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〜 医中誌データ 〜
●研究デザイン
研究デザインのタグとして「メタアナリシス」「ランダム化比較試験」「準ランダム化比較試験」「比較研究」および「診療ガイドライン」の5つを設けています。各研究デザインタグが付与されている作成データの対象年は下表の通りです。

研究デザイン
タグ付与年
メタアナリシス
1999〜
ランダム化比較試験
1983〜
準ランダム化比較試験
1983〜
比較研究
2003〜
診療ガイドライン

1999〜

 
メタアナリシス、ランダム化比較試験、準ランダム化比較試験、比較研究について
EBM(Evidence-based Medicine)の実践においては、エビデンスのグレードを考慮した文献検索のプロセスが重要です。
「医中誌Web」検索において、的確かつ簡便にエビデンスの強さに応じた文献情報が見つけられるように、2003年作成分より、該当する原著論文に、「メタアナリシス」、「ランダム化比較試験」、「準ランダム化試験」、「比較研究」の4種類のタグをインデクシングの際に付与しています。

また、1983〜2002年の作成データについて、以下の3つの方法でタグを追加付与しました。

(a)JHES (日本ハンドサーチ・エレクトロニックサーチ研究会、Japan Hand Search & Electronic Search Society、主任研究者:津谷喜一郎)がハンドサーチにより見出した「メタアナリシス」、「ランダム化比較試験」、「準ランダム化比較試験」文献の情報を、JHESの了解を得て、原著論文についてのみ医学中央雑誌データベースに追加しました。これらは、2001年〜2002年作成データに反映されています。

(b)日本のランダム化比較試験データベース(JRCT)プロジェクト(主任研究者:津谷喜一郎)のハンドサーチにより見出された「ランダム化比較試験」、「準ランダム化比較試験」文献の情報を、JRCTの了解を得て、原著論文についてのみ医学中央雑誌データベースに追加しました。これらは、1983〜2000年作成データに反映されています。
 なお、JRCTの対象誌は以下の8誌です。
1. 臨床評価
2. 薬理と治療
3. 基礎と臨床
4. 臨床と研究
5. Therapeutic Reseach
6. 麻酔
7. 臨床医薬
8. 日本看護科学会誌
 
(c)1983年〜2002年作成データについて、「医中誌Web」によるエレクトロニックサーチにより見出した「ランダム化比較試験」、「準ランダム化比較試験」文献の情報を、原著論文についてのみですが、原報またはデータ内容を確認のうえ、医学中央雑誌データベースに追加しました。「メタアナリシス」については、1999年作成データまで遡及し、原報を確認のうえ、タグを追加付与しています。

なお、タグ「比較研究」については、過去分データへの追加付与は行っていません。

 
診療ガイドライン
EBMのプロセスにおいて、「診療ガイドライン」は、エビデンスを収集・評価し、推奨の形で判断の手がかりを提供するために作成されるもので、さまざまな医療状況での意思決定や問題解決に役立ちます。

「診療ガイドライン」文献情報が簡便に見つけられるように、2005年作成分より、インデクシングの際に該当する解説文献に、「診療ガイドライン」のタグを付与しています。
また、1999〜2004年の作成データについて、以下の方法でタグを追加付与しました。

 (a) 東邦大学医学メディアセンター作成の「診療ガイドライン」リストを、その了解を得て参考にさせていただき、該当する文献にタグを追加付与しました。

 (b) 「医中誌Web」によるエレクトロニックサーチにより、1999年作成データまで遡及し、原報を確認のうえ、該当する文献にタグを追加付与しました。

 
研究デザインの検索方法
研究デザインによる検索は、3種類の方法があります。(1)あらかじめ検索条件として設定しておく方法、(2)いったん検索を行った後に絞り込む、(3)研究デザインのタグが付与された文献自体を検索する方法、です。
【検索語入力時に条件として設定する場合】
「BASIC MODE」「ADVANCED MODE」の「検索対象の限定」にてチェックします。
検索条件として設定したい研究デザインをあらかじめチェックしてから、検索を実行する。
 
【検索結果を絞り込む場合】
いったん検索を行った後に、「絞込み検索画面」でチェックします。
 
【研究デザインのタグが付与された文献自体を検索】
「ランダム化比較試験/RD」のように、研究デザインの後ろに「/RD」を付与して検索を実行すると、該当のタグが付与された文献が検索されます。
 
研究デザインの定義
研究デザイン
定 義
メタアナリシス

ヘルスケアの介入についてのエビデンスを明らかにするために、定式化されたリサーチクエスチョンについて、関連する研究を、網羅的に収集し、批判的吟味をし、統計学的に解析した論文。ただし、統計学的解析を含まない同様の論文も含む。

※メタアナリシスやシステマティックレビューは、米国国立医学図書館としても、その定義が確立されていない。そこで、ここではゆるやかな定義とし、感度(sensitivity)を高めることとした。

ランダム化比較試験
ヒトを対象として、ランダム割付けを用いて、ヘルスケアの介入(薬物、手術、検査、看護、検診、教育、サービス等)を行う群と比較対照群に振分け、その有効性や安全性などの評価を行う臨床試験
準ランダム化比較試験
ヒトを対象として、準ランダム割付けを用いて、ヘルスケアの介入(薬物、手術、検査、看護、検診、教育、サービス等)を行う群と比較対照群に振分け、その有効性や安全性などの評価を行う臨床試験
比較研究
ヒトを対象として、比較分析を行っている研究。ただし、以下の文献は除外する。
  • ランダム化比較試験の文献
  • 準ランダム化比較試験の文献
診療ガイドライン
医療や公衆衛生上の判断を支援する目的で、日本において、主に学会などにより作成された文書。(個人や一病院で作成したガイドラインは含まない) 

※原義:「特定の臨床状況において、適切な判断を行うために、臨床医と患者を支援する目的で系統的に作成された文書」(米国 Institute of Medicine, 1990)
※参考資料
JHESの研究成果
中嶋宏監修『EBMのための情報戦略』(中外医学社 2000年発行)
中山健夫著『EBMを用いた診療ガイドライン作成・活用ガイド』(金原出版2004年発行)
 
タグ付けされた文献の件数
各研究デザインがタグ付されている文献の件数は下記の通りです。 <2010年07月16日更新>
データ作成年
メタアナリシス
ランダム化比較試験
準ランダム化比較試験
比較研究
診療ガイドライン
1983年 - 174 27 - -
1984年 - 220 42 - -
1985年 - 281 59 - -
1986年 - 232 46 - -
1987年 - 213 83 - -
1988年 - 240 55 - -
1989年 - 284 50 - -
1990年 - 226 56 - -
1991年 - 466 89 - -
1992年 - 317 73 - -
1993年 - 369 86 - -
1994年 - 374 76 - -
1995年 - 376 56 - -
1996年 - 307 75 - -
1997年 - 335 52 - -
1998年 - 243 54 - -
1999年 5 224 24 - 6
2000年 5 255 29 - 18
2001年 12 369 61 - 29
2002年 18 364 64 - 68
2003年 30 518 102 8,616 100
2004年 37 551 110 8,198 67
2005年 19 481 139 8,382 129
2006年
47
729
198
10,959
119
2007年
49
749
170
10,226
97
2008年
51
965
151
11,528
140
2009年
51
784
123
9,238
115
2010年
57
568
99
6,522
59
総計
381件
11,214件
2,249件
73,669件
947件
※データのメンテナンスにより、過去分の件数も変更されることがあります。
 


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