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新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 関連文献

PCR検査に関する文献

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(SARSコロナウイルス-2/TH or COVID-19/TH or COVID-19/AL or (コロナ/TA and DT=2020:2024)) and (PCR/TI or PCR法/MTH) and (PT=症例報告・事例除く)

2024年3月16日更新

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著者収載誌/巻号頁発行年月
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【2024070146】(会議録)
新型コロナウイルスPCR検査結果のWeb通知に関する取り組み
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医中誌Web
著者水谷 駿介(聖峰会田主丸中央病院 医療情報管理課)ほか収載誌/巻号頁日本診療情報管理学会学術大会抄録集/49回 p.176発行年月2023.08
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【2024063804】(原著論文)
COVID-19流行期における術前PCRスクリーニング検査の有用性
抄録
COVID-19流行期(2020年5月~2022年4月)に当科で術前PCR検査を行った1318例について検討した。その結果、PCR陽性例は4例(0.3%)であり、すべて緊急入院、転倒契機の大腿骨骨折であった。PCR陽性例はいずれも全身状態改善後に手術を施行し、呼吸器合併症は発症せず、全例生存退院した。院内感染については術前PCR陽性例からの発生はなく、また術後COVID陽性が判明した症例は認めなかった。今回の結果から、COVID流行期における術前PCRスクリーニング検査は早期診断・適切な周術期管理に有用であることが示唆された。
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医中誌Web
J-STAGE
著者佐藤 健(日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 整形外科)ほか収載誌/巻号頁中部日本整形外科災害外科学会雑誌 (0008-9443)/66巻3号 p.437-438発行年月2023.05
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【2024062950】(会議録)
PCRセンターからみた新型コロナウイルス感染症
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医中誌Web
著者石野 敬子(昭和大学 薬学部臨床薬学講座感染制御薬学部門)収載誌/巻号頁昭和学士会雑誌 (2187-719X)/83巻2号 p.141発行年月2023.
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【2024062941】(解説)
PCRセンターからみた新型コロナウイルス感染症
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者石野 敬子(昭和大学 薬学部臨床薬学講座感染制御薬学部門)収載誌/巻号頁昭和学士会雑誌 (2187-719X)/83巻2号 p.73-77発行年月2023.
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【2024062719】(会議録)
当院でのCOVID-19対応とPCRの原理
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医中誌Web
著者中井 依砂子(住友病院)収載誌/巻号頁住友病院医学雑誌 (0285-8177)/49号 p.31発行年月2022.07
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【2024059585】(原著論文)
インフルエンザウイルスとSARS-CoV-2のfastリアルタイム逆転写PCR検出系の妥当性評価
抄録
地方衛生研究所におけるウイルス感染症病原体の検出にはリアルタイム逆転写(RT)PCR法を用いることが多い.本研究ではインフルエンザウイルスおよび重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)それぞれの遺伝子検出系について,国立感染症研究所の病原体検出マニュアルに記載された標準法と,fastリアルタイムRT-PCR法(改良法)の比較を行った.インフルエンザウイルスの8つおよびSARS-CoV-2の2つの検出系について,陽性コントロール希釈系列を標準法及び改良法で測定し,反応系のPCR効率および検出感度を決定した.改良法では総反応時間53分の熱反応条件を両ウイルスともに用いた.改良法の検出感度は標準法に比べ概ね同等以上であった.改良法は定量を伴わない病原ウイルスのスクリーニング検査には有用であり,インフルエンザウイルスおよびSARS-CoV-2の検査を短時間かつ同一プレート上で実施できるため,検査に要する時間とコストが低減できる可能性がある.(著者抄録)
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医中誌Web
著者駒林 賢一(山形県衛生研究所)ほか収載誌/巻号頁山形県衛生研究所報 (0513-4706)/56号 p.1-10発行年月2023.11
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【2024054824】(会議録)(英語)
Pola-BR療法中のDLBCL患者におけるCOVID-19の再発およびPCR持続陽性
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医中誌Web
著者中田 康允(東京逓信病院 血液内科)ほか収載誌/巻号頁日本血液学会学術集会/84回 p.1181発行年月2022.10
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【2024049785】(会議録)
慢性疲労症候群およびlong COVID患者末梢血における抗GPCR抗体と自己免疫関連リンパ球の特徴
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医中誌Web
著者佐藤 和貴郎(国立精神・神経医療研究センター神経研究所 免疫研究部)ほか収載誌/巻号頁神経免疫学 (0918-936X)/28巻1号 p.192発行年月2023.09
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【2024031492】(会議録)
FilmArray呼吸器パネル2.1による呼吸器感染症ウイルス・細菌の検出状況
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医中誌Web
著者伊賀 敏幸(三笠市立三笠総合病院 臨床検査科)収載誌/巻号頁日本環境感染学会総会プログラム・抄録集/38回 p.385発行年月2023.06
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【2024031490】(会議録)
発熱に悩んだ時のマルチプレックスPCR法の活用方法と結果について職員就業管理対応としての有用性
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医中誌Web
著者中村 賀憲(岡山医療生活協同組合総合病院岡山協立病院 感染制御部)ほか収載誌/巻号頁日本環境感染学会総会プログラム・抄録集/38回 p.384発行年月2023.06
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【2024031486】(会議録)
COVID-19発症後経過日数とPCR(Ct値)の検討
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医中誌Web
著者槙 祥吾(伯鳳会赤穂中央病院)ほか収載誌/巻号頁日本環境感染学会総会プログラム・抄録集/38回 p.383発行年月2023.06
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【2024031484】(会議録)
Multiplex RT-PCR検査試薬を用いた、当院でのSARS-CoV-2変異株スクリーニング
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医中誌Web
著者溝口 美祐紀(東京大学医学部附属病院 感染制御部)ほか収載誌/巻号頁日本環境感染学会総会プログラム・抄録集/38回 p.383発行年月2023.06
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【2024031474】(会議録)
術前SARS-CoV-2唾液PCR検査から鼻咽頭スワブPCR検査に変更となる要因の検討
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医中誌Web
著者多田 志穂(がん・感染症センター都立駒込病院 看護部)収載誌/巻号頁日本環境感染学会総会プログラム・抄録集/38回 p.380発行年月2023.06
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【2024031471】(会議録)
COVID-19患者の隔離解除にPCR(Ct値)を活用して
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医中誌Web
著者勝平 真司(伯鳳会赤穂中央病院)ほか収載誌/巻号頁日本環境感染学会総会プログラム・抄録集/38回 p.379発行年月2023.06
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【2024031459】(会議録)
COVID-19濃厚接触者の職場復帰前SARS-CoV-2 PCR検査実施時期の検討 オミクロン株流行期における取組み
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医中誌Web
著者永田 由佳(がん・感染症センター都立駒込病院 感染制御科)ほか収載誌/巻号頁日本環境感染学会総会プログラム・抄録集/38回 p.376発行年月2023.06
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【2024031425】(会議録)
コロナ禍における予定入院患者に対するSARS-CoV-2 PCR検査の陽性率の推移
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著者西山 直哉(琉球大学医学部附属病院 感染制御部感染対策室)ほか収載誌/巻号頁日本環境感染学会総会プログラム・抄録集/38回 p.368発行年月2023.06
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【2024031421】(会議録)
入院時COVID-19 PCRスクリーニング検査の意義(陽性、偽陽性例の評価も加えて)
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医中誌Web
著者椎木 創一(沖縄県立中部病院 感染症内科)ほか収載誌/巻号頁日本環境感染学会総会プログラム・抄録集/38回 p.367発行年月2023.06
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【2024031136】(会議録)
SARS-CoV-2PCR検査におけるCt値とエアロゾル発生リスクの査定を活用したコロナ病棟転出管理の検討
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医中誌Web
著者佐藤 久美(同友会藤沢湘南台病院 感染対策室)ほか収載誌/巻号頁日本環境感染学会総会プログラム・抄録集/38回 p.294発行年月2023.06
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【2024031077】(会議録)
新型コロナウイルス感染症防止対策における定期PCR検査の有用性
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著者與那 恵美(おもと会 統括本部)ほか収載誌/巻号頁日本環境感染学会総会プログラム・抄録集/38回 p.280発行年月2023.06
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【2024031027】(会議録)
新型コロナウイルスオミクロン株BA.1/BA.2流行下におけるreal-time RT-PCR Ct値と患者病日の関係性に関する検討
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医中誌Web
著者一ノ瀬 直樹(公立昭和病院 感染管理部)ほか収載誌/巻号頁日本環境感染学会総会プログラム・抄録集/38回 p.267発行年月2023.06
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【2024031018】(会議録)
入院前スクリーニングPCRの病院感染対策に与える影響
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医中誌Web
著者田頭 保彰(東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科統合臨床感染症学分野)ほか収載誌/巻号頁日本環境感染学会総会プログラム・抄録集/38回 p.265発行年月2023.06
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【2024030895】(会議録)
SARS-CoV-2に関する検査の種類 その特徴と生かし方
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医中誌Web
著者石井 良和(東邦大学 医学部微生物・感染症学講座)収載誌/巻号頁日本環境感染学会総会プログラム・抄録集/38回 p.203発行年月2023.06
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【2024030789】(会議録)
新型コロナウイルスの検査 新型コロナウイルス各種検査法の使い分け
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医中誌Web
著者高橋 聡(札幌医科大学 医学部感染制御・臨床検査医学講座)収載誌/巻号頁日本環境感染学会総会プログラム・抄録集/38回 p.147発行年月2023.06
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【2024030787】(会議録)
新型コロナウイルスの検査 遺伝子増幅検査及び次世代シーケンサーを用いた新型コロナウイルス感染症検査法
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医中誌Web
著者大濱 侑季(国立感染症研究所 細菌第一部第五室安全実験管理部第六室)収載誌/巻号頁日本環境感染学会総会プログラム・抄録集/38回 p.146発行年月2023.06
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【2024028113】(会議録)
慢性疲労症候群とlong COVIDにおける抗GPCR抗体および自己免疫関連リンパ球の特徴
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医中誌Web
著者佐藤 和貴郎(国立精神・神経医療研究センター神経研究所 免疫研究部)ほか収載誌/巻号頁日本臨床免疫学会総会プログラム・抄録集/51回 p.116発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024023675】(解説)
COVID-19感染拡大防止のための1人でも多く・1日でも早いPCR検査の実施 発熱外来・帰接外来・PCR検査・集団検査への取り組み
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医中誌Web
著者新井 良和(美心会黒沢病院 医療事務部)ほか収載誌/巻号頁群馬医学 (0285-0656)/116号 p.141-145発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024023673】(原著論文)
当院における新型コロナウイルス抗原検査陰性例に対するPCR検査の有用性
抄録
当院で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が疑われ、受診時にPCR検査が陽性で同日抗原検査を行った66例について検討した。抗原検査の結果は陽性が58例(87.9%)、陰性が8例(12.1%)であった。抗原陰性例のCt値は抗原陽性例と比べ有意に高く、ウイルス量が少ないことを示したが、Ct値は30未満であり、感染力のあるウイルス値であることが明らかになった。今回の結果から、COVID-19が疑われる症例において抗原検査とPCR検査を併用することは感染拡大防止のために有用であることが示唆された。
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医中誌Web
著者原田 和彦(美心会黒沢病院附属ヘルスパーククリニック 検査部)ほか収載誌/巻号頁群馬医学 (0285-0656)/116号 p.129-132発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024023224】(レター)(英語)
日本の特定感染症指定医療機関におけるSARS-CoV-2 PCR検査法の開発(The development of SARS-CoV-2 PCR testing methods at a designated medical institution for specific infectious diseases in Japan)
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医中誌Web
PubMed
CiNii
J-STAGE(無料)
著者Motohashi Ayano(Department of Clinical Laboratory, National Center for Global Health and Medicine)収載誌/巻号頁Global Health & Medicine (2434-9186)/4巻5号 p.289-291発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024019790】(Q&A)
【患者さんの質問にどう答えますか?-言葉の意味を読み解きハートに響く返答集】診療編 診察・検査 (Question 37)コロナの抗原検査とPCR検査とはどこが違うんですか?
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医中誌Web
医書.jp_オールアクセス
著者尾田 正仁(国立病院機構東京医療センター 総合内科・感染症内科)ほか収載誌/巻号頁Medicina (0025-7699)/60巻11号 p.1866-1867発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2024017785】(会議録)
感染症関連検査結果の解析と評価 献血後情報からの新型コロナウイルスPCR検査結果
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医中誌Web
MedicalOnline
著者澤井 裕美(日本赤十字社血液事業本部中央血液研究所)収載誌/巻号頁血液事業 (0917-7833)/46巻2号 p.409発行年月2023.08
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【2024010815】(会議録)(英語)
COVID-19のCT所見 PCR陽性例と鑑別診断(CT Findings of COVID-19: PCR Positive Cases and Differential Diagnosis)
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医中誌Web
著者Yabusaki Satoshi(Department of Radiology, Tomakomai City Hospital)収載誌/巻号頁日本医学放射線学会学術集会抄録集 (0048-0428)/79回 p.S229発行年月2020.02
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【2024007465】(会議録)
2022年における当薬局の新型コロナウイルスPCR検査についての分析
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医中誌Web
著者今村 優哉(まるき薬局)収載誌/巻号頁日本薬剤師会学術大会講演要旨集/56回 p.248発行年月2023.09
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【2024002181】(会議録)
COVID-19から考える臨床微生物検査 従来検査と遺伝子検査
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医中誌Web
著者大楠 清文(東京医科大学)収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.np546発行年月2023.05
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【2024002084】(会議録)
3種類のSARS-CoV-2検査の運用方法の検討
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医中誌Web
著者児玉 雅季(山口大学医学部附属病院)ほか収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.446発行年月2023.05
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【2024002081】(会議録)
SARS-CoV-2-PCR検査において波形の変化から変異株への移行を捉えた事例
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医中誌Web
著者糸賀 真人(島根県立中央病院)ほか収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.443発行年月2023.05
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【2024002079】(会議録)
PCR検査におけるSARS-COV2遺伝子変異の影響 ゲノム解析の試み
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医中誌Web
著者田口 紘平(メデカルアシストクリニカルメディスン)ほか収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.441発行年月2023.05
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【2024002078】(会議録)
RNA精製の必要がないSARS-CoV-2核酸検出試薬の基本性能ならびに技師間差の評価
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医中誌Web
著者伊達 卓司(近畿大学病院 中央臨床検査部)ほか収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.440発行年月2023.05
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【2024002076】(会議録)
リアルタイムPCR法を用いた鼻腔ぬぐい液中における新型コロナウイルス量の解析
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医中誌Web
著者島田 諒(群馬県衛生環境研究所)ほか収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.438発行年月2023.05
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【2024002075】(会議録)
新型コロナウイルス抗原検査とPCR検査結果不一致の検証
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医中誌Web
著者生田 理紗(東京都立墨東病院)ほか収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.437発行年月2023.05
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【2024002073】(会議録)
抗原定量検査とPCR検査の比較検討
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医中誌Web
著者金田 航(横浜市立市民病院)ほか収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.435発行年月2023.05
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【2024002072】(会議録)
当院における新型コロナウイルス抗原定量検査とPCR検査の結果の比較
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医中誌Web
著者小松 康秀(諏訪赤十字病院)ほか収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.434発行年月2023.05
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論文タイトル
【2024002067】(会議録)
新型コロナウイルス迅速PCR検査におけるsingle positive検体に関する検討
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医中誌Web
著者山崎 大翔(金沢大学附属病院)ほか収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.429発行年月2023.05
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【2024002066】(会議録)
SARSコロナウイルス核酸検査結果による患者対応のためのカットオフ値の検討
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医中誌Web
著者豊島 のぞみ(労働者健康安全機構大阪労災病院)ほか収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.428発行年月2023.05
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【2024002065】(会議録)
COVID-19の入院時スクリーニングPCR検査に関する検討
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医中誌Web
著者丹羽 尊彦(群馬大学医学部附属病院)ほか収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.427発行年月2023.05
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【2024002064】(会議録)
当施設における新型コロナウイルス検査の現状について
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医中誌Web
著者武末 久美子(浦和市医師会メディカルセンター)ほか収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.426発行年月2023.05
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【2024002063】(会議録)
新型コロナウイルス核酸増幅法における検査報告時間の推移について
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医中誌Web
著者富樫 亮太(竹田綜合病院)ほか収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.425発行年月2023.05
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【2024002060】(会議録)
当院における新型コロナウィルスクラスター発生の経験と検査体制について
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医中誌Web
著者保田 剛史(国立病院機構高崎総合医療センター)ほか収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.422発行年月2023.05
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論文タイトル
【2024002058】(会議録)
当院における新型コロナウイルスの検査体制について
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医中誌Web
著者清水 美里(富岡地域医療企業団公立富岡総合病院)ほか収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.420発行年月2023.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2024001995】(会議録)
Ampdirect 2019-nCoV検出キットにおける別領域再検査用プライマーセットの構築
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医中誌Web
著者庭野 亜美(千葉大学医学部附属病院)ほか収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.357発行年月2023.05
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論文タイトル
【2024001994】(会議録)
全自動遺伝子検査装置cobas 5800 System導入による業務の効率化について
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医中誌Web
著者菊地 勇治(NTT東日本関東病院)ほか収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.356発行年月2023.05
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論文タイトル
【2024001640】(会議録)
ExdiaTRFプラス導入における比較検討
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医中誌Web
著者高橋 利江(ツカザキ病院)ほか収載誌/巻号頁日本医学検査学会抄録集/72回 p.1発行年月2023.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023330939】(会議録)
COVID-19罹患患者に対するRT-PCR検査のCt値の活用と評価
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医中誌Web
著者三苫 真由美(千早病院)ほか収載誌/巻号頁共済医報 (0454-7586)/72巻Suppl. p.193発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023330632】(会議録)
入院中の患者を対象とした新型コロナウイルスPCR検査方法の検証
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医中誌Web
著者秋山 昌子(横須賀共済病院)ほか収載誌/巻号頁共済医報 (0454-7586)/72巻Suppl. p.107発行年月2023.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023314512】(会議録)
組換えレンチウイルスを用いた病原体核酸検査の精度管理試料試作に関する研究
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医中誌Web
著者板野 瑞希(東邦大学 医学部微生物・感染症学講座)ほか収載誌/巻号頁日本化学療法学会雑誌 (1340-7007)/71巻4号 p.492発行年月2023.07
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【2023313155】(会議録)
空間内の感染症汚染状況可視化研究
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医中誌Web
著者細田 悟(城南福祉医療協会大田病院 リハビリテーション科)ほか収載誌/巻号頁The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine (1881-3526)/60巻60 p.1-8-4-1発行年月2023.05
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【2023309005】(会議録)
当科で新型コロナウイルス感染症に対してPCR検査を行った患者についての考察
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医中誌Web
著者利川 誠将(神戸大学 大学院医学研究科外科系講座口腔外科学分野)ほか収載誌/巻号頁日本口腔感染症学会雑誌 (1346-9150)/30巻1号 p.65-66発行年月2023.05
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論文タイトル
【2023300131】(原著論文)
当院におけるCOVID-19 PCR陽性妊婦40例の対応
抄録
当院は第一種感染症指定医療機関であり妊娠35週以降の分娩を取り扱う地域周産期母子医療センターである。当院を受診したCOVID-19 PCR陽性妊婦40例について検討した。内訳は妊娠初期2例,中期7例,後期31例(37週以降18例)であった。当初は全例入院とし,2021年8月以降は軽症かつ37週未満の症例は自宅療養とした。入院とした症例は28例で,入院中に当院で分娩に至った症例は10例,うち帝王切開が1例,経腟分娩が9例だった。COVID-19が適応で妊娠終了を要した例は3例で,1例が緊急帝王切開,1例が34週のため他院に搬送し緊急帝王切開,1例は分娩誘発し経腟分娩となった。治療介入は5例だった。全症例を通じて医療従事者への2次感染はなかった。治療介入により症状が軽快する症例もあり,COVID-19症状,産科適応などを考慮し経腟分娩も選択できると考えられた。(著者抄録)
リンク情報
医中誌Web
CiNii
MedicalOnline
J-STAGE(無料)
著者安藤 美貴子(JAとりで総合医療センター 産婦人科)ほか収載誌/巻号頁日本農村医学会雑誌 (0468-2513)/72巻2号 p.79-83発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023298089】(原著論文)
医業未収金が発生しやすい患者層(COVID-19病原体検査での経験)
抄録
医業未収金が発生しやすい患者層について検討した。2020年7月から12月第3週の期間に初診料や処方箋料などの医療費負担を伴うCOVID-19病原体検査としてPCR検査を施行した237件(男性130件、女性107件、平均40.2歳)を対象とした。全体で25例(未収率10.5%)が未収であった。単変量解析では20~39歳(15.5%)、男性(15.4%)、居住地からの距離(平均2764m)、三次診療圏(17.8%)、被保険者(本人)(13.2%)で有意差が認められた。多変量解析では男性、20~39歳、三次診療圏が独立した因子であった。回収までの期間に関して、20~39歳で有意な延滞が認められ、年代の上昇とともに未収率は減少する傾向がみられた。未収者への督促では、住所や電話番号の変更により追跡が不可能になった事例や着信拒否、支払距否により回収を断念せざるを得ない事例がみられた。
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医中誌Web
著者間遠 一成(間遠医院)ほか収載誌/巻号頁練馬医学会誌/29巻 p.95-98発行年月2023.03
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論文タイトル
【2023288469】(原著論文)
新型コロナウイルスオミクロン株のスクリーニングPCR法の検出感度の違いについて
抄録
オミクロン株のスクリーニング方法として従来、デルタ株に認められるL452R変異がオミクロン株では陰性となることを利用したPCR検査が実施されてきたが、当研究所におけるL452R変異検出PCR検査ではL452R変異判定不能となる検体の割合が高かった。そんな中、2022年1月にオミクロン株を検出できるPrimer/Probe G339Dが市販され、G339D変異検出PCR法を用いたオミクロン株のスクリーニングが可能となった。そこで今回、SARS-CoV-2陽性検体75件を用いて、従来のL452R変異PCR法(従来法)とG339D変異検出PCR法(G339D法)とでオミクロン株の検出感度を比較検討した。結果、従来法による判定では「オミクロン疑い」33件、「判定不能」42件であったのに対し、G339D法では「オミクロン疑い」70件、「デルタ株疑い」1件、「判定不能」4件となった。従来法で「判定不能」となった42件のうち、G339D法では37件(88%)が「変異陽性」、1件が「変異陰性」と判定され、従来法で判定できなかった42件中38件(90%)をG339D法で判定することができた。
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医中誌Web
著者矢澤 俊輔(富山県衛生研究所)ほか収載誌/巻号頁病原微生物検出情報月報 (0915-5813)/43巻3号 p.76-77発行年月2022.03
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論文タイトル
【2023279366】(会議録)
分娩入院時COVID-19スクリーニングとしての抗原定性検査とPCR検査の比較
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医中誌Web
著者立花 由理(青梅市立総合病院)ほか収載誌/巻号頁日本周産期・新生児医学会雑誌 (1348-964X)/59巻Suppl.1 p.P446発行年月2023.06
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論文タイトル
【2023278849】(会議録)
新型コロナウイルスの検出法の開発とゲノム解析のまとめ
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医中誌Web
著者柳原 格(大阪府立病院機構大阪母子医療センター研究所 免疫部門)ほか収載誌/巻号頁日本周産期・新生児医学会雑誌 (1348-964X)/59巻Suppl.1 p.P315発行年月2023.06
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論文タイトル
【2023258876】(会議録)
COVID-19流行下において呼吸器パネルPCR検査で検出された病因微生物の臨床的特徴
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医中誌Web
MedicalOnline
著者内田 智也(済生会宇都宮病院 呼吸器内科)ほか収載誌/巻号頁日本呼吸器学会誌 (2186-5876)/12巻12 p.229発行年月2023.03
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論文タイトル
【2023258443】(会議録)
COVID-19時代のマルチプレックスPCR
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医中誌Web
MedicalOnline
著者有村 健(東京女子医科大学病院 呼吸器内科)収載誌/巻号頁日本呼吸器学会誌 (2186-5876)/12巻12 p.122発行年月2023.03
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論文タイトル
【2023254615】(解説)
新型コロナウイルスを標的としたRT-PCR検査キットの開発
抄録
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大が続く中,株式会社カネカではSARS-CoV-2のRT-PCR検査キット「カネカDirect RT-PCRキットSARS-CoV-2」や抗原定性検査キット「カネカイムノクロマトSARS-CoV-2 Ag」を体外診断用医薬品として上市し,医療施設などにおいて活用されている。またウイルス変異株の判別を目的としたRT-PCR検査キット「KANEKA RT-PCR Kit"SARS-CoV-2(Omicron/Delta)ver.2"」を研究用試薬として上市しており,簡便な変異株検査法としての活用が期待される。本稿では,主にSARS-CoV-2のRT-PCR検査に関連する当社の取り組みを紹介する。(著者抄録)
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医中誌Web
著者山下 敬太(カネカ)ほか収載誌/巻号頁Precision Medicine (2434-3625)/6巻2号 p.127-131発行年月2023.02
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論文タイトル
【2023254364】(会議録)
SARS-CoV-2のオミクロン変異株(BA.2系統)のMultiplex PCRを用いた検出
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医中誌Web
著者森山 悠樹(琉球大学 大学院医学研究科感染症・呼吸器・消化器内科学講座(第一内科))ほか収載誌/巻号頁琉球医学会誌 (1346-888X)/41巻1-4号 p.42発行年月2022.
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論文タイトル
【2023245992】(原著論文)
新型コロナウイルスN501Y変異株による接触場所別SARS-CoV-2 PCR検査陽性率の変化
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医中誌Web
著者田村 恒介(富山県衛生研究所)ほか収載誌/巻号頁病原微生物検出情報月報 (0915-5813)/42巻10号 p.236-237発行年月2021.10
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論文タイトル
【2023245934】(原著論文)
SARS-CoV-2検出検査のRT-qPCR法と抗原定量法の比較
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医中誌Web
著者谷本 佳彦(神戸市健康科学研究所 感染症部)ほか収載誌/巻号頁病原微生物検出情報月報 (0915-5813)/42巻6号 p.126-128発行年月2021.06
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論文タイトル
【2023243255】(原著論文)
新型コロナウイルスの入院時スクリーニングにおける抗原定性検査およびRT-PCR検査が院内感染に与える影響
抄録
抗原定性検査と逆転写酵素ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR:Reverse Transcription-Polymerase Chain Reaction)の新型コロナウイルス検出に関する比較試験はこれまでにも行われているが,感染性を有する患者の特定に関する差については分かっていない.抗原定性検査,RT-PCR検査を入院時に同時に採取し,2021年2月21日から2021年10月8日に入院した患者1,101人に対してスクリーニングを行ない,それぞれの検査が感染性を有する患者の特定にどのように寄与したのかを後ろ向きに検討した.検査結果が乖離した症例は7例あり全て抗原定性検査陰性,RT-PCR検査陽性だった.いずれの検査も陽性が9例,いずれも陰性が1,085例だった.抗原定性陰性,RT-PCR検査陽性となった7例中6例が最終的に感染性はないと判断された.また,7例中1例が感染性あると判断され,この症例は肺炎を伴っていた.研究期間内の感染性を有する患者の検出に関して,症状や曝露状況から新型コロナウイルス感染の事前確率が高い場合は抗原定性検査よりRT-PCR検査が有用だった症例が1例あったが,無症状かつ曝露がない場合には抗原定性検査とRT-PCR検査は同等だった.(著者抄録)
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医中誌Web
CiNii
J-STAGE(無料)
著者山室 亮介(帝京大学ちば総合医療センター 第三内科学講座)ほか収載誌/巻号頁感染症学雑誌 (0387-5911)/97巻1号 p.1-5発行年月2023.01
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論文タイトル
【2023242804】(会議録)(英語)
RT-PCRと比較したSARS-CoV-2抗原検査の診断能評価(Diagnostic performance evaluation of SARS-CoV-2 antigen test compared with RT-PCR)
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医中誌Web
著者Song Saeam(韓国)ほか収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.297発行年月2022.12
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論文タイトル
【2023242801】(会議録)(英語)
韓国で発生したSARS-CoV-2 BA.5変異株におけるSTANDARD M10 SARS-CoV-2を用いた迅速リアルタイムPCR法の臨床成績(Clinical Performance of rapid real-time PCR assay using STANDARD M10 SARS-CoV-2 in BA.5 variant outbreak in Korea)
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医中誌Web
著者Bae Mihyun(韓国)ほか収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.296発行年月2022.12
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論文タイトル
【2023242598】(会議録)
COVID-19におけるPCRサイクル数閾値(cycle-threshold,CT)を用いた転棟基準
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医中誌Web
著者小柏 均(常滑市民病院 ICT)ほか収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.245発行年月2022.12
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論文タイトル
【2023242591】(会議録)
鼻腔ぬぐい液,鼻咽頭検体,唾液を用いた全自動遺伝子解析装置cobas5800の性能評価
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医中誌Web
著者折原 悠太(埼玉医科大学附属病院 中央検査部)ほか収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.243発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023242590】(会議録)
汎用全自動遺伝子検査システムPCRpackを用いたSARS-CoV-2遺伝子検査の臨床性能評価
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医中誌Web
著者松村 康史(京都大学 大学院医学研究科臨床病態検査学)ほか収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.243発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023242588】(会議録)
汎用全自動遺伝子検査システムPCRpackによるSARS-CoV-2遺伝子検査の迅速化
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医中誌Web
著者北森 可奈子(日本コントロールシステム ビジネス開発)ほか収載誌/巻号頁日本臨床微生物学会雑誌 (2434-866X)/33巻Suppl.1 p.242発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023233425】(会議録)
オミクロン株流行期における分娩入院時COVID-19スクリーニング 抗原定性検査とPCR検査の比較
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医中誌Web
著者伊田 勉(青梅市立総合病院 産婦人科)ほか収載誌/巻号頁日本産婦人科感染症学会誌/7巻1号 p.79発行年月2023.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023224975】(会議録)
2種のSARS-CoV-2遺伝子検査試薬の検討
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医中誌Web
著者杵渕 貴洋(富良野協会病院)ほか収載誌/巻号頁日臨技北日本支部医学検査学会抄録集/10回 p.68発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023224969】(会議録)
感染管理におけるreal-time PCR法のカットオフ値の検討
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医中誌Web
著者大場 千優(国家公務員共済組合連合会東北公済病院)ほか収載誌/巻号頁日臨技北日本支部医学検査学会抄録集/10回 p.62発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023223046】(Q&A)
【徹底ガイド 重症感染症のすべて-研修医からの質問302-】感染症の診断・治療・病態 遺伝子検査機器による感染症診断
抄録
<ここがポイント!>▼COVID-19診断のため,遺伝子検査機器が普及した.▼遺伝子検査機器はCOVID-19診断以外にも使える.▼遺伝子検査によって迅速な感染症診断が可能.▼培養困難な微生物も検出可能.▼検出可能な微生物種や検出限界には注意が必要.(著者抄録)
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医中誌Web
著者櫻井 亜樹(藤田医科大学 医学部微生物学講座)ほか収載誌/巻号頁救急・集中治療 (1346-0935)/35巻1号 p.95-102発行年月2023.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023222613】(解説)
臨床検査アップデート ウイルス・細菌核酸多項目同時検出
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医中誌Web
著者上蓑 義典(慶応義塾大学 医学部臨床検査医学)収載誌/巻号頁Modern Media (0026-8054)/69巻5号 p.127-130発行年月2023.05
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論文タイトル
【2023218335】(会議録)(英語)
日本への入国規定評価 2022~2022年の空港スクリーニングデータの解析(Evaluating travel policy in Japan: An analysis of airport screening data from 2020-22)
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医中誌Web
著者リュウ・シキ (Kyoto University)ほか収載誌/巻号頁日本衛生学雑誌 (0021-5082)/78巻Suppl. p.S228発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023216596】(会議録)
遺伝子検査の精度保証について 感染症関連の遺伝子検査
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医中誌Web
MedicalOnline
著者植柳 泰(九州大学病院 検査部)収載誌/巻号頁生物試料分析 (0913-3763)/46巻1号 p.13発行年月2023.02
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023212754】(解説)
ワンポイントアドバイス 新型コロナウイルス(COVID-19) リアルタイムRT-qPCRのCt値の考え方
抄録
<文献概要>はじめに 新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の診断法として,遺伝子検査は感度が高く,感染初期の診断も可能であり広く臨床応用されている.本稿では,COVID-19の検査におけるリアルタイムRT-qPCR(reverse transcription-quantitative PCR)のCt(cycle threshold)値の考え方について整理したい.
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医中誌Web
CiNii
医書.jp_オールアクセス
著者米谷 正太(杏林大学 保健学部臨床検査技術学科)収載誌/巻号頁検査と技術 (0301-2611)/51巻7号 p.794-795発行年月2023.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023211373】(会議録)
新型コロナウイルス感染を疑った鼻咽頭検体からのマルチプレックスPCR法を用いた呼吸器系ウイルス遺伝子の検出
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医中誌Web
著者時松 一成(昭和大学 医学部内科学講座臨床感染症学部門)ほか収載誌/巻号頁日本感染症学会総会・学術講演会・日本化学療法学会学術集会合同学会プログラム・抄録集/97回・71回 p.P-003発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023211282】(会議録)
COVID-19に罹患した医療従事者に対する定量的PCR検査による就業可能日の評価
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医中誌Web
著者浮村 聡(大阪医科薬科大学病院 感染対策室)ほか収載誌/巻号頁日本感染症学会総会・学術講演会・日本化学療法学会学術集会合同学会プログラム・抄録集/97回・71回 p.O-243発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023211280】(会議録)
COVID-19患者における抗原定量検査とPCR・Ct値の推移から推定する院内隔離解除基準の検討
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医中誌Web
著者吉川 理子(国家公務員共済組合連合会三宿病院 呼吸器科)ほか収載誌/巻号頁日本感染症学会総会・学術講演会・日本化学療法学会学術集会合同学会プログラム・抄録集/97回・71回 p.O-241発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023211277】(会議録)
COVID-19院内感染対策としての入院時全例PCRスクリーニング検査の有用性評価 大学病院における入院患者34093例の解析
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医中誌Web
著者松村 康史(京都大学医学部附属病院 検査部・感染制御部)ほか収載誌/巻号頁日本感染症学会総会・学術講演会・日本化学療法学会学術集会合同学会プログラム・抄録集/97回・71回 p.O-238発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023211276】(会議録)
予定入院前スクリーニングとしてのSARS-CoV-2 RT PCRについての検討
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医中誌Web
著者山本 千恵(京都府立医科大学 感染制御・検査医学)ほか収載誌/巻号頁日本感染症学会総会・学術講演会・日本化学療法学会学術集会合同学会プログラム・抄録集/97回・71回 p.O-237発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023211172】(会議録)
新型コロナウイルスPCR検査陽性職員での新型コロナウイルスワクチン接種回数別Ct値,ウイルス遺伝子コピー数についての結果分析
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医中誌Web
著者三島 伸介(関西医科大学 医学部内科学第一講座)ほか収載誌/巻号頁日本感染症学会総会・学術講演会・日本化学療法学会学術集会合同学会プログラム・抄録集/97回・71回 p.O-133発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023210751】(解説)
患者病日とリアルタイムPCR Ct値の相関について
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医中誌Web
著者蜂巣 友嗣(千葉県衛生研究所 感染疫学研究室)ほか収載誌/巻号頁病原微生物検出情報月報 (0915-5813)/41巻7号 p.117-118発行年月2020.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023210730】(原著論文)
COVID-19感染症検査陰性検体の病原体検索 福岡県
リンク情報
医中誌Web
著者上田 紗織(福岡県保健環境研究所)ほか収載誌/巻号頁病原微生物検出情報月報 (0915-5813)/41巻5号 p.84-85発行年月2020.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023209855】(会議録)
当院発熱外来を受診した15歳以下449例のSARS-CoV-2抗原・PCR検査結果
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医中誌Web
著者多村 公晃(国立病院機構西埼玉中央病院 小児科)ほか収載誌/巻号頁日本小児科学会雑誌 (0001-6543)/127巻5号 p.742発行年月2023.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023209143】(解説)
【次の再流行に備えよう!新型コロナウイルス 最新情報と総まとめポイント】検査編 COVID-19検査をどう解釈すればいい?
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医中誌Web
MedicalOnline
PierOnline
著者藤谷 好弘(札幌医科大学 医学部感染制御・臨床検査医学講座)収載誌/巻号頁INFECTION CONTROL (0919-1011)/32巻6号 p.599-602発行年月2023.06
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論文タイトル
【2023209009】(会議録)
本学における新型コロナウイルス感染把握のための臨地実習前PCR検査結果の特徴について
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医中誌Web
機関リポジトリ(無料)
著者光安 早織(神戸常盤大学 すこラボ(健康生活研究所))ほか収載誌/巻号頁神戸常盤大学紀要 (1884-5487)/ p.7発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023209005】(会議録)
本学発のベンチャー『Kten Bio』設立6年目の成果について 新規PCR酵素の開発とSARS-CoV-2検査などへの適応、さらには、プール検体中のウイルス濃縮法の開発を中心に
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医中誌Web
機関リポジトリ(無料)
著者西村 直行(神戸常盤大学 保健科学部医療検査学科)ほか収載誌/巻号頁神戸常盤大学紀要 (1884-5487)/ p.3発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023205867】(解説)
【呼吸器診療に役立つ検査法】呼吸器感染症 マルチプレックスPCR
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医中誌Web
著者伊藤 裕也(長崎大学病院 呼吸器内科)ほか収載誌/巻号頁呼吸器内科 (1884-2887)/43巻3号 p.299-304発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023205866】(解説)
【呼吸器診療に役立つ検査法】呼吸器感染症 FilmArray呼吸器パネル2.1を活かした呼吸器感染症診療
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医中誌Web
著者西田 裕介(埼玉医科大学総合医療センター 総合診療内科)ほか収載誌/巻号頁呼吸器内科 (1884-2887)/43巻3号 p.295-298発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023197699】(原著論文)
院内クラスターにおけるCOVID-19感染疑いかつSARS-CoV-2 PCR陰性者の抗SARS-CoV-2抗体による検出
抄録
抗SARS-CoV-2 IgMまたはIgG抗体により,SARS-CoV-2 PCR陰性集団からCOVID-19疑い患者を検出できるかを検討した。聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院で発生したCOVID-19院内クラスターの調査被験者計266例中,PCR陰性213例から17例の有症状者に胸部CTを行い陰影を認めた9例を抽出した。SARS-CoV-2への曝露から5週,7週,11週,19週後に抗SARS-CoV-2 IgM抗体価およびIgG抗体価を測定した。抗SARS-CoV-2 IgM抗体は5週の時点で2例陽性,11週以降は全例陰性であった。抗SARS-CoV-2 IgG抗体は5週で5例が陽性,5または7週目で最大値を呈した。COVID-19の院内クラスターにおいて,PCRの結果が陰性だが有症状の場合,補助診断として抗SARS-CoV-2 IgM抗体価またはIgG抗体価測定が有用な可能性がある。(著者抄録)
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医中誌Web
CiNii
MedicalOnline
J-STAGE(無料)
著者上野 純子(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 呼吸器内科)ほか収載誌/巻号頁聖マリアンナ医科大学雑誌 (0387-2289)/50巻3号 p.77-84発行年月2022.
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023197679】(原著論文)
SARS-CoV-2遺伝子検査におけるRT-LAMP法とリアルタイムRT-PCR法の比較
抄録
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症(COVID-19)が2019年末に初めて確認され,世界的な感染拡大(パンデミック)を引き起こすなかで,本症を正確かつ迅速に診断する検査法が開発されてきた.Reverse transcriptase loop-mediated isothermal amplification(RT-LAMP)法は,cDNAを鋳型とし,鎖置換ポリメラーゼ反応を利用して一定温度で標的遺伝子を増幅する遺伝子検査法で,1時間以内にSARS-CoV-2ウイルスを検出することが可能である.本研究では,SARS-CoV-2遺伝子検査において,RT-LAMPと従来のリアルタイムRT-PCRを比較した.まず,SARS-CoV-2 N遺伝子合成RNAの10倍希釈系列を作製しRT-LAMPとリアルタイムRT-PCRの測定感度を比較したところ,前者は10^2倍希釈,後者は10^3倍希釈まで検出可能であった.次に,RT-LAMP陽性であった鼻咽頭ぬぐい液検体から12検体を無作為に抽出した.これらの検体の精製核酸から10倍希釈系列を作製し,RT-LAMPとリルタイムRT-PCRで測定したところ,両者の陽性一致率は97%であった。リアルタイムRT-PCRのcycle threshold(Ct)値と,RT-LAMPのthreshold time(Tt)値を比較すると,両者は正の相関を示し(r=0.89,P<0.001),Ct値が37サイクル以下の検体では,RT-LAMPで検出可能であった.Ct値29-40サイクル,Tt値11-20分の間では,Ct値=1.1×Tt値+17の近似式を適用することができた.一方,Ct値40サイクルに対応するTt値は20分55秒と算出されるので,RT-LAMPでTt値がこれを超えた場合は,陽性の判定には注意を要すると考えられた.(著者抄録)
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医中誌Web
CiNii
MedicalOnline
J-STAGE(無料)
著者中西 琴音(天理よろづ相談所病院 臨床検査部)ほか収載誌/巻号頁天理医学紀要 (1344-1817)/25巻1-2号 p.121-125発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023197483】(会議録)
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗原定性検査の有用性評価 核酸増幅検査法の実績比較検討から得た知見
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医中誌Web
MedicalOnline
著者佐藤 愛実(竹田綜合病院 臨床検査科)ほか収載誌/巻号頁竹田綜合病院医学雑誌 (1347-0183)/48巻 p.94-95発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023197472】(会議録)
COVID-19PCR検査の院内化による過程と効果
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医中誌Web
MedicalOnline
著者富樫 亮太(竹田綜合病院 臨床検査科検体検査室)ほか収載誌/巻号頁竹田綜合病院医学雑誌 (1347-0183)/48巻 p.84発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023194678】(原著論文)(英語)
COVID-19診断用の迅速マルチプレックスPCR法であるQIAstat-Dx Respiratory SARS-CoV-2パネルの評価(Evaluation of the QIAstat-Dx Respiratory SARS-CoV-2 panel, a rapid multiplex PCR method for the diagnosis of COVID-19)
抄録
新型コロナウイルス感染症と診断された患者の鼻咽頭拭い液(NPS)試料45件を用いて、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を検出するための迅速マルチプレックスPCR法であるQIAstat-Dx Respiratory SARS-CoV-2 Panel(QIAstat-SARS-CoV-2)の性能を評価した。QIAstat-SARS-CoV-2の性能をリアルタイムPCR法(NIID-RT-PCR)と比較した。その結果、試料45件に対するQIAstat-SARS-CoV-2とNIID-RT-PCRの全体的一致率は91.0%であり、感度は84.0%(21/25)、特異度は100%(20/20)、陰性予測値は83.3%(20/24)、陽性予測値は100%(21/21)であった。SARS-CoV-2以外の病原体との重複感染患者は認められなかった。以上より、QIAstat-SARS-CoV-2はSARS-CoV-2の検出に際してNIID-RT-PCR法と比較して高い一致率を示し、他の呼吸器病原微生物の同時検出が必要な場合でも迅速・正確な診断が可能であると考えられた。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
CiNii
著者Ishikane Masahiro(Disease Control and Prevention Center, National Center for Global Health and Medicine)ほか収載誌/巻号頁Journal of Infection and Chemotherapy (1341-321X)/28巻6号 p.729-734発行年月2022.06
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論文タイトル
【2023177460】(会議録)(英語)
COVID-19に対する肛門スワブ検体RT-PCRのCT値と消化器症状との関連性(Association between CT Value from Anal Swab RT-PCR for COVID-19 with Gastrointestinal Symptoms)
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医中誌Web
著者Wibisono Andito Mohammad(Faculty of Medicine, Universitas Indonesia)ほか収載誌/巻号頁日本消化管学会雑誌 (2433-3840)/7巻Suppl. p.264発行年月2023.01
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論文タイトル
【2023172233】(解説)
COVID-19 PCR検査ラボラトリーにおける官民連携の取り組み,およびロボットシステムの導入
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医中誌Web
著者矢野 誉和(シスメックス LS事業本部ラボアッセイ事業部)収載誌/巻号頁Sysmex Journal Web (1345-7144)/23巻1号 p.1-10発行年月2022.
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論文タイトル
【2023171981】(原著論文)
コロナ禍における事業継続計画としてのPCR検査の意義(続報) ワクチンの有効性と副反応への対応を含めて
抄録
目的はコロナ禍でのBCPとして,職場で検体を採取する職場PCR,ワクチン接種,副反応への対応の意義を検討することである。対象は2022年1月から2月に健康問題が報告された職員または同居者14事例で,内訳は同居者の発熱5例,濃厚接触5例,職員の発熱3例,接触1例。2021年のワクチン接種65名を対象に副反応と勤務体制を調査。PCR検査は行政7件,職場24件であった。職員の感染や濃厚接触を理由とした採血中止はなかった。副反応は他報告と同様で,70%の職員が2回目接種日の翌日を予め休務にしていた。ワクチン接種者の感染オッズ比は0.037,ワクチンの有効率は96.3%であった。職場PCRは濃厚でない接触者や有症状者も対象になり,また結果が早く判明することから,ワクチンの積極的な接種と副反応への対応と合わせてBCPとしての意義があると考えた。前報と合わせると感染4名中3名は家庭内感染で,職場での二次感染は確認されなかったことから血液事業の業務中には十分な感染防御対策ができていると考えた。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者久田 友治(沖縄県赤十字血液センター)ほか収載誌/巻号頁血液事業 (0917-7833)/45巻3号 p.647-651発行年月2022.11
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論文タイトル
【2023171980】(原著論文)
コロナ禍における事業継続計画としてのPCR検査の意義
抄録
コロナ禍において行政や保険診療での検査遅れがあり,職場で濃厚接触者でない職員の検体を採取するPCR検査(職場PCR)が事業継続計画(BCP)として必要となり,その意義を検討することを目的とした。健康に問題がある事例を幹部で共有しPCR検査の適応,事業継続を協議した。接触の定義を家庭等で濃厚接触者または有症状者の近くにいたこととして聞き取りを行い職場PCRの適応を決定した。対象は2021年1月から10月までの10事例で,また同期間の採血計画と実績を分析した。適応は離島献血対応職員が44件と最も多く,同居者の職場・学校での感染者や濃厚接触者との接触27件等であった。職員の感染および濃厚接触等を理由とする献血ルームの閉鎖,移動バスの中止はなかった。計画比は,4月(感染者増期)は94.5%,7月は100.2%,8月(感染ピーク期)は92.1%であったが,9月は106.7%,10月(宣言解除後)は111.3%であった。以上から感染拡大期のBCPとして職場PCRに意義があると考えた。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者上里 裕昭(沖縄県赤十字血液センター)ほか収載誌/巻号頁血液事業 (0917-7833)/45巻3号 p.641-646発行年月2022.11
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論文タイトル
【2023168395】(会議録)
新型コロナウイルス再感染疑い時のPCR検査Ct値の有用性
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医中誌Web
著者大山 和紗(岩見沢市立総合病院 小児科)収載誌/巻号頁日本小児科学会雑誌 (0001-6543)/127巻4号 p.650発行年月2023.04
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論文タイトル
【2023167959】(会議録)
異状死体のSARS-CoV-2 PCR検査結果からみた感染対策の必要性
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医中誌Web
著者河本 真孝(京都府立医科大学 大学院医学研究科法医学)ほか収載誌/巻号頁Forensic Dental Science (1883-437X)/16巻1号 p.18発行年月2023.04
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論文タイトル
【2023166994】(会議録)
愛知医科大学病院における無症候の全入院患者を対象としたSARS-CoV-2スクリーニングPCRの評価(第2報)
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医中誌Web
著者坂梨 大輔(愛知医科大学病院 感染制御部)ほか収載誌/巻号頁日本化学療法学会雑誌 (1340-7007)/71巻2号 p.265発行年月2023.03
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論文タイトル
【2023163907】(原著論文)
宮崎県におけるSARS-CoV-2のPCR陽性事例の疫学的特徴
抄録
宮崎県において第4波および第5波にSARS-CoV-2のPCR検査で陽性となった899検体について解析した。その結果、第4波および第5波の共通点として、65歳以上は65歳未満と比べCt値が低いこと、すなわちウイルス量が多いことが示唆された。また、第5波は第4波と比較し、65歳以上の感染者の割合が低下しており、高いワクチン接種率が感染者に占める65歳以上の割合の減少につながった可能性が考えられた。
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医中誌Web
著者恒益 知宏(宮崎県衛生環境研究所 微生物部)ほか収載誌/巻号頁宮崎県衛生環境研究所年報 (0917-3331)/33号 p.52-57発行年月2023.02
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論文タイトル
【2023153541】(原著論文)
新型コロナウイルスにおけるリアルタイムPCR検査,変異株スクリーニング検査及びゲノム解析結果(2020年1月~2022年3月)
抄録
2020年2月~2022年3月に県内でCOVID-19が疑われて当研究所に患者検体が搬入された56163件についてリアルタイムPCR検査を行った結果を報告した。また、リアルタイムPCR検査で陽性になった検体と、2021年12月以降に民間検査機関で陽性になった検体、計1727検体について変異株スクリーニング検査を行った結果を報告した。さらに、2021年1月以降の変異株スクリーニング検査対象検体と、中核市からゲノム解析依頼のあった検体、および当研究所でゲノム解析を開始する以前に国立感染症研究所にゲノム解析を依頼した計3684検体のゲノム解析結果を集計した。リアルタイムPCR検査による新型コロナウイルスの検出率は、2019年度が6.0%(1144検体中69検体)、2020年度が6.6%(34934検体中2299検体)、2021年度が9.7%(20085検体中1946検体)、全体で7.7%(56163検体中4314検体)であった。アルファ株を検出するN501Y変異株スクリーニング検査の結果、586検体中217検体(37.0%)が陽性であった。デルタ株を検出するL452R変異株スクリーニング検査の結果、410検体中277検体(67.6%)が陽性であった。オミクロン株を検出するL452R変異株スクリーニング検査の結果、778検体中619検体(79.6%)が陽性であった。オミクロン株を検出するT547K変異株スクリーニング検査の結果、38検体中16検体(42.1%)が陽性であった。ゲノム解析では3684検体のうち3400検体で良好なゲノムデータ(Coverage 95%以上、Total read 10000以上)が得られ、39種のPangolin系統に分類された。
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医中誌Web
著者江原 勇登(埼玉県衛生研究所)ほか収載誌/巻号頁埼玉県衛生研究所報 (2433-9962)/56号 p.70-73発行年月2022.12
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論文タイトル
【2023151020】(会議録)
2022年オミクロン株流行中でのCOVID-19再感染とPCR持続陽性症例の検討
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医中誌Web
著者國重 誠(昭龍会国重まこと医院 内科)収載誌/巻号頁日本内科学会雑誌 (0021-5384)/112巻112 p.166発行年月2023.02
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論文タイトル
【2023148581】(会議録)(英語)
自宅療養期のCOVID-19患者から出る唾液中のウイルス調査(Survey of SARS-CoV-2 in saliva from COVID-19 patients during home care)
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医中誌Web
著者嶋崎 典子(国立感染症研究所)ほか収載誌/巻号頁室内環境学会学術大会講演要旨集/2022年 p.192-193発行年月2022.12
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論文タイトル
【2023146860】(会議録)
TRCReady SARS-CoV-2を用いたCovid-19RNA検出の性能評価
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医中誌Web
MedicalOnline
著者口広 智一(公立那賀病院 臨床検査科)ほか収載誌/巻号頁JARMAM (0915-1753)/31巻1号 p.63発行年月2021.12
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論文タイトル
【2023143754】(解説)
新型コロナウイルス感染症の労務問題と法 コロナ禍での労働法の諸課題 PCR検査等の義務付け、コロナと損害賠償・懲戒処分・人事考課・ワクチン接種等を中心にして
抄録
本稿は、オミクロン株の猛威で、予想以上の規模で来襲した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)第6波や、今後も次々と襲来するであろう変異株や新たな感染症に備えて、コロナ第1波~第5波までに得た貴重な教訓を活かすべく、コロナ禍が引き起こし、顕在化させた様々な労働法上の課題のうち、PCR検査、損害賠償、懲戒処分、人事考課、ワクチン接種等を中心にして、できる限り裁判例等に即し、最近公表され始めたコロナ関連の最新裁判例をも紹介しつつ、検討するものである。(著者抄録)
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医中誌Web
J-STAGE(無料)
著者岩出 誠(明治学院大学)収載誌/巻号頁産業保健法学会誌 (2758-2566)/1巻1号 p.169-177発行年月2022.07
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論文タイトル
【2023139970】(会議録)
COVID-19に罹患した血液透析患者における異化亢進予測としてのnPCRの有用性に関する検討
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医中誌Web
著者藤谷 竜磨(東京都保健医療公社大久保病院 薬剤科)ほか収載誌/巻号頁学会誌JSPEN (2434-4966)/4巻Suppl.1 p.685発行年月2022.
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論文タイトル
【2023138923】(会議録)
COVID-19の母体から出生直後より隔離された新生児30例における,日齢5以降のPCR結果について
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医中誌Web
著者矢島 もも(前橋赤十字病院 小児科)ほか収載誌/巻号頁日本小児科学会雑誌 (0001-6543)/127巻2号 p.313発行年月2023.02
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論文タイトル
【2023133411】(会議録)
COVID-19感染が消化管機能へ与える影響について 糞便PCR法を用いたpilot study
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医中誌Web
MedicalOnline
著者内藤 咲貴子(東京医科大学 消化器内科)ほか収載誌/巻号頁日本消化器病学会雑誌 (0446-6586)/119巻119 p.A756発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023130601】(会議録)
COVID-19あるいは未知の感染症疑い患者に対する電話によるオンライン初診とセルフPCR検査
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医中誌Web
著者木村 眞一(ユリシス会きむら訪問クリニック)収載誌/巻号頁日本遠隔医療学会雑誌 (1880-800X)/18巻18 p.2発行年月2023.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023129224】(解説)
仙台市内におけるCOVID-19患者への往診X線撮影 東北大学診療所ドライブスルー型PCR検査とホテル療養所往診X線撮影の実際
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医中誌Web
著者稲葉 洋平(東北大学災害科学国際研究所)収載誌/巻号頁日本放射線技術学会東北支部雑誌/31号 p.np21-np24発行年月2022.01
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論文タイトル
【2023121257】(会議録)
COVID-19入院前抗原検査・術前PCR検査における事務部門の役割について
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医中誌Web
著者濱田 彩聖(国立病院機構仙台医療センター 医事経営企画室)ほか収載誌/巻号頁国立病院総合医学会講演抄録集/76回 p.1150発行年月2022.10
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論文タイトル
【2023120963】(会議録)
COVID-19におけるMDWの有用性
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医中誌Web
著者河村 綾乃(国立病院機構大牟田病院 臨床検査科)ほか収載誌/巻号頁国立病院総合医学会講演抄録集/76回 p.847発行年月2022.10
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論文タイトル
【2023120960】(会議録)
エクルーシス試薬SARS-CoV-2Agの基礎的検討と検体処理方法の検討
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医中誌Web
著者三浦 ありさ(国立病院機構弘前病院 臨床検査科)ほか収載誌/巻号頁国立病院総合医学会講演抄録集/76回 p.844発行年月2022.10
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論文タイトル
【2023120956】(会議録)
職員に対する検体プール検査法PCR検査を用いた新型コロナウイルス感染症対策の取り組み
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医中誌Web
著者蒲牟田 靖司(国立病院機構九州医療センター 臨床検査部)ほか収載誌/巻号頁国立病院総合医学会講演抄録集/76回 p.840発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023120889】(会議録)
鼻咽頭ぬぐい液および唾液を用いたスマートジーンSARS-CoV-2の臨床性能評価
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医中誌Web
著者若松 謙太郎(国立病院機構大牟田病院 呼吸器内科)ほか収載誌/巻号頁国立病院総合医学会講演抄録集/76回 p.772発行年月2022.10
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論文タイトル
【2023120879】(会議録)
全職員定期PCR検査による新型コロナウイルス感染症院内感染防止対策
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医中誌Web
著者沢登 恵美(国立病院機構甲府病院 小児科)ほか収載誌/巻号頁国立病院総合医学会講演抄録集/76回 p.762発行年月2022.10
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論文タイトル
【2023120526】(会議録)
当院における新型コロナウイルスの検査体制について
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医中誌Web
著者小林 悠希(国立病院機構敦賀医療センター 研究検査科)ほか収載誌/巻号頁国立病院総合医学会講演抄録集/76回 p.404発行年月2022.10
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論文タイトル
【2023119573】(解説)
COVID-19における抗原定性検査キットとPCRの比較
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の確定診断目的の検査として,定量的PCR(qPCR)や,迅速性に実施可能な抗原定性検査キットを用いた検査がある.ゴールドスタンダードといえるqPCRは,設備,コスト,人材,検査時間,知識・経験などの面でさまざまな制約があり,感度・特異度では劣る抗原定性検査キットを有効に活用していくことも重要となっている.検査は他の医療手段同様にその特性を十分に把握し,限界を意識し,状況に応じて適切に使い分ける必要がある.特に,事前確率は検査法の選択と検査結果の解釈においてきわめて重要となる.事前確率は,感染症診断という医療の枠組みの中での検査であるのか,それ以外の目的により実施された検査であるのかなど状況により大きく変化するため,総合的な感染流行対策戦略のなかで,状況に応じた各検査を選択して実施していくことが求められる.流行第8波の始まった日本において,適切な検査を場面ごとに実施していくことが求められ,それぞれの検査法の特長を把握しておくことが必要である.(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者峰 宗太郎(国立感染症研究所 感染病理部)ほか収載誌/巻号頁インフルエンザ (1345-8345)/23巻4号 p.255-260発行年月2022.12
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論文タイトル
【2023117084】(原著論文)(英語)
唾液採取のタイミングはSARS-CoV-2感染の診断に影響するか(Does the timing of saliva collection affect the diagnosis of SARS-CoV-2 infection?)
抄録
唾液採取のタイミングはSARS-CoV-2分子検査の結果に影響を与える可能性があるため、SARS-CoV-2分子検査における最適な唾液採取のタイミングについて検討した。2020年8月から2021年3月までに当院に入院したCOVID-19患者13例(年齢19~82歳)から四つの特定の時間帯で150の唾液検体を採取した。唾液採取の時間帯は、(1)早朝(起床直後)、(2)朝食直後の歯磨き前、(3)朝食2時間後、(4)昼食前であった。入院2日目に、四つの時間帯で唾液を採取し、入院3日目から発症9日目までは、時間帯(1)と(3)で唾液を採取した。四つの時間帯で採取した52検体では、有意な差は認められなかった。症状発現からの日数別、全検体別のいずれの解析においても、陽性割合、ウイルス量に時間帯(1)と(3)間の有意差は認められなかった。以上より、症状発現後9日以内に各時間帯で採取した唾液の陽性割合に差はなく、唾液採取のタイミングはSARS-CoV-2感染の診断に影響しなかった。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Katayama Yuki(Division of Laboratory Medicine, Sapporo Medical University Hospital)ほか収載誌/巻号頁Journal of Infection and Chemotherapy (1341-321X)/28巻7号 p.1012-1014発行年月2022.07
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論文タイトル
【2023117013】(原著論文)(英語)
SARS-CoV-2検出のためのRT-PCR、RT-LAMP、抗原定量検査法の比較(Comparison of RT-PCR, RT-LAMP, and Antigen Quantification Assays for the Detection of SARS-CoV-2)
抄録
SARS-CoV-2検査におけるRT-LAMP法、抗原定量検査法、RT-PCR法の感度や精度などを比較した。抗原定量検査には唾液と鼻咽頭スワブ(NPS)を用いた。RT-LAMP法には市販キットによる精製RNAの他に、検体の遠心上清にLoopamp viral RNA抽出試薬を添加してピペッティングした粗RNAを用いた。唾液とNPSのRT-PCR陽性検体の抗原定量値とRNAコピー数は相関した(相関係数0.9617以上)。線形方程式から算出した抗原定量検査の検出限界は、唾液が42.8コピーでNPSは23.4コピーであった。PCR陰性のすべての検体は、1件のNPSを除いて抗原定量結果は陰性となった。唾液を用いた抗原定量検査法の感度と特異度は61.8%と100%であった。NPSを検体とした場合の感度と特異度は80.0%と96.4%であった。同じ患者の検体からの精製RNAを用いたRT-LAMP法では低コピー数(5~50コピー)が検出された。対照的に、粗RNAを用いたRT-LAMP法ではRNAコピー数が>250の場合には確実に検出されたが、<250の場合には検出できなかった。RT-PCRで陰性の検体はすべてRT-LAMP法でも陰性であった。精製RNAを用いたRT-LAMP法の感度と特異度は78.8%と100%で、粗RNAを用いた場合の感度と特異度は54.6%と100%であった。
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医中誌Web
PubMed
CiNii(無料)
J-STAGE(無料)
著者Tanimoto Yoshihiko(Department of Infectious Diseases, Kobe Institute of Health)ほか収載誌/巻号頁Japanese Journal of Infectious Diseases (1344-6304)/75巻3号 p.249-253発行年月2022.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023116708】(原著論文)(英語)
濃縮廃水中のRT-qPCRと非ウイルス分離を用いたSARS-CoV-2のRNA検出(2020年6~8月の東京にて)(RNA Detection Using RT-qPCR and Non-Isolation of SARS-CoV-2 in Concentrated Wastewater (June-August 2020, Tokyo))
抄録
廃水処理場(WWTP)AとBの処理前と処理後の廃水を検体として、RT-qPCRによるSARS-CoV-2のRNA検出とVeroE6/TMPRSS2細胞によるウイルス分離を行った。各WWTPで処理前廃水を9回と処理後廃水を4回採取(2件/回)して、遠心分離により上清(S分画)と沈殿物(P固形分画)に分けた。S分画を陰電荷膜吸着により濃縮し、市販キットを用いてRNAを抽出した。P固形分画から市販キットを用いてRNAを抽出した。RT-qPCRの結果が2/3以上を陽性とした。pepper mild mottle virus(PMMoV)を廃水からの抽出コントロールとした。WWTP Aでは7件のP固形分画、WWTP Bでは2件のP固形分画からSARS-CoV-2 RNAが検出された。処理前のS分画と処理後のS分画、P固形分画からRNAは検出されなかった。PMMoVのRNAは全ての検体から検出され、S分画中の遺伝子量がP固形分画中より多かった。VeroE6/TMPRSS2細胞に廃水検体を接種培養後、培養液についてRT-qPCRを行ったが、SARS-CoV-2に特異的なCPEは観察されずRNAも検出されなかった。P固形分画から検出されたRNA量は非常に少なかった(<500コピー/L)。廃水からのSARS-CoV-2 RNAの検出には100倍以上の濃縮が必要と考えられた。
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医中誌Web
PubMed
CiNii(無料)
J-STAGE(無料)
著者Nagashima Mami(Department of Microbiology, Tokyo Metropolitan Institute of Public Health)ほか収載誌/巻号頁Japanese Journal of Infectious Diseases (1344-6304)/75巻2号 p.212-215発行年月2022.03
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023111101】(会議録)
集団生活環境下でのCOVID-19クラスターにおける濃厚接触者のPCR陰性のCOVID-19感染の有無について
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医中誌Web
著者坪井 謙(さいたま市民医療センター 内科)ほか収載誌/巻号頁埼玉県医学会雑誌 (0389-0899)/57巻1号 p.np12発行年月2023.01
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【2023104762】(会議録)
COVID-19流行下の小児感冒ウイルスの検出状況 FilmArray呼吸器パネルを用いた検討
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医中誌Web
著者森 俊彦(NTT東日本札幌病院 小児科)ほか収載誌/巻号頁日本小児感染症学会総会・学術集会プログラム・抄録集/54回 p.187発行年月2022.11
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【2023104761】(会議録)
COVID-19新興後の入院小児例からFilm Array呼吸器パネルを用いて検出された呼吸器ウイルス
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医中誌Web
著者成相 昭吉(松江赤十字病院 感染症科)ほか収載誌/巻号頁日本小児感染症学会総会・学術集会プログラム・抄録集/54回 p.186発行年月2022.11
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【2023098906】(会議録)
新型コロナウイルスPCR検査の再検査の状況について
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医中誌Web
著者五島 香代子(佐賀県健康づくり財団)ほか収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.62発行年月2022.11
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【2023098830】(会議録)
微生物/遺伝子染色体「アフターコロナPCR検査~その機器どうしますか?~」 全自動遺伝子解析装置Smart Geneの紹介 POCT遺伝子検査システムの活用について
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医中誌Web
著者蛭子 耕一(ミズホメディー 開発企画部)収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.112発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2023098829】(会議録)
微生物/遺伝子染色体「アフターコロナPCR検査~その機器どうしますか?~」 ロシュのSARS-CoV-2関連検査への取り組みと今後の装置活用
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医中誌Web
著者天沼 卓也(ロシュ・ダイアグノスティックス)収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.111発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2023098828】(会議録)
微生物/遺伝子染色体「アフターコロナPCR検査~その機器どうしますか?~」 アフターコロナのPCR装置活用の提案 検査センターからの提案
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医中誌Web
著者宮本 照美(キューリン)収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.110発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2023098827】(会議録)
微生物/遺伝子染色体「アフターコロナPCR検査~その機器どうしますか?~」 当館におけるアフターコロナにむけた遺伝子検査の現状と課題
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医中誌Web
著者山口 健太(佐賀県医療センター好生館)ほか収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.109発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2023098826】(会議録)
微生物/遺伝子染色体「アフターコロナPCR検査~その機器どうしますか?~」 コロナ禍において導入された機器を今後どう使用していくか?
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医中誌Web
著者佐々木 大介(長崎大学病院)収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.108発行年月2022.11
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論文タイトル
【2023098825】(会議録)
微生物/遺伝子染色体「アフターコロナPCR検査~その機器どうしますか?~」 病原体遺伝子検査の現状とこれからの課題
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医中誌Web
著者磯崎 将博(天草郡市医師会立天草地域医療センター)収載誌/巻号頁日臨技九州支部医学検査学会/56回 p.107発行年月2022.11
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論文タイトル
【2023098607】(原著論文)
気管支肺胞洗浄液のPCR検査で診断したCOVID-19以外の原発性ウイルス肺炎
抄録
今回,気管支肺胞洗浄液からウイルスが証明された原発性ウイルス肺炎67例を後方視的に検討した.インフルエンザウイルス25例が最多で,普通感冒のコロナウイルス23例が続いた.上気道症状の頻度は25.4%と低く,COVID-19同様,主に重症例でリンパ球減少,D-dimer,血清フェリチン高値例を認めた.CTでは両側性のコンソリデーション65.7%,すりガラス陰影89.6%を認めた.支持療法,抗ウイルス薬やコルチコステロイドを投与し,13.4%が侵襲的人工呼吸管理を要し,6.0%が死亡した.今後は前向き研究による治療法の確立が望まれる.(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者高野 賢治(埼玉県立循環器・呼吸器病センター 呼吸器内科)ほか収載誌/巻号頁日本呼吸器学会誌 (2186-5876)/12巻1号 p.2-10発行年月2023.01
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論文タイトル
【2023091100】(原著論文)
小児在宅支援病棟における入院前SARS-CoV-2 PCR全例検査の試み
抄録
背景:北里大学病院小児在宅支援部門「あすぱら」では,医療的ケアを必要とする寝たきりの重症心身障害児の短期入院を多数受け入れているが,新型コロナウイルスの流行に伴い,院内感染対策として,2020年7月より入院前に全例にSARS-CoV-2 PCR検査を行っている。2021年冬頃より流行したオミクロン株の流行以前において,国内では重症心身障害児における大規模な感染者数の報告はないが,感染すると重篤化する恐れがある重症心身障害児における入院前全例検査の新たな試みについて検証した。方法:北里大学病院小児在宅支援部門「あすぱら」に,2020年7月1日から2021年3月31日までの期間に入院前にSARS-CoV-2 PCR検査を行った全60症例,延べ検査数237件を研究対象とし,対象患者の臨床的特徴と陽性者数について調査した。結果:延べ検査数237件のすべての検査において陰性で陽性者はいなかった。結論:オミクロン株が流行する以前では,新型コロナウイルスの小児年齢の罹患者は少なかったが,在宅で生活する医療的ケアを要する寝たきりの重症心身障害児においても,新型コロナウイルスの陽性率が低いことが示された。(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者野々田 豊(北里大学 医学部小児科学)ほか収載誌/巻号頁北里医学 (0385-5449)/52巻1号 p.7-10発行年月2022.06
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【2023091005】(原著論文)
電気化学発光法を用いたSARS-CoV-2抗原検出試薬の検討とリアルタイムRT-PCR法との比較
抄録
2021年8月~9月に当院を受診した患者または当院入院中の患者で、COVID-19が疑われRT-PCR法による検査(PCR法)を行った215名から採取した鼻咽頭ぬぐい液の余剰検体215検体を用い、電気化学発光法を原理としたSARS-CoV-2抗原検出試薬による検査(ECLIA法)とPCR法の相関性について検討した。結果、PCR法で陽性となった114検体ではECLIA法で陽性が95検体(83%)、陰性が19検体(17%)であった。PCR法で陰性となった101検体はECLIA法でも全て陰性であった。発症日からの日数別にPCR法とECLIA法の陽性一致率をみると、0日(発症当日)は70.6%、発症後1日目は83.9%、2日目と3日目は90%を超え、4日目と5日目は100%であったが、7日目は50.0%と低下していた。検体採取時に無症状であった検体の陽性一致率は33.3%にとどまっていた。
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医中誌Web
MedicalOnline
著者瀧井 さち子(市立大津市民病院 臨床検査部)ほか収載誌/巻号頁市立大津市民病院雑誌 (2433-8710)/23号 p.38-42発行年月2022.07
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論文タイトル
【2023090154】(原著論文)(英語)
COVID-19検出を目的とした舌スワブ検体での逆転写PCR法と迅速抗原検査による臨床評価(Clinical Evaluation of Reverse Transcription-Polymerase Chain Reaction and Rapid Antigen Tests of Tongue Swabs for Detecting COVID-19)
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検出における逆転写PCR検査(RT-PCR)と迅速抗原検査(RAT)の性能を評価した。臨床症状からCOVID-19を疑われ、2020年8~10月に当院のコロナ外来診療センターを初診した成人患者42名(男性27名、年齢22~88歳)を解析した。スワブ検体は咽頭(NPh)と舌(T)から2つずつ採取した。感度が高かった順では、T検体を対象としたRT-PCR(T/PCR)が61%、NPh/RATが43%、T/RATが4%となった。特異度はどれも100%であった。T/PCRの検査例で、検体の採取時期の違いで感度を比較したところ、発症7日目まで(感度63%、95%CI 25~92%)と8~14日目(感度67%、95%CI 41~87%)の間で有意差は示されなかった。同じT/PCRにおいて、飲食を行ってから検体採取までの時間でも感度を比較したが、1時間未満(感度67%、95%CI 22~83%)と1~4時間後(感度59%、95%CI 36~79%)で有意差は示されなかった。発症15日目以降、および飲食後4時間以降の検査例では陽性判定例は無かった。結論として、T/RATは助けにならず、T/PCRは感度が中等度で特異度は高かった。T/PCRの感度は発症2週間以内なら維持され、検査前の食事の時間には影響されなかった。
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医中誌Web
CiNii
MedicalOnline
J-STAGE(無料)
著者Yamada Toru(Department of Family Medicine, Graduate School of Medical and Dental Sciences, Tokyo Medical and Dental University)ほか収載誌/巻号頁Journal of Hospital General Medicine (2436-018X)/4巻1号 p.12-20発行年月2022.01
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論文タイトル
【2023089522】(会議録)
コロナ禍における脳神経外科救急の課題と今後 脳神経外科系二次救急病院における新型コロナウイルス(covid-19)感染症(オミクロン株)に対するID NOW(NEAR法)とPCR検査併用によるクラスター対策
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医中誌Web
MedicalOnline
著者中村 博彦(中村記念病院 脳神経外科)ほか収載誌/巻号頁Neurosurgical Emergency (1342-6214)/27巻3号 p.154発行年月2023.02
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論文タイトル
【2023089416】(会議録)
医師事務作業補助者による患者さんへの外注PCR検査結果報告
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医中誌Web
MedicalOnline
著者原 成孝(原三信病院 診療支援課)収載誌/巻号頁Medical Secretary (2188-6792)/19巻3号 p.15発行年月2023.02
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論文タイトル
【2023086066】(会議録)
京都産業大学における新型コロナウイルスPCR検査センターの実績報告と今後の課題
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医中誌Web
著者川見 美里(京都産業大学保健管理センター)ほか収載誌/巻号頁全国大学保健管理研究集会プログラム・抄録集/60回 p.65発行年月2022.10
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論文タイトル
【2023086065】(会議録)
大学におけるCOVID-19の外部委託PCR検査の有用性と課題の検討
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医中誌Web
著者嘉数 直樹(九州工業大学 キャンパスライフ支援本部)収載誌/巻号頁全国大学保健管理研究集会プログラム・抄録集/60回 p.65発行年月2022.10
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論文タイトル
【2023079208】(原著論文)(英語)
日本のRT-qPCR検査で使用されるプローブの結合領域に変異を含むSARS-CoV-2デルタ株は非定型的なPCR増幅を示し、偽陰性結果を誘発する可能性がある(A SARS-CoV-2 Delta variant containing mutation in the probe binding region used for RT-qPCR test in Japan exhibited atypical PCR amplification and might induce false negative result)
抄録
SARS-CoV-2のN遺伝子の点変異によってRT-qPCR曲線が非定型的となり判定があいまいとなった検体に遭遇した。ほぼ同時期に熊本市内から採取した20件の検体について国立感染症研究所が推奨したRT-qPCRを実施した結果2検体のCt値が低く、同時に実施した他の検体と異なる増殖曲線を示した。異常な増殖態度の原因としてN遺伝子のプライマー/プローブが標的とする配列に変異が生じている可能性が考えられたため、全ゲノムシーケンシングを行った。その結果、2検体のSARS-CoV-2の29234ローカスのGからAへの置換が判明した。G29234Aを含む変異体が熊本市内に流行しているか調べるため、同時期に採取され別の61検体の全ゲノムシーケンシングを行ったところ、SARS-CoV-2の29234ローカスに変化は見られなかった。系統樹解析により、G29234A置換を含む変異体はデルタ株の他のシーケンスと同じクレードにクラスターを形成した。地理的に異なる場所に同じ変異体が分布しているか調べるため、GISAIDデータベースに登録されているシーケンスを検索した。その結果、G29234Aを含む250の変異体が判明した。系統樹解析により今回検出された2シーケンスは世界に分布している変異体と明確に区別されたことから、海外株を起源とするのではなく散発的に発生した変異体であることが示唆された。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Rajib Samiul Alam(Division of Genomics & Transcriptomics, The Joint Research Center for Human Retrovirus Infection, Kumamoto University)ほか収載誌/巻号頁Journal of Infection and Chemotherapy (1341-321X)/28巻5号 p.669-677発行年月2022.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023077561】(会議録)
洗口液を検体としたmobile型qPCR装置によるSARS-CoV-2迅速診断法の改良
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医中誌Web
著者戸田 麗子[徳山](鶴見大学 歯学部口腔内科学講座)ほか収載誌/巻号頁日本口腔科学会雑誌 (0029-0297)/71巻4号 p.224発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023074327】(解説)
加古川・高砂PCR検査センターと当地域の新型コロナ対策について
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医中誌Web
著者中田 邦也(加古川医師会)収載誌/巻号頁兵庫県医師会医学雑誌 (0910-8238)/65巻1号 p.2-4発行年月2022.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023072357】(会議録)
迅速RT-PCR(スマートジーン)を使用した脳卒中急性期治療経験
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医中誌Web
著者つるみ 祐子(つるみ脳神経病院 脳神経外科)ほか収載誌/巻号頁脳血管内治療 (2423-9119)/7巻Suppl. p.S167発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023071025】(会議録)
COVID-19時代の柔道大会開催における感染対策 健康記録表およびPCR検査の有効性の検討
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医中誌Web
MedicalOnline
著者柵山 尚紀(東京大学医科学研究所附属病院)ほか収載誌/巻号頁日本臨床スポーツ医学会誌 (1346-4159)/30巻4号 p.S284発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023069817】(会議録)
Withコロナ時代の内視鏡診療にSARS-CoV-2 PCRスクリーニング検査は必要か
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医中誌Web
著者大澤 恵(浜松医科大学 光学医療診療部)ほか収載誌/巻号頁Gastroenterological Endoscopy (0387-1207)/64巻Suppl.2 p.1862発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023068231】(原著論文)(英語)
COVID-19患者におけるサイクル閾値(CT)と臨床症状重症度との相関(Correlation between Cycle Threshold(CT) Values with Severity of Clinical Symptoms in COVID-19 Patients)
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の入院時点で評価されていた、PCR検査結果のサイクル閾値(CT)と、臨床症状の重症度との相関を調べた。インドネシア、マカッサルの2病院で、2020年5~7月にPCR検査にてCOVID-19と確定診断した入院患者270名(女性147名)を後ろ向きに組入れた。臨床症状の重症度に応じ、無症候群112名、軽症群76名、中等症群50名、重症群32名の4群に分類して比較した。その結果、平均CTは軽症群で最も高く(32.9±4.7)、重症群で最も低く(29.3±5.6)、4群間で有意差が認められた(p=0.026)。他に重症度と有意に相関していることが判明した因子は、性別、年齢、併存疾患、放射線学的所見であった(いずれもp<0.01)。多変量解析で重症度と有意に関連していることが示された因子は、CT(p<0.05)、併存疾患(p<0.01)、肺炎の放射線学的所見(p<0.001)であった。COVID-19患者の入院時点では、CTは臨床症状の重症度と有意に逆相関していた。各種変量で調整を行った場合でも、CTは重症度と有意に関連していることが明らかになった。
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医中誌Web
著者Adryanto Wisnu(Department of Internal Medicine, Medical Faculty, Hasanuddin University)ほか収載誌/巻号頁International Medical Journal (1341-2051)/28巻6号 p.594-597発行年月2021.12
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論文タイトル
【2023067860】(原著論文)(英語)
COVID-19パンデミック第1波期間中の医療利用状況およびRT-PCR検査(Healthcare use and RT-PCR testing during the first wave of the COVID-19 pandemic in Japan)
抄録
COVID-19第1波期間中におけるガイドライン(4日ルール)に関する国民の理解や医療機関受診および検査の経験を調査した。2020年9月に日本人成人を対象にインターネット調査を実施した。調査項目は性別、年齢、慢性疾患、家族構成、就労状況、ガイドラインに対する理解度、電話相談や医療機関の受診経験、風邪様症状の有無などとした。2137名を解析対象とした。その結果、1698名(79.5%)がガイドラインを認識していたが、422名(19.7%)が誤解していた。144名(6.7%)が風邪様症状を発症しており、その大部分が保健所への電話が通じず、25名(17%)が医療機関を受診していた。25名中15名(60%)は、医師(14名)や保健所(1名)の判断で検査を受けることができなかった。以上のように、パンデミック第1波では、有症状者の医療機関受診および検査実施が少なかったことが示された。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Kurihara Masaru(Department of Hospital Medicine, Urasoe General Hospital)ほか収載誌/巻号頁Journal of General and Family Medicine (2189-6577)/23巻1号 p.3-8発行年月2022.01
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論文タイトル
【2023063000】(解説)
感染症危機管理における環境水サーベイランスの有用性 下水疫学調査の社会実装に向けた新型コロナウイルスの検出技術の高度化への取り組み
抄録
筆者が国内外の研究者とともに新型コロナウイルス感染症に対する下水疫学調査の有用性を世界で初めて提唱した2020年4月以降,国内各地から下水中の新型コロナウイルスの検出報告がなされているが,下水中の濃度が低いために定量にはいたらない事例も多く,社会実装に向けた課題となっている.本稿では,下水中の新型コロナウイルス検出法の高度化に向けて筆者がこれまでに取り組んできた研究の代表例として,(1)タカラバイオ株式会社と共同で開発した高感度逆転写定量PCRキット(SARS-CoV-2 Detection RT-qPCR Kit for Wastewater)を用いた下水中の新型コロナウイルスの長期モニタリングと流行変異株を推定するための複数の変異箇所の検出,(2)ナノプレート型のデジタルPCR装置QIAcuity(キアゲン社)を用いた下水中の新型コロナウイルス検出法の最適化,(3)iSeq100シーケンサーシステム(イルミナ社)を用いた次世代シーケンシング解析による下水中のBA.1系統および派生型であるBA.2系統に属するオミクロン株の同定に関する成果を紹介する.これらの技術を基盤とすることで,ウィズコロナ時代において下水疫学調査がさまざまな感染症に対して広く活用されることが期待される.(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者原本 英司(山梨大学 大学院総合研究部附属国際流域環境研究センター)収載誌/巻号頁臨床とウイルス (0303-8092)/50巻4号 p.189-196発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023061492】(会議録)
中規模衛生検査所におけるSARS-CoV-2関連PCR検査の取り組み
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医中誌Web
MedicalOnline
著者五十嵐 清子(東京保健会病体生理研究所 検査部)ほか収載誌/巻号頁日本臨床検査医学会誌 (2436-2727)/70巻70 p.187発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023061423】(会議録)
衛生検査所での新型コロナPCR検査センター立ち上げおよび運営における検査専門医の役割
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医中誌Web
MedicalOnline
著者小倉 彩世子(新型コロナ対策)ほか収載誌/巻号頁日本臨床検査医学会誌 (2436-2727)/70巻70 p.153発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023061421】(会議録)
当院における第6波における新型コロナウイルス感染症の診察とPCR検査の現状
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医中誌Web
MedicalOnline
著者吉賀 正亨(よしかクリニック 内科・循環器内科・臨床検査科)収載誌/巻号頁日本臨床検査医学会誌 (2436-2727)/70巻70 p.152発行年月2022.10
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【2023061419】(会議録)
SARS-Cov-2 RNA測定装置GenPadの性能評価
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医中誌Web
MedicalOnline
著者宮下 愛(横浜市立大学附属病院 臨床検査部)ほか収載誌/巻号頁日本臨床検査医学会誌 (2436-2727)/70巻70 p.151発行年月2022.10
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【2023059164】(解説)
臨床検査のピットフォール PCRにおけるプライマー・プローブ設計の注意点 SARS-CoV-2遺伝子検査・変異株スクリーニング検査を理解するために
抄録
<文献概要>はじめに SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)感染者数の増減が繰り返されている.感染の繰り返しは,ウイルス株の変化(変異株)も起因している.ウイルスは高率に塩基配列の置換を起こし,懸念される変異株(variants of concern:VOC)に分類された場合,種類の判別が必要となる.変異株の種類に関係なくSARS-CoV-2を検出・検査していくなかで,VOCである変異株を判別・検出しなければならない"時期"がある.本稿では,SARS-CoV-2遺伝子検査および変異株スクリーニング検査を理解するためにプライマーとプローブの設計上の注意点を踏まえ,塩基配列を特異的に検出する方法について概説する.
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医中誌Web
CiNii
医書.jp_オールアクセス
著者松田 和之(信州大学 学術研究院保健学系)収載誌/巻号頁検査と技術 (0301-2611)/50巻10号 p.1184-1186発行年月2022.10
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論文タイトル
【2023058216】(原著論文)(英語)
都市部から人口の少ない離島へのSARS-CoV-2の拡散を防ぐための乗船前のPCR検査利用に関する調査(Investigation of the use of PCR testing prior to ship boarding to prevent the spread of SARS-CoV-2 from urban areas to less-populated remote islands)
抄録
2020年9月~2021年3月に、東京から父島の定期便乗船における予約者の唾液検体を用いたSARS-CoV-2 PCR検査を実施した。乗船1週間前に全員に唾液採取キットが配布され、予約者自らが採取した唾液は民間の検査センターへ郵送され、スクリーニング検査が実施された。調査期間の7ヵ月間に34便の往復航路が運航した。乗船予約者11372名中8910名(78.4%)が乗船前のPCR検査に同意した。2021年3月の時点で7名がCOVID-19スクリーニング検査陽性となり、うち1名がその後に指定ホテルで実施された確認検査で陽性となった。他の6名は2、3日後に実施された確認PCR検査で陰性であった。6名の検体におけるPCR検査のCt値は検出限界(Ct<40.0)のボーダーライン上にあった。これら6検体のスクリーニング検査結果は偽陽性であったか、または確認検査時点でコピー数が検出限界未満であったと推測された。7名は乗船しなかった。2021年3月1日時点で、父島で2例のCOVID-19患者が報告されていた。1例は乗船前のPCR検査が陰性の乗客であった。事前検査と診断までの間隔が7日あったことからスクリーニング検査時点はウインドウ期であったと考えられた。残りの1例は父島在住者で陽性乗客の濃厚接触者であった。調査期間父島のCOVID-19発生率は0.015%(2/13446)であった。
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医中誌Web
PubMed
CiNii(無料)
J-STAGE(無料)
著者Terada-Hirashima Junko(Department of Clinical Research Promotion, Center for Clinical Sciences, National Center for Global Health and Medicine)ほか収載誌/巻号頁Global Health & Medicine (2434-9186)/4巻3号 p.174-179発行年月2022.06
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023054811】(原著論文)(英語)
RT-qPCRによる唾液試料と鼻咽頭・舌・頬側粘膜スワブ中のSARS-CoV-2 RNAの検出(Detection of SARS-CoV-2 RNA Using RT-qPCR in Saliva Samples and Nasopharyngeal, Lingual, and Buccal Mucosal Swabs)
抄録
SARS-CoV-2のRT-PCR検査において、舌側と頬側の粘膜スワブ(口腔スワブ)を用いたSARS-CoV-2 RNAの検出を試み、唾液や鼻咽頭のスワブとの比較を行った。鼻咽頭スワブでSARS-CoV-2 RNAが陽性となった13例の患者のうち、唾液スワブでSARS-CoV-2 RNAが陽性となった患者は8例(一致率61.5%)、口腔スワブでは10例(一致率76.9%)であった。唾液スワブのSARS-CoV-2 RNAが陽性であった患者8例のうち、7例(87.5%)は口腔スワブからSARS-CoV-2が検出された。患者4例では唾液を採取できなかったが、鼻咽頭スワブと口腔スワブのSARS-CoV-2陽性は完全に一致していた。以上より、口腔スワブはSARS-CoV-2 RNA検出のために使用することができた。
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医中誌Web
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著者Sasaki Tomoyuki(Department of Clinical and Laboratory Medicine, Faculty of Medicine, University of Yamanashi)ほか収載誌/巻号頁Japanese Journal of Infectious Diseases (1344-6304)/75巻1号 p.102-104発行年月2022.01
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2023054810】(原著論文)(英語)
国立感染症研究所が開発したリアルタイムRT-PCRアッセイによるSARS-CoV-2の懸念される変異株(VOC)の配列ミスマッチの頻度の低下(Less Frequent Sequence Mismatches in Variants of Concern(VOCs) of SARS-CoV-2 in the Real-Time RT-PCR Assays Developed by the National Institute of Infectious Diseases, Japan)
抄録
当所で開発したSARS-CoV-2のRT-PCR法(NIID-N2とNIID-S2アッセイ)において、変異株に対するプライマーやプローブの塩基配列の塩基ミスマッチを検討した。3種類の変異株(GRY/VOC202012/01、GH/N501Y.V2、GR/N501Y.V3)のミスマッチの頻度は、全SARS-CoV-2配列のミスマッチの頻度よりも低かった。S2セットのリバースプライマーの8番目の塩基がGからCに置換しているミスマッチは、変異株G/L452R.V3で約16.3%に増加したが、分析感度には影響を与えなかった。以上より、NIID-N2とNIID-S2アッセイは、SARS-CoV-2の懸念される変異株(VOC)を確実に検出できることが示唆された。
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医中誌Web
PubMed
CiNii(無料)
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著者Shirato Kazuya(Department of Virology III, National Institute of Infectious Diseases)ほか収載誌/巻号頁Japanese Journal of Infectious Diseases (1344-6304)/75巻1号 p.96-101発行年月2022.01
医中誌Web文献番号/論文種類
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【2023054733】(原著論文)(英語)
高分解能融解曲線解析法によるSARS-CoV-2デルタ変異株のL452RおよびT478Kスパイク変異の迅速スクリーニングアッセイ(A rapid screening assay for L452R and T478K spike mutations in SARS-CoV-2 Delta variant using high-resolution melting analysis)
抄録
WHOにより懸念される変異体(VOC)として分類されたSARS-CoV-2デルタ変異株における特異的なスパイクタンパク質変異を検出するため、高分解能融解曲線(HRM)分析法を用いた迅速なアッセイ法を検討した。HRM分析法により、L452RおよびT478Kスパイクタンパク質変異を検出したが、L452Rは他の株(カッパやイプシロン変異株)にも存在するため、T478Kがデルタ変異株の識別子と考えられた。そこで、アッセイ法の特異性と感度を向上させるため、RT-PCR(1st PCR)とHRM分析(2nd PCR)を組み合わせたネステッドPCRベースのHRM分析法を開発した。本手法により、L452R変異と野生型L452を識別でき、HRM分析法により、T478K変異と野生型T478を識別できた。さらに、デルタ変異株の7つの臨床検体をL452R・T478K変異株として同定することに成功した。以上より、HRM分析法ベースのジェノタイピング法によりSARS-CoV-2デルタ変異株を同定することができた。
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医中誌Web
PubMed
CiNii(無料)
J-STAGE(無料)
著者Aoki Akira(Faculty of Pharmacy, Meijo University)ほか収載誌/巻号頁The Journal of Toxicological Sciences (0388-1350)/46巻10-12号 p.471-476発行年月2021.
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023045092】(会議録)
コロナがもたらした地方自治体との取り組み PCR等検査無料化推進事業での薬局が医療提供施設として果たす意義
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医中誌Web
著者大森 嵩(大森薬局)収載誌/巻号頁日本在宅薬学会学術大会プログラム・講演抄録集/15回 p.58発行年月2022.07
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023041971】(解説)
COVID-19と産科麻酔 東京慈恵会医科大学附属病院におけるSARS-CoV-2 PCR陽性妊婦の麻酔管理について
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医中誌Web
MedicalOnline
著者酒巻 大輔(埼玉医科大学総合医療センター 産科麻酔科)ほか収載誌/巻号頁分娩と麻酔 (0387-2653)/104号 p.40-45発行年月2022.11
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論文タイトル
【2023041488】(会議録)
香川県PCR等検査無料化事業で、当院受検の濃厚接触でない無症状の延べ499人中18人(3.6%)にCOVID-19判明
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医中誌Web
著者國重 誠(昭龍会国重まこと医院 内科)ほか収載誌/巻号頁香川県医師会誌 (0288-3201)/75巻75 p.62発行年月2022.09
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論文タイトル
【2023040576】(会議録)
COVID-19流行期における術前PCRスクリーニング検査の有用性
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医中誌Web
著者佐藤 健(日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 整形外科)ほか収載誌/巻号頁中部日本整形外科災害外科学会雑誌 (0008-9443)/65巻65 p.249発行年月2022.10
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論文タイトル
【2023038343】(会議録)
オミクロン株流行期におけるSARS-CoV-2抗原またはPCR陽性者の3Dコーンビーム鼻副鼻腔CT画像に関して
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医中誌Web
著者毛利 博久(新宿耳鼻科)ほか収載誌/巻号頁日本鼻科学会会誌 (0910-9153)/61巻3号 p.597発行年月2022.10
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論文タイトル
【2023038245】(会議録)
PCRで新型コロナウイルス感染症が確定診断症例を対象とした嗅覚障害,味覚障害アンケート調査
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医中誌Web
著者吉野 綾穂(日本医科大学附属病院)ほか収載誌/巻号頁日本鼻科学会会誌 (0910-9153)/61巻3号 p.547発行年月2022.10
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論文タイトル
【2023034479】(会議録)
第一線診療所における発熱外来での新型コロナPCR検査の取り組み その到達点と問題点
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医中誌Web
著者松浦 千絵(東神戸診療所)ほか収載誌/巻号頁社会医学研究 (0910-9919)/ p.78発行年月2022.08
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論文タイトル
【2023033248】(原著論文)
SARS-CoV-2リアルタイムRT-PCRにおけるS2セットを用いたSpike領域検出の有用性
抄録
SARS-CoV-2のリアルタイムRT-PCRは国立感染症研究所のマニュアルに準拠したNセットとN2セットを用いる感染研法が一般的である.2020年2月8日に国立感染症研究所よりSpike領域を検出するS2セットが示された.そこで我々は従来の感染研法とS2セットの反応性を比較し,S2セットを用いたSpike領域検出の有用性を評価した.対象はSARS-CoV-2リアルタイムRT-PCRで陽性となった32検体である.各セットのCt値を比較し,一部の検体で電気泳動による増幅産物の確認を行った.Ct値を比較した結果から,検出感度はN2セット,S2セット,Nセットの順に高かった.また,S2セットの電気泳動像における非特異反応の少なさ,および目的のバンド強度から,特異性はS2セット,N2セット,Nセットの順に高かった.実際に検体中のウイルス量が少ない症例の場合,S2セットを用いることで,陽性の確認ができた.以上より,SARS-CoV-2リアルタイムRT-PCRにおいてS2セットを用いてSpike領域を検出することは有用であると評価した.(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者上杉 洸太(獨協医科大学病院 臨床検査センター)ほか収載誌/巻号頁日本染色体遺伝子検査学会雑誌 (1884-3026)/40巻1号 p.34-41発行年月2022.06
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論文タイトル
【2023032770】(会議録)
臨床検査センターにおけるSARS-CoV-2PCR検査の取り組みについて
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医中誌Web
CiNii
機関リポジトリ(無料)
著者湯石 晃一(獨協医科大学病院 臨床検査センター)ほか収載誌/巻号頁Dokkyo Journal of Medical Sciences (0385-5023)/48巻2号 p.116発行年月2021.07
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論文タイトル
【2023032497】(原著論文)(英語)
SARS-CoV-2に対するリアルタイム逆転写PCR法のサイクル数は新型コロナウイルス肺炎の予後を予測する(The real-time reverse transcription-polymerase chain reaction threshold cycle values for severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 predict the prognosis of coronavirus disease 2019 pneumonia)
抄録
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)肺炎の自験例を対象に、予後予測能を有する入院時の臨床・検査所見を調べた。2020年3月24日~5月14日に、CTでCOVID-19肺炎と確証された入院患者19名を後方視的に解析した。重篤例(入院中に人工呼吸管理、ICU入室、死亡)の7名(全例男性、平均75±8歳)を非重篤例の12名(全例男性9名、平均65±17歳)と比較したが、COVID-19の重症度と相関していると報告された臨床検査項目(CRP、LDH等)には有意差は認められなかった。しかし、入院時のPCR検査で示された増幅サイクル数(threshold cycle value;Ct)は、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)のN1領域、N2領域のいずれを標的とした場合でも、非重篤群に比べて重篤群で有意に少なかった(N1標的でp=0.0031、N2標的でp=0.0004)。N1、N2のいずれのCt値とも20未満であった患者は、全例が急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を発症し7日以内に人工呼吸管理が必要な状態となった。一方、いずれかのCt値が30を超えた患者では、重篤な病態に陥った例は無かった。以上から、COVID-19の予後予測因子として、PCR検査で得られるCt値が最も有用であることが示された。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Fukushima Takahiro(Keio University School of Medicine)ほか収載誌/巻号頁Respiratory Investigation (2212-5345)/59巻3号 p.360-363発行年月2021.05
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論文タイトル
【2023032496】(原著論文)(英語)
東京都心部(新宿区)でSARS-CoV-2院内感染を防ぐために行ったPCR検査 東京女子医科大学モデル(Polymerase-chain reaction testing to prevent hospital-acquired severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 infection in Shinjuku, an epicenter in Tokyo: The Tokyo Women's Medical University model)
抄録
重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)の院内感染を防ぐため、トリアージで検査が必要な外来患者と、これから入院する全ての患者に対し組織的にPCR検査を行い、入院後の患者にも再検査を行う方式として定義した東京女子医科大学(TWMU)モデルの実行可能性と有効性を後方視的に評価した。2020年の3月~5月にTWMU病院で診療した成人患者2981名を本研究に組み入れた。トリアージされた有症状の外来患者442名へのPCR検査でSARS-CoV-2感染陽性が示された患者は8名(1.81%、95%CI 0.95~3.47%)存在していた。また緊急入院ではない無症状の入院患者2354名での同陽性者は1名(0.04%、95%CI 0.00~0.20%)、緊急入院の185名では7名(3.78%、95%CI 1.82~7.26%)であった。有症状の患者は総計で627名おり、陽性は15名(2.4%、95%CI 1.49~3.82%)で示されていた。本感染症の院内感染例は発生していなかった。以上から、TWMUモデルによってSARS-CoV-2の院内感染を予防することが可能と考えられ、本モデルの実行可能性と有効性が示された。
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医中誌Web
PubMed
Crossref
著者Arimura Ken(Department of Respiratory Medicine, Tokyo Women's Medical University)ほか収載誌/巻号頁Respiratory Investigation (2212-5345)/59巻3号 p.356-359発行年月2021.05
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論文タイトル
【2023030551】(解説)
PCR検査と抗原検査をめぐる"不可思議"
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医中誌Web
MedicalOnline
著者川上 浩一(情報・システム研究機構国立遺伝学研究所)収載誌/巻号頁保険診療 (0385-8588)/77巻11号 p.36-42発行年月2022.11
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論文タイトル
【2023029287】(会議録)
新型コロナの唾液検査の開発秘話から読み解く新型コロナの今後
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医中誌Web
MedicalOnline
著者豊嶋 崇徳(北海道大学 大学院医学研究院血液内科)収載誌/巻号頁日本臨床検査医学会誌 (2436-2727)/70巻10号 p.846発行年月2022.10
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論文タイトル
【2023029280】(会議録)
新型コロナウイルス感染症に対する遺伝子検査体制構築の経験と課題
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医中誌Web
MedicalOnline
著者松村 康史(京都大学医学部附属病院 検査部・感染制御部)収載誌/巻号頁日本臨床検査医学会誌 (2436-2727)/70巻10号 p.808発行年月2022.10
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論文タイトル
【2023027722】(会議録)
COVID-19パンデミックにおける当院でのマルチプレックスネステッドPCR検査
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医中誌Web
著者小川 瑛雄(伊那中央病院 小児科)ほか収載誌/巻号頁日本小児科学会雑誌 (0001-6543)/126巻10号 p.1437-1438発行年月2022.10
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論文タイトル
【2023025307】(会議録)
感染管理におけるreal-time PCR法のカットオフ値の検討
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医中誌Web
著者大場 千優(国家公務員共済組合連合会東北公済病院 臨床検査科)ほか収載誌/巻号頁共済医報 (0454-7586)/71巻Suppl. p.136発行年月2022.10
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論文タイトル
【2023025224】(会議録)
SARS-CoV-2遺伝子検査の運用について コバス5800への展望
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医中誌Web
著者南波 雄太(横須賀共済病院)ほか収載誌/巻号頁共済医報 (0454-7586)/71巻Suppl. p.113発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023025222】(会議録)
当院における新型コロナウイルス遺伝子検査運用体制の確立
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医中誌Web
著者水本 尚志(名城病院)ほか収載誌/巻号頁共済医報 (0454-7586)/71巻Suppl. p.112発行年月2022.10
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論文タイトル
【2023020572】(会議録)
検査科全員による日祭日・夜勤におけるPCR検査体制の試み
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医中誌Web
著者伊藤 中堯(総合南東北病院)ほか収載誌/巻号頁一般社団法人福島県臨床検査技師会誌/60巻 p.55発行年月2022.05
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023018643】(会議録)
新型コロナウイルスを機に導入された、遺伝子検査機器の活用について 全自動PCR検査装置を迅速な感染対策に活用する
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医中誌Web
著者堂浦 照也(ベックマン・コールター)収載誌/巻号頁群臨技会誌 (2187-9729)/61巻2号 p.49発行年月2022.11
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023018639】(会議録)
GENECUBE(ジーンキューブ)を用いた各種呼吸器感染症の核酸検査 With/Afterコロナの活用法
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医中誌Web
著者藤本 聖人(東洋紡績 診断システム事業部)収載誌/巻号頁群臨技会誌 (2187-9729)/61巻2号 p.45発行年月2022.11
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論文タイトル
【2023018617】(解説)
新型コロナウイルス検出用one-step RT-PCR Kitの開発
抄録
2019年末に発生した新型コロナウイルス感染症は現在も全世界で感染者数の増加が続く。ウイルスゲノムの塩基配列が解読され,その検査方法として高い感度・特異度を持つPCR検査の需要が高まる中,コロナ禍初期においては測定に不可欠なウイルスRNA抽出キットの不足や,煩雑で測定時間が長く検査数を増やすことができないといった課題が存在した。東洋紡ではそれらを解決すべく「SARS-CoV-2 Detection kit」シリーズを開発した。本キットは食品衛生検査事業で培った,ウイルスRNAを簡易処理により検出するノウハウを利用したものである。検体を添付の前処理液と混合し,熱処理のみでRNA抽出が完了するため,RNA抽出キット不要で,かつ増幅能力の高い高機能性DNAポリメラーゼと組み合わせ,検体由来成分の影響を低減することで,従来法と比較し,半分以下の時間で検査が可能となった。このうち,「SARS-CoV-2 Detection kit-Multi-」は,臨床検体を用いた従来法との比較評価の結果,陽性一致率,陰性一致率ともに100%であり,一定の一致率を示した。現在,本キットは病院および検査センターで広く使用されおり,PCR検査数の拡大に寄与している。(著者抄録)
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医中誌Web
著者横江 奨(東洋紡バイオテクノロジー研究所)収載誌/巻号頁BIO Clinica (0919-8237)/37巻13号 p.1208-1212発行年月2022.12
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023018046】(会議録)
当社の新型コロナウイルスPCR検査の動向とTAT短縮の取り組み
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医中誌Web
MedicalOnline
著者石岡 佑一(ミロクメディカルラボラトリー埼玉ラボ)ほか収載誌/巻号頁埼臨技会誌 (0287-1823)/69巻69 p.64発行年月2022.12
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論文タイトル
【2023016051】(会議録)
当院における山形県PCR自主検査センターの検査実施状況
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医中誌Web
著者最上 久美子(山形県立河北病院)ほか収載誌/巻号頁山形医学検査 (2189-6763)/31巻3号 p.24発行年月2022.10
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論文タイトル
【2023016050】(会議録)
BD MAX SARS-CoV-2/Fluの基礎的検討と他法との比較検討
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医中誌Web
著者庄司 悠人(鶴岡市立荘内病院)ほか収載誌/巻号頁山形医学検査 (2189-6763)/31巻3号 p.23発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023016043】(会議録)
新型コロナウイルスの遺伝子検査を読み解く
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医中誌Web
著者駒林 賢一(山形県衛生研究所 微生物部)収載誌/巻号頁山形医学検査 (2189-6763)/31巻3号 p.13発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023015861】(解説)
【微生物検査をめぐる最近の動向-薬剤耐性菌・全自動遺伝子検査・微生物分類学に学ぶ】微生物検査のさらなる迅速化に向けて SARS-CoV-2の核酸増幅検査,抗原検査および抗体検査-目的に応じた使い分けを含めて
抄録
新型コロナウイルス(severe acute respiratory syndrome coronavirus 2:SARS-CoV-2)の検査は大きく分けて核酸増幅検査,抗原検査および抗体検査があり,それらは検査目的によって適切に使い分けられる必要がある.本稿ではそれらの特徴について精度管理を含めて整理する.(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者青木 弘太郎(東邦大学 医学部微生物・感染症学講座)収載誌/巻号頁臨床と微生物 (0910-7029)/49巻49 p.587-596発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023015858】(解説)
【微生物検査をめぐる最近の動向-薬剤耐性菌・全自動遺伝子検査・微生物分類学に学ぶ】微生物検査のさらなる迅速化に向けて 全自動遺伝子検査の導入 BDマックス 全自動核酸抽出増幅検査システム
抄録
近年,新型コロナウイルスの流行に伴い遺伝子検査システムの普及が進んだ.今回,BDマックス全自動核酸抽出増幅検査システムの特徴および当院での運用例について紹介する.(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者坂梨 大輔(愛知医科大学病院 感染制御部感染検査室)ほか収載誌/巻号頁臨床と微生物 (0910-7029)/49巻49 p.563-567発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023015856】(解説)
【微生物検査をめぐる最近の動向-薬剤耐性菌・全自動遺伝子検査・微生物分類学に学ぶ】微生物検査のさらなる迅速化に向けて 全自動遺伝子検査の導入 GeneXpertシステム
抄録
遺伝子検査は機器の進歩に伴い,医療機関で広く活用される検査となった.GeneXpertシステムは,操作が簡便で迅速に結果を報告することが可能な全自動リアルタイムPCR装置である.本稿ではGeneXpertシステムの概要,測定フロー,原理,測定可能な項目,試薬の概要と当院の運用方法について説明する.(著者抄録)
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医中誌Web
MedicalOnline
著者川畑 大輔(東京医科大学茨城医療センター 中央検査部)収載誌/巻号頁臨床と微生物 (0910-7029)/49巻49 p.545-554発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023015420】(会議録)
薬局におけるスマートフォンとドライブスルーを活用した新型コロナウイルスPCR検査への対応
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医中誌Web
著者今村 優哉(まるき薬局)ほか収載誌/巻号頁日本薬剤師会学術大会講演要旨集/55回 p.239発行年月2022.10
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023011723】(解説)
臨床医からの質問に答える PCRやLAMP法では,核酸抽出は不要ですか?
抄録
<文献概要>現在,新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染を調べる遺伝子検査としてはPCR法とLAMP(loop-mediated isothermal amplification)法を用いた検査などがあります.遺伝子検査のなかで最も汎用されているPCR検査は,ポリメラーゼ連鎖反応(polymerase chain reaction:PCR)を利用することで,ウイルス由来の特異的な遺伝子配列領域を100~1,000万倍以上に増幅することができる極めて高感度な分析手法です.PCR法を用いたSARS-CoV-2の検出には大きく分けると2種類の手法があります.1つは国立感染症研究所が作成した『病原体検出マニュアル2019-nCoV Ver.2.9.1』に基づく核酸精製とリアルタイムPCR法(以下,感染研法という)であり,もう1つはRNAの抽出精製が不要で,変性した検体から直接ウイルスRNAの逆転写とリアルタイムPCRを同時に行うことができる方法(直接PCR法)です.本稿では感染研法と直接PCR法についてのメリットとデメリットや検査を正しく行うためのポイントについて解説していきます.
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医中誌Web
CiNii
医書.jp_オールアクセス
著者南木 融(筑波大学附属病院 検査部)収載誌/巻号頁検査と技術 (0301-2611)/50巻11号 p.1276-1280発行年月2022.11
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【2023011512】(原著論文)
京都逓信病院における全身麻酔手術前のCOVID-19スクリーニング検査 PCR検査と胸部CT検査の比較検討 第1波から第6波まで
抄録
2019年12月に中国武漢で発見されたCOVID-19はコロナウイルスの一種SARS-CoV-2による感染で,主に気道に感染し発症する。無症状または発症前の状態でも強い感染力をもつことからほどなく全世界に拡大した。急激な感染の拡大に伴う衛生材料や人員の不足,有効な治療薬がないことなどから,全国的に非緊急性の手術は一時的な中断を余儀なくされ,当院では耳鼻咽喉科の全身麻酔手術が中止となった。2020年6月,当院では病院スタッフと患者の安全確保のため,術前PCR検査と胸部CT検査を施行することを条件に全身麻酔手術を再開した。2020年6月から2022年6月までの期間で術前検査としてPCRを359例施行し陽性は3例,偽陽性は2例であった。PCR陰性例でCOVID-19の術後発症はなかったが,偽陽性と判定された2症例のうち1例は術後にCOVID-19を発症した。術前胸部CTは311例施行したが,COVID-19が疑われた所見は認めなかった。手術前診断としてPCR検査は有用と考えられたが,胸部CTの有効性は確認できなかった。(著者抄録)
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医中誌Web
著者小島 憲(京都逓信病院 耳鼻咽喉科)ほか収載誌/巻号頁逓信医学 (0387-1320)/74巻3号 p.156-162発行年月2022.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023011403】(会議録)
コロナ禍におけるmultiplex PCR法での小児呼吸器感染症診断
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医中誌Web
MedicalOnline
著者新妻 隆広(江東病院 小児科)ほか収載誌/巻号頁日本小児呼吸器学会雑誌 (2187-5731)/33巻Suppl. p.125発行年月2022.09
医中誌Web文献番号/論文種類
論文タイトル
【2023010230】(原著論文)
東北大学病院耳鼻咽喉・頭頸部外科における新型コロナウイルススクリーニングPCR検査の現状調査
抄録
2020年4月から2021年10月までの期間に当院(大学病院)耳鼻咽喉・頭頸部外科で実施した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)スクリーニングPCR検査1123例について報告した。SARS-CoV-2の伝播様式のひとつと考えられている空気感染のおそれがあるエアロゾルを発生する処置が耳鼻咽喉科に多く含まれることから、1123件中807例(71.9%)が手術症例によるものであった。期間中、全例が陰性であった。
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医中誌Web
CiNii
MedicalOnline
J-STAGE(無料)
著者角田 梨紗子(東北大学病院 耳鼻咽喉・頭頸部外科)ほか収載誌/巻号頁日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会誌 (2435-7952)/2巻3号 p.109-114発行年月2022.09
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