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新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 関連文献

診断・検査に関する文献

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((SARSコロナウイルス-2/TH or COVID-19/TH or COVID-19/AL or (コロナ/TA and DT=2020:2023)) and ((SH=診断,画像診断,X線診断,放射性核種診断,超音波診断) or (検査/TI or 診断/TI or PCR/TI or test/TI)) or (COVID-19検査/TH)) not (PT=症例報告,事例)

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2023年3月16日更新

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医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
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著者収載誌/巻号頁発行年月
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【X213540008<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍における脳神経外科救急の課題と今後 脳神経外科系二次救急病院における新型コロナウイルス(covid-19)感染症(オミクロン株)に対するID NOW(NEAR法)とPCR検査併用によるクラスター対策
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医中誌Web
著者中村 博彦(中村記念病院 脳神経外科)ほか収載誌/巻号頁Neurosurgical Emergency (1342-6214)/27巻3号 p.154発行年月2023.02
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X210160002<Pre 医中誌>】(原著論文)
CT検査室における新型コロナウイルス対応除菌装置の効果について インフルエンザウイルスおよび一般生菌を用いての検証
抄録
【目的】COVID-19対応除菌装置の紫外線(UV-C)とオゾン(O3)による細菌とウイルス不活化について測定し,有効性を検証する.【方法】1.HEPAフィルターのウイルスの状態を確認した.2.浮遊ウイルスに対する不活化効果試験を行った.3.付着したウイルスに対する不活化効果試験を行った.4.CT検査室でふき取り調査を行った.【結果】HEPAフィルターの吸入口でウイルスの活性化を認めた.UV-Cでは15分程度で99%減少,オゾンでは60分で96%減少した.またCT検査室において細菌の減少効果が確認できた.【結論】本装置のUV-Cはウイルスの不活化に有効であった.またオゾンは付着物に対し有効であることが明らかとなり,ウイルス不活化に対し有効性が証明された.(著者抄録)
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医中誌Web
著者加藤 京一(昭和大学 大学院保健医療学研究科)ほか収載誌/巻号頁JART: 日本診療放射線技師会誌 (2187-2538)/70巻2号 p.141-146発行年月2023.02
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X209470012<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ禍でのインフルエンザ】インフルエンザワクチンの有効性評価 test-negative design
抄録
インフルエンザワクチンは使用実績が豊富なワクチンであると同時に,その有効性について,長い間議論されてきたワクチンでもある.有効性研究の方法論の歴史もまた長く,ヒトを対象にさまざまな研究デザインによる評価が実施されてきた.2000年代以降は,症例対照研究の一種であるtest-negative designが圧倒的に主流となった.この流れは,インフルエンザと類似症状を呈する新型コロナウイルス感染症のワクチン有効性評価にも引き継がれている.本稿では,test-negative designによるインフルエンザワクチン有効性評価について,その原理の概要や,広く適用されることになった経緯に加え,可能な限り「適切に」有効性を評価するための注意点などについて紹介する.あわせて,test-negative designによるワクチン有効性評価の今後の見通しについて,コロナ禍の影響もふまえて述べる.(著者抄録)
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医中誌Web
著者福島 若葉(大阪公立大学 大学院医学研究科公衆衛生学)ほか収載誌/巻号頁臨床とウイルス (0303-8092)/50巻5号 p.311-317発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
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【X209470006<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ禍でのインフルエンザ】新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスの抗原検査キット
抄録
世界的な新型コロナウイルスの感染拡大により,新型コロナウイルス感染の診断補助としてイムノクロマト法を原理とする迅速抗原検査キットが広く活用されるようになった.そして新型コロナウイルスの流行が継続するなか,わが国ではインフルエンザウイルスの流行に備えて新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスを同時に測定可能な迅速抗原検査キットが体外診断用医薬品として承認され,直近では医療機関だけではなく薬局やインターネットでも販売可能となった.多くの迅速抗原検査キットは判定時間が10分前後で操作も簡便な設計となっており,新型コロナウイルスおよびインフルエンザウイルス感染の診断補助として十分な性能を有していると考えられる.しかしながら,ウイルス排出のピークは新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスで異なるため,迅速抗原検査キットの使用は,発症からの日数や地域の感染状況等を踏まえて行っていただきたい.(著者抄録)
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医中誌Web
著者加藤 大介(デンカ ライフイノベーション部門ワクチン試薬開発部)収載誌/巻号頁臨床とウイルス (0303-8092)/50巻5号 p.274-278発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X209130010<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ禍でのグローバルヘルス】アジア諸国の対応 ラオスのCOVID-19対応 検査体制の構築と検疫体制について
抄録
<Key Points>(1)ラオスは厳格なロックダウンを実施することで,COVID-19の感染拡大を防止する政策を実施した。(2)ラオス政府はCOVID-19対策特別委員会が入国を認めた外国人とラオス人帰国者に対し,指定ホテル,あるいは隔離施設での14日間隔離を徹底した。(3)空路でラオスへ入国する者に対して2021年2月より,GPS機能付きメディカルモニタリング装置の装着が義務づけられ,隔離期間中の監視が徹底された。(著者抄録)
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医中誌Web
著者石上 盛敏(国立国際医療研究センター研究所 熱帯医学・マラリア研究部)収載誌/巻号頁小児内科 (0385-6305)/55巻1号 p.65-69発行年月2023.01
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【X202250014<Pre 医中誌>】(解説)
【心筋炎-診断・治療の最新動向】新型コロナウイルス関連心筋炎
抄録
COVID-19は心筋炎や血栓症などの心血管合併症を引き起こすことが報告されている.高感度トロポニンTを代表とする心筋障害マーカーの上昇はCOVID-19患者において比較的高頻度に生じており,重症度や死亡率と関連していることが報告されている.組織学的な心筋炎の診断は主に剖検例が中心であるため正確な発生頻度は不明であるが,心臓MRIを用いた検討においては不顕性の心筋炎が一定の割合で存在する可能性が示唆されている.一方,COVID-19に対するワクチンも稀ながら心筋炎を生じることが報告されている.典型例では若年男性において2回目のワクチン接種から数日以内に発症するとされているが,劇症型心筋炎をきたす症例も報告されている.軽症例では無治療で軽快し得るが,自験例では免疫抑制療法が心筋炎の鎮静化に有効である可能性が示唆されている.(著者抄録)
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医中誌Web
著者山本 昌良(筑波大学 医学医療系循環器内科)収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/41巻2号 p.167-172発行年月2023.02
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【X202250010<Pre 医中誌>】(解説)
【心筋炎-診断・治療の最新動向】新生児・小児心筋炎に対する治療
抄録
心筋炎は発熱,咳嗽,悪心・嘔吐・下痢などの非特異的な前駆症状に続き,数日後に心症状を呈して発症する.小児は感染症の影響を受けやすく,流行時には多数の患者が受診するので,的確に心筋炎症例を抽出することはしばしば困難である.新生児の心筋炎も大半がウイルス性と推定され胎内感染,出生時の垂直感染,生後の水平感染などが原因になり得るが,ウイルス血症により髄膜炎や播種性血管内凝固症候群(disseminated intravascular coagulation:DIC),ウイルス性肝炎など心外合併症にも注意が必要である.川崎病合併症としての心筋炎と新型コロナワクチンの副作用による心筋炎は小児期に特徴的といえる.心筋炎はSARS-CoV-2感染(COVID-19)の重要な合併症であるだけでなく,小児多系統炎症性症候群(multisystem inflammatory syndrome in children:MIS-C)において頻度の高い重要な合併症で生命予後に与えるインパクトも大きい.一方,mRNA COVID-19ワクチンによる心筋炎は小児で頻度が高いが,軽症で安静のみで治癒するとされる.本稿では新生児・小児の心筋炎の診断と治療について概説した.(著者抄録)
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医中誌Web
著者松裏 裕行(東邦大学医療センター大森病院 小児科)収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/41巻2号 p.141-145発行年月2023.02
医中誌Web文献番号/論文種類
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【X202250004<Pre 医中誌>】(解説)
【心筋炎-診断・治療の最新動向】心筋炎の診断病理
抄録
循環器領域における病理組織診断をどのように臨床に活かすことができるのか.現在日常診断において臨床医からの需要があり,特に重要と思われ施行している実臨床に即した各種心筋炎の病理診断を整理し述べる.治療と予後評価に活かせる心筋炎の病理組織学的所見に焦点を絞ると,心筋炎のなかでは,ステロイドや免疫抑制療法が有効な好酸球性,巨細胞性,肉芽腫性,ループス心筋炎の診断は重要であり,心筋炎疑診例での凍結組織を用いた迅速診断は有用である.また,遷延例や重症例,特に心機能障害残存例やトロポニン持続高値の症例については経時的に生検を行い,炎症の活動性を確認することが望ましい.近年,抗がん剤使用に伴う心筋炎,新型コロナウイルス関連心筋炎の報告が増加している.心筋組織を用いた病原体遺伝子検索は研究レベルでの報告は存在するが,原因病原体遺伝子の検出率も決して高いとは言えない.(著者抄録)
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医中誌Web
著者池田 善彦(国立循環器病研究センター 病理部病理診断科)収載誌/巻号頁カレントテラピー (0287-8445)/41巻2号 p.110-116発行年月2023.02
医中誌Web文献番号/論文種類
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【X202130003<Pre 医中誌>】(解説)
COVID-19検査診断予防治療
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医中誌Web
著者江川 孝則(ロシュ・ダイアグノスティクス)収載誌/巻号頁生物試料分析 (0913-3763)/45巻5号 p.209-213発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X201470006<Pre 医中誌>】(原著論文)
心臓MRIを行い診断した小児のCOVID-19ワクチン関連心筋炎
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医中誌Web
著者石川 真一(旭川市立旭川病院 小児科)ほか収載誌/巻号頁日本小児科学会雑誌 (0001-6543)/127巻1号 p.32-35発行年月2023.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X201180104<Pre 医中誌>】(会議録)
集団生活環境下でのCOVID-19クラスターにおける濃厚接触者のPCR陰性のCOVID-19感染の有無について
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医中誌Web
著者坪井 謙(さいたま市民医療センター 内科)ほか収載誌/巻号頁埼玉県医学会雑誌 (0389-0899)/57巻1号 p.np12発行年月2023.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X201100008<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルスを標的としたRT-PCR検査キットの開発
抄録
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大が続く中,株式会社カネカではSARS-CoV-2のRT-PCR検査キット「カネカDirect RT-PCRキットSARS-CoV-2」や抗原定性検査キット「カネカイムノクロマトSARS-CoV-2 Ag」を体外診断用医薬品として上市し,医療施設などにおいて活用されている。またウイルス変異株の判別を目的としたRT-PCR検査キット「KANEKA RT-PCR Kit"SARS-CoV-2(Omicron/Delta)ver.2"」を研究用試薬として上市しており,簡便な変異株検査法としての活用が期待される。本稿では,主にSARS-CoV-2のRT-PCR検査に関連する当社の取り組みを紹介する。(著者抄録)
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医中誌Web
著者山下 敬太(カネカ)ほか収載誌/巻号頁Precision Medicine (2434-3625)/6巻2号 p.127-131発行年月2023.02
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X131340002<Pre 医中誌>】(原著論文)
長崎県環境保健研究センターにおける新型コロナウイルス検査の概要(2021年度)
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医中誌Web
著者松本 文昭(長崎県環境保健研究センター)ほか収載誌/巻号頁長崎県環境保健研究センター所報 (1883-7441)/67号 p.66-72発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X131230001<Pre 医中誌>】(解説)
COVID-19 PCR検査ラボラトリーにおける官民連携の取り組み,およびロボットシステムの導入
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医中誌Web
著者矢野 誉和(シスメックス LS事業本部ラボアッセイ事業部)収載誌/巻号頁Sysmex Journal Web (1345-7144)/23巻1号 p.1-10発行年月2022.
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X130440001<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルスの入院時スクリーニングにおける抗原定性検査およびRT-PCR検査が院内感染に与える影響
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者山室 亮介(帝京大学ちば総合医療センター 第三内科学講座)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/97巻1号 p.1-5発行年月2023.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X127440001<Pre 医中誌>】(解説)
感染対策と微生物検査 感染症遺伝子検査における安全管理と感染対策 新型コロナウイルスの検査を例に
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医中誌Web
著者上原 由紀(藤田医科大学 医学部感染症科)収載誌/巻号頁Modern Media (0026-8054)/68巻12号 p.487-494発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X127230002<Pre 医中誌>】(原著論文)
COVID-19症例における抗菌薬投与と喀痰培養検査についての検討(単施設研究)
抄録
Coronavirus disease 2019(COVID-19)と呼吸器細菌感染の合併についてまとめた国内での報告は少ない。本研究ではCOVID-19症例から提出された喀痰培養検査を解析することで,合併する呼吸器細菌感染症について後ろ向きに検討を行った。研究対象は2020年4月1日から2021年9月31日までに,当院にCOVID-19として入院した133例であった。喀痰検査前に抗菌薬を投与されていた症例は除外した。後ろ向きにカルテを参照し,年齢,性別,重症度,基礎疾患,Miller&Jones分類,Geckler分類,細菌培養結果,抗菌薬使用の有無,血算・生化学検査について検討した。研究対象となった133例のうち,52例で抗菌薬投与が行われていた。重症例ではほぼ全例に抗菌薬が投与されており(13/14),抗菌薬投与例の多く(45/52)でセフトリアキソンが選択されていた。さらに全症例の中で喀痰検査が行われていたのは45例であり,Normal floraを除外し同定された細菌はStaphylococcus aureus 15例,Streptococcus constellatus ssp.constellatus 3例,Moraxella(Branhamella) catarhalis 2例,Pseudomonas aeruginosa 2例などであった。S.aureusが検出された15例のうち,methicillin-susceptible S.aureus(MSSA)は12例,methicillin-resistant S.aureus(MRSA)は3例だった。MSSAが検出された患者のうち,5例は抗菌薬投与することなく軽快し,MRSAが検出された全患者も抗MRSA薬未投与で軽快した。COVID-19において喀痰培養が陽性だったとしても,抗菌薬投与を行わずに良好な転帰を得られる場合がある。本研究の結果からはCOVID-19患者全例への抗菌薬投与を行うことを支持せず,背景疾患や経過,重症度など症例特性を鑑みて抗菌薬投与の適応を検討すべきであると考えられた。(著者抄録)
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医中誌Web
著者山口 泰輝(千鳥橋病院 総合内科)ほか収載誌/巻号頁日本化学療法学会雑誌 (1340-7007)/71巻1号 p.91-98発行年月2023.01
医中誌Web文献番号/論文種類
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【X127020001<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス感染の早期診断における迅速抗原検査の有用性
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医中誌Web
著者樋渡 まこ(国立病院機構鹿児島医療センター 臨床検査科)ほか収載誌/巻号頁国臨協九州 (1882-2126)/23巻1号 p.1-8発行年月2023.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X126200006<Pre 医中誌>】(原著論文)
血液検査値の異常のみから新型コロナウイルスワクチン接種後心筋炎の診断に至った小児例
抄録
メッセンジャーRNA(mRNA)新型コロナウイルスワクチンの副反応の一つとして心筋炎が知られているが,その診断方法は確立していない.今回血液検査値の異常から診断に至った小児例を経験したため報告する.症例は生来健康な13歳男児で,2回目のmRNA新型コロナウイルスワクチン(BNT162b2)接種後である.接種2日後に強い胸痛を自覚し,同日近医を受診した.受診時には胸痛以外の身体所見の異常を認めなかった.心電図検査や心臓超音波検査等の他の検査では異常を認めなかったが,血液検査において心筋逸脱酵素の上昇を認め,心筋炎と診断した.無治療で経過を観察したところ,症状・心筋逸脱酵素の上昇は改善した.経過を通して,急性期の検査所見の異常は血液検査値のみであった.3回目以降の追加接種や低年齢児へのワクチンの適応拡大により,今後ワクチン接種後心筋炎患者は増加すると推測される.ワクチン接種に伴う心筋炎の正確な頻度,長期予後を明らかにするために,血液検査まで含めた積極的な検査による診断と症例の蓄積が望まれる.(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者伊澤 美貴(東京大学医学部附属病院 小児科)ほか収載誌/巻号頁日本小児循環器学会雑誌 (0911-1794)/38巻3号 p.180-185発行年月2022.08
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X125360010<Pre 医中誌>】(レター)(英語)
Gastrointestinal endoscopy trends in a designated hospital for specified infectious diseases in Japan during the dawn of the "living with COVID-19" era(和訳中)
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医中誌Web
PubMed
J-STAGE(無料)
著者Yokoi Chizu(Department of Gastroenterology, National Center for Global Health and Medicine)ほか収載誌/巻号頁Global Health & Medicine (2434-9186)/4巻6号 p.347-349発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
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【X125140004<Pre 医中誌>】(原著論文)
SARS-Cov-2抗体検査 当院職員の状況
抄録
2019年12月以降,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中に広がり影響を及ぼしている。COVID-19は無症候感染が起きることもあるといわれている。当院ではCOVID-19感染者も受け入れているため当院職員が潜在的に感染している可能性が憂慮された。そこで,2020年に当院職員を対象に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗体検査を実施し抗体の有無について検証した。また,COVID-19感染者の拡大を防ぐ方法のひとつとして,集団免疫効果を期待して2021年よりワクチンの集団接種が施行された。そこで,ワクチン接種前後の抗体価を測定しその効果を検証した。結果,2020年の抗体定性検査では対象とした671名で抗体陽性の職員は1名のみであった。また,ワクチン接種後は接種前と比較し測定した140名全てで抗体価の増加がみられワクチンの有効性が確認できた。しかし,この抗体価は経時的に減少することが認められた。(著者抄録)
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医中誌Web
著者佐藤 佑樹(同愛記念病院 研究検査科)ほか収載誌/巻号頁同愛医学雑誌 (0287-2153)/32巻 p.16-19発行年月2022.12
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【X125020004<Pre 医中誌>】(解説)
【ウィズコロナで何が変わった?スタートアップ!抗菌薬適正使用の"ヘルプノート"】突撃!隣の抗菌薬適正使用 臨床検査技師が中心となって活動するAST
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医中誌Web
著者高橋 俊司(札幌市立札幌病院 検査部)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/32巻2号 p.133-137発行年月2023.02
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【X124310194<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19患者における不規則抗体同定検査への対応 COVID-19と輸血検査
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医中誌Web
著者舞木 弘幸(鹿児島大学病院)ほか収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.105発行年月2022.11
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【X124310172<Pre 医中誌>】(会議録)
当院における新型コロナウイルス抗原検査の現状とCut-Off-Indexの検討
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医中誌Web
著者井田 唯香(地域医療機能推進機構諫早総合病院)ほか収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.83発行年月2022.11
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【X124310151<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルスPCR検査の再検査の状況について
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医中誌Web
著者五島 香代子(佐賀県健康づくり財団)ほか収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.62発行年月2022.11
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【X124310150<Pre 医中誌>】(会議録)
当院におけるCOVID-19関連検査の運用と現状
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医中誌Web
著者岩代 翔吾(久留米大学医療センター)ほか収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.61発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
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【X124310140<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染症検査機器の使用経験と今後の利用について
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医中誌Web
著者細越 小夏(福岡大学医学部附属筑紫病院)ほか収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.50発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X124310075<Pre 医中誌>】(会議録)
微生物/遺伝子染色体「アフターコロナPCR検査〜その機器どうしますか?〜」 全自動遺伝子解析装置Smart Geneの紹介 POCT遺伝子検査システムの活用について
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医中誌Web
著者蛭子 耕一(ミズホメディー 開発企画部)収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.112発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
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【X124310074<Pre 医中誌>】(会議録)
微生物/遺伝子染色体「アフターコロナPCR検査〜その機器どうしますか?〜」 ロシュのSARS-CoV-2関連検査への取り組みと今後の装置活用
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医中誌Web
著者天沼 卓也(ロシュ・ダイアグノスティックス)収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.111発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X124310073<Pre 医中誌>】(会議録)
微生物/遺伝子染色体「アフターコロナPCR検査〜その機器どうしますか?〜」 アフターコロナのPCR装置活用の提案 検査センターからの提案
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医中誌Web
著者宮本 照美(キューリン)収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.110発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
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【X124310072<Pre 医中誌>】(会議録)
微生物/遺伝子染色体「アフターコロナPCR検査〜その機器どうしますか?〜」 当館におけるアフターコロナにむけた遺伝子検査の現状と課題
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医中誌Web
著者山口 健太(佐賀県医療センター好生館)ほか収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.109発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
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【X124310071<Pre 医中誌>】(会議録)
微生物/遺伝子染色体「アフターコロナPCR検査〜その機器どうしますか?〜」 コロナ禍において導入された機器を今後どう使用していくか?
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医中誌Web
著者佐々木 大介(長崎大学病院)収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.108発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
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【X124310070<Pre 医中誌>】(会議録)
微生物/遺伝子染色体「アフターコロナPCR検査〜その機器どうしますか?〜」 病原体遺伝子検査の現状とこれからの課題
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医中誌Web
著者磯崎 将博(天草郡市医師会立天草地域医療センター)収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.107発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
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【X124310014<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染下における福岡県臨床衛生検査技師会の活動と今後の展開
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医中誌Web
著者大久保 文彦(福岡県臨床衛生検査技師会)ほか収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.51発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
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【X124310013<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染下における佐賀県臨床検査技師会の取り組みについて
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医中誌Web
著者森 隆之(ハートラボ)収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.50発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X124310012<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染下での技師会活動の今後 長崎県臨床検査技師会からの報告
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医中誌Web
著者門脇 和秀(みさかえの園総合発達医療福祉センターむつみの家)収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.49発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
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【X124240143<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19を契機とした横紋筋融解症からCPT2欠損症の診断に至った一例
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医中誌Web
著者横山 陽子(兵庫医科大学病院 小児科)ほか収載誌/巻号頁日本先天代謝異常学会雑誌 (0912-0122)/38巻 p.211発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X123200001<Pre 医中誌>】(原著論文)
気管支肺胞洗浄液のPCR検査で診断したCOVID-19以外の原発性ウイルス肺炎
抄録
今回,気管支肺胞洗浄液からウイルスが証明された原発性ウイルス肺炎67例を後方視的に検討した.インフルエンザウイルス25例が最多で,普通感冒のコロナウイルス23例が続いた.上気道症状の頻度は25.4%と低く,COVID-19同様,主に重症例でリンパ球減少,D-dimer,血清フェリチン高値例を認めた.CTでは両側性のコンソリデーション65.7%,すりガラス陰影89.6%を認めた.支持療法,抗ウイルス薬やコルチコステロイドを投与し,13.4%が侵襲的人工呼吸管理を要し,6.0%が死亡した.今後は前向き研究による治療法の確立が望まれる.(著者抄録)
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医中誌Web
著者高野 賢治(埼玉県立循環器・呼吸器病センター 呼吸器内科)ほか収載誌/巻号頁日本呼吸器学会誌 (2186-5876)/12巻1号 p.2-10発行年月2023.01
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論文タイトル
【X123130561<Pre 医中誌>】(会議録)
重症COVID-19患者の退院前と退院2週後の運動耐容能と神経心理学的検査
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医中誌Web
著者守川 恵助(松阪市民病院 リハビリテーション室)ほか収載誌/巻号頁The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine (1881-3526)/59巻59 p.S470発行年月2022.10
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論文タイトル
【X120160577<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19治療後のVF検査にて頸椎椎体骨棘による嚥下障害を認めた一症例
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医中誌Web
著者岸村 佳典(生長会ベルピアノ病院)ほか収載誌/巻号頁日本摂食・嚥下リハビリテーション学会雑誌 (1343-8441)/26巻3号 p.S265発行年月2022.12
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論文タイトル
【X117090002<Pre 医中誌>】(原著論文)
コロナ禍における事業継続計画としてのPCR検査の意義(続報) ワクチンの有効性と副反応への対応を含めて
抄録
目的はコロナ禍でのBCPとして,職場で検体を採取する職場PCR,ワクチン接種,副反応への対応の意義を検討することである。対象は2022年1月から2月に健康問題が報告された職員または同居者14事例で,内訳は同居者の発熱5例,濃厚接触5例,職員の発熱3例,接触1例。2021年のワクチン接種65名を対象に副反応と勤務体制を調査。PCR検査は行政7件,職場24件であった。職員の感染や濃厚接触を理由とした採血中止はなかった。副反応は他報告と同様で,70%の職員が2回目接種日の翌日を予め休務にしていた。ワクチン接種者の感染オッズ比は0.037,ワクチンの有効率は96.3%であった。職場PCRは濃厚でない接触者や有症状者も対象になり,また結果が早く判明することから,ワクチンの積極的な接種と副反応への対応と合わせてBCPとしての意義があると考えた。前報と合わせると感染4名中3名は家庭内感染で,職場での二次感染は確認されなかったことから血液事業の業務中には十分な感染防御対策ができていると考えた。(著者抄録)
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医中誌Web
著者久田 友治(沖縄県赤十字血液センター)ほか収載誌/巻号頁血液事業 (0917-7833)/45巻3号 p.647-651発行年月2022.11
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【X117090001<Pre 医中誌>】(原著論文)
コロナ禍における事業継続計画としてのPCR検査の意義
抄録
コロナ禍において行政や保険診療での検査遅れがあり,職場で濃厚接触者でない職員の検体を採取するPCR検査(職場PCR)が事業継続計画(BCP)として必要となり,その意義を検討することを目的とした。健康に問題がある事例を幹部で共有しPCR検査の適応,事業継続を協議した。接触の定義を家庭等で濃厚接触者または有症状者の近くにいたこととして聞き取りを行い職場PCRの適応を決定した。対象は2021年1月から10月までの10事例で,また同期間の採血計画と実績を分析した。適応は離島献血対応職員が44件と最も多く,同居者の職場・学校での感染者や濃厚接触者との接触27件等であった。職員の感染および濃厚接触等を理由とする献血ルームの閉鎖,移動バスの中止はなかった。計画比は,4月(感染者増期)は94.5%,7月は100.2%,8月(感染ピーク期)は92.1%であったが,9月は106.7%,10月(宣言解除後)は111.3%であった。以上から感染拡大期のBCPとして職場PCRに意義があると考えた。(著者抄録)
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医中誌Web
著者上里 裕昭(沖縄県赤十字血液センター)ほか収載誌/巻号頁血液事業 (0917-7833)/45巻3号 p.641-646発行年月2022.11
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【X117080007<Pre 医中誌>】(会議録)
アフターコロナを見据えた臨床微生物検査のあり方
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医中誌Web
著者松本 哲哉(国際医療福祉大学 医学部感染症学講座)収載誌/巻号頁JARMAM (0915-1753)/32巻1号 p.50発行年月2022.12
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【X117080006<Pre 医中誌>】(会議録)
ポストコロナの微生物検査の方向性
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医中誌Web
著者森永 芳智(富山大学 学術研究部医学系微生物学講座)収載誌/巻号頁JARMAM (0915-1753)/32巻1号 p.49発行年月2022.12
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【X116400003<Pre 医中誌>】(原著論文)
救急外来で偶発的に診断した新型コロナウイルス感染症の検討
抄録
さまざまな患者が訪れる救急外来では,搬送後に新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19)が偶発的に判明し,感染対策上問題となることがある。そこで,救急外来で来院時にCOVID-19を強く疑っていない患者のうち,COVID-19に罹患している患者の割合を明らかにし,感染対策の観点からどのように対応をしていくべきかを検討した。2020年5月26日〜2021年10月31日の間に国立国際医療研究センター病院救急外来を受診し,来院時にはCOVID-19を強く疑わなかった患者のうち,COVID-19の併発が判明した患者の診療録を後方視的に調査した。偶発的にCOVID-19が判明した患者は49名(0.20%)であった。偶発的にCOVID-19が判明した患者のうち,41名はCOVID-19の蓋然性を評価したチェックリストに該当項目があり,残りの8名は意識障害のため評価困難であった。COVID-19を疑う症状に乏しくても,チェックリストによるスクリーニングで検査前確率を上げる努力を行いながら,大流行期ではその項目を評価できない患者に対してより積極的にPCR・抗原検査を行うことが感染対策上で重要である。(著者抄録)
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者山本 裕記(国立国際医療研究センター病院 救命救急センター・救急科)ほか収載誌/巻号頁日本救急医学会関東地方会雑誌 (0287-301X)/43巻4号 p.101-106発行年月2022.12
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【X116240052<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍による渡航制限下、海外駐在者が海外労務地で日本と同様の定期健康診断を受ける際の課題と対策について
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医中誌Web
著者湯井 真紀子(インターナショナルSOSジャパン メディカルディパートメント)ほか収載誌/巻号頁総合健診 (1347-0086)/50巻1号 p.165発行年月2023.01
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【X116240028<Pre 医中誌>】(会議録)
ウィズコロナ時代の健診・人間ドックのあり方〜感染蔓延3年間の取り組みと事例紹介 健康診断情報を用いた医療従事者における新型コロナウイルス感染症罹患危険因子探索の試み
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医中誌Web
著者倉橋 知英(労働者健康安全機構大阪労災病院 消化器内科)ほか収載誌/巻号頁総合健診 (1347-0086)/50巻1号 p.116発行年月2023.01
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【X116020008<Pre 医中誌>】(解説)
微生物検査危機一髪!(第35回) コロナ検査にまつわるエトセトラ(その2)
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医中誌Web
著者山本 剛(大阪大学 感染症総合教育研究拠点(CiDER))収載誌/巻号頁J-IDEO (2432-7077)/7巻1号 p.52-56発行年月2023.01
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論文タイトル
【X111400555<Pre 医中誌>】(会議録)(英語)
CT Findings of COVID-19: PCR Positive Cases and Differential Diagnosis(和訳中)
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医中誌Web
著者Yabusaki Satoshi(Department of Radiology, Tomakomai City Hospital)収載誌/巻号頁日本医学放射線学会学術集会抄録集 (0048-0428)/79回 p.S229発行年月2020.02
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論文タイトル
【X111130002<Pre 医中誌>】(解説)
コロナ時代の遠隔神経心理学的検査のあり方 遠隔で行う神経心理検査のvalidationとfeasibility
抄録
神経心理検査は,高次脳機能の十分な知識と熟達した検査技能を併せ持つ専門家が行う必要があるが,対象者の多さに比して数が不足している.このアンバランスを解決する一つの方法が遠隔技術を用いた検査の実施である.新型コロナウイルスの感染拡大により医療機関の受診に制限が生じている現状において,その意義はさらに高まったと言える.本稿では,(1)ビデオ会議システムを用いて高齢者に行う神経心理検査の信頼性のレビュー,(2)利用者満足度のレビュー,(3)自験例における具体的な実施方法と留意点,(4)私たちが現在行っている一般的なweb会議システムを用いた標準失語症検査の予備的検証を紹介し,今後の方向性と課題を述べた.(著者抄録)
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医中誌Web
J-STAGE
著者飯干 紀代子(志學館大学 人間関係学部心理臨床学科)収載誌/巻号頁神経心理学 (0911-1085)/38巻4号 p.238-247発行年月2022.12
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論文タイトル
【X111130001<Pre 医中誌>】(解説)
コロナ時代の遠隔神経心理学的検査のあり方 遠隔で神経心理学的検査を行う際の実施方法と留意点
抄録
神経心理学的検査は患者と検査者が対面して行う検査であり,紙と鉛筆を用いたり質問や会話をしたりして,回答や患者の行為の観察などから症状を評価することが特徴的である.しかしながら,COVID-19パンデミックが契機となり,遠隔神経心理検査の実用性が高まることに対する期待がある.本稿では,「遠隔での神経心理検査チェックリスト」を中心に,筆者らがこれまでの研究から得たビデオ会議システム等を用いて神経心理学的検査を行う際の環境設定を含む実施方法と留意点について述べた.(著者抄録)
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医中誌Web
J-STAGE
著者江口 洋子(慶応義塾大学 医学部精神・神経科学教室)収載誌/巻号頁神経心理学 (0911-1085)/38巻4号 p.231-237発行年月2022.12
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論文タイトル
【X110390025<Pre 医中誌>】(会議録)
危ない!大文夫?きっと活かせる新型コロナウイルス検査の知識
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医中誌Web
著者木下 敬一郎(鳥取赤十字病院 検査部検査課)収載誌/巻号頁鳥取赤十字病院医学雑誌 (0917-2556)/31巻 p.50-51発行年月2022.12
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論文タイトル
【X110370285<Pre 医中誌>】(会議録)
移動式検査車両によるCOVID-19クラスター検査運用方法の構築
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医中誌Web
著者奥出 美穂(LSIメディエンス)ほか収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.246発行年月2022.12
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論文タイトル
【X110370284<Pre 医中誌>】(会議録)
水素燃料電池バスを用いた,COVID-19臨時検査所運営の報告
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医中誌Web
著者草間 智香(筑波大学附属病院 感染症科)ほか収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.246発行年月2022.12
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論文タイトル
【X110370279<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19におけるPCRサイクル数閾値(cycle-threshold,CT)を用いた転棟基準
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医中誌Web
著者小柏 均(常滑市民病院 ICT)ほか収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.245発行年月2022.12
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論文タイトル
【X110370276<Pre 医中誌>】(会議録)
当院でのCOVID-19入院患者(第4波・第5波・第6波)の入院時検査データの後方視的検証
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医中誌Web
著者崎間 里実(成和会北大阪ほうせんか病院 感染管理センター)ほか収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.244発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
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【X110370275<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19流行前後における呼吸器感染症関連検査数,および検出率の動向
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医中誌Web
著者福元 達也(北海道大学病院 検査・輸血部)ほか収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.244発行年月2022.12
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【X110370273<Pre 医中誌>】(会議録)
当院における新型コロナウイルスの検査状況
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医中誌Web
著者田胡 裕章(国際医療福祉大学成田病院 検査部)ほか収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.243発行年月2022.12
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【X110370266<Pre 医中誌>】(会議録)
軽症COVID-19患者におけるルミラ抗原検査のSARS-CoV-2感染性評価の検討
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医中誌Web
著者小玉 陽菜(長崎大学病院 検査部)ほか収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.241発行年月2022.12
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【X110370261<Pre 医中誌>】(会議録)
重症COVID-19治療中に活動性結核の診断に至った1症例
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医中誌Web
著者永田 恵理(聖マリアンナ医科大学附属病院 臨床検査部)ほか収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.240発行年月2022.12
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【X110370164<Pre 医中誌>】(会議録)
新興感染症勃発時の検査の在り方-SARS-CoV-2パンデミックを経験して- 安心なウィズコロナ社会実現へ向けた,核酸多項目検査法による次世代型変異ウイルス検査の開発
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医中誌Web
著者佐藤 賢文(熊本大学 ヒトレトロウイルス学共同研究センター)収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.212発行年月2022.12
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論文タイトル
【X110370163<Pre 医中誌>】(会議録)
新興感染症勃発時の検査の在り方-SARS-CoV-2パンデミックを経験して- ポストコロナの新興感染症検査の在り方に関する考察
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医中誌Web
著者吉村 和久(東京都健康安全研究センター)収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.212発行年月2022.12
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【X110370151<Pre 医中誌>】(会議録)
検査を活用したCOVID-19の院内感染対策
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医中誌Web
著者藤倉 雄二(防衛医科大学校附属病院 医療安全・感染対策部)収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.206発行年月2022.12
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【X110370143<Pre 医中誌>】(会議録)
ポストコロナ遺伝子検査機器の活用・運用例
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医中誌Web
著者口広 智一(公立那賀病院 臨床検査科)収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.194発行年月2022.12
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論文タイトル
【X110370142<Pre 医中誌>】(会議録)
ポストコロナ遺伝子検査機器の特徴と利用法
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医中誌Web
著者赤松 紀彦(長崎大学病院 検査部)ほか収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.194発行年月2022.12
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論文タイトル
【X110370076<Pre 医中誌>】(会議録)
抗体検査はこう使いこなす! 新型コロナウイルス感染症に対する免疫応答から理解する血清学的診断
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医中誌Web
著者城戸 康年(大阪公立大学 大学院医学研究科ウイルス学)収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.157発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
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【X110370051<Pre 医中誌>】(会議録)
ポストコロナの遺伝子検査 全自動遺伝子検査を活用した重症感染症診療の実際
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医中誌Web
著者橋本 英樹(東京大学医学部附属病院 感染症内科)収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.143発行年月2022.12
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【X110370050<Pre 医中誌>】(会議録)
ポストコロナの遺伝子検査 POCT型遺伝子検査の進歩と活用について
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医中誌Web
著者野竹 重幸(筑波メディカルセンター病院 診療技術部臨床検査科)収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.143発行年月2022.12
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【X110370049<Pre 医中誌>】(会議録)
ポストコロナの遺伝子検査 抗酸菌領域における遺伝子検査の進歩と活用について
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医中誌Web
著者伏脇 猛司(大阪府結核予防会大阪複十字病院 臨床検査科)収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.142発行年月2022.12
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論文タイトル
【X110370048<Pre 医中誌>】(会議録)
ポストコロナの遺伝子検査 現状における感染症関連遺伝子検査(病原体核酸検査)の総論
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医中誌Web
著者青木 弘太郎(東邦大学 医学部微生物・感染症学講座)収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.142発行年月2022.12
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【X110370036<Pre 医中誌>】(会議録)
SARS-CoV-2検査の総括とこれから 地方衛生研究所としてのコロナ検査(保健所との連携)
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医中誌Web
著者藤田 直久(京都府保健環境研究所)収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.135発行年月2022.12
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論文タイトル
【X110370035<Pre 医中誌>】(会議録)
SARS-CoV-2検査の総括とこれから 新型コロナウィルス遺伝子検査における検査センターの役割
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医中誌Web
著者志津 夢(ビーエムエル総合研究所 第三検査部ゲノム検査課)収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.135発行年月2022.12
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【X110370022<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19の院内クラスター対応と検査の活用
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医中誌Web
著者時松 一成(昭和大学 医学部内科学講座臨床感染症学部門)収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.120発行年月2022.12
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論文タイトル
【X110370014<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19の検査の変遷と今後の課題
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医中誌Web
著者長尾 美紀(京都大学 大学院医学研究科臨床病態検査学)収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.112発行年月2022.12
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【X110190003<Pre 医中誌>】(解説)
濾紙血を用いたHIV郵送検査
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックの対応のために,多くの保健所等でHIV検査件数は激減した。したがって,保健所等に依存しない検査法の拡大が急務である。一方,近年HIV郵送検査の需要が高まってきている。しかし郵送検査で用いる濾紙血を検体とする検査試薬は承認されていなかった。われわれの検討では,濾紙血を用いたルミパルスHIV Ag/Abは高い再現性と安定性があり,濾紙血は臨床検体として十分信頼できると考えられた。しかし,抽出過程で希釈が起こるため検出感度が低下する。このため,カットオフ値を≧0.5とする必要がある。今後,濾紙血による郵送検査はスクリーニング検査としての実績を重ねる必要があるが,その利用の拡大が期待される。(著者抄録)
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医中誌Web
著者林田 庸総(国立国際医療研究センターエイズ治療研究開発センター)収載誌/巻号頁HIV感染症とAIDSの治療 (2185-1689)/13巻1号 p.16-20発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC29310006<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナワクチンと皮膚病】検査 新型コロナウイルスワクチンによるアレルギー性副反応に関する検査について
抄録
<文献概要>ポイント ●新型コロナワクチンによるアナフィラキシーの原因が添加剤であるポリエチレングリコール(PEG)やポリソルベート80で,この2者は交叉反応があるとの報告がある.●コロナワクチン初回接種時に即時型アレルギーが疑われ成分別検査を希望した群,コロナワクチン未接種であるが,ほかのものに対する全身症状を伴うアレルギー症状の既往があり,ワクチン接種不安のため,添加剤の皮膚テストを希望した群に皮膚テストを施行した.●PEG2000とポリソルベート80は生食を用いて20%,10%,1%,0.1%in aq.に調製し,低濃度から順次プリックテストを施行した.●今回の検討でPEGのプリックテスト陽性は49例中4例であり,この4例はPEGに対するIgEをもっていると判定し,PEG含有ワクチンの接種を禁止した.ただし,実際にはさまざまな機序によるアレルギー反応を示す症例もあり,いまだ不明な点が多い.
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者足立 厚子(兵庫県立加古川医療センター 皮膚科)収載誌/巻号頁皮膚病診療 (0387-7531)/45巻1号 p.20-27発行年月2023.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC28410015<Pre 医中誌>】(会議録)
小児の新型コロナウイルスのスクリーニング検査
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医中誌Web
著者加藤 正也(獨協医科大学 医学部小児科学)ほか収載誌/巻号頁栃木県医学会々誌 (0285-6387)/52巻 p.21発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC28260002<Pre 医中誌>】(原著論文)
院内クラスターにおけるCOVID-19感染疑いかつSARS-CoV-2 PCR陰性者の抗SARS-CoV-2抗体による検出
抄録
抗SARS-CoV-2 IgMまたはIgG抗体により,SARS-CoV-2 PCR陰性集団からCOVID-19疑い患者を検出できるかを検討した。聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院で発生したCOVID-19院内クラスターの調査被験者計266例中,PCR陰性213例から17例の有症状者に胸部CTを行い陰影を認めた9例を抽出した。SARS-CoV-2への曝露から5週,7週,11週,19週後に抗SARS-CoV-2 IgM抗体価およびIgG抗体価を測定した。抗SARS-CoV-2 IgM抗体は5週の時点で2例陽性,11週以降は全例陰性であった。抗SARS-CoV-2 IgG抗体は5週で5例が陽性,5または7週目で最大値を呈した。COVID-19の院内クラスターにおいて,PCRの結果が陰性だが有症状の場合,補助診断として抗SARS-CoV-2 IgM抗体価またはIgG抗体価測定が有用な可能性がある。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
J-STAGE(無料)
著者上野 純子(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 呼吸器内科)ほか収載誌/巻号頁聖マリアンナ医科大学雑誌 (0387-2289)/50巻3号 p.77-84発行年月2022.
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC28220019<Pre 医中誌>】(解説)
卒後研修講座 手指スポーツ傷害の診断と治療 早期競技復帰のためにできること
抄録
<文献概要>はじめに 近年,いわゆる"コロナ禍"によって国内外,そしてプロアマ問わずスポーツ活動が制限されてきた.その後,新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチン接種がすすむにつれて"withコロナ"の方向に施策の舵が切られ,徐々にではあるがスポーツ活動が再開されている.したがって,スポーツ活動が活発化するのに伴って日常診療におけるスポーツ傷害の遭遇頻度が増加することが容易に推察できる.スポーツ傷害のうち,下肢スポーツ傷害は「歩く/走る」に直結するためかクローズアップされがちであるのに対し,上肢,特に手指スポーツ傷害は軽視されがちな印象は否めない.しかしながら,手指スポーツ傷害は「投げる/握る/掴む/殴る」などスポーツ特有の動作に密接な関連を有するため,関節可動域制限や握力低下などの後遺障害を残すと競技レベル維持,ひいては競技継続が困難になることも容易に想像できる.したがって,手指スポーツ傷害治療においては治療法のみならず,受傷指,利き手/非利き手,競技特性・レベル,試合間隔などもふまえた治療方針が要求される.筆者は野球に代表される「投げる」競技,テニス・ゴルフなどの「握る」競技,ボクシング・キックボクシングなどの「殴る」競技に従事する選手の手指スポーツ傷害治療に携わってきた.その経験をふまえ,代表的な疾患を提示して治療法や注意すべき事柄などを概説する.
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医中誌Web
PierOnline
医書.jp_オールアクセス
著者長尾 聡哉(板橋区医師会病院 整形外科)収載誌/巻号頁整形外科 (0030-5901)/73巻13号 p.1383-1389発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC28160024<Pre 医中誌>】(解説)
【どうする!? 突然の感染症対応-外来患者も入院患者も】専門医が行う感染症マネジメント 臨床検査医が考える感染症迅速検査の利点と欠点
抄録
<文献概要>▼感染症迅速検査には,塗抹検査,抗原検査,遺伝子検査などがあり,それぞれ検査目的や感度・特異度が異なる.▼迅速検査の検査精度を最大限に高めるために,臨床微生物検査の10の教義を遵守すべきである.▼グラム染色は古い検査であるが,現代でも初期治療薬の選択に大きな情報を与えてくれる.▼抗原定性検査の感度・特異度はPCR法に比べると劣るが,その簡便さ,コストの低さから,多くの患者を対象にして反復して検査を実施しやすい.▼遺伝子検査も迅速検査に該当する試薬・機器が多く承認されており,とくにCOVID-19流行拡大に伴い急速に普及した.
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医中誌Web
PierOnline
医書.jp_オールアクセス
著者清水 博之(藤沢市民病院 臨床検査科)収載誌/巻号頁内科 (0022-1961)/130巻6号 p.1121-1125発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC28120110<Pre 医中誌>】(解説)
【最新臨床肺癌学-診断・治療の最新動向-】治療 その他 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックと肺癌診療
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医中誌Web
著者杉尾 賢二(大分大学 医学部呼吸器・乳腺外科学講座)収載誌/巻号頁日本臨床 (0047-1852)/80巻80 p.671-676発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC27470018<Pre 医中誌>】(会議録)
小田原市における児童生徒の定期健康診断結果から コロナ禍での変化に着目して
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医中誌Web
著者遠藤 志保(小田原市学校 安全課)収載誌/巻号頁神奈川県公衆衛生学会誌 (0451-3177)/68号 p.47-48発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC27200013<Pre 医中誌>】(原著論文)
SARS-CoV-2遺伝子検査におけるRT-LAMP法とリアルタイムRT-PCR法の比較
抄録
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症(COVID-19)が2019年末に初めて確認され,世界的な感染拡大(パンデミック)を引き起こすなかで,本症を正確かつ迅速に診断する検査法が開発されてきた.Reverse transcriptase loop-mediated isothermal amplification(RT-LAMP)法は,cDNAを鋳型とし,鎖置換ポリメラーゼ反応を利用して一定温度で標的遺伝子を増幅する遺伝子検査法で,1時間以内にSARS-CoV-2ウイルスを検出することが可能である.本研究では,SARS-CoV-2遺伝子検査において,RT-LAMPと従来のリアルタイムRT-PCRを比較した.まず,SARS-CoV-2 N遺伝子合成RNAの10倍希釈系列を作製しRT-LAMPとリアルタイムRT-PCRの測定感度を比較したところ,前者は10^2倍希釈,後者は10^3倍希釈まで検出可能であった.次に,RT-LAMP陽性であった鼻咽頭ぬぐい液検体から12検体を無作為に抽出した.これらの検体の精製核酸から10倍希釈系列を作製し,RT-LAMPとリルタイムRT-PCRで測定したところ,両者の陽性一致率は97%であった。リアルタイムRT-PCRのcycle threshold(Ct)値と,RT-LAMPのthreshold time(Tt)値を比較すると,両者は正の相関を示し(r=0.89,P<0.001),Ct値が37サイクル以下の検体では,RT-LAMPで検出可能であった.Ct値29-40サイクル,Tt値11-20分の間では,Ct値=1.1×Tt値+17の近似式を適用することができた.一方,Ct値40サイクルに対応するTt値は20分55秒と算出されるので,RT-LAMPでTt値がこれを超えた場合は,陽性の判定には注意を要すると考えられた.(著者抄録)
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医中誌Web
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J-STAGE(無料)
著者中西 琴音(天理よろづ相談所病院 臨床検査部)ほか収載誌/巻号頁天理医学紀要 (1344-1817)/25巻1-2号 p.121-125発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26481829<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19流行における生理機能検査に関するアンケート調査結果
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医中誌Web
著者窪野 安未可(国立病院機構愛媛医療センター 臨床検査科)ほか収載誌/巻号頁国立病院総合医学会講演抄録集/76回 p.1875発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26481810<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染症流行下の放射線検査に関する意識調査(アンケート調査)
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医中誌Web
著者佐藤 翼(国立病院機構愛媛医療センター 放射線科)ほか収載誌/巻号頁国立病院総合医学会講演抄録集/76回 p.1856発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26481117<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19入院前抗原検査・術前PCR検査における事務部門の役割について
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医中誌Web
著者濱田 彩聖(国立病院機構仙台医療センター 医事経営企画室)ほか収載誌/巻号頁国立病院総合医学会講演抄録集/76回 p.1150発行年月2022.10
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論文タイトル
【WC26480934<Pre 医中誌>】(会議録)
当院外来診療における新型コロナウィルス検査実施状況
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医中誌Web
著者山内 寿音(国立病院機構大阪刀根山医療センター ICT)ほか収載誌/巻号頁国立病院総合医学会講演抄録集/76回 p.960発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26480816<Pre 医中誌>】(会議録)
職員に対する検体プール検査法PCR検査を用いた新型コロナウイルス感染症対策の取り組み
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医中誌Web
著者蒲牟田 靖司(国立病院機構九州医療センター 臨床検査部)ほか収載誌/巻号頁国立病院総合医学会講演抄録集/76回 p.840発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26480739<Pre 医中誌>】(会議録)
全職員定期PCR検査による新型コロナウイルス感染症院内感染防止対策
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医中誌Web
著者沢登 恵美(国立病院機構甲府病院 小児科)ほか収載誌/巻号頁国立病院総合医学会講演抄録集/76回 p.762発行年月2022.10
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論文タイトル
【WC26480585<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍における生理検査室の感染対策について
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医中誌Web
著者手嶋 あゆみ(国立病院機構小倉医療センター 臨床検査科)ほか収載誌/巻号頁国立病院総合医学会講演抄録集/76回 p.607発行年月2022.10
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論文タイトル
【WC26480386<Pre 医中誌>】(会議録)
当院における新型コロナウイルスの検査体制について
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医中誌Web
著者小林 悠希(国立病院機構敦賀医療センター 研究検査科)ほか収載誌/巻号頁国立病院総合医学会講演抄録集/76回 p.404発行年月2022.10
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論文タイトル
【WC26480137<Pre 医中誌>】(会議録)
新時代への挑戦〜今こそ臨床検査技師の未来を考える〜 新型コロナウイルス感染症から臨床検査は如何に変革を遂げるか
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医中誌Web
著者柳原 克紀(長崎大学病院 臨床検査科・検査部)収載誌/巻号頁国立病院総合医学会講演抄録集/76回 p.146発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26460042<Pre 医中誌>】(会議録)
東京大学保健センターにおける新型コロナウイルス感染症検査の実施について
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医中誌Web
著者久末 直子(東京大学 保健・健康推進本部)ほか収載誌/巻号頁CAMPUS HEALTH (1341-4313)/59巻1号 p.146-147発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26460041<Pre 医中誌>】(会議録)
大学保健業務におけるCOVID-19迅速抗原検査キットの有用性に関する検討
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医中誌Web
著者久末 直子(東京大学 保健・健康推進本部)ほか収載誌/巻号頁CAMPUS HEALTH (1341-4313)/59巻1号 p.144発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26460031<Pre 医中誌>】(解説)
健康診断におけるWEB問診システムの導入 コロナ禍における遠隔での健康管理
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医中誌Web
著者藤平 和弘(神戸大学保健管理センター)ほか収載誌/巻号頁CAMPUS HEALTH (1341-4313)/59巻1号 p.116-118発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26460030<Pre 医中誌>】(原著論文)
表題ポストCovid-19時代における集団健康診断の実践的クラスター対策アプローチ
抄録
本学における2020年度の学生職員健診は、身体診察を省いた最小限の健診を実施した。2021年度に通常どおりの健診を再開するにあたり、適切な感染予防策について検討を行い、扇風機を用いた方法を導入した。事前に室内の空気の流れを流体数値シミュレーションによって可視化し、換気効率の最適化を図った。扇風機の配置位置は、人の移動において密になりうる箇所とし、送風方向が健診会場奥の出口に向かうように配置した。2021年4〜5月に学生職員健診を実施し、後日Covid-19陽性が判明した学生が1名いたが、健診由来のクラスターを発生させることなく安全に遂行しえた。
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医中誌Web
著者松原 秀真(千葉大学 工学部機械工学コース)ほか収載誌/巻号頁CAMPUS HEALTH (1341-4313)/59巻1号 p.113-115発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26460028<Pre 医中誌>】(原著論文)
COVID-19流行下における学生定期健康診断実施報告 2020年度の振り返り
抄録
2020年1月からのCOVID-19出現・拡大により本学では2020年度前期の授業を全て遠隔とし、学内への入構を原則禁止にするとともに、7月までの臨地実習は全て中止することを決定した。また、例年4月第1週に実施していた学生定期健診も延期した。5月に入りCOVID-19が収束傾向になったため、規制緩和に向けた準備が始まり、学内外の活動再開に先んじて健診を実施することを決定し、その準備を再開した。事前準備として、感染防止のため小集団で実施すべく、学生を夏以降に実習がある者とない者とに分け、前者は7月4・5日に、後者は9月23・24日に実施することにした。当日は感染予防対策として、受付時間の細分化、会場の拡大、入室人数の制限、動線の一方通行化、受付前の体温確認などを実施した。計4日間の受診者数は1612名(1日平均約400名)、受診率は93.3%であり、医療機関等で個別に受診した学生60名を含めると受診率は96.8%であった。過去5年間の受診率と比較すると若干低下したものの高い水凖を維持できた。
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医中誌Web
著者井上 由紀(埼玉県立大学保健センター)ほか収載誌/巻号頁CAMPUS HEALTH (1341-4313)/59巻1号 p.107-109発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26430435<Pre 医中誌>】(会議録)(英語)
COVID-19 Vaccine Testing and Administration in Drug-allergic Patients in Hong Kong(和訳中)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者Leung Agnes Sze Yin(Department of Paediatrics, The Chinese University of Hong Kong)ほか収載誌/巻号頁日本小児アレルギー学会誌 (0914-2649)/36巻4号 p.456-457発行年月2022.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26420239<Pre 医中誌>】(会議録)
当センターのコロナ禍での乳腺と超音波検査体制と研修方法について
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医中誌Web
著者菊地 絵理(岡崎市医師会はるさき健診センター)ほか収載誌/巻号頁日本乳癌検診学会学術総会プログラム抄録集/32回 p.192発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26420180<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナワクチン接種に伴う乳房超音波検査への影響について
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医中誌Web
著者石原 佑季(日本赤十字社和歌山医療センター)ほか収載誌/巻号頁日本乳癌検診学会学術総会プログラム抄録集/32回 p.162発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26420162<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染症の流行下における乳がん検診(マンモグラフィ検査、視触診検査)に関する取り組み
リンク情報
医中誌Web
著者松尾 未奈(岡崎市医師会)ほか収載誌/巻号頁日本乳癌検診学会学術総会プログラム抄録集/32回 p.153発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26410140<Pre 医中誌>】(会議録)
小牧市乳がん集団検診実態と精査機関での乳癌診断のコロナ禍前後における比較検討
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医中誌Web
著者野田 純代(小牧市民病院 外科)ほか収載誌/巻号頁日本乳癌検診学会学術総会プログラム抄録集/31回 p.134発行年月2021.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26410129<Pre 医中誌>】(会議録)
「コロナ禍」における乳がん個別検診と乳癌診断時の臨床的傾向についての検討
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医中誌Web
著者滝上 なお子(那覇西クリニック)ほか収載誌/巻号頁日本乳癌検診学会学術総会プログラム抄録集/31回 p.129発行年月2021.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26410072<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナ流行下感染症指定病院における超音波検査部門での二酸化炭素濃度計測による換気状況の評価 感染制御の観点より
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医中誌Web
著者松林 路花[名本](国立病院機構九州医療センター 乳腺センター超音波・生理検査センター臨床研究センター)ほか収載誌/巻号頁日本乳癌検診学会学術総会プログラム抄録集/31回 p.100発行年月2021.11
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論文タイトル
【WC26410071<Pre 医中誌>】(会議録)
新潟県内のMMG検査時における新型コロナウイルス感染対策に関する調査について(第2報)
リンク情報
医中誌Web
著者長 和弘(新潟県立がんセンター新潟病院)収載誌/巻号頁日本乳癌検診学会学術総会プログラム抄録集/31回 p.99発行年月2021.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26410010<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍における乳癌診断遅延と予後への影響 都市と地方の比較
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医中誌Web
著者木村 芙英(第二川崎幸クリニック 乳腺外科)ほか収載誌/巻号頁日本乳癌検診学会学術総会プログラム抄録集/31回 p.62発行年月2021.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC26240003<Pre 医中誌>】(解説)
ポストコロナ時代における嗅覚障害の核医学画像診断
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医中誌Web
MedicalOnline
機関リポジトリ(無料)
著者志賀 英明(金沢医科大学 医学部耳鼻咽喉科学)ほか収載誌/巻号頁金沢大学十全医学会雑誌 (0022-7226)/131巻3号 p.95-97発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC23450105<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍におけるこころの健康相談新規来所者の診断分類の変化について
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医中誌Web
著者近藤 泰子(インクルーシブキャンパス&ヘルスケアセンター 保健管理部門)ほか収載誌/巻号頁全国大学保健管理研究集会プログラム・抄録集/60回 p.89発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC23450077<Pre 医中誌>】(会議録)
大学生の定期健康診断データから推測された新型コロナワクチン接種後急性期副反応の危険因子の検討
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医中誌Web
著者佐藤 弘恵(新潟大学保健管理センター)ほか収載誌/巻号頁全国大学保健管理研究集会プログラム・抄録集/60回 p.73発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC23450061<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス抗原定性検査を用いた大学主催の式典参加者事前スクリーニング
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医中誌Web
著者春原 光宏(東京大学 保健・健康推進本部)ほか収載誌/巻号頁全国大学保健管理研究集会プログラム・抄録集/60回 p.65発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC23450060<Pre 医中誌>】(会議録)
京都産業大学における新型コロナウイルスPCR検査センターの実績報告と今後の課題
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医中誌Web
著者川見 美里(京都産業大学保健管理センター)ほか収載誌/巻号頁全国大学保健管理研究集会プログラム・抄録集/60回 p.65発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC23450059<Pre 医中誌>】(会議録)
大学におけるCOVID-19の外部委託PCR検査の有用性と課題の検討
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医中誌Web
著者嘉数 直樹(九州工業大学 キャンパスライフ支援本部)収載誌/巻号頁全国大学保健管理研究集会プログラム・抄録集/60回 p.65発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC23280009<Pre 医中誌>】(原著論文)
消化管内視鏡検査を受けた患者の唾液,胃腸および腸液におけるSARS-CoV-2陽性率の検討 本邦のCOVID-19流行地域における前向き横断研究
抄録
【目的】消化管内視鏡検査(Gastrointestinal endoscopy:GIE)は,多くの疾患の早期発見および治療に有用であるが,GIEはコロナウイルス病2019(COVID-19)大流行期における高リスク処置と考えられている.本研究は,医療スタッフが曝露される唾液,胃液および腸液における重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)陽性割合を明らかにすることを目的とした.【方法】本研究は単一施設における横断研究であり,2020年6月1日から7月31日まで,横浜市立大学附属病院でGIEを受けた患者を対象とした.すべての研究参加者は3mlの唾液を提出した.上部GIEの場合,10mlの胃液を内視鏡を通して採取し,下部GIEの場合,10mlの腸液を内視鏡を介して採取した.主要評価項目は唾液,胃液および腸液中のSARS-CoV-2の陽性率とした.また,SARS-CoV-2の血清特異的抗体や患者の背景情報についても検討した.【結果】合計783検体(上部GIE:560および下部GIE:223)を分析した.唾液検体のPCRでは,全例が陰性であった.一方で,消化管液検体においては2.0%(16/783)がSARS-CoV-2陽性であった.PCR陽性症例とPCR陰性症例の間では,年齢,性別,内視鏡検査の目的,投薬,抗体検査陽性率に有意差は認めなかった.【結論】無症候性の患者において,唾液中に検出可能なウイルスを持たない患者であっても,消化管にSARS-CoV-2を有していた.内視鏡検査の医療スタッフは処置を行う際に感染に留意する必要がある.本研究はUMIN 000040587として登録されている.(著者抄録)
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医中誌Web
J-STAGE
著者三宅 茂太(横浜市立大学 大学院医学研究科脳神経外科学)ほか収載誌/巻号頁Gastroenterological Endoscopy (0387-1207)/64巻12号 p.2533-2543,np1-np4発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC22150002<Pre 医中誌>】(解説)
COVID-19における抗原定性検査キットとPCRの比較
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の確定診断目的の検査として,定量的PCR(qPCR)や,迅速性に実施可能な抗原定性検査キットを用いた検査がある.ゴールドスタンダードといえるqPCRは,設備,コスト,人材,検査時間,知識・経験などの面でさまざまな制約があり,感度・特異度では劣る抗原定性検査キットを有効に活用していくことも重要となっている.検査は他の医療手段同様にその特性を十分に把握し,限界を意識し,状況に応じて適切に使い分ける必要がある.特に,事前確率は検査法の選択と検査結果の解釈においてきわめて重要となる.事前確率は,感染症診断という医療の枠組みの中での検査であるのか,それ以外の目的により実施された検査であるのかなど状況により大きく変化するため,総合的な感染流行対策戦略のなかで,状況に応じた各検査を選択して実施していくことが求められる.流行第8波の始まった日本において,適切な検査を場面ごとに実施していくことが求められ,それぞれの検査法の特長を把握しておくことが必要である.(著者抄録)
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医中誌Web
著者峰 宗太郎(国立感染症研究所 感染病理部)ほか収載誌/巻号頁インフルエンザ (1345-8345)/23巻4号 p.255-260発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC20160005<Pre 医中誌>】(原著論文)
COVID-19を契機に診断され,ステロイドにて軽快するも新型コロナワクチン接種によって増悪した寒冷凝集素症候群
抄録
Severe acute respiratory syndrome coronaviurs-2(SARS-CoV-2)に対するワクチン接種は新型コロナウイルス感染症2019(COVID-19)に対して高い予防効果を認める.一方で,ワクチン接種に伴う副反応や基礎疾患への影響が懸念されている.COVID-19感染症を契機に診断されたIgM型良性単クローン性高γグロブリン血症を合併した寒冷凝集素症候群(CAS)患者に対して,SARS-CoV-2に対するワクチン接種を行ったところ溶血が再燃した.溶血の再燃に対しては,ステロイドが有効であった.COVID-19によって増悪,またはCOVID-19を契機に診断されたCAS患者に,SARS-CoV-2ワクチン接種を行う際には,CASの増悪を考慮する必要がある.(著者抄録)
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医中誌Web
著者安東 恒史(長崎大学病院 血液内科)ほか収載誌/巻号頁長崎医学会雑誌 (0369-3228)/97巻3号 p.254-258発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC19320012<Pre 医中誌>】(解説)
次世代臨床検査への企業の挑戦-企業が描く未来図- 新型コロナウイルスのLAMP法試薬の開発
リンク情報
医中誌Web
著者坂元 琴子(栄研化学 マーケティング推進室マーケティング三部一課)収載誌/巻号頁臨床化学 (0370-5633)/51巻2号 p.144-147発行年月2022.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC15380028<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗原定性検査の有用性評価 核酸増幅検査法の実績比較検討から得た知見
リンク情報
医中誌Web
MedicalOnline
著者佐藤 愛実(竹田綜合病院 臨床検査科)ほか収載誌/巻号頁竹田綜合病院医学雑誌 (1347-0183)/48巻 p.94-95発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC15380017<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19PCR検査の院内化による過程と効果
リンク情報
医中誌Web
MedicalOnline
著者富樫 亮太(竹田綜合病院 臨床検査科検体検査室)ほか収載誌/巻号頁竹田綜合病院医学雑誌 (1347-0183)/48巻 p.84発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC13481187<Pre 医中誌>】(会議録)
急性虫垂炎術後にCOVID-19と診断され、抗体カクテル療法を行い良好な臨床経過を得ることが出来た一例
リンク情報
医中誌Web
著者關根 一人(徳洲会千葉西総合病院 麻酔科)ほか収載誌/巻号頁日本集中治療医学会雑誌 (1340-7988)/29巻Suppl.1 p.638発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC13481185<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19診断患者の開腹手術を区域麻酔で行った3症例
リンク情報
医中誌Web
著者酒井 大輔(徳洲会千葉西総合病院)ほか収載誌/巻号頁日本集中治療医学会雑誌 (1340-7988)/29巻Suppl.1 p.637発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC13480747<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19の変異が血液検査上の重症化マーカーに与える影響
リンク情報
医中誌Web
著者越後 整(済生会滋賀県病院 救命救急センター・救急集中治療科)ほか収載誌/巻号頁日本集中治療医学会雑誌 (1340-7988)/29巻Suppl.1 p.487発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC13480569<Pre 医中誌>】(会議録)
重症COVID-19肺炎の死後針生検の肺病理組織診断10例の報告と臨床経過の型毎の考察
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医中誌Web
著者高橋 公子(浦添総合病院 救急集中治療部)ほか収載誌/巻号頁日本集中治療医学会雑誌 (1340-7988)/29巻Suppl.1 p.428発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WC13370005<Pre 医中誌>】(原著論文)
COVID-19ワクチン接種後に副腎クリーゼ,たこつぼ心筋症を発症しショックとなり多腺性自己免疫症候群2型の診断に至った1例
抄録
若年時にバセドウ病,白斑病の既往のある49歳女性。COVID-19ワクチン接種後からめまい,嘔気,体動困難が出現し,5日後に意識障害,心原性ショック状態で救急搬送された。低ナトリウム血症に伴う重症意識障害,たこつぼ心筋症の診断で,挿管人工呼吸管理,電解質補正,大動脈バルーンパンピングを含む心不全治療を開始した。副腎不全を鑑別に直ちにステロイド補充を開始したところ全身状態は改善傾向となり,第7病日に抜管した。状態回復後の内分泌機能精査で,原発性副腎機能不全,多腺性自己免疫症候群2型の診断に至った。副腎クリーゼは初発だと診断がつきづらいが,重症意識障害やたこつぼ心筋症を合併し致命的となりうる重症病態であり,早期ステロイド補充が救命に不可欠である。今回,COVID-19ワクチン接種を契機に初発の副腎クリーゼを発症したが,集学的治療を行い救命しえた多腺性自己免疫症候群2型の1例を経験したため報告する。(著者抄録)
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Crossref
著者久下 晶子(東京医科歯科大学医学部附属病院 救命救急センター)ほか収載誌/巻号頁日本救急医学会雑誌 (0915-924X)/33巻12号 p.1016-1021発行年月2022.12
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【WC12480315<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルスワクチン接種後に血尿をきたしIgA腎症と診断した1例
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著者小池 隆介(伊勢赤十字病院 腎臓内科)ほか収載誌/巻号頁日赤医学 (0387-1215)/72巻1号 p.196発行年月2022.09
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論文タイトル
【WC12261187<Pre 医中誌>】(会議録)
新宿区における新型コロナウイルス感染症の検査体制の確立
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著者中島 丈晴(東京都福祉保健局 感染症対策部防疫情報管理課)ほか収載誌/巻号頁日本公衆衛生学会総会抄録集 (1347-8060)/81回 p.465発行年月2022.09
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【WC12261126<Pre 医中誌>】(会議録)
エクセルVBAを用いた新型コロナウイルス検査台帳システムの構築
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医中誌Web
著者瀬戸 順次(山形県衛生研究所)ほか収載誌/巻号頁日本公衆衛生学会総会抄録集 (1347-8060)/81回 p.449発行年月2022.09
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【WC12261064<Pre 医中誌>】(会議録)
インシリコ解析/LC-MS検出法に基づく新型コロナウイルス検査の実用性評価
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医中誌Web
著者辻村 和也(長崎県環境保健研究センター 保健衛生研究部生活化学科)収載誌/巻号頁日本公衆衛生学会総会抄録集 (1347-8060)/81回 p.433発行年月2022.09
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【WC12260939<Pre 医中誌>】(会議録)
アンケート調査からみた地方衛生研究所における初期の新型コロナウイルス検査体制
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医中誌Web
著者貞升 健志(東京都健康安全研究センター 微生物部)ほか収載誌/巻号頁日本公衆衛生学会総会抄録集 (1347-8060)/81回 p.401発行年月2022.09
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【WC12260921<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行前後の勧告入院肺結核患者の診断時の状況
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著者永田 容子(結核予防会結核研究所 対策支援部)ほか収載誌/巻号頁日本公衆衛生学会総会抄録集 (1347-8060)/81回 p.396発行年月2022.09
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【WC12260544<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナ禍における熊本大学エコチル調査小学2年学童期検査参加率向上への取り組み
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著者小田 政子(熊本大学 エコチル調査)ほか収載誌/巻号頁日本公衆衛生学会総会抄録集 (1347-8060)/81回 p.300発行年月2022.09
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【WC12260543<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ感染症流行下におけるエコチル調査学童期検査 神奈川ユニットセンターの取組
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著者川上 ちひろ(横浜市立大学 小児科エコチル調査)ほか収載誌/巻号頁日本公衆衛生学会総会抄録集 (1347-8060)/81回 p.300発行年月2022.09
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【WC12260477<Pre 医中誌>】(会議録)
発症後検査が陰性であった新型コロナウイルス感染症患者の検討
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医中誌Web
著者堀切 将(相双保健福祉事務所)収載誌/巻号頁日本公衆衛生学会総会抄録集 (1347-8060)/81回 p.261発行年月2022.09
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【WC12260413<Pre 医中誌>】(会議録)
大阪市における新型コロナウイルス感染症流行期の病院書類審査と流行前実地立入検査
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医中誌Web
著者檜垣 史郎(大阪市保健所)ほか収載誌/巻号頁日本公衆衛生学会総会抄録集 (1347-8060)/81回 p.245発行年月2022.09
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【WC12170739<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19感染拡大前後で,もの忘れ外来にて妄想性障害と診断された患者の特徴
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医中誌Web
著者碩 みはる(杏林大学 医学部高齢医学)ほか収載誌/巻号頁老年精神医学雑誌 (0915-6305)/33巻33 p.386発行年月2022.11
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【WC09380001<Pre 医中誌>】(解説)
加古川・高砂PCR検査センターと当地域の新型コロナ対策について
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医中誌Web
著者中田 邦也(加古川医師会)収載誌/巻号頁兵庫県医師会医学雑誌 (0910-8238)/65巻1号 p.2-4発行年月2022.09
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【WC09360006<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19関連血栓症における凝固・線溶系の動態と検証 COVID-19関連血栓症の病態を理解するための検査学
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医中誌Web
著者窓岩 清治(東京都済生会中央病院 臨床検査医学科)収載誌/巻号頁日本臨床検査医学会誌 (2436-2727)/70巻11号 p.892-893発行年月2022.11
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【WC09330008<Pre 医中誌>】(解説)
SARS-CoV-2核酸検出検査の院内検査体制について
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な流行拡大に伴い,SARS-CoV-2核酸検出検査が普及している.今回,院内でのSARS-CoV-2核酸検出検査について,検査開始から2022年2月までの経緯と運用について報告する.(著者抄録)
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医中誌Web
著者吉田 真歩子(石川県立中央病院 医療技術部検査室)ほか収載誌/巻号頁石川県立中央病院医学誌 (0287-1777)/44巻 p.31-33発行年月2022.11
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論文タイトル
【WC07260273<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染症に黄色ブドウ球菌性骨髄炎/滑液包炎を併発し、その診断に時間を要した1例
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医中誌Web
著者石原 彩夏(公立昭和病院 小児科)ほか収載誌/巻号頁日本小児感染症学会総会・学術集会プログラム・抄録集/54回 p.267発行年月2022.11
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論文タイトル
【WC07260059<Pre 医中誌>】(会議録)
開業医におけるCOVID-19迅速診断キットの有用性
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著者芝尾 敬吾(しばおクリニック)収載誌/巻号頁日本小児感染症学会総会・学術集会プログラム・抄録集/54回 p.145発行年月2022.11
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論文タイトル
【WC05250012<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
胃癌の診断と治療に対する早期COVID-19パンデミックの影響 広島における大規模がん登録を用いた横断研究(The impact of early-stage COVID-19 pandemic on the diagnosis and treatment of gastric cancer: A cross-sectional study using a large-scale cancer registry in Hiroshima, Japan)
抄録
日本におけるコロナウイルス感染の確認後、住民には受診抑制、医師には検査抑制傾向が認められた。本研究ではCOVID-19パンデミック中の胃癌診断の変化とその治療方針および診断から治療までの間隔への影響を調査した。広島県の15のがん診療拠点病院での登録をもとに検討を行った。調査対象期間は2020年3月から12月とし、2019年の同一期間を対照期間とした。1ヵ月あたりの診断数平均と診断から治療までの期間を、全住民および年齢、治療法、診断過程、臨床病期毎に比較した。2020年には月間平均診断数(標準偏差、SD)は192.2(29.9)で、2019年の240.7(20.7)と比較して、20.1%の有意な減少が認められた。高齢者の減少および治癒切除例の減少がその原因であった。内視鏡検査施行理由として、がん検診、内視鏡による経過観察、有症状がそれぞれ-27.0%、-18.0%、-17.3%減少していた。診断から治療までの期間(SD)は、2020年が37.8(26.5)日で、2019年の46(31.5)日よりも有意に短縮していた。2019年と2020年を比較すると、診断から治療までの期間は短縮していたが、治癒可能な早期胃癌の診断と治療症例数は減少していた。がん検診がCOVID-19パンデミック中の癌診断数減少に寄与したことが示唆された。
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医中誌Web
著者Kodama Masanobu(Graduate School of Public Health, Hiroshima University)ほか収載誌/巻号頁DEN Open (2692-4609)/3巻1号 p.1 of 11-11 of 11発行年月2023.04
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論文タイトル
【WC01390383<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナ禍による外来脳波検査への影響
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医中誌Web
MedicalOnline
著者福地 聡子(武蔵野会TMGあさか医療センター 臨床検査部)ほか収載誌/巻号頁臨床神経生理学 (1345-7101)/50巻5号 p.438発行年月2022.10
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論文タイトル
【WB29481096<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス肺炎の治療後に診断された肺腺癌の一例
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医中誌Web
著者松田 康平(神奈川県厚生農業協同組合連合会相模原協同病院 呼吸器外科)ほか収載誌/巻号頁肺癌 (0386-9628)/62巻6号 p.800発行年月2022.11
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論文タイトル
【WB28480866<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19迅速抗原検査を併用した当院でのProtected Code Strokeの試み
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医中誌Web
著者中井 紀嘉(トヨタ記念病院 脳神経内科)ほか収載誌/巻号頁臨床神経学 (0009-918X)/62巻Suppl. p.S300発行年月2022.10
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論文タイトル
【WB28030019<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルス感染症対策におけるInfection Control Team(ICT)の取り組み COVID-19の診断も感染対策も検査室から始まる
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医中誌Web
MedicalOnline
著者猪狩 英俊(千葉大学医学部附属病院 感染制御部)収載誌/巻号頁Medical Technology (0389-1887)/50巻12号 p.1349-1352発行年月2022.12
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論文タイトル
【WB22350029<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染症と性感染症の実態 郵送検査におけるHIV郵送検査と陽性数の推移
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医中誌Web
著者須藤 弘二(ハナ・メディテック)ほか収載誌/巻号頁日本性感染症学会誌 (0917-0324)/33巻2号 p.65発行年月2022.11
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論文タイトル
【WB22350028<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナウイルス感染症と性感染症の実態 「オンライン診療」と「郵送検査」が作り出す、新しい時代の性感染症診療
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医中誌Web
著者小堀 善友(プライベートケアクリニック東京)収載誌/巻号頁日本性感染症学会誌 (0917-0324)/33巻2号 p.64発行年月2022.11
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論文タイトル
【WB22030016<Pre 医中誌>】(解説)
WITHコロナにおける検査室の感染対策 検査センターにおける感染対策
抄録
<文献概要>はじめに 株式会社LSIメディエンス(以下,当社)では,新型コロナウイルス(severe acute respiratory syndrome coronavirus 2:SARS-CoV-2)感染症(COVID-19)について,流行が始まった2020年2月からリアルタイムRT-PCR(reverse transcription PCR)法による研究用試薬を用いて核酸検出検査を開始した.同年3月に核酸検出検査に保険点数が適用されて以降,続々と体外診断薬(in vitro diagnostics:IVD)が開発され,5月からはリアルタイムRT-PCR法のIVDを用いて検査を行っている.核酸検出検査のみならず,行政などからの要請に応じ,変異株のスクリーニング検査や次世代シーケンシング(next generation sequencing:NGS)による全ゲノム解析などの検査を行っているが,正しい検査結果を報告する品質面はもちろんのこと,いずれの検査にも共通して重要視しているのは感染防止とコンタミネーション防止である.本稿では,搬入検体の問題点や核酸検出検査の受託状況などに触れながら,臨床検査センターとしての当社における感染防止やコンタミネーション防止への取り組みについて述べる.
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者中嶋 治彦(LSIメディエンス 感染症検査部)ほか収載誌/巻号頁臨床検査 (0485-1420)/66巻12号 p.1448-1453発行年月2022.12
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論文タイトル
【WB21280110<Pre 医中誌>】(会議録)
当院で対応した新型コロナウイルス感染症重症患者のCT画像検査を用いた筋肉量評価
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医中誌Web
著者大嶋 恭輔(大阪大学 大学院医学系研究科消化器外科学)ほか収載誌/巻号頁日本サルコペニア・フレイル学会雑誌 (2433-1805)/5巻Suppl. p.177発行年月2021.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WB16390001<Pre 医中誌>】(解説)
全国初の臨床検査技師による新型コロナワクチン接種
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医中誌Web
著者井田 伸一(群馬県臨床検査技師会)収載誌/巻号頁群臨技会誌 (2187-9729)/61巻1号 p.7-11発行年月2022.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WB16240722<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19感染拡大前後で,もの忘れ外来にて妄想性障害と診断された患者の特徴
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医中誌Web
著者碩 みはる(杏林大学 医学部高齢医学)ほか収載誌/巻号頁Dementia Japan (1342-646X)/36巻4号 p.815発行年月2022.10
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論文タイトル
【WB15480071<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19患者の嗅覚と抑うつ状態との関連性 回復期リハビリテーション病棟に入院する1例の重症患者に対する検査結果から
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医中誌Web
著者川田 佳央(メドビュー東京ちどり病院)ほか収載誌/巻号頁日本作業療法学会抄録集 (1880-6635)/56回 p.PC-1-2発行年月2022.09
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論文タイトル
【WB15110018<Pre 医中誌>】(解説)
ワンポイントアドバイス コロナ禍における呼吸機能検査
抄録
<文献概要>はじめに コロナ禍の現在,施設ごとにさまざまな工夫で感染対策を取り日々の生理検査を行っている.以前より時間と手間がかかるが,本当に有効な対策が見極められるまでは継続して行っていく必要がある.特に呼吸機能検査は患者がマスクを外して深呼吸や強制呼気を発する最も感染リスクが高い検査であり,検査実施が感染拡大につながらないよう十分な対策が必須である.東北大学病院(以下,当院)での現在の実践事例を以下に紹介する.
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者情野 千文(東北大学病院 生理検査センター)収載誌/巻号頁検査と技術 (0301-2611)/50巻12号 p.1373-1376発行年月2022.12
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論文タイトル
【WB14280124<Pre 医中誌>】(会議録)
急性の視神経障害をきたし髄液COVID-19PCRが陽性であった妊婦の1例
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医中誌Web
著者板澤 里歩(青森県立中央病院)ほか収載誌/巻号頁臨床神経学 (0009-918X)/62巻11号 p.900発行年月2022.11
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論文タイトル
【WB11470116<Pre 医中誌>】(会議録)(英語)
寛解導入療法開始前の新規診断小児ALLに併発した持続するCOVID-19に対するレムデシビル治療(Remdesivir for persistent COVID-19 with newly diagnosed pediatric acute lymphoblastic leukemia prior to induction chemotherapy)
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医中誌Web
著者Yoshinari Hiroki(Department of Pediatrics, Jichi Medical University School of Medicine)ほか収載誌/巻号頁日本小児血液・がん学会雑誌 (2187-011X)/59巻4号 p.215発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WB09300008<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
下部消化管内視鏡中の内視鏡処置のための遮蔽装置(Shielding device for endoscopic procedures during lower gastrointestinal endoscopy)
抄録
コロナウイルスパンデミックは、内視鏡医療に多大な影響を与えた。下部消化管内視鏡検査中には感染性物質が散布されるため、著者等は新たな下部消化管内視鏡検査用の感染制御装置(STEP-L)を開発し、その有用性を検証した。STEP-Lは内視鏡を被覆した袋状のビニールを、ベルトを介して被検者にとりつける装置である。下部消化管内視鏡トレーニング用器具を利用して、3名の内視鏡医がSTEP-L使用下(S群)ないし非使用下(C群)で18回の大腸内視鏡検査を施行した。内視鏡挿入時間、および検査後の手袋とオムツの色素が付着した部分の面積を両群で比較した。18回の検査全てで盲腸まで内視鏡が挿入され、挿入時間はS群が52.4±19.0秒、C群が53.9±13.3秒であった。手袋上の色素が付着した面積は、C群が39108.0±16155.3ピクセル、S群が2610.5±4333.8ピクセルで、S群が有意に小さかった(P<0.05)。オムツ上の色素が付着した面積は、C群が2280.9±3285.2ピクセル、S群が138.0±82.9ピクセルで、S群が有意に小さかった(P<0.05)。STEP-Lの使用は内視鏡挿入時間に影響を与えず、技術的に妥当と考えられた。STEP-Lは周囲への仮想汚染物質の付着を有意に減少させ、下部消化管内視鏡検査中の感染制御に本装置が有用であることが示唆された。
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医中誌Web
著者Kikuchi Daisuke(Department of Gastroenterology, Toranomon Hospital)ほか収載誌/巻号頁DEN Open (2692-4609)/3巻1号 p.1 of 5-5 of 5発行年月2023.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WB08360012<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
Liver resection in a patient with persistent positive PCR test for coronavirus disease 2019(COVID-19): a case report(和訳中)
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医中誌Web
PubMed
著者Sugita Akiho(Department of Surgery, National Center for Global Health and Medicine, Hepato-Biliary-Pancreatic Surgery Division)ほか収載誌/巻号頁Surgical Case Reports (2198-7793)/8巻 p.1 of 7-7 of 7発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WB07480429<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19感染が消化管機能へ与える影響について 糞便PCR法を用いたpilot study
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医中誌Web
MedicalOnline
著者内藤 咲貴子(東京医科大学 消化器内科)ほか収載誌/巻号頁日本消化器病学会雑誌 (0446-6586)/119巻119 p.A756発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WB07480030<Pre 医中誌>】(会議録)
堅牢なCOVID-19検査体制・全ゲノム解析による院内感染制御
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医中誌Web
MedicalOnline
著者弘津 陽介(山梨県立中央病院 ゲノム解析センター)ほか収載誌/巻号頁日本消化器病学会雑誌 (0446-6586)/119巻119 p.A426発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WB01250222<Pre 医中誌>】(会議録)
外科病棟入院患者の血液培養検査結果へのCOVID-19の影響
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医中誌Web
MedicalOnline
著者神津 慶多(防衛医科大学校 外科学講座)ほか収載誌/巻号頁日本外科感染症学会雑誌 (1349-5755)/19巻1号 p.270発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WB01250076<Pre 医中誌>】(会議録)
手術室における新型コロナ感染症対策 周術期における検査の用い方
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医中誌Web
MedicalOnline
著者太田 賢治(長崎大学病院 検査部)ほか収載誌/巻号頁日本外科感染症学会雑誌 (1349-5755)/19巻1号 p.169発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WA27480443<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19時代の柔道大会開催における感染対策 健康記録表およびPCR検査の有効性の検討
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医中誌Web
MedicalOnline
著者柵山 尚紀(東京大学医科学研究所附属病院)ほか収載誌/巻号頁日本臨床スポーツ医学会誌 (1346-4159)/30巻4号 p.S284発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WA27480437<Pre 医中誌>】(会議録)
ハイパフォーマンススポーツセンター利用者に対して実施したCOVID-19に関連する検査に関しての検証
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医中誌Web
MedicalOnline
著者蒲原 一之(国立スポーツ科学センター)ほか収載誌/巻号頁日本臨床スポーツ医学会誌 (1346-4159)/30巻4号 p.S282発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WA26481438<Pre 医中誌>】(会議録)(英語)
COVID-19の流行が頭頸部がんの診断と治療に与える影響について
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医中誌Web
著者西村 奈穂(大阪府立病院機構大阪国際がんセンター 歯科)ほか収載誌/巻号頁日本癌治療学会学術集会抄録集/60回 p.P61-4発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WA26481332<Pre 医中誌>】(会議録)(英語)
タイ・Nakhon Pathom病院におけるCOVID-19パンデミック下での大腸診断と治療の改善 集学的アプローチ(Improvement of Colorectal Diagnosis and Treatment During COVID-19 Pandemic in Nakhon Pathom Hospital, Thailand: A Multidisciplinary Approach)
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医中誌Web
著者Thambamroong Tawasapon(Medical Oncology Unit, Department of Medicine, Nakhon Pathom Hospital)ほか収載誌/巻号頁日本癌治療学会学術集会抄録集/60回 p.P42-6発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WA26480836<Pre 医中誌>】(会議録)(英語)
COVID-19流行禍における乳癌診断の遅延と予後への影響
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医中誌Web
著者安達 佳世(東京医科大学病院 乳腺科)ほか収載誌/巻号頁日本癌治療学会学術集会抄録集/60回 p.YOA O30-5発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WA26480041<Pre 医中誌>】(会議録)(英語)
コロナ禍ががん医療にもたらしたもの COVID-19のがん診断や治療に及ぼした影響
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医中誌Web
著者寺嶋 毅(東京歯科大学市川総合病院 呼吸器内科)収載誌/巻号頁日本癌治療学会学術集会抄録集/60回 p.SP3-1発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WA17370619<Pre 医中誌>】(会議録)(英語)
COVID-19パンデミックが消化器内科フェローの結腸鏡検査研修に及ぼす影響(The Impact of COVID-19 Pandemic on the Colonoscopy Training of Gastroenterology Fellows)
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医中誌Web
著者Kaosombatwattana Uayporn(Division of Gastroenterology, Department of Medicine, Faculty of Medicine Siriraj Hospital Mahidol University)ほか収載誌/巻号頁Gastroenterological Endoscopy (0387-1207)/64巻Suppl.2 p.2164発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WA17370586<Pre 医中誌>】(会議録)
COVID-19感染予防目的のマスク着用が鎮静化大腸内視鏡検査中の動脈血酸素飽和度に与える影響に関する検討
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医中誌Web
著者田渕 幹大(国立国際医療研究センター 消化器内科)ほか収載誌/巻号頁Gastroenterological Endoscopy (0387-1207)/64巻Suppl.2 p.2152発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WA17370333<Pre 医中誌>】(会議録)
内視鏡検査時における環境中の新型コロナウイルス汚染状況の正確な評価方法構築
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医中誌Web
著者宮崎 啓(京都府立医科大学 消化器内科)ほか収載誌/巻号頁Gastroenterological Endoscopy (0387-1207)/64巻Suppl.2 p.2089発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WA17370331<Pre 医中誌>】(会議録)
新型コロナ感染症流行下の内視鏡検査の履行率の解析
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医中誌Web
著者齋藤 宏章(仙台厚生病院 消化器内科)ほか収載誌/巻号頁Gastroenterological Endoscopy (0387-1207)/64巻Suppl.2 p.2088発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WA17370048<Pre 医中誌>】(会議録)
Withコロナ時代の内視鏡診療にSARS-CoV-2 PCRスクリーニング検査は必要か
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医中誌Web
著者大澤 恵(浜松医科大学 光学医療診療部)ほか収載誌/巻号頁Gastroenterological Endoscopy (0387-1207)/64巻Suppl.2 p.1862発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WA17370026<Pre 医中誌>】(会議録)
堅牢なCOVID-19検査体制・全ゲノム解析による院内感染制御
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医中誌Web
著者弘津 陽介(山梨県立中央病院 ゲノム解析センター)ほか収載誌/巻号頁Gastroenterological Endoscopy (0387-1207)/64巻Suppl.2 p.1844発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WA12340005<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
Delayed Diagnosis of a Complication in a Patient with a Positive COVID-19 Test(和訳中)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者Someko Hidehiro(Department of general internal medicine, Asahi general hospital)ほか収載誌/巻号頁Journal of Hospital General Medicine (2436-018X)/4巻5号 p.234-237発行年月2022.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【WA06310080<Pre 医中誌>】(会議録)
乳房超音波検査で指摘された腋窩リンパ節腫大と新型コロナウイルスワクチン接種
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医中誌Web
MedicalOnline
著者金澤 真作(友愛記念病院)ほか収載誌/巻号頁乳腺甲状腺超音波医学 (2187-2880)/11巻4号 p.137発行年月2022.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W930140434<Pre 医中誌>】(会議録)
コロナワクチン接種後SIRVAと診断された4症例
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医中誌Web
著者江草 真(岡山旭東病院)収載誌/巻号頁日本肩関節学会学術集会・日本肩の運動機能研究会学術集会抄録集/49回・19回 p.337発行年月2022.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W926960007<Pre 医中誌>】(解説)
【COVID-19の最近の知見から】COVID-19における胸部CT画像診断の重要性
抄録
新型コロナウイルスの受容体は上気道の粘膜上皮細胞や肺の肺胞上皮細胞で発現しているため、まず呼吸器系に感染する。このうち急性呼吸窮迫症候群(ARDS)となる重症化率は約1.6%と以前と比べて低下しているものの、重症化した場合は死亡のリスクも高くなる。ARDSは、重症肺炎による重度の呼吸不全が原因となり、CT画像で特徴的な所見をもたらす。CT画像診断は、起炎菌の鑑別診断は困難であるものの、異常陰影の分布や特徴から、肺炎の診断に必要な多くの情報をもたらす。新型コロナウイルス感染症のCT所見では、肺胞性と間質性のいずれの病態でも見られる所見が出現するため、特異的な画像所見はない。さらに初期症状の発症からの経過日数によって、画像所見は変化する。このため特異的な画像所見はなく、CT所見により鑑別診断を絞り込むことは難しい。しかし近年のヘリカルCTおよび多列検出器型CTの普及に伴う診断能の向上は目覚ましく、その高い分解能が重症化への移行の可能性について早い段階で検出することを可能にしている。(著者抄録)
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医中誌Web
著者森川 惠子(純真学園大学 保険医療学研究科保健衛生学専攻)収載誌/巻号頁純真学園大学雑誌 (2186-6481)/12巻 p.49-58発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W915360009<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルス抗体定量検査の意義と最新情報
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医中誌Web
著者寺田 茉衣子(アボットジャパン 診断薬・機器事業部医学統括・品質薬事本部学術情報室)ほか収載誌/巻号頁日本臨床検査医学会誌 (2436-2727)/70巻8号 p.693-697発行年月2022.08
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W915360007<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルス感染症 検査と治療に関する最新知見
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医中誌Web
著者柳原 克紀(長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科病態解析・診断学分野(臨床検査医学))収載誌/巻号頁日本臨床検査医学会誌 (2436-2727)/70巻8号 p.684-691発行年月2022.08
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W906430002<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
新型コロナウイルス感染症パンデミック中の内視鏡検査前の3段階トリアージの設定 多施設観察研究(Setting up a three-stage pre-endoscopy triage during the coronavirus disease 2019 pandemic: A multicenter observational study)
抄録
台湾では2021年5月から7月にかけて、市中感染により、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックが急速に広まった。内視鏡スタッフの安全を確保しつつ、緊急性のある内視鏡検査を施行するためのパンデミック初期における内視鏡前の3段階再構成プロセスを示す。内視鏡検査前のトリアージの枠組みは、病院の入口、外来、内視鏡検査室の3段階からなり、特定の患者を標的として、特定の方法で施行した。関連するデータとして、内視鏡検査数ならびに外来患者数と、体温測定、旅行、職業、接触歴、クラスター歴の調査、PCR検査、迅速抗原検査などスクリーニング方法を提示した。病院の入口における、前額部体温測定、旅行歴、職業、接触歴、クラスター歴の確認は、有症状者に対する迅速かつ簡易な早期大量スクリーニングとして有用であった。パンデミック中には、外来患者数は37%減少し、内視鏡検査数は64%減少した。内視鏡検査前のスクリーニングには、地域によるCOVID-19罹患率の差異を提示して用いた。地域住民10万人あたり罹患数≧31.04であった16の内視鏡検査室のうち、12ヶ所(75%)でPCR検査、4ヶ所(25%)で迅速抗原検査が、無症候性感染者を同定するために内視鏡検査前に施行された。内視鏡前スクリーニングを受けた6540例中、15例(0.23%)が検査の結果、陽性であった。内視鏡関連でのCOVID-19院内感染は報告されなかった。地域における検査能力、医療資源、罹患率に基づいた内視鏡前3段階トリアージについて述べた。これらの処置はCOVID-19パンデミック期間に有用である可能性がある。
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医中誌Web
著者Liu Tao-Chieh(Department of Internal Medicine, Division of Gastroenterology, Tri-Service General Hospital, National Defense Medical Center)ほか収載誌/巻号頁DEN Open (2692-4609)/3巻1号 p.1 of 10-10 of 10発行年月2023.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W829150026<Pre 医中誌>】(会議録)
北海道大学病院における新型コロナウイルス検査 唾液検体運用を中心に
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医中誌Web
MedicalOnline
著者福元 達也(北海道大学病院 検査・輸血部)ほか収載誌/巻号頁JARMAM (0915-1753)/31巻1号 p.64発行年月2021.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W829150011<Pre 医中誌>】(会議録)
With/AfterコロナにおけるLAMP法遺伝子検査用装置の活用
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医中誌Web
MedicalOnline
著者小岩井 成貴(栄研化学 マーケティング推進室マーケティング三部一課)収載誌/巻号頁JARMAM (0915-1753)/31巻1号 p.49発行年月2021.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W826350010<Pre 医中誌>】(会議録)(英語)
COVID-19既感染者におけるPET/CT検査の経験(Experience with PET/CT examination of previously infected patients with COVID-19)
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医中誌Web
著者Saito Kaori(National Center for Global Health and Medicine)収載誌/巻号頁核医学 (0022-7854)/59巻Suppl. p.S51発行年月2022.08
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【W823170017<Pre 医中誌>】(解説)
WITHコロナにおける検査室の感染対策 細菌検査関連における感染対策
抄録
<文献概要>群馬大学医学部附属病院(以下,当院)は病床数731床,診療科31科を有する群馬県の基幹病院である.第1種感染症指定医療機関であり,2019年12月の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック発生以降,人工呼吸器や体外膜型肺(extracorporeal membrane oxygenation:ECMO)治療を要する重症者や妊娠中のCOVID-19患者を中心に治療を行っている.当院の検査部(以下,検査部)では2020年3月より院内で新型コロナウイルス(severe acute respiratory syndrome virus 2:SARS-CoV-2)核酸検査を導入し,同年9月から抗原定量検査も開始した.検査部の微生物検査室は5名で担当している.細菌検査に加え,外来患者の採血,夜勤もあるため,実際には3名程度で通常業務を行っている.検査項目は,一般細菌,抗酸菌,イムノクロマト,疫学解析,遺伝子解析である.COVID-19パンデミックの発生以降,SARS-CoV-2に関する検査(PCR・抗原定量)も微生物検査室で担当しているため業務量は増大している.本稿では,細菌検査でのCOVID-19流行前後での感染対策について述べる.
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者平本 卓(群馬大学医学部附属病院 検査部)ほか収載誌/巻号頁臨床検査 (0485-1420)/66巻9号 p.1080-1083発行年月2022.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W822220002<Pre 医中誌>】(原著論文)
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)遺伝子増幅検査法の基礎的検討
抄録
【背景】様々な新型コロナウイルスの遺伝子増幅検査法は、その特性を理解した上で適当な方法を選択することが重要である。本研究ではreal-time RT-PCR法、Lamp法、FilmArrayの3種類の遺伝子増幅検査法の特性を明らかにすることを目的とした基礎的検討を行った。【方法】SARS-CoV-2陽性コントロールを使用し、real-time RT-PCR法とLamp法は再現性と希釈直線性、FilmArrayを加えた3法について最低検出感度を比較した。【結果】real-time RT-PCR法はLamp法に比して10倍高い検出感度を示した。RNA抽出工程を含んだ検出能の比較では、簡易抽出法を用いたLamp法と、QIAamp Viral RNA Mini Kitを用いたreal-time RT-PCR法、FilmArrayは同等の検出感度を示した。【考察】RNA抽出工程を含む一連の検査の感度は3法で同等だったが、簡易抽出法を用いたLamp法では偽陽性が生じる可能性が報告されており注意を要する。FilmArrayは検査過程が3法の中で最も簡便かつ多項目同時測定できることから、症状を有する患者における第一選択と考えられる。ただし、1件あたりのコストが大きいこと、複数検体の同時測定はできないことから、疫学的調査には不向きであり、被検者に応じて検査法の適用を判断する必要がある。(著者抄録)
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医中誌Web
著者河西 彩香(長野県立こども病院 臨床検査科)ほか収載誌/巻号頁長野県立こども病院医学雑誌 (2433-9032)/4巻 p.11-18発行年月2021.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W819130009<Pre 医中誌>】(解説)
【ウィズコロナでさらに徹底!見逃しゼロを目指す!事例だらけの環境整備のポイント 30】院内の部署編 検体検査室(血液検査室・細菌検査室)のポイント2
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医中誌Web
MedicalOnline
PierOnline
著者竹内 久枝(加古川市民病院機構加古川中央市民病院 医療安全管理部院内感染対策室)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/31巻9号 p.901-902発行年月2022.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W819130008<Pre 医中誌>】(解説)
【ウィズコロナでさらに徹底!見逃しゼロを目指す!事例だらけの環境整備のポイント 30】院内の部署編 生理検査室(超音波検査室など)のポイント2
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医中誌Web
MedicalOnline
PierOnline
著者竹内 久枝(加古川市民病院機構加古川中央市民病院 医療安全管理部院内感染対策室)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/31巻9号 p.898-900発行年月2022.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W817270002<Pre 医中誌>】(原著論文)
小児在宅支援病棟における入院前SARS-CoV-2 PCR全例検査の試み
抄録
背景:北里大学病院小児在宅支援部門「あすぱら」では,医療的ケアを必要とする寝たきりの重症心身障害児の短期入院を多数受け入れているが,新型コロナウイルスの流行に伴い,院内感染対策として,2020年7月より入院前に全例にSARS-CoV-2 PCR検査を行っている。2021年冬頃より流行したオミクロン株の流行以前において,国内では重症心身障害児における大規模な感染者数の報告はないが,感染すると重篤化する恐れがある重症心身障害児における入院前全例検査の新たな試みについて検証した。方法:北里大学病院小児在宅支援部門「あすぱら」に,2020年7月1日から2021年3月31日までの期間に入院前にSARS-CoV-2 PCR検査を行った全60症例,延べ検査数237件を研究対象とし,対象患者の臨床的特徴と陽性者数について調査した。結果:延べ検査数237件のすべての検査において陰性で陽性者はいなかった。結論:オミクロン株が流行する以前では,新型コロナウイルスの小児年齢の罹患者は少なかったが,在宅で生活する医療的ケアを要する寝たきりの重症心身障害児においても,新型コロナウイルスの陽性率が低いことが示された。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者野々田 豊(北里大学 医学部小児科学)ほか収載誌/巻号頁北里医学 (0385-5449)/52巻1号 p.7-10発行年月2022.06
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W815480069<Pre 医中誌>】(原著論文)
Vision Transformerを用いた胸部X線画像の画像分類によるCOVID-19の診断
抄録
COVID-19は様々な診断方法が提案されている.PCR検査は最も一般的だが,結果の判明に時間を要するなどの問題があった.そのため高速な診断のために機械学習による研究が行われている.また,自然言語処理で利用されるTransformerを画像処理に転用したVision Transformer(ViT)は,一般的な画像分類で用いられるCNNを用いずにCNNと同等以上の精度になることなどがわかっている.本研究ではViTを用いてCOVID-19患者の胸部X線画像の画像分類による迅速な診断を目的とする.ハイパーパラメータ最適化にOptunaを使用し,選択されたオプティマイザRAdam及び学習率によって学習を行った.また,正解率や適合率などの指標で評価した結果,各指標で約90%の精度を出すことが分かった.また,課題として誤分類の解消が必要である.今後は軽症患者と正常者の判別が困難なために誤分類が起こると仮定し重症度分析を行う.(著者抄録)
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医中誌Web
著者伴 凌輔(苫小牧工業高等専門学校)ほか収載誌/巻号頁日本医用画像工学会大会予稿集/41回 p.178-179発行年月2022.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W815450004<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
Diagnostic Accuracy of Four Serological Tests for COVID-19 and Differences in Antibody Positivity Rates Based on the Need for Treatment or Ventilator Support(和訳中)
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医中誌Web
Crossref
MedicalOnline
著者Takano Tomonori(Department of Infectious Diseases, St. Marianna University School of Medicine)ほか収載誌/巻号頁Journal of St. Marianna University (2185-1336)/13巻1号 p.29-37発行年月2022.
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W810170009<Pre 医中誌>】(原著論文)
電気化学発光法を用いたSARS-CoV-2抗原検出試薬の検討とリアルタイムRT-PCR法との比較
抄録
2021年8月〜9月に当院を受診した患者または当院入院中の患者で、COVID-19が疑われRT-PCR法による検査(PCR法)を行った215名から採取した鼻咽頭ぬぐい液の余剰検体215検体を用い、電気化学発光法を原理としたSARS-CoV-2抗原検出試薬による検査(ECLIA法)とPCR法の相関性について検討した。結果、PCR法で陽性となった114検体ではECLIA法で陽性が95検体(83%)、陰性が19検体(17%)であった。PCR法で陰性となった101検体はECLIA法でも全て陰性であった。発症日からの日数別にPCR法とECLIA法の陽性一致率をみると、0日(発症当日)は70.6%、発症後1日目は83.9%、2日目と3日目は90%を超え、4日目と5日目は100%であったが、7日目は50.0%と低下していた。検体採取時に無症状であった検体の陽性一致率は33.3%にとどまっていた。
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医中誌Web
MedicalOnline
著者瀧井 さち子(市立大津市民病院 臨床検査部)ほか収載誌/巻号頁市立大津市民病院雑誌 (2433-8710)/23号 p.38-42発行年月2022.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W805300009<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
Acute intestinal necrosis due to multiple thrombosis in COVID-19 patient. Report of a case(和訳中)
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医中誌Web
著者Morioka Hirotsugu(Department of Surgery, Tokyo Rinkai Hospital)ほか収載誌/巻号頁Surgical Case Reports (2198-7793)/8巻 p.1 of 7-7 of 7発行年月2022.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W801310002<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
側方流動免疫測定法COVIDTECH SARS-CoV-2 IgM/IgG抗体迅速検査の評価(Evaluation of a Lateral Flow Immunoassay COVIDTECH SARS-CoV-2 IgM/IgG Antibody Rapid Test)
抄録
抗SARS-CoV-2 IgM/IgG抗体検出用の側方流動免疫測定法(LFIA)迅速検査(COVIDTECH)キットの感度と特異度を2ヶ所の医療機関で評価した。COVID-19流行前の65件における血清中の抗SARS-CoV-2 IgM/IgG抗体はCOVIDTECHキットですべて陰性であった。84例のCOVID-19患者血清に対するCOVIDTECHキットのグローバル感度は53.6%で、IgMについては85.7%、IgGについては90.5%であった。発症から7日以内の血清はすべて陰性であった。発症後7〜10日目と11〜13日目の血清中の検出感度は75.0%と81.8%であった。7〜10日目にIgMは7/12、IgGは6/12検出された。11〜13日目にIgMは6/11、IgGは8/11検出された。14日目以降の血清中のIgG検出感度は100%に達しIgM/IgG全体の感度は100%に達した。21日目以前の血清はIgMが11/18、21日目以降は21/41検出された。陽性的中率と陰性的中率(NPV)は100%と89%であった。7日目血清のNPVは93.0%、14日目の血清のNPVは100%に達した。他のLFIA検査キットとCOVIDTECHキットのIgM/IgG検出の一致率は85%、化学発光免疫測定法検査キットを加えた3キットのIgG検出の一致率は80%であった。
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医中誌Web
PubMed
J-STAGE(無料)
著者Exinger Julien(Laboratory of Medical Biology, Haguenau Hospital Center)ほか収載誌/巻号頁Japanese Journal of Infectious Diseases (1344-6304)/75巻4号 p.334-340発行年月2022.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W711260013<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
新型コロナウィルスワクチン接種後の急性小腸壊死(Acute necrotic disorder of the small intestine post-coronavirus disease-2019 vaccination)
抄録
症例は72歳男性で、急性発症の腹痛のため救急外来を受診した。前日にPfizer-BioNTech BNT16B2b2 mRNAワクチンの接種を受けていた。造影CT検査で著明な回腸壁の肥厚と腹水が認められた。IgG4関連腎疾患の既往があったため、IgG4関連腸炎が疑われ、プレドニゾロンの投与を行ったが効果は認められなかった。入院後32日目に施行した大腸内視鏡検査で、終末回腸の輪状潰瘍と狭窄が認められた。バリウムを用いた透視検査で、狭窄部が60cmにわたることが示され、虚血性腸炎後の狭窄と診断し、回盲部切除を施行した。組織学的に虚血が証明された。術後経過に特に問題は認められず、術後14日目に退院となった。その後、虚血関連イベントは認められていない。ワクチン接種と虚血性腸炎との関連は不明である。
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医中誌Web
著者Nishimura Tomoyuki(Department of Gastroenterology, Onomichi General Hospital)ほか収載誌/巻号頁DEN Open (2692-4609)/3巻1号 p.1 of 4-4 of 4発行年月2023.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W708030005<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルス感染症に対する抗原定性検査の使用 診療所の現場から
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医中誌Web
著者村井 邦彦(村井クリニック)ほか収載誌/巻号頁医療と検査機器・試薬 (1347-0434)/45巻3号 p.184-188発行年月2022.06
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W708030001<Pre 医中誌>】(解説)
【新型コロナでどう変わった?感染症POCTの最前線】新型コロナの検査法の比較・適正使用について
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医中誌Web
著者柳原 克紀(長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科病態解析・診断学分野(臨床検査医学))収載誌/巻号頁医療と検査機器・試薬 (1347-0434)/45巻3号 p.156-161発行年月2022.06
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W704350050<Pre 医中誌>】(原著論文)
COVID-19と診断されて入院した患者の精神面での看護
抄録
COVID-19について十分な情報がない状況のなかでCOVID-19と診断され入院した70歳代女性患者と関わり、精神面での看護に困難さを感じる場面があった。本例の経験を通して以下の学びを得た。1)隔離下の入院は精神的苦痛が大きい。2)入院時から患者の理解度や病識について適宜確認していく必要がある。3)COVID-19と正しく付き合うためには、信頼できる情報源を見極め、報道との距離を適度に保つ必要がある。4)COVID-19患者のストレスや不安に対するケアには、一般患者と同様のケアも有効である。5)COVID-19患者は一般患者に比べて直接コミュニケーションをとる時間が少なくなるため、より表情や言動に注意するとともに、モバイル面接などを活用してコミュニケーションを積極的にとることが必要である。
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医中誌Web
著者森 麗委奈(岐阜市民病院 西診療棟10階)収載誌/巻号頁岐阜市民病院紀要 (2436-5165)/41号 p.170-173発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W624400032<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
唾液採取のタイミングはSARS-CoV-2感染の診断に影響するか(Does the timing of saliva collection affect the diagnosis of SARS-CoV-2 infection?)
抄録
唾液採取のタイミングはSARS-CoV-2分子検査の結果に影響を与える可能性があるため、SARS-CoV-2分子検査における最適な唾液採取のタイミングについて検討した。2020年8月から2021年3月までに当院に入院したCOVID-19患者13例(年齢19〜82歳)から四つの特定の時間帯で150の唾液検体を採取した。唾液採取の時間帯は、(1)早朝(起床直後)、(2)朝食直後の歯磨き前、(3)朝食2時間後、(4)昼食前であった。入院2日目に、四つの時間帯で唾液を採取し、入院3日目から発症9日目までは、時間帯(1)と(3)で唾液を採取した。四つの時間帯で採取した52検体では、有意な差は認められなかった。症状発現からの日数別、全検体別のいずれの解析においても、陽性割合、ウイルス量に時間帯(1)と(3)間の有意差は認められなかった。以上より、症状発現後9日以内に各時間帯で採取した唾液の陽性割合に差はなく、唾液採取のタイミングはSARS-CoV-2感染の診断に影響しなかった。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Katayama Yuki(Division of Laboratory Medicine, Sapporo Medical University Hospital)ほか収載誌/巻号頁Journal of Infection and Chemotherapy (1341-321X)/28巻7号 p.1012-1014発行年月2022.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W624400030<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
等温増幅法で診断されたCOVID-19におけるSARS-CoV-2 PCR陰性の3例(Three SARS-CoV-2 PCR-negative cases of COVID-19 diagnosed using isothermal amplification methods)
抄録
症例1は53歳男性で、意識障害のため当院に紹介された。鼻咽頭スワブ検体に対して「ID Now」を用いたSARS-CoV-2のスクリーニング検査を行い、陽性と判定した。微熱のみでCOVID-19の典型的な症状がなかったため、「ID Now」検査は偽陽性と考え、同日PCR検査(GeneXpert)を行ったが、陰性であった。胸部CTにより肺の硬化像を認め、COVID-19と仮診断した。翌日、再度PCR検査を行ったところ陽性であり、COVID-19の診断が確定した。症例2は79歳女性で、胃の内視鏡的粘膜下層剥離術を受けるため当院を受診した。入院時、簡易PCR検査のLAMP法(Loopamp)でSARS-CoV-2陽性であった。軽度の咳嗽以外はCOVID-19の典型的な症状がなかったため偽陽性と判断し、PCR検査(GeneXpert)を実施したところ、陰性であった。胸部CTで肺の硬化像を認め、COVID-19と仮診断した。翌日、PCR検査を再度実施したところ陽性であり、COVID-19の診断が確定した。症例3は39歳男性で、めまいを発症し、小脳嚢胞と診断され入院した。小脳血管芽細胞腫の既往があった。「ID Now」によるSARS-CoV-2のスクリーニング検査を行ったところ、陽性であった。COVID-19の典型的な症状がなかったため偽陽性と判断し、再度PCR検査を行った。同日のPCR検査(GeneXpert)の結果は不確定であった。めまい以外の症状はなく、血液検査や胸部CTでも特異的な所見はなかったが、COVID-19と仮診断した。翌日、再度PCR検査を行ったが、再び不確定であった。しかし、PCR検査でEとN2の遺伝子が検出されたため、COVID-19と診断した。
リンク情報
医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Shinozawa Saeko(Department of Respiratory Medicine, Tokyo Takanawa Hospital)ほか収載誌/巻号頁Journal of Infection and Chemotherapy (1341-321X)/28巻7号 p.1005-1007発行年月2022.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W624400028<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
診断から221日間SARS-CoV-2ウイルス排出が長期化した可能性のある妊婦の1例(Case of a pregnant women with probable prolonged SARS-CoV-2 viral shedding 221 days after diagnosis)
抄録
症例は20歳女性で、発熱のため医療機関を受診した。SARS-CoV-2ウイルス抗原検査の結果、COVID-19と診断された。治療期間中、発熱以外の症状はなく、予定通り10日間で隔離を終了した。人混みに行ったことはなく、発熱や上気道炎症状はなかった。家族にもCOVID-19の症状はなかった。発熱時に妊娠8週目であった。その後COVID-19 mRNAワクチンの接種を2回受けた。妊娠38 2/7週で、頻発する陣痛(10分間隔)のため当院に入院した。COVID-19感染以外は妊娠経過に問題はなく、妊娠糖尿病は発症していなかった。3320gの女性新生児を経腟分娩し、1分と5分のアプガースコアはそれぞれ8点と9点であった。入院時に採取した鼻咽頭検体を用いたSARS-CoV-2 RT-PCRの結果は陽性であった(Ct値=36.4)。変異株のスクリーニング検査ではSARS-CoV-2アルファ株(B.1.1.7系統)の指標であるN501Y変異を認めたが、デルタ株は陰性であった。アルファ株の排出が診断から221日間持続していたことが明らかになった。
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医中誌Web
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著者Akine Dai(Division of Infectious Diseases, Department of Medicine, Ibaraki Prefectural Central Hospital, Ibaraki Cancer Center)ほか収載誌/巻号頁Journal of Infection and Chemotherapy (1341-321X)/28巻7号 p.998-1000発行年月2022.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【W623330010<Pre 医中誌>】(原著論文)(英語)
Can naive Bayes classifier predict infection in a close contact of COVID-19? A comparative test for predictability of the predictive model and healthcare workers in Japan(和訳中)
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医中誌Web
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Crossref
著者Yoshikawa Hideo(Division in Chief, Health Promotion Division, Chuo Public Health Centre)収載誌/巻号頁Journal of Infection and Chemotherapy (1341-321X)/28巻6号 p.774-779発行年月2022.06
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