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新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 関連文献

予防・感染防御に関する文献

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((SARSコロナウイルス-2/TH or COVID-19/TH or COVID-19/AL or (コロナ/TA and DT=2020:2024)) and (SH=予防 or 感染予防管理/TH or 予防/TI or 防御/TI or 対策/TI or 個人用保護具/TH or prevention/TI)) and (PT=解説)

2024年4月16日更新

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医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
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著者収載誌/巻号頁発行年月
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【Y301230012<Pre 医中誌>】(解説)
Well Beingを目指した予防(その1) 感染 ポストコロナの予防と慢性期医療 新型コロナ・パンデミックから学ぶ
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医中誌Web
著者山本 尚子(国際医療福祉大学 大学院)収載誌/巻号頁日本慢性期医療協会誌 (2187-8846)/32巻1号 p.46-48発行年月2024.02
医中誌Web文献番号/論文種類
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【Y221110022<Pre 医中誌>】(解説)
放射線部における新型コロナウイルス感染対策について
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医中誌Web
著者小渕 達也(美心会黒沢病院附属ヘルスパーククリニック 画像センター)ほか収載誌/巻号頁群馬医学 (0285-0656)/118号 p.115-117発行年月2024.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【Y214040005<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルス感染症COVID-19の現在 後遺症 予防と治療
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医中誌Web
著者中村 造(東京医科大学病院 感染制御部・感染症科)収載誌/巻号頁都薬雑誌 (0285-1733)/46巻2号 p.41-43発行年月2024.02
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【Y207170023<Pre 医中誌>】(解説)
【血栓・塞栓症の臨床-診断・治療・予防の最新動向-】特論 COVID-19関連血栓・塞栓症とlong COVID
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医中誌Web
著者森下 英理子(金沢大学 医薬保健研究域保健学系病態検査学)収載誌/巻号頁日本臨床 (0047-1852)/82巻2号 p.268-274発行年月2024.02
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【Y207140002<Pre 医中誌>】(解説)
【コロナ後の非営利・協同の事業経営】医科・歯科診療所の現状 感染対策、煩雑な事務対応、人手不足…疲労増えるも経営厳しく
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医中誌Web
著者工藤 光輝(全国保険医団体連合会 事務局)収載誌/巻号頁いのちとくらし研究所報 (1881-3194)/85号 p.13-18発行年月2024.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【Y131040032<Pre 医中誌>】(解説)
ほんとに意味あるの? その感染対策・感染症治療(第2回) 3密
抄録
<文献概要>一般的に広く受け入れられ取り組まれている感染対策であっても,エビデンスが明確であるものは,実はそれほど多くない.また他の医学領域に比較して,その感染対策の効果の立証のための追試が行われていないものも少なくない.われわれ感染症専門家が,再検討・再立証をしなければならない課題は山積みである.前号では,マスクの着用は本当に意味があるのか論じた.今回は新型コロナウイルス感染症の対策の主眼である3密について考えてみようと思う.
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医中誌Web
PierOnline
医書.jp_オールアクセス
著者中村 造(東京医科大学病院 感染制御部・感染症科)収載誌/巻号頁内科 (0022-1961)/133巻2号 p.313-316発行年月2024.02
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【Y119280009<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルス感染症対策の振り返りと渡航医学について
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医中誌Web
著者島谷 倫次収載誌/巻号頁全国大学保健管理協会東海・北陸地方部会報告書/令和5年度 p.43-45発行年月2023.
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【Y119070040<Pre 医中誌>】(解説)
COVID-19感染対策のための対面受講選抜制度から考えた「グループ学修スキル」の意義
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医中誌Web
MedicalOnline
J-STAGE(無料)
著者横平 政直(香川大学 医学部医学教育学講座)ほか収載誌/巻号頁医学教育 (0386-9644)/54巻6号 p.664-665発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【Y109040007<Pre 医中誌>】(解説)
アフターコロナの手術室感染対策
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医中誌Web
著者小川 健治(福岡徳洲会病院)収載誌/巻号頁手術看護エキスパート/17巻5号 p.38-42発行年月2024.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC28380012<Pre 医中誌>】(解説)
【最新のインフルエンザ診療-COVID-19を見据えて-】新型インフルエンザ対策
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医中誌Web
MedicalOnline
著者川筋 仁史(富山大学 学術研究部医学系感染症学講座)ほか収載誌/巻号頁臨牀と研究 (0021-4965)/100巻12号 p.1483-1487発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC28380010<Pre 医中誌>】(解説)
【最新のインフルエンザ診療-COVID-19を見据えて-】インフルエンザ流行時の感染対策 乳幼児施設
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医中誌Web
MedicalOnline
著者佐藤 晶論(福島県立医科大学 医学部小児科学講座)収載誌/巻号頁臨牀と研究 (0021-4965)/100巻12号 p.1473-1477発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC28380009<Pre 医中誌>】(解説)
【最新のインフルエンザ診療-COVID-19を見据えて-】高齢者施設におけるインフルエンザ流行時の感染対策
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医中誌Web
MedicalOnline
著者林 純(多々良福祉会)ほか収載誌/巻号頁臨牀と研究 (0021-4965)/100巻12号 p.1471-1472発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC28380008<Pre 医中誌>】(解説)
【最新のインフルエンザ診療-COVID-19を見据えて-】インフルエンザ流行時の感染対策 病院
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医中誌Web
MedicalOnline
著者米川 晶子(九州大学病院 グローバル感染症センター)ほか収載誌/巻号頁臨牀と研究 (0021-4965)/100巻12号 p.1464-1470発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
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【XC26380003<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルス感染症パンデミックに対する感染予防対策の現状(担当医の立場から)
抄録
新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)パンデミックにより,院内感染予防対策が必要となった.筋ジストロフィー患者など基礎疾患のある場合は重症化のリスクがあり,一般よりも厳重な感染予防対策が必要と考えられる.面会制限など人の接触を避けるための対策を実施しているが,患者・家族のストレスとなっており心理面に配慮しながら感染予防対策を継続する必要がある.外来受診の代わりとしての電話診療や,発熱外来での診療など新しい診療方法をおこなった.受診控えが続くことによって治療介入が遅れないように注意する必要がある.(著者抄録)
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者生田目 禎子(国立病院機構東埼玉病院 神経内科)ほか収載誌/巻号頁筋ジストロフィー医療研究 (2433-1708)/8巻2号 p.17-18発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC22300003<Pre 医中誌>】(解説)
ポストコロナにおける感染対策 COVID-19パンデミックのアフターマス 特に世界的な感染症への影響について
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医中誌Web
著者堀 賢(順天堂大学 大学院医学研究科感染制御科学)収載誌/巻号頁TMA: 医師と東京都医師会を結ぶ会報誌/76巻10号 p.1151-1156発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
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【XC22300002<Pre 医中誌>】(解説)
ポストコロナにおける感染対策 感染拡大防止における家庭医と専門医の情報交流の重要性
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医中誌Web
著者國島 広之(聖マリアンナ医科大学 感染症学講座)収載誌/巻号頁TMA: 医師と東京都医師会を結ぶ会報誌/76巻10号 p.1142-1150発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC21190010<Pre 医中誌>】(解説)
地域のパンデミックプランニング[第67回] 愛知県における新型コロナウイルス感染防止対策のための県民向けガイド
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医中誌Web
著者清水 宣明(愛知県立大学 看護学部)収載誌/巻号頁インフルエンザ (1345-8345)/24巻4号 p.265-268発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC07210008<Pre 医中誌>】(解説)
COVID-19に対する感染管理活動を通して得られた官民学連携の協働体制 岡山県クラスター対策班(OCIT)の取り組み
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者高橋 一剛(岡山県保健医療部新型コロナウイルス感染症対策室)ほか収載誌/巻号頁岡山医学会雑誌 (0030-1558)/135巻3号 p.158-166発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC07020026<Pre 医中誌>】(解説)
【海の外へ渡る航行者を診る-アウトバウンドにまつわるetc.】COVID-19パンデミックを振り返る 各国の対策と課題
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者石川 尚子(川崎セツルメント診療所)収載誌/巻号頁総合診療 (2188-8051)/33巻12号 p.1472-1476発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC07020020<Pre 医中誌>】(解説)
【海の外へ渡る航行者を診る-アウトバウンドにまつわるetc.】渡航医学トピックス 新興・再興感染症 病歴聴取がカギ! 医療機関での適切な感染対策に留意しよう
抄録
<文献概要>全米医学アカデミー(National Academy of Medicine:NAM)によると、新興感染症とは、これまで知られていなかったか、既知ではあったが20年間で発生率や地理的範囲が急速に増加しており、コントロールできていない感染症と定義されている。具体的には、エボラ出血熱やマールブルグ病などのウイルス性出血熱、後天性免疫不全症候群(acquired immunodeficiency syndrome:AIDS)や新型コロナウイルス感染症などが含まれる。また再興感染症については、公衆衛生対策の変化や病原体の変異などに伴って、かつては抑制されていたものの再び流行してしまった感染症とされ、結核やマラリアなどが挙げられる。本稿では、日本で経験する可能性が高い疾患として、新興感染症では重症熱性血小板減少症候群(severe fever with thrombocytopenia syndrome:SFTS)を、再興感染症では麻疹を例に挙げて解説する。
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者永瀬 裕一朗(国立国際医療研究センター国際感染症センター)ほか収載誌/巻号頁総合診療 (2188-8051)/33巻12号 p.1456-1458発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC05010008<Pre 医中誌>】(解説)
「児童虐待の現状と対策:コロナ禍での再考」 少年院在院者の被害体験と支援
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医中誌Web
著者市川 真由美(美祢社会復帰促進センター)収載誌/巻号頁法と精神医療 (0913-8692)/36号 p.197-213発行年月2023.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC05010007<Pre 医中誌>】(解説)
「児童虐待の現状と対策:コロナ禍での再考」 PCIT(親子相互交流療法)の立場から子ども虐待における養育者支援のありかたを考える
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医中誌Web
著者加茂 登志子(日本PCIT研修センター)収載誌/巻号頁法と精神医療 (0913-8692)/36号 p.175-195発行年月2023.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC05010006<Pre 医中誌>】(解説)
「児童虐待の現状と対策:コロナ禍での再考」 児童虐待の現場における法的諸問題と弁護士の関わり
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医中誌Web
著者藤田 香織(藤田・戸田法律事務所)収載誌/巻号頁法と精神医療 (0913-8692)/36号 p.161-174発行年月2023.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XC05010005<Pre 医中誌>】(解説)
「児童虐待の現状と対策:コロナ禍での再考」 児童虐待の現状と対策 相談機関としての児童相談所
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医中誌Web
著者影山 孝(東京都児童相談センター)収載誌/巻号頁法と精神医療 (0913-8692)/36号 p.143-159発行年月2023.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB30270010<Pre 医中誌>】(解説)
令和新時代 医療への事務的アプローチ(第37回) アフターコロナの病院経営 必要なのはデータに基づいた集患対策
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医中誌Web
著者汲田 玲未衣(メディカル・データ・ビジョン 広報室)収載誌/巻号頁医事業務/30巻659号 p.49-52発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB22270006<Pre 医中誌>】(解説)
ポストコロナ時代におけるフレイル・サルコペニア対策の展望と期待
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医中誌Web
著者荒井 秀典(国立長寿医療研究センター)収載誌/巻号頁Phil漢方 (1347-6882)/99号 p.18-21発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
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【XB15310008<Pre 医中誌>】(解説)
【TVF】インバウンド小児への予防接種
抄録
COVID-19パンデミックにより国内外の移動が大きく制限されてきたが、予防接種の対応を必要とする在留外国人数に大きな変化はみられていない。外国人小児への予防接種では、言語・コミュニケーションや外国語で記載された予防接種記録の判読、各国の予防接種スケジュールの差異、ワクチンの互換性、文化の差異などが問題となる。その対応方法は確立されていないが、一つ一つ経験を積み重ね、知識や技術を共有することで、外国人小児が安心して受診できる体制が整備されることを願う。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者田中 孝明(川崎医科大学 小児科学教室)収載誌/巻号頁バムサジャーナル (2185-9361)/35巻4号 p.229-233発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB15310001<Pre 医中誌>】(解説)
バイオセーフティ 歯科診療室内感染防止に係る標準予防策および新興感染症に対する対策
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)はSevere Acute Respiratory Syndrome Coronavirus 2(SARS-CoV-2)を原因ウイルスとする。2019年末に中国武漢で発生し、瞬く間に全世界に感染拡大した。歯科診療は唾液・血液を扱う業務であり、飛沫や歯の切削などで日常的にエアロゾルの発生を伴う特殊性がある。新型コロナウイルス感染症の流行を契機に、これまでとは異なった特性を持つ未知の感染症に遭遇することで、歯科医院内感染予防対策の見直しの必要性が生じた。本稿では、これまで遵守してきた標準予防策および感染経路別予防策を振り返り、感染伝播の防止のための業務制限や、マスギャザリングへの不参加、PPEの強化やゾーニングなど、今後遭遇するであろう最悪な未知の新興感染症に備えるべく歯科医院内感染予防対策を再考し、新型コロナウイルス感染症流行下において、当科で継続的に行った口腔外科診療の工夫について報告する。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者兼古 晃輔(東邦大学 医学部口腔外科学)ほか収載誌/巻号頁バムサジャーナル (2185-9361)/35巻4号 p.185-191発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB13200007<Pre 医中誌>】(解説)
ケア日記 感染対策の背中を押す動機づけ
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行に伴い,感染対策へのモチベーションは高まったが,社会の中で対策が緩和されてくると,緩和された対策を維持することや院内で元の水準を維持することさえ難しいことを改めて痛感した.ここでは望ましい行動を自発的に取れるように手助けするナッジの手法を取り入れた当院での感染対策への取組について紹介する.(著者抄録)
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医中誌Web
著者文字 雅義(蘇西厚生会松波総合病院)収載誌/巻号頁感染と消毒 (1346-2326)/30巻2号 p.108-111発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB13200006<Pre 医中誌>】(解説)
デイケアサービス施設の感染対策
抄録
デイサービスは,常に感染症の持ち込みのリスクを抱えている.そのため,医療機関や入所施設と同等の感染対策を取ることは困難である.そこで,筆者が実際に新型コロナウイルス感染症のクラスター支援に入った経験を踏まえ,デイサービスでの感染対策における問題点と各施設にあった感染対策を実施するためのポイントを解説する.(著者抄録)
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医中誌Web
著者二宮 茜(晃陽会宇都宮第一病院 看護部)ほか収載誌/巻号頁感染と消毒 (1346-2326)/30巻2号 p.103-107発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB13110001<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルス感染症のこれまでの振り返りと感染対策
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医中誌Web
著者山藤 栄一郎(福島県立医科大学 総合内科・臨床感染症学講座)収載誌/巻号頁大原記念財団年報 (2435-3132)/59巻 p.5-9発行年月2023.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB10150007<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルス感染対策における臨床検査の社会貢献 今後の新型コロナウイルス対策 新興・再興感染症対策へ向けての臨床検査の役割と備え
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医中誌Web
著者柳原 克紀(長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科病態解析・診断学分野(臨床検査医学))収載誌/巻号頁日本臨床検査医学会誌 (2436-2727)/71巻10号 p.697-703発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB10150005<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルス感染対策における臨床検査の社会貢献 福井市休日急患センターにおける福井県臨床検査技師会の対応 検体採取からイムノクロマトでの検査
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医中誌Web
著者米倉 久剛(福井赤十字病院 検査部)収載誌/巻号頁日本臨床検査医学会誌 (2436-2727)/71巻10号 p.690-694発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB01120024<Pre 医中誌>】(解説)
【新型コロナウイルス感染症の検証-腎疾患診療を中心に】慢性腎臓病および透析患者の治療 罹患後の心血管イベントのリスクとその予防
抄録
<文献概要>はじめに ワクチンの普及,ウイルス株変異などにより,ウイルスSARS-CoV-2およびその臨床疾患であるCOVID-19に感染した患者の多くは症状がほとんどないか無症状であるが,依然として重症化する症例は存在する。COVID-19の主要症候は肺炎や急性呼吸窮迫症候群などの呼吸器症状であるが,動脈および静脈血栓症,心筋炎,不整脈といった心血管合併症リスクの上昇が報告されている。さらに,心血管疾患の既往や年齢,心血管リスクファクター(喫煙,糖尿病,肥満,高血圧など)がCOVID-19患者の重症化リスクとしても知られている。本稿ではCOVID-19罹患後の心血管イベントとその予防について述べる。
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医中誌Web
MedicalOnline
医書.jp_オールアクセス
著者小松 素明(東京都済生会中央病院 腎臓内科)収載誌/巻号頁腎と透析 (0385-2156)/95巻4号 p.543-547発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB01120018<Pre 医中誌>】(解説)
【新型コロナウイルス感染症の検証-腎疾患診療を中心に】ワクチン接種関連および予防 パンデミック下のワクチン接種とウイルスの免疫逃避 予想と現実
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医中誌Web
MedicalOnline
医書.jp_オールアクセス
著者渡邊 裕美(新潟大学 大学院医歯学総合研究科社会・環境医学分野)収載誌/巻号頁腎と透析 (0385-2156)/95巻4号 p.507-512発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB01120017<Pre 医中誌>】(解説)
【新型コロナウイルス感染症の検証-腎疾患診療を中心に】ワクチン接種関連および予防 罹患患者へのワクチンをどう考えるか COVID-19罹患とワクチンの間隔について
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医中誌Web
MedicalOnline
医書.jp_オールアクセス
著者上原 由紀(藤田医科大学 医学部感染症科)収載誌/巻号頁腎と透析 (0385-2156)/95巻4号 p.504-506発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB01120016<Pre 医中誌>】(解説)
【新型コロナウイルス感染症の検証-腎疾患診療を中心に】ワクチン接種関連および予防 免疫抑制療法治療中患者の感染リスクとワクチン接種
抄録
<文献概要>はじめに まず,この稿で取り扱う問題について整理する。この記事のテーマは『「免疫抑制薬治療中患者」の「感染リスク」と「ワクチン接種」』であるが,ここでは対象を腎領域にかかわる免疫抑制薬を使用する患者を対象とし,想定する患者は,つまり糸球体疾患やネフローゼ症候群,全身性エリテマトーデスsystemic lupus erythematosus:SLE)や血管炎など,高頻度に腎病変を発症しかつ治療の中心に免疫抑制療法を用いる患者,または腎移植患者とし,この集団におけるCOVID-19の「感染リスク」と,この集団における「SARS-CoV-2ワクチン」にまつわる項目について概説することとする。また,ここで「感染リスク」という語は発症のリスクを指しているのか,重症化のリスクを指しているのか曖昧になるので,以下これらを可能な限り分けて論じる。
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医中誌Web
MedicalOnline
医書.jp_オールアクセス
著者西脇 宏樹(昭和大学藤が丘病院 内科系診療センター内科(腎臓))ほか収載誌/巻号頁腎と透析 (0385-2156)/95巻4号 p.499-503発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB01120015<Pre 医中誌>】(解説)
【新型コロナウイルス感染症の検証-腎疾患診療を中心に】ワクチン接種関連および予防 慢性腎臓病および透析患者のワクチンの効果
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医中誌Web
MedicalOnline
医書.jp_オールアクセス
著者吉藤 歩(慶応義塾大学 医学部感染症学)ほか収載誌/巻号頁腎と透析 (0385-2156)/95巻4号 p.494-498発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB01120014<Pre 医中誌>】(解説)
【新型コロナウイルス感染症の検証-腎疾患診療を中心に】ワクチン接種関連および予防 新型コロナワクチンの基礎
抄録
<文献概要>はじめに 2019年12月に中国・武漢で発生した急性肺炎の流行が,12月31日に世界保健機関(World Health Organization:WHO)に報告され3年半が経った。当初は未曾有のパンデミックを起こすとは予想されなかった。年明けの1月10日には全塩基配列が決定され,ウイルスの形態からも,2002年に出現した重症急性呼吸器症候群(severe acute respiratory syndrome:SARS)に近縁のウイルスでSARS-CoV-2と命名され,感染症はCOVID-19(coronavirus disease 2019)と呼ばれるようになった。3年半の流行疫学と感染制御,ウイルスの性状,ワクチン開発についてまとめてみた。
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医中誌Web
MedicalOnline
医書.jp_オールアクセス
著者中山 哲夫(北里大学 大村智記念研究所ウイルス感染制御)収載誌/巻号頁腎と透析 (0385-2156)/95巻4号 p.487-493発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB01120010<Pre 医中誌>】(解説)
【新型コロナウイルス感染症の検証-腎疾患診療を中心に】コロナ禍での腎疾患診療 血液透析室での感染対策
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医中誌Web
MedicalOnline
医書.jp_オールアクセス
著者坂本 明美(東京都済生会中央病院 感染制御センター)ほか収載誌/巻号頁腎と透析 (0385-2156)/95巻4号 p.467-472発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XB01120004<Pre 医中誌>】(解説)
【新型コロナウイルス感染症の検証-腎疾患診療を中心に】コロナ禍での腎疾患診療 COVID-19が腎疾患外来診療に与えた影響と対策
抄録
<文献概要>はじめに COVID-19は,世界保健機関(WHO)により2020年1月30日「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言され,同年3月11日パンデミック(世界的な大流行)とみなせると表明された。以降,わが国でもわれわれの生活や日常診療に多大な影響を及ぼしてきた。慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)は,重症COVID-19の危険因子として同定されており,COVID-19は腎疾患診療に多大な影響を与えてきた。本稿ではCOVID-19が腎疾患診療に与えた影響および対策についてふれる。
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医中誌Web
MedicalOnline
医書.jp_オールアクセス
著者小板橋 賢一郎(稲城市立病院 腎臓内科)収載誌/巻号頁腎と透析 (0385-2156)/95巻4号 p.447-450発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XA23460002<Pre 医中誌>】(解説)
コロナパンデミックの教訓から医療安全・感染対策専門人材の育成の重要性を学ぶ
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医中誌Web
MedicalOnline
著者朝野 和典(大阪健康安全基盤研究所)収載誌/巻号頁医療安全実践教育研究会誌 (2188-2452)/11巻 p.13-15発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XA18180003<Pre 医中誌>】(解説)
研究室紹介シリーズ 東北文化学園大学 エアフィルタ、マスク、空気清浄機による新型コロナウイルス感染症と環境アレルギー対策
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医中誌Web
著者野崎 淳夫(東北文化学園大学)ほか収載誌/巻号頁臨床環境医学 (0916-9407)/32巻1号 p.42-47発行年月2023.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【XA11050007<Pre 医中誌>】(解説)
当院生理機能検査室における新型コロナウイルス対策
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医中誌Web
著者浅見 李奈(自治医科大学附属さいたま医療センター)ほか収載誌/巻号頁自治医科大学臨床検査技師年報 (0919-3448)/44号 p.31-34発行年月2022.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X928190010<Pre 医中誌>】(解説)
血液浄化センターにおける「新型コロナウイルス感染症」感染対策の取り組み
抄録
新型コロナウイルス感染症(以下,C-19)の感染拡大に伴う当院血液浄化センター(以下,センター)における感染対策の取り組みを報告する.(著者抄録)
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医中誌Web
著者鍵谷 昌儀(岩見沢市立総合病院 医療技術部臨床工学科)ほか収載誌/巻号頁岩見沢市立総合病院医誌 (0289-1484)/49巻1号 p.45-48発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X912070001<Pre 医中誌>】(解説)
【昨今のねずみ対策事情-デジタル化とねずみ対策-】新型コロナウイルス感染症対策が東京23区とニューヨークのねずみに与えた影響
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医中誌Web
著者清川 泰志(東京大学 獣医動物行動学研究室)収載誌/巻号頁生活と環境 (0037-1025)/68巻5号 p.4-7発行年月2023.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X911320004<Pre 医中誌>】(解説)
分泌型IgAの重要性 アレルギー疾患から新型コロナウイルスに対する防御機能,舌下ワクチン,機能性食品まで
抄録
口腔,上気道,消化管等の粘膜表面は病原微生物,環境アレルゲン,食物アレルゲンの主な侵入門戸であり,これらの表面は粘膜分泌物に広く存在する分泌型IgA(sIgA)によって,保護されている.sIgAは様々な感染症やアレルギー疾患の予防において重要な役割をもつ可能性があると考えられている.関連する研究から得られたいくつかの新しい研究成果について述べる.(1)選択的IgA欠損症は例外的に高い頻度で出現する先天性免疫不全症候群であり,国や地域によってその発生頻度に大きな差が見られ,国別のCOVID-19による罹患率や死亡者数と選択的IgA欠損症との間には相関が見られた.特に日本人においては,両者において低値であった.(2)sIgAは交差免疫反応を有しており,日本人のワクチン接種前で,新型コロナウイルス感染歴がなく,PCR陰性の成人139名と未成年(20歳未満)41名の唾液中に存在するSARS-CoV-2のスパイクタンパク質受容体結合ドメインの組み換えタンパク質(RBD)に反応するsIgAの頻度を調べた.SARS-CoV-2のRBDに反応するsIgAの頻度は男女,年齢による差は見られなかった.全体では180名中95名(約53%)がSARS-CoV-2のRBDに反応するsIgAを有していた.(3)アレルギー疾患(スギ花粉症,通年性アレルギー性鼻炎,喘息およびアトピー性皮膚炎)の各有病者における唾液sIgA濃度を非アレルギー健常者のものと比較したところ,すべてのアレルギー疾患有病者のsIgA濃度は健常者と比較して有意に低いことが判った.さらに,唾液中sIgA濃度と血中IgE値は逆相関した.(4)2006年秋から2009年春までの3期間にわたってのべ25,000名の日本人成人を対象に花粉症症状,ワクチン接種の有無およびインフルエンザ発症の有無などを調査したところ,すべての期間において,ワクチン接種の有無に関わらず,インフルエンザ罹患率は花粉症患者の方が高値であった.さらに,ワクチン接種の有無に関わらずインフルエンザの罹患率に差は見られなかった.(5)高用量のRBDをカニクイザルの舌下に投与したところ,鼻汁中に抗RBDsIgA,血中にIgG及びIgAの誘導が見られた.また,IgEの増加は認められず,カニクイザルの一般状態に特に問題は見られなかった.(6)唾液中sIgA濃度や分泌速度を増大させることの出来る機能性食品の研究が進められ,併せて上気道感染症(URTI)またはアレルギー疾患の症状の緩和が多数報告されている.(著者抄録)
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医中誌Web
著者山本 哲郎(EPSホールディングス 創研センター)収載誌/巻号頁日本未病学会雑誌 (2435-8584)/29巻2号 p.31-41発行年月2023.08
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X908020024<Pre 医中誌>】(解説)
ちょっとだけ余計にがんばる病院の感染対策(第27回) 私たちはまだCOVID-19の感染対策から抜けられない
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医中誌Web
著者本田 仁(藤田医科大学 感染症科)収載誌/巻号頁J-IDEO (2432-7077)/7巻5号 p.760-761発行年月2023.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X904090004<Pre 医中誌>】(解説)
COVID-19蔓延下の山岳診療の現状と課題 COVID-19蔓延下での山岳診療所運営と感染対策・対応
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医中誌Web
MedicalOnline
著者西山 裕太(昭和大学 白馬診療部)ほか収載誌/巻号頁登山医学 (0286-7516)/42巻1号 p.25-28発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X824160007<Pre 医中誌>】(解説)(英語)
The priority for prevention and control of infectious diseases: Reform of the Centers for Disease Prevention and Control-Occasioned by "the WHO chief declares end to COVID-19 as a global health emergency"(タイトル和訳中)
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医中誌Web
PubMed
J-STAGE(無料)
著者Luo Mingyu(Department of Communicable Disease Control and Prevention, Zhejiang Provincial Center for Disease Prevention and Control)ほか収載誌/巻号頁BioScience Trends (1881-7815)/17巻3号 p.239-244発行年月2023.06
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X810360013<Pre 医中誌>】(解説)
感染症・予防接種レター(第99号) 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行後の小児ウイルス性胃腸炎
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医中誌Web
MedicalOnline
著者岡田 賢司ほか収載誌/巻号頁小児保健研究 (0037-4113)/82巻4号 p.425-427発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X810360008<Pre 医中誌>】(解説)
新型コロナウイルス感染症の小児保健への影響 COVID-19の小児への影響と対策
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医中誌Web
MedicalOnline
著者庄司 健介(国立成育医療研究センター 感染症科)収載誌/巻号頁小児保健研究 (0037-4113)/82巻4号 p.389-392発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X810360005<Pre 医中誌>】(解説)
COVID-19感染症後の今後の小児保健体制 今後の新興感染症対策
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医中誌Web
MedicalOnline
著者森内 浩幸(長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科小児科学)収載誌/巻号頁小児保健研究 (0037-4113)/82巻4号 p.375-379発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X808240003<Pre 医中誌>】(解説)
<第8回>日本の身近な感染症情報と対策
抄録
2020年の初めに始まったわが国の新型コロナ(COVID-19)大流行が、ようやく落ち着いた状況になった。感染症法上の扱いも、2023年5月8日に2類相当から5類に引き下げられた。すでに、観光客やビジネス関係者の海外との行き来は、ほぼコロナ以前に戻る勢いである。この海外との行き来が活発になると、心配なのは輸入感染症である。そもそもCOVID-19も、日本では輸入感染症の1つである。中国の旧正月(春節)中に、人気の日本へ観光客が大挙して押し寄せた際に輸入されてしまった経緯がある。このような過ちを繰り返さないために、世界で流行している感染症情報をいち早く取得し、それを迅速に水際対策に生かすことがこれから重要になってくる。ここでは今後、どのような感染症が輸入され、問題になる可能性があるのかについてまとめる。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者生田 和良(大阪大学)収載誌/巻号頁バムサジャーナル (2185-9361)/35巻3号 p.131-137発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X525470007<Pre 医中誌>】(解説)
COVID-19感染症対策と教育 放射線技術科学科における臨床実習前教育の現状
抄録
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた2020年度以降,臨床実習受け入れ辞退や実習中断が相次いだ。幸い,全学生に対して2022年度まで学内実習に振り替えることなく臨床実習を継続できているが,実際には見学のみの臨床実習となっているケースもある。放射線技術科学科の学生には臨床実習が見学のみとなった場合であっても,患者接遇やコミュニケーションに関する知識と技術を身につけられるよう,臨床実習前教育として,感染対策,患者移乗介助,患者接遇に関する実習に力を入れてきた。一定の成果が得られており,今後も臨床実習前教育の改善を進めていく。(著者抄録)
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医中誌Web
著者吉田 豊(純真学園大学 保健医療学部放射線技術科学科)収載誌/巻号頁純真学園大学雑誌 (2186-6481)/13巻 p.79-81発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
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【X525470006<Pre 医中誌>】(解説)
COVID-19感染症対策と教育 検査科学科における新型コロナウイルス(COVID-19)感染症対策の取組み
抄録
2019年12月に中国で確認された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は,ユニバーサル・マスキングやソーシャル・ディスタンスという新しい感染対策の必要性やエアゾルという新しい用語が台頭した.純真学園大学では,(1)基本的な感染予防の徹底,(2)授業・実習への対応,(3)学生生活について,(4)大学行事・イベント実施などの感染症対策に取り組んだ.検査科学科では,学生が主体となる活動の試みとして,各学科学年のクラスごとに感染対策委員を置き,「学生による学生のための感染対策チーム」を設立した.各学年の行動目標を設定し,学生の視点で学内を感染ラウンドし,問題点や課題を見つけながら行動した.成果を確認するという視点を持ち続けることで,大学全体の感染対策の底上げにつながると思われる.(著者抄録)
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医中誌Web
機関リポジトリ(無料)
著者大隈 雅紀(純真学園大学 保健医療学部検査科学科)収載誌/巻号頁純真学園大学雑誌 (2186-6481)/13巻 p.67-77発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X525470005<Pre 医中誌>】(解説)
COVID-19感染症対策と教育 COVID-19感染拡大における純真学園大学看護学科の教育への取り組みと課題
抄録
本学看護学科におけるCOVID-19感染拡大下における組織的取り組みと,成人看護学(急性期),精神看護学,母性看護学,老年看護学,在宅看護学における臨地実習の取り組みと課題について報告を行った.高機能シミュレーターや効果的な視聴覚教材の活用など対象者の全体像把握やケアの方法など専門領域の特徴を加味して,リアリティを追及し学生にイメージしやすいような工夫がされていた.また,学生が患者役と看護師役でロールプレイングをしたり,振り返りの時間を多くとることで事例についての学びを深める工夫がされていた.臨床現場での看護学実習が制限される状況においても,今回明確になった学内実習におけるメリットや課題を生かしながら看護教育の質を担保し向上していくことが必要である.(著者抄録)
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医中誌Web
機関リポジトリ(無料)
著者濱田 維子(純真学園大学 保健医療学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁純真学園大学雑誌 (2186-6481)/13巻 p.49-65発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X525470004<Pre 医中誌>】(解説)
COVID-19感染症対策と教育 COVID-19と共に大学の感染症対策と教育について
抄録
COVID-19と共に大学の感染症対策と教育については,十分な感染拡大防止策を講じたうえで対面授業を実施し,対面授業の実施により,豊かな人間性を涵養したための学生同士,また学生と教員とのコミュニケーションの機会を確保できるよう努めている.学生は対面授業を受講できるように各大学が努力すべきである.なお,感染対策として,対面授業の受講者数距離を空けて実施すべきである.更にやむを得ずオンラインによる授業を実施したか対面授業とオンラインによる授業のハイブリット授業も行っている.また,本学では教育効果を上げるための手段として,対面授業とオンラインによる授業を授業内容,学年,教員の指導方法等に応じ効果的に組み合わせた教育を進めている.このため,各授業科目の実施方法は,対面授業,対面授業とオンラインによる授業の併用等,各授業科目により実施形態が異なる.コロナ新時代における大学の感染症対策に基づき,教員も不織布マスクを必ず着用し,授業等を行い,学生も不織布マスク着用して行っている.今後の感染状況や行政の要請によっては,講義室等で行う対面授業を途中からオンラインによる授業に切り替え,オンラインによる授業を受講したための環境(パソコンやインターネット)を確保すべきである.この特集では,COVID-19と共に大学の感染症対策と教育について今後の取り組み方や各国の感染症対策について紹介した.(著者抄録)
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医中誌Web
機関リポジトリ(無料)
著者具 然和(純真学園大学 保健医療学部放射線技術科学科)収載誌/巻号頁純真学園大学雑誌 (2186-6481)/13巻 p.27-47発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【X519310002<Pre 医中誌>】(解説)(英語)
COVID-19の法的な類型変更が持つ社会的意味 パンデミック予防、準備、ヘルスケアシステム強化に対する必要性(Social implications of a change in the legal classification of COVID-19: The need for pandemic prevention, preparedness, and healthcare system strengthening)
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医中誌Web
PubMed
J-STAGE(無料)
著者Ohmagari Norio(National Center for Global Health and Medicine)収載誌/巻号頁Global Health & Medicine (2434-9186)/5巻2号 p.75-77発行年月2023.04
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024098823】(解説)
【行動変容による疾病の予防】SNSを活用した包括的なフレイル予防 オンラインでのフレイルチェック
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が5類へ移行したが,まだ不安感を持ち,外出や活動の自粛を続けている高齢者は少なくない.このような長期的な影響によるコロナフレイルが危惧される.実際,2020年の第1回緊急事態宣言直後には,外出自粛により体幹筋量や握力,滑舌が低下したが,1年後の外出制限の緩和に伴い,体幹筋量は回復するものの,四肢筋量や握力は低下し続ける長期影響が筆者らの調査で明らかになった.このような背景からも,オンラインでのフレイルチェックアプリケーション(以下,アプリ)の開発が求めれた.具体的に,既存のフレイルチェック活動の担い手であるフレイルサポーター(高齢市民)とともにアプリのテザインや開発を行い,高齢者に親和性高いものとして改善を重ねた.アプリの内容や実施では,(1)既存の対面フレイルチェックの良好な再現と,(2)高齢者同士のコミュニケーションを重視した.その結果,フレイルサポーターおよび参加者の使用感の評価が高く,対面のフレイルチェックの結果と相関が高いことが確認できた.本稿では筆者らの取り組みを紹介しながら,新しい社会交流の様式として,対面と遠隔の"ハイブリッド型フレイルチェックおよび予防活動"の重要性について概説する.(著者抄録)
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医中誌Web
PierOnline
医書.jp_オールアクセス
著者孫 輔卿(東京大学 未来ビジョン研究センター)収載誌/巻号頁医学のあゆみ (0039-2359)/288巻10号 p.831-836発行年月2024.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024098822】(解説)
【行動変容による疾病の予防】オンラインツールを活用したフレイル対策 web版集いのひろば
抄録
近年,高齢者を対象にスマートフォンアプリをはじめとするオンラインツールを活用したフレイル対策,介護予防が散見されるようになった.ここ数年でこのような事例数が増加した背景として,(1)コロナ禍の影響,(2)社会的なデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進,(3)オンラインツールを使用できる高齢者の増加などがあげられる.筆者らはこのような背景より,オンラインツールを活用したフレイル対策,介護予防として,"web版集いのひろば"を展開している.これは週に1回の頻度でメールマガジンを配信するもので,フレイル対策,介護予防に向けた意識・行動変容を目指したものである.現在の高齢者にとって,メールというオンラインツールを利用することは妥当な戦略と考えている.今後もさまざまなオンラインツールが開発されると予想されるが,提案するわれわれにとっての"便利なツール'ではなく,使用する高齢者にとっての"最適なツール"を模索していくことが必要であろう.(著者抄録)
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医中誌Web
PierOnline
医書.jp_オールアクセス
著者山田 実(筑波大学 人間系)収載誌/巻号頁医学のあゆみ (0039-2359)/288巻10号 p.827-830発行年月2024.03
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024098730】(解説)
社会医学 COVID-19ワクチン接種状況と接種証明書の活用
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医中誌Web
PierOnline
医書.jp_オールアクセス
著者田中 宏和(国立がん研究センターがん対策研究所 データサイエンス研究部)収載誌/巻号頁医学のあゆみ (0039-2359)/288巻8号 p.669-670発行年月2024.02
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024098434】(解説)
民間病院の経営状況と対策
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医中誌Web
著者加納 繁照(日本医療法人協会)収載誌/巻号頁社会保険旬報 (1343-5728)/2916号 p.6-17発行年月2024.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024098009】(解説)
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状
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医中誌Web
著者森岡 慎一郎(国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター)収載誌/巻号頁日本内科学会雑誌 (0021-5384)/113巻1号 p.134-137発行年月2024.01
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024098007】(解説)
新型コロナウイルスの現状と理解 最新の情報を中心に
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医中誌Web
著者武藤 義和(公立陶生病院 感染症内科)収載誌/巻号頁日本内科学会雑誌 (0021-5384)/113巻1号 p.131-134発行年月2024.01
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024097939】(解説)
COVID-19連載企画『守っていくべき公衆衛生看護・保健師活動の本質 公衆衛生の現場で,専門職はどのようなマネジメント力を発揮したのか』(その6) NECにおける新型コロナウイルス感染拡大下のマネジメント活動
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医中誌Web
著者岩崎 美枝(日本電気 人事総務統括部ウェルネスプロモーションセンター)収載誌/巻号頁日本公衆衛生看護学会誌 (2187-7122)/12巻3号 p.209-211発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024097938】(解説)
COVID-19連載企画『守っていくべき公衆衛生看護・保健師活動の本質 公衆衛生の現場で,専門職はどのようなマネジメント力を発揮したのか』(その5) 学校におけるCOVID-19下でのマネジメント活動 養護教諭が中心となって行った学校保健活動における感染症対策
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医中誌Web
著者山城 綾子(東京都多摩市立和田中学校)収載誌/巻号頁日本公衆衛生看護学会誌 (2187-7122)/12巻3号 p.205-208発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024097937】(解説)
COVID-19連載企画『守っていくべき公衆衛生看護・保健師活動の本質 公衆衛生の現場で,専門職はどのようなマネジメント力を発揮したのか』(その4) 東日本大震災後の1万人の町は,どのようにCOVID-19対策に取組んだのか
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医中誌Web
著者佐藤 奈央子(宮城県南三陸町保健福祉課)収載誌/巻号頁日本公衆衛生看護学会誌 (2187-7122)/12巻3号 p.201-204発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024097105】(解説)
【水野先生のつらくない!母乳育児 まずは生理学&最新エビデンスを網羅!イマドキのお母さんに寄り添うケアのすべて】《支援とアセスメント》感染症と授乳
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医中誌Web
MedicalOnline
PierOnline
著者水野 克己(昭和大学 医学部小児科学講座)ほか収載誌/巻号頁ペリネイタルケア (0910-8718)/43巻1号 p.57-64発行年月2024.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024097039】(解説)
『乳腺・甲状腺・頭頸部超音波検査の裾野を広げる』医師を対象とする超音波教育の現状と課題 甲状腺・頭頸部領域の立場から
抄録
超音波検査は甲状腺・頭頸部領域において大変有用な検査法で,日常診療になくてはならないものとなっている.しかし検査には一定水準の技術が求められ,診断,治療の全てに関わる多忙な医師による検査手技の習熟は容易なことではない.医師は,超音波検査を施行するだけでなく検査技師との連携を円滑に行うチームワークも求められる.超音波検査に関わる医師を育成する立場から,若手医師が超音波検査に興味を持ってもらうための魅力的なアピールの方法や,超音波検査の技術指導における質的向上と効率化を目指した工夫,技師と連携による相補的な発展を目指したチーム医療の形成など重要と思われるポイントについて報告する.(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者下出 祐造(公立穴水総合病院 耳鼻咽喉科)ほか収載誌/巻号頁乳腺甲状腺超音波医学 (2187-2880)/12巻3号 p.21-25発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024096974】(解説)
嵐を乗り越えて看護職を安定させる 倫理的実践(Steadying the Nursing Profession Through the Storms: An Ethical Practice)
抄録
<文献概要>2023年8月25日に開催された,第27回日本看護管理学会学術集会におけるキャサリン・ブラウン-ザルツマン氏の海外招聘講演「Steadying the Nursing Profession Through the Storms: An Ethical Practice(嵐を乗り越えて看護職を安定させる:倫理的実践)」では,新型コロナウイルス感染症のパンデミックが明確化した看護における苦悩が共有された。これらに立ち向かうためには,目前のニーズだけでなく将来を見通し,現状の評価を行い対応することが必要だ。医療機関内で直面する無数の問題に対処する全ての看護管理者にとって指針となる看護倫理と,自己への許しの必要性が語られた。本稿では,その講演録をダイジェストで紹介する。
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者キャサリン・ブラウン-ザルツマン (Ethics of Caring, UCLA School of Nursing DNP Program, Ethics)収載誌/巻号頁看護管理 (0917-1355)/34巻1号 p.38-44発行年月2024.01
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024096512】(解説)
COVID-19第6波における学部学生陽性例についての保健管理センターと教務・事務系の連携対応
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医中誌Web
著者小松崎 恵子(東京医科歯科大学保健管理センター 職員健康管理室)ほか収載誌/巻号頁CAMPUS HEALTH (1341-4313)/60巻1号 p.262-264発行年月2023.03
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【2024096477】(解説)
本学での新型コロナウイルス感染症対策からわかってきたこと
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医中誌Web
著者奥屋 茂(山口大学 教育・学生支援機構保健管理センター)ほか収載誌/巻号頁CAMPUS HEALTH (1341-4313)/60巻1号 p.181-183発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024096471】(解説)
新型コロナウイルス抗原定性検査を用いた大学主催の式典参加者事前スクリーニング
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医中誌Web
著者廣川 陽子(東京大学 保健・健康推進本部)ほか収載誌/巻号頁CAMPUS HEALTH (1341-4313)/60巻1号 p.164-166発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024096465】(解説)
表題ポストCovid-19時代の新たな集団健診にむけて 実現可能な実践的クラスター対策の策定
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医中誌Web
著者亀山 聖莉佳(千葉大学 工学部機械工学コース)ほか収載誌/巻号頁CAMPUS HEALTH (1341-4313)/60巻1号 p.147-149発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024096387】(解説)
【看護の力をリスキリングしよう 今、こうしているがわかる看護の最新トレンド2024】(Topic2)感染対策のいま 常に流行状況をふまえた対策を! COVID-19流行を経てアップデートしておきたい感染対策
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者坂本 史衣(明芳会板橋中央総合病院)収載誌/巻号頁Expert Nurse (0911-0194)/40巻1号 p.32-36発行年月2023.12
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【2024096284】(解説)
【期待高まるクリティカルケア認定看護師】(報告3)長崎県島原病院 新型コロナウイルス感染症拡大時の外来における認定看護師としての取り組み
抄録
<文献概要>コロナ禍において、外来所属のクリティカルケア認定看護師(副看護師長)として取り組んだ、患者・家族だけでなく、そこに働くスタッフも守る環境をつくることを目的とした、玄関トリアージ、発熱外来、保健所との連携、ドライブスルー診療、WEB問診・電話問診などのさまざまな活動を報告します。
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者木村 美智留(長崎県島原病院 外来)ほか収載誌/巻号頁看護 (0022-8362)/76巻1号 p.040-045発行年月2023.12
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論文タイトル
【2024096283】(解説)
【期待高まるクリティカルケア認定看護師】(報告2)上山病院 新型コロナウイルス感染拡大時の地域密着型の二次救急病院における認定看護師としての取り組み
抄録
<文献概要>上山病院では、通常は呼吸器を装着している患者がいない地域包括ケア病棟でクラスターが発生し入院患者が重症化しました。感染や濃厚接触のため看護職員が不足する中、クリティカルケア認定看護師として行った、環境整備、ルール・マニュアルづくり、指導、相談などについて報告します。
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者中川 真美(山弘会上山病院)ほか収載誌/巻号頁看護 (0022-8362)/76巻1号 p.035-039発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024096282】(解説)
【期待高まるクリティカルケア認定看護師】(報告1)自治医科大学附属さいたま医療センター 重症コロナ専用病棟における看護実践の経験を踏まえた健康危機管理体制の構築
抄録
<文献概要>本稿では、COVID-19重症患者の専用病棟において、クリティカルケア認定看護師として取り組んだ、業務マニュアルづくり、看護実践、患者家族への支援、スタッフの教育、チーム連携の強化などについて説明します。最後にコロナ禍の経験を踏まえた、健康危機管理体制の構築についても報告します。
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者中川 温美(自治医科大学附属さいたま医療センター)ほか収載誌/巻号頁看護 (0022-8362)/76巻1号 p.029-034発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024096010】(解説)
【いまさら聞けない!ウイルス感染症診療マニュアル】COVID-19による皮膚症状
抄録
2019年12月に新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:以下,COVID-19)が確認されて以来,多くの症例で様々な皮膚症状が報告されている.麻疹様発疹,凍瘡様の末端病変,蕁麻疹,斑状紅斑,小水疱性発疹,丘疹落屑様発疹,網状皮斑様などである.またCOVID-19後遺症のなかには脱毛症の報告もある.その後に登場したCOVID-19ワクチンに関しても,接種後に皮疹が出現したとの報告が相次いだ.局所注射部位反応,蕁麻疹,血管浮腫,アナフィラキシー,麻疹様発疹,多形紅斑様発疹,血管炎,全身性エリテマトーデス,ワクチン起因性免疫性血栓性血小板減少症,機能性血管障害(凍瘡様病変,肢端紅痛症),ばら色粃糠疹様皮疹や帯状疱疹の再活性化,脱毛が知られている.これらはワクチン忌避の原因の1つにもなっている.COVID-19による死亡率が低下し2023年5月には5類感染症に変更された.今後はCOVID-19ワクチンを使用する際は,リスクベネフィットを考え,適切に使用者を選ぶ必要があると考える.(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者香川 奈菜(近畿大学 医学部皮膚科学教室)ほか収載誌/巻号頁Derma. (1343-0831)/342号 p.75-83発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024095828】(解説)
臨床検査専門医がコッソリ教える…検査のTips!(第82回) COVID-19の入院時ユニバーサルスクリーニングは意味があるのか?
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医中誌Web
MedicalOnline
著者荒岡 秀樹(国家公務員共済組合連合会虎の門病院 臨床感染症部)ほか収載誌/巻号頁レジデントノート (1344-6746)/25巻15号 p.2771-2773発行年月2024.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024094933】(解説)
【ホメオスタシスと腎臓】上皮型ナトリウムチャネルとACE2受容体 COVID-19を発症したCKD患者の自律的防御機構
抄録
<文献概要>はじめに レニン・アンジオテンシン系(renin-angiotensin system:RAS)は全身性,および主要臓器においては局所性にも存在しており,生体のホメオスタシスの維持には欠かせない体液の調節機構である。近年,新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)では,RASの主要な標的因子である上皮型ナトリウムチャネル(epithelial sodium channel:ENaC)や,主要な調節因子であるアンジオテンシン変換酵素2(angiotensin converting enzyme:ACE)2が,ウイルスの侵入やその後の重症化に大きくかかわることが明らかになってきた。本稿では,特に慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)における,COVID-19重症化への自律的な防御機構としてのACE2やENaCの意義を,筆者による最新の研究成果も交えながら概説する。
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医中誌Web
MedicalOnline
医書.jp_オールアクセス
著者風間 逸郎(宮城大学 看護学群専門基礎領域(医学))収載誌/巻号頁腎と透析 (0385-2156)/95巻5号 p.611-618発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024091093】(解説)
【アフターコロナで感染対策はどうなった!独断と偏見で選ぶ論文解説!2023年の注目トピック】Dr.森兼が選ぶ 2023年の論文・ガイドラインBest 5
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医中誌Web
MedicalOnline
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著者森兼 啓太(山形大学医学部附属病院 検査部)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/32巻12号 p.1271-1278発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024091092】(解説)
【アフターコロナで感染対策はどうなった!独断と偏見で選ぶ論文解説!2023年の注目トピック】Dr.金森が選ぶ 2023年の論文・ガイドラインBest 5
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医中誌Web
MedicalOnline
PierOnline
著者金森 肇(東北大学 大学院医学系研究科内科病態学講座総合感染症学分野)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/32巻12号 p.1264-1270発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024091090】(解説)
Current Knowledge for ICT コロナ禍におけるDMATの取り組み
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が集団発生した医療機関や社会福祉施設では、陽性者や濃厚接触者の管理だけでなく、職員が感染者や濃厚接触者となるなど勤務できない状況となり、施設は機能不全に陥った。災害時の災害派遣医療チーム(disaster medical assistance team,DMAT)によるCOVID-19への対応は、感染対策の指導に加え、機能維持を目的とした幅広い支援が必要となった。災害医療=医療逼迫・崩壊時の医療提供と同義であり、医療逼迫・崩壊時の被害を低減すべく、社会的アプローチを含めたマクロ対応から、各施設の対応というミクロの視点でも実施した。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
PierOnline
著者千島 佳也子(国立病院機構 本部厚生労働省DMAT事務局)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/32巻12号 p.1254-1257発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024091088】(解説)
【感染症シーズン(2)地域連携サポート号"あいまい""ケースバイケース"を解決 療養型病院&高齢者施設 感染対策レクチャー】設備・管理編 面会
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医中誌Web
MedicalOnline
PierOnline
著者中西 文美(京都府立医科大学附属病院 感染対策部)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/32巻12号 p.1236-1241発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024090683】(解説)
小児感染症ニュース(第16回) P値と脱構築
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医中誌Web
著者日馬 由貴(大阪大学 大学院医学系研究科感染制御学)収載誌/巻号頁J-IDEO (2432-7077)/7巻6号 p.926-930発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024089787】(解説)
過去から未来への周産期医療
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医中誌Web
著者卜部 諭(誠光会淡海医療センター)ほか収載誌/巻号頁滋賀母性衛生学会誌 (1880-2389)/22-23巻1号 p.21-28発行年月2023.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024089782】(解説)
リウマチ・膠原病疾患におけるCOVID-19の実態
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医中誌Web
著者奥 健志(北里大学 医学部膠原病・感染内科学)収載誌/巻号頁リウマチ科 (0915-227X)/70巻4号 p.416-423発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024089694】(解説)
【明日からラウンドや会議の一言目が変わる!感染対策を円滑に進めるコミュニケーション・交渉術】ICTメンバーに必要なコミュニケーションスキル・交渉術
抄録
▼ICTは、ICDを中心とした医師、ICNを中心とした看護師、感染対策担当薬剤師である薬剤師、微生物検査技師である臨床検査技師、事務部門からなる院内の多職種医療チームである。▼ICTの活動の目的は、主に院内で発生しうる感染症の予防と院外から院内への感染症の侵入を防ぐこと、院内で感染症が発生した場合の拡大防止と収束である。この目的を達成するために、ICTは組織内外の多くの情報をインプット・アウトプットしながら情報を統制する必要がある。▼コミュニケーションとは、必要な情報を、明確・簡潔に、適切な態度をもって人に伝える、共有することである。▼よいコミュニケーションは組織内の満足度が上がり、タイムマネジメントや効果的なアウトカムにつながる。(著者抄録)
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医中誌Web
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著者織田 錬太郎(東京都立多摩総合医療センター 感染症内科)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/32巻11号 p.1156-1161発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024089692】(解説)
Current Knowledge for ICT 川崎市の地域連携における保健所の役割
抄録
川崎市においては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生以前から市内病院の連携が図られ、新型インフルエンザ等感染症発生時を想定した訓練やワークショップ、また、新たな感染症やテロなどを想定したブラインド訓練などが、さまざまな形で実施されてきた。そして、お互いの施設の感染制御上の問題点を話し合うために、自施設の感染対策チーム(ICT)の医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師などが集まって開いた会合を皮切りに、2011(平成23)年、「KAWASAKI地域感染制御協議会」が立ち上げられた。当市病院協会と連携しているほか、当初から保健所も参加してきた。今般、COVID-19の流行を受けて、「地域での感染対策の強化」を推進することが重要視されている。そのことから、国において、新興感染症などに対応できる医療提供体制の構築に向けた取り組みの一環として診療報酬改定にともない"感染対策向上加算"が創設され、保健所は令和6年3月までに新たな感染症発生を想定した内容を含む感染症法に基づく予防計画を策定するなかでも、訓練を行うこととされた。それを受けた当市における取り組みとして、「KAWASAKI地域感染制御協議会」と連携し、地域の感染症対策の中心的役割を担う市内病院を核とし、市医師会、健康安全研究所および保健所で協力し、今後、各病院などで行う訓練の模範となるようなプレ訓練を実施した。(著者抄録)
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医中誌Web
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著者小泉 祐子(川崎市健康福祉局 保健医療政策部)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/32巻11号 p.1146-1150発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024089690】(解説)
【感染症シーズン(1)ダウンロードデータで時短ができる!新型コロナウイルス&インフルエンザ&ノロウイルス 初心者さんのための研修・マニュアル改訂のヘルプブック】ノロウイルス編 初心者に伝わる! ノロウイルス研修の実践ワークブック
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医中誌Web
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著者石井 幸(順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センター 医療安全推進センター感染対策室)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/32巻11号 p.1136-1140発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024089688】(解説)
【感染症シーズン(1)ダウンロードデータで時短ができる!新型コロナウイルス&インフルエンザ&ノロウイルス 初心者さんのための研修・マニュアル改訂のヘルプブック】インフルエンザ編 初心者に伝わる! インフルエンザ研修の実践ワークブック
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医中誌Web
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著者松澤 真由子(東京慈恵会医科大学葛飾医療センター 感染対策室)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/32巻11号 p.1128-1132発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024089686】(解説)
【感染症シーズン(1)ダウンロードデータで時短ができる!新型コロナウイルス&インフルエンザ&ノロウイルス 初心者さんのための研修・マニュアル改訂のヘルプブック】新型コロナウイルス編 初心者に伝わる! COVID-19研修の実践ワークブック
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医中誌Web
MedicalOnline
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著者斉藤 麻里(東京慈恵会医科大学附属病院 医療安全管理部門)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/32巻11号 p.1118-1122発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024089685】(解説)
【感染症シーズン(1)ダウンロードデータで時短ができる!新型コロナウイルス&インフルエンザ&ノロウイルス 初心者さんのための研修・マニュアル改訂のヘルプブック】導入編 高齢者施設の職員も実行できる! 研修・マニュアル作成のエッセンス
抄録
研修やマニュアルは、感染対策の成果を上げるために効率的・効果的な方法である。高齢者施設は、多様な施設形態があり、利用者や働く職員の背景もさまざまである。○マニュアルや研修は、科学的根拠に基づく必要があるが、高齢者施設において十分に活用されるには、医療施設の研修プログラムやマニュアル、参考文献などをそのまま持ち込むのではなく、職員や利用者の特徴と実態に合わせ、見やすく、分かりやすく、使いやすい(活用しやすい)内容とするとよい。○マニュアルや研修に完成形はなく、その内容は時勢などの背景を基に変化や追加が必要となる。一方的なマニュアルや研修にならないように配慮し、リフレクションが行われる機会を設定することで、ブラッシュアップにつながりニーズの高い研修の企画やマニュアル作成ができる。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
PierOnline
著者長井 直人(日本私立学校振興・共済事業団東京臨海病院 感染予防対策室)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/32巻11号 p.1114-1117発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024089683】(解説)
【感染症シーズン(1)ダウンロードデータで時短ができる!新型コロナウイルス&インフルエンザ&ノロウイルス 初心者さんのための研修・マニュアル改訂のヘルプブック】導入編 5類に移行してどうなった? 新型コロナウイルスへの対応
抄録
○5類移行後は把握できない新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者が増え、日常的に陽性者と接触するリスクが高くなる。そのため、今まで以上に適切な標準予防策の実践が必要になる。○手指衛生は感染拡大のイベント後に改善させるのではなく、平時から習慣化するように取り組み、感染拡大がない体制をつくることが必要となる。○個人防護具(PPE)は標準予防策の概念に基づいて選択し、適切に着脱することが重要である。○特徴的な症状をモニタリングして、疑わしい事例を早期に発見し対策を講じることのできる症候群サーベイランスは、COVID-19を早期発見、早期隔離するために活用できる。○これからの面会については必要な場面を検討し、どのような方法で面会が実施できるのか、模索していく必要がある。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
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著者田村 祐子(慶応義塾大学医学部附属病院 感染制御部)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/32巻11号 p.1104-1108発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024089369】(解説)
「パンデミックの歴史的概観」 COVID-19 Pandemic
抄録
人類は様々な感染症に悩まされてきたが,病原微生物学の進展,抗菌剤,抗ウイルス剤の開発等によって,20世紀後半になると先進国では感染症が起こっても致死率は低下しており,先進国での医療・公衆衛生上の問題は成人病・生活習慣病等が中心となっていた。しかし,途上国では感染症が未だに大きな脅威となっている。しかし,2019年末に中国武漢で発生したCOVID-19が欧米先進国で途上国以上の多数の感染者を出す事態となったので,改めて感染症の重要性を認識せざるを得ない状況となった。そこで、「パンデミックの歴史的概観」と題する3回程度の解説のシリーズを組み,本号では第1回としてCOVID-19を取り上げて,世界と日本の感染動向,医療体制等を概説する。そして,次号以降でスペイン風邪,天然痘,ペスト,コレラ,その他の歴史的な感染症を取り上げることにする。(著者抄録)
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医中誌Web
著者篠田 純男(岡山大学)収載誌/巻号頁日本防菌防黴学会誌 (2187-431X)/51巻10号 p.587-601発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024087795】(解説)
【あたらしいジェンダースタディーズ-転換期を読み解く】ジェンダースタディーズ実践-もっとジェンダーセンシティブに! こんなとき,私たちはどうしてきたか?-実践を基礎づける 声,その記録と記憶
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医中誌Web
著者平川 和子(性暴力救援センター・東京)収載誌/巻号頁臨床心理学 (1345-9171)/ p.122-127発行年月2023.08
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024087651】(解説)
新型コロナウイルス感染症第7波までを振り返る
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医中誌Web
著者嵯峨 知生(秋田大学医学部附属病院 感染制御部)収載誌/巻号頁秋田県公衆衛生学雑誌 (1348-9305)/18巻1号 p.26-43発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024087643】(解説)
希望館病院における新型コロナウイルス感染症への取り組み
リンク情報
医中誌Web
著者須永 悟(松沢会希望館病院 内科)ほか収載誌/巻号頁高崎医学 (0916-121X)/73巻 p.89-93発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024087571】(解説)
新しい知見を踏まえた適切な消毒薬の選択と使用
抄録
コロナ禍を経て,医療現場では消毒薬の適正使用の重要性が再認識された.生体に使用する消毒薬には,使用できない部位があるもの,適応部位によって使用濃度が異なるものがある.生体への処置の際,創傷部位や粘膜に対し希釈濃度を誤り,高濃度の消毒薬を使用するとショックを起こす恐れがある.常に消毒薬の効果と副作用防止を意識する必要がある.医療機関での環境整備の基本は清掃だが,汚染時には消毒が必要となる.患者に使用する器材の消毒方法は,器材を使用する部位の感染の危険度に応じて決定されることを理解しておかなければならない.医療従事者の手指消毒の遵守は,いまだに医療施設の感染対策にとって重要な課題の一つである.必要なタイミングで確実な手指消毒を実践することが望まれる.本稿では,生体,器材と環境,手指に対する消毒薬の適正使用の実践に必要な基礎知識に加え,新しい知見も踏まえて,消毒薬を体系的に理解できるようまとめた.(著者抄録)
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者中川 博雄(長崎大学病院 薬剤部)ほか収載誌/巻号頁日本環境感染学会誌 (1882-532X)/38巻4号 p.167-172発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024087513】(解説)
ウイルスよもやま話(第19回) 新型コロナウイルス感染症に対するmRNAワクチン
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医中誌Web
MedicalOnline
著者七戸 新太郎(大阪大学微生物病研究所 感染機構研究部門分子ウイルス分野)ほか収載誌/巻号頁インフルエンザ (1345-8345)/24巻2号 p.117-122発行年月2023.06
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024087508】(解説)
東京都におけるCOVID-19の現状
抄録
東京は世界最大の大都市である.世界中の都市がCOVID-19への対応に苦慮しているなか,東京での新規陽性者数や死亡者数は,他の大都市圏に比べ,今のところ比較的抑えられている.日本では,医療制度の維持や死亡者の最小化に対する期待が高い.社会機能を正常化させながら,この期待に着実に応えていくことが必要である.(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者大曲 貴夫(国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター)収載誌/巻号頁インフルエンザ (1345-8345)/24巻2号 p.95-99発行年月2023.06
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024087395】(解説)
コロナ禍での東京2020パラリンピック柔道競技におけるメディカルサポートの経験
抄録
東京2020パラリンピック競技大会が2021年8月24日~9月5日に実施され,コロナ禍においてパラリンピック柔道競技にメディカルスタッフとして参加したので報告する.大会のメディカルサポートは試合会場における選手用医療と観客用医療が準備され,選手用医療は医師,看護師,理学療法士,アシスタントケアスタッフ(柔道整復師等)で構成され,競技会場(FOP),選手用医務室へ配置された.FOPでの対応は2分以内が提案され,的確な処置,安全で素早い搬送が求められるため,綿密なシミュレーションを繰り返し実施し本番に備えた.コロナ禍における大会を安心・安全に開催するために,選手及びスタッフは,毎日PCR検査,体調管理を行い,十分な感染対策が行われた.濃厚接触者にはPPE(Personal Protective Equipment)を用い対応した.感染「しない」「させない」「持ち帰らない」を合言葉に感染対策の意識を高め,行動ルールの遵守とその徹底に努めた.(著者抄録)
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医中誌Web
著者峰松 一茂(友和会鶴田整形外科)ほか収載誌/巻号頁九州・山口スポーツ医・科学研究会誌 (1345-8736)/34巻 p.37-40発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024087343】(解説)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)における静脈血栓塞栓症予防および抗凝固療法の診療指針(Version 4.1)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者孟 真(国家公務員共済組合連合会横浜南共済病院 心臓血管外科)ほか収載誌/巻号頁心臓 (0586-4488)/55巻7号 p.719-726発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024087021】(解説)
COVID-19の流行第1~7波における世田谷区の小児科クリニックの実態報告
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医中誌Web
著者本田 真美(玉川医師会)収載誌/巻号頁TMA: 医師と東京都医師会を結ぶ会報誌/76巻4号 p.407-412発行年月2023.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024086960】(解説)
新型コロナワクチン住民接種に有効であった診療圏連携BSCの1事例
抄録
複数の利害関係者で構築した診療圏連携(以下、連携)Balanced Scorecard(以下、BSC)が、新型コロナワクチン住民接種において有効であることを検証した。2021年に自治体主導で行った新型コロナワクチン住民接種において、行政、地域の医師会、薬剤師会、歯科医師会および病院がオンライン検討会を設置し、連携BSCを用いて事業を遂行した。事業の準備段階、事業の遂行ならびに成果を評価し、連携BSCの有用性を検証するとともに、その構築における促進因子と阻害因子を検討した。計20回の検討会を開催した。高齢者ならびに全人口に対する接種率は、愛知県および国より先行した。経過中に重大な副反応は認めず、破損や盗難などの管理上の事故も報告されなかった。連携BSCはワクチン事業の遂行を推進した。促進因子は、事業の必要性が共有されたこと、国費であったこと、期間限定であったこと、自治体主導であったことであった。連携BSCの構築には、強力な主導者のもとで連携の必要性が共有され、利害関係者間の便益の調整が必要である。連携BSCが、地域包括ケアにおける他のサービスの連携にも応用されることを期待する。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者梅屋 崇(あま市民病院)ほか収載誌/巻号頁日本医療マネジメント学会雑誌 (1881-2503)/24巻1号 p.39-44発行年月2023.06
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024086925】(解説)
当院における新型コロナウイルス感染症の院内集団感染に関する報告
抄録
令和4年,当院における新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19)初発例判明後に実施した接触者調査で入院患者および職員合わせて5名の感染が判明したため,同日管轄保健所へ報告した.直ちに院内感染防止対策チーム(Infection Control Team,以下,ICT)が介入しCOVID-19受け入れ専用病棟の開設,ゾーニングの実施,標準予防策および飛沫・接触予防策の徹底を行なった.併せて,新規入院患者の受入れ中止,救急搬送の停止をはじめとした病院機能における業務上の制限を行い対応した.対応24日目,最後に罹患した症例が隔離解除となった.この度の集団感染における院内感染事例は複数の部署で発生し,入院患者および職員合わせて58名となった.本事案の感染拡大については,当時の市中におけるCOVID-19の流行および当院における新型コロナウイルス対応ワクチンの接種状況など複数の要因が重なった事が推察された.(著者抄録)
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医中誌Web
著者代畑 光教(尾道市立市民病院 医療安全管理部)ほか収載誌/巻号頁尾道市立市民病院医学雑誌 (0912-1102)/35巻2号 p.29-33発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024086778】(解説)
コロナ禍における食事・おやつレクリエーションの取り組み
抄録
コロナ禍で外出や面会の制限がある状況の中、入居者、デイサービス利用者にとって食事やおやつは楽しみの1つである。すずかけの郷では、イベント食、すずかけレストラン・やわらかレストラン、出前クラブ、喫茶、デイサービスの手作りおやつ、といった食事・おやつレクリエーション(以下、食事・おやつレク)を行っている。2022年2月に新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生し、食事・おやつレクをいったん中止し、また5月から再開した。以降、現在(2022年11月)に至るまでコロナ感染者を発生させず、食事・おやつレクを行っている。今後も感染対策に留意し、各部署と連携して、食事・おやつレクを行っていきたい。(著者抄録)
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医中誌Web
著者森永 愛(昴特別養護老人ホームすずかけの郷 栄養課)収載誌/巻号頁善仁会研究年報 (0916-8826)/44号 p.63-65発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024086466】(解説)
COVID-19第7波における都農町国民健康保険病院の取り組み
抄録
COVID-19の第7波の流行(2022年7月1~9月30日)は,発熱外来にこれまでの比ではない患者が受診するとともに,入院患者は高齢者が多く,重症例が少ないが基礎疾患で死亡する者が多かった。感染症指定医療機関ではあるが感染症専門医が不在である都農町国民健康保険病院での取り組みのなかから,これまでの流行とは異なる医療連携,医療介護の感染防止に係る連携や服薬指導等について,多くの課題や示唆を得ることができた。2022年11月に感染症対応の医療機関による確実な医療の提供が図られるよう感染症法が改正されたが,当院の取り組みは感染症専門医が不在の保険医療機関の取り組みに参考に資すると考えたため報告する。(著者抄録)
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医中誌Web
著者伊東 芳郎(都農町国民健康保険病院)ほか収載誌/巻号頁宮崎県医師会医学会誌 (0389-8288)/47巻1号 p.90-95発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024086465】(解説)
当院における新型コロナウイルス感染症妊婦の経腟分娩の試み
抄録
新型コロナウイルス感染症の患者数の急増を受け,当院では第6波からCOVID-19妊娠の本格的な受け入れを開始した。帝王切開の産科適応がない限り分娩方法は経腟分娩を行っており,経腟分娩症例に関しての当院での対応や,分娩予後に関して報告する。分娩室は陰圧個室を分娩室として使用し,分娩中は,分娩時間短縮のための人工破膜,助産師の負担軽減のための児頭電極・内圧計留置を積極的に行った。14例の経腟分娩症例があり,分娩室入室から分娩時間までは中央値2時間5分(範囲,5分~6時間38分)と比較的短時間で分娩に至った。5例の帝王切開症例と比較し,母体予後や新生児予後に有意差はなく,入院期間は有意に経腟分娩が短かった。また,経腟分娩に関わった医師・助産師で妊婦から感染した者はいなかった。COVID-19妊娠では適切な感染防御や適応症例の選択,分娩時間短縮の工夫で安全かつ医療従事者への負担も少なく経腟分娩可能と思われる。(著者抄録)
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医中誌Web
著者牧 洋平(宮崎市郡医師会病院 産婦人科)ほか収載誌/巻号頁宮崎県医師会医学会誌 (0389-8288)/47巻1号 p.84-89発行年月2023.03
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論文タイトル
【2024086452】(解説)
肺炎球菌感染症に対する予防戦略 宮崎県の現状と今後の展望を含めて
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医中誌Web
著者宮崎 泰可(宮崎大学 医学部内科学講座呼吸器・膠原病・感染症・脳神経内科学分野)収載誌/巻号頁宮崎県医師会医学会誌 (0389-8288)/47巻1号 p.7-11発行年月2023.03
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論文タイトル
【2024085684】(解説)
【「スタッフに浸透しにくい…」悩みを解決!コロナ禍における歯科の感染対策】歯科衛生士の業務における感染対策
抄録
▼当院での歯科衛生士の業務内容は、主に診療介助や一般歯科治療における歯科衛生士業務、口腔ケアの実施などの予防歯科治療および外来での環境清掃や器具の準備や片付けなどである。▼特に口腔ケアは多くの患者に必要な処置であるが、口腔ケアの実施時の感染対策も重要である。▼本稿では当院歯科口腔外科の現場での歯科衛生士の業務内容と筆者たちが実施している感染対策について紹介する。(著者抄録)
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医中誌Web
PierOnline
著者今瀬 かおり(岐阜大学医学部附属病院 歯科口腔外科)ほか収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/33巻2号 p.213-215発行年月2024.02
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【2024085683】(解説)
【「スタッフに浸透しにくい…」悩みを解決!コロナ禍における歯科の感染対策】病院歯科における感染対策啓発の取り組み
抄録
▼歯科口腔外科は、口腔顎顔面領域が治療対象であり口腔粘膜に接触することや、唾液や血液を含むエアロゾルの曝露リスクが高いことから医療関連感染(病院感染)対策において重要な診療科である。▼エアロゾル感染対策には個人防護具(personal protective equipment,PPE)の着用とバキュームの活用が有用である。▼病院感染リスクの低減には、計画した感染対策を周知して実践していく必要があり、各個人が感染対策を再考し続ける姿勢やそれを促す組織としての工夫や文化が重要である。(著者抄録)
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医中誌Web
PierOnline
著者坂口 晃平(名古屋大学医学部附属病院 歯科口腔外科)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/33巻2号 p.209-212発行年月2024.02
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【2024085682】(解説)
【「スタッフに浸透しにくい…」悩みを解決!コロナ禍における歯科の感染対策】ICTが歯科領域に介入する際のポイント
抄録
▼歯科領域では、口腔粘膜に接触して鋭利器材を取り扱うため唾液や血液の飛散が生じやすい。そのため、医療従事者は針刺し・切創・粘膜曝露の危険があり、患者間では医療器材や環境から交差感染のリスクがあるため感染対策は重要である。▼新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により歯科領域における感染対策の意識は高まりICTが関わることが増えたが、歯科は特殊領域であり対策に悩むところも多い。▼ここではICTが介入する際のポイントとして、(1)手指衛生、(2)個人防護具(personal protective equipment,PPE)、(3)器材の処理、(4)環境整備の4つについて説明する。(著者抄録)
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医中誌Web
PierOnline
著者中村 忠之(長浜赤十字病院 感染管理室)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/33巻2号 p.204-208発行年月2024.02
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【2024085681】(解説)
【「スタッフに浸透しにくい…」悩みを解決!コロナ禍における歯科の感染対策】歯科の感染リスク
抄録
▼歯科の診療では(1)診察部位が患者の口腔内であり、口腔粘膜に接触する機会が非常に多い、(2)回転切削器具による歯の切削や超音波スケーラーによる歯石除去の際に唾液や血液を含む大量の飛沫が飛散する、(3)注射針や鋭利な鋼製器具を頻用する、(4)多種多様な治療器材を使用するという特異な背景がある。▼これらの背景のために交差感染のリスク、針刺しや血液や体液の曝露による医療従事者の感染リスクが存在し、標準予防策の徹底がカギとなる。(著者抄録)
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医中誌Web
PierOnline
著者村上 馨(防衛医科大学校附属病院 歯科口腔外科)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/33巻2号 p.200-203発行年月2024.02
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【2024085676】(解説)
【ウィズコロナで変わったこと、変わらないこと 薬剤耐性菌対策の基本知識と日常のケア10】アウトブレイク対応編 CREのアウトブレイク対応のエッセンス
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医中誌Web
PierOnline
著者千葉 均(千葉大学医学部附属病院 感染制御部)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/33巻2号 p.172-177発行年月2024.02
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【2024085675】(解説)
【ウィズコロナで変わったこと、変わらないこと 薬剤耐性菌対策の基本知識と日常のケア10】アウトブレイク対応編 VREのアウトブレイク対応のエッセンス
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医中誌Web
PierOnline
著者大澤 純子(八戸市立市民病院 感染対策室)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/33巻2号 p.167-171発行年月2024.02
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024085674】(解説)
【ウィズコロナで変わったこと、変わらないこと 薬剤耐性菌対策の基本知識と日常のケア10】ケア別の対策編 創傷・褥瘡管理
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医中誌Web
PierOnline
著者小川 伸(市立横手病院 感染対策室)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/33巻2号 p.162-166発行年月2024.02
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【2024085673】(解説)
【ウィズコロナで変わったこと、変わらないこと 薬剤耐性菌対策の基本知識と日常のケア10】ケア別の対策編 気道吸引
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著者葛原 健太(浜松医療センター 衛生管理室)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/33巻2号 p.157-161発行年月2024.02
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【2024085672】(解説)
【ウィズコロナで変わったこと、変わらないこと 薬剤耐性菌対策の基本知識と日常のケア10】ケア別の対策編 入浴・シャワー浴介助
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医中誌Web
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著者大嶋 圭子(群馬大学医学部附属病院 感染制御部)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/33巻2号 p.152-156発行年月2024.02
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【2024085671】(解説)
【ウィズコロナで変わったこと、変わらないこと 薬剤耐性菌対策の基本知識と日常のケア10】ケア別の対策編 尿廃棄
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医中誌Web
PierOnline
著者清水 真理子(前橋赤十字病院)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/33巻2号 p.147-151発行年月2024.02
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【2024085670】(解説)
【ウィズコロナで変わったこと、変わらないこと 薬剤耐性菌対策の基本知識と日常のケア10】ケア別の対策編 排泄介助・オムツ交換
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医中誌Web
PierOnline
著者塩入 久美子(長岡赤十字病院 地域連携・患者サポートセンター)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/33巻2号 p.142-146発行年月2024.02
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【2024085668】(解説)
【ウィズコロナで変わったこと、変わらないこと 薬剤耐性菌対策の基本知識と日常のケア10】基礎編 コロナ禍を経た薬剤耐性菌対策
抄録
◎薬剤耐性(antimicrobial resistance,AMR)対策の基本は、薬剤耐性菌を作らないことと、薬剤耐性菌を広げないことである。◎新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行下でも薬剤耐性菌は静かに広がっている。諸外国での広がりと比較すると日本ではバンコマイシン耐性腸球菌(vancomycin-resistant Enterococci,VRE)もカルバペネム耐性腸内細菌目細菌(carbapenem-resistant Enterobacteriaceae,CRE)もかなり少ない薬剤耐性菌ではあるが、その臨床的・公衆衛生的な重要性から、院内や地域での広がりを意識した対策が必要である。(著者抄録)
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医中誌Web
PierOnline
著者藤友 結実子(国立国際医療研究センター AMR臨床リファレンスセンター情報教育支援室)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/33巻2号 p.132-135発行年月2024.02
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論文タイトル
【2024085242】(解説)
コロナ禍における薬草教室の開催について
抄録
当センターでは,県民を対象として,薬用植物の正しい知識普及を目的に,薬草教室を年8回開催してきたが,新型コロナウイルス感染症の感染拡大(以下,「コロナ禍」という.)により,令和元年度末から令和4年度途中まで開催中止を余儀なくされた.とくしまアラートが「レベル1・感染観察」に引き下げられたことから令和4年11月に,規模を縮小し,約2年ぶりに開催することができた.今回,薬草教室の再開にあたって,コロナ禍前の実施内容を精査したのでその内容と,参加者の安全対策を最優先し実施した感染対策等について報告する.(著者抄録)
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医中誌Web
著者笹部 真樹(徳島県立保健製薬環境センター)ほか収載誌/巻号頁徳島県立保健製薬環境センター年報/13号 p.36-38発行年月2023.12
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論文タイトル
【2024083848】(解説)
ポストコロナ時代の家族 ポストコロナ時代 韓国における家族研究の方向と課題
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医中誌Web
著者崔 喜晶(成均館大学校)収載誌/巻号頁家族関係学 (0915-4752)/42号 p.17-21発行年月2023.12
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【2024083847】(解説)
ポストコロナ時代の家族 コロナ禍におけるDVと家族 子育て期の母親と子への影響
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医中誌Web
著者小川 真理子(東京大学)収載誌/巻号頁家族関係学 (0915-4752)/42号 p.5-15発行年月2023.12
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【2024083820】(解説)
時を超えて甦る<赤十字の記憶> コロナ禍のいま,日赤の感染症対策の歴史を振り返る
抄録
日本赤十字社(以下,日赤)本社は,約150年前の博愛社時代に作成された記録や収集史料を保管している.赤十字情報プラザはポストコロナを視野に日赤本社を訪問せずとも「誰でも,いつでも,どこからでも」赤十字史料を見る機会を増やすことを目指し,令和2(2021)年10月に「赤十字WEBミュージアム」を公開した.このWEBサイトで紹介している史料から,日赤は創設以来,常に感染症と対峙してきたことがわかった.その時に何を考え,どのように行動したのか,先人の歩みを知るには史料を探る以外に術はない.新型コロナウイルスが蔓延する中,赤十字の仲間への応援の気持ちを込めて,日赤の約150年にわたる史料を紐解き,赤十字WEBミュージアムの特別企画「感染症と赤十字」を活用し,関連所蔵品の一部内容を解説することによって感染症と対峙してきた先人の体験を共有し,時を超えた赤十字の記憶の継承について考える.(著者抄録)
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医中誌Web
著者大西 智子(日本赤十字社 広報室赤十字情報プラザ)ほか収載誌/巻号頁日本赤十字看護学会誌 (1346-1346)/24巻1号 p.83-88発行年月2023.11
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論文タイトル
【2024083426】(解説)
【今年こそ辞めさせない 定着・成長を支援する 新人看護師が活きる職場づくり】新人看護師が活きる職場づくり 新人を含めた看護部全体で新人を支援する教育体制の構築
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医中誌Web
MedicalOnline
PierOnline
著者宮口 貴子(石心会川崎幸病院 CCU)収載誌/巻号頁Nursing BUSINESS (1881-5766)/18巻1号 p.27-31発行年月2024.01
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論文タイトル
【2024082828】(解説)
【透析室のベストな医療安全管理】透析室の感染対策管理
抄録
<文献概要>新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生して,改めて透析室における感染対策の重要性が認識された.透析室は種々の環境的な要因から,飛沫感染症,接触感染症および血液媒介感染症の院内感染が起こりやすい現場である.このため,透析室では標準予防策に加えて,感染経路別予防策を徹底することが重要であり,本邦では「透析施設における標準的な透析操作と感染予防に関するガイドライン」に基づいた感染対策が推奨されている.定期的に患者とスタッフへの教育を行い,全員でガイドラインに準拠した感染対策を行うことが求められる.
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者菊地 勘(下落合クリニック)収載誌/巻号頁臨床透析 (0910-5808)/39巻13号 p.1521-1526発行年月2023.12
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論文タイトル
【2024082820】(解説)(英語)
シンプルで安価な空気清浄機を作る(Build a simple and inexpensive air purifier)
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医中誌Web
著者Matsui Hideo(Kawasaki Takatsu Shinryo-jo and VHC)収載誌/巻号頁川崎高津診療所紀要 (2758-6766)/4巻2号 p.243-252発行年月2023.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024082784】(解説)
犬猫のSFTSに立ち向かうための最新情報 国内発生から10年 明らかになったこと
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医中誌Web
著者前田 健(国立感染症研究所 獣医科学部)収載誌/巻号頁動物臨床医学会年次大会プロシーディング/44回1号 p.228-231発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024082712】(解説)
研究者の最新動向 タイ国におけるコロナ禍中及びコロナ禍後のオンライン診療の変遷
抄録
タイ国では,タイ保健省の傘下組織がICTを使用して一元的な情報管理を行い,地域病院や保健所は非接触型のオンライン診療を積極的に活用し,コロナ禍を乗り越えた。緊急事態宣言が終了した現在も,バンコクの大病院では利便性の面からオンライン診療が広く用いられている。一方,地方都市ではあまり現在は用いられていないため,次の新興感染症の備えとしてもICTの普遍化が重要と考えた。(著者抄録)
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医中誌Web
著者山野 貴司(和歌山県立医科大学 循環器内科)収載誌/巻号頁Precision Medicine (2434-3625)/6巻14号 p.1208-1212発行年月2024.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024081847】(解説)
【新型コロナウイルスと障害者の人権・発達保障】コロナ禍における大阪府の保健所の現状と課題 現場の声とともに振り返る
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医中誌Web
著者小松 康則(大阪府関係職員労働組合)収載誌/巻号頁障害者問題研究 (0388-4155)/51巻3号 p.198-203発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024081846】(解説)
【新型コロナウイルスと障害者の人権・発達保障】コロナ禍における重症心身障害児・者施設での感染対策・医療
抄録
新型コロナが拡大し始めた2020年より,重症心身障害児・者施設では,新型コロナ感染への対応に向かわざるを得なかった.オンライン面会の導入,短期入所の制限を行った.びわこ学園医療福祉センター草津でも2022年度,それぞれ2度の病棟クラスターを経験した.また,法人が運営するグループホームでも,クラスターが発生していた.病棟では,特別の感染対応や,職員の休業者の増加に伴う勤務シフトが必要となった.また,グループホームでは,地域医療連携が有用だった.重症心身障害病棟での面会に関して,家族の問いかけがあり日本重症心身障害学会で議論があり,学会として提言が出されてた.(著者抄録)
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医中誌Web
著者口分田 政夫(びわこ学園医療福祉センター草津)収載誌/巻号頁障害者問題研究 (0388-4155)/51巻3号 p.178-185発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024081845】(解説)
【新型コロナウイルスと障害者の人権・発達保障】コロナ禍で浮かび上がる学校教育の課題 障害のある子どもと家庭を念頭に
抄録
新型コロナ感染症による社会的混乱,長期の休校措置は,障害のある子どもにどのような影響を与えたのか.また,学校はそれにどう応えたかを検討した.学校教育では人間的共感関係,医療・福祉との連携が重要であった.学校再開後,学校の情報化が進み,人間的共感関係の形成に不安が生じている.(著者抄録)
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医中誌Web
著者三木 裕和(立命館大学 産業社会学部)収載誌/巻号頁障害者問題研究 (0388-4155)/51巻3号 p.170-177発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024081844】(解説)
【新型コロナウイルスと障害者の人権・発達保障】新型コロナウイルス感染症と障害者の人権・発達保障 ソーシャルワーク実践研究の立ち位置から改めて「民主主義」を問い直す
抄録
世界規模の新型コロナウイルス感染拡大から4年が経過しようとしている.「しょうがい(disability)」を中心にソーシャルワークを研究している立ち位置から,関係している社会福祉法人の出来事とその対応,スーパーバイザーとして関わっている地域の相談支援,当事者の青年たちとの学び合いなどを通して,コロナ・パンデミックと対峙してきた.本稿では,文献からコロナ・パンデミックで明るみになったことを整理して,次にある社会福祉法人の専務理事と事務長の聴き取りを中心に他の障害者福祉現場の実態とも重ね合わせての取り組みと課題について書き,特にケアとケア労働の重要性の再確認をした後に,最後にコロナ・パンデミックの教訓と課題についてまとめた.障害者の人権と発達を保障していくためには,改めて「コモン」と「自治」を重視した「民主主義」の在り方を問い直すことが求められる.(著者抄録)
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医中誌Web
著者木全 和巳(日本福祉大学 社会福祉学部)収載誌/巻号頁障害者問題研究 (0388-4155)/51巻3号 p.162-169発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024081097】(解説)
【市中感染症の診断と治療】高齢者の感染症診療
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医中誌Web
著者酒巻 一平(福井大学 感染症学講座)収載誌/巻号頁日本内科学会雑誌 (0021-5384)/112巻11号 p.2088-2093発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024080760】(解説)
【大手前大学の新型コロナウイルス感染症対策の推移】
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医中誌Web
著者大橋 一友(大手前大学 国際看護学部)収載誌/巻号頁Journal of Otemae University Institute of Global Nursing (2436-5971)/6Suppl. p.8-12発行年月2023.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024080754】(解説)
医療連携のひろば 新型コロナウイルスワクチン接種の現状と今後について
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医中誌Web
著者新崎 隆(那覇市健康部 健康増進課新型コロナウイルスワクチン接種推進室)収載誌/巻号頁那覇市医師会報 (0286-1828)/51巻4号 p.42-43発行年月2023.10
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論文タイトル
【2024080324】(解説)
当介護老人保健施設におけるCOVID-19への対応について
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医中誌Web
著者蓮田 精之(柴田郡医師会)収載誌/巻号頁宮城県医師会報/934号 p.882-883発行年月2023.11
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論文タイトル
【2024080322】(解説)
市中病院から見た新型コロナウイルス感染症
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医中誌Web
著者三浦 元彦(労働者健康安全機構東北労災病院)収載誌/巻号頁宮城県医師会報/934号 p.868-874発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024080301】(解説)
「COVID-19感染拡大下の子どもと養育者のメンタルヘルス」 COVID-19感染拡大下における地域資源としての学校園で行える取り組みは何か
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医中誌Web
著者藤岡 徹(福井大学 教育・人文社会系部門教員養成領域発達科学講座)収載誌/巻号頁児童青年精神医学とその近接領域 (0289-0968)/63巻4号 p.473-477発行年月2022.08
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024080299】(解説)
「COVID-19感染拡大下の子どもと養育者のメンタルヘルス」 COVID-19感染拡大下の子どもたちへの精神科医療
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医中誌Web
著者宇佐美 政英(国立国際医療研究センター国府台病院 児童精神科)収載誌/巻号頁児童青年精神医学とその近接領域 (0289-0968)/63巻4号 p.465-472発行年月2022.08
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024080297】(解説)
「COVID-19感染拡大下の子どもと養育者のメンタルヘルス」 COVID-19を子どもたちにどう伝え,どう支えるのか
リンク情報
医中誌Web
著者堀内 史枝(愛媛大学医学部附属病院 子どものこころセンター)収載誌/巻号頁児童青年精神医学とその近接領域 (0289-0968)/63巻4号 p.456-460発行年月2022.08
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024080095】(解説)
当院におけるコロナ陽性透析患者の対応と経験
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医中誌Web
著者木島 直央(秋田県厚生農業協同組合連合会能代厚生医療センター 臨床工学科)ほか収載誌/巻号頁秋田腎不全研究会誌/26巻 p.50-53発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024078222】(解説)
三重県看護系大学防災協議会の活動(2019年4月~2021年3月)
抄録
近年、我が国では全国各地で地震・豪雨などの自然災害が頻発している。災害発生時において、大学は教育研究機関として、教育・研究を継続していくことや地域への支援活動を担うことが期待されており、防災マニュアルや事業継続計画等の策定、地域の関係機関・組織との連携体制の構築は、急務であるといえる。三重県では、2019年に県内の看護学系の教育課程を持つ4大学による三重県看護系大学防災協議会を発足し、災害時に教育継続を相互に支援できる基盤作りを目指し、大学間での情報共有、協力体制の構築を図ることとなった。三重県看護系大学防災協議会の発足の経緯および2019年4月から2021年3月までの活動概要について報告する。(著者抄録)
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医中誌Web
著者清水 真由美(三重県立看護大学)ほか収載誌/巻号頁三重県立看護大学紀要 (1343-8905)/26巻 p.13-22発行年月2022.
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024078217】(解説)
【筑紫地区の新型コロナウイルスワクチン接種の現況】筑紫地区での新型コロナワクチン接種の軌跡(第7報)
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医中誌Web
著者安藤 眞一(筑紫医師会)収載誌/巻号頁筑紫 (0285-3337)/48巻2号 p.9-11発行年月2023.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024077844】(解説)
【COVID-19と臨床検査-得られた知見を今後の医療に活かす】COVID-19ワクチン接種と抗体価
抄録
<文献概要>Point ●新型コロナウイルスはSタンパク質,Nタンパク質,Mタンパク質,Eタンパク質の4つの構造タンパク質とゲノムRNAから構成される.●Sタンパク質に対する抗体であるS抗体は中和活性を有する中和抗体として働く.●メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンはS抗体を産生するように設計されており,S抗体の産生量(S抗体価)がワクチン接種効果の指標となりうると考えられている.●ワクチン接種後のS抗体価に影響を与える可能性のある因子として,年齢,性別,新型コロナウイルス感染の既往,副反応の程度などがある.
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者井川 ジーン(順天堂大学医学部附属順天堂医院 臨床検査部)収載誌/巻号頁臨床検査 (0485-1420)/67巻9号 p.959-963発行年月2023.09
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【2024077840】(解説)
【COVID-19と臨床検査-得られた知見を今後の医療に活かす】RT-qPCR法と抗原定量法の比較
抄録
<文献概要>Point ●新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査の目的としては,診断目的と感染対策目的があり,それぞれ検査に求められる要件は異なる.RT-qPCR(リアルタイムPCR)法と抗原定量法の特性を考慮し選択する.●検出限界閾値,ウイルス量の増減速度,検査実施タイミングの3つの要因が検査結果に影響を及ぼすことを理解する.●新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異と病原性が刻々と変化していくなかで,検査に求められる要件を理解し,自施設に適した検査法を選択する.
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者大出 恭代(順天堂大学医学部附属浦安病院 臨床検査医学科)収載誌/巻号頁臨床検査 (0485-1420)/67巻9号 p.936-941発行年月2023.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024077797】(解説)
コロナ禍における薄切 当院での取り組み
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医中誌Web
著者飯野 瑞貴(順天堂大学医学部附属練馬病院 病理診断科)ほか収載誌/巻号頁病理技術 (0917-5814)/86巻1号 p.13-14発行年月2023.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024077524】(解説)
ヘルスケア・医療におけるAI活用の課題
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医中誌Web
著者川上 英良(理化学研究所 先端データサイエンスプロジェクト)収載誌/巻号頁臨床評価 (0300-3051)/51巻1号 p.42-60発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024077508】(解説)
【コロナ禍で浮き彫りとなった高齢者施設・精神科病院の感染対策】精神科病院の感染対策 換気と環境消毒 構造の特殊性,一般病棟との違い
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医中誌Web
著者池ヶ谷 訓章(昭和大学附属烏山病院 看護部)収載誌/巻号頁感染対策ICTジャーナル (1881-4964)/18巻3号 p.222-226発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024077507】(解説)
【コロナ禍で浮き彫りとなった高齢者施設・精神科病院の感染対策】精神科病院の感染対策 個人防護具着脱・手指衛生向上と物品の管理
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医中誌Web
著者冨田 泉(国立病院機構肥前精神医療センター 感染対策室)ほか収載誌/巻号頁感染対策ICTジャーナル (1881-4964)/18巻3号 p.216-221発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024077506】(解説)
【コロナ禍で浮き彫りとなった高齢者施設・精神科病院の感染対策】精神科病院の感染対策 クラスター(アウトブレイク)発生時の対応
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医中誌Web
著者西村 和子(井之頭病院 看護部感染防止対策室)収載誌/巻号頁感染対策ICTジャーナル (1881-4964)/18巻3号 p.208-215発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024077505】(解説)
【コロナ禍で浮き彫りとなった高齢者施設・精神科病院の感染対策】精神科病院の感染対策 感染症持ち込みの予防,発生早期発見の方策
抄録
<文献概要>精神科病院には,閉鎖的でドアが多く,窓を大きく開けることができないという病院の構造と,検査を拒否したり,マスクを着用しなかったりといった患者の特性など感染制御活動を行う上で考慮しなければならない特殊性があると言われている。この特殊性のため,一度,病原性微生物が病棟内に持ち込まれると集団感染に至る可能性が非常に高い。精神科病院において感染症持ち込み予防や感染症発生の早期発見は,非常に重要な感染対策のひとつである。本稿では,精神科病院における感染症持ち込みの予防と,発生早期発見の方策について述べたいと思う。
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医中誌Web
著者川内 健史(碧水会長谷川病院 感染対策室)収載誌/巻号頁感染対策ICTジャーナル (1881-4964)/18巻3号 p.202-207発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024077504】(解説)
【コロナ禍で浮き彫りとなった高齢者施設・精神科病院の感染対策】精神科病院の感染対策 精神科患者の特徴と療養の特殊性
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医中誌Web
著者糠信 憲明(広島国際大学 看護学部看護学科)収載誌/巻号頁感染対策ICTジャーナル (1881-4964)/18巻3号 p.196-201発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024077503】(解説)
【コロナ禍で浮き彫りとなった高齢者施設・精神科病院の感染対策】高齢者施設の感染対策 手指衛生遵守率向上の取り組み 急性期病院に勤務する感染管理担当者の介入
抄録
<文献概要>新型コロナウイルス感染症(以下COVID-19)の流行によって,全国の医療機関,学校,障害者福祉施設等でクラスターが発生した。高齢者施設も同様に,様々な規模のクラスターを経験している。この経験から,クラスターが発生しないよう,予防的に平時から取り組む感染対策の重要性がより高まっている。高齢者施設内で過ごす多くの高齢者は,複数の既往症を抱えていることが多く,易感染性であると同時に,罹患した場合,重症化リスクが高いと言われている。厚生労働省がまとめていた報告では,オミクロン株が主体となり,重症化や死亡する割合は,以前と比べ低下しているとあるが,30歳代と比較した場合の各年代の重症化率は,高齢になるほどリスクが高くなると報告されている。COVID-19が2023年5月8日から感染症法の類型が5類へと位置づけが変更になったが,ウイルスの感染性に変化があるものではない。そのため,引き続き急性期医療機関や"高齢者施設内"で従事する職員は,感染対策の基本となる標準予防策を実践していくことが求められる。
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医中誌Web
著者浅野 美奈子(河北総合病院 安全・感染管理部感染管理科)ほか収載誌/巻号頁感染対策ICTジャーナル (1881-4964)/18巻3号 p.189-195発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024077502】(解説)
【コロナ禍で浮き彫りとなった高齢者施設・精神科病院の感染対策】高齢者施設の感染対策 環境消毒の現状と課題への取り組み
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医中誌Web
著者中澤 友也(長野県厚生農業協同組合連合会佐久総合病院 医療安全管理室)収載誌/巻号頁感染対策ICTジャーナル (1881-4964)/18巻3号 p.185-188発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024077501】(解説)
【コロナ禍で浮き彫りとなった高齢者施設・精神科病院の感染対策】高齢者施設の感染対策 換気対策(エアロゾル感染対策)を含めた経路別予防策
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医中誌Web
著者川村 英樹(鹿児島大学病院 感染制御部)収載誌/巻号頁感染対策ICTジャーナル (1881-4964)/18巻3号 p.179-184発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024077500】(解説)
【コロナ禍で浮き彫りとなった高齢者施設・精神科病院の感染対策】高齢者施設の感染対策 クラスター(アウトブレイク)発生時の対応
抄録
<文献概要>新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が5月8日から感染症法の2類相当の対応から5類感染症となった。5類への移行によって社会的ルールは変更されるが,新型コロナウイルスの性質が変わるわけではなく,医療施設や高齢者施設における感染対策を緩和に踏み切ることはクラスターを発生させる誘因となりえることは想像に難くない(表1参照)。そして,施設において大きな影響が出るため,感染対策の基本は変えてはいけないと筆者は考える。特に,無症状の感染者がいることを前提として,可能な限り職員および利用者の両方がマスクを常時着用することが必要であると考える。社会全体が緩和の方向に向かっても,医療施設や高齢者施設はある程度の感染対策は継続せざるを得ないので,ポイントを押さえ,平時から有効な策を講じながら対処していくことが重要である。そして現在においてもクラスター対応に追われている施設があることをお伝えしたい。
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医中誌Web
著者萩野 貴志(NTT東日本札幌病院 看護部)収載誌/巻号頁感染対策ICTジャーナル (1881-4964)/18巻3号 p.174-178発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024077499】(解説)
【コロナ禍で浮き彫りとなった高齢者施設・精神科病院の感染対策】高齢者施設の感染対策 感染症持ち込みの予防,発生早期発見の方策
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医中誌Web
著者岡田 恵代(大阪公立大学医学部附属病院 感染制御部)収載誌/巻号頁感染対策ICTジャーナル (1881-4964)/18巻3号 p.167-173発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024077498】(解説)
【コロナ禍で浮き彫りとなった高齢者施設・精神科病院の感染対策】高齢者施設の感染対策 高齢者の特徴,問題となる感染症
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医中誌Web
著者中村 敦(名古屋市立大学 大学院医学研究科臨床感染制御学)収載誌/巻号頁感染対策ICTジャーナル (1881-4964)/18巻3号 p.161-166発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024077477】(解説)
職場でのSARS-CoV-2感染抑制と事業継続の両立のための抗原検査キット活用法の検討および活用事例
抄録
SARS-CoV-2に対する検査として抗原定性検査キットの活用が広まっている.一方,日本では特に職場での感染抑制,つまり防疫を目的とした活用方法の検討や活用事例に関する報告は少ない.抗原検査キットは簡易かつ結果が迅速で,安価かつ大量に製造でき,他人に感染させる可能性の高い,高ウイルス量の感染者を特定する迅速トリアージツールとして位置付けられる.ワクチン接種済みかつ,オミクロン株に感染した人口を対象とした研究から,ウイルス量は曝露から5~6日後にピークに達すると推測される.また,症状発現もしくは初回PCR陽性,どちらか早い方から培養陰性までの期間中央値は8日である.行政検査の対象外であったがウイルス量動態から,他人への感染リスクが高いと考えられ,抗原検査キットで検査を行う事でトリアージし,職場でのSARS-CoV-2感染拡大のリスクを低減,もしくは事業継続に寄与したと推定される4事例を紹介した.職場での抗原検査キット活用において,検査の特性からなるべく複数回検査を行う事が望ましい.検査には労働者の同意が必要である.また,いつ,どこで,誰に検査を行うかは,事前に労使協議の場,例えば衛生委員会で審議したうえで,社内規定を設ける事が望まれる.(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者辻 洋志(南森町CH労働衛生コンサルタント事務所)ほか収載誌/巻号頁日本職業・災害医学会会誌 (1345-2592)/71巻4号 p.146-151発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024077473】(解説)
長野市における新型コロナウイルス感染症の発生状況と2022年冬に向けた対応
抄録
長野市(人口37万人.1999年中核市に移行し市保健所を設置)では2022年11月5日までに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の7回の波が発生し,第6波以降,それまでと比較にならない感染規模となったが,ワクチン接種やウイルスの病原性低下等により感染者に対する死亡者の割合は大幅に低下した.医療機関,児童・高齢者等施設での集団感染事例も多く発生したが,感染者全体の中では同居感染が多くを占めていた.この間,国において相談,受診,検査,入院,濃厚接触者等の対応が変更されてきたが,長野市では当初からこれらの業務内容を大きく変更せず継続していたものの,第6波に入ってそれまでとは全く異なる感染規模となったため,感染者への連絡,積極的疫学調査,健康観察等を順次縮小し,発生届の限定化が全国一律に実施された2022年9月26日からは,症状が悪化した感染者が保健所を経ずに直接,医療機関に相談・受診する流れを基本とする医療体制に切り替えるとともに,COVID-19の診療・検査医療機関となっていない医療機関に対して外来診療開始の参考資料となる「Quick Start Guide」を作成し,インフルエンザと同様の診療方法によって対応が可能であることを周知したが,診療可能人数が想定される受診者数より大きく下回り,COVID-19の法的な位置付けが障壁となっていることが推測される.2022年以降,保健所の負担軽減のためにその業務を縮小・休止する方針が国から示されたが,第6波以降は,感染規模や病原性等がそれまでとは大きく異なっており,社会の混乱や過剰な活動制限等を回避するため,COVID-19対策の目的を感染拡大防止から重症化予防に切り替えることが必要と考える.今後の新興感染症対策のためにも対策の切替という観点からこの3年間の対応を十分に検証する必要がある.(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者小林 良清(長野市保健所)収載誌/巻号頁日本職業・災害医学会会誌 (1345-2592)/71巻4号 p.116-121発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024077419】(解説)
コロナ後の医療提供体制・病院経営 With Corona時代に求められる医療体制 現行と発展
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医中誌Web
著者田中 良英(横須賀共済病院 診療部)収載誌/巻号頁共済医報 (0454-7586)/72巻2号 p.129-132発行年月2023.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024077410】(解説)
超高齢時代の運動器疾患診療 コロナ後のロコモ対策
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医中誌Web
著者山本 精三(国家公務員共済組合連合会虎の門病院 整形外科)ほか収載誌/巻号頁共済医報 (0454-7586)/72巻2号 p.72-77発行年月2023.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024076200】(解説)
新型コロナウイルス専門調整部会のロジスティックス支援について
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医中誌Web
著者萱原 慎理(京都市立病院 事務局)収載誌/巻号頁京都市立病院紀要 (0286-1356)/42巻 p.55-58発行年月2022.
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024076194】(解説)
新型コロナのこれまでとこれから
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医中誌Web
著者山本 舜悟(京都市立病院 感染症科)収載誌/巻号頁京都市立病院紀要 (0286-1356)/42巻 p.25-30発行年月2022.
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024075910】(解説)
令和4年度からの千葉科学大学健康衛生課の取組み 特に新型コロナウイルス感染症対策について
抄録
2021年4月に健康管理センターから名称変更され、職員も一新された健康衛生課はCOVID-19に関する業務も担当することとなった。職員による紙ベース中心の業務を効率化させ、ポータルサイト内だけで全ての健康衛生課のサービスがうけられるワンストップサービスを目指し、業務改善に取り組み始めた。COVID-19の感染拡大を受け、滞る膨大な業務の改善のため、ポータルサイトにCOVID-19報告システムを作成し運用するなど、奮闘する健康衛生課のこれまでの取り組みについて、経過報告する。(著者抄録)
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医中誌Web
機関リポジトリ(無料)
著者櫻井 嘉信(千葉科学大学 危機管理学部保健医療学科)ほか収載誌/巻号頁千葉科学大学紀要 (1882-3505)/16号 p.74-80発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024075883】(解説)
【東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた暑熱対策~暑熱対策プロジェクト~】(第4章)各競技における東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会での支援 感染症対策下で実施した暑熱順化トレーニングサポート 男女3×3バスケットボール競技日本代表選手を対象としたサポート事例
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者袴田 智子(国立スポーツ科学センター)ほか収載誌/巻号頁Journal of High Performance Sport (2434-7299)/9巻 p.163-169発行年月2022.
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024075878】(解説)
【東京2020大会に向けた心理対策-「自国開催のプレッシャー」を起点とした研究と支援-】自国開催大会における実力発揮に関わる心理要因の検討
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者鈴木 敦(千葉経済大学)収載誌/巻号頁Journal of High Performance Sport (2434-7299)/9巻 p.104-110発行年月2022.
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024075873】(解説)
【東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会サポート特集】オリンピック日本代表選手団における感染対策
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者土肥 美智子(国立スポーツ科学センター)収載誌/巻号頁Journal of High Performance Sport (2434-7299)/9巻 p.52-58発行年月2022.
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024075872】(解説)
【東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会サポート特集】オリンピック日本代表選手団のメディカルサポート
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者中嶋 耕平(国立スポーツ科学センター)ほか収載誌/巻号頁Journal of High Performance Sport (2434-7299)/9巻 p.40-51発行年月2022.
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024075341】(解説)
差がつく!保健所・環境衛生監視員 環監未来塾入門講座編(第17回) 仕事が楽しくなる秘訣
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医中誌Web
著者中臣 昌広(オフィス環監未来塾)収載誌/巻号頁生活と環境 (0037-1025)/69巻1号 p.69-73発行年月2024.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024075280】(解説)
透析医療における新型コロナウイルス感染症に関する政策と日本透析医会・日本透析医学会・日本腎臓学会による新型コロナウイルス感染対策合同委員会の役割
抄録
2020年1月より本邦でのCOVID-19の流行は始まったが,当初はこのウイルスの特徴が明らかではなく,集団治療である透析施設では非常に不安が強かった.また,COVID-19透析患者の重症化リスクが高いことから,すべてのCOVID-19透析患者を入院としていたが,その後は当初の予想を遥かに超える感染者が発生したため,原則入院は保てなくなり,各地域で入院調整や外来透析患者の対応に多忙を極めた.2020年2月28日に日本透析医会では,ワーキンググループを設置して,会員に対しCOVID-19への感染対策や情報の啓発を開始した.2020年3月27日に日本透析医会・日本透析医学会による合同委員会が設置され,新規感染患者数の調査を開始し,同年5月12日に日本腎臓学会が参加して,3団体合同の委員会となった.合同委員会では,COVID-19感染患者数の報告を定期的に行うこと,透析施設における感染対策ガイドの作成や厚生労働省からの事務連絡を速やかに会員に伝達すること,厚生労働省とCOVID-19に関連する透析医療に対する政策についての交渉を行うことなどの活動を行った.3年以上にわたるCOVID-19への対応は,非常に大変なものでああったが,患者および医療従事者の皆様,行政の皆様の協力によりなんとか乗り切ることができた.協力いただいたすべての皆様に心よりお礼を申し上げる.(著者抄録)
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医中誌Web
著者菊地 勘(下落合クリニック)収載誌/巻号頁日本透析医会雑誌 (0914-7136)/38巻3号 p.434-442発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024075194】(解説)
【腎代替療法】透析患者と新型コロナウイルス感染症
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医中誌Web
MedicalOnline
著者菊地 勘(豊済会下落合クリニック)収載誌/巻号頁医学と薬学 (0389-3898)/81巻1号 p.55-60発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024075159】(解説)
コロナパンデミックから医療は何を学ぶのか
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医中誌Web
著者迫井 正深(厚生労働省)収載誌/巻号頁社会保険旬報 (1343-5728)/2914号 p.22-35発行年月2024.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024074883】(解説)
業務効率化に資するロボット選定と運用を考える AI自律走行型UV照射ロボットによる省力化と感染リスク低減への期待
抄録
新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)は、2023年5月8日をもって5類感染症に変更されました。しかし、その感染力は未だ極めて強く、医療機関においては院内感染対策を緩めることができない状況が続いています。個人防護具を装着しての業務は、職員にとって大きな負担であり、また清掃業務ではいくら個人防護具を装着しているとはいえ、職員はウイルスへの曝露の危険にさらされてしまいます。市立砺波総合病院(以下、当院)では、職員へのウイルス曝露の危険性の低下と、清掃業務の省力化を目的に、2022年12月に自律走行型殺菌灯搭載ロボットを導入しました。このロボットの導入により、職員のウイルス曝露の危険性の低下と、退院後の室内清掃業務時間の短縮が可能となりました。(著者抄録)
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医中誌Web
著者又野 禎也(市立砺波総合病院 感染管理部)収載誌/巻号頁新医療 (0910-7991)/51巻1号 p.86-89発行年月2024.01
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024074813】(解説)
【忘れてはいけない感染症】COVID-19流行下におけるインフルエンザ等の呼吸器疾患対策
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医中誌Web
著者立石 晶子(東京大学 保健・健康推進本部)ほか収載誌/巻号頁CAMPUS HEALTH (1341-4313)/60巻2号 p.7-12発行年月2023.08
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024074812】(解説)
【忘れてはいけない感染症】結核低蔓延国となった日本の大学における結核対策
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医中誌Web
著者潤間 励子(千葉大学総合安全衛生管理機構)収載誌/巻号頁CAMPUS HEALTH (1341-4313)/60巻2号 p.2-6発行年月2023.08
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024073734】(解説)
ニライカナイのシミュレーション教育 DAMシミュレーション教育のアップデートを考える
抄録
日本医学シミュレーション学会は,安全な気道管理の普及のために,2004年から困難気道管理(Difficult Airway Management:DAM)セミナーを運営している.その後の約20年間で,気道管理器具や麻酔薬の発展,ガイドラインの整備により気道管理の安全性は向上したが,気道の危機的状況の発生はゼロには至っていない.DAMの需要は手術室外にも広がり,DAMトレーニングはこれからも求められ続けると予想される.変化する受講生の要望に対して,教育効果と運営効率の両立を目指すDAMシミュレーション教育へ,柔軟なアップデートが求められる.(著者抄録)
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医中誌Web
著者木村 哲朗(浜松医科大学 医学部麻酔・蘇生学)収載誌/巻号頁日本臨床麻酔学会誌 (0285-4945)/43巻7号 p.535-540発行年月2023.11
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024073715】(解説)
2022年の鹿児島県立大島病院手術室におけるSARS-CoV-2感染対策
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)第6波を受け,鹿児島県立大島病院手術室は感染対策強化を行った.当院手術室機能を維持するためわれわれは,(1)入室前3日以内の検査,(2)隔離解除後の手術計画,(3)ゾーニング,(4)COVID-19患者用手術室前室館外開放,(5)エアロゾル発生手技時はfull personal protective equipment(PPE)もしくはstandard PPEにN95マスク着用,(6)挿抜管時の室内人員制限を実施している.手術室スタッフへのウイルス曝露の可能性は否定できないが,明らかな手術室内感染は認めなかった.各診療科の要請をすべて応需し,感染拡大前と同等の機能を維持している.(著者抄録)
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医中誌Web
著者入江 良彦(鹿児島県立大島病院 麻酔科)ほか収載誌/巻号頁日本臨床麻酔学会誌 (0285-4945)/43巻5号 p.406-410発行年月2023.09
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024073230】(解説)
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更に伴う令和5年10月以降の医療提供体制の移行及び次なる感染症危機への備えについて
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医中誌Web
著者松澤 知(新潟県福祉保健部)収載誌/巻号頁新潟県医師会報 (0912-2796)/884号 p.8-13発行年月2023.11
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【2024073198】(解説)
【冬場の高齢者の健康管理】冬に気をつけたい感染症の理解と予防策
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医中誌Web
著者東 知宏(福井県立大学 看護福祉学部)収載誌/巻号頁認知症ケア/24巻4号 p.9-16発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024072781】(解説)
これからの臨床現場を支えるために COVID-19を経験した米国の看護現場から(第24回) 健康的な職場環境を支えるための安全な職場環境を考える
抄録
<文献概要>今回は前回に引き続き,健康的な職場環境(healthy work environment)に関して,安全な職場環境について考えます。医療機関で働く中で,身体的,または精神的・心理的なダメージを受けた経験がありますか。例えば,怒った患者や認知症の患者に殴られたり,物を投げつけられたりしたこと。身体的な打撃ではないけれど,患者やその家族から言葉の暴力を受けたこと。その他,病棟内で同僚や上司によるいじめ,セクシャルハラスメント(以下,セクハラ)やパワーハラスメント(以下,パワハラ)の被害に遭ったことなど。被害の大小にかかわらず,多くの看護師がこのような被害を経験しているのではないでしょうか。
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者岩間 恵子(ペース大学)収載誌/巻号頁看護管理 (0917-1355)/33巻12号 p.1104-1107発行年月2023.12
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024072544】(解説)
薬剤師主導によるCOVID-19の発症抑制を目的としたtixagevimabおよびcilgavimab投与における迅速な体制構築
抄録
TixagevimabおよびcilgavimabはSARS-CoV-2に感染し回復した患者により提供されたB細胞に由来する長時間作用型抗体であり,COVID-19の治療および発症抑制を目的に開発された。日本においては2022年8月に特例承認された。本薬剤は厚生労働省が保有したうえで発症抑制目的に限って供給され,虎の門病院においては,血液悪性腫瘍患者を中心として多くの患者が対象となることが想定された。投与を円滑に進めるためには部署横断的な連携が不可欠と考えられたため,感染対策チームの専従薬剤師1名が中心となり診療科,看護部,薬剤部,事務部門等,関係部署と協働して特例承認後早期に体制構築を行った。2023年2月末時点で352名(入院149名,外来203名)に投与を行い,厚生労働省が公表している使用状況と比較すると,2022年11月時点で東京都全体の11.5%,同12月時点で13.6%を当院が占めていた。多数の患者に迅速かつ安全に投与を進めることができ,今回の取り組みは本薬剤のみならず今後の新興・再興感染症に対する特例承認薬のように迅速かつ安全な投与が求められる新規薬剤の運用を検討するうえでも有用であると考えられた。(著者抄録)
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医中誌Web
著者高野 春樹(国家公務員共済組合連合会虎の門病院 薬剤部)ほか収載誌/巻号頁日本化学療法学会雑誌 (1340-7007)/71巻5-6号 p.571-575発行年月2023.11
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【2024072322】(解説)
【最強版 急性呼吸不全のフィジカルアセスメント】(Part.3)急性呼吸不全患者のフィジカルアセスメント&ケアの実際 COVID-19の病態
抄録
→新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)により引き起こされる感染症です。→主症状は発熱、咳嗽、呼吸困難感です。→高血圧や糖尿病、肥満などの基礎疾患があると重症化する可能性が高くなります。→感染経路は飛沫感染、接触感染に加え、エアロゾル発生による経路があります。→予防策として、手洗いやN-95マスクをはじめとした個人用防護具(PPE)の装着が必要です。→2023年5月より、感染症法での2類相当感染症から5類感染症に移行しました。(著者抄録)
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著者勝亦 博基(聖マリアンナ医科大学附属病院)収載誌/巻号頁みんなの呼吸器Respica (2434-4567)/ p.112-118発行年月2023.12
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論文タイトル
【2024072289】(解説)
知っておきたい・深めたい Close-up BCP 医療施設リハビリテーション部門におけるBCP策定の具体的ポイント COVID-19対応を例に
抄録
<文献概要>はじめに 「大地震などの自然災害,感染症のまん延,テロなどの事件,大事故,サプライチェーン(供給網)の途絶,突発的な経営環境の変化など不測の事態が発生しても,重要な事業を中断させない,または中断しても可能な限り短い時間で復旧させるための方針,体制,手順等を示した計画」のことを事業継続計画(business continuity plan:BCP)と呼ぶ.医療施設のリハビリテーション部門における重要な事業は「リハビリテーション医療」に置き換えられる.本稿では医療施設(急性期)リハビリテーション部門におけるコロナウイルス感染症(COVID-19)対応BCP策定とそのポイントについて,当院の運用事例を中心に紹介する.
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著者彦田 直(鉄蕉会亀田総合病院 リハビリテーション室)ほか収載誌/巻号頁理学療法ジャーナル (0915-0552)/57巻12号 p.1463-1466発行年月2023.12
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論文タイトル
【2024070057】(解説)
神奈川県における保健師養成校の保健師教員による新型コロナウイルス感染症応援派遣活動の報告 健康危機管理における受援体制整備とネットワーク構築に焦点を当てて
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著者臺 有桂(神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部看護学科)ほか収載誌/巻号頁神奈川県立保健福祉大学誌 (1349-4775)/20巻1号 p.35-47発行年月2023.03
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【2024070006】(解説)
【新型コロナからの教訓-モニタリング報告2023】ワクチン開発のモニタリング報告2023 日本の新型コロナワクチンの開発は進んだか?
抄録
<文献概要>ポイント ◆ワクチン開発や承認、国内生産が欧米に比べ大幅に遅れたことを教訓として、さまざまな政策が施行された。◆長期的な国家の安全保障を視野に入れた産官連携によるワクチン産業振興が必要である。◆国際的に行われているワクチン開発・生産支援の枠組み等への日本企業の参画が期待される。
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著者若林 真美(国立国際医療研究センター 国際医療協力局グローバルヘルス政策研究センター)ほか収載誌/巻号頁公衆衛生 (0368-5187)/87巻12号 p.1250-1256発行年月2023.12
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【2024070004】(解説)
【新型コロナからの教訓-モニタリング報告2023】デジタル化のモニタリング報告2023 北九州市保健所におけるCOVID-19対応に係るDX推進
抄録
<文献概要>ポイント ◆DX推進に向けたトップの強いコミットメントおよび優先順位のマネジメントが欠かせない。◆DX推進部門による伴走支援が重要である。◆DXはツール活用と親和性が高い。
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著者上田 紘嗣(北九州市財政局)ほか収載誌/巻号頁公衆衛生 (0368-5187)/87巻12号 p.1238-1243発行年月2023.12
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【2024070003】(解説)
【新型コロナからの教訓-モニタリング報告2023】人材育成のモニタリング報告2023 人材育成・確保はどうなったか?
抄録
<文献概要>ポイント ◆サージキャパシティーと専門家の確保により、有事において適切に対策を進めることが、危機管理対応における人材育成の目的である。◆地域保健法において、国、都道府県等にはIHEAT要員への研修等の支援を行う責務が規定されたことにより、保健所におけるサージキャパシティーの確保が期待されている。◆自治体内の専門家を中心として、研修や日常的な相談ができる体制を構築し、保健所等職員の人材育成を行うことが理想的であり、専門家が機能する環境を用意することが重要である。
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著者角野 文彦(滋賀県健康医療福祉部)収載誌/巻号頁公衆衛生 (0368-5187)/87巻12号 p.1232-1237発行年月2023.12
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【2024070001】(解説)
【新型コロナからの教訓-モニタリング報告2023】感染症法等の法的課題のモニタリング報告2023 感染症を予防する法律は整備されたか?
抄録
<文献概要>ポイント ◆新型コロナウイルスの感染状況に合わせた感染症法と新型インフルエンザ等特措法等の強化から緩和へと漸次改正が行われた。◆新型コロナウイルスの感染状況に合わせた経済対策も含めた広範囲な分野に及ぶ関連法制の改正や弾力的運用が積極的に行われた。◆新型コロナウイルス感染症流行からの教訓に基づいた、医療体制の確保等を中心とした感染症法等の改正や内閣感染症危機管理統括庁が整備された。
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著者坂元 昇(川崎市健康福祉局)収載誌/巻号頁公衆衛生 (0368-5187)/87巻12号 p.1218-1225発行年月2023.12
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【2024070000】(解説)
【新型コロナからの教訓-モニタリング報告2023】地域医療提供体制のモニタリング報告2023 地域医療はどう変わったか?
抄録
<文献概要>ポイント ◆地域医療構想の論点とCOVID-19の医療ひっ迫関連の課題には共通点が多く、両者を一緒に議論して課題解決を図るべきである。◆日本では、急性期(集中治療)医療の集約化や医療機関の役割分担が不十分で、在宅療養支援体制の地域格差が大きいことが課題である。◆2023年時点での課題解決の進捗は不十分であり、地域医療構想や改正感染症法に基づく取り組みを加速させるべきである。
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著者阿彦 忠之収載誌/巻号頁公衆衛生 (0368-5187)/87巻12号 p.1210-1217発行年月2023.12
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【2024069999】(解説)
【新型コロナからの教訓-モニタリング報告2023】保健所と地方衛生研究所のモニタリング報告2023 沖縄県
抄録
<文献概要>ポイント ◆次のパンデミックに備えて感染拡大期における保健所のコア業務を整理する必要がある。◆増大する入院患者の受け入れについては、地域の医療機関間の役割分担で対応する。◆高齢化が進んでも簡単には崩壊しない医療・介護体制の構築が求められる。
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著者糸数 公(沖縄県保健医療部)収載誌/巻号頁公衆衛生 (0368-5187)/87巻12号 p.1206-1209発行年月2023.12
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【2024069998】(解説)
【新型コロナからの教訓-モニタリング報告2023】保健所と地方衛生研究所のモニタリング報告2023 島根県
抄録
<文献概要>ポイント ◆保健所および地方衛生研究所におけるより実践的なBCP、ICSの構築、さらにこれらを動かすための人材養成が必要である。◆地域の医療機関はもちろん、市町村、高齢者福祉施設等との連携が不可欠である。◆平時からのデジタル化の推進と収集された情報を用いてスピーディーなエビデンスの発信が重要である。
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著者谷口 栄作(島根県健康福祉部)収載誌/巻号頁公衆衛生 (0368-5187)/87巻12号 p.1202-1205発行年月2023.12
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【2024069995】(解説)
【新型コロナからの教訓-モニタリング報告2023】保健所と地方衛生研究所のモニタリング報告2023 総説 保健所、地方衛生研究所等はどう変わったか?
抄録
<文献概要>ポイント ◆健康危機に強い地域をめざし、平時から持続可能な感染対策や地域医療連携によって、全ての医療機関が役割を果たせるよう望む。◆「地域保健対策の推進に関する基本的な指針」の改定により、保健所や地方衛生研究所を技術的専門的に機能強化する体制整備について示された。◆健康危機対応時にはBCPと職員の健康管理を重視する必要がある。
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著者白井 千香(枚方市保健所)収載誌/巻号頁公衆衛生 (0368-5187)/87巻12号 p.1188-1193発行年月2023.12
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【2024068801】(解説)
【多死社会を支える保健】葬儀関連業務に関する労働衛生上の課題と展望
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著者横山 和仁(国際医療福祉大学 大学院医学研究科公衆衛生学専攻)ほか収載誌/巻号頁保健の科学 (0018-3342)/65巻11号 p.750-756発行年月2023.11
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【2024068730】(解説)
【救急医と,COVID-19と】国際活動 米国で働く日本人救急医から 米国におけるCOVID-19パンデミックの,誰も知らないある悲劇
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著者乗井 達守(ニューメキシコ大学 医学部救急部)収載誌/巻号頁救急医学 (0385-8162)/47巻11号 p.1338-1339発行年月2023.11
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