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医学中央雑誌刊行会について

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理事長よりご挨拶

理事長 1903年(明治36年)に創刊された「医学中央雑誌」 は既に108年にわたって、冊子体、CD-ROM版、Web版として、それぞれの時代に適した公開手法を用いてわが国における医学研究の情報を発信してきました。 これからもインターネットの優れた側面を利用し、より幅広い利用者の要望に応えられるように更なる充実を図ってまいります。


英語ではMEDLINEをはじめとして幾つかの文献データベースが充実しておりますが、日本語で書かれた論文の多くは検索対象外となっております。 医中誌Webは日本で発行される約5,000誌から収集した750万件に及ぶ論文題目、抄録、キーワード、書誌的事項などを日本語で検索することができます。 また、検索結果から、オンラインジャーナルなど、他のWeb上のサービスが100万件以上リンクされておりますので、日本語と英語の世界をシームレスに 検索していくことが可能になっております。近年、日本の学会誌の幾つかが英語化され、年次総会の抄録も英語で記載されることが増えてまいりましたが、 多くの関係者にとっては日常の勉学・教育と研究が日本語で行われているのも現実であります。この点から考えますと、日本語で検索して英語の論文も一連の 対象として同じステージで扱える医中誌Webは日本の研究者にとって格好の情報ツールであると自負しております。


医中誌Webは医学領域の専門家だけを対象としたデータベースに留まることなく、医学関連の研究動向に関心のある者全てにとって有益な情報源となることを目指しております。この観点から医学用語の整理・統一を図ることはもとより、シソーラスを充実させることによって同義語・関連語についても配慮して検索における利便性を高めてまいりました。 専門家によるインデクシング作業を加えることにより論文の内容を把握しておりますので、信頼性があり質の高い検索が可能になっております。


今後も、質の高さと速報性を兼ねそろえたサービスの提供を心がけてまいりますので、皆様のご指導・ご鞭撻を賜りますよう お願い申し上げます。



2011年7月1日 脊山洋右