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文献情報一覧:放射性水質汚濁/TH or 放射性食品汚染/TH

2011年5月6日更新

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医中誌Webから抽出した、関連する国内医学文献の情報です。
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2011113731
医中誌Web
県内における環境放射能水準の経年変化について(第2報)
Source:沖縄県衛生環境研究所報(1341-0636) 44号 Page164(2010.12)
Author:與古田尚子(沖縄県衛生環境研究所 環境科学班)

2011109950
医中誌Web
チェルノブイリ、セミパラチンスク及び長崎における環境放射能レベルについて
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 53回巻 Page119(2010.10)
Author:平良文亨(長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科放射線医療科学専攻放射線疫学分野), 林田直美, Brahman-AndhanM. Gopalganapathi, 永山雄二, 高橋純平, GutevitcAlexander, KazlovskyAlexander, UrazalinMarat, 山下俊一, 高村昇

2011100284
医中誌Web
埼玉県における輸入食品の放射能調査(2006~2008年度)
Source:日本公衆衛生学会総会抄録集(1347-8060) 69回巻 Page548(2010.10)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所), 伊能睿

2011071285
医中誌Web
長崎県の海産生物を指標とした放射線被ばくのリスク評価
Source:長崎県環境保健研究センター所報(1883-7441) 55号 Page60-63(2010.10)
Author:平良文亨(長崎県環境保健研究センター), 古賀康裕, 山口仁士
Abstract:人工放射性核種の環境中への蓄積メカニズムや人体への影響評価を目的に、海産生物を指標とした核種分析等を実施した。長崎県内で採取した海産生物(アマダイ、トラフグ及びマダイ)を対象とした。魚種及び産地に関わらず各年度における137Cs等の濃度に大きな差は認めなかった。また、預託実効線量を算出し、いずれも公衆被ばくの年間線量限度である1mSvを大きく下回る数値を示した。トラフグを指標として部位別(筋肉、皮、骨及び内臓)の核種分析を実施し、主に可食部である筋肉に137Csが蓄積される傾向にあった。養殖場付近の海水を核種分析した結果137Csを検出したが、その濃度はトラフグ(筋肉及び骨)で検出した137Cs濃度の30分の1程度であった。

2011071284
医中誌Web
長崎県地域防災計画に係る環境放射能調査と関連研究(2009年度)
Source:長崎県環境保健研究センター所報(1883-7441) 55号 Page53-59(2010.10)
Author:平良文亨(長崎県環境保健研究センター), 古賀康裕
Abstract:長崎県地域防災計画に係る環境放射能調査と関連研究(2009年度)について報告した。松浦市鷹島町の10地点における線量率範囲は32~62nGy/h、年間平均値は37~56nGy/hで過去の測定値とほぼ同じ水準であった。阿翁地区で年2回採取した大気浮遊じん、阿翁浦地区の蛇口水と日比地区の原水、阿翁地区で上層を採取した土壌、鷹島町里免で収穫した精米から、137Csは検出しなかった。海水を小浦地区、殿の浦地区、阿翁浦地区でそれぞれ約20L採取し分析し、137Csが~3.9×10^3Bq/L検出した。トラフグに着目した結果、部位別に見ると可食部(筋肉)及び骨に137Csが高頻度に検出し、皮及び内臓にはほとんど検出しなかった。また、カジメからも137Csを検出した。

2011071283
医中誌Web
長崎県における環境放射能水準調査結果(2009年度)
Source:長崎県環境保健研究センター所報(1883-7441) 55号 Page50-52(2010.10)
Author:坂本陵治(長崎県環境保健研究センター), 古賀康裕
Abstract:2009年度に長崎県で実施した環境放射能水準調査結果を報告した。定時降水の全β放射能調査では、定時降水107件中15件検出(最高値8.2Bq/L)したが、特に異常な値は認めなかった。ゲルマニウム半導体検出器による核種分析は環境及び食品の26試料について実施した。137Csは、降下物、土壌(佐世保市)、水産生物(アマダイ)、水産生物(ワカメ)から検出したが、特に異常な値は認めなかった。131Iなどの他の人工放射性核種については検出しなかった。空間放射線量率のモニタリングポストの結果は28~58nGy/h(平均32nGy/h)で、特に異常な値は認めなかった。

2011068707
医中誌Web
三重県における2009年度環境放射能調査結果
Source:三重県保健環境研究所年報(1882-9139) 12号 Page90-96(2010.09)
Author:吉村英基(三重県保健環境研究所), 森康則, 前田明, 志村恭子
Abstract:文部科学省からの委託により,2009年度に実施した三重県における降水中の全ベータ放射能測定,降下物,大気浮遊じん,淡水,土壌,蛇口水および各種食品試料のガンマ線放出核種(Cs-137,I-131,K-40)分析,ならびに空間放射線量率測定の結果について報告する.2009年度の環境および食品中の放射能レベルは,すべて平常値であった.核種分析においては,人工放射性核種であるCs-137,天然放射性核種であるK-40が,一部試料から検出されたが,過去の検出状況および全国の調査結果と比較して特に問題は認められなかった.降水中の全ベータ放射能,モニタリングポストを用いた空間放射線量率の連続測定およびサーベイメーターを用いた月1回の空間放射線量率の測定結果でも,異常は認められなかった.(著者抄録)

2011059672
医中誌Web
神奈川県における放射能調査 2009年度
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 56号 Page61(2010.11)
Author:飯島育代(神奈川県衛生研究所), 桑原千雅子, 勝部貢治

2011054610
医中誌Web
高知県の環境放射能調査(第24報) 平成21年度
Source:高知県衛生研究所報(0289-582X) 56号 Page45-51(2010.10)
Author:宅間範雄(高知県衛生研究所), 鎌倉温子, 植村多恵子, 中村秋香
Abstract:昨年度に引き続き平成21年度も環境放射能水準調査を降水、降下物、蛇口水、土壌、牛乳、農産物(ほうれん草、大根)、かつお及び空間放射線量率の各試料について行った。降水は、90試料中1試料から全β放射能が検出された。137Csは、土壌及びかつおから検出された。自然放射性核種の40K及び7Beのうち40Kは、降下物、蛇口水、土壌、牛乳、農産物及びかつおから検出された。7Beは、降下物、蛇口水、土壌及びほうれん草から検出された。131Iは、牛乳から検出されなかった。モニタリングポスト及びサーベイメータによる空間放射線量率も前年度と比べ、大きな変化は認められなかった。また、平成21年5月25日の北朝鮮地下核実験実施に関し、5月25日から6月5日までの12日間空間放射線量率及び降下物(定時降水)についてモニタリングを強化したが、異常値は認められなかった。以上の結果から、平成21年度の本県の環境放射能レベルは前年度とほぼ同じ水準で推移していると考えられた。(著者抄録)

2011049966
医中誌Web
栃木県における環境放射能測定結果(平成21年度調査)
Source:栃木県公衆衛生学会抄録集 48回巻 Page174-175(2010.09)
Author:荒川涼(栃木県大気環境部), 金田治彦, 渡邉裕子

2011014322
医中誌Web
新しい熱ルミネッセンス測定装置の通知法(TL試験法)への適用に関する検証
Source:日本食品衛生学会学術講演会講演要旨集 96回巻 Page126(2008.09)
Author:柿平僚(日本食品分析センター), 尾作浩司, 加藤毅, 小木曾基樹, 渡井正俊, 宮原誠

2010317682
医中誌Web J-STAGE
日本に流通する"健康食品"(サプリメント)の放射能調査
Source:Radioisotopes(0033-8303) 59巻8号 Page471-475(2010.08)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所), 吉田栄充, 高橋邦彦, 飯島正雄, 浦辺研一
Abstract:日本でインターネット販売されている健康食品・サプリメント(SP)73検体を対象に、放射能濃度レベルの測定を行った。対象核種は134Cs・137Cs・40Kとした。その結果、134Csは全検体で検出されなかった。137Csは計9検体より検出され、カバノアナタケ含有SPが4検体、ブルーベリー含有SP、ノコギリヤシ含有SPが各2検体、マイタケ含有SPが1検体であった。濃度は2.3~190Bq/kgで、最も高濃度はノコギリヤシカプセルであった。これら9検体を1年間摂取した場合の成人の137Csの預託実効線量を、原子力安全委員会の指針に基づいて計算したところ、最も高値はノコギリヤシカプセルの約2.9μSvであった。この値は自然放射線源からの日本人の平均年間実効線量1.48mSvの0.2%以下であり、特に問題はないと考えられた。また、40Kは56検体から検出され、濃度は17.6~11600Bq/kgで、最も高濃度はカリウム粒であった。137Cs濃度と40K濃度との間に関連は認めなかった。

2010313464
医中誌Web
プラスチックシンチレーションサーベイメーターを用いた純β線放出核種の簡易定量の検討
Source:日本放射線技術学会東京部会雑誌(0916-9652) 116号 Page74-76(2010.07)
Author:土屋裕介(首都大学東京 健康福祉学部放射線学科), 成田浩人

2010309907
医中誌Web
長崎の魚における人工的および自然放射性同位元素濃度(Artificial and Natural Radioisotopes Concentration in the Fishes of Nagasaki)
Source:広島医学(0367-5904) 63巻4号 Page258-260(2010.04)
Author:BrahmanandhanG.M.(長崎大学 医歯薬学総合研究科放射線疫学分野), YoshidaMasahiro, TairaYasuyuki, HayashidaNaomi, MatsudaNaoki, TakamuraNoboru
Abstract:日本海の海洋学的特性を理解する一環として、自然および人為的な放射性核種を測定してきた。今回、長崎で消費される魚の137Cs、その他の自然および人為的放射性核種の濃度を測定し分析した。12種の食用の魚を長崎の販売店や深海魚の収集センターで採取し、その食用部分を加熱乾燥して灰にし、HPGe検出器を使用したγ-スペクトロメトリーで、核種と放射能を調べた。魚の全ての核種の放射能は28.61~134.46Bq/kgで、その大部分が40Kであった。137Csは8種類の魚で検出され、その放射能は0.04~0.25Bq/kgであった。137Cs以外の人為的核種は検出されなかった。吸入する放射能や陸地での放射能に比べると、長崎の住民が魚から被曝する放射線量は非常に小さいと考えられた。

2010224805
医中誌Web
環境放射線影響に関する研究(Studies on Environmental Radiation Effects)
Source:Annual Report of the National Institute of Radiological Science(0439-5956) 48号 Page75-78(2010.03)
Author:YoshidaSatoshi(放射線医学総合研究所放射線防護研究センター 環境放射線影響研究グループ)

2010216493
医中誌Web
輸入食品中の放射能濃度(平成20年度)
Source:東京都健康安全研究センター研究年報(1348-9046) 60号 Page193-197(2010.03)
Author:観公子(東京都健康安全研究センター 食品化学部食品成分研究科), 大石充男, 下井俊子, 森内理江, 牛山博文
Abstract:チェルノブイリ原発事故に由来する放射能汚染食品の実態を明らかにするため、都内で流通していた輸入食品等329検体について調査した。厚生労働省の暫定限度値370Bq/kgを超えて検出されるものはなかった。50Bq/kgを超えたものは8試料で、フランス産のジロルから300Bq/kg、ポーランド産のジロルから120Bq/kg、フランス産のトランペットから180Bq/kg、フランス産のシャンテレルから140Bq/kg、フランス産のブルーベリージャムから86Bq/kg、ベルギー産のブルーベリーコンポートかち60Bq/kg、イタリア産のポルチー二から68Bq/kg及びベルギー産のブルーベリーコンポートからBq/kg検出した。Ge検出器による核種分析の結果は、137Csのみが検出され、134Csは検出限界以下であった。

2010168873
医中誌Web
滋賀県における環境放射能水準調査(平成20年度)
Source:滋賀県衛生科学センター所報(1880-4519) 44巻 Page46-49(2010.03)
Author:橋本敏江(滋賀県衛生科学センター), 菅國夫, 河野哲夫, 前田大史郎, 西村政則, 吉川英一
Abstract:平成20年度の滋賀県における環境放射能水準調査結果を報告した。その結果、1)降水からの全ベータ放射能は91検体中1検体で検出され、その値は4.7 Bq/Lであった。2)降水や降下物、大気浮遊物、陸水、土壌、食品など9種25検体についてガンマ線核種分析を行ったところ、土壌2検体から微量のセシウム-137が検出されたが、その他の検体からはヨウ素-131やセシウム-137は検出されなかった。3)空間放射線量率はサーベイメーターが94.4~111.4 nGY/h、モニタリングポストが30~60 nGy/hであり、前年度とほぼ同様であった。

2010129109
医中誌Web
埼玉県における魚介類の放射能調査(2005~2007年度)
Source:埼玉県衛生研究所報 43号 Page118-120(2009.12)
Author:吉田栄充(埼玉県衛生研究所), 三宅定明, 浦辺研一, 飯島正雄
Abstract:2005年度から2007年度までの3年間に県下にて採取した日本海産魚介類中の放射能調査結果について報告した。また最も多くの検体の測定を行ったアジの結果から、北朝鮮の地下核実験による影響について検討した。検体数は2005年度9検体、2006年度16検体、2007年度8検体の計33検体であった。人口放射性核種である134Cs、137Csおよび自然放射性核種である40Kについて測定した結果、137Csは約90%の魚介類から検出されたが、高濃度に汚染された魚介類は見られず、最高値を示したクロマグロの値から推定した預託実効線量も非常に低かった。また今回測定したアジの放射能濃度からは、北朝鮮核実験の前後で有意な濃度変動は観察されなかった。

2010129107
医中誌Web
埼玉県における環境放射能水準調査(平成20年度)
Source:埼玉県衛生研究所報 43号 Page106-113(2009.12)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所), 吉田栄充, 浦辺研一
Abstract:降水、大気浮遊塵、降下物、陸水(源水および蛇口水)、土壌、食品、空間放射線量率を対象として、総計510件を分析または測定した。降水の全ベータ放射能調査では、98検体中1検体から全ベータ能が検出された。大気浮遊塵4検体の核種分析では、131Iおよび137Csは不検出であった。降下物の核種分析では、12検体中2検体から137Csが検出され、131Iは不検出であった。空間放射線量率については、サーベイメーターによる測定値は31.6~38.2nGy/h、モニタリングポストによる測定値は31~68nGy/hであった。平成20年度の調査結果は、前年度とほぼ同程度の値であり、異常値は認められなかった。

2010116235
医中誌Web J-STAGE
埼玉県内の流通ハーブティーの放射能調査
Source:Radioisotopes(0033-8303) 58巻12号 Page831-836(2009.12)
Author:吉田栄充(埼玉県衛生研究所), 三宅定明, 浦辺研一
Abstract:γ線スペクトロメトリーを用いて、埼玉県内に流通しているハーブティー49検体の放射能調査(134Cs・137Cs・40K)を行った。その結果、134Csは49検体全てで不検出であったが、137Csは10検体から検出(2.1~240Bq/kg乾)され、それらの全てはヨーロッパ産であり、40Kは全検体から99.9~1400Bq/kg乾検出された。137Csについてはアイブライトでポーランド産とブルガリア産で大きく濃度が異なり、明らかな地域差がみられた。今回の調査で最高値を示したヒースのハーブティーを成人が1年間1日1杯ずつ飲み続けた時の137Csの預託実効線量は約1.0×10^-3mSvとなり、通常のハーブティー摂取においては137Csの被曝線量の寄与は非常に少ないものと考えられた。以上より、輸入食品中の放射能暫定濃度を定めて以来23年を経過した現在も、流通食品中に放射能の暫定限度の約2/3程度の137Csが定量されることから、今後も放射能モニタリング調査を行う必要があると考えられた。

2010103751
医中誌Web
宮崎県における環境放射能調査(第21報)
Source:宮崎県衛生環境研究所年報(0917-3331) 20号 Page94-96(2009.12)
Author:野中勇志(宮崎県衛生環境研究所), 福地哲郎, 森岡浩文, 森川麻里子, 山本雄三, 樺山恭子, 小玉義和
Abstract:宮崎県内の平常時における環境放射能レベルを測定した。調査対象は降水、大気浮遊塵、降下物、蛇口水、土壌、精米/牛乳、野菜/茶/日常食である。これら検体についてβ線測定装置による全β放射能の測定とゲルマニウム半導体核種分析装置によるγ線核種の分析を行った。また空間放射線量率をNaIシンチレーション検出器とシンチレーション式サーベイメータで測定した。その結果、平成20年度におけるこれら検体中の放射能および空間放射線量率はいずれも例年と同程度であり、特に異常値は認められなかった。

2010099513
医中誌Web
ベオグラード環境における動物性食品の放射生態学的研究(Radioecological investigation of food of animal origin in Belgrade environment)
Source:Japanese Journal of Veterinary Research(0047-1917) 57巻3号 Page169-173(2009.11)
Author:GordanaVitorovic(セルビア), SvetlanaGrdovic, BranislavaMitrovic, MilanObradovic, BrankoPetrujkic

2010090434
医中誌Web
北海道における放射線量率の分布及び人工放射性核種の動態について(2006~2008年、宗谷・留萌地域)
Source:北海道立衛生研究所報(0441-0793) 59号 Page13-20(2009.11)
Author:市橋大山(北海道立衛生研究所), 佐藤千鶴子, 福田一義, 横山裕之, 高橋哲夫
Abstract:2006年に稚内市と幌延町、2007年に猿払村と枝幸町、2008年に苫前町と天塩町を対象に、空間放射線量率と環境試料(土壌、牧草、配合飼料、牛乳)の放射性核種含有量を調査し、以下の結果を得た。1)牧草地における空間放射線量率は20~55nGy/hであった。2)牧草地における土壌中の137Cs濃度は、土壌の深度別に0~5cmの深さでND~0.62kBq/m2、5~20cmの深さでND~2.85kBq/m2であった。3)牧草の137Cs濃度はND~0.794Bq/kg、90Sr濃度は0.093~0.216Bq/kgであった。4)配合飼料中の137Cs濃度はND~0.133Bq/kg、90Sr濃度は0.295~0.728Bq/kgであった。5)牛乳中の137Cs濃度はND~0.151Bq/L、90Sr濃度は0.022~0.037Bq/Lであった。6)これらの値はこれまでの調査や全国調査の値と同程度であった。

2010090356
医中誌Web
大阪府における環境および食品中放射能調査(平成20年度報告)
Source:大阪府立公衆衛生研究所研究報告(1343-2923) 47号 Page53-59(2009.10)
Author:味村真弓(大阪府立公衆衛生研究所 衛生化学部生活環境課), 肥塚利江, 渡邊功
Abstract:20年度の放射能調査結果を過去の測定結果との比較も含めて報告した。調査は降水中の全ベータ放射能、環境試料(降下物、大気浮遊塵、上水、海水、土壌、海底土)および各種食品試料中のガンマ線放出核種(セシウム137、ヨウ素131、カリウム40など)ならびに空間放射線量率について実施した。その結果、20年度の環境および各種食品中の放射能レベルは昨年度と同様に全て平常値であり、人工放射性物質の環境への新たな放出はなかったことが確認された。また、昨年度と同様に上水の原水(淀川河川水)から医学利用によると思われるヨウ素131が検出されたが、その濃度は昨年度と同様に極めて低く(1mBq/L程度)、府民への健康影響には問題とならないレベルであった。測定値の信頼性確保のため実施した(財)日本分析センターとのクロスチェックの結果、ガンマ線核種分析の精度は確保されていることが示された。

2010090033
医中誌Web
長崎県地域防災計画に係る環境放射能調査と関連研究(2008年度)
Source:長崎県環境保健研究センター所報(1883-7441) 54号 Page71-77(2009.10)
Author:平良文亨(長崎県環境保健研究センター), 古賀康裕
Abstract:松浦市鷹島町は九州電力株式会社玄海原子力発電所から10km圏内にある。「長崎県緊急時環境放射線モニタリング計画」に基づいた平成20年度のモニタリング調査結果および関連研究の結果について報告した。空間放射線量、積算線量は、過去の測定値とほぼ同じ水準であった。核種分析の結果、大気浮遊塵、陸水(蛇口水、原水)、精米からは人工放射線核種であるヨウ素131、セシウム137は検出されなかった。土壌、海水、海産生物のトラフグからはヨウ素131は検出されなかったが、セシウム137が検出された。海産生物のカジメからはいずれも検出されなかった。トラフグはその生育環境においてセシウム137を海水と共に生体内に取り込み、生物濃縮により体内に蓄積すると考えられる。本調査結果は、いずれも過去の分析結果と同程度の水準であった。

2010090032
医中誌Web
長崎県における環境放射能水準調査結果(2008年度)
Source:長崎県環境保健研究センター所報(1883-7441) 54号 Page68-70(2009.10)
Author:古賀康裕(長崎県環境保健研究センター), 平良文亨
Abstract:平成20年度に長崎県で実施した環境放射能水準調査結果について報告した。全β放射能は定時降水87件中38件から検出されたが、特に異常な値は認められなかった。環境および食品29試料について核種分析した結果、セシウム137が佐世保市の土壌、アマダイから検出されたが、特に異常な値は認められなかった。空間放射線量率は、モニタリングポストの結果は26~63nGy/h、シンチレーションサーベイメーターの結果は60~70nGy/hで、特に異常な値は認められなかった。本調査結果は、過去3年間と同程度の濃度レベルであった。

2010089738
医中誌Web
高知県の環境放射能調査(第23報) 平成20年度
Source:高知県衛生研究所報(0289-582X) 55号 Page45-53(2009.10)
Author:鎌倉温子(高知県中央東福祉保健所), 植村多恵子, 中村秋香, 麻岡文代, 宅間範雄
Abstract:昨年度に引き続き平成20年度も環境放射能水準調査を降水、降下物、蛇口水、土壌、牛乳、農産物(ほうれん草、大根、精米)、かつお、日常食及び空間放射線量率の各試料について行った。降水は、95試料中1試料から全β放射能が検出された。137Csは、土壌、かつお及び日常食で検出した。自然放射性核種の40K及び7Beのうち40Kは、降下物、蛇口水、土壌、牛乳、農産物、かつお及び日常食から検出された。7Beは、降下物、蛇口水、ほうれん草から検出された。131Iは、牛乳及び精米試料で検出されなかった。モニタリングポスト及びサーベイメータによる空間放射線量率も前年度と比べ、大きな変化は認められなかった。以上の結果から、平成20年度の本県の環境放射能レベルは前年度とほぼ同じ水準で推移していると考えられた。(著者抄録)

2010051458
医中誌Web
きのこ中毒
Source:食品衛生学雑誌(0015-6426) 50巻5号 PageJ-301-J-306(2009.10)
Author:山浦由郎(長野女子短期大学)

2010012372
医中誌Web J-STAGE
日本の都市部の成人における調理された食料の摂取による210Po及び40Kの内部曝露(Internal exposure to 210Po and 40K from ingestion of cooked daily foodstuffs for adults in Japanese cities)
Source:The Journal of Toxicological Sciences(0388-1350) 34巻4号 Page417-425(2009.08)
Author:SugiyamaHideo(国立保健医療科学院 生活環境部), TeradaHiroshi, IsomuraKimio, IijimaIkuyo, KobayashiJun, KitamuraKiyoshi
Abstract:日本国内の主要な7都市のスーパーマーケットから購入した食料を調理し、調理サンプル中の210Poをアルファ線分光法で測定、40Kをガンマ線分光法で測定した。210Po及び40Kの1日摂取量はそれぞれ0.34~1.84及び68.5~94.2Bq/d、預託実効線量はそれぞれ0.15~0.81及び0.16~0.21mSvであった。210Poと40K以外の核種による被曝量は僅かであった。二つの核種の預託実効線量の合計(0.47mSv)はUNSCEAR 2000が報告している0.29mSvより高かった。日本の40Kの預託実効線量は世界的な平均0.17mSvと同等であった。210Po摂取の約70%は魚介類によるものであった。日本の成人における食事性曝露の特徴は他国と比べて210Poの曝露が多いことであり、魚介類の摂取が関係していると考えられた。

2009349606
医中誌Web
埼玉県における輸入食品(ナチュラルチーズ)の放射能調査
Source:埼玉県衛生研究所報 42号 Page82-84(2008.12)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所), 飯島正雄, 石野正蔵
Abstract:輸入ナチュラルチーズの放射能汚染状況の把握を目的として、2007年度に県内店舗とインターネットから輸入ナチュラルチーズを23検体購入した。原産国はフランス等15ヶ国であった。参考のため、国内産ナチュラルチーズも2検体購入した。134Csは25検体全てから検出されなかった。137Csはノルウェー産のゴーダチーズとイタリア産のリコッタチーズ2検体の計3検体から僅かに検出され、検出率は12%であった。137Cs濃度が一番高かったのはノルウェー産のゴーダチーズの0.14Bq/kgで、暫定限度の1/2500以下であった。40Kは全ての試料から18.4~55.4Bq/kg検出された。40Kは天然カリウム中に0.0117%含まれているため、チーズ中にカリウムが存在すれば40Kも必ず含まれている。今回調査したチーズ中の40K濃度において原産国やチーズのタイプによる差を認めなかった。以上より、今回調査した輸入ナチュラルチーズの放射能汚染状況に問題はないと考えられた。

2009349605
医中誌Web
埼玉県における環境放射能水準調査(平成19年度)
Source:埼玉県衛生研究所報 42号 Page75-81(2008.12)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所), 飯島正雄, 石野正蔵
Abstract:エネルギー対策特別会計に基づく文部科学省からの受託事業として、平成19年度の埼玉県における環境放射能水準調査を実施した。県内の降水、降下物、陸水、土壌、食品及び空間から得られた490の試料中の放射能を分析及び測定した。降水83件中3件で全ベータ放射能が検出された。降下物中のベリリウム-7は30.7~279.9MBq/km2及びセシウム-137は不検出(ND)~0.14MBq/km2であった。土壌中のセシウム-137は深さ0~5cmで5.8Bq/kg乾土、深さ5~20cmで1.0Bq/kg乾土であった。食品中のセシウム-137は製茶でND及び0.15Bq/kg乾物、ニジマスで0.14Bq/kg生及び日常食でND及び0.030Bq/kg/人・日であった。空間では、サーベイメータにより33~39nGy/h、モニタリングポストにより32~59nGy/h検出された。平成19年度の調査結果は前年度とほぼ同様であり、異常値を認めなかった。

2009349592
医中誌Web
埼玉県における輸入食品(香辛料及びナッツ類等)の放射能調査(2003~2005年度)
Source:埼玉県衛生研究所報 41号 Page87-89(2008.01)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所 食品安全課), 日笠司, 飯島正雄, 浦辺研一, 石野正蔵
Abstract:2003~2005年度にかけて、埼玉県内で流通している輸入食品(香辛料及びナッツ類等)97検体の放射能を調査した。試料はそのまま、或いは細かく砕いた後、測定容器に採取し、Ge半導体検出器と波高分析器を用いてγ線スペクトロメトリーを行った。その結果、134Csは97検体全て不検出であった。137Csはフランス産のポルチーニとブルーベリージャム(2003年度)、ベルギー産のウーシャンフェンとブルーベリーコンポート、イタリア産のパスタソース(2004年度)、ピンクペッパーとフランス産のブルーベリースプレッド(2005年度)から検出された。137Cs濃度が一番高かったのはブルーベリースプレッドの130Bq/kgで、暫定限度の1/3程度であった。

2009349591
医中誌Web
埼玉県における環境放射能水準調査(平成18年度)
Source:埼玉県衛生研究所報 41号 Page80-86(2008.01)
Author:飯島正雄(埼玉県衛生研究所 保健医療部食品安全課), 日笠司, 三宅定明, 浦辺研一
Abstract:文部科学省の委託により放射能調査を行った。調査対象は平成18年4月~平成19年3月の降水、降下物、陸水、土壌、食品、空間放射線量率で、総数512件である。その結果、降水の全ベータ放射能調査では90件中2件で全ベータ放射能が検出された。降下物の核種分析調査結果はベリリウム-7が44.7~333.1MBq/km2、セシウム-137が不検出~0.17MBq/km2であった。陸水及び土壌の核種分析調査結果ではセシウム-137は源水、蛇口水とも検出されず、土壌では深さ0~5cmで6.0Bq/kg乾土、深さ5~20cmで不検出であった。食品の核種分析調査結果では、セシウム-137は茶で0.17~0.23Bq/kg乾物、ニジマスで0.079Bq/kg生であった。精米、大根、ほうれん草、牛乳及び日常食は不検出であった。原乳及び空間放射線量率の調査結果も述べた。

2009345676
医中誌Web J-STAGE
ハンガリーの修復作業中のウラン鉱山における環境放射能・線の調査
Source:保健物理(0367-6110) 44巻2号 Page191-197(2009.06)
Author:細田正洋(放射線医学総合研究所放射線防護研究センター), 反町篤行, 石川徹夫, SahooSarata Kumar, KavasiNorbert, KovacsTibor, 床次眞司
Abstract:約10年前に操業を停止したウラン鉱山のtailing pondにおいて、周辺住人等、環境に対する放射線防護の観点から覆土作業の有効性について検討した。測定地点は修復作業中の4地点、修復作業を完了した6地点とした。ラドン散逸量は、修復作業中の4地点では3100~9100mBqm^-2s^-1、修復作業を完了した6地点では検出下限値以下~80mBqm^-2s^-1であった。空間γ線線量率は、修復作業中の4地点では380~940nGy h^-1、修復作業を完了した6地点では48~63nGy h^-1であった。覆土作業によりラドン散逸率や空間γ線線量率は大幅に減少し、環境改善がなされていることが確認された。

2009345675
医中誌Web J-STAGE
六ヶ所再処理施設周辺の環境放射線モニタリングにおける線量評価について
Source:保健物理(0367-6110) 44巻2号 Page184-190(2009.06)
Author:佐々木耕一(日本原燃 安全技術室環境管理センター), 外川洋一, 住谷秀一, 瀧田昭久

2009344212
医中誌Web
国内数地域に産するキノコと生息土壌の放射性Cs濃度の現状
Source:日本薬学会年会要旨集(0918-9823) 128年会巻3号 Page180(2008.03)
Author:寺田宙(国立保健医療科学院), 礒村公郎, 飯島育代, 柴田尚, 加藤文男, 杉山英男

2009342183
医中誌Web J-STAGE
ポーランドにおける天然由来と人工由来の放射能(Natural and Artificial Sources of Radioactivity in Poland)
Source:保健物理(0367-6110) 44巻1号 Page116-121(2009.03)
Author:JanikMiroslaw(放射線医学総合研究所), TokonamiShinji

2009342180
医中誌Web J-STAGE
日本人成人が摂取する食物の預託実効線量の評価(Evaluation for Committed Effective Dose Due to Dietary Foods by the Intake for Japanese Adults)
Source:保健物理(0367-6110) 44巻1号 Page80-88(2009.03)
Author:OtaTomoko(日本分析センター), SanadaTetsuya, KashiwaraYoko, MorimotoTakao, SatoKaneaki
Abstract:日本の137食品の放射能を調べて成人の預託実効線量を算出した。238Uの放射能はND~5.2Bq/kg fresh weight、232ThはND~0.18Bq/kg fresh weight、226RaはND~3.9Bq/kg fresh weight、210PbはND~45Bq/kg fresh weight、210PoはND~120Bq/kg fresh weight、90SrはND~9.9Bq/kg fresh weight、137CsはND~19Bq/kg fresh weight、239+240PuはND~0.010Bq/kg fresh weightであった。これらを含む食品の摂取量から預託実効線量は0.80mSvと算出した。この実効線量は、the United Scientific Committee on the Effects of Atomic Radiation(UNSCEAR)2000のウランとトリウム系列の天然放射性元素から算出した世界の成人の平均預託実効線量0.12mSvよりも大きな値であった。日本人では魚介類中の210Poの摂取量が多いことによると考えられた。

2009325015
医中誌Web
食品中のポロニウム(210Po)濃度と摂取量評価
Source:日本薬学会年会要旨集(0918-9823) 129年会巻3号 Page244(2009.03)
Author:杉山英男(国立保健医療科学院), 寺田宙, 小谷野道子, 礒村公郎, 飯島育代

2009317940
医中誌Web
輸入食品中の放射能濃度(平成19年度)
Source:東京都健康安全研究センター研究年報(1348-9046) 59号 Page235-240(2009.03)
Author:観公子(東京都健康安全研究センター 食品化学部食品成分研究科), 下井俊子, 井部明広
Abstract:チェルノブイリ原発事故に由来すると考えられる放射能汚染食品の実態を明らかにするために、平成19年4月から1年間に流通していた輸入食品など270試料について放射性セシウムの放射線量を調査した。暫定限度値370Bq/kgを超えて検出されたものはなかったが、50Bq/kgを超えて検出されたものが7試料あった。ヨウ化ナトリウムシンチレーション検出器による検査では、オーストリア産のブルーベリージャム2試料から240、170Bq/kg、フランス産のトランペット2試料から220、200Bq/kg、フランス産のブルーベリースプレッドから100Bq/kg、イタリア産のポルチーニから100Bq/kg及びブルガリア産のトランペットから84Bq/kg検出された。今後も監視を継続する必要があると考えられた。

2009299472
医中誌Web
栃木県における環境放射能測定結果
Source:栃木県公衆衛生学会抄録集 45回巻 Page214-216(2007.09)
Author:齋藤由実子(栃木県保健環境センター 大気環境部), 見目ススム, 小池静司, 金田治彦, 高山彩香, 渡邉裕子

2009193023
医中誌Web
食品中の放射能調査
Source:沖縄県衛生環境研究所報(1341-0636) 42号 Page219(2009.03)
Author:金城聡子(沖縄県衛生環境研究所 環境科学斑), 嘉手納恒, 友寄喜貴, 普天間朝好, 与儀和夫, 渡具知美希子

2009193009
医中誌Web
沖縄県における食品中の放射能濃度調査(平成19年度)
Source:沖縄県衛生環境研究所報(1341-0636) 42号 Page199-202(2009.03)
Author:金城聡子(沖縄県衛生環境研究所), 嘉手納恒, 友寄喜貴, 普天間朝好, 与儀和夫
Abstract:γ線スペクトロメトリー法を用いて、食品中の人工放射線核種をターゲットとした放射能濃度調査を行った。対象は、県内で生産されている米・野菜・牛乳、県内で販売されている国産米、県内で消費されている魚(タカサゴ)、および陰膳方式で那覇市内の世帯から採取した日常食とした。調査の結果、タカサゴの魚肉部分からCs-137が0.11(Bq kg-1生)検出され、他の試料からはγ線を放出する人工放射線核種は検出されなかった。タカサゴのCs-137濃度について過去20年間のデータを調べたところ年々減少傾向にあった。そこで、将来タカサゴのCs-137が検出下限値以下となった場合に代替となる指標生物を探索すべく大型魚5種(アカマダラハタ、バラフエダイ、ゴマフエダイ、オキフエダイ、バラハタ)について人工放射線核種の測定行った。結果、5種とも魚肉からCs-137が検出され、バラフエダイとバラハタの検出濃度はタカサゴの約2倍であった。

2009177496
医中誌Web
島根県におけるストロンチウム90の調査結果(2007年度)
Source:島根県保健環境科学研究所報(1347-2860) 49号 Page146-148(2008.12)
Author:山根宏(島根県保健環境科学研究所), 江角周一, 生田美抄夫, 伊藤準
Abstract:2007年度における島根県におけるストロンチウム90(90Sr)の調査結果を報告した。方法は原子力発電所周辺地域および付近沿岸の分析試料について90Sr濃度を測定した。その結果、1)月間降水では、松江市西浜佐陀町で4月:0.074Bq/m2、9月:0.049Bq/m2が検出された。2)植物では松葉は鹿島町御津の2年葉:12Bq/kg生体が最も高く、次いで1年葉:8.5Bq/kg生体であり、他2地点の約10倍であった。茶葉は鹿島町北講武で1.5Bq/kg生体、ほうれん草は御津で0.16Bq/kg生体、根連木で0.10Bq/kg生体と前年度とほぼ同程度であった。3)陸土は鹿島町佐陀宮内:130Bq/m2、片句:78Bq/m2と過去10年間と同程度であった。4)海水(表層)は発電所付近:1.9~2.9mBq/Lと過去10年間と同値であった。尚、海産物では宮崎鼻付近のかさご:0.042Bq/kg生体、同所と放水口湾付近のさざえは共に下限値未満、放水口湾付近のわかめ:0.076Bq/kg生体、あらめ:0.044Bq/kg生体、ほんだわら類:0.21Bq/kg生体であった。

2009177492
医中誌Web
環境試料の放射性核種濃度の調査結果(2007年度)
Source:島根県保健環境科学研究所報(1347-2860) 49号 Page134-139(2008.12)
Author:生田美抄夫(島根県保健環境科学研究所), 山根宏, 江角周一
Abstract:2007年度における環境試料に基づく放射性核種濃度の調査結果を報告した。方法は島根原子力発電所の周辺地域を中心に環境試料中の放射性核種濃度をゲルマニウム半導体検出器を用いて測定した。1)環境資料は浮遊塵、降下物、陸水、海水、植物(松葉)、農産物(キャベツ、ほうれん草・精米・大根・小松菜・茶葉)、牛乳(原乳・市販乳)、海産物(あらめ・わかめ・ほんだわら類・岩のり・むらさきがい・さざえ・なまこ・かさご)、日常食、陸土、海底土であった。2)検出された放射性核種のうち、人工放射性核種はCs-137だけであり、他は数種類の自然放射性核種であった。測定結果の濃度レベルは昨年と同程度であった。

2009161095
医中誌Web
長崎県地域防災計画に係る環境放射能調査(2007年度)
Source:長崎県環境保健研究センター所報(1883-7441) 53号 Page96-99(2008.11)
Author:古賀康裕(長崎県環境保健研究センター), 平良文亨
Abstract:2007年度の長崎県地域防災計画に係る環境放射能調査を実施した。九州電力玄海原子力発電所(佐賀県東松浦郡玄海町)を中心とする10km圏内にある松浦市鷹島町を防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲とした。松浦市鷹島町の10地点における線量率範囲は過去の測定値と同じ水準であった。浮遊じんは、阿翁地区、陸水は新松浦漁協の蛇口水と鷹島ダムで採取し、人工放射性核種である131I及び137Csは検出しなかった。阿翁地区で上層から137Csを検出し、131Iは検出しなかった。精米は、鷹島町里免で収穫されたものを購入し、人工放射性核種である131I及び137Csは検出しなかった。新松浦漁業協同組合で購入したトラフグ及びカジメで、トラフグでは137Csを検出したが、131Iは検出しなかった。カジメはいずれの人工放射性核種も検出しなかった。

2009161094
医中誌Web
長崎県における環境放射能水準調査結果(2007年度)
Source:長崎県環境保健研究センター所報(1883-7441) 53号 Page92-95(2008.11)
Author:古賀康裕(長崎県環境保健研究センター), 平良文亨
Abstract:2007年度の長崎県における環境放射能水準調査を実施した。試料の採取、前処理及び測定方法は、放射能測定調査委託実施計画書及び文部科学省編の各種放射能測定シリーズに基づいた。定時降水の全β放射能は、定時降水80件中44件(最高値2.6Bq/L)で検出したが、特に異常な値は認めなかった。核種分析は、環境及び食品の29試料で実施し、137Csは、土壌(佐世保市)、水産生物(アマダイ)から検出したが、特に異常な値は認めなかった。131Iなどの他の人工放射性核種は検出しなかった。空間放射線量率は、モニタリングポストで29~69nGy/h(平均32nGy/h)、シンチレーションサーベイメータで62~78nGy/h(宇宙線の影響30nGy/hを含む)であり、特に異常な値は認めなかった。環境放射能水準調査結果は、長崎県の過去3年間と同程度の濃度レベルで、特に異常値は認めなかった。

2009152087
医中誌Web
徳島県における環境放射能調査(第13報)
Source:徳島県保健環境センター年報 26号 Page49-51(2009.01)
Author:新居厚子(徳島県保健環境センター), 中村敬
Abstract:徳島県における環境放射能調査について報告した。定時降水の全β線測定値は、1試料より全β放射能を検出したが、人工放射性核種は検出しなかった。また、検出された放射能濃度は、全国値と同程度であった。牛乳(市販乳)は、全ての試料において、131Iは検出しなかった。大気浮遊じん、降下物、陸水(蛇口水)、土壌、食品のγ線核種分析において、全ての試料で検出しなかった。サーベイメータによる空間放射線量率は74~80nGy/h、モニタリングポストによる空間線量率は39~67nGy/hで異常は認めなかった。空間放射線量率は、過去3年間と同程度の値を示した。

2009152078
医中誌Web
徳島県における環境放射能調査(第12報)
Source:徳島県保健環境センター年報 25号 Page23-25(2008.03)
Author:新居厚子(徳島県保健環境センター), 森吉通博
Abstract:徳島県における環境放射能調査を実施した。定時降水の全β線測定値は、すべてNDで、異常は認めなかった。土壌から過去に行われた大気圏核実験等に由来する人工放射性核種である137Csを検出したが、低レベルであり異常は認めなかった。また、全国のデータと比較しても測定範囲内であった。サーベイメータによる空間線量率は、72~78nGy/hで、モニタリングポストによる空間線量率は、38~65nGy/hで、特に異常は認めなかった。

2009149850
医中誌Web
核廃棄物生物圏移行評価活動事務局(Office of Biospheric Assessment for Waste Disposal)
Source:Annual Report of the National Institute of Radiological Science(0439-5956) 47号 Page54-56(2008.12)
Author:UchidaShigeo(放射線医学総合研究所)

2009144928
医中誌Web J-STAGE
栽培キノコ及び培地中における放射性セシウム濃度
Source:Radioisotopes(0033-8303) 57巻12号 Page753-757(2008.12)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所), 日笠司, 浦辺研一, 原口雅人, 大村外志隆
Abstract:埼玉県内にあるキノコ生産業者が生産・販売しているキノコの現在の放射能濃度レベルについて調査した。更に、キノコの培地も同様に分析した。栽培キノコ8種類の子実体21検体を購入、エリンギ3検体、ヒラタケ3検体、ブナシメジ3検体、マイタケ3検体、菌床栽培シイタケ3検体、原木栽培シイタケ3検体、ナメコ2検体及びエノキタケ1検体であった。また、原木栽培シイタケを除き、栽培に用いた培地と同じロットの培地(菌床)18検体を購入した。134Csは子実体及び培地全て不検出であった。137Csは全ての試料から検出し、子実体は0.012~2.1Bq/kg生、培地は0.080~1.8Bq/kg乾であった。137Cs濃度が一番高かったのは原木栽培シイタケの2.1Bq/kg生で、飲食物摂取制限に関する指標の1/200以下であった。137Csの濃度比(子実体/培地)は0.11~O.53で、他の野菜等の移行係数に比べ高い傾向を示した。

2009108459
医中誌Web
トータルダイエットスタディによる放射性核種の摂取量評価
Source:日本公衆衛生学会総会抄録集(1347-8060) 67回巻 Page621(2008.10)
Author:杉山英男(国立保健医療科学院 生活環境部), 寺田宙, 礒村公郎, 飯島育代

2009108456
医中誌Web
健康食品(サプリメント)の放射能調査
Source:日本公衆衛生学会総会抄録集(1347-8060) 67回巻 Page620(2008.10)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所)

2009102913
医中誌Web
鳥取県における放射能調査結果について
Source:鳥取県衛生環境研究所報(1348-6500) 48号 Page103-105(2008.12)
Author:洞崎和徳(鳥取県衛生環境研究所 大気・地球環境室)

2009082263
医中誌Web
石川県におけるフォールアウト調査(平成19年度)
Source:石川県保健環境センター研究報告書(1349-3604) 45号 Page85-87(2008.11)
Author:小浦利弘(石川県保健環境センター 環境科学部), 中山哲彦
Abstract:石川県におけるフォールアウト等による環境放射能の水準を把握するため、ゲルマニウム半導体検出器による核種分析を中心に放射能レベルを調査した。年間降水量は1777.5mmであった。採取試料数は138検体で、そのうち4検体で全ベータ放射能を検出した。1ヵ月毎の降下物中の放射能濃度は、セシウム-137がN.D.~0.17MBq/km2で、その他の人工放射性核種は検出しなかった。セシウム-137が土壌で27Bq/kg乾土(0~5cm)、26Bq/kg乾土(5~20cm)、大根で0.058Bq/kg生、日常食で0.022Bq/(人・日)、フクラギで0.10Bq/kg生であった。牛乳中のヨウ素-131はいずれも検出しなかった。サーベイメータによる空間線量率は90~100nGy/hの範囲にあった。モニタリングポストによる空間線量率は36~127nGy/hの範囲にあり、過去3年間の変動範囲と同程度であった。年平均値は50nGy/hであった。

2009074620
医中誌Web
大型加速器施設での放射性廃棄物管理の見通し 環境復元計画を含めたSLACの実例から(Scope of Radioactive Waste Management for Large Accelerator Facilities: From the Example of SLAC, Involving Environmental Restoration Project)
Source:保健物理(0367-6110) 43巻2号 Page135-139(2008.06)
Author:HashimotoMakoto(東京大学 工学系研究科原子力国際専攻), IimotoTakeshi, KosakoToshiso
Abstract:これまでスタンフォード線型加速器センター(SLAC)の事例研究を通じて大型加速器施設廃止の検討方法について概観がなされており、これに関して日本においても議論中である。SLACは放射性廃棄物管理について独自の体制を有しているが、遮蔽ブロックや加速器の地下を囲む土といった大量の低レベル放射性物質の管理困難は解消されていない。固形物の処理基準の導入はアメリカ監督機関により保留されている。SLACはアメリカ環境保護庁の環境復元計画による環境保護にも注目している。SLACの運転により影響を受けた水や土壌の改善が開始されている。放射能汚染を含めた全ての汚染が改善の対象となっており、それは化学的危害や放射線の影響といった様々な危険性の包括的な管理に取り組むということである。この取り組みは世界中の他の廃止が計画されている加速器施設にとって有益なものとなっている。

2009074617
医中誌Web
新潟県中越沖地震被災地における環境放射線モニタリング
Source:保健物理(0367-6110) 43巻2号 Page112-121(2008.06)
Author:山崎興樹(新潟県放射線監視センター柏崎刈羽放射線監視センター)

2009074615
医中誌Web
EMRASプログラムにおけるTRS364改訂作業について
Source:保健物理(0367-6110) 43巻2号 Page94-102(2008.06)
Author:内田滋夫(放射線医学総合研究所放射線防護研究センター), 田上恵子

2009070681
医中誌Web
高知県の環境放射能調査 第22報 平成19年度
Source:高知県衛生研究所報(0289-582X) 54号 Page55-63(2008.10)
Author:中村秋香(高知県衛生研究所), 麻岡文代, 宅間範雄, 植村多恵子
Abstract:昨年度に引き続き平成19年度も環境放射能水準調査を降水、降下物、蛇口水、土壌、牛乳、農産物、かつお、日常食及び空間放射線量率の各試料について行った。降水では全ての試料で全β放射能は検出されなかった。137Csは、土壌、かつお及び日常食で検出した。自然放射性核種の40K及び7Beのうち40Kは、降下物、蛇口水、土壌、牛乳、農産物、かつお及び日常食から検出された。7Beは、降下物、蛇口水、ほうれん草、日常食から検出された。131Iは、牛乳及び精米試料で検出されなかった。モニタリングポスト及びサーベイメータによる空間放射線量率も前年度と比べ、大きな変化は認められなかった。以上の結果から、平成19年度の本県の環境放射能レベルは前年度とほぼ同じ水準で推移していると考えられた。(著者抄録)

2009069755
医中誌Web
大阪府における環境および食品中放射能調査(平成19年度報告)
Source:大阪府立公衆衛生研究所研究報告(1343-2923) 46号 Page27-33(2008.10)
Author:肥塚利江(大阪府立公衆衛生研究所 生活環球部環境水質課), 味村真弓, 渡邊功
Abstract:今年度の放射能調査も例年どおり降水中の全ベータ放射能測定と環境試料(大気浮遊じん、降下物、上水、海水、土壌、海底土)および各種食品試料中のガンマ線放出核種分析ならびに空間放射線量率測定を行い、過去3年間のデータと比較した。その結果、今年度の放射能・放射線レベルは昨年度と同様にすべて平常値であり、人工放射性物質の環境への新たな放出はなかったことが確認された。ガンマ線核種分析における測定値の信頼性確保のため、(財)日本分析センターとの間で標準試料7検体、環境試料3検体についてクロスチェックを行った結果、精度は保たれていることが示された。

2009067702
医中誌Web
核燃料加工工場周辺の環境ウランモニタリングの変遷とその濃度推移
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 54号 Page95(2008.10)
Author:桑原千雅子(神奈川県衛生研究所), 勝部貢治, 長谷川一夫, 飯島育代

2009067701
医中誌Web
神奈川県における放射能調査 2007年度
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 54号 Page94(2008.10)
Author:飯島育代(神奈川県衛生研究所), 桑原千雅子, 勝部貢治

2009054021
医中誌Web
奈良県における環境放射能調査(第15報)(2007年4月~2008年3月)
Source:奈良県保健環境研究センター年報(1348-3153) 42号 Page71-72(2008.10)
Author:奥野頼夫(奈良県保健環境研究センター), 清水敏男, 芳賀敏実
Abstract:奈良県における環境放射能調査(2007年4月~2008年3月)について報告した。定時降水の全β放射能、大気浮遊じん、降下物、土壌、陸水、牛乳、精米、野菜類、茶及び日常食のγ線核種分析ならびに環境中の空間放射線量率を調査対象とした。定時降水試料中全β放射能は、90検体中5検体で検出した。γ線核種分析測定結果は、前年度までのデータ及び全国の測定結果と比較しても大きな差はみられなかった。131Iはいずれの試料からも検出しなかった。モニタリングポストによる空間放射線量率は、46~80nGy/hの範囲で、平均値は50nGy/hであった。7月、8月に局地的豪雨があり、降雨開始時に高い傾向はみられたが、全体として月間に前年度までと大きな差はみられなかった。サーベイメータによる測定結果は64~70nGy/h、年平均68nGy/hで、前年度までのデータと大差はなかった。

2009021458
医中誌Web
チェルノブイリ事故で放出された131Iデータを用いた環境評価モデルの妥当性検証及び防護措置効果の評価 IAEA EMRAS計画の活動
Source:保健物理(0367-6110) 43巻3号 Page234-245(2008.09)
Author:本間俊充(日本原子力研究開発機構安全研究センター)

2008367631
医中誌Web
宮崎県における環境放射能調査(第20報)
Source:宮崎県衛生環境研究所年報(0917-3331) 19号 Page72-74(2008.07)
Author:野中勇志(宮崎県衛生環境研究所), 福地哲郎, 森岡浩文, 森川麻里子, 山本雄三, 樺山恭子, 平田泰久
Abstract:平成19年度、宮崎県の平常時における環境放射能調査結果を報告した。98回の降水試料を採取し、測定結果のほとんどは検出限界値未満であった。わずかに検出限界以上となったのは13回分の試料についても異常値は認められなかった。大気浮遊塵、降下物、土壌等の環境試料、および牛乳、野菜、茶、日常食品等の食品試料についての分析では、全27試料中5試料で137Csが検出限界値以上を示したが、その量はわずかで、前年度までの過去3年間の本県、および他県の調査結果とほぼ同程度であった。モニタリングポスト、サーベイメータによる空間放射線量率調査では、降雨日にやや高くなる傾向にあったが、全体として前年度までの過去3年間の本県、および他県の調査結果とほぼ同程度のレベルであった。

2008333684
医中誌Web
輸入食品中の放射能濃度(平成18年度)
Source:東京都健康安全研究センター研究年報(1348-9046) 58号 Page239-243(2008.03)
Author:観公子(東京都健康安全研究センター 食品化学部食品成分研究科), 下井俊子, 井部明広
Abstract:輸入食品中の放射能濃度について検討した。東京都内に流通していた輸入食品等270試料を用いた。50Bq/kgを超えたものは4試料で、そのうち1試料(キノコ)から厚生労働省の暫定限度値370Bq/kgを超えて430Bq/kg検出した。当該品は少量輸入のため、すでに残品はなかった。Ge検出器による核種分析の結果は、セシウム137が主で、セシウム134は検出限界以下であった。

2008301027
医中誌Web
食品中放射能調査(第III報)
Source:鹿児島県環境保健センター所報(1346-2393) 7号 Page118-121(2006.12)
Author:鞆憲弘(鹿児島県環境保健センター), 坂本洋, 白坂邦三郎, 榮哲浩, 下薗清香, 奥江碩, 出雲信明
Abstract:2001~2005年度の鹿児島県内農畜産物48食品の放射能調査結果を報告した。ストロンチウム90の食品中濃度はND~4.2Bq/kg生で、最大濃度は果樹、まめ類、いも類、葉菜類、根菜類、果菜類、工芸作物、きのこ類・畜産物の順に高値を示した。全国の調査結果と比較すると、甲殻類の1試料(淡水生物)で高い値がみれられたが、他の食品は同等であった。セシウム137濃度はND~0.19 Bq/kg生で、最大濃度は畜産物、きのこ類、まめ類、工芸作物、果樹、果菜類、根菜類、いも類、葉菜類の順に高値を示した。いずれも全国調査結果の範囲内であった。コバルト60、プルトニウム239+240はいずれの食品からも検出されなかった。この結果に基づいて成人が当該食品を1年間摂取して身体の器官または組織が50年間にわたって受ける線量(内部被曝による預託実効線量)を算出したところ、合計0.0014mSvとなり、他の道県とほぼ同じレベルであった。

2008273232
医中誌Web
海の更なる安心安全を求めて 海洋における環境放射能研究の将来
Source:放射線科学(0441-2540) 51巻6号 Page54-57(2008.06)
Author:青野辰雄(放射線医学総合研究所放射線防護研究センター 那珂湊支所 海洋環境調査技術開発室)

2008273230
医中誌Web
海の放射性核種:溶存、粒子、プランクトン 青森県沖海域調査研究
Source:放射線科学(0441-2540) 51巻6号 Page45-51(2008.06)
Author:日下部正志(放射線医学総合研究所放射線防護研究センター), 中原元和, 石井紀明, 渡部輝久, 山田正俊, 青野辰雄, 鄭建, 中西貴宏, 桜井智史, 帰山秀樹, 大久保綾子

2008273229
医中誌Web
世界の海を巡る放射性核種 外洋調査研究
Source:放射線科学(0441-2540) 51巻6号 Page36-44(2008.06)
Author:山田正俊(放射線医学総合研究所放射線防護研究センター 環境放射線影響研究グループ海洋動態解析研究チーム)

2008273228
医中誌Web
海産生物と放射能 海産生物濃縮実験
Source:放射線科学(0441-2540) 51巻6号 Page28-35(2008.06)
Author:渡部輝久(())

2008273227
医中誌Web
食の安全を求めて 海産生物濃縮実験
Source:放射線科学(0441-2540) 51巻6号 Page24-27(2008.06)
Author:中原元和(海洋生物環境研究所)

2008273225
医中誌Web
海洋生物の放射能に関する研究 主として核燃料再処理施設に係わる影響評価の研究成果
Source:放射線科学(0441-2540) 51巻6号 Page4-9(2008.06)
Author:佐伯誠道(青森県原子力施設環境放射線等監視評価会議)

2008207104
医中誌Web
廃棄物処理の生物圏アセスメントグループ(Office of Biospheric Assessment for Waste Disposal)
Source:Annual Report of the National Institute of Radiological Science(0439-5956) 46号 Page48-50(2007.10)
Author:UchidaShigeo(放射線医学総合研究所)

2008206834
医中誌Web
【放射線の環境影響を考える】 環境移行パラメータの利用に向けて
Source:放射線防護研究センターシンポジウム 2回巻 Page29-37(2008.03)
Author:内田滋夫(放射線医学総合研究所放射線防護研究センター)

2008206833
医中誌Web
【放射線の環境影響を考える】 海産生物への移行と分布
Source:放射線防護研究センターシンポジウム 2回巻 Page19-28(2008.03)
Author:渡部輝久(放射線医学総合研究所放射線防護研究センター 那珂湊支所)

2008161913
医中誌Web
海産物摂取による大気圏内核実験からの実効線量の算出
Source:保健物理(0367-6110) 42巻4号 Page329-340(2007.12)
Author:中野政尚(日本原子力研究開発機構 東海研究開発センター 核燃料サイクル工学研究所放射線管理部)
Abstract:海洋環境放射能による長期的地球規模リスク評価モデルを核燃料サイクル施設に適用する前段階として、環境中に存在する人工放射性核種の最も大きな起源である大気圏内核実験に適用し、人類がこれまで大気圏内核実験に起因して海産物摂取から受けてきた線量を決定論的及び確率論的方法により算出した。海産物摂収による大気圏内核実験起因の実効線量試算の結果、人類が受けた線量の約58%は14Cからの線量であった。海産物摂取量の多い日本人が受けた1950年から2003年までの積算線景は55μSvと、世界平均7.6μSvの約7倍であった。確率論的評価は核燃料サイグル施設の設計、最適化に寄与できる線量評価方法であると思われた。大気圏内核実験からの放射性物質のみならず、原子力施設等に適用することにより、その長期的な広域影響に関する定量的な実効線量を示すことができた。

2008160588
医中誌Web
沖縄県における食品中の放射能濃度調査(平成14年度~平成18年度)
Source:沖縄県衛生環境研究所報(1341-0636) 41号 Page191-194(2007.12)
Author:金城聡子(沖縄県衛生環境研究所), 嘉手納恒, 友寄喜貴, 普天間朝好, 与儀和夫, 渡具知美希子
Abstract:2002~2006年度の5年間、沖縄県における食品中の放射能(γ線放射性核種)濃度調査を行った。その結果、沖縄県内で生産されている精米・野菜・牛乳及び販売されている国産精米についてはγ線を放出する人工放射性核種は検出されなかった。しかし、沖縄県内で販売されているタカサゴの魚肉部分から毎年Cs-137が検出され、その濃度は多少の変動はあるものの減少傾向にあった。陰膳方式にて那覇市内の5世帯において各1人分の日常食からN.D~0.0437Bq人^-1・日^-1のCs-137が検出され、これを預託実効線量に換算するとN.D~0.000207mSvに相当し、一般公衆に対する線量限度(年あたり1mSv)と比較しかなり低い値であった。以上より原子力関係の異常事態が発生した場合における周辺環境への影響評価に資するために、引き続き環境中の放射能レベルを調査する必要があると考えられた。

2008144711
医中誌Web
三重県における2006年度環境放射能調査結果
Source:三重県科学技術振興センター保健環境研究部年報(1346-9517) 9号 Page33-40(2007.11)
Author:小川正彦(三重県科学技術振興センター 保健環境研究部), 森康則, 橋爪清
Abstract:平成18年度に実施した降水中の全ベータ放射能測定、降下物、大気浮遊じん、陸水、土壌、水道水、各種食品試料及び日常食のガンマ線放出核種(ヨウ素131、セシウム137、カリウム40)分析及び空間放射線量率測定について報告した。環境及び食品中の放射能レベルは、すべて平常値であった。人工放射性核種であるセシウム137、天然放射性核種であるカリウム40が、一部試料から検出されたが、過去の検出状況及び全国の調査結果と比較して特に問題は認めなかった。降水中の全ベータ放射能、モニタリングポストでの連続した及びサーベイメータを用いた月1回の空間放射線量率の測定結果でも、異常は認めなかった。

2008135338
医中誌Web
環境試料の放射性核種濃度の調査結果(2006年度)
Source:島根県保健環境科学研究所報(1347-2860) 48号 Page119-122(2007.12)
Author:生田美抄夫(島根県保健環境科学研究所), 山根宏, 藤井幸一, 江角周一, 伊藤準

2008128341
医中誌Web
JAEAの探索で得られた、日本海における放射性核種の輸送過程(Transport Processes of Radionuclides in the Japan Sea Obtained by JAEA’s Expeditions)
Source:保健物理(0367-6110) 42巻3号 Page234-246(2007.09)
Author:TogawaOrihiko(日本原子力研究開発機構 原子力基礎工学研究部門環境工学研究分野), ItoToshimichi, OtosakaShigeyoshi

2008104062
医中誌Web
ウクライナにおける牛乳中の放射性セシウム
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 50回巻 Page136(2007.11)
Author:坂内忠明(放射線医学総合研究所 環境放射線影響研究G), 白石久二雄, 幸進, ZamostyanPavlo V., TsigankovNikolay Y.

2008104049
医中誌Web
天然に存在する元素のコメへの移行係数
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 50回巻 Page131(2007.11)
Author:田上恵子(放射線医学総合研究所 廃棄物技術開発事業推進室), 内田恭夫

2008100906
医中誌Web
「いわゆる健康茶」等の放射能調査
Source:日本公衆衛生学会総会抄録集(1347-8060) 66回巻 Page626-627(2007.10)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所), 野本親男

2008100896
医中誌Web
環境放射能のキノコへの挙動について キノコの種類と安定同位濃度
Source:日本公衆衛生学会総会抄録集(1347-8060) 66回巻 Page624(2007.10)
Author:小浦利弘(石川県保健環境センター)

2008096272
医中誌Web
核燃料サイクルから放射線防護医療への期待
Source:放射線防護医療(1881-4999) 1号 Page24-27(2005.11)
Author:宮部賢次郎(日本原子力研究開発機構)

2008096268
医中誌Web
原子力災害対策の現状
Source:放射線防護医療(1881-4999) 1号 Page9-12(2005.11)
Author:野村保(日本原子力研究開発機構)

2008095911
医中誌Web
市販乳児用食品の放射能調査
Source:Radioisotopes(0033-8303) 56巻9号 Page567-572(2007.09)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所), 日笠司, 高橋邦彦, 浦辺研一
Abstract:乳児の食物摂取による内部被曝線量の推定・評価のための基礎データ収集を目的として、市販の乳児用食品20検体の放射能調査を実施した。その結果、54Mn、60Co、106Ru及び144Ceは全て不検出であったが、137Cs(放射性セシウム)が12検体から僅かに検出された。検出された137Csは原材料由来と考えられるが、原材料の濃度と比較して特に異常値は認められず、飲食物摂取制限に関する指標に比べ十分低い値であり、特に問題はないと考えられた。

2008086167
医中誌Web
高知県の環境放射能調査 (第21報)平成18年度
Source:高知県衛生研究所報(0289-582X) 53号 Page77-85(2007.09)
Author:麻岡文代(()), 宅間範雄, 植村多恵子
Abstract:昨年度に引き続き、降水、降下物、蛇口水、土壌、各種食品の放射能濃度と空間線量率について調査を行った。結果、降水から全β放射能は検出されなかった。降下物からセシウム137(137Cs)、カリウム40(40K)、ベリリウム7(7Be)が検出された。蛇口水から40KとBeが検出された。土壌から137Csと40Kが検出された。牛乳から40Kが検出された。ほうれん草から137Cs、40K、7Beが検出された。大根から40Kが検出された。精米から40Kが検出された。鰹から137Csと40Kが検出された。空間放射線量率は20~34nGy/hであった。放射能濃度・線量率は全体的に昨年度とほぼ同様のレベルであった。

2008080512
医中誌Web
【モデルが拓く放射線防護研究の新たな展開】 モデル研究から放射線防護へ 環境放射線研究からの提言
Source:放射線防護研究センターシンポジウム 1回巻 Page131-136(2007.03)
Author:吉田聡(放射線医学総合研究所放射線防護研究センター 環境放射線影響研究グループ)

2008080510
医中誌Web
【モデルが拓く放射線防護研究の新たな展開】 放射性核種の環境移行モデル 海洋中における放射性核種移行モデル アイリッシュ海への適用
Source:放射線防護研究センターシンポジウム 1回巻 Page105-111(2007.03)
Author:小林卓也(日本原子力研究開発機構)

2008080509
医中誌Web
【モデルが拓く放射線防護研究の新たな展開】 放射性核種の環境移行モデル 環境生態系のトリチウム動態モデル
Source:放射線防護研究センターシンポジウム 1回巻 Page93-104(2007.03)
Author:宮本霧子(放射線医学総合研究所放射線防護研究センター 環境放射線影響研究グループ)

2008080508
医中誌Web
【モデルが拓く放射線防護研究の新たな展開】 放射性核種の環境移行モデル 陸域における放射性核種の移行モデル 水田移行モデルを中心に
Source:放射線防護研究センターシンポジウム 1回巻 Page87-92(2007.03)
Author:高橋知之(京都大学原子炉実験所)

2008080507
医中誌Web
【モデルが拓く放射線防護研究の新たな展開】 放射性核種の環境移行モデル 陸域における放射性核種の環境移行パラメータとその収集
Source:放射線防護研究センターシンポジウム 1回巻 Page79-86(2007.03)
Author:内田滋夫(放射線医学総合研究所)

2008080506
医中誌Web
【モデルが拓く放射線防護研究の新たな展開】 放射性核種の環境移行モデルについて
Source:放射線防護研究センターシンポジウム 1回巻 Page71-78(2007.03)
Author:本間俊充(日本原子力研究開発機構)

2008070892
医中誌Web
奈良県における環境放射能調査(第14報)(2006年4月~2007年3月)
Source:奈良県保健環境研究センター年報(1348-3153) 41号 Page63-64(2007.10)
Author:奥野頼夫(奈良県保健環境研究センター), 清水敏男, 北村栄治, 芳賀敏実
Abstract:平成18年度に実施した平常時の放射能水準調査結果について報告した。定時降水の全β放射能、大気浮遊じん、降下物、土壌、陸水、牛乳、精米、野菜類、茶及び日常食のγ線核種分析ならびに環境中の空間放射線量率を調査対象とした。定時降水試料中の全β放射能測定では、87検体の測定を行い、5検体で検出し、検出濃度は0.4~1.2Bq/L、月間降下量は0.4~37.4MBq/km2の範囲にあった。γ線核種分析では、土壌の表層、下層からそれぞれ4.1、4.7Bq/kg乾土の、茶から0.26Bq/kg乾物の137Csを検出した。北朝鮮核実験測定強化時の大気浮遊じん・降下物については特異的な放射性核種は検出しなかった。131Iはいずれの試料からも検出しなかった。空間放射線量率は、モニタリングポストとサーベイメータにより、いずれも前年度と同程度であった。

2008058719
医中誌Web
大阪府における環境および食品中放射能調査(平成18年度報告)
Source:大阪府立公衆衛生研究所研究報告(1343-2923) 45号 Page15-22(2007.10)
Author:味村真弓(大阪府立公衆衛生研究所 生活環境部環境水質課), 肥塚利江, 渡邊功
Abstract:昨年度に引き続き、降水中の全ベータ放射能と、環境試料(降下物、大気浮遊塵、上水、海水、土壌、海底土)および各種食品試料中のガンマ線放出核種、空間放射線量率について測定を行った。結果、いずれの放射能・放射線レベルも昨年度と同様に全て平常値であった。本年度は10月9日に北朝鮮が地下核実験を行ったことを受け、当日から10月24日までモニタリングを強化し、連日モニタリングポストによる空間放射線量率調査およびゲルマニウム半導体検出器を用いた降下物・大気浮遊塵のガンマ線核種分析を行ったが、異常値は検出されなかった。

2008032814
医中誌Web
ICRPの線量係数とそれらの関連報告書の紹介 新しい消化管モデル 放射線防護のための人消化管モデル ICRP Publication 100
Source:放射線科学(0441-2540) 50巻3号 Page132-138(2007.03)
Author:稲葉次郎(放射線医学総合研究所)

2008018497
医中誌Web
平成18年度厚生労働科学研究(食品の安心・安全確保推進研究) 食品照射検知の現状2007
Source:食品衛生研究(0559-8974) 57巻8号 Page33-48(2007.08)
Author:宮原誠(国立医薬品食品衛生研究所)

2007312946
医中誌Web
輸入食品中の放射能濃度(平成17年度)
Source:東京都健康安全研究センター研究年報(1348-9046) 57号 Page261-265(2007.01)
Author:観公子(東京都健康安全研究センター 食品化学部食品成分研究科), 牛山博文, 下井俊子, 鎌田国広, 広門雅子
Abstract:2005年4月~2006年3月に東京都内に流通していた輸入食品等257試料について放射能濃度の測定を行った。50Bq/kgを超えたものが8試料(3.1%)あり、このうち1試料(生鮮キノコのピエ・ド・ムトン)は暫定限度値(370Bq/kg)を超え530Bq/kgであった。50Bq/kgを超えた食品はいずれも野菜・果実加工品であり、輸出国はフランス、ブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ベルギー、ベラルーシであった(フランスは4試料、他の国は各1試料)。

2007312298
医中誌Web
三重県における2005年度環境放射能調査結果
Source:三重県科学技術振興センター保健環境研究部年報(1346-9517) 8号 Page52-58(2007.02)
Author:小川正彦(四日市農林商工環境事務所), 森康則, 長谷川圭司, 橋爪清
Abstract:平成17年度に実施した三重県における環境放射能調査(ガンマ線放出核種分析・空間放射線量率)の結果を報告した。降水中の全ベータ線放射能は93試料中7試料で検出され、降下量も39.5MBq/km2と、例年に比べ多かったが、これらは異常値と判断されるものではなかった。ガンマ線放出核種分析では、環境(降下物・大気浮遊じん・陸水・土壌)、及び食品(水道水・各種食品試料・日常食)において、セシウム137,カリウム40が一部の試料から検出されたが、過去の検出状況、及び他県の調査結果と比較して平常値の範囲と判断された。モニタリングポストによる連続空間放射線量率は平均47.0nGy/hr、サーベイメータによる空間放射線量率は平均55nGy/hrで、異常はみられなかった。

2007311691
医中誌Web
市販乳幼児食品の放射能調査
Source:日本公衆衛生学会総会抄録集(1347-8060) 64回巻 Page1006(2005.08)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所), 高橋邦彦

2007282166
医中誌Web J-STAGE
テチャ川流域の村居住者における血球組成の動態(Dynamics of Blood Cell Composition in Residents of the Techa Riverside Villages)
Source:Acta Medica Nagasakiensia(0001-6055) 52巻1号 Page19-28(2007.03)
Author:AkleyevAlexander(ロシア), VarfolomeyevaTatyana
Abstract:本稿は、低~中線量の放射線に長期に被曝したテチャ川流域居住者2,739名の造血状態評価を含む、50年間の調査から得られたデータの解析を中心に述べた。最高骨髄線量(平均値:0.66Sv)は、飲料水および地元の食品中の90Srの摂取、およびγ線体外被曝によるものであった。末梢血および骨髄の状態は、1951年以来モニタリングされている。最大放射線被曝期間中(1951-1953)に被曝した流域住民に対して行われた末梢血球計数では、白血球(好中球とリンパ球)および血小板の比率の有意な低下が認められた。末梢血赤血球数は、erythrocaryocyteの増殖・成熟の速度上昇等、骨髄の代償過程の働きにより正常値で維持されていた。好中性骨髄顆粒球の分化遅延、骨髄好中球の致死的異常頻度の著しい増大、病的有糸分裂、およびアポトーシス活性化により、末梢血での顆粒球減少が生じた。血球組成が正常に回復するのに必要な時間は、被曝線量-率、初期の造血阻害の程度および被曝者個々の生理学的特性に応じ、各血球系で有意に異なった。このように、赤色骨髄において1.79Svに達する当量線量での複合的長期被曝下、好中球、血小板およびリンパ球数の持続的低下がみられた。好中性顆粒球系は回復まで長い時間(12-17年)を要することがわかった。

2007232626
医中誌Web
埼玉県における輸入食品(スパゲッティ)の放射能調査
Source:埼玉県衛生研究所報 40号 Page98-99(2006.12)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所), 日笠司, 浦辺研一
Abstract:2005年度に県内に流通している輸入スパゲッティ21銘柄を1検体ずつ採取した。原産国は、イタリア19検体、およびトルコ2検体であった。試料の調製及び測定は、文部科学省のマニュアルに準じて行った。134Cs及び137Csは全ての試料で不検出であった。40Kは全ての試料から検出した。県内に流通しているスパゲッティについて特に問題がないことが推測された。

2007161461
医中誌Web
環境試料の放射性核種濃度の調査結果(2005年度)
Source:島根県保健環境科学研究所報(1347-2860) 47号 Page118-124(2006.12)
Author:生田美抄夫(島根県保健環境科学研究所), 岸真司, 山根宏, 田中文夫, 伊藤準

2007149689
医中誌Web
緊急放射線被曝の取り組みに関する研究(The Study for Radiation Emergency Medical Preparedness)
Source:Annual Report of the National Institute of Radiological Science(0439-5956) 45号 Page41-44(2006.10)
Author:AkashiMakoto(放射線医学総合研究所緊急被ばく医療研究センター)

2007149681
医中誌Web
環境へ放出する放射性物質に対する放射線防護システムの評価(Evaluation of Radiation Protection System against Radioactive Materials Released into the Environment)
Source:Annual Report of the National Institute of Radiological Science(0439-5956) 45号 Page15-17(2006.10)
Author:NishimuraYoshikazu(放射線医学総合研究所放射線安全研究センター 防護体系構築研究グループ)

2007149680
医中誌Web
廃棄物処理に関する生物圏評価の任務(Office of Biospheric Assessment for Waste Disposal)
Source:Annual Report of the National Institute of Radiological Science(0439-5956) 45号 Page12-14(2006.10)
Author:UchidaShigeo(放射線医学総合研究所放射線安全研究センター)

2007116106
医中誌Web
飲用水中におけるラドンの除去手法ならびに定量的解析
Source:Radioisotopes(0033-8303) 55巻11号 Page679-686(2006.11)
Author:楢崎幸範(福岡県保健環境研究所), 安岡由美, 志野木正樹, 石川徹夫, 床次眞司
Abstract:飲料水中のラドン濃度を低減させるため、以下の4種類の手法によるラドン除去効果を検討した。1)家庭用浄水器:粒状活性炭を濾過材に用いた浄水器は短期間での除去効果が認められたが、処理量の増加と共にラドンの除去率は低下した。2)飲料水加熱:ラドン濃度は水温上昇に伴って減少し、沸騰開始するとラドンは殆ど除去された。3)曝気:水中に分散することで効率良くラドンを除去でき、通気量の増加と共に除去量は指数関数的に増加した。4)汲み置き:無蓋容器中のラドン濃度は放置により徐々に低下し、除去率は水と空気の接触面の大きさ、容器の形状や深さによる影響を受けた。以上の4種類の手法による除去効率を比較した結果、沸騰や曝気のように界面を激しく乱し、水中から気泡と共に揮散しやすい状態にすることで、ラドンを有効に除去できることがわかった。

2007108403
医中誌Web
神奈川県における放射能調査(2005年度)
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 52号 Page83(2006.11)
Author:飯島育代(神奈川県衛生研究所), 桑原千雅子, 中口幹雄, 勝部貢治

2007093304
医中誌Web
栽培キノコ及び培地中における137Csの放射能
Source:日本公衆衛生学会総会抄録集(1347-8060) 65回巻 Page983(2006.10)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所), 大村外志隆

2007091789
医中誌Web
チェルノブイリの汚染地域の環境汚染の調査と住民の健康影響の研究
Source:広島大学原爆放射線医科学研究所年報(1348-3765) 47号 Page124(2006.10)
Author:星正治(広島大学原爆放射線医科学研究所 放射線システム医学研究部門線量測定・評価研究分野), 遠藤暁, 田中憲一, 高辻俊宏, 佐藤斉, 武市宣雄, 山田英雄, 大瀧慈, ステパネンコ・ヴァレリー, オルロフ・マーク, イワニコフ・アレクサンドル, シンカレフ・セルゲイ, ガブリーリン・ユーリ, フループ・ゲンナジ, ダニロワ・ラリーサ, サヴァ・ナタリア, アブラメイコ・セルゲイ

2007066236
医中誌Web
食事から摂取する人工放射性核種および微量元素濃度について
Source:神奈川県衛生研究所研究報告(0303-0350) 36号 Page41-44(2006.09)
Author:飯島育代(神奈川県衛生研究所 理化学部), 高城裕之, 戸村健児
Abstract:神奈川県内の日常食中の放射性核種分析結果および、一部試料について実施した安定元素分析結果から、県内在住成人が食事からどの程度放射性核種および安定元素を摂取しているか、また、放射性核種、安定元素と献立に使用された食材との関連性、および放射性核種と安定元素との濃度の関連性等について検討した。Cs-137は1986年のチェルノブイリ事故時に濃度が増加したが、その後、漸減傾向が見られた。無機元素摂取量は平塚地区の女性の方が横浜地区に比べ、若干摂取量が大きかった。平塚地区では横浜地区に比べ、野菜類を初め、全ての食品群で食材を多用した献立を組み立てており、1日食事摂取量が大きかったためと見られた。日本人の食事摂取基準と比較すると、ほぼ基準を満たしているかやや少ない傾向が見られた。食塩は両地区とも目標量以下に抑えられていた。

2007065685
医中誌Web J-STAGE
セミパラチンスク核実験場からの放射性降下物汚染地域住民のレトロスペクティブ線量評価 第II部 甲状腺への内部被曝(Retrospective Dose Assessment for the Population Living in Areas of Local Fallout from the Semipalatinsk Nuclear Test Site Part II: Internal Exposure to Thyroid)
Source:Journal of Radiation Research(0449-3060) 47巻Suppl.A号 PageA137-A141(2006.02)
Author:GordeevKonstantin(ロシア), ShinkarevSergey, IlyinLeonid, BouvilleAndre, HoshiMasaharu, LuckyanovNickolas, SimonSteven L.
Abstract:セミパラチンスク核実験場の周辺集落住民における放射性ヨウ素による甲状腺への内部被曝の評価方法を、主にモスクワ生物物理学研究所における長年の研究の結果として解説する。本法は、2つの重要な概念を導く。第1に、生物学的活性画分を直径50ミクロン未満の降下物粒子の総活性画分と定義し、それは植物によって保持され結果として乳製品を汚染する。第2に、雲の最大高度や平均風速に関する情報から無次元量として相対距離を決定し、生物活性画分が爆心地からどのくらいの距離に散布されたかを論ずる。パラメータは、同一相対距離の地点において生物活性画分がいずれの検査でも同様の結果になるよう定めた。このように、ドロン村とカノネルカ村の住民の甲状腺に対する内部被曝の推定を提示し、推定の不確実さの主因を特定している。

2007065680
医中誌Web J-STAGE
カザフスタンのセミパラチンスク実験場におけるドイツ放射線環境研究所(GSF)の活動に関する概論(An Overview on GSF Activities at the Semipalatinsk Test Site, Kazakhstan)
Source:Journal of Radiation Research(0449-3060) 47巻Suppl.A号 PageA95-A100(2006.02)
Author:SemioshkinaNatalia(ドイツ), VoigtGabrielle

2007038441
医中誌Web
宮崎県における環境放射能調査(第18報)
Source:宮崎県衛生環境研究所年報(0917-3331) 17号 Page62-64(2006.09)
Author:中村公生(宮崎県衛生環境研究所 衛生化学部化学科), 浜田洋彦, 小坂妙子, 田中重雄
Abstract:平常時における環境放射能レベルは、昭和63年度に機器が配備されて以来、全国調査の一環として調査を続けている。今回、平成17年度の調査結果について報告した。平成17年度は、総量2382.3mmの降雨があり、95回の降水試料を採取した。降雨中の全β放射能を測定し、ほとんどは、検出限界値未満であった。大気浮遊じん、降下物及び土壌等の環境試料並びに牛乳、野菜、茶及び日常食等の食品試料について、所定の前処理後、γ線スペクトルを測定し、核種分析を実施した。人工放射性核種は、検出限界値以上の137Csを全27試料中4試料から検出した。検出した試料は、土壌2試料及び茶2試料であった。年度間平均はモニタリングポストによる測定結果が26.9nGy/h、サーベイメータによる測定結果が49nGy/hであった。いずれも例年と同程度であり特に異常値は認めなかった。

2007008079
医中誌Web
環境におけるテクネチウム
Source:Radioisotopes(0033-8303) 55巻8号 Page485-494(2006.08)
Author:石井紀明(放射線医学総合研究所放射線安全研究センター), 桜木智史

2007008076
医中誌Web
福岡・鹿家地区における水中ラドンによる屋内ラドン濃度への寄与ならびに線量評価
Source:Radioisotopes(0033-8303) 55巻8号 Page457-467(2006.08)
Author:楢崎幸範(福岡県保健環境研究所), 石川徹夫, 吉永信治, 古川雅英, 卓維海, 床次眞司, 石橋融子, 松尾宏
Abstract:居住空間的な観点から水中ラドンの寄与率を求め,木造家屋内でのラドンの成因とその濃度を評価するため,福岡県糸島郡鹿家地区において水中ラドン濃度と屋内ラドン濃度との関係を検討した.水道水中の平均ラドン濃度は43Bq/L,個人の井戸水では平均100Bq/Lであった.住居内の平均ラドン濃度は14Bq/m3,屋外の平均ラドン濃度は4Bq/m3で,大気中ラドン濃度の全国平均値と差がなかった.水中から屋内に揮散した推定ラドン濃度は3.6~13Bq/m3で,浴室内ラドン濃度の増加に寄与したが,他の部屋への影響は軽微であった.経口及び吸入摂取によるラドンの年間実効線量は0.44mSvと推定した.鹿家地区における生活用水中のラドン濃度レベルは公衆に対する付加的な放射線防護上の危険性が少ないことが示唆された

2006295805
医中誌Web J-STAGE
放射線汚染された南ウラルのTecha川流域住民の子孫における幼児死亡率(Infant Mortality among Offspring of Individuals Living in the Radioactively Contaminated Techa River Area, Southern Urals)
Source:Acta Medica Nagasakiensia(0001-6055) 50巻Suppl.1号 Page23-28(2005.12)
Author:OstroumovaEvghenia(ロシア), AkleyevAlexander, HallPer
Abstract:1949~1956年に,兵器用プルトニウム生産を行っていたコンビナートMayakから廃棄された液体放射性物質により,Techa川沿いに住む住人が外的にも内的にも長期間放射線暴露されてきた.両親の片方又は両方がTcha川沿いに住んでいて,1949年12月31日以後に生まれた子孫7897名(男4009名,女3888名)の死亡について調べた.1950~1956年に生まれたものが39.8%(3140名)を占め,彼らは子宮内被曝と生後にも被曝している可能性があり,46年以上にわたる追跡となるが,916名が死亡し,93%は死因を限定できた.916名中456名が1歳以下で死亡しており,38%が呼吸器疾患による死亡で,27%が感染症,13%が周産期障害であった.幼児死亡率は性別,民族,出生年に依存し,胎児での被曝量と生まれてから1年以内に受けた骨髄被曝量に有意に関係していた

2006235383
医中誌Web
北日本産コンブ中の99Tc及び137Cs濃度
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 48回巻 Page174(2005.11)
Author:大塚良仁(国立環境研究所 環境動態研究部), 五代儀貴, 久松俊一, 稲葉次郎

2006235379
医中誌Web
短期間の導入時における沿岸生物中のTcの経時的濃度予測モデル
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 48回巻 Page173(2005.11)
Author:立田穣(電力中央研 環境科学研生物環境領域)

2006235376
医中誌Web
チェルノブイリ汚染区域の土壌と地下水の検体中のウランアイソトープ(Uranium Isotopes in Soil and Ground Water samples around Chernobyl Exclusion Zone)
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 48回巻 Page173(2005.11)
Author:SahooSarata K.(放射線医学総合研究所), ShiraishiKunio, KoSusumu, EnomotoHiroko, TsygankovNikolay Y., ZamostyanPavlo V.

2006235375
医中誌Web
イシガレイの137Cs濃度
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 48回巻 Page172-173(2005.11)
Author:磯山直彦(海洋生物環境研究所 研究調査グループ)

2006235373
医中誌Web
西部北太平洋亜熱帯循環域200-500m深にみられるセシウム137の濃度極大
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 48回巻 Page172(2005.11)
Author:青山道夫(気象研究所 地球化学), 廣瀬勝己

2006235366
医中誌Web
インド北東部の住民がビンロウジ,タバコと共に消費するライム中の放射性核種の検出(DETECTION OF RADIONUCLIDES IN LIME CONSUMED WITH BETEL NUTS AND TOBACCO BY PEOPLE OF NORTHEAST INDIA)
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 48回巻 Page171(2005.11)
Author:BhattacharjeeDilip(広島大学原爆放射線医科学研究所), EndoSatoru, TanakaKenichi, OhtakiMegu, HoshiMasaharu

2006234037
医中誌Web
中国における放射線防護の現状についての簡単な紹介(A Brief Introduction on the Current Situation of Radiation Protection in China)
Source:保健物理(0367-6110) 40巻2号 Page202-203(2005.06)
Author:GuoQiuju(中華人民共和国), LiXutong

2006234036
医中誌Web
バングラデシュにおける飲用水中放射能(Radioactivity in Drinking Water of Bangladesh)
Source:保健物理(0367-6110) 40巻2号 Page191-201(2005.06)
Author:ChakrabortyShymal Ranjan(バングラデシュ), MollahAbdus Sattar, BegumAleya, AhmadGias Uddin
Abstract:バングラデシュ諸地域の飲用水に含まれる232Th,238U,40K,137Csの放射能濃度を,高純度ゲルマニウム(HPGe)検出器により測定した.232Th,238U,40Kにおいて,1標準偏差(1σ)での平均放射能値は,それぞれ250±52mBq/L-1,157±30mBq/L-1,9±3Bq/L-1であった.137Csはサンプル32%からのみ検出され,平均は4±0.8Bq/L-1であった.232Thと238Uの間には良好な相関が認められた.天然放射性核種によるラジウム相当放射能(Raeq)および代表的レベル指標(Iyr)も算出した.平均Raeqは1,212±303mBq/L-1で,平均Iyrは10±3mBq/L-1であった.飲用水中放射性核種摂取により,年間に個人が関与した実行線量(HE)を評価したところ,平均値は74±21μSvであった.放射性核種分布は137Csを除き正常であった.本放射性核種の放射能レベルは,他国における飲用水報告例と比較できた.本研究結果は,バングラデシュの飲用水における放射能規制確立に有用と考えられる

2006196988
医中誌Web
長崎県地域防災計画に係る環境放射能調査 2004年度
Source:長崎県衛生公害研究所報(0914-0301) 50号 Page44-46(2006.01)
Author:平良文亨(長崎県衛生公害研究所), 谷村義則

2006187543
医中誌Web
環境への放射性物質放出に対する放射線防護システムの構築(Establishment of Radiation Protection System against Radioactive Materials Released into the Environment)
Source:Annual Report of the National Institute of Radiological Science(0439-5956) 43号 Page12-14(2004.10)
Author:IshigureNobuhito(放射線医学総合研究所放射線安全研究センター 防護体系構築研究グループ)

2006182579
医中誌Web
沿岸生物中137Cs濃度短期間変化の3次元分布予測モデル
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 47回巻 Page134(2004.11)
Author:立田穣(電力中央研究所環境科学研究所), 和田明

2006182576
医中誌Web
各生育段階におけるハツカダイコンへの放射性セシウム,放射性ストロンチウムの移行
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 47回巻 Page133(2004.11)
Author:坂内忠明(放射線医学総合研究所放射線安全研究センター 比較環境影響), 村松康行

2006182573
医中誌Web
環境放射能を用いた閉鎖系水域 長崎県大村湾の底質環境の影響評価
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 47回巻 Page132(2004.11)
Author:藤安得博(長崎大学 大学院環境科学研究科), 高辻俊宏, 中村成孝, 吉川勲, 大塚良仁

2006163551
医中誌Web
日本学術会議の報告書「放射性物質による環境汚染の予防と回復に関する研究の推進」について
Source:保健物理(0367-6110) 40巻3号 Page212-215(2005.09)
Author:飯田孝夫(名古屋大学 大学院工学研究科)

2006162358
医中誌Web J-STAGE
日本で消費されるキノコ類の137Csおよび40K含量とその摂取による被曝線量(Concentrations of 137Cs and 40K in Mushrooms Consumed in Japan and Radiation Dose as a Result of Their Dietary Intake)
Source:Journal of Radiation Research(0449-3060) 45巻2号 Page325-332(2004.06)
Author:Ban-naiTadaaki(放射線医学総合研究所), MuramatsuYasuyuki, YoshidaSatoshi

2006138789
医中誌Web
高知県の環境放射能調査(第19報) 平成16年度
Source:高知県衛生研究所報(0289-582X) 51号 Page79-86(2005.12)
Author:近澤紘史(高知県衛生研究所), 植村多恵子, 石井隆夫

2006138783
医中誌Web
ワイン及びブルーベリー中の137Cs
Source:高知県衛生研究所報(0289-582X) 51号 Page43-44(2005.12)
Author:近澤紘史(高知県衛生研究所), 植村多恵子, 石井隆夫

2006137429
医中誌Web
慢性的な放射腺曝露のTecha河岸住民におけるリンパ球の適応能(Adaptive Capacities of Lymphocytes in Techa Riverside Residents Chronically Exposed to Radiation)
Source:保健物理(0367-6110) 39巻4号 Page375-381(2004.12)
Author:AkleyevAlexander V.(ロシア), AleschenkoAlina V., GotlibValentina J., KudriashovaOlga V., SemenovaLidiya P., SerebryanyiAlexander M., KhydyakovaOksana I., PelevinaIrina I.
Abstract:放射線事故で曝露したTecha河岸の住民(試験群)における細胞遺伝学的影響を調べる為に小核試験を行った.社会経済的状態と健康福祉基準が同様の南ウラル地域の非曝露住民(対照群)と比較した.研究の途中で血中リンパ球に対する自然に起こる障害,血中リンパ球に対する障害誘起における放射線因子の果たす役割,急性放射に対するリンパ球の感受性と適応能力を調べることが可能であった.被爆住民で観察されたリンパ球障害のベースライン(試験前)値は非曝露村の住民で観察された自然に起こる障害値との間に有意差はなかった.曝露住民のリンパ球は対照群に比べて放射線感受性と適応反応能力の低下が認められた.結論として,慢性放射線曝露因子は被爆者の放射線感受性と適応反応誘導の形成に大きく影響すると考えられた

2006125436
医中誌Web J-STAGE
ベラルーシ・ゴーメリ州住民における主要および微量元素の毎日の摂取(Daily intake of major and trace elements in residents of Gomel oblast,Belarus)
Source:Biomedical Research on Trace Elements(0916-717X) 15巻3号 Page272-274(2004.10)
Author:KoSusumu(放射線医学総合研究所), ShiraishiKunio, SahooSarata Kumar, ShevchukLarisa, ShevchukValery E., ZamostyanPavlo V.
Abstract:ベラルーシ・ゴーメリ州はチェルノブイリ原子力発電所事故による最も重大な影響を受けた地域の一つである.放射性核種の食料への汚染は事故後よく調べられているが,一方安定元素の摂取について記載した報告は全く見られない.本報告では元素摂取の予備調査について述べた.地域の成人および小児の食事をICP-AESおよびICP-MSで分析した.ベラルーシ人小児の元素の毎日の摂取は以下のように推定した.Ba(1.6mg); Ca(0.44g); Cd(12μg); Co(20μg); Cs(3.3μg); Cu(0.90mg); Fe(29mg); K(2.2g); Mg(0.17g); Mn(2.4mg); Na(2.1g); P(0.65g); Rb(0.83mg); Sr(1.5mg); Th(0.50μg); U(0.36μg);およびZn(5.0mg)である.Zn摂取の欠乏が見られたが,232Thおよび238Uのような放射性核種の摂取は他地域の平均以下であった

2006125428
医中誌Web J-STAGE
微量元素と食物
Source:Biomedical Research on Trace Elements(0916-717X) 15巻3号 Page225-234(2004.10)
Author:白石久二雄(放射線医学総合研究所 線量評価研究部)

2006117077
医中誌Web
環境試料の放射性核種濃度の調査結果(2004年度)
Source:島根県保健環境科学研究所報(1347-2860) 46号 Page116-121(2005.12)
Author:生田美抄夫(島根県保健環境科学研究所), 岸真司, 原田和幸, 田中文夫, 高井敏文

2006114070
医中誌Web
琵琶湖産魚介類中の放射能調査
Source:滋賀県立衛生環境センター所報 38巻 Page69-72(2003.12)
Author:桐山徳也(滋賀県立衛生環境センター), 川本寛, 金田恵美子, 小林博美, 徳田三郎

2006100168
医中誌Web
青森県における乳幼児の食品摂取の実態
Source:保健物理(0367-6110) 39巻3号 Page220-230(2004.09)
Author:五代儀貴(環境科学技術研究所 環境動態研究部)
Abstract:核燃料再処理施設周辺住民の安全評価の妥当性を検証するための基礎データとすることを目的として,1991年から1996年にかけて青森県全域において食品摂取量に関する調査を実施した.まず,1991年から1994年にかけて5歳以上を対象に食品摂取量を調査した.しかし,周辺住民の安全評価という観点では5歳未満の乳幼児の食品摂取量は無視できないことから,引続き1995年から1996年にかけて,青森県内の乳幼児の食品摂取量に関するデータを得ることを目的として調査を実施した.乳幼児の食品摂取量は,5歳以上に比べ,4歳児で約1/2,1歳児で約1/3であった.しかし,総摂取量に占める乳類の摂取割合は,5歳以上の10%に対し,4歳児で約2倍の19%,1歳児で約3倍の27%で,乳類が乳幼児の食品摂取について特に重要であった.よって,青森県における乳幼児の食品摂取量の実態があきらかとなった

2006081324
医中誌Web
大阪府における環境および食品中放射能調査(平成16年度報告)
Source:大阪府立公衆衛生研究所研究報告(1343-2923) 43号 Page93-99(2005.11)
Author:肥塚利江(大阪府立公衆衛生研究所 生活環境部環境水質課), 安達史恵, 渡邊功

2006079099
医中誌Web
神奈川県における放射能調査 2004年度
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 51号 Page51(2005.11)
Author:中口幹雄(神奈川県衛生研究所), 飯島育代, 桑原千雅子, 勝部貢治

2006050160
医中誌Web
食品の放射能汚染に関する研究(第12報)輸入食品の全ベータ放射能
Source:名古屋市衛生研究所報(0287-5241) 51号 Page31-32(2005.09)
Author:宮崎仁志(名古屋市衛生研究所), 田村征男

2005182371
医中誌Web
岩手県における環境放射能調査 (2003年4月~2004年3月)
Source:岩手県環境保健研究センター年報(1348-1886) 3号 Page102-104(2005.01)
Author:間山秀信(岩手県環境保健研究センター), 千葉紀穂

2005182247
医中誌Web
電磁誘導加熱による環境放射能用水試料濃縮法の改善
Source:東京都健康安全研究センター研究年報(1348-9046) 55号 Page265-267(2005.02)
Author:冨士栄聡子(東京都健康安全研究センター 環境保健部水質研究科), 小西浩之, 瀬戸博, 矢口久美子

2005178104
医中誌Web
埼玉県における輸入食品(香辛料,ハーブ及びナッツ類等)の放射能調査(2000~2002年度)
Source:埼玉県衛生研究所報 38号 Page130-133(2005.03)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所), 日笠司, 中澤清明, 高岡正敏, 浦辺研一

2005178103
医中誌Web
埼玉県における環境放射能水準調査(平成15年度)
Source:埼玉県衛生研究所報 38号 Page122-129(2005.03)
Author:日笠司(埼玉県衛生研究所), 三宅定明, 浦辺研一

2005114489
医中誌Web
大阪府における環境および食品中放射能調査(平成15年度報告)
Source:大阪府立公衆衛生研究所研究報告(1343-2923) 42号 Page77-83(2004.11)
Author:肥塚利江(大阪府立公衆衛生研究所 生活環境部環境水質課), 渡辺功

2005112756
医中誌Web
世界の放射線被曝地における線量調査
Source:広島大学原爆放射線医科学研究所年報(1348-3765) 45号 Page156-157(2004.12)
Author:高田純(広島大学原爆放射線医科学研究所), 田中憲一, 星正治, 谷省蔵, StepanenkoV.F., StepanovV.E, ShevchukV.E., DogtevaM.O.

2005112752
医中誌Web
チェルノブイリの汚染地域の環境汚染の調査と住民の健康影響の研究
Source:広島大学原爆放射線医科学研究所年報(1348-3765) 45号 Page155(2004.12)
Author:星正治(広島大学原爆放射線医科学研究所), 高田純, 田中憲一, 遠藤暁, マーク・オルロフ, 高辻俊宏, 佐藤斉, ヴァレリ・ステパネンコ, アレクサンドル・イワニコフ, 早川式彦

2005105218
医中誌Web
島根県におけるストロンチウム90の調査結果(2002,2003年度)
Source:島根県保健環境科学研究所報(1347-2860) 45号 Page151-153(2004.12)
Author:江角周一(島根県保健環境科学研究所), 岸真司, 原田和幸, 田中文夫, 高井敏文

2005105216
医中誌Web
環境試料の放射性核種濃度の調査結果(2003年度)
Source:島根県保健環境科学研究所報(1347-2860) 45号 Page142-148(2004.12)
Author:江角周一(島根県保健環境科学研究所), 岸真司, 原田和幸, 田中文夫, 高井敏文

2005101215
医中誌Web
宮崎県における環境放射能調査(第16報)
Source:宮崎県衛生環境研究所年報(0917-3331) 15号 Page78-80(2004.11)
Author:中村公生(宮崎県衛生環境研究所 衛生化学部化学科), 浜田洋彦, 田中重雄
Abstract:平常時における環境放射能レベルについては,昭和63年度に機器が配備されて以来,全国調査の一環として調査を続けている.今回,平成15年度の調査結果について報告した.降水,大気浮遊塵,降下物,蛇口水,土壌,精米,牛乳,大根,ホウレン草,茶及び日常食中の放射能並びに空間放射線量率は,いずれも例年と同程度であり特に異常値は認められなかった.

2005090764
医中誌Web
神奈川県における放射能調査(2003年度)
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 50号 Page87(2004.11)
Author:林孝子(神奈川県衛生研究所), 飯島育代, 桑原千雅子, 高城裕之

2005059999
医中誌Web
奈良県における環境放射能調査(第12報) (2003年4月~2004年3月)
Source:奈良県保健環境研究センター年報(1348-3153) 38号 Page93-94(2004.12)
Author:岡田作(奈良県保健環境研究センター), 玉瀬喜久雄, 北村栄治, 岡田弘

2004237582
医中誌Web
茨城県沿岸海域における海底土中の放射性核種濃度
Source:茨城県公害技術センター研究報告(0916-2801) 13号 Page29-33(2004.03)
Author:宮崎雅弘(茨城県公害技術センター), 平柳典亮, 橋本和子, 滝口修平
Abstract:1997年7月から2003年1月に茨城県沿岸海域で採取した海底土中の放射性核種濃度及び関連する項目について報告した.海底土中の137Cs,239+240Pu濃度は経年的にみると,那珂川河口域を除きほぼ同じレベルで推移していた.海域により異なるが137Cs,239+240Pu濃度は強熱減量,比表面積間で高い相関がみられた.茨城県沿岸海域における海底土の137Cs,239+240Pu濃度は全国と同じレベルであり,原子力施設の影響がほとんどないと考えられた.137Cs濃度の季節変動については,海流等の影響を検討する必要があった

2004237581
医中誌Web
茨城県沿岸における海岸砂中のウラン濃度-共同排水口周辺及びバックグラウンド調査
Source:茨城県公害技術センター研究報告(0916-2801) 13号 Page25-28(2004.03)
Author:橋本和子(茨城県公害技術センター), 平柳典亮, 斎藤美子, 滝口修平
Abstract:昨年1月に,専用排水管排出口(共同排水口)周辺の海岸砂からウランが低いレベルながら監視委員会で定める検出限界値を超えて検出されたことから,その原因について,施設由来又は天然由来かを究明するとともに県沿岸部の海岸砂を調査した.さらに,定常業務で実施している大洗地区の海岸砂1地点についても検討に加えた.共同排水口周辺海岸砂からのウランは,事業所の共同溝が砂に埋もれ,排水が砂浜上を流れることにより,排水中に含まれるウランが砂表面に付着したために起きたと考えられた.県内6海岸を比較するとウラン濃度は北(磯原)の方が高い傾向を認め,同時に測定した228Acの濃度を考慮すると,これは岩石による影響と考えられた

2004222997
医中誌Web
諸外国産輸入食品の放射能濃度(2000年-2003年)
Source:Radioisotopes(0033-8303) 53巻5号 Page307-315(2004.05)
Author:杉山英男(国立保健医療科学院), 寺田宙, 平田明日美, 櫻井かさね, 宮田昌弘, 後藤成生

2004210997
医中誌Web
埼玉県における環境放射能水準調査(平成14年度)
Source:埼玉県衛生研究所報 37号 Page138-145(2004.03)
Author:日笠司(埼玉県衛生研究所), 三宅定明, 浦辺研一

2004189895
医中誌Web
輸入食品中の放射能濃度(第12報) 平成14年度
Source:東京都健康安全研究センター研究年報(1348-9046) 54号 Page146-150(2004.02)
Author:観公子(東京都健康安全研究センター 食品化学部食品成分研究科), 牛山博文, 新藤哲也, 斉藤和夫

2004143443
医中誌Web
食品中の放射性核種濃度とリスク評価へのアプローチ
Source:日本薬学会年会要旨集(0918-9823) 124年会巻3号 Page174(2004.03)
Author:杉山英男(国立保健医療科学院), 寺田宙, 緒方裕光, 礒村公郎, 平田明日美, 櫻井かさね, 宮田昌弘, 後藤成生

2004127229
医中誌Web
Vodnyi ロシアにおける長期の低レベル被爆地域(Vodnyi: a Long-term, Low-level Radiation Exposure Field Site in Russia)
Source:保健物理(0367-6110) 38巻4号 Page332-343(2003.12)
Author:TaskaevAnatoly I.(ロシア), LandaEdward R., GuryevDenis V., Golovko ButlerNatalia, KraemerThomas F.

2004113839
医中誌Web
大阪府における環境及び食品中放射能調査(平成14年度報告)
Source:大阪府立公衆衛生研究所研究報告(1343-2923) 41号 Page51-58(2003.10)
Author:肥塚利江(大阪府立公衆衛生研究所 生活環境部環境水質課), 渡辺功
Abstract:大阪府における「環境および各種食品中放射能調査」結果を報告した.平成14年度の環境,および各種食品中の放射能,および放射線のレベルはすべて平常値であり,人工放射性物質の環境への新たな放出はないことが確認された.本年度も,上水の原水(淀川河川水)に医学利用によると思われる極微量(濃度:1mBq/L前後)のヨウ素131を検出したが,府民への健康影響には問題とならないレベルであった.なお,モニタリングポストによる空間線量値において,7月12日に一時的に平常値を上回る値を検出したが,これは近傍工事現場による非破壊検査の影響であった

2004111263
医中誌Web
岐阜県南部及び愛知県北西部の大学構内,寄宿舎及び学生自宅における水中ラドン濃度測定(Measurements of Radon Concentration in Water of Campus, Dormitory and Student Home in South Area of Gifu Prefecture and Northwest Area of Aichi Prefecture)
Source:保健物理(0367-6110) 38巻3号 Page261-266(2003.09)
Author:ShimoMichikuni(藤田保健衛生大学), SuginoMasato, HatanoHarumi

2004105153
医中誌Web
高知県における環境放射能調査 第17報 平成14年度
Source:高知県衛生研究所報(0289-582X) 49号 Page81-89(2003.12)
Author:近澤紘史(高知県衛生研究所), 植村多恵子, 石井隆夫
Abstract:平成14年度も降水,降下物,蛇口水,土壌,牛乳,農産物,かつお,日常食,空間放射線景率についての環境放射能調査を行った.降水は,88試料中2試料から全β放射能が検出された.降下物,蛇口水の核種分析から137Csは検出されなかったが,天然放射性核種の40K及び7Beは全ての試料から検出された.土壌から137Cs及び天然放射性核種の40K,トリウム系列ならびにウラン系列の核種が検出されたが,前年度と比べて大きな変化は認められなかった.各種食品及び日常食では,137Csはかつお及び日常食から,7Beは大根及び平成14年10月6日の高知市の日常食から,40K及び全β放射能は全ての試料から検出されたが,異常値は認められなかった.モニタリングポスト及びサーベイメータによる空間放射線量率も前年度と比べ,大きな変化は認められなかった

2004050859
医中誌Web
岩手県における環境放射能調査 2002年4月~2003年3月
Source:岩手県環境保健研究センター年報(1348-1886) 2号 Page93-95(2003.09)
Author:間山秀信(岩手県環境保健研究センター), 田中舘泰, 千葉紀穂
Abstract:2002年7~10月に岩手県内の水道原水18試料を採取し標題の調査を行った.その結果,クリプトスポリジウムとジアルジアはいずれも検出されなかった.一方,県内の水道事業所が独自に実施した水源検査ではジアルジアが1試料(表流水)から4個/10L検出されていることから今後も調査の継続が必要と考えられた

2004037259
医中誌Web
福岡県における90Sr及び137Csの濃度分布と推移(1989~2000年)
Source:保健物理(0367-6110) 38巻2号 Page148-153(2003.06)
Author:楢崎幸範(福岡県保健環境研究所), 田上四郎
Abstract:1989~2000年迄の福岡県の環境中の90Sr及び137Cs濃度分布と推移について調査解析を行った.その結果,降下物中に検出される90Sr,137Cs濃度は極めて低かった.環境中での二次的拡散の源である土壌中の濃度は比較的高く(5.3,6.0Bq/kg乾土),近年の表層土壌中の濃度に有意差はみられなくなった.日常食中の濃度はほぼ一定の濃度水準で推移し(22,18mBq/kg),両核種濃度に大きな差は認められなくなった.都市部の日常食中の濃度は漁村部に対し有意に高かった.陸水及び海水中の90Sr濃度は有意差は無かったが,137Csは海水中で検出されたが陸水中には検出されなかった.海底土中に137Csは2.1Bq/kg乾土検出されたが90Srは検出されなかった.水中の土壌粒子への分配係数の差が両核種濃度の分布に偏りを生じさせた

2003312187
医中誌Web
埼玉県における輸入食品(香辛料及びナッツ類等)の放射能調査(平成9~11年度)
Source:埼玉県衛生研究所報 36号 Page111-113(2003.03)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所), 日笠司, 茂木美砂子, 大沢尚, 中澤清明, 浦辺研一
Abstract:衛生研究所においては,流通食品の放射能汚染の実態把握,評価及び対策を行う目的で,平成元年度からGe半導体検出器による実態調査を開始した.平成9~11年度に行った県内に流通している輸入食品(香辛料及びナッツ類等)の放射能調査結果について報告した.毎年度20検体,計60検体を採取した.134Csは全て不検出であった.又,137Csは7検体から検出し,137Cs濃度が一番高かったのはタイム(ギリシヤ産)の4.4Bq/kgであった.よって,県内に流通している輸入食品(香辛料及びナッツ類等)については特に問題はないことが推測された

2003310730
医中誌Web
エニセイ川流域における放射性核種の広域移行挙動研究 汚染状況と被ばく線量の推定
Source:放射線生物研究(0441-747X) 38巻2号 Page113-134(2003.06)
Author:松永武(日本原子力研究所東海研究所), KuznetsovYurii V.

2003233429
医中誌Web
水中ラドンに起因する健康リスク
Source:Radioisotopes(0033-8303) 52巻4号 Page203-209(2003.04)
Author:石川徹夫(放射線医学総合研究所), 床次眞司, 山田裕司

2003226083
医中誌Web
高知県における環境放射能調査(第16報) 平成13年度
Source:高知県衛生研究所報(0289-582X) 48号 Page95-102(2002.01)
Author:近澤紘史(高知県衛生研究所), 植村多恵子, 石井隆夫

2003220951
医中誌Web
各地域のベトナム人における食事性トリウム-232,ウラン-238,セシウム及びストロンチウムの推定(Estimation of Dietary 232Th, 238U, Cesium and Strontium in Vietnamese People from Different Geological Regions)
Source:Annual Report of the National Institute of Radiological Science(0439-5956) 41号 Page88-89(2002.10)
Author:ShiraishiKunio(放射線医学総合研究所), KimuraShinzo, AraeHideki, GiangNyuen, SinhNguyen M., TuanNguyen N.

2003206637
医中誌Web
輸入食品中の放射能濃度(第11報) 平成13年度
Source:東京都立衛生研究所研究年報(0082-4771) 53号 Page131-135(2003.02)
Author:観公子(東京都立衛生研究所 生活科学部), 牛山博文, 新藤哲也, 斉藤和夫

2003200507
医中誌Web
食品の放射能汚染に関する研究(第11報) 輸入食品の全ベータ放射能
Source:名古屋市衛生研究所報(0287-5241) 48号 Page17-18(2003.01)
Author:宮崎仁志(名古屋市衛生研究所), 田村征男
Abstract:平成12年度及び平成13年度に搬入された輸入食品30検体(穀類及びその加工品14検体,肉類及びその加工品9検体,種実類及びその加工品7検体)の灰化試料を用いて,全ベータ放射能を測定した.その結果,全検体の全ベータ放射能濃度は例年とほぼ同水準の数値であった

2003176094
医中誌Web
神奈川県における放射能調査 2001年度
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 48号 Page52(2002.11)
Author:高城裕之(神奈川県衛生研究所), 飯島育代, 桑原千雅子

2003156486
医中誌Web
核医学治療医薬品89Srの排水基準に関する検討
Source:日本放射線技術学会総会学術大会一般研究発表後抄録 56回巻 Page264(2000.08)
Author:成田雄一郎(千葉県がんセンター 放射線治療部 物理室), 木下富士美, 市原裕紀, 藤ヶ崎香里, 日吉和久

2003146051
医中誌Web
各種食品のガンマ線核種分析調査結果
Source:石川県保健環境センター研究報告書(1349-3604) 38号 Page126-130(2001.12)
Author:堀秀朗(石川県保健環境センター 環境放射線部), 橋本桂輔, 翫幹夫, 玉井徹, 内田賢吾

2003145211
医中誌Web
大阪府における環境及び食品中放射能調査 平成13年度報告
Source:大阪府立公衆衛生研究所研究報告(1343-2923) 40号 Page109-115(2002.10)
Author:肥塚利江(大阪府立公衆衛生研究所 公衆衛生部), 渡辺功, 鵜川昌弘

2003129584
医中誌Web
食品摂取比率と食品中放射能による放射能摂取量算定の改善策
Source:石川県保健環境センター研究報告書(1349-3604) 37号 Page170-171(2000.12)
Author:堀秀朗(石川県保健環境センター 環境放射線部), 橋本桂輔

2002281219
医中誌Web
埼玉県における環境放射能水準調査(平成12年度)
Source:埼玉県衛生研究所報 35号 Page94-101(2002.03)
Author:日笠司(埼玉県衛生研究所), 三宅定明, 中澤清明

2002281140
医中誌Web
日本人における食品カテゴリー18種によるトリウム-232及びウラン-238摂取(Contributions of 18 Food Categories to Intakes of 232Th and 238U in Japanese)
Source:Annual Report of the National Institute of Radiological Science(0439-5956) 40号 Page67-68(2000.04)
Author:ShiraishiKunio(放射線医学総合研究所), TagamiKeiko, MuramastuYasuyuki, YamamotoMasayoshi

2002271572
医中誌Web
埼玉県内の流通食品(輸入野菜等)における放射能調査
Source:埼玉県衛生研究所報 35号 Page102-103(2002.03)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所), 大沢尚, 中澤清明

2002271571
医中誌Web
放射性Cs高濃縮食品におけるCsの存在
Source:日本薬学会年会要旨集(0918-9823) 121年会巻4号 Page175(2001.03)
Author:杉山英男(国立公衆衛生院), 前田陽子, 桑原千雅子, 寺田宙, 加藤文男

2002271570
医中誌Web
食用キノコ類に起因する日本人の137Cs摂取量の分析とそれによる被曝線量評価に関する研究
Source:日本大学歯学部総合歯学研究所研究報告書 平成9・10・11年度巻 Page36-41(2002.03)
Author:清水雅美(日本大学 歯 放射性同位元素), 安齋育郎
Abstract:東京都内で購入した9種類,95試料のキノコに含まれる137Cs,134Cs,40Kの放射能濃度を分析した.137Csの放射能濃度は,乾燥したキノコ(干し椎茸,キクラゲ)では< 2.23~37.1Bq/kg,生のキノコでは< 0.223~7.76Bq/kgであった.40Kは全てのキノコで検出されたが,134Csは全て検出限界以下であった.各キノコの年間消費量からキノコ類の摂取に起因する137Csと40Kの年間摂取量を求め,内部被曝線量をICRPの実効線量係数で評価したところ被曝線量は各々,平均的な日本人が一年間に40Kから受ける実効線量当量の0.02%と1.1%に相当するものであった.このことから,キノコによる被曝の寄与は相対的に小さいものと考えられた

2002271569
医中誌Web
日本の沿岸海域における二つの重要な放射性核種の運命と水産物を介する摂取による蓄積線量(Fate of Two Important Radionuclides in the Coastal Seas of Japan and Resultant Dose from Intake through Fishery Products)
Source:Annual Report of the National Institute of Radiological Science(0439-5956) 40号 Page80(2000.04)
Author:WatabeTeruhisa(放射線医学総合研究所), MatsubaMitsue, YokosukaSetsuko

2002247670
医中誌Web
輸入食品中の放射能核種分析値の年次推移(平成元年度~11年度)
Source:横浜市衛生研究所年報(0912-2826) 40号 Page69-74(2001.12)
Author:佐藤昭男(横浜市衛生研究所), 日高利夫, 臼井進
Abstract:平成元年~11年度迄の輸入食品(397検体)中の放射能核種分析結果についてまとめた.輸入食品はいずれも放射能暫定限度(134Cs及び137Cs合計370 Bq/kg)以下であった.検査件数・検出件数が最も多かったのはイタリア産のパスタ類であったが,チェルノブイリ原発事故後,年数の経過に伴い134Csおよび137Cs汚染の顕著な減少がみられた.一方,西欧産のブルーベリージャムについては134Cs及び137Csが現在も検出される為,今後もブルーベリージャムを中心とした輸入食品の放射能核種分析を継続していく必要がある

2002199165
医中誌Web
輸入食品中の放射能濃度(第10報) (平成12年度)
Source:東京都立衛生研究所研究年報(0082-4771) 52号 Page129-132(2002.01)
Author:観公子(東京都立衛生研究所), 牛山博文, 新藤哲也, 齋藤和夫

2002115845
医中誌Web
高レベル放射性廃棄物地層処分に関する計画と現状
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 44回巻 Page62(2001.10)
Author:梅木博之(原子力発電環境整備機構)

2002106561
医中誌Web
輸入食品の放射能検査
Source:食品衛生研究(0559-8974) 51巻12号 Page53-62(2001.12)
Author:杉山英男(国立公衆衛生院), 出雲義朗

2001271339
医中誌Web
モナザイト汚染に伴う大宮市内の井戸水の検査について
Source:埼玉県衛生研究所報 34号 Page98-100(2001.02)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所), 日笠司, 森田久男, 茂木美砂子, 斉藤正樹, 青羽信次, 中澤清明
Abstract:大宮市内の事業所敷地内にモナザイトがまかれていたことから,現場周辺の井戸水の安全性を確認する目的で,現場周辺の井戸水について検査を行った.放射線量率,全β放射能,トリウム(232Th)及びウラン(235U及び238U)について調べた結果,モナザイトの影響は特に認められなかった.なお,大宮市内の事業所敷地内にまかれたモナザイトについては,現在化学技術庁の指導によりドラム缶に回収し,理化学研究所に一時保管している.又,熊谷市及び羽生市のモナザイトについては,鉄板等を用いて新たに遮蔽を施すなどしており,周辺住民と周辺環境に問題はないことが確認されている

2001269663
医中誌Web
【放射線被曝のアセスメント】 食品・飲料水の放射能
Source:公衆衛生(0368-5187) 65巻6号 Page409-412(2001.06)
Author:白石久二雄(放射線医学総合研究所)
Abstract:食品や飲料水に関連した経口摂取による放射線被曝線量,食品中に含まれる放射性核種濃度,これらの内部被曝による健康への影響と具体的な対策について解説した.放射性物質,食品添加剤,残留農薬,ダイオキシン,排気ガス等の問題に過敏すぎても鈍感すぎてもよくないと思われる.チェルノブイリ事故から得られた教訓として,飲料水を含む食品の放射能汚染については,普段からの情報収集を怠らないこと.体の抵抗力,免疫力を低下させないようにバランスの取れた食事に心がけること.精神的な被曝者にならないことが挙げられる

2001175392
医中誌Web
食品の放射能汚染に関する研究(第10報) 輸入食品の全ベータ放射能
Source:名古屋市衛生研究所報(0287-5241) 46号 Page31-32(2000.12)
Author:宮崎仁志(名古屋市衛生研究所), 宮部正樹
Abstract:平成10年度及び11年度に,当所に搬入された輸入食品34検体について,全データベース放射能を測定した.その結果,穀類及びその加工品(31検体):50.0~81.8Bq/kg,種実類及びその加工品(3検体):165.5~169.0Bq/kgであった.又,全検体の全ベータ放射線濃度は,例年とほぼ同水準の数値であった

2001175391
医中誌Web
食品中における放射性核種の体内代謝及び被ばく線量評価に関する研究 メダカの肉にとりこまれた57Coの存在形態及びマウスにおける排せつ
Source:公衆衛生研究(0916-6823) 49巻4号 Page370(2000.12)
Author:ZhangYonghong(国立公衆衛生院)

2001162422
医中誌Web
大阪府における環境及び食品中放射能調査(平成11年度報告)
Source:大阪府立公衆衛生研究所研究報告(1343-2923) 38号 Page83-90(2000.09)
Author:肥塚利江(大阪府立公衆衛生研究所), 渡辺功, 鵜川昌弘
Abstract:平成11年度の科学技術庁委託により実施した大阪府における環境及び各種食品中放射能調査結果を報告.調査は,前年度と同様,全ベータ放射能測定(降水),ガンマー線放出核種分析[セシウム137,ヨウ素131,カリウム40等](降下物,大気浮遊塵,上水,海水,土壌,海底土及び各種食品試料)及び空間放射線量率について実施した.平成11年度の環境及び各種食品中の放射能及び放射線のレベルは,昨年度と同様,全て平常値であり,人工放射性物質の新たな環境への放出はないことが確認された.本年度も上水の原水(淀川河川水)試料の一部に医学利用によると思われる極微量のヨウ素131を検出したが,その濃度は1mBq/l前後であり,府民への健康影響は全く問題のないレベルであった

2001152543
医中誌Web
胃腸通過時間と食物繊維の影響について
Source:岡山県環境保健センター年報(0914-9309) 24号 Page81-86(2000.12)
Author:柚木英二(岡山県環境保健センター), 杉田光, 清水光郎
Abstract:食物の体内滞留時間に強い影響を与える食物繊維について検討した.食物繊維(Df)の難消化性の成分の増加は必ず胃腸通過時間を短縮させる.Df5%食ではDf1%食の摂取時の25%の時間短縮が認められた.しかし可溶性食物繊維については,胃腸通過時間は必ずしも短縮されていないことが認められた.このことは,日常食におけるDfの給源を多くの食品数から摂取する必要があることを示すものである.食物繊維(Df)が少ない場合でも食餌の利用率に影響があった

2001152530
医中誌Web
岡山県内における食品中の放射能調査
Source:岡山県環境保健センター年報(0914-9309) 24号 Page87-90(2000.12)
Author:清水光郎(岡山県環境保健センター), 片岡敏夫, 道広憲秀, 柚木英二
Abstract:県内における特産品,標準食品及び日常食を対象として,90Sr及び239+240Pu濃度のバックグランドレベル調査を行った.その結果,90Sr濃度は特産品がND~7.7Bq/kg生,標準食品が0.033Bq/kg生~0.066Bq/kg生,日常食がND~0.045Bq/kg生の範囲であった.一方,239+240Pu濃度は標準食品及び日常食からは検出されなかった.しかし県内の特産品である魚介類の2食品(カキ:0.0014Bq/kg生,も貝:0.0026Bq/kg生)から極微量が検出された.これらは,その検出レベルから過去に大気圏内に行われた,核実験によるものであると考えられる

2001139564
医中誌Web
神奈川県における放射能調査 1999年度
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 46号 Page54(2000.11)
Author:高城裕之(神奈川県衛生研究所), 飯島育代, 桑原千雅子, 小山包博

2001121134
医中誌Web
【これからの給排水・衛生設備】 RI排水
Source:病院設備(0007-764X) 41巻1号 Page23-30(1999.01)
Author:真重敬幸(アロカ)

2001083494
医中誌Web
野生マシュルーム中の放射性セシウム濃度と食用マシュルーム(Pleurotus ostreatus)によるセシウム蓄積の特徴
Source:Journal of Health Science(1344-9702) 46巻5号 Page370-375(2000.10)
Author:SugiyamaHideo(国立公衆衛生院), TeradaHiroshi, ShibataHisashi, MoritaYohoji, KatoFumio

2001059054
医中誌Web
輸入食品中の放射能濃度(第8報) 平成10年度
Source:東京都立衛生研究所研究年報(0082-4771) 50号 Page167-173(2000.01)
Author:観公子(東京都立衛生研究所), 牛山博文, 新藤哲也, 安田和男

2000255856
医中誌Web
JCO臨界事故に係る環境試料中の放射能調査
Source:茨城県公害技術センター研究報告(0916-2801) 10号 Page83-86(2000.03)
Author:柳岡知子(茨城県公害技術センター), 平井保夫, 橋本和子, 児玉弘人, 廣田修二, 嘉成康弘

2000255843
医中誌Web
JCO臨界事故に係る食品,学校等の依頼測定について
Source:茨城県公害技術センター研究報告(0916-2801) 10号 Page87-88(2000.03)
Author:児玉弘人(茨城県公害技術センター), 橋本和子, 柳岡知子, 嘉成康弘, 平井保夫

2000176296
医中誌Web
滋賀県下における地下水等のウラン濃度調査
Source:生活と環境(0037-1025) 45巻3号 Page86-90(2000.03)
Author:寺倉宏美(滋賀県立衛生環境センター), 川本寛, 松井由廣, 椛島孝志, 徳田三郎
Abstract:滋賀県内の飲用に供すると考えられる井戸水261検体,湧水26検体,及び表流水29検体の合計316検体を対象とした.花崗岩類が分布する地域では,ウラン検出率が高いと同時に,高濃度で検出される地点も見られた.又,石灰岩の分布する湖東地域でも花崗岩地域と同様の傾向を示した.しかし,その他の地域ではその殆どが不検出であり,ウラン濃度は地質に由来し地域格差が大きく見られた.石灰岩層の影響が大きいと考えられる湖東長浜地区でも花崗岩層と同様の結果を示した.この地域では伊吹山北側に花崗岩層があるものの,花崗岩層の特性であるフッ素との相関は見られないため,石灰岩層に由来すると考えられる

1999144624
医中誌Web
食品中の放射能汚染に関する研究(第9報) 輸入食品の全ベータ放射能
Source:名古屋市衛生研究所報(0287-5241) 44号 Page22-23(1998.11)
Author:宮崎仁志(名古屋市衛生研究所), 宮部正樹

1999107523
医中誌Web
Cs-137汚染茸を摂取した日本人の体内半減期の測定例
Source:日本医学放射線学会雑誌(0048-0428) 58巻11号 Page595-596(1998.09)
Author:高田純(広島大原爆放射能医研), 竹岡清二, 遠藤暁, 星正治, 谷口金吾, 伊藤勝陽, ステパネンコV.F., コンドラショウA.E.

1999087611
医中誌Web
長野県内で採取されたきのこ中の放射性セシウム濃度
Source:長野県衛生公害研究所研究報告(0387-9070) 20号 Page21-22(1998.02)
Author:宮川あし子(長野県衛生公害研究所), 小林恵子, 吉田富美雄
Abstract:セシウム-134はいずれのきのこからも検出されず,セシウム-137だけが検出された.測定したきのこのうち基準の370Bq/kgを越えたものは4検体あったが,いずれも有毒きのこ或いは食用に適さないきのこであった

1999067815
医中誌Web
主として花崗岩地域の河川水及び飲料水中ウラン濃度分布
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 41回巻 Page100(1998.11)
Author:礒村公郎(兵庫県立衛生研究所), 杉山英男

1999065569
医中誌Web
日本人の18食品群別によるセシウム摂取量
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 41回巻 Page146(1998.11)
Author:白石久二雄(放射線医学総合研究所), 坂内忠明, 村松康行, 山本政儀

1999032814
医中誌Web
日常食中の放射能調査
Source:石川県保健環境センター年報 33号 Page132-144(1997.03)
Author:内田賢吾(石川県保健環境センター), 玉井徹, 堀秀朗, 翫幹夫, 牛島茂

1999005983
医中誌Web
海産物及び輸入食品の放射能モニタリング(3)
Source:日本食品衛生学会学術講演会講演要旨集 74回巻 Page75(1997.10)
Author:杉山英男(国立公衆衛生院), 寺田宙, 出雲義朗, 前田憲二, 宮田昌弘, 渡辺芳則, 磯村公郎

1997220202
医中誌Web
埼玉県における農産物の放射能調査(1995.4~1996.3)
Source:埼玉県衛生研究所報 30号 Page100-102(1997.03)
Author:茂木美砂子(埼玉県衛生研究所), 三宅定明, 大沢尚

1997211218
医中誌Web
六ヶ所村における陸水中トリチウム濃度調査(III) 尾駮沼における季節変動について
Source:青森県環境保健センター研究報告(0917-1924) 7号 Page39-42(1997.01)
Author:外崎久美子(青森県環境保健センター), 工藤英嗣, 木村秀樹
Abstract:尾駮沼に流入する二又川の河川水と海水中のトリチウム濃度には殆ど季節変動が認められず,又,湖沼水に対する降水の影響は小さいと推測された.尾駮沼の湖沼水中トリチウム濃度は,採取時期及び採取地点に関わらず,塩分と高い相関がみられ,二又川の河川水と比較的トリチウム濃度の低い海水の混合割合によって大きく変動すると考えられる

1996210320
医中誌Web
高亜鉛飼料給与マウスにおけるZn-65の代謝
Source:日本獣医学会学術集会講演要旨集(1347-8621) 121回巻 Page196(1996.04)
Author:佐藤至(岩手大学)

1996132854
医中誌Web
元素の人体への移行 食品中Tcの摂取と排泄
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 38回巻 Page325(1995.10)
Author:河村日佐男(放射線医学総合研究所)

1996132853
医中誌Web
汽水産二枚貝シジミによる放射性核種の濃縮
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 38回巻 Page322(1995.10)
Author:中原元和(放射線医学総合研究所)

1996132852
医中誌Web
食用キノコ中のCs-137の濃度
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 38回巻 Page318(1995.10)
Author:坂内忠明(放射線医学総合研究所)

1996132851
医中誌Web
1969-1980年の食事試料中FWT濃度
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 38回巻 Page317(1995.10)
Author:久松俊一(秋田大学 医)

1996132850
医中誌Web
ウクライナで収集した食品試料中のアルファ核種分析
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 38回巻 Page316(1995.10)
Author:白石久二雄(放射線医学総合研究所)

1996112284
医中誌Web
環境試料中のセシウム,ストロンチム同位体 牛乳中へのセシウム-137とストロンチウム-90の移行(その2)
Source:石川県保健環境センター年報 32号 Page191-195(1995.11)
Author:内田賢吾(石川県保健環境センター)
Abstract:畜試産生乳で全国レベルの10倍程度のセシウム-137が検出されたことから,生乳及び飼料の継続調査を実施した.(1)畜試産生乳中のセシウム-137濃度の変動は,飼料中のセシウム-137濃度の変動に対応する.(2)牛1頭1日あたりのストロンチウム-90摂取量は47Bqで,牛乳及び飼料中のSr-90/Sr比から,飼料の種類によって,その摂取率に差があることが推察された.(3)Sr-Ca差別比が0.071であることから,飼料から牛乳中へはストロンチウムよりもカルシウムの方が優先的に移行すると推定された.(4)ストロンチウムの移行係数は,10-4オーダーであると考えられた

1996052139
医中誌Web
海産物および輸入食品の放射能モニタリング(1)
Source:日本食品衛生学会学術講演会講演要旨集 70回巻 Page84(1995.10)
Author:杉山英男(国立公衆衛生院)

1996031228
医中誌Web
チェルノブイリ原発事故以後の放射能汚染食品調査
Source:日本公衆衛生学会総会抄録集(1347-8060) 54回巻 Page1379(1995.10)
Author:井上誠(ユーコープ商品検査セ)

1996031227
医中誌Web
埼玉県農産物の放射能調査
Source:日本公衆衛生学会総会抄録集(1347-8060) 54回巻 Page1377(1995.10)
Author:茂木美砂子(埼玉県衛生研究所)

1995213561
医中誌Web
Half-embryo testによる照射リンゴおよび照射サクランボの検知法
Source:日本食品衛生学会学術講演会講演要旨集 68回巻 Page74(1994.10)
Author:河村葉子(国立衛生試験所)

1995205715
医中誌Web
チェルノブイリ原子力発電所事故による高汚染地域における食物と人体の137Csの蓄積量に関する研究
Source:日本公衆衛生雑誌(0546-1766) 41巻9号 Page920-925(1994.09)
Author:鷹野和美(信州大学 衛生)
Abstract:ゴメリ州チェチェルスク市において,超音波検査による児童の甲状腺スクリーニングを行った。検診の結果,甲状腺内に結節の病変を認めた21人を日本に招待して精密検査を実施した。来日した21人の体内のセシウム137の残留量をホールボディーカウンター(whole body counter)を用いて測定し,その後被験者らが生活するチェチェルスク市において各種食物中のセシウム137を測定した。全員が同一地域で生活するにもかかわらず,個別の生活歴や摂取する食物の種類による相違が,体内のセシウムの残留量に影響する可能性が示唆された

1995099390
医中誌Web
食品中の放射能測定における測定時間の影響について
Source:札幌市衛生研究所年報(0917-0294) 20号 Page121-123(1993.12)
Author:恵花孝昭(札幌市衛生研究所), 木原敏博, 佐藤稔

1995082944
医中誌Web
埼玉県内流通食品の放射能調査
Source:日本公衆衛生学会総会抄録集(1347-8060) 53回巻 Page1233(1994.10)
Author:茂木美砂子(埼玉県衛生研究所)

1995063373
医中誌Web
北京市の食品と人の頭髪の有機形トリチウム濃度測定
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 37回巻 Page153(1994.10)
Author:井上義和(放射線医学総合研究所)

1995030319
医中誌Web
放射線緊急時における飲食物摂取制限に関する国際的指針
Source:公衆衛生研究(0916-6823) 43巻1号 Page33-41(1994.03)
Author:杉山英男(国立公衆衛生院)

1994236057
医中誌Web
チェルノブイリ原発事故汚染地における食品と人体のセシウム137量に関する研究
Source:日本衛生学雑誌(0021-5082) 49巻1号 Page257(1994.04)
Author:鷹野和美(信州大学 衛生)

1994198653
医中誌Web
三重水素化された米と味噌を与えられたラット内のトリチウムの取り込みと分布
Source:Journal of Radiation Research(0449-3060) 33巻4号 Page309-318(1992.12)
Author:TakedaHiroshi(放射線医学総合研究所), IwakuraTetsuo

1994113816
医中誌Web
大阪府における環境及び食品中放射能調査 平成3年4月~平成4年3月
Source:大阪府立公衆衛生研究所研究報告(公衆衛生編)(0289-5897) 30号 Page195-203(1992.09)
Author:田村幸子(大阪府立公衆衛生研究所), 渡辺功, 布浦雅子

1994101194
医中誌Web
食品の放射能汚染に関する研究(第3報)輸入食品の全ベータ放射能
Source:名古屋市衛生研究所報(0287-5241) 38号 Page92-94(1992.10)
Author:宮崎仁志(名古屋市衛生研究所), 宮部正樹, 山本勝彦

1994069800
医中誌Web
日本人の食品を通じての210Poと210Pb摂取量
Source:放射線科学(0441-2540) 36巻9号 Page309-313(1993.09)
Author:山本政儀(金沢大学 理)

1994067984
医中誌Web
食品の放射能汚染に関する研究(第2報)輸入食品の全ベータ放射能
Source:名古屋市衛生研究所報(0287-5241) 37号 Page90-92(1991.10)
Author:宮崎仁志(名古屋市衛生研究所), 宮部正樹, 山本勝彦
Abstract:輸入食品106検体について,全ベータ放射能の測定を行った。穀類およびその加工品(25検体)33.1~101.5Bq/kg,種実類およびその加工品(8検体)42.7~235.4Bq/kg,,菓子類(4検体)2.0~105.2Bq/kg,果実類およびその加工品(6検体)2.5~216.7Bq/kg,マーマレード(3検体)9.0~18.5Bq/kg,野菜類およびその加工品(8検体)15.1~147.8Bq/kg,アルコール飲料(11検体)0.0~24.9Bq/kg,食肉および食肉製品(6検体)15.4~270.3Bq/kg,魚介類およびその加工品(3検体)26.1~114.1Bq/kg,乳製品(16検田)10.8~456.9Bq/kg,香辛料・茶(9検体)62.1~728.5Bq/kg,清涼飲料水(7検体)0.0~0.2Bq/kgであった。脱脂粉乳,烏竜茶,柿茶に400Bq/kgを越えるものがあったが,これらは自然放射性核種であるカリウム-40によるものと推定された

1993233112
医中誌Web
輸入食品中の放射能濃度 昭和63年度及び平成元年度
Source:東京都立衛生研究所研究年報(0082-4771) 41号 Page113-118(1990.12)
Author:観公子(東京都立衛生研究所), 真木俊夫, 永山敏広

1993195648
医中誌Web
食品中の放射能 NaI付MCAによるセシウム(134+137)の定量
Source:群馬県衛生公害研究所年報(0387-4567) 22号 Page72-76(1990.12)
Author:高橋勇夫(群馬県衛生環境研究所), 斎藤実

1993173687
医中誌Web
輸入食品中の放射能濃度(第2報) 平成2年度
Source:東京都立衛生研究所研究年報(0082-4771) 42号 Page152-161(1991.12)
Author:観公子(東京都立衛生研究所), 真木俊夫, 橋本秀樹
Abstract:1990年4月~1991年3月までに都内で流通していた輸入食品等339試料について放射能濃度を調査した.放射能濃度が50 Bq/kgを超えて検出された試料は7試料であったが,暫定限度値370 Bq/kgを超えて検出されたものはなかった.検出頻度の高い食品群は香辛料・ハーブ類であり,原産国はギリシャ,ドイツ,フランスであった.50 Bq/kgを超えて検出された試料は香辛料,ハーブが6試料,きのこが1試料であった.検出されたセシウムの核種割合は134Cs:137Csの比が1:9であった.放射能濃度が30 Bq/kgから50 Bq/kgの試料は香辛料,ハーブが6試料,チョコレートが1試料であった

1993173683
医中誌Web
現代の環境問題(28) 放射能汚染 輸入食品との関わり
Source:公衆衛生(0368-5187) 56巻10号 Page715-718(1992.10)
Author:斎藤行生(国立衛生試験所), 内山貞夫

1993166707
医中誌Web
放射線障害 照射食品の検知法の現状と展望
Source:臨床検査(0485-1420) 36巻10号 Page1134-1135(1992.10)
Author:内山貞夫(国立衛生試験所)

1993166689
医中誌Web
食品の放射能汚染に関する研究(第1報) 輸入食品の全ベータ放射能
Source:名古屋市衛生研究所報(0287-5241) 36号 Page85-87(1990.10)
Author:宮崎仁志(名古屋市衛生研究所), 宮部正樹, 山本勝彦
Abstract:輸入食品95検体について,全ベータ放射能の測定をおこなった.穀類およびその加工品(24検体)54.8~201.4 Bq/kg,種実類およびその加工品(7検体)174.0~323.2 Bq/kg,菓子類(10検体)25.1~123.8 Bq/kg,果実およびその加工品(5検体)9.1~28.8 Bq/kg,ジャム・ママレード(5検体)12.4~23.0 Bq/kg,野菜およびその加工品(9検体)31.3~609.2 Bq/kg,ワイン(12検体)5.7~27.3 Bq/kg,食肉(1検体)83.2 Bq/kg,チーズ(12検体)17.0~41.5 Bq/kg,香辛料および茶(3検体)541.5~658.4 Bq/kg,清涼飲料水(7検体)0.0~21.8 Bq/kgであった.ホップ,烏龍茶,そら豆に500 Bq/kgを越えるものがあったが,これらは自然放射性核種であるカリウム-40によるものと推定された

1993160147
医中誌Web
チェルノブイリ原発事故による汚染食品調査
Source:日本衛生学雑誌(0021-5082) 48巻1号 Page325(1993.04)
Author:鷹野和美(信州大学 衛生)

1993153854
医中誌Web
γ線照射香辛料の変異原性
Source:環境変異原研究(0910-0865) 12巻2号 Page174(1990.10)
Author:坂本京子(食品薬品安全センター秦野研究所)

1993147142
医中誌Web
γ線照射した糖,アミノ酸混合液の加熱物の変異原性
Source:環境変異原研究(0910-0865) 13巻2号 Page229(1991.10)
Author:坂本京子(食品薬品安全センター秦野研究所)

1993147141
医中誌Web
照射小麦粉飼料給餌によるチャイニーズ・ハムスター骨髄細胞における倍数体誘発
Source:環境変異原研究(0910-0865) 13巻2号 Page230(1991.10)
Author:田中憲穂(食品薬品安全センター秦野研究所)

1993139057
医中誌Web
福井県における日常食による137Csの摂取量
Source:福井県衛生研究所年報(0914-8094) 28巻 Page55-58(1990.10)
Author:五十嵐修一(福井県衛生研究所), 長島純一, 吉岡満夫
Abstract:1989年度の県内の日常食および主な食品の測定結果より,137Cs摂取量,それに対する食品群別の寄与率および被曝線量評価を行った.1)日常食からの137Cs摂取量0.11 Bq/人・日であった.2) 137Cs総摂取量への食品群別寄与率の大きいのはきのこ(しいたけ)が一番であり,あと野菜,魚>穀類>牛乳,肉・卵類の順であった.3)日常食による137Csの内部被曝線量(預託実効線量当量)は0.56 μSvと評価された

1993139029
医中誌Web
日常食中の90Sr及び137Csについて(1983~1989)
Source:埼玉県衛生研究所報 25号 Page172-176(1992.03)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所), 大沢尚, 川名孝雄

1993139018
医中誌Web
牛乳中の131Iの放射能濃度の測定に関する実験的検討
Source:衛生化学(0013-273X) 36巻5号 Page419-423(1990.10)
Author:木村捷二郎(大阪薬科大学), 森本純子

1993118196
医中誌Web
茶葉中ストロンチウムの分析
Source:仙台市衛生研究所報(0916-7226) 19号 Page278-280(1990.09)
Author:菊池正行(仙台市衛生研), 高橋陽子, 関敏彦
Abstract:平成元年度環境測定分析統一精度管理調査の全国の平均値が6.63 mg/kg (C.V.%:34.8%,Grubbsの方法による棄却上限値:13.33 mg/kg)であるのに対し,本法では測定回数3回の平均値として7.19 mg/kg (C.V.%が0.5%)と,ほぼ一致した良好な分析値が得られた

1993104798
医中誌Web
日常食による放射性セシウムの摂取量調査
Source:大阪府立公衆衛生研究所研究報告(公衆衛生編)(0289-5897) 28号 Page157-163(1990.09)
Author:渡辺功(大阪府立公衆衛生研究所), 田村幸子, 布浦雅子
Abstract:大阪府下在住の成人女性を対象に,日常食による放射性セシウム摂取量調査を行った.摂取される放射性セシウムは137Csのみであり,その平均摂取量は1日1人当り,0.06 Bqと40K摂取量の約1/1000であった.日常食中の放射性セシウム量の経年変化も調べ,今日では,日常食を経て摂取される放射性セシウムの人体影響は殆どないものと推測した

1993104580
医中誌Web
大阪府における環境及び食品中放射能調査 平成元年4月~平成2年3月
Source:大阪府立公衆衛生研究所研究報告(公衆衛生編)(0289-5897) 28号 Page165-170(1990.09)
Author:田村幸子(大阪府立公衆衛生研究所), 渡辺功, 布浦雅子
Abstract:調査は,降下物,大気浮遊じん,上水,海水,土壌,海底土及び各種食品試料について,ガンマー線核種〔137Cs, 131I, 40K〕分析,降水について,全ベータ放射能測定,環境中空間放射線量率について,全ガンマ放射能測定を行った.また,若干の市販食品試料について,放射性セシウム(134Cs及び137Cs)及び40Kの測定を行った.平成元年度の環境及び各種食品中の放射能及び放射線のレベルは,昨年度とほぼ同様であり,チェルノブイリ事故前の平常状態であった.原水(淀川)中に微量の131Iを検出したが,その値は低く,飲料水の摂取制限に関する指標の約十万分の1の低レベルであった.食品中放射性セシウム(134Cs及び137Cs)については,一部食品中に微量の137Csを検出したが,何れも厚生省の定めた暫定基準値以下であった

1993094733
医中誌Web
環境中における食品OBT平均滞留時間
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 35回巻 Page217(1992.10)
Author:久松俊一(秋田大学)

1993094732
医中誌Web
食品中トリチウムの地球分布
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 35回巻 Page216(1992.10)
Author:井上義和(放射線医学総合研究所)

1993091043
医中誌Web
マリネリ容器中の放射性核種の残留について
Source:札幌市衛生研究所年報(0917-0294) 18号 Page125-128(1991.12)
Author:恵花孝昭(札幌市衛生研究所), 木原敏博, 佐藤稔
Abstract:天然放射性核種の40Kを含む塩化カリウム水溶液(最高濃度20%,40Kの放射能濃度として3,000 Bq/kg) 5検体,食品の各種試料9検体を用いて食品の性状や放射能濃度の違いによる残留性について検討した.洗浄後のマリネリ容器の40Kのγ線の計数率(一秒間当たりのカウント数cps)とバックグラウンドの計数率とを比較した結果,マリネリ容器中に40Kの残留は認められなかった

1993091042
医中誌Web
マリネリ容器に充填した試料の量と放射能値に関する考察 試料の高さに関して
Source:札幌市衛生研究所年報(0917-0294) 18号 Page119-124(1991.12)
Author:木原敏博(札幌市衛生研究所), 恵花孝昭, 佐藤稔
Abstract:マリネリ容器に充填した試料の高さと,測定される放射能値との関係について考察を行った.対象核種は137Cs, 40Kの2核種,測定試料は4種類である.試料の高さは,γ-線計数率とは正の相関を,放射能濃度とは負の相関を持っていた.試料の高さとピーク効率との関係においては,放射能濃度の高い試料では,種類によらずほぼ一致したパターンを持っていた

1993091039
医中誌Web
食品中のCs-134,Cs-137濃度
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 36号 Page91(1990.11)
Author:高城裕之(神奈川県衛生研究所)

1993091034
医中誌Web
川崎市内流通食品中の放射能に関する調査研究(第1報) 輸入食品中のセシウム134,137濃度について
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 36号 Page27(1990.11)
Author:竹沢英二(川崎市衛生研)

1993091033
医中誌Web
γ線スペクトロメトリーによる食品中放射性核種の相互比較分析(2)
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 36号 Page26(1990.11)
Author:飯島育代(神奈川県衛生研究所)

1993091032
医中誌Web
食品のγ線スペクトロメトリーにおける諸問題
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 36号 Page25(1990.11)
Author:高城裕之(神奈川県衛生研究所)

1993091031
医中誌Web
食品汚染放射能中チェルノブイリ原発事故の影響調査
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 36号 Page24(1990.11)
Author:前垣秀美(ユーコープ)

1993091030
医中誌Web
チェルノブイリ事故後の食事からの放射性セシウム摂取量と内部被曝
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 36号 Page23(1990.11)
Author:荒川香陽子(横浜市衛研)

1993082733
医中誌Web
味噌の生理機能について 発がん予防を中心に
Source:放射線科学(0441-2540) 35巻9号 Page303-308(1992.09)
Author:伊藤明弘(広島大原爆放射能医研), 渡辺敦光

1993049506
医中誌Web
γ線検出器系に与える振動の影響について
Source:札幌市衛生研究所年報(0917-0294) 17号 Page101-104(1990.12)
Author:恵花孝昭(札幌市衛生研究所), 木原敏博, 佐藤稔
Abstract:エアーコンプレッサの作動時のγ線検出器系の振動レベルは,3方向で各々の平均値は25-37 dB程度であり,x軸方向では振動レベルの変化が大きく,z軸方向は振動レベルの平均値が高かった.さらに,γ線検出器系の上端部が床面より,振動レベルが高いことなどが分かった.半値幅の測定結果では,振動によるマイクロフォニックのγ線検出器系への影響は認められず,特に防振対策の必要性はない

1993049502
医中誌Web
国産椎茸134Cs,137Csの汚染経路
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 37号 Page31(1991.11)
Author:江島英一(ユーコープ)

1993049501
医中誌Web
県内流通食品の摂取によるウラン 238,234の取り込み量
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 37号 Page30(1991.11)
Author:桑原千雅子(神奈川県衛生研究所)

1993049491
医中誌Web
神奈川県における食品の放射能レベルの推移
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 37号 Page29(1991.11)
Author:飯島育代(神奈川県衛生研究所)

1993049490
医中誌Web
輸入食品の放射能分析 保健所との共同比較分析について
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 37号 Page28(1991.11)
Author:高城裕之(神奈川県衛生研究所)

1993049295
医中誌Web
大阪府における環境及び食品中放射能調査 平成2年4月~平成3年3月
Source:大阪府立公衆衛生研究所研究報告(公衆衛生編)(0289-5897) 29号 Page231-237(1991.09)
Author:渡辺功(大阪府立公衆衛生研究所), 田村幸子, 布浦雅子
Abstract:平成2年度の環境及び各種食品中の放射能及び放射線のレベルは,昨年度と同様,平常値であり,人工放射性物質の新たな環境への放出はないことが認められた.一部の原水(淀川河川水)及び蛇口水中に微量の131Iを検出したが,その値は非常に低く,飲料水の摂取制限に関する指標の約十万分の一の低レベルであった.また,府下の空間放射線量率のデータを補強するため,当所周辺の一般環境における測定も実施した

1993015486
医中誌Web
輸入食品の安全性(2) 輸入食品の放射能汚染
Source:臨床栄養(0485-1412) 78巻3号 Page277-280(1991.03)
Author:池淵秀治(国立衛生試験所)

1992205139
医中誌Web
埼玉県内の流通食品の放射性セシウム調査
Source:Radioisotopes(0033-8303) 40巻12号 Page531-534(1991.12)
Author:三宅定明(埼玉県衛生研究所), 高橋修平, 大沢尚

1992167338
医中誌Web
欧州産輸入食品中のプルトニウム濃度
Source:Radioisotopes(0033-8303) 40巻9号 Page361-364(1991.09)
Author:杉山英男(国立公衆衛生院), 岩島清

1992125615
医中誌Web
湿性沈着による放射性ヨウ素の米への移行(1) モミ表面に付着したヨウ素の玄米への移行
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 34回巻 Page94(1991.11)
Author:内田滋夫(放射線医学総合研究所)

1992125614
医中誌Web
ヨウ素-129の米への移行量の推定 経根吸収および乾性沈着経路から寄与
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 34回巻 Page93(1991.11)
Author:村松康行(放射線医学総合研究所)

1992023463
医中誌Web
輸入食品中のセシウム137およびセシウム134の放射能濃度
Source:日大歯学(0385-0102) 64巻5号 Page787-788(1990.09)
Author:野口邦和(日本大学総合歯学研究所)

1992014058
医中誌Web
中野区の消費者相談における食品中の放射能測定結果について
Source:東京都衛生局学会誌(0287-4652) 86号 Page156-157(1991.04)
Author:矢野元章(中野区衛生試験所)

1992009750
医中誌Web
日本とヨーロッパの食品中トリチウム濃度
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 33回巻 Page245(1990.10)
Author:久松俊一(秋田大学)

1992009746
医中誌Web
食品中のPb-210,Po-210濃度 海産生物
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 33回巻 Page175(1990.10)
Author:山本政儀(金沢大学 理)

1992009745
医中誌Web
食品中のPb-210,Po-210濃度 日常食(病院食)
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 33回巻 Page174(1990.10)
Author:阿部享(秋田大学)

1992009744
医中誌Web
キノコ(担子菌類)中の放射性セシウム及びカリウム
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 33回巻 Page168(1990.10)
Author:村松康行(放射線医学総合研究所)

1991213814
医中誌Web
牧草から牛乳への137Csの移行に関する研究
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 32回巻 Page221(1989.08)
Author:三橋俊彦(農林水産省家畜衛生試験場)

1991213808
医中誌Web
チェルノブイリ事故による放射性Cs摂取率
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 32回巻 Page213(1989.08)
Author:久松俊一(秋田大学)

1991213806
医中誌Web
外国産食品中のトリチウム濃度
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 32回巻 Page137(1989.08)
Author:井上義和(放射線医学総合研究所)

1991213805
医中誌Web
食品中のトリチウム濃度
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 32回巻 Page136(1989.08)
Author:久松俊一(秋田大学)

1991213804
医中誌Web
わが国の飲料水,食品,ヒトのトリチウムレベル
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 32回巻 Page60(1989.08)
Author:滝沢行雄(秋田大学)

1991213725
医中誌Web
トリチウム汚染食品摂取動物(ラット)におけるトリチウムの体内動態
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 32回巻 Page139(1989.08)
Author:武田洋(放射線医学総合研究所)

1991161003
医中誌Web
長江(揚子江)流域で採取した環境水のトリチウム濃度
Source:Radioisotopes(0033-8303) 38巻12号 Page529-536(1989.12)
Author:佐藤修(新潟大積雪地域災害研究セ), 仲川隆夫, 橋本哲夫
Abstract:1987年10月-11月に採水した中国四川省から湖北省西部にかけての長江流域の環境水中の3H濃度を測定し,日本の環境水中の濃度と比較検討した.長江本流の3H濃度は3.40 Bq/l-3.81 Bq/l(平均3.71±0.81 Bq/l, n=4)であり,支流のそれは1.74-5.40(平均3.14±1.52 Bq/l, n=4)であった.また地下水では0.22-6.73(平均3.09±1.18/l, n=50)降水では0.63-1.78 Bq/lであった.日本との比較では,地下水では中国で明らかに高濃度であり,降水と河川水では大差なかった.降水量の違いや中国での大気圏内核爆発実験等の影響も考察している

1991137253
医中誌Web
Gidra-Speaking Papue族頭髪並びに食物中の炭素及び窒素のアイソトープ比
Source:人類学雑誌(0003-5505) 98巻2号 Page206(1990.04)
Author:YoshinagaJun(東京大学)

1991050584
医中誌Web
γ線スペクトロメトリーによる食品中放射性核種の相互比較分析
Source:神奈川県公衆衛生学会誌(0451-3177) 35号 Page55(1989.11)
Author:飯島育代(神奈川県衛生研究所)

1990201978
医中誌Web
環境物質並びに食品
Source:Radioactivity Survey Data in Japan(0441-2516) 88号 Page1-24(1990.03)
Author:日本分析センター

1990201977
医中誌Web
環境因子並びに食品
Source:Radioactivity Survey Data in Japan(0441-2516) 89号 Page1-29(1990.03)
Author:日本分析センター

1990182626
医中誌Web
食品の放射能汚染を考える
Source:公衆衛生(0368-5187) 54巻1号 Page40-49(1990.01)
Author:滝沢行雄(秋田大学 公衆衛)

1990154688
医中誌Web
チェルノブイル原発事故と輸入食品の放射能汚染について
Source:食品衛生研究(0559-8974) 39巻10号 Page15-25(1989.10)
Author:高谷幸(厚生省生活衛生局)

1990133135
医中誌Web
環境物質並びに食品
Source:Radioactivity Survey Data in Japan(0441-2516) 87号 Page1-37(1989.10)
Author:日本分析センター

1990133134
医中誌Web
環境物質並びに食品
Source:Radioactivity Survey Data in Japan(0441-2516) 86号 Page1-31(1989.10)
Author:日本分析センター

1990003125
医中誌Web
食物から人への放射性降下物3Hの転移
Source:Journal of Radiation Research(0449-3060) 30巻1号 Page41(1989.03)
Author:HisamatsuShun’ichi(秋田大学 公衆衛)

1989196173
医中誌Web
食品中の放射能濃度
Source:神奈川県衛生研究所年報(0451-3150) 37号 Page86-87(1988.09)
Author:飯島育代(神奈川県衛生研究所), 高城裕之

1989196165
医中誌Web
輸入食品中のセシウム-134,セシウム-137
Source:神奈川県衛生研究所年報(0451-3150) 37号 Page87(1988.09)
Author:高城裕之(神奈川県衛生研究所), 飯島育代

1989191621
医中誌Web
環境並びに食品
Source:Radioactivity Survey Data in Japan(0441-2516) 84号 Page1-22(1989.04)
Author:Japan Chemical Analysis Center

1989157784
医中誌Web
γ線照射した柑橘類等の毒性に関する研究 ラットによるγ線照射グレープフルーツの慢性毒性試験
Source:国立機関原子力試験研究成果報告書(0288-8874) 昭和61年度巻 Page26-1-26-3(1988.01)
Author:川崎靖(国立衛生試験所安全性生物試験研究センター), 関田清司, 松本清司
Abstract:雄雌1群50匹からなるラットを用い,非照射並びに1 kGy照射のグレープフルーツを1/5濃縮して各々2および6 W/W%の割合で添加した飼料を投与し,6ヵ月目までの成績では,いずれの群にも特記すべき毒性学的徴候の発現はなく,死亡例も見ない

1989157783
医中誌Web
γ線照射した柑橘類等の毒性に関する研究 マウスによる慢性毒性試験
Source:国立機関原子力試験研究成果報告書(0288-8874) 昭和61年度巻 Page26-3-26-4(1988.01)
Author:落合敏秋(国立衛生試験所安全性生物試験研究センター), 堀野光, 松本清司
Abstract:照射グレープフルーツのマウスによる24ヵ月間の慢性毒性試験で約6ヵ月を経過したが,一般状態,体重,摂餌量に照射グレープフルーツ添加飼料によると思われる影響はない

1989157782
医中誌Web
γ線照射した柑橘類等の変異原性に関する研究 照射グレープフルーツジュースの微生物に対する突然変異試験
Source:国立機関原子力試験研究成果報告書(0288-8874) 昭和61年度巻 Page27-1-27-4(1988.01)
Author:石館基(国立衛生試験所安全性生物試験研究センター), 松井道子, 渡辺雅彦

1989009301
医中誌Web
水道原水及び管末水に現れたソ連チェルノブイリ原子力発電所事故の影響
Source:島根県立衛生公害研究所報 28号 Page48-52(1988.02)
Author:江角周一(島根県衛生公害研究所), 藤井幸一, 寺井邦雄
Abstract:検出された核種は,131Iが特に高濃度(管末水での最高値は17.9 pCi/kgであるが,5月初旬にはそれ以上と推定)で,他に103Ru, 137Cs等もあった.その濃度も,各水系の水源ダムの条件の違いにより,影響の現れ易いものとそうでないものとの間で,最大で数十倍もの差があったとみられる.また,原水,管末水の両方で検出された核種について,浄化過程(緩速濾過)における除去率は,131Iが3割強,103Ruが7割弱であり,137Csは103Ruに準ずるものと推定された

1989009300
医中誌Web
ソ連原子力発電所事故の影響による環境水中トリチウム
Source:島根県立衛生公害研究所報 28号 Page119-120(1988.02)
Author:藤井幸一(島根県衛生公害研究所)

1988176214
医中誌Web
食品中の放射能濃度
Source:神奈川県衛生研究所年報(0451-3150) 35号 Page86(1986.08)
Author:小山包博(神奈川県衛生研究所), 高城裕之

1988176211
医中誌Web
輸入食品に含まれるチェルノブイリ原発事故由来の放射性核種組成
Source:日本公衆衛生学会総会抄録集(1347-8060) 46回巻 Page841(1987.10)
Author:大久保隆(国立公衆衛生院)

1988170169
医中誌Web
環境並びに食物
Source:Radioactivity Survey Data in Japan(0441-2516) 81号 Page1-33(1988.04)
Author:Japan Chemical Analysis Center

1988170168
医中誌Web
環境並びに食物
Source:Radioactivity Survey Data in Japan(0441-2516) 80号 Page1-24(1988.04)
Author:Japan Chemical Analysis Center

1988143118
医中誌Web
淡水中の90Srと137Cs量(1986年1月~1986年12月)(本誌第76号に続く)
Source:Radioactivity Survey Data in Japan(0441-2516) 78号 Page14(1987.10)
Author:Japan Chemical Analysis Center

1988143113
医中誌Web
異なる環境ならびに食品についての検査資料
Source:Radioactivity Survey Data in Japan(0441-2516) 78号 Page1-4(1987.10)
Author:Japan Chemical Analysis Center

1988127665
医中誌Web
日本における放射性物質の現況 チェルノブイル原子力発電所事故による環境汚染を中心として
Source:食品衛生研究(0559-8974) 37巻10号 Page7-24(1987.10)
Author:阿部史朗(放射線医学総合研究所)

1988111564
医中誌Web
大阪府における環境及び食品中放射能調査 昭和61年4月~昭和62年3月
Source:大阪府立公衆衛生研究所研究報告(公衆衛生編)(0289-5897) 25号 Page165-169(1987.09)
Author:渡辺功(大阪府立公衆衛生研究所), 田村幸子, 布浦雅子

1988077013
医中誌Web
全飲食物中の90Sr及び137Cs量(1985年11月~1986年7月) 本誌75号より続く
Source:Radioactivity Survey Data in Japan(0441-2516) 77号 Page5-6(1986.06)
Author:Japan Chemical Analysis Center

1988077009
医中誌Web
淡水中の90Sr及び137Cs量(1986年5月~1986年7月) 本誌74号に続く
Source:Radioactivity Survey Data in Japan(0441-2516) 76号 Page15(1986.03)
Author:Japan Chemical Analysis Center

1988058100
医中誌Web
食品および人体試料中のAmの定量
Source:日本放射線影響学会大会講演要旨集(1347-8680) 30回巻 Page246(1987.11)
Author:阿部享(秋田大学)

1988025526
医中誌Web
全食餌中の90Sr及び137Cs量(1985年6月~1985年12月)
Source:Radioactivity Survey Data in Japan(0441-2516) 75号 Page5-7(1985.12)
Author:Japan Chemical Analysis Center

1987151185
医中誌Web
大阪府における環境及び食品中放射能調査 昭和60年4月~昭和61年3月
Source:大阪府立公衆衛生研究所研究報告(公衆衛生編)(0289-5897) 24号 Page73-75(1986.09)
Author:田村幸子(大阪府立公衆衛生研究所), 渡辺功, 前田吉門

1987120296
医中誌Web
エビ肉にとりこまれた134Csと混入した134Csの経口投与マウスにおける消化管吸収,組織,臓器の濃縮および排せつの比較について
Source:日本公衆衛生学会総会抄録集(1347-8060) 45回巻 Page765(1986.10)
Author:出雲義朗(国立公衆衛生院)