shanghai Clinical Center for Diabetes, Shanghai Diabetes Institute, Shanghai Key Laboratory of Diabetes Mellitus, Shanghai Jiao Tong University Affiliated Sixth People's Hospital)ほか収載誌/巻号頁Journal of Diabetes Investigation (2040-1116)/12巻10号 p.1923-1924発行年月2021.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022208016】(原著論文)(英語)
イタリアでのCOVID-19アウトブレイク 最初に経験した在宅治療の連続患者124名に関する報告(COVID-19 Outbreak in Italy: Report on the First 124 Consecutive Patients Treated at Home)
抄録
イタリア国内の症例で、症状がみられ在宅にて検査を受けてCOVID-19感染症と確証またはそのprobable例とされたが、病院を受診していなかった成人連続患者を後方視的に検討した。2020年の3月12日から4月12日の連続患者124名を調査した。うち84%はPCR検査にてCOVID-19と確定診断されており、残り16%は疫学的にみて確定診断を受けた人との濃厚接触者であって、COVID-19に合致する症状がみられていた。本集団の患者は在宅のまま低用量ヒドロキシクロロキン(HCQ)による治療を受け、遠隔医療にて監視された。一部の患者にはダルナビル/コビシスタットまたはアジスロマイシンも投与され、また寝たきりの患者にはエノキサパリン治療が行われた。COVID-19の重症度別では、軽症が47名(37.9%)、中等症が44名(35.5%)、重症が33名(26.6%)であった。入院例は4名(3.2%)で発生し、また60日時点までに死亡例は発生しなかった。報告された副作用はいずれも軽症のものであった。本集団は単一の地域に限定されサイズの小さい標本であるという制約があるものの、COVID-19を早期に在宅治療した患者は入院率が低く、死亡例はみられないという結果が示された。
リンク情報
医中誌Web
PubMed
J-STAGE(無料)
著者Cavanna Luigi(Oncology and Hematology Department, Oncology Unit, Piacenza General Hospital)ほか収載誌/巻号頁The Tohoku Journal of Experimental Medicine (0040-8727)/255巻1号 p.61-69発行年月2021.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022207415】(解説)
新型コロナウイルス感染症の後遺症 その後の動向
抄録
新型コロナウイルス感染症の後遺症に関して、世界中から知見が集積されその疫学が明確になってきた。さらに、重症度別の後遺症患者の頻度、症状の遷延期間、後遺症発症と関連する要因が明らかになってきた。また、病態解明に関しても仮説レベルでの検証作業が進んでおり、今後の治療薬開発が期待される。新型コロナウイルスワクチンを2回接種することで、新型コロナウイルス感染症罹患後に症状が28日間以上遷延しにくくなることが明らかになった。よって、発症予防や重症化予防という観点だけではなく、遷延症状の出現予防という観点からも、新型コロナウイルスワクチン接種は重要であると考えられる。(著者抄録)
リンク情報
医中誌Web
著者森岡 慎一郎(国立国際医療研究センター国際感染症センター 国際感染症対策室)収載誌/巻号頁インフルエンザ (1345-8345)/23巻2号 p.125-130発行年月2022.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022207412】(座談会)
新型コロナウイルス感染症の臨床と後遺症
リンク情報
医中誌Web
著者柏木 征三郎(国立病院機構九州医療センター)ほか収載誌/巻号頁インフルエンザ (1345-8345)/23巻2号 p.99-106発行年月2022.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022205782】(会議録)
糖尿病患者の血糖管理がCOVID-19の転帰に与える影響
リンク情報
医中誌Web
著者村田 幹(聖路加国際病院 内科)ほか収載誌/巻号頁日本内科学会関東地方会/678回 p.27発行年月2022.06
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022205761】(原著論文)
当院の感染症内科漢方外来におけるCOVID-19罹患後症例の傾向 開設初期の受診例から
抄録
緒言:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の後遺症患者に漢方治療外来を開始し患者の傾向と治療について検討した。対象と方法:2021年5月〜9月に受診し文書同意が得られた9例。治療は証に基づいて選択し、漢方的な考えでの生活習慣等に関する指導をした。結果:全症例で疲労(気虚)、生活習慣の不摂生(過剰な冷飲食)、心身のストレス負荷のいずれかまたは全てが複合的に存在していた。患者は確立した西洋医学の治療法がないことや継続診療の体制が不十分なことへの不安が強かった。治療は補剤や柴胡剤の使用が多く、9例全例において4-5週以内に症状の改善傾向が認められた。考察:漢方薬の使用と冷飲食中止の指導の併用で速やかな薬効が得られた印象がある。今後のさらなる検討が必要である。結論:COVID-19後遺症に対し西洋医学的治療は確立していない。一方、今回の患者での経験では心身一如の漢方治療は有用性があった。(著者抄録)
リンク情報
医中誌Web
著者並木 隆雄(千葉大学医学部附属病院 和漢診療科)ほか収載誌/巻号頁日本東洋医学雑誌 (0287-4857)/73巻2号 p.214-219発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022205042】(会議録)
COVID-19後遺症に対して漢方医学的治療をおこなった2例
リンク情報
医中誌Web
著者本城 裕章(新前橋すこやか内科・漢方内科クリニック)ほか収載誌/巻号頁日本東洋医学雑誌 (0287-4857)/73巻73 p.210発行年月2022.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022205033】(会議録)
コロナ後遺症に対する当院の取り組み
リンク情報
医中誌Web
著者保刈 岳雄(守成会広瀬病院)収載誌/巻号頁日本東洋医学雑誌 (0287-4857)/73巻73 p.205発行年月2022.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022204388】(会議録)
当院で管理したCOVID-19感染妊婦の周産期転帰の検討
リンク情報
医中誌Web
MedicalOnline
著者和田 悠(大阪医科薬科大学)ほか収載誌/巻号頁産婦人科の進歩 (0370-8446)/74巻2号 p.281発行年月2022.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022202936】(解説)
ポストコロナを見据えた病院経営の改善
抄録
<文献概要>新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響拡大により,我が国における保健医療システムの脆弱性が指摘された。本稿では,鹿児島大学病院におけるウィズコロナの取り組みを紹介し,コロナ禍を乗り越える中で見えてきたICT関連の課題を考察するとともに,2022年度の診療報酬改定を背景に,ヘルスケア分野でのデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展や診療記録管理など,ポストコロナを見据えて看護管理者が押さえてほしい情報を共有する。
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著者宇都 由美子(鹿児島大学病院 医療情報部)収載誌/巻号頁看護管理 (0917-1355)/32巻5号 p.382-386発行年月2022.05
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論文タイトル
【2022202461】(原著論文)
徳島市民病院における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の入院状況について
抄録
COVID-19の拡大に対し徳島県では2020年2月に県立中央病院が患者の受け入れを開始し、3月には三好病院、7月には海部病院と県立病院において順次病棟開設がなされた。クラスター発生を機に県下の主要な公的病院にも患者受け入れ要請がなされ、当院では8月9日に病棟開設となった。今回、当院に2020年8月から2021年10月(第5波)までに入院したCOVID-19患者について後方視的検討を行った。この期間中、新たな変異株が出現する度に流行の波がみられており、月別新規入院患者数は第4波の2021年4月と第5波の8月がいずれも29例と最多であった。期間中の入院患者総数は194例で、男性99例、女性95例、年齢は13〜94歳(平均53.4歳)であった。重症度の内訳は、軽症が55例(28%)、中等症Iが79例(41%)、中等症IIが47例(24%)、重症相当が12例(6%)、重症が1例(0.5%)であった。転帰は「自宅退院」142例(73%)、「ホテル療養への移行」13例(7%)、「転院」32例(16%)、「死亡退院」7例(4%)であった。妊婦の患者は4例を受け入れ、うち3例が帝王切開術を受け出産に至っている。
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医中誌Web
著者長谷 加容子(徳島市民病院 内科)ほか収載誌/巻号頁徳島市民病院医学雑誌 (0913-607X)/36巻 p.11-16発行年月2022.03
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論文タイトル
【2022202332】(原著論文)
CT severity scoreが予後予測に有効であった新型コロナウイルス(COVID-19)肺炎の1例
抄録
77歳女性。濃厚接触者のため実施したSARS-CoV-2 PCR検査が陽性。呼吸苦はないが低酸素血症を認め,発症4日目に当院入院。既往歴は高血圧症。中等症2のCOVID-19肺炎と診断し,レムデシビルとデキサメタゾン,酸素投与を開始した。第5病日から体動時の酸素化が悪化,胸部写真の陰影は拡大しておりバリシチニブとエノキサパリンを追加した。予後不良と予測したため肺CTで陰影を評価し,Panらが報告したCT severity scoreを算出した。このスコアは最大25点,18点以上が死亡予測である。スコアは第1病日10点,第6病日17点と悪化したが,その後酸素必要量は減少し,臨床経過の通りスコアも第12病日13点と改善した。第16病日にPCR検査は陰性化,第18病日にリハビリ病院に転院した。急速な進行に備えて,重症度を客観的に評価する上で,CT severity scoreは有用であった。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者青江 佳歩(姫路赤十字病院 内科)ほか収載誌/巻号頁日本病院総合診療医学会雑誌 (2185-8136)/18巻2号 p.88-92発行年月2022.03
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論文タイトル
【2022199659】(会議録)
消化管出血に対する診療の進歩 COVID-19パンデミック時の非静脈瘤性上部消化管出血に対する緊急内視鏡の実態
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医中誌Web
著者小松 拓実(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 消化器・肝臓内科)ほか収載誌/巻号頁日本消化管学会雑誌 (2433-3840)/6巻Suppl. p.183発行年月2022.01
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論文タイトル
【2022199251】(会議録)(英語)
日本人のCOVID-19患者における凝固異常の後方視的解析 D-dimer高値の予後への影響(A retrospective study of COVID-19 associated coagulopathy in Japan: D-dimer as a prognostic factor)
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医中誌Web
著者伊藤 真(JA愛知県厚生連江南厚生病院 血液・腫瘍内科)ほか収載誌/巻号頁日本血液学会学術集会/83回 p.OS3-6B-4発行年月2021.09
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論文タイトル
【2022197532】(原著論文)(英語)
トルコ、イスタンブールの新型コロナウイルス肺炎患者における集中治療室入室または死亡率の予測因子(Predictors of Intensive Care Unit Admission or Mortality in Patients with Coronavirus Disease 2019 Pneumonia in Istanbul, Turkey)
抄録
COVID-19肺炎患者における集中治療室(ICU)入室と死亡の予測因子を調べた。COVID-19肺炎と診断された18歳以上の患者336例(男性187例、中央値54歳)を対象とした後ろ向き単施設研究を行った。3.6%は医療従事者であった。102例は診断確定患者または疑いが濃厚な患者と濃厚接触していた。56.5%は一つ以上の基礎疾患を持っていた。ICU入室または院内死亡は基礎疾患の存在と相関していなかった。しかし、基礎疾患のある患者の院内死亡率は基礎疾患のない患者の2倍であった(12.6%対6.2%)。咳と発熱は最も多い症状であった。胸部X線検査とCT検査で両側性肺障害がそれぞれ90.6%と94.9%認められた。最も多い所見はすりガラス陰影で、次いでコンソリデーションであった。ICU入室または院内死亡は53例(15.8%)で発生した。単変量解析では23のパラメータが複合エンドポイント(ICU入室および院内死亡)と関連していた。多変量解析では、入院時の体温、末梢毛細血管酸素飽和度(SpO2)、胸部CTのコンソリデーションの程度がCOVID-19肺炎患者のICU入室または院内死亡の独立予測因子であった。ROC解析により、複合エンドポイントを予測する体温、SpO2、プロカルシトニンの最適カットオフ値は37.0℃、93%、0.1μg/Lであった。
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医中誌Web
PubMed
CiNii(無料)
J-STAGE(無料)
著者Surme Serkan(Department of Infectious Diseases and Clinical Microbiology, Haseki Training and Research Hospital)ほか収載誌/巻号頁Japanese Journal of Infectious Diseases (1344-6304)/74巻5号 p.458-464発行年月2021.09
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論文タイトル
【2022195304】(解説)
【これからのwithコロナ時代の糖尿病診療】新型コロナウイルスと糖尿病の関係
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医中誌Web
著者牛込 恵美(京都府立医科大学 糖尿病治療学講座)ほか収載誌/巻号頁月刊糖尿病/14巻2号 p.12-15発行年月2022.02
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論文タイトル
【2022195303】(解説)
【これからのwithコロナ時代の糖尿病診療】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とは
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医中誌Web
著者大曲 貴夫(国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター)収載誌/巻号頁月刊糖尿病/14巻2号 p.6-11発行年月2022.02
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論文タイトル
【2022194556】(解説)
【ME/CFS患者をどう支えるのか?】[第1部]新型コロナ後遺症患者も含めたME/CFS診療についての提言
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MedicalOnline
著者伴 信太郎(日本疲労学会)収載誌/巻号頁難病と在宅ケア (1880-9200)/28巻2号 p.5-7発行年月2022.05
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論文タイトル
【2022193860】(解説)
福祉・医療の現場から 認知症・BPSD予防を目指した新たなアプローチ Virtual Realityを活用したデジタル治療の可能性
抄録
超高齢社会を迎え、さらには新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、医療の在り方が劇的に変化している。そこで昨今注目されているのが、IoTやAI、Virtual Reality(VR)、Augmented Reality(AR)などのクロスリアリティ(X Reality;XR)を活用した治療、すなわち、デジタル治療(Digital Therapeutics;DTx)である。DTxは遠隔医療・ケアとの親和性が高いという特徴を有するため、ウィズコロナ時代において、感染予防に貢献しながらも医療の質を損なわないための手段として、その需要が世界的に急騰している。我々はこれまでに、主にがん、服薬支援に対してVRを活用した新たなアプローチの確立を試みており、現在は認知症やそれに付随して起こる様々な行動・心理症状(BPSD)の予防への応用にも着手しているため、本稿ではその取組について紹介する。(著者抄録)
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医中誌Web
著者仁木 一順(大阪大学 大学院薬学研究科)収載誌/巻号頁地域ケアリング (1345-0123)/24巻5号 p.39-41発行年月2022.05
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論文タイトル
【2022193661】(原著論文)
沖縄のGID医療の現状と行政の取り組みについて
抄録
クリニックおもろまちを2007年1月〜2020年12月末迄の14年間に受診した、性同一性障害854症例(MtF171症例、FtM683症例)を対象として、分類、年齢、戸籍変更、ホルモン療法について、現状を報告する。FtMが中核群の割合が高く、受診時の年齢では20代が最も多く若かった。戸籍変更を行った症例もFtMが多かった。ホルモン療法は若い世代で始める症例が増える傾向が見られた。また、沖縄県のGID医療の現状としては、診断、ホルモン療法、手術療法を行う医療機関が県内に全て存在し、月に1回複数施設の医師が参加して判定会議を行っている。LGBTに対する行政の取り組みは、那覇市が2015年7月、浦添市が2017年1月、性の多様性を尊重する都市宣言を行った。そして沖縄県も2021年3月に性の多様性尊重宣言を行った。那覇市では2016年7月同性パートナーシップ制度も開始している。近年コロナ禍で、保健所業務が荷重になり保健所でHIV検査が行えなくなった。そのため琉球大学病院からの依頼で、2020年6月クリニックおもろまちで、HIV迅速検査も開始した。今後も近隣の医療機関と協力し、GIDやLGBT当事者の医療に関わっていく必要性を感じている。(著者抄録)
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医中誌Web
著者宮島 英一(クリニックおもろまち)収載誌/巻号頁GID(性同一性障害)学会雑誌 (1883-5228)/14巻1号 p.99-103発行年月2021.12
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論文タイトル
【2022191042】(原著論文)
当院で経験したCOVID-19感染症合併妊娠13例について
抄録
2019-2022年に当院で経験したCOVID-19感染症合併妊娠13例を報告した。その結果、妊娠初期(7週〜12週)は4例、妊娠中期(15〜23週)は4例で、COVID-19感染症の重症度は全例軽症であり、経過観察のみで退院した。一方、妊娠後期(35〜38週)は5例で、うち4例は帝王切開術での分娩、1例は経腟分娩となった。COVID-19感染症の重症度が軽症であった3例は経過観察のみで改善したが、中等症IIであった1例は酸素投与、ヘパリン、レムデシビル、ステロイド投与を行い、軽症〜中等症Iであった1例は抗凝固療法を行い、いずれも症状の改善が得られた。
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医中誌Web
著者田口 朋子(八戸市立市民病院 産婦人科)ほか収載誌/巻号頁青森県臨床産婦人科医会誌 (0913-8307)/36巻2号 p.55-60発行年月2022.03
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論文タイトル
【2022189868】(原著論文)
COVID-19肺炎の治療経験 COVID-19中等症IIに対するトシリズマブ(アクテムラ)の有用性
抄録
COVID-19症例に対して、重症化を防止し人工呼吸管理やECMO導入を回避する目的でトシリズマブの投与を行い、有効例を経験したので報告した。当院がCOVID-19専用病床を開設した2021年6月から9月までの間に29名の患者を受け入れ、24名にトシリズマブを投与した。このうち中等症IIは16例(男性8例、女性8例)であった。トシリズマブは平均第7.7病日に投与され、全例でトシリズマブ投与による副反応はみられなかった。SpO2改善による酸素投与からの平均離脱日はトシリズマブ投与即日から10日の範囲で平均4.4日であった。入院中にCTによる経過観察が可能であった10症例の肺CT検査所見は投与後平均4.7日で改善5、不変2、増悪3であった。特にサイトカイン放出期にある中等症II COVID-19では、トシリズマブ投与によって肺炎の重症化を防止できるものと考えられた。
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医中誌Web
MedicalOnline
著者城崎 洋(喜悦会那珂川病院)ほか収載誌/巻号頁臨牀と研究 (0021-4965)/99巻3号 p.364-368発行年月2022.03
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論文タイトル
【2022189867】(原著論文)
COVID-19罹患し在宅復帰した後に肺血栓塞栓症を起こした症例
抄録
症例は50歳代女性で、COVID-19濃厚接触者としてPCR検査で陽性反応を認めたため、専用病棟に入院となった。第8病日にCOVID-19専用病棟より在宅復帰となったが、在宅生活の6日後に呼吸苦を訴えて救急搬送された。PCR検査は陰性であったが、CT撮影にて肺血栓塞栓症(PTE)と肺炎を認め一般病棟へ再入院となった。PTEに対してはアピキサバン錠、肺炎にタゾバクタム・ピペラシリン静注を開始した。第5病日にはDダイマーやBNPが低下傾向となり、安静時血圧やSpO2などの安定を認めたため理学療法開始となった。理学療法は準備体操、関節可動域訓練、有酸素運動、下肢抵抗運動、歩行訓練、整理体操を中心に行い、訓練中に深部静脈血栓症やPTEの予防を目的とした指導を行った。第20病日には独歩も自立し、Functional independence measureも改善、翌日に退院となった。
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医中誌Web
MedicalOnline
著者福田 吉辰(朝日大学附属病院 リハビリテーション部)ほか収載誌/巻号頁臨牀と研究 (0021-4965)/99巻3号 p.359-363発行年月2022.03
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論文タイトル
【2022189428】(解説)
【コロナ禍における腎不全診療の現状と展望】新型コロナウイルスに対する治療・予防 レムデシビル・抗体カクテル療法
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者菊地 勘(下落合クリニック)収載誌/巻号頁日本透析医学会雑誌 (1340-3451)/55巻2号 p.123-127発行年月2022.02
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【2022187208】(会議録)
新型コロナが明らかにしたある急性期病院の経営の質
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医中誌Web
著者北村 昌之(済生会八幡総合病院)収載誌/巻号頁医療福祉経営マーケティング研究 (1881-297X)/16巻1号 p.103発行年月2021.10
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【2022185034】(レター)(英語)
COVID-19の入院患者におけるレニン-アンジオテンシン系阻害薬の使用と死亡率リスク 無作為化比較試験のメタ解析(Renin-angiotensin system inhibitor use and the risk of mortality in hospitalized patients with COVID-19: a meta-analysis of randomized controlled trials)
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Chia Siang Kow(School of Postgraduate Studies, International Medical University)ほか収載誌/巻号頁Hypertension Research (0916-9636)/44巻8号 p.1042-1045発行年月2021.08
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【2022184906】(原著論文)(英語)
日本におけるフェーズ2の心臓リハビリテーションに対するCOVID-19パンデミックの影響(Impact of the COVID-19 pandemic on phase 2 cardiac rehabilitation patients in Japan)
抄録
フェーズ2の心臓リハビリテーション(CR)外来患者において、運動中の血行動態反応と自覚的運動強度(RPE)に対するCOVID-19パンデミックの影響を、年齢差も考慮しつつ調べた。当施設でCOVID-19による中断前の2020年3〜4月と中断後の6〜7月にフェーズ2 CRに参加した外来患者を後ろ向きに調べた。同じ運動強度で有酸素運動を実施した際、CRの中断前最終日とCRの再開後初日のデータを比較した。53例を75歳未満の32例(男性71.9%、年齢中央値68歳)と75歳以上の21例(男性85.7%、年齢中央値76歳)に分けた。CR中断後、75歳未満群は最高心拍数が有意に増加し、75歳以上群は体重とBMIが有意に減少し、呼吸困難と下肢疲労のBorg scaleスコアが有意に悪化した。COVID-19パンデミックによるCR中断と外出控えは第2相CR外来患者の血行動態反応、運動中のRPE、体重に影響を及ぼした。特に75歳以上の患者はフレイルのリスクが高くなった。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Ogura Asami(Department of Rehabilitation, Sanda City Hospital)ほか収載誌/巻号頁Heart and Vessels (0910-8327)/36巻8号 p.1184-1189発行年月2021.08
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論文タイトル
【2022184211】(解説)
添付文書からRMP、審査報告書まで 新薬ななめ読み(第19回) ラゲブリオカプセル200mg(モルヌピラビル)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者荒 義昭(国立病院機構信州上田医療センター 薬剤部)収載誌/巻号頁薬事 (0016-5980)/64巻7号 p.1453-1460発行年月2022.05
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【2022183216】(解説)
(VII章)末梢神経疾患 Guillain-Barre症候群、Fisher症候群
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医中誌Web
著者宮本 勝一(和歌山県立医科大学 脳神経内科)収載誌/巻号頁脳神経内科学レビュー (2436-7974)/2022-'23巻 p.218-222発行年月2022.03
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【2022183158】(会議録)
オミクロン株(BA.1系統)流行期にソトロビマブを投与した64例の検討
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医中誌Web
著者川間 健太郎(東京都保健医療公社多摩北部医療センター 内科)ほか収載誌/巻号頁日本内科学会関東地方会/677回 p.42発行年月2022.05
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【2022182769】(解説)
看護における腹臥位療法関連用具 腹臥位クッションの開発
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医中誌Web
著者大宮 裕子(目白大学 看護学部看護学科)収載誌/巻号頁福祉介護テクノプラス (2187-1698)/15巻5号 p.1-6発行年月2022.05
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【2022182600】(原著論文)
当院におけるCOVID-19感染症罹患妊婦、濃厚接触妊婦の分娩症例の検討
抄録
COVID-19感染症罹患妊婦、濃厚接触妊婦の分娩時期、方法に明確な管理指針は存在せず、施設毎に決定しているのが現状である。2020年7月から2021年9月までに当院で分娩管理を行なったCOVID-19感染症罹患妊婦12例、濃厚接触妊婦の妊婦7例の診療録を後方視的に検討した。当院ではCOVID-19感染症罹患妊婦、濃厚接触妊婦の分娩時期、方法を通常の妊婦と同じ適応とした。COVID-19感染症罹患妊婦の分娩症例の年齢の中央値は34.5(19-43)歳で初産3例(25%)であった。早産は3例(妊娠28、32、36週)認めた。分娩方法は経腟分娩が7例(58.3%)、帝王切開分娩が5例(41.7%)であった。分娩決定時のCOVID-19の重症度は軽症が8例(66.7%)、中等症IIが4例(33.3%)であった。中等症IIでも経腟分娩は可能であったが胎児機能不全で帝王切開となった例もあり今後も検討が必要である。母児の垂直感染は確認されなかった。COVID-19は再流行する可能性も高く、今後も施設毎の対策や施設間の連携が重要である。(著者抄録)
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医中誌Web
著者小松 泰生(沖縄県立中部病院 総合母子医療センター産科)ほか収載誌/巻号頁沖縄産科婦人科学会雑誌 (2185-288X)/44巻 p.21-25発行年月2022.03
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【2022182414】(原著論文)
COVID-19感染疑い発熱患者連続723名の病態検討 無床診療所発熱外来からの報告
抄録
背景:京都府では2020年7月から発熱外来が医療機関に委託されているが、無床診療所を受診した患者の病態検討は数少ないため、今回報告を行う。方法:当院の発熱外来に受診され、COVID-19のpolymerase chain reaction(PCR)検査を受けた発熱患者連続723名の発症時期、受診時の症状、診察所見、予後等につき検討を行った。結果:患者全員にPCR検査を行い、90名がCOVID-19陽性であった。陽性者のうち20%が、他院受診するも抗原検査やPCR検査を受けず経過観察後に当院を受診していた。陽性者群と陰性者群の比較では、受診時の体温、酸素飽和度等に有意差はなかったが、陽性者群で味覚・嗅覚異常率が有意に高かった(32.2% vs.2.7%;p<0.001)。結語:感染拡大防止のため、発熱患者が検査を受けずに経過観察となることなく確実に発熱外来に受診できる施策が必要である。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者小西 正則(仏光会小西仏光寺診療所)収載誌/巻号頁京都医学会雑誌 (0453-0039)/69巻1号 p.107-111発行年月2022.04
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【2022182149】(解説)
今月のTopic 開発 ラゲブリオカプセル200mg並びにパキロビッドパックの特例承認
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J-STAGE
著者作廣 卓哉(医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団)収載誌/巻号頁医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス (1884-6076)/53巻2号 p.110-115発行年月2022.04
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【2022178144】(会議録)
三田市民病院におけるCOVID-19患者に対する治療薬と転帰の関係について
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医中誌Web
著者岡本 和久(三田市民病院 診療技術部薬剤科)ほか収載誌/巻号頁日本化学療法学会雑誌 (1340-7007)/70巻2号 p.288-289発行年月2022.03
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【2022178143】(会議録)
中等症以上のCOVID-19治療におけるremdesivirをkey drugとしたレジメンの評価
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医中誌Web
著者長谷川 晃一(東京都済生会中央病院 薬剤部)ほか収載誌/巻号頁日本化学療法学会雑誌 (1340-7007)/70巻2号 p.288発行年月2022.03
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【2022178129】(会議録)
COVID-19に罹患した肺がん患者における呼吸不全を来す因子に関する検討
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医中誌Web
著者牧 賢利(国立病院機構福山医療センター 薬剤部)ほか収載誌/巻号頁日本化学療法学会雑誌 (1340-7007)/70巻2号 p.282-283発行年月2022.03
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【2022178101】(会議録)
リアルワールドデータ分析により明らかになったCOVID-19におけるレムデシビル治療の臨床的意義
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著者倭 正也(りんくう総合医療センター 総合内科・感染症内科)収載誌/巻号頁日本化学療法学会雑誌 (1340-7007)/70巻2号 p.271-272発行年月2022.03
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【2022178100】(会議録)
COVID-19に対するremdesivir投与の後方視的観察研究
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医中誌Web
著者宮崎 和人(横浜市立市民病院 呼吸器内科)収載誌/巻号頁日本化学療法学会雑誌 (1340-7007)/70巻2号 p.271発行年月2022.03
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【2022178083】(会議録)
介護老人保健施設でのCOVID-19クラスターに対する医療チーム介入の検討
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著者齊藤 麻由子(富山大学附属病院 総合診療科)ほか収載誌/巻号頁日本化学療法学会雑誌 (1340-7007)/70巻2号 p.263発行年月2022.03
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【2022178008】(会議録)
COVID-19の治療薬の実際 COVID-19重症例におけるバリシチニブの有効性 当院の現状を踏まえて
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著者山田 康一(大阪市立大学 大学院医学研究科臨床感染制御学)ほか収載誌/巻号頁日本化学療法学会雑誌 (1340-7007)/70巻2号 p.237-238発行年月2022.03
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【2022177703】(会議録)
新型コロナウイルス後遺症への対応 コロナ・アフターケア外来の開設と実践
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著者大塚 文男(岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科総合内科学)収載誌/巻号頁広島医学 (0367-5904)/75巻2号 p.118発行年月2022.02
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【2022177197】(会議録)
重症COVID-19患者における歩行獲得に関連する因子の検討
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医中誌Web
著者花木 一生(大阪府立病院機構大阪急性期・総合医療センター リハビリテーション科)ほか収載誌/巻号頁近畿理学療法学術大会 (1881-6975)/61回 p.O-82発行年月2021.12
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【2022177138】(会議録)
回復期リハビリテーション病棟に入院したCovid-19症例の退院時ADL能力について
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医中誌Web
著者松並 耀平(大阪府立病院機構大阪急性期・総合医療センター 医療技術部セラピスト部門)ほか収載誌/巻号頁近畿理学療法学術大会 (1881-6975)/61回 p.O-23発行年月2021.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022177137】(会議録)
当院COVID-19リハビリテーション介入状況について
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医中誌Web
著者松元 典子(兵庫県立尼崎総合医療センター リハビリテーション部)ほか収載誌/巻号頁近畿理学療法学術大会 (1881-6975)/61回 p.O-22発行年月2021.12
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論文タイトル
【2022176180】(会議録)
大阪府におけるCOVID-19感染者の疫学
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医中誌Web
著者査 凌(大阪大学 大学院医学系研究科)ほか収載誌/巻号頁Journal of Epidemiology (0917-5040)/32巻Suppl.1 p.119発行年月2022.01
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論文タイトル
【2022175593】(会議録)(英語)
COVID-19の予防と制御における創傷相談オンラインプラットフォームの効果分析(Effect analysis of online wound consult public platform during the prevention and control of the COVID-19)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者Gu Jia Ni(Xinhua Hospital affiliated to Shanghai Jiaotong University School of Medicine)ほか収載誌/巻号頁日本創傷・オストミー・失禁管理学会誌 (1884-233X)/25巻2号 p.421発行年月2021.07
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論文タイトル
【2022175242】(会議録)
新型コロナウイルス自粛下でのClouclipによる小児の近視進行抑制指導の効果
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医中誌Web
著者金井 秀美(東京医科歯科大学)ほか収載誌/巻号頁眼科臨床紀要 (1882-5176)/14巻12号 p.851発行年月2021.12
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論文タイトル
【2022175016】(会議録)(英語)
COVID-19型ウイルスの蔓延に対するワクチン接種戦略の効果に関する確率的モデリング(Stochastic modeling of the effect of vaccination strategies on the spread of a COVID-19-type virus)
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医中誌Web
著者Matsuzawa Yuki(Department of Biotechnology and Life Sciences, Tokyo University of Agriculture and Technology)ほか収載誌/巻号頁生物物理 (0582-4052)/61巻Suppl.1-2 p.S230発行年月2021.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022174844】(会議録)(英語)
米国におけるCOVID-19パンデミック時の早期肝移植成績の悪化(Inferior Early Liver Transplantation Outcomes during COVID-19 pandemic in the United States)
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医中誌Web
著者Okumura Kenji(Westchester Medical Center, New York Medical College)ほか収載誌/巻号頁日本消化器がん検診学会雑誌 (1880-7666)/59巻59 p.674発行年月2021.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022174700】(会議録)(英語)
運動介入とコロナ後遺症の発症 モンゴルにおける入院患者を対象とした調査(Exercise intervention and the development of long COVID: A survey of patients admitted to the hospital in Mongolia)
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医中誌Web
著者Byambasukh Oyuntugs(Mongolian National University of Medical Sciences, Endocrinology)ほか収載誌/巻号頁Journal of Diabetes Investigation (2040-1116)/12巻Suppl.1 p.33発行年月2021.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022174655】(会議録)(英語)
COVID-19患者におけるデキサメタゾン治療の効果 モンゴル人患者を対象とした調査(Effect of Dexamethasone treatment in patients with COVID-19: A survey of Mongolian patients)
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医中誌Web
著者Erdenechuluun Bilguun(Central Hospital of the Mongolian National University of Medical Sciences, Department of Endocrinology)ほか収載誌/巻号頁Journal of Diabetes Investigation (2040-1116)/12巻Suppl.1 p.22発行年月2021.10
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論文タイトル
【2022174380】(原著論文)(英語)
COVID-19による入院中の慢性心房細動患者の心拍変動に関する記述(Describing heart rate variability in patients with chronic atrial fibrillation during hospitalization for COVID-19)
抄録
COVID-19で入院した慢性心房細動患者(cAF)の入院前と入院中の心拍変動(HRV)と臨床転帰との関連を後方視的に検討した。2020年3月1日から6月30日までにCOVID-19で入院したcAF患者38例(平均78.6±11.4歳、男性44.7%)の心電図184枚(入院前95枚、入院中89枚)を対象とした。入院前と入院中の心電図を比較したところ、平均心拍数(95.9±24.3 vs.101.6±22.8bpm、p=0.10)、SDSD(109.0±50.6 vs.90.3±37.2ms、p<0.01)、RMSSD(184.1±80.4 vs.147.3±59.8ms、p<0.01)、pNN50(73.8±16.3 vs.65.6±16.6%、p<0.01)であった。また、COVID-19による入院中にpNN50が小さかった患者は、死亡率が高かった(50.0% vs.14.3%、ログランク検定p=0.02)。以上より、COVID-19入院中のcAF患者では、入院前に比べて同程度の平均心拍数でHRVは低下していた。また、pNN50で測定したHRVが最も低下していた患者はHRVが保たれていた患者と比較して死亡率が増加していた。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Junarta Joey(Department of Medicine, Thomas Jefferson University Hospital)ほか収載誌/巻号頁Journal of Arrhythmia (1880-4276)/37巻4号 p.893-898発行年月2021.08
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022174378】(コメント)(英語)
「入院時の心電図検査は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の予後不良と関連する システマティックレビューとメタアナリシス」に対してエディターより(Editorial to "Electrocardiography on admission is associated with poor outcomes in coronavirus disease 2019(COVID-19) patients: A systematic review and meta-analysis")
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Cheng Wen-Han(Heart Rhythm Center, Division of Cardiology, Department of Internal Medicine, Taipei Veterans General Hospital)ほか収載誌/巻号頁Journal of Arrhythmia (1880-4276)/37巻4号 p.886-887発行年月2021.08
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022174377】(原著論文)(英語)
入院時の心電図検査は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の予後不良と関連する システマティックレビューとメタアナリシス(Electrocardiography on admission is associated with poor outcomes in coronavirus disease 2019(COVID-19) patients: A systematic review and meta-analysis)
抄録
COVID-19患者の入院時の心電図異常とICU入室、重症化、死亡などの複合的転帰不良との関連を検討するため、システマティックレビューとメタアナリシスを実施した。PubMed、Cochrane Library Database、Europe PMCを用いて、2020年1月1日から11月1日までの期間で文献検索を行い、最終的に7件の研究(患者合計2539名)を選択した。統合解析の結果、補正QT(QTc)間隔の延長とQTc間隔の延長の頻度は、複合的転帰不良と関連していた(それぞれ加重平均の差[WMD]6.04と相対危険度[RR]1.89)。予後不良患者は予後良好患者と比較してQRS時間が長く、心拍数が速かった(それぞれWMD 2.03とWMD 5.96)。また、左脚ブロック(LBBB)、心房期外収縮(PAC)、心室期外収縮(PVC)の発生率は、予後不良患者で高かった(それぞれRR 2.55、RR 1.94、RR 1.84)。さらに、T波逆転とST低下は予後不良患者で頻繁に認められた(RR 1.68とRR 1.61)。以上より、COVID-19患者では入院時の心電図異常の殆どが複合転帰不良の増加と有意に関連していた。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Alsagaff Mochamad Yusuf(Department of Cardiology and Vascular Medicine, Faculty of Medicine, Soetomo General Hospital, Universitas Airlangga)ほか収載誌/巻号頁Journal of Arrhythmia (1880-4276)/37巻4号 p.877-885発行年月2021.08
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2022174369】(レター)(英語)
SARS-CoV-2感染に対するヒドロキシクロロキン/クロロキンの有効性と安全性 著者回答(Efficacy and safety of hydroxychloroquine/chloroquine against SARS-CoV-2 infection: A systematic review and meta-analysis: Authors reply)
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PubMed
Crossref
著者Kumar Jogender(Department of Pediatrics, Department of Pediatrics Post Graduate Institute of Medical Education and Research)ほか収載誌/巻号頁Journal of Infection and Chemotherapy (1341-321X)/27巻10号 p.1539-1540発行年月2021.10
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【2022174368】(原著論文)(英語)
COVID-19患者におけるsilent hypoxiaの臨床的および放射線学的所見(Clinical and radiological findings of silent hypoxia among COVID-19 patients)
抄録
Silent hypoxiaを呈する日本人COVID-19患者の臨床的および放射線学的所見を調べた。パルスオキシメーター酸素飽和度が94%未満にもかかわらず入院時に呼吸困難を訴えなかった患者をCOVIREGI-JPデータベースから抽出した。調査期間中に入院したCOVID-19患者270例のうち、8例(3.0%)がsilent hypoxiaの基準に合致した。年齢中央値は61歳で、5例(62.5%)は男性であった。症状発現から入院とCT検査までの日数中央値はそれぞれ6日であった。8例全例にCT検査でコンソリデーションが認められ、COVID-19重症度スコアは中等症から重症であった。臨床検査項目ではCRP値とD-ダイマー値が顕著に上昇した。86歳女性症例の主訴は発熱で、入院時の酸素飽和度が90%でも呼吸困難を訴えなかった。入院時のX線画像では、主に周辺分布の両側性のすりガラス様陰影(GGO)とコンソリデーションが認められた。入院後10日目のCT検査でも両側性GGOとコンソリデーションが示され、CT重症度は16であった。8例中7例に酸素吸入が実施された。必要酸素の最大FIO2中央値は55%であった。臨床経過中2例がICUに入室し気管挿管された。1例はECMOが装着された。入院期間中央値は26.5日で死亡例はなかった。silent hypoxia COVID-19患者の臨床的特徴は様々で転帰不良となる可能性が高かった。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Okuhama Ayako(Disease Control and Prevention Center, National Center for Global Health and Medicine)ほか収載誌/巻号頁Journal of Infection and Chemotherapy (1341-321X)/27巻10号 p.1536-1538発行年月2021.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022173754】(原著論文)(英語)
COVID-19の新規の予後予測スコアリングシステムの開発と検証(Development and Validation of a New Prognostic Scoring System for COVID-19)
抄録
COVID-19の重症症例と一般症例を早期に予測するロジスティック回帰分析によるスコアリングシステムを開発した。2020年2月1日〜3月20日にCOVID-19で入院していた症例の後ろ向きコホート研究を行った。被験者を軽症、肺炎、重症肺炎、ARDS、敗血症、敗血症性ショックの6群に分けた後、一般的症例群(軽症または肺炎)と重症症例群(重症肺炎、ARDS、敗血症、敗血症性ショック)に二分した。重症症例群(n=111)は一般症例群(n=185)より高齢で男性が多く、糖尿病、慢性腎臓病、悪性腫瘍歴の併存症を有していた。発熱、多呼吸、喀血、呼吸困難の頻度が高かった。全症例(n=444)を2:1の比で解析群(n=296)と検証群(n=148)に無作為に割り付けた。解析群のスコアを計算するため多変量ロジスティック回帰モデルで重症症例と関連がある8変数(悪性腫瘍歴、糖尿病歴、呼吸困難、呼吸数、CRP値、白血球数、血小板数、リンパ球数)を含めたキャリブレーション分析では観察リスクと予測リスクの間のスコアに有意差は認められなかった。解析群の重症症例を早期に検出するスコアリングシステムのAUCは0.831で、SOFAスコアリングシステム(0.691)とCARTモデル(0.78)より優れていた。検証群の重症症例早期検出のROC曲線AUCは0.798であった。
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医中誌Web
PubMed
CiNii(無料)
J-STAGE(無料)
著者Ma Ke(Department of Pediatrics, the First Hospital of Jilin University)ほか収載誌/巻号頁Japanese Journal of Infectious Diseases (1344-6304)/74巻4号 p.359-366発行年月2021.07
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【2022173747】(原著論文)(英語)
ニューヨーク市でステロイド治療を受けたCOVID-19患者での二次感染増加(Increased Secondary Infection in COVID-19 Patients Treated with Steroids in New York City)
抄録
COVID-19患者への早期のステロイド投与が院内死亡率と細菌/真菌の二次感染率に及ぼす影響を評価した。SARS-CoV-2感染と診断された226例(男性57.1%、平均63.3±16.8歳)の後ろ向き研究を行った。4.4%はホームレス、6.3%は健康保険に加入していなかった。被験者をステロイド投与群(投与群)と非投与群に分けた。投与群は非投与群と比べて酸素飽和度が有意に低く、呼吸数、高血圧症・末梢血管疾患の罹患率、移植率が高かった。臨床検査所見では、投与群の好中球数、血糖値、LDH値、d-ダイマー値、CRP値、プロカルシトニン値、フェリチン値、IL-6濃度は有意に高かった。投与群は入院時に有意に高い多病巣性の肺炎率を示した。投与群の63.2%の患者は入院中にICUに入室した。投与群のヒドロキシクロロキンとアジスロマイシン使用割合は非投与群より高かった。投与群の入院中の細菌感染率と真菌感染率は非投与群より高かった。投与群のサブグループ分析により、トシリズマブ投与患者と非投与患者で細菌/真菌感染率に有意差は認められなかった。投与群の死亡率は41.8%であった。Inverse probability of treatment weighting法では、ステロイド使用による院内死亡率のリスク低下は認められなかった。
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医中誌Web
PubMed
CiNii(無料)
J-STAGE(無料)
著者Obata Reiichiro(Department of Medicine, Icahn School of Medicine at Mount Sinai)ほか収載誌/巻号頁Japanese Journal of Infectious Diseases (1344-6304)/74巻4号 p.307-315発行年月2021.07
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2022173745】(原著論文)(英語)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者におけるインターロイキン-6濃度と罹病率および死亡率の関連(Association of Interleukin-6 Levels with Morbidity and Mortality in Patients with Coronavirus Disease 2019(COVID-19))
抄録
COVID-19患者における血清インターロイキン-6(IL-6)濃度と罹病率および死亡率との関連性を調べた。2020年1月〜2月に当院に入院したCOVID-19患者66例(年齢31〜92歳)を対象とする単施設後ろ向き研究を行った。併存症は高血圧、糖尿病、循環器疾患が多かった。IL-6濃度に基づいて被験者を正常群35例と上昇群31例に分類した。正常群と比べて上昇群の年齢は高齢で重篤患者の割合が有意に高かった。発症から入院までの期間は上昇群の方が有意に短かった。スピアマンの相関分析では、血清IL-6濃度は年齢、尿素、クレアチニン、心筋トロポニン、NT-proBNP、CRP、プロカルシトニン値と正の相関を示した。IL-6と正の相関は白血球数、好中球数でも見つかった。血清IL-6は入院中に記録された最低Sp02、リンパ球数、血小板数と負の相関を示した。急性心外傷、心不全、急性呼吸窮迫症候群などの合併症は上昇群でより頻繁に発生した。正常群と比較して上昇群における重篤患者と死亡の発生率は有意に高く、上昇群ではより多くの患者が機械換気を受けていた。年齢、性別、併存症、プロカルシトニン値の階層的調整後のロジスティック回帰分析でIL-6濃度は致死的転帰の独立した予測因子であった。ROC解析で致死的転帰を予測する最適なIL-6の濃度は26.09pg/mLで、感度は87.5%、特異度は77.6%であった(AUC 0.887)。
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医中誌Web
PubMed
CiNii(無料)
J-STAGE(無料)
著者Zhou Jiali(Department of Cardiology, Renmin Hospital of Wuhan University)ほか収載誌/巻号頁Japanese Journal of Infectious Diseases (1344-6304)/74巻4号 p.293-298発行年月2021.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022173709】(原著論文)(英語)
急性呼吸窮迫症候群を合併する新型コロナウイルス感染症罹患患者に対する体系的な段階的治療戦略と短期的結果(Systematic Stepwise Treatment Strategy and Its Short-term Outcomes for Patients with Corona Virus Disease 2019 Complicated by Acute Respiratory Distress Syndrome)
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の罹患後に急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を発症した際のARDSに対する治療戦略は、医療従事者への二次感染を回避しながら一般的なARDS治療戦略を最適化する必要がある。本研究では、ARDS合併COVID-19罹患患者に対する治療戦略と転帰を後ろ向きに評価した。2020年3月〜6月に単一施設におけるPCR検査でCOVID-19陽性を確認後にARDSを合併した男性患者9例(年齢中央値72歳)を対象とした。入院時のPaO2/FiO2比中央値は116であり、sequential organ failure assessmentスコアの中央値は8であった。2例は敗血症性ショックを呈し、血管拡張剤が投与されていた。治療戦略に基づいて、6例で腹臥位療法が行われたが、体外式膜型人工肺を使用した症例はいなかった。5例はARDSから回復し、合併症もなく気管内チューブは抜去された。本研究期間中における病院での致死率は33.3%であった。以上の結果より、本研究で用いたARDSを合併するCOVID-19罹患患者に対する治療戦略を用いることで、日本の他施設や他国における高い致死率と比較した際に許容できる結果を得ることができた。
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医中誌Web
CiNii
機関リポジトリ(無料)
著者Uchida Kenichiro(Department of Traumatology and Critical Care Medicine, Osaka City University Graduate School of Medicine)ほか収載誌/巻号頁Osaka City Medical Journal (0030-6096)/67巻1号 p.9-20発行年月2021.06
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【2022173158】(原著論文)
当院の血液・造血器疾患患者においてCOVID-19感染症拡大によりもたらされたリハビリテーション介入の変化が患者ADLに与えた影響
抄録
当院では血液・造血器疾患患者の多くは積極的にリハビリを受け、心身機能維持を図ってきた。COVID-19感染症拡大による2020年度以後の医療体制の変動が血液・造血器疾患患者に対してどのような影響を与えたかについてリハビリの観点から検討した。リハビリを受けた患者は2019年度が355人に対して2020年度は240人に減少し、リハビリ介入率も68.8%から58.8%に低下した。その内詳細な検討ができた2019年度の216人と2020年度の204人を対象とした。1年間での総リハビリ単位数は2019年度が2933単位で2020年度は3328単位とむしろ増加し、1人当たりの総リハビリ単位数は2019年度の13.5単位から2020年度には16.4単位に上昇していた。リハビリ介入前後でのBarthel Index変化量は2019年度がプラス4.6(±2.7)で2020年度がプラス6.6(±2.9)であり、統計学的には有意な差はなく(p=0.054)、2020年度も患者のADLは維持できていた。リハビリが本当に必要な患者に絞って重点的に時間を十分かけて行われたことが血液・造血器疾患患者のADL維持に繋がったと考えられた。(著者抄録)
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医中誌Web
著者小野 恭裕(香川県立中央病院 リハビリテーション科)ほか収載誌/巻号頁香川県立中央病院医学雑誌 (0286-3103)/41巻 p.26-31発行年月2022.03
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【2022170269】(原著論文)
【新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療計画-当院ではこうしている-】COVID-19パスから見えてきたパスの課題と新たな提案
抄録
福井市内に位置する急性期病院である当院は感染症指定医療機関ではなく、常勤の呼吸器内科医もいないが、新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性者が急増した第3波からCOVID-19患者の入院を受け入れており、当初からCOVID-19プロセスパス(パス)を使用している。今回、2020年10月31日から2021年9月30日までに入院した527例のうち、不慣れでパスが使用できなかった19例を除く508例を対象に、パス評価及びアウトカム評価を行った。パス評価は、295例(70.2%)が設定日以前あるいは設定日に終了し、113例(26.9%)が設定日以降に終了していた。中止あるいは設定日以降に終了基準を満たさずに終了したのは12例(2.8%)であった。治療成績は、デキサメタゾンを使用せずに軽快退院した順調群が350例(68.1%)、デキサメタゾンを使用して軽快退院したステロイド群が137例(26.7%)、重症化して感染症指定医療機関に転院した重症化群が27例(5.3%)であった。また、発症後3日目・7日目の体温は、順調群とステロイド群、および順調群と重症化群で有意差を認めており、発症後3日目と7日目の体温がCOVID-19のクリティカルインディケーターと考えられた。
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医中誌Web
MedicalOnline
著者勝尾 信一(福井総合病院 COVIDチーム)ほか収載誌/巻号頁日本クリニカルパス学会誌 (2187-6592)/24巻1号 p.56-60発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2022169529】(解説)
【ポストコロナを見据えた公立・公的病院と民間病院の役割分担】ポストコロナを見据えた公立・公的病院と民間病院の役割 急性期と慢性期の役割分担を再考する
抄録
<文献概要>今回のテーマは正に「公立・公的病院と民間病院の役割分担」というものである.概して公立・公的病院はほとんどが赤字で,民間病院は少なくとも半分以上は黒字である.しかし昔は甲表・乙表というように診療報酬自体が公立・公的と民間で異なる報酬体系で,公立・公的病院の方が有利な状況であった.その頃に比べると現在では当然同じ報酬である.公立・公的病院に一般的にあるICU等の高度医療に対しての恣意的な高い点数はあるものの,民間病院にも少ないながら高度急性期機能を有する病院もある.今回はコロナ旋風が吹き荒れている最中での「役割分担はどうあるべきか」という設問である.
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者武久 洋三(日本慢性期医療協会)収載誌/巻号頁病院 (0385-2377)/81巻4号 p.338-341発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022169290】(原著論文)
新型コロナウイルス感染症に関する当社の支払・引受状況について(第1報)
抄録
わが国の新型コロナウイルス感染症患者は2020年1月に初めて報告されて以降急速に増加している。当社でもCOVID-19患者の支払および引受が発生しており、2021年3月末までに入院給付金は11,878契約、死亡保険金は462契約を支払い、COVID-19既往者を570件引き受けた。これらの契約のその後の入院・死亡の有無を2021年7月末まで観察した。支払契約を分析した結果、入院給付金に比べ死亡保険金は、統計的有意差をもって男性に多かった。また、死亡保険金は、40歳以上においてのみ発生していた。COVID-19後の合併症を疑う給付は6件であった。COVID-19感染後に成立した契約が、その後にCOVID-19と関連を疑う給付は2件であった。今回の分析対象期間は2021年3月末までであり、いわゆる第四波、第五波のデータは入っていない。また、経過の観察も2021年7月末までである。よって、今後観察期間を延長し分析する必要があると考える。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者杉山 慎(西日本電信電話)ほか収載誌/巻号頁日本保険医学会誌 (0301-262X)/120巻1号 p.9-18発行年月2022.03
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【2022168115】(原著論文)
診療 COVID-19感染流行下におけるSARS-CoV-2陽性妊婦・新生児の管理 愛知県・西三河北部医療圏唯一の地域周産期母子医療センターの取り組み
抄録
<文献概要>2020年7月〜2021年9月に当院で周産期管理を行ったSARS-CoV-2が陽性であった妊産婦17例を対象に,年齢,陽性が判明した妊娠週数,COVID-19の重症度,分娩様式,新生児のSARS-CoV-2検査の結果について後方視的に検討した。平均年齢は30.0歳で,SARS-CoV-2陽性が確認された妊娠時期は,第1三半期が4例,第2三半期が6例,第3三半期が7例であった。軽症14例,無症状3例で,13例が分娩を終了していた。11例は発症から14日以上経過し,通常の分娩管理とし,10例は経腟分娩,1例は帝王切開となった。残りの2例は分娩直前にSARS-CoV-2陽性が確認され,帝王切開分娩となった。分娩を終えた13例の産褥経過は良好で,児に呼吸障害などの新生児合併症はなく,産科病棟での管理となった。第3三半期にSARS-CoV-2陽性となった母体から出生した新生児6例では,新生児のSARS-CoV-2検査はいずれも陰性であった。
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者竹田 健彦(トヨタ記念病院 周産期母子医療センター産科)ほか収載誌/巻号頁産婦人科の実際 (0558-4728)/71巻3号 p.311-319発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2022167434】(原著論文)
川崎市内の三次救急医療機関における新型コロナウイルス感染症患者の入院期間の違い 自治体病院の役割と課題
抄録
川崎市内の重症COVID-19患者の治療にあたる三次救急医療機関2施設におけるCOVID-19患者の入院期間を調査し、比較した。研究デザインは第3波(2020年11月1日から2021年2月28日)に川崎市立川崎病院に入院したCOVID-19患者を対象とした後ろ向きコホート研究とした。第1波から第2波にかけて、両医療機関における入院期間はいずれも短縮していたが、第2波から第3波にかけては聖マリアンナ医科大学病院では入院期間がさらに短縮していたが、川崎市立川崎病院では長期化していた。第3波中の入院患者数は川崎医科大学病院174例、聖マリアンナ医科大学病院117例であった。入院中のCOVID-19の最大重症度や人工呼吸器装着率には有意差はなかったが、ICU/HCUへの入室率、各薬剤の使用率、持続的血液濾過透析の使用率は聖マリアンナ医科大学病院のほうが有意に高かった。両院の比較の結果から、症状改善後の転院調整への取り組みも重要であると考えられた。
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医中誌Web
著者細田 智弘(川崎市立川崎病院 感染症内科)ほか収載誌/巻号頁全国自治体病院協議会雑誌 (0389-1070)/61巻3号 p.322-327発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022167038】(解説)
新型コロナウイルス感染症後遺症とその診療の実際
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医中誌Web
著者丸毛 聡(田附興風会医学研究所北野病院)収載誌/巻号頁J-IDEO (2432-7077)/6巻2号 p.188-198発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022166993】(原著論文)
当院の新型コロナウイルス感染症専用病棟における自験例34例の経験
抄録
当院は慢性期病院であるが、新型コロナウイルス感染症受け入れ病床として感染拡大当初、病院脇に隣接した駐車場に5床の仮設病棟を設置し、2020年10月1日より稼働を開始している。今回、2020年10月1日より2021年1月31日までの4ヵ月間に、当院のある埼玉県の新型コロナウイルス感染症患者入院調整本部から、抗原検査もしくはPCR検査陽性が確認され入院適応と判断され入院受け入れとなった患者34例(男性22例、女性12例、年齢19〜83歳、平均年齢58.5歳)について検討、報告した。その結果、全例が初回入院で、他院からの転院例はなく、症状出現から入院までの期間は平均5.5日であった。自宅退院となった症例は25例(74%)で、退院までの期間は平均11.9±3.4日であった。重症化により新型コロナウイルス感染症重症化(重症者)対応の専門医療機関に転院となった症例は9例(26%)で、転院後自宅退院となった症例は8例、死亡症例は1例であった。軽快退院例(退院群)と重症化による転院例(転院群)の比較では、退院群でファビピラビル投与例が多かった。また、転院群では発症から入院までの期間が短い傾向がみられた。
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医中誌Web
MedicalOnline
著者富家 隆樹(富家会富家病院)収載誌/巻号頁日本ヒューマンケア・ネットワーク学会誌 (2434-3374)/19巻1号 p.122-127発行年月2021.12
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論文タイトル
【2022166229】(会議録)
COVID-19に対する当院でのエンドトキシン吸着療法(PMX)使用例について
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医中誌Web
著者浮谷 瑛子(神奈川県厚生農業協同組合連合会相模原協同病院 呼吸器内科)ほか収載誌/巻号頁日本結核・非結核性抗酸菌症学会関東支部学会・日本呼吸器学会関東地方会合同学会プログラム・抄録集/180回・246回 p.19発行年月2021.09
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論文タイトル
【2022166210】(会議録)
1年間の肺機能の変化をフォローできた重症COVID19肺炎後遺症の一例
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医中誌Web
著者友清 海斗(聖マリアンナ医科大学 横浜市西部病院呼吸器内科)ほか収載誌/巻号頁日本結核・非結核性抗酸菌症学会関東支部学会・日本呼吸器学会関東地方会合同学会プログラム・抄録集/180回・246回 p.13発行年月2021.09
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論文タイトル
【2022166115】(総説)
【COVID-19】COVID-19でみられる皮膚症状
抄録
COVID-19で見られる代表的な皮膚症状として、麻疹様発疹、凍瘡様末端病変、蕁麻疹、小水疱、網状皮斑様について概説した。また、COVID-19ワクチン接種後の症状のうち、局所注射部位反応、蕁麻疹および/または血管浮腫、斑状、papulovesicular or pseudovesicular、ジベルバラ色粃糠疹、紫斑病性発疹について解説した。また、フィラー使用者と副作用、COVID-19感染後の諸問題についても述べた。
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者山田 秀和(近畿大学奈良病院 皮膚科)収載誌/巻号頁皮膚科の臨床 (0018-1404)/64巻2号 p.167-172発行年月2022.02
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論文タイトル
【2022163976】(原著論文)
【抗血栓薬の使用の留意点】新型コロナウイルス感染症と抗血栓療法 D-dimerを中心に
抄録
当院に入院した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者で、凝固線溶系を継続的に検査した中等症II以上の71例(男性56例、女性15例、平均64.1±15.7歳)を対象に、D-dimer上限値について検討した。その結果、ほぼ全例でD-dimer値は上限値1.0μg/mLを超えていた。重症群と死亡群ではD-dimer値が有意に高く、5μg/mL上昇するごとに、重症化オッズ比は1.43倍、死亡オッズ比は1.401倍となり、重症化因子、死亡予後因子であることが明らかになった。ロジスティック回帰分析では年齢とD-dimer値に相関性はなく、それぞれ独立した生死の予後決定因子であることが確認された。今回の結果から、中等症II以上のCOVID-19患者に対しては継続的な凝固線溶系検査を行い、D-dimer値が上限値を上回った場合には早期に抗血栓療法を行う必要があると考えられた。
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医中誌Web
著者高山 泰広(花と森の東京病院 救急科)ほか収載誌/巻号頁日本医師会雑誌 (0021-4493)/150巻11号 p.1995-1999発行年月2022.02
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論文タイトル
【2022160342】(原著論文)(英語)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症患者における心房細動の新規発症(New-onset atrial fibrillation in critically ill patients with coronavirus disease 2019(COVID-19))
抄録
集中治療室(ICU)に入室した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者248例(男性176例、女性72例、年齢61〜80歳)を対象に、新規心房細動発症が死亡率に及ぼす影響について検討した。慢性心房細動の既往、ペースメーカ装着、心肺蘇生の直後に心房細動を新規発症した患者は除外した。心房細動の新規発症は37例(14.9%)で認めた。患者を新規に心房細動発症したNOAF群37例(男性78.4%、平均79.0歳)と非NOAF群211例(男性69.7%、平均70.0歳)の2群に分類した。患者背景はNOAF群の方が高齢で、慢性閉塞性肺疾患と慢性腎臓病が多く、尿素窒素が高かった。院内死亡率はNOAF群(86.5%)の方が非NOAF群(67.3%)より有意に高かった(P=0.019)。ICU入室期間および在院期間に有意な群間差はなかった。多変量解析で昇圧剤の使用(OR:12.20、95%CI:5.12〜29.05、P<0.001)と急性腎障害(OR:5.53、95%CI:1.87〜10.92、P=0.001)は院内死亡を予測する独立因子であったが、心房細動の新規発症は院内死亡と有意に関連しなかった。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Erguen Bisar(Department of Internal Medicine and Critical Care, Faculty of Medicine, Dokuz Eyluel University)ほか収載誌/巻号頁Journal of Arrhythmia (1880-4276)/37巻5号 p.1196-1204発行年月2021.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022160341】(原著論文)(英語)
新型コロナウイルス感染症パンデミック初期におけるクロロキン/ヒドロキシクロロキンの単剤またはアジスロマイシン併用投与時のQT時間および再分極時間のばらつきの変化 インドネシアの教育病院2施設における前向き観察研究(QT interval and repolarization dispersion changes during the administration of hydroxychloroquine/chloroquine with/without azithromycin in early COVID 19 pandemic: A prospective observational study from two academic hospitals in Indonesia)
抄録
新型コロナウイルス感染症患者130例(男性78例、女性52例)を対象に、クロロキン/ヒドロキシクロロキンの単剤投与またはアジスロマイシン併用投与が、QT時間および再分極時間のばらつきに及ぼす影響について検討した。患者を、クロロキンまたはヒドロキシクロロキンを単剤投与したHCO/CO単剤群53例(男性64.2%、平均52.8±15.3歳)とアジスロマイシンを併用投与したHCO/CO+AZT併用群77例(男性57.1%、平均44.9±15.4歳)の2群に分類した。QT時間はBazett式(B-QTc)またはFridericia式(F-QTc)で補正したQT値を使用した。再分極時間のばらつきは心電図上でTpeakからTendの時間(Tp-e)を計測し、Tp-eとQT時間の比率(Tpeak-Tend/QT)を算出して評価した。QT時間延長はB-QTcで患者の25.4%、F-QTcは12.3%で発生した。Tp-e時間はベースラインに比べてHCO/CO単剤群とHCO/CO+AZT併用群で有意に延長した(それぞれP=0.006とP<0.001)。Tpeak-Tend/QTはHCO/CO+AZT併用群で有意に増加した(P<0.001)。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Gumilang Rizki A.(Department of Cardiology and Vascular Medicine, Faculty of Medicine, Public Health and Nursing, Universitas Gadjah Mada, Universitas Gadjah Mada Academic Hospital)ほか収載誌/巻号頁Journal of Arrhythmia (1880-4276)/37巻5号 p.1184-1195発行年月2021.10
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論文タイトル
【2022160163】(原著論文)(英語)
COVID-19患者における糖尿病性急性代謝失調 システマティックレビューとメタアナリシス(Diabetes-related acute metabolic emergencies in COVID-19 patients: a systematic review and meta-analysis)
抄録
COVID-19患者における糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)、高血糖高浸透圧症(HHS)、DKAとHHSの併存(DKA/HHS)、および正常血糖DKA(EDKA)の臨床特性と転帰について文献レビューを行った。2021年1月までの症例報告と横断研究から44件(71症例)を採択し、質的、量的に分析した。多変量解析の結果、死亡の関連因子として、ICU管理を要する重篤COVID-19(P=3×10^-8)、DKA/HHS(P=0.021)、急性腎障害(AKI)(P=0.037)が抽出された。DKA/HHSの関連因子は、COVID-19高重症度(P=0.003)、乳酸高値(P<0.001)、アニオンギャップ開大(P<0.001)、AKI(P=0.002)であった。SGLT-2阻害薬の使用はEDKAと正の関連を示し(P=0.004)、AKIと負の関連を示した(P=0.023)。糖尿病性急性代謝失調による統合死亡率は27.1%(95%CI 11.2〜46.9%)であったが、研究間に高度の異質性が認められた(I2=67%)。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Papadopoulos Vasileios P.(Department of Internal Medicine, Xanthi General Hospital)ほか収載誌/巻号頁Diabetology International (2190-1678)/12巻4号 p.445-459発行年月2021.10
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論文タイトル
【2022160116】(レター)(英語)
慢性透析を受けている末期腎不全患者におけるCOVID-19の重症度(Severity of COVID-19 in end-stage kidney disease patients on chronic dialysis)
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Andhika Rizky(Division of Nephrology and Hypertension, Department of Internal Medicine, Faculty of Medicine, Universitas Padjadjaran, Hasan Sadikin General Hospital)ほか収載誌/巻号頁Therapeutic Apheresis and Dialysis (1744-9979)/25巻5号 p.706-709発行年月2021.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022159937】(レター)(英語)
「SARS-CoV-2感染に対するヒドロキシクロロキン/クロロキンの有効性と安全性 システマティックレビューとメタ解析」への意見(Response to: Efficacy and safety of hydroxychloroquine/chloroquine against SARS-CoV-2 infection: A systematic review and meta-analysis)
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Rostagno Roberto(University of Eastern Piedmont, Department of Translational Medicine)ほか収載誌/巻号頁Journal of Infection and Chemotherapy (1341-321X)/27巻9号 p.1373-1374発行年月2021.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022159147】(原著論文)(英語)
インドの三次医療センターにおける軽症COVID-19の後遺症(long COVID-19)の臨床的予測因子およびフェノタイプ(Clinical predictors of long COVID-19 and phenotypes of mild COVID-19 at a tertiary care centre in India)
抄録
RT-PCR検査陽性で入院したCOVID-19患者57名を対象に、退院30日後に後遺症の状況を電話で聴取し、53名から回答を得た。主な後遺症は疲労(22.6%)、咳嗽(9.4%)および筋肉痛(7.5%)であった。多重ロジスティック回帰分析で後遺症との有意な関連を示した因子は診断時の下痢および症状出現から入院までの日数であった。クラスター分析の結果、軽症COVID-19に三つのフェノタイプが同定された(クラスター1:下痢、鼻炎、筋肉痛、咽頭痛、主に上気道症状、クラスター2:発熱、疲労、全身症状、クラスター3:呼吸困難、咳嗽、主に下気道症状)。軽症COVID-19であっても診断時の下痢および発症から入院までの期間はCOVID-19後遺症と関連すると考えられた。COVID-19のフェノタイプは患者のモニタリングおよび治療に意味を持つと考えられた。
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医中誌Web
PubMed
CiNii(無料)
J-STAGE(無料)
著者Chopra Neha(Department of Medicine, All India Institute of Medical Sciences)ほか収載誌/巻号頁Drug Discoveries & Therapeutics (1881-7831)/15巻3号 p.156-161発行年月2021.06
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022159040】(原著論文)(英語)
重症コロナウイルス疾患2019患者におけるシンプルな予後因子および炎症マーカーの変化 単一施設における観察研究(Simple prognostic factors and change of inflammatory markers in patients with severe coronavirus disease 2019: a single-center observational study)
抄録
2020年4月1日から2021年2月18日までに重症COVID-19肺炎で人工呼吸を要した成人患者97名(男性67名、女性30名)について、後向きに検討した。死亡または気管切開の予後不良群22名と人工呼吸後に退院の予後良好群75名を比較した。その結果、予後不良群と良好群との間で有意差がみられたのは、年齢、症状初発から人工呼吸のため入院するまでの日数、挿管後のPaO2/FiO2比であった。予後良好群では入院時の血清SARS-CoV-2抗体価が上昇していた。多重ロジスティック回帰分析で、年齢および初発症状の出現から人工呼吸のため入院するまでの日数がCOVID-19患者の独立した予後不良因子であった。
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医中誌Web
著者Domi Hisaya(Osaka Prefectural Nakakawachi Emergency and Critical Care Center)ほか収載誌/巻号頁Acute Medicine & Surgery (2052-8817)/8巻1号 p.1 of 7-7 of 7発行年月2021.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022156425】(解説)
【1型糖尿病-診療と研究の最前線】診療上の課題 COVID-19と1型糖尿病
抄録
糖尿病は特有の感染症の基礎疾患であり、肺炎などの重症化の危険因子である。大流行をきたしている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)では、糖尿病は感染リスクを上昇させる明確な証拠はないものの、COVID-19の重症化や死亡などの危険因子である。さらに入院前・入院時の高血糖がそれら重篤な転帰と相関することがわかっている。COVID-19発症後に糖尿病の発症が増加する疫学的報告があるが、メカニズムも含め、今後、慎重に検討されるべき課題である。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
PierOnline
著者大杉 満(国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター)収載誌/巻号頁医学のあゆみ (0039-2359)/281巻6号 p.653-657発行年月2022.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022156278】(解説)
COVID-19診療の最前線から-現場の医師による報告(Vol.17) 妊婦のCOVID-19感染
抄録
<POINT>●妊婦はCOVID-19感染が重症化しやすい。●妊婦に対するCOVID-19ワクチンはmRNAワクチンならば妊娠時期にかかわらず、安全に投与でき、十分な効果が期待できる。他のワクチンに関しては現時点では知見が乏しい。●COVID-19感染は帝王切開の適応にならない。しかし、経腟分娩は感染リスクが高いため、陰圧室などの空気感染隔離可能な環境下での分娩が望ましい。結果として帝王切開が選択されてもやむを得ない。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
PierOnline
著者高橋 宏典(自治医科大学 産科婦人科学講座)ほか収載誌/巻号頁医学のあゆみ (0039-2359)/281巻4号 p.345-348発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022155835】(会議録)
新型コロナウイルス感染症患者に対する整形外科診療
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医中誌Web
著者島 稔樹(兵庫県立加古川医療センター 整形外科)ほか収載誌/巻号頁中部日本整形外科災害外科学会雑誌 (0008-9443)/65巻65 p.100発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022154803】(解説)
【COVID-19と消化器疾患】COVID-19蔓延下の肝移植医療 単一施設の経験を踏まえた概観
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医中誌Web
著者長田 梨比人(東京大学医学部附属病院 肝胆膵外科・人工臓器移植外科)ほか収載誌/巻号頁消化器・肝臓内科 (2432-3446)/11巻3号 p.343-350発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022154517】(会議録)
当院におけるVV-ECMO
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医中誌Web
MedicalOnline
著者佐々木 紀尚(福島県立医科大学附属病院 臨床工学センター)ほか収載誌/巻号頁体外循環技術 (0912-2664)/49巻1号 p.28発行年月2022.03
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論文タイトル
【2022153347】(解説)
COVID-19の予防から治療、後遺症まで
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医中誌Web
著者寺嶋 毅(東京歯科大学市川総合病院 呼吸器内科)収載誌/巻号頁東京都医師会雑誌 (0040-8956)/75巻3号 p.183-189発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022153298】(会議録)
COVID-19後遺症相談の現状と課題 発症からの日数別視点から
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医中誌Web
著者里見 優子(多摩総合医療センター 看護部)ほか収載誌/巻号頁東京都福祉保健医療学会抄録/17回 p.96-97発行年月2021.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022153289】(会議録)
A病院におけるコロナ後遺症相談の現状と課題
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医中誌Web
著者牧野 千佳子(大塚病院)ほか収載誌/巻号頁東京都福祉保健医療学会抄録/17回 p.78-79発行年月2021.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022153283】(会議録)
集中治療室におけるCOVID-19患者の前傾側臥位療法の効果
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医中誌Web
著者栗田 慎也(東京都保健医療公社荏原病院 リハビリテーション科)ほか収載誌/巻号頁東京都福祉保健医療学会抄録/17回 p.64-65発行年月2021.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022151135】(解説)
【COVID-19の後遺症】COVID-19関連の心血管後遺症
抄録
<文献概要>新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が軽快した後に心血管後遺症を有する患者が一定数存在するが,その包括的診断法が確立されていない。また,感染前は無症候性であった心血管疾患が,感染によって顕在化する可能性もあり,これらの病態の除外診断も重要である。本稿ではこれらの心血管後遺症に加えて,コロナワクチン後の副反応による心筋炎・心膜炎について概説・症例提示する。
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者相川 忠夫(北海道循環器病院 循環器内科)ほか収載誌/巻号頁臨床画像 (0911-1069)/38巻3号 p.375-379発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022151134】(解説)
【COVID-19の後遺症】Brain Fogとは 神経系の後遺症
抄録
<文献概要>新型コロナウイルス感染症罹患後の好ましくない状態をlong COVID,post COVID,long-haul COVID,chronic COVIDなどとよぶ。long COVIDに関しては機序が解明されていない部分も多いが,徐々に知見が蓄積しつつある。神経系のlong COVIDを起こす機序と画像所見について現時点での知見を述べたい。
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者黒川 真理子(ミシガン大学 放射線科)ほか収載誌/巻号頁臨床画像 (0911-1069)/38巻3号 p.368-374発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022151133】(解説)
【COVID-19の後遺症】総論 COVID-19後遺症とは
抄録
<文献概要>新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が軽快した後も持続する咳や息切れ,全身倦怠感などのいわゆる後遺症(コロナ後遺症)に悩む患者が増加している。その発症機序はいまだ明らかになっていないことが多く,さらにほかの疾患による症状との鑑別が必要である。コロナ後遺症の病態メカニズムの解明や治療法の確立のほかに,コロナ後遺症をもつ患者がスムーズに社会復帰できるような仕組み作りも求められている。本稿ではこのコロナ後遺症について概説する。
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者相川 忠夫(北海道循環器病院 循環器内科)ほか収載誌/巻号頁臨床画像 (0911-1069)/38巻3号 p.364-367発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022150382】(会議録)
コロナ禍のステイホーム期間に実現した、高い夜尿症治療成功率
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医中誌Web
MedicalOnline
著者木実谷 貴久(慶応義塾大学 医学部小児科)ほか収載誌/巻号頁外来小児科 (1345-8043)/24巻4号 p.336-337発行年月2021.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022150099】(解説)
【緊急対応を要する循環器疾患】特別な背景を有する状態 COVID-19感染患者において注意するべき緊急対応を要する循環器疾患
抄録
<文献概要>▼新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大により心筋炎患者数は増大する.▼COVID-19感染拡大下においては急性冠症候群(ACS)の患者数は一過性に減少するが,来院する患者の重症度は高くなる.▼COVID-19感染患者では十分な感染対策なしでのNPPVマスクの使用は禁忌ともいえ,慎重な使用が求められる.しかしそれと同時に,重症な急性心不全患者など積極的な呼吸管理を有する患者への介入が遅れないことが重要である.
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医中誌Web
CiNii
PierOnline
医書.jp_オールアクセス
著者松本 新吾(東邦大学医療センター大森病院 循環器内科)収載誌/巻号頁内科 (0022-1961)/129巻3号 p.415-419発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022149461】(原著論文)
歯周病とCOVID-19 現在の学術的見解
抄録
PubMedおよび医中誌を用いて「歯周炎(periodontitis)」や「COVID-19」などを含む検索式もしくはキーワードによる文献検索を行い、表題と抄録内容によりスクリーニングした後、臨床研究において歯周病とCOVID-19との関係について調査された5編の論文を取り上げた。全ての研究は観察研究で、そのうち2編が断面研究、2編がケースコントロール研究、1編が後ろ向きコホート研究であった。4編の論文で歯周炎とCOVID-19の感染、重症化または死亡との関連が見られた。1編の後ろ向きコホート研究では、歯周炎とCOVID-19との間に直接的な関係は見出せなかったが、肥満者において歯周炎の特定の臨床症状と入院または死亡との間に有意な関係が見られた。歯周炎は直接的にまたは肥満などの他の要因が重なった場合にCOVID-19の重症化に影響する可能性はあるが、そのエビデンスレベルは低い。
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医中誌Web
著者関野 愉(日本歯科大学 生命歯学部歯周病学講座)収載誌/巻号頁日本臨床歯周病学会会誌 (1345-4919)/39巻2号 p.33-39発行年月2022.01
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2022149096】(原著論文)
血栓性合併症を有した重症COVID-19患者の臨床的特徴(第1波〜第3波・後ろ向き観察研究)
抄録
集中治療を要する重症新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の臨床的特徴、特に深部静脈血栓症(DVT)予防法を含めた治療内容、血栓性合併症の頻度、およびその転帰を評価した。日本国内での第1波から第3波に相当する2020年1月1日から2021年3月31日までに当院の集中治療室(ICU)に入室した成人COVID-19全患者を対象とする後ろ向き観察研究を行った。研究対象期間中、42名(年齢中央値72歳、男性37名)の重症COVID-19患者がICUに入室した。血栓性合併症は延べ14件、9/42名(21%)に発生した。内訳は、下行大動脈血栓症が1件、脳梗塞が2件、DVTが6件、肺血栓塞栓症(PTE)が5件であった。3名に発症した血栓症(下行大動脈血栓症1名、PTE/DVT 2名)はICU入室時点で診断がついていた。全患者に対して入室から24時間以内に何らかのDVT予防策が開始された。血栓性合併症を発生した患者は発生しなかった患者と比べて、統計学的有意差は示さなかったものの、悪性腫瘍の既往が多かった。また、治療経過の特徴としては、統計学的な有意差をもってDダイマー最高値が高く、ICU死亡率、院内死亡率もともに高かった。統計学的有意差はなかったが、ICU在室日数は長い傾向にあった。出血性合併症は7名が発症し、小出血4名、大出血3名(脳出血1名、輸血を要した下血2名)であった。
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医中誌Web
CiNii
MedicalOnline
機関リポジトリ(無料)
著者宮山 直樹(東京慈恵会医科大学附属病院 集中治療部)ほか収載誌/巻号頁東京慈恵会医科大学雑誌 (0375-9172)/136巻4号 p.63-68発行年月2021.07
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【2022147904】(原著論文)
COVID-19による術前の外出自粛が人工股関節全置換術患者に及ぼす影響
抄録
当院が所在する東京都ではCOVID-19による緊急事態宣言が2020年4月7日から5月25日まで発出され、不要不急の外出自粛が要請された。今回、2020年5月〜8月に当院で初回片側THAを受け通常リハビリプログラムを実施された患者で術後3ヵ月の追跡調査が可能であった41例のうち、5・6月に手術を受けた24例を"活動自粛群"、7・8月に手術を受けた17例を"非自粛群"とし、術前後における身体機能の変化率やJOAスコアの変化量、杖歩行自立までの術後日数などを比較検討した。身体機能の評価項目は、術側股関節外転筋力および膝関節伸展筋力の体重比、術側大臀筋と非術側大臀筋の筋厚比、快適歩行速度、生活移動尺度値などとした。検討の結果、身体機能の変化率とJOAスコアの変化量に有意な群間差はなかったが、杖歩行自立日は活動自粛群が有意に遅延していた。
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医中誌Web
著者今村 司子(日産厚生会玉川病院 リハビリテーション科)ほか収載誌/巻号頁日本人工関節学会誌 (1345-7608)/51巻 p.447-448発行年月2021.12
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論文タイトル
【2022144731】(会議録)(英語)
米国におけるCOVID-19流行下での早期肝移植成績の低下(Inferior Early Liver Transplantation Outcomes during COVID-19 pandemic in the United States)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者Okumura Kenji(Westchester Medical Center, New York Medical College)ほか収載誌/巻号頁日本消化器病学会雑誌 (0446-6586)/118巻118 p.A790発行年月2021.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2022144680】(会議録)
SARS-CoV-2パンデミック下における上腹部酸関連疾患の入院症例の解析 ボノポラザン(BPZ)の使用状況からの考察
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医中誌Web
MedicalOnline
著者伊藤 敏文(地域医療機能推進機構大阪病院 消化器内科)ほか収載誌/巻号頁日本消化器病学会雑誌 (0446-6586)/118巻118 p.A775発行年月2021.10
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論文タイトル
【2022144609】(会議録)
新型コロナウイルス院内感染における重症度、後遺症と腸内細菌との関係
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医中誌Web
MedicalOnline
著者永島 裕之(国立病院機構北海道がんセンター 消化器内科)ほか収載誌/巻号頁日本消化器病学会雑誌 (0446-6586)/118巻118 p.A757発行年月2021.10
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論文タイトル
【2022144594】(会議録)
COVID-19院内感染対策のため行った1泊2日大腸ESDの安全性について
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医中誌Web
MedicalOnline
著者有本 純(大森赤十字病院 消化器内科)ほか収載誌/巻号頁日本消化器病学会雑誌 (0446-6586)/118巻118 p.A753発行年月2021.10
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【2022144124】(会議録)
消化器とCOVID-19:何が起こった、どう備える? COVID-19の流行が消化器癌のStageに及ぼした影響の検討
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医中誌Web
MedicalOnline
著者葛生 健人(国立横浜医療センター 消化器内科)ほか収載誌/巻号頁日本消化器病学会雑誌 (0446-6586)/118巻118 p.A456発行年月2021.10
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【2022142032】(会議録)
新型コロナ(SARS-CoV-2PCR陽性)にて嗅覚障害が生じ後遺障害として当院来院7名の副鼻腔コーンビームCT
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医中誌Web
著者毛利 博久(吉誠会新宿耳鼻科)ほか収載誌/巻号頁日本鼻科学会会誌 (0910-9153)/60巻3号 p.396発行年月2021.09
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【2022141960】(会議録)
COVID-19嗅覚障害の特徴と内服ステロイドを用いた治療効果
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医中誌Web
著者荻野 枝里子(福耳会京都駅前耳鼻咽喉科アレルギー科クリニック)ほか収載誌/巻号頁日本鼻科学会会誌 (0910-9153)/60巻3号 p.359発行年月2021.09
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論文タイトル
【2022141959】(会議録)
COVID-19の嗅覚障害 発症と予後に関する患者背景因子の検討
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医中誌Web
著者愛場 庸雅(大阪市立十三市民病院)ほか収載誌/巻号頁日本鼻科学会会誌 (0910-9153)/60巻3号 p.359発行年月2021.09
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【2022141649】(原著論文)(英語)
小児多系統炎症性症候群:単施設での経験(Multisystem inflammatory syndrome in children: A single-center experience)
抄録
2020年6月〜2020年10月に当院に入院し、COVID-19関連小児多系統炎症性症候群と診断された患者32例(男児62.5%、年齢中央値90ヵ月)を対象とした後向き研究を実施した。評価項目は社会人口統計学的特徴、表現型、COVID検査結果、接触歴、症状、各種検査値、全身所見、治療への反応性などとした。その結果、表現型の内訳は、非特異的19例(59.4%)、完全型川崎病様10例(31.2%)、不全型川崎病様3例(9.4%)であった。また、大部分の症例でアルブミン値の低下、CRP、赤血球沈降速度、Dダイマーの上昇、全症例でNT-proBNP、プロカルシトニンの上昇がみられた。リンパ球減少症は25例(78.1%)、血清フェリチン値の上昇は25例(78.1%)で認められた。治療の内訳はIVIGのみ11例(34.4%)、IVIG+ステロイド療法(二次治療)20例(62.5%)、IVIG+ステロイド療法+アナキンラ+血漿交換療法(三次治療)1例(3.1%)であった。死亡した患者はいなかった。以上から、小児多系統炎症性症候群と診断された場合、すぐに治療を開始すべきであり、初回治療24時間後時点で反応が認められない場合には、次の治療プロトコルを開始すべきであると考えられた。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Tuere Mehmet(Department of Pediatric Cardiology, Dicle University Hospital)ほか収載誌/巻号頁Pediatrics International (1328-8067)/63巻9号 p.1062-1068発行年月2021.09
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