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医学中央雑誌刊行会について

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理事長よりご挨拶

理事長 スマートフォンでもインターネットがパソコン並みに扱えるようになった世相を反映して、近頃は「○○○で検索」という類のCMがやたらと目につくようになりました。それほど手軽に検索ができるようになったことは喜ばしいことではありますが、医学の世界における情報検索においては信頼できるデータベースと情報検索システムの両者が相まってはじめてユーザーにとって有益な検索が可能となります。


医学中央雑誌刊行会では1903年(明治36年)以来、114年間にわたって国内で発表された医学に関連する文献情報を蓄積し、これまでに10,000,000件を超えるデータベースを構築してきましたし、1年間の追加文献数は約40万件に達しております。2000年からはこのデータを扱う「医中誌Web」という優れた検索システムが稼働しております。
これまで本会は医中誌のバックナンバーのデジタル化とその公開を最大の課題として取り組んできました。新しい医学情報をいち早く提供することも重要ですが、一方において歴史的に意義のある論文の情報を提供することも大切なことと考えております。


2011年11月に国会図書館の「デジタルコレクション」(国立国会図書館の膨大な蔵書アーカイブサイトhttp://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1866385)において医中誌の創刊号(1903年発行)から1983年3月までのバックナンバーをすべて公開したのが、その最初の成果であります。この公開により、世界中のユーザーがいつでも医中誌のバックナンバーにアクセスできるようになり、多くの研究者に有益な情報を提供しております。しかしながら、これはPDFによるページ画像の提供であって、キーワードによる検索は行えません。そこで、我々は一件毎の書誌のデータ化作業を行い、2014年11月に第一弾として1977年から1983年3月に至る、約92万件のデータ(「Old医中誌」データ)を医中誌Webに追加収録しました。Old医中誌は書誌データのみであり、抄録がありませんので、内容についてはリンクを辿って上述の国会図書館のサイトの画像による抄録を見る仕組みとなっております。


その後、1976年以前に遡る作業が行われており、これらのデータを順次医中誌Webに追加登録しております。また、各医学雑誌のバックナンバーの電子化も進展しておりますので、Old医中誌データにおいても、元論文へのリンクを充実させることによりさらに有益なサービスを提供してまいります。



2016年3月7日 脊山洋右