Ver5第二段階バージョンアップ/あいまい検索
2011年12月2日更新
ひらがな・カタカナや旧字・新字、異体字などの表記の揺れを吸収した検索を行います。
これにより、例えば「頸椎」「頚椎」のどちらを入力しても、双方のOR検索が行われるようになります。
異体字や機種依存文字については、1文字1文字をすべて同一視して検索しますが、「漢字とひらがな」などについては、予め登録されている文字列に関してのみ、同一視して検索します。
例えば、「がん」と「癌」をすべて同一視するのではなく、「肺がん」など登録されている文字列についてのみ、「肺がん」と「肺癌」を同一視して検索します。
これにより、適切な場合のみ、表記の揺れを吸収した検索が行われます。
1文字1文字をすべて同一視する-異体字や機種依存文字
異体字と機種依存文字は全て同一視します。
異体字の例
頚 <--> 頸
靭 <--> 靱
膣 <--> 腟
螢 <--> 蛍
機種依存文字の例
Ⅰ <--> I
① <--> (1)
Ⅱ <--> II
② <--> (2)
Ⅲ <--> III
③ <--> (3)
㎝ <--> cm
㎏ <--> kg
⊿ <--> Δ
例)
タイトル:「インターネットの眼科応用 ソーシャルメディアと医療③」
→医中誌では③を(3)と登録していますが、③と(3)いずれで検索しても正しくヒットします。
予め指定する文字列を同一視する
- 「癌」や「蛋白質」など特定の用語の漢字・ひらがな・カタカナを同一視
- 「フォスファミド」と「ホスファミド」などカタカナの異表記を同一視
- 「総合臨床」と「綜合臨牀」など旧字・新字を同一視
例)「肺がん」で検索
従来 | (肺腫瘍/TH or 肺がん/AL) | 「肺ガン」「肺癌」はテキストサーチの対象外 |
---|---|---|
変更後 | (肺腫瘍/TH or (肺がん/AL or 肺ガン/AL or 肺癌/AL)) | 「肺ガン」「肺癌」もテキストサーチの対象となる |
※検索履歴は従来通り(肺腫瘍/TH or 肺がん/AL) となります。