NLM/PubMed 最新情報 4
2008年11月7日更新
医薬品センサーがPubMed検索結果に表示される
Drug Sensorとは、検索質問に医薬品名が含まれているかを感知して、PubMedの検索結果の文献リストにその医薬品に関する質の高い関連情報を表示するセンサーである。
このDrug SensorはNLMの国立バイオテクノロジーセンター(NCBI)で開発された。たとえば日本人が発見したコレステロール値を下げる薬として有名なスタチン(Lovastatin)を検索すると、下のように画面の右側にスタチンの作用機序を説明する情報源が表示される。
現在は200の医薬品についてセンサーが働く。この情報はオレゴン健康大学Drug Effectiveness Review Project(DERP)のシステマティック・レビューに基づいている。
また文献データを開くとAbstractPlus画面の関連文献欄(Related Articles)の下に患者用医薬品情報(Patient Drug Information)が表示される。