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公的事業(医中誌の取り組み)

当会は主たる事業である「医中誌Web」サービス提供とともに、日本の医療情報流通の活性化・円滑化を目的としたいくつかの取り組みを行っています。また、1903年の創刊号までに遡り「医学中央雑誌」をデジタル化しインターネット上での利用に供するプロジェクトはまもなく完了する見込みです。

医学情報流通に関わる取り込み

東邦大学・医中誌  診療ガイドライン情報データベース

東邦大学医学メディアセンターと共同し、主に日本の学会などの機関で作成、翻訳され公表された診療ガイドライン情報をデータベース化し、無料で公開しています。

診療ガイドライン情報DB

DOIの普及活動

日本のDOI登録機関である「Japan Link Center (JaLC) 」の正会員として医書版元の電子ジャーナルや電子書籍のDOIの取得と管理を行っています。また、引用文献リンクのサポートも行っています。

Japan Link Center (JaLC) サイト

情報提供機関とのAPI連携

科学技術振興機構 (JST) が運用している研究者情報データベース「researchmap」、国立情報学研究所 (NII) が運用しているリポジトリモジュール「WECO」などのサービスにおいて、API連携により、当会の医学文献情報が活用されています。

researchmap:外部システムからのデータ取り込み

新型コロナウイルス (COVID-19) 関連情報の公開

広く一般の需要があるテーマに関する情報を随時医中誌データベースから抽出し、無償で公開しています。2020年からは COVID-19 に関連する情報を「症例報告」「ワクチン」「検査」「治療」等のテーマ別に提供しています。

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 関連文献

創刊号まで遡っての電子化プロジェクト

1983年4月、医学中央雑誌(冊子)の作成方法が活版(活字による組版)から電子組版に変更されました。1983年以前の医学中央雑誌の情報の電子化と提供が当会の長年の懸案でしたが、下記の2つのプロジェクトによりほぼ解決しつつあります。

医中誌アーカイブ (国立国会図書館デジタル化資料)
国立国会図書館の「デジタル化資料」の一コンテンツとして、1903年の創刊号から1983年3月発行分までの医学中央雑誌バックナンバー全ページの画像ファイルが公開されています。
OLD医中誌プロジェクト
医中誌Web上でも1983年以前のデータを検索できるようにするため、1983年から創刊号まで遡って書誌情報をデータ化し、医中誌Webに追加しました (「OLD医中誌」)。

医中誌アーカイブとOLD医中誌